JPH0827327A - ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents

ポリプロピレン樹脂組成物

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JPH0827327A
JPH0827327A JP18189994A JP18189994A JPH0827327A JP H0827327 A JPH0827327 A JP H0827327A JP 18189994 A JP18189994 A JP 18189994A JP 18189994 A JP18189994 A JP 18189994A JP H0827327 A JPH0827327 A JP H0827327A
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JP
Japan
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weight
polypropylene
polypropylene resin
parts
ethylene
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JP18189994A
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English (en)
Inventor
Kunio Iwanami
邦夫 岩浪
Masatoshi Okura
正寿 大倉
Satoshi Ueki
聰 植木
Shigeyuki Toki
重之 土岐
Takesumi Nishio
武純 西尾
Takao Nomura
孝夫 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen Chemical Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Tonen Chemical Corp
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐衝撃性と、剛性及び耐熱性とのバランスの
とれたポリプロピレン樹脂組成物を提供する。 【構成】 (a) ポリプロピレン中にステレオブロックポ
リプロピレンを3〜30重量%含むポリプロピレン系樹脂
50〜90重量部と、(b) オレフィン系ゴム及び/又は前記
(a) 以外のポリオレフィン10〜50重量部と、(c) 前記
(a) +前記(b) の合計100 重量部当たり40重量部以下の
無機フィラーとからなるポリプロピレン樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の内外装部品、
家電製品用部品、その他各種工業用部品に使用される耐
衝撃性及び剛性に優れたポリプロピレン樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリプ
ロピレン樹脂は、軽量でしかも機械的強度に優れている
ので、各種の分野で広く利用されている。しかしなが
ら、耐衝撃性と、剛性及び耐熱性との間には二律背反の
関係があり、例えば、自動車のバンパー用材料で耐衝撃
性を重視するためにオレフィン系ゴムの配合量を上げる
と、曲げ弾性率が15kg/cm2 程度、熱変形温度が120 ℃
程度に低下してしまう。このため、部品強度を維持する
ためにデザイン上の制約や塗装時の焼き付け温度に制限
がある。逆に、剛性及び耐熱性を重視するため無機フィ
ラーを大量に配合すると、耐衝撃性が著しく低下する問
題がある。
【0003】従って、この問題を解決すればポリプロピ
レン系樹脂材料の使用範囲が広がり、1つの材料でカバ
ーできる部品が増え、コスト面でも有利に展開できるこ
とが期待される。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題に鑑み鋭意研
究の結果、アイソタクティック連鎖とシンジオタクティ
ック連鎖が交互に連なって主鎖を形成するステレオブロ
ックポリプロピレン(以下SBPPと略す)を他のポリ
プロピレンに加え、さらにオレフィン系ゴム及び/又は
前記ポリプロピレン以外のポリオレフィンと無機フィラ
ーとを配合すると、耐衝撃性、剛性及び/又は耐熱性の
いずれをも向上させることができることを発見し、本発
明に至った。
【0005】すなわち、本発明のポリプロピレン樹脂組
成物は、(a) 熱ヘプタンに不溶で熱オクタンに可溶のポ
リプロピレンであって、5個連続したプロピレン単量体
単位の結合がすべてメソ結合である分率(13C−NMR
によるペンタッド分率から求めた)が70%以上で、すべ
てラセミ結合である分率が5%以上であり、かつ重量平
均分子量が5,000 から1,000,000 であるポリプロピレン
を3〜30重量%含むポリプロピレン系樹脂50〜90重量部
と、(b) オレフィン系ゴム及び/又は前記(a)以外のポ
リオレフィン50〜10重量部と、(c) 前記(a) +(b) の10
0 重量部当たり40重量部以下の無機フィラーとからなる
ことを特徴とする。
【0006】以下本発明を詳細に説明する。 [1] ポリプロピレン樹脂組成物の各成分 (a) ポリプロピレン系樹脂 ポリプロピレン系樹脂はステレオブロックポリプロピレ
ンとその他のポリプロピレンとからなる。
【0007】(1) ステレオブロックポリプロピレン(S
BPP) (イ) 製法 SBPPは、下記の触媒の存在下で、60℃以下でプロピ
レンを重合させて得られたポリプロピレンを熱ヘプタン
及び熱オクタンで抽出処理することによって得られる。
【0008】(i) 製造触媒 下記(A) 、(B) 及び(C) の3種の成分からなる。 (A) マグネシウム、チタン、ハロゲン及び電子供与性化
合物を必須成分とする固体触媒成分。マグネシウム化合
物、チタン化合物及び電子供与性化合物、さらに各化合
物がハロゲンを含有しない場合はハロゲン含有化合物を
接触させることにより調製することができる。 (B) 有機アルミニウム化合物。 (C) 一般式:(R1 O)x 2 2-x Si(OR3 2 (ただし、Xは、0、1もしくは2、R1 は炭素数2〜
10の炭化水素基であり、R2 は炭素数1〜10の炭化水素
基、R3 は炭素数2〜4の炭化水素基であり、同じであ
っても、また異なっていてもよい。)
【0009】触媒成分(A) 、(B) 及び(C) の詳細は特願
平5-289860号に記載されている。
【0010】成分(A) に対する成分(B) の使用量は、成
分(A) のチタン1グラム原子当たり、1〜2,000 グラム
モル、望ましくは20〜500 グラムモルである。また成分
(B)1モルに対する成分(C) の使用量は0.001 〜10モ
ル、望ましくは0.01〜1.0モルである。
【0011】(ii)重合条件 プロピレンの重合反応は、気相、液相のいずれでもよ
く、液相で重合させる場合は、ノルマルブタン、イソブ
タン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の不活性炭化水素溶媒中又は液状モノマ
ー中で行うことができる。
【0012】重合温度は60℃以下、好ましくは0〜60℃
の範囲であり、重合圧力は例えば1〜60気圧でよい。ま
た得られる重合体の分子量は、水素もしくは他の公知の
分子量調製剤を存在させることによって調節することが
できる。重合反応は、連続式又はバッチ式反応で行い、
その条件は通常のものでよい。また、重合反応は1段で
も多段でもよい。
【0013】(iii) 抽出処理 得られたポリプロピレンを熱ヘプタンで抽出し、不溶分
を回収する。次いで保熱ヘプタン不溶分を熱オクタンで
抽出し、熱オクタン可溶のポリプロピレン成分を回収す
る。このようにして得られるポリプロピレン成分はSB
PPである。
【0014】なお、熱ヘプタン及び熱オクタンは、それ
ぞれ沸騰したヘプタン及びオクタンを言う。また、熱ヘ
プタンに可溶な成分は結晶性が不充分で、熱ヘプタンに
不溶で熱オクタンにも不溶な成分は耐衝撃性の改良性能
が不充分である。
【0015】(ロ) 物性 SBPPの立体規則性は、Macromolecules、、925(19
73) に記載の方法、すなわち13C−NMR法で測定す
る。13C−NMR法により、5個連続したプロピレン単
量体単位の結合状態を示すペンタッド分率が求められ、
その連鎖の中心にあるプロピレン単量体単位に関して、
メソ結合及びラセミ結合の分率が求められる。ただし、
ピークの帰属は、Macromolecules、、687(1975) に記
載の方法により行い、具体的には13C−NMRスペクト
ルのメチル炭化水素領域の全吸収ピーク中のmmmmピ
ーク及びrrrrピークの強度分率として測定する。以
下、それぞれの分率を[mmmm](メソ結合)、[r
rrr](ラセミ結合)と表す。
【0016】本発明のSBPPのメソ結合の分率はメソ
70%以上であり、ラセミ結合の分率は5%以上である。
メソ結合が70%未満であると結晶性が不充分であり、ま
たラセミ結合が5%未満であると耐衝撃性の改良特性が
不充分である。好ましいメソ結合の分率は70〜80%であ
り、好ましいラセミ結合の分率は5〜10%である。
【0017】本発明に使用するSBPPはまた重量平均
分子量が5,000 から1,000,000 であることを特徴とす
る。重量平均分子量が5,000 未満であると、耐衝撃性の
改良性能が低く、また1,000,000 を越えると流動性が不
充分となる。好ましい重量平均分子量は100,000 〜500,
0000である。
【0018】(2) その他のポリプロピレン SBPPに配合する他のポリプロピレンとしては、ホモ
ポリプロピレン、ブロックポリプロピレン等が挙げられ
る。
【0019】(イ) ホモポリプロピレン ホモポリプロピレンとしては、メルトフローレート(M
FR、230 ℃、2.16kg荷重)が1〜100 g/10分のもの
が好ましい。
【0020】(ロ) ブロックポリプロピレン ブロックポリプロピレンとしては、エチレン含有量が1
〜7重量%、好ましくは2〜6重量%のプロピレン−エ
チレンブロック共重合体が好ましい。プロピレン−エチ
レンブロック共重合体は、主としてプロピレンホモポリ
マー部分とプロピレン−エチレンランダム共重合体部分
とからなる。
【0021】(i) プロピレンホモポリマー部分 プロピレンホモポリマー部分は、プロピレンの単独重合
体、もしくは結晶性を損なわない程度の微量のエチレン
との共重合体部分である。高い剛性を維持するために
は、沸騰n−ヘキサンで6時間抽出後の残分が90重量%
以上、望ましくは95重量%以上の高結晶性ポリプロピ
レンが望ましい。特にメルトフローレート(230 ℃、2,
160 g)が50〜200 g/10 分のものが望ましい。プロピ
レンホモポリマー部分の共重合体全体に対する割合は8
8〜98重量%であるのが好ましく、より好ましくは90
〜96重量%である。
【0022】(ii)プロピレン−エチレンランダム共重合
体部分 プロピレン−エチレンランダム共重合体部分におけるエ
チレン含有量は25〜75重量%であるのが好ましく、30〜
60重量%であるのがより好ましい。プロピレン−エチレ
ンランダム共重合体部分の共重合体全体に対する割合は
2〜12重量%であるのが好ましく、より好ましくは4〜
10重量%である。
【0023】プロピレン−エチレンブロック共重合体の
製造方法としては、あらかじめ別個にプロピレン及び
エチレンを重合させることによって各部分を製造し、そ
れらを混合する方法、一つの重合反応系中でプロピレ
ン及びエチレンを多段重合する方法等が挙げられる。
【0024】(b) オレフィン系ゴム及び/又は(a) 以外
のポリオレフィン (1) オレフィン系ゴム オレフィン系ゴムは、エチレンとエチレン以外のα−オ
レフィンとの共重合体であり、例えばエチレン−プロピ
レンゴム(EPR)、及びこれにジエン化合物を共重合
したエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、
並びにエチレン−ブテンゴム(EBR)等が挙げられ
る。
【0025】(イ) エチレン−プロピレンゴム(EPR) エチレン−プロピレンゴム(EPR)は、エチレンの含
有率が50〜90モル%、プロピレンの含有率が50〜10モル
%であることが好ましい。より好ましい範囲は、エチレ
ンが70〜80モル%、プロピレンが30〜20モル%である。
エチレン−プロピレンゴムのメルトフローレート(MF
R、230 ℃、2.16kg荷重)は0.5 〜20g/10 分であるの
が好ましく、より好ましくは0.5 〜10g/10 分である。
【0026】(ロ) エチレン−プロピレン−ジエンゴム
(EPDM) エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)中のジ
エン化合物としては、エチリデンノルボルネン、ジシク
ロペンタジエン、1,4-ヘキサジエン等が挙げられる。エ
チレン−プロピレン−ジエンゴムのメルトフローレート
も同様に0.5 〜20g/10 分であるのが好ましく、より好
ましくは0.5 〜10g/10 分である。
【0027】(ハ) エチレン−ブテンゴム(EBR) エチレン−ブテンゴム(EBR)は、エチレンの含有率
が70〜85モル%、ブテン−1の含有率が15〜30モル%で
あることが好ましい。より好ましい範囲は、エチレンが
75〜85モル%、ブテン−1が15〜25モル%である。エチ
レン−ブテンゴム(EBR)のメルトインデックス(M
I、190 ℃、2.16kg荷重)は、1〜30g/10 分であるの
が好ましく、より好ましくは1〜20g/10 分である。
【0028】このようなオレフィン系ゴムの数平均分子
量は、2×104 〜8×104 が好ましく、特に3×104
6×104 が好ましい。また重量平均分子量は、7×104
〜20×104 が好ましく、特に10×104 〜20×104 が好ま
しい。
【0029】なお、上述したようなオレフィン系ゴム
は、単独で使用しても、あるいは2種以上を適宜配合し
て用いてもよい。
【0030】(2) (a) 以外のポリオレフィン ポリプロピレン樹脂組成物の延性を改良する目的で、線
状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度
ポリエチレン等のポリオレフィンを添加するのが好まし
い。
【0031】ポリオレフィンはオレフィン系ゴムととも
に、あるいは単独で超高立体規則性ポリプロピレンに配
合することができる。オレフィン系ゴムとともに配合す
る場合、オレフィン系ゴム/ポリオレフィンの重量比は
1:10〜10:1とするのが好ましい。
【0032】好ましい線状低密度ポリエチレンは、エチ
レンと炭素数4〜8のα−オレフィンとの直鎖状の共重
合体である。上記α−オレフィンとしては、4−メチル
ペンテン、1−ブテン、1−ヘキセン等を挙げることが
できる。線状低密度ポリエチレン中のエチレンの含有量
は90モル%以上、好ましくは95モル%以上である。この
ような線状低密度ポリエチレンは、通常0.910 〜0.940
g/cm3 、好ましくは0.910 〜0.930 g/cm3 の密度と、0.
7 〜60g/10 分、好ましくは3〜20g/10 分のメルトイ
ンデックス(MI、190 ℃、2.16kg荷重)とを有する。
【0033】(c) 無機フィラー 無機フィラーは、樹脂等の充填材、強化材として一般に
用いられているものであり、例えばタルク、マイカ、ガ
ラス短繊維、繊維結晶性ケイ酸カルシウム、炭酸カルシ
ウム等が挙げられる。これらのうちでは特にタルク及び
ガラス短繊維が好ましい。上記無機フィラーの平均粒径
は15μm以下が好ましい。なお、針状あるいは繊維状物
の場合、繊維径が1〜100 μmで、アスペクト比が3〜
30のものが好ましい。
【0034】(d) その他の添加成分 本発明の塗装性に優れたポリオレフィン組成物は、その
他にその改質を目的として、他の添加剤、例えば熱安定
剤、耐候剤、耐銅剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、
可塑剤、帯電防止剤、核剤、離型剤、発泡剤、顔料等を
添加することができる。
【0035】[2] 配合比 各成分の配合割合は、(a) ポリプロピレン系樹脂が50〜
90重量部、好ましくは60〜80重量部であり、(b) オレフ
ィン系ゴム及び/又は(a) 以外のポリオレフィンが50〜
10重量部、好ましくは20〜40重量部である。
【0036】ポリプロピレン系樹脂が50重量部未満では
得られるポリオレフィン樹脂組成物の曲げ弾性率、硬度
等が不充分であり、また90重量部を超えると、引張破断
伸び及び耐衝撃性が低下する。一方、オレフィン系ゴム
及び/又は(a) 以外のポリオレフィンが10重量部未満で
は引張破断伸度及び耐衝撃性等が低く、また50重量部を
超えると曲げ弾性率等の機械的強度が低下する。
【0037】また、ポリプロピレン系樹脂の中でのSB
PPの割合は3〜30重量%である。ポリプロピレン系樹
脂中のSBPPの割合が3重量%未満であると、耐衝撃
性が不充分であり、また30重量%を越えると剛性が不充
分となる。好ましいSBPPの割合は5〜10重量%であ
る。
【0038】さらに、樹脂成分(a) +(b) の100 重量部
当たり、(c) 無機フィラーが40重量部以下、好ましくは
10重量部以下である。(a) +(b) 100 重量部当たり、
(c) 無機フィラーが40重量部を超えると、耐衝撃性及び
引張伸びが低下する。
【0039】[3] ポリプロピレン樹脂組成物の製造方法 上記成分を一軸押出機、二軸押出機等の押出機を用い
て、190 〜250 ℃、好ましくは200 〜300 ℃で溶融混練
することによって得ることができる。
【0040】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明する
が、本発明はそれらに限定されるものではない。
【0041】参考例1 SBPPの製造 触媒成分(A) の調製 還流冷却器を具備した1リットルの反応容器に、窒素ガ
ス雰囲気下、チップ状の金属マグネシウム(純度99.5
%、平均粒径1.6 mm)8.3 g及びn−ヘキサン250 m
lを入れ、68℃で1時間攪拌後金属マグネシウムを取り
出し、65℃で減圧乾燥する方法で予備活性化した金属マ
グネシウムを得た。
【0042】次に、この予備活性化した金属マグネシウ
ムに、n−ブチルエーテル140 ml及びn−ブチルマグ
ネシウムクロライドのn−ブチルエーテル溶液(1.75モ
ル/リットル)を0.5 ml加えた懸濁液を55℃に保
ち、さらにn−ブチルエーテル50mlにn−ブチルクロ
ライド38.5mlを溶解した溶液を50分間で滴下した。攪
拌下70℃で4時間反応を行った後、反応液を25℃に保持
した。
【0043】次に、この反応液にHC(OC2 5 3
55.7mlを1時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃で
15分間反応を行い、反応生成固体をn−ヘキサン各300
mlで6回洗浄し、室温で1時間減圧乾燥し、マグネシ
ウム19.0%及び塩素28.9%を含むマグネシウム含有固体
31.6gを回収した。
【0044】還流冷却器、攪拌機及び滴下ロートを取り
付けた300 mlの反応容器に、窒素ガス雰囲気下でマグ
ネシウム含有固体6.3g及びn−ヘプタン50mlを入
れて懸濁液とし、室温で攪拌しながら2,2,2-トリクロル
エタノール20ml(0.02ミリモル)とn−ヘプタン11m
lの混合溶液を滴下ロートから30分間かけて滴下し、さ
らに80℃で1時間攪拌した。得られた固体を濾別し、室
温のn−ヘキサン各100 mlで4回洗浄し、さらにトル
エン各100 mlで2回洗浄して固体成分を得た。
【0045】上記の固体成分にトルエン40mlを加え、
さらに四塩化チタン/トルエンの体積比が3/2になる
ように四塩化チタンを加えて90℃に昇温した。攪拌しな
がら、フタル酸ジn−ブチル2mlとトルエン5mlの
混合溶液を滴下した後、120℃で2時間攪拌した。得ら
れた固体状物質を90℃で濾別し、トルエン各100 mlで
2回、90℃で洗浄した。さらに新たに四塩化チタン/ト
ルエンの体積比が3/2になるように四塩化チタンを加
え、120 ℃で2時間攪拌し、室温の各100 mlのn−ヘ
キサンにて7回洗浄して触媒成分(A) 5.5 gを得た。
【0046】重合 攪拌機を取り付けた100 リットルのステンレス製オート
クレーブに、窒素ガス雰囲気下、トリイソブチルアルミ
ニウム(TIBAL)のn−ヘプタン溶液(0.2 モル/
リットル)120 mlとt−ブチルt−ブトキシジn−プ
ロポキシシランのn−ヘプタン溶液(0.04モル/リット
ル)120 mlを混合し、5分間保持したものを入れた。
次いで分子量制御剤としての水素ガス36リットル及び
液体プロピレン60リットルを圧入した後、反応系を80℃
に昇温した。前記で得られた触媒成分600 mgを反応系
に装入した後、1時間プロピレンの重合を行った。重合
終了後、未反応のプロピレンをパージし、14.2kgの白
色ポリプロピレン粉末を得た。成分A1g当たりのポリ
プロピレン生成量(CE)は、23.7kgであった。
【0047】得られたポリプロピレン粉末200 gを円筒
濾紙に入れ、ソックスレー抽出器によりヘプタンで5時
間抽出し、熱ヘプタン不溶成分を取り除いた。円筒濾紙
に残った熱ヘプタン不溶成分をさらにオクタンで10時間
抽出し、熱オクタン可溶成分を回収した上で、オクタン
をエバポレータで取り除き、97.0gの熱ヘプタン不溶、
熱オクタン可溶のステレオブロックポリプロピレン(S
BPP)を得た。このSBPPの成分A1g当たりの生
成量(CEsb)は、11.5kgであった。13C−NMR
で測定したSBPPの[mmmm]及び[rrrr]
は、各々75.0%及び5.4%、GPCにより測定した重
量平均分子量Mwは、1.50×105 であった。
【0048】また、このSBPPに0.1 %のBHTを加
え170 ℃で窒素雰囲気下で3分混練した後、DSCによ
り10℃/分の走査速度で測定し、119 ℃及び162 ℃に吸
熱ピークを観察した。これらは、Macromol.Chem.、193
、1765(1992)で報告されているように、各々シンジオ
タクティック連鎖とアイソタクティック連鎖による結晶
の融解に対応し、先に示した13C−NMRの結果と併せ
て、このポリプロピレンがステレオブロック構造を有し
ていることを示している。
【0049】参考例2 通常のポリプロピレン(PP−1,PP−2)の製造 触媒成分(B) 、触媒成分(C) 、及び水素ガスの量を表1
に示したものとした以外は、参考例1と同じ条件でプロ
ピレンの重合を行った。成分(A) 1g当たりのポリプロ
ピレン生成量CE、CEsb、[mmmm]、[rrr
r]及び重量平均分子量Mwを表2に示す。
【0050】 表1 重合条件ポリプロピレン 成分B 成分C 水素ガス量(リットル) SBPP TIBAL C1 36 PP−1 TEAL C2 0.6 PP−2 TIBAL C3 2.0 注: TIBAL:トリイソブチルアルミニウム。 TEAL :トリエチルアルミニウム C1:t−ブチルt−ブトキシジn−プロポキシシラン C2:シクロヘキシルメチルジメトキシシラン C3:ジフェニルジメトキシシラン
【0051】 表2 触媒活性及び熱ヘプタン不溶、熱オクタン可溶ポリプロピレンの物性 CE CEsb [mmmm] [rrrr] Mw SBPP 23700 11500 75.0 5.4 1.50×105 PP−1 29000 580 94.2 0.3 2.71×105 PP−2 34700 700 94.3 0.3 1.22×105 注: CE:成分(A)1g 当たりのポリプロピレン生成量( g-pp/g-cat ・ hr) CEsb:成分(A)1g 当たりのSBPP生成量( g-pp/g-cat ・ hr) [mmmm]:メソ結合(%) [rrrr]:ラセミ結合(%) Mw:重量平均分子量
【0052】実施例1〜6 1.原料 SBPP Mw=1.50×105 [mmmm]:75.0% [rrrr]:5.4 %
【0053】PP−1 MFR=15g/10 分(230 ℃、2,160 g) [mm]:98.0% [mr]:1.3 % [mmmm]:94.2% [rrrr]:0.3 % メソ平均連鎖長* :265 曲げ弾性率:19kg/cm2
【0054】PP−2 MFR=150 g/10 分(230 ℃、2,160 g) [mm]:98.2% [mr]:1.1 % [mmmm]:94.3% [rrrr]:0.3 % メソ平均連鎖長:315 曲げ弾性率:20kg/cm2
【0055】エチレン−プロピレンゴム(EPR) 日本合成ゴム(株)製、EPO2P ムーニー粘度M1+4 (100 ℃)=24 MFR=3.2 g/10 分(230 ℃、2,160 g) プロピレン含量:26重量%
【0056】エチレン−ブテンゴム(EBR) 日本合成ゴム(株)製、EBM2041P MI=3.5 g/10 分(190 ℃、2,160 g) 比重:0.88
【0057】線状低密度ポリエチレン(LLDPE) 日本ユニカー(株)製、NUCG−5361 MI=4.0 g/10 分(190 ℃、2,160 g) 比重:0.934
【0058】タルク フジタルク(株)製、LMR−100 平均粒径:1.8 〜2.0 μm
【0059】ガラス短繊維 旭ファイバーグラス(株)製、MAFT120 平均繊維径:13μm 平均繊維長:3mm
【0060】注:*メソ平均連鎖長 ポリプロピレンのメソ平均連鎖長Nmは、13C−NMR
により求めたダイアッド分率より、式:Nm=2[m
m]/[mr]+1によって算出する。
【0061】2.混練方法 原料を所定の表3に示す重量比に秤量し、高速ミキサー
でドライブレンドした後、2軸押し出し機にて溶融混練
した。混練温度は190 〜250 ℃、スクリュー回転数は20
0 rpmであった。ダイからストランド状に押し出した
混練物を水冷後、カッターにて連続的に切断し、ペレッ
トを得た。
【0062】3.成形方法 得られたペレットを射出成型機により、210 ℃及び600
kg/cm2 で射出成形し、試験片を作製した。
【0063】4.物性測定 各試験片の物性測定は、以下の方法で行った。測定結果
を表3に示す。 (1) MFR(g/10 分):ASTM D1238 により230 ℃、2,1
60g で測定。 (2) MI(g/10 分):ASTM D1238 により190 ℃、2,160
g で測定。 (3) 引張伸度(%):ASTM D638により測定。 (4) 曲げ弾性率(kg/cm2 ):ASTM D790により測定。 (5) アイゾット試験(kg・cm・cm):ASTM D256により3.
2 mm厚試験片を用いて、ノッチ付きで測定。 (6) 熱変形温度(℃):ASTM D648により測定。 (7) ロックウエル硬度:ASTM D785により測定。 (8) 脆化温度(℃):ASTM D746により測定。
【0064】 表3 実施例No. 配合比率(重量%) SBPP 5 5 5 5 5 5 PP−1 50 50 50 − 65 − PP−2 − − − 45 − 45 EPR 35 20 20 20 20 20 EBR − 15 − 10 − 10 LLDPE − − 15 − − − タルク 10 10 10 20 10 − ガラス短繊維 − − − − − 20組成物の物性 MFR 24 25 25 8 30 6 引張破断伸度 >500 >500 >500 >500 >500 300 曲げ弾性率 16 16.2 16.8 24 24.5 45 アイゾット at 23℃ 61 62 60 47 13 36 衝撃強度 -30℃ 10 9 9 6 5 4 熱変形 at4.6 kg/cm2 120 120 121 119 128 140 温度 18.5kg/cm2 − − − 80 77 95 ロックウエル硬度 58 60 61 80 89 95 脆化温度(℃) -45 -43 -42 -10 -5 0
【0065】以上の結果から明らかなように、本発明の
ポリプロピレン樹脂組成物は、伸び、耐衝撃性、剛性及
び耐熱性のバランスが良好であるが、SBPPを含まな
いポリプロピレン樹脂組成物は上記特性の少なくとも1
つが劣る。
【0066】比較例1〜2 組成を変えた以外実施例と同じ条件でペレットを作製
し、物性の測定を行った。結果を表4に示す。
【0067】
【0068】
【発明の効果】本発明のポリプロピレン樹脂組成物は、
従来二律背反の関係にあった耐衝撃性と、剛性及び耐熱
性とのバランスが良好であり、各種用途に広く使用する
ことができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリプ
ロピレン樹脂は、軽量でしかも機械的強度に優れている
ので、各種の分野で広く利用されている。しかしなが
ら、耐衝撃性と、剛性及び耐熱性との間には二律背反の
関係があり、例えば、自動車のバンパー用材料で耐衝撃
性を重視するためにオレフィン系ゴムの配合量を上げる
と、曲げ弾性率が15×10 kg/cm程度、熱変
形温度が120℃程度に低下してしまう。このため、部
品強度を維持するためにデザイン上の制約や塗装時の焼
き付け温度に制限がある。逆に、剛性及び耐熱性を重視
するため無機フィラーを大量に配合すると、耐衝撃性が
著しく低下する問題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】(i)製造触媒 下記(A)、(B)及び(C)の3種の成分からなる。 (A)マグネシウム、チタン、ハロゲン及び電子供与性
化合物を必須成分とする固 体触媒成分。マグネシウム
化合物、チタン化合物及び電子供与性化合物、さらに各
化合物がハロゲンを含有しない場合はハロゲン含有化合
物を接触させることにより調製することができる。 (B)有機アルミニウム化合物。 (C)一般式:(RO) 2−xSi(OR
(ただし、Xは、0、1もしくは2、Rは炭素数2〜
10の炭化水素基であり、Rは炭素数1〜10の炭化
水素基、Rは炭素数2〜4の炭化水素基であり、同じ
であっても、また異なっていてもよい。)で表される有
機珪素化合物
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】(d)その他の添加成分 本発明のポリプロピレン樹脂組成物は、その他にその改
質を目的として、他の添加剤、例えば熱安定剤、耐候
剤、耐銅剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、可塑剤、
帯電防止剤、核剤、離型剤、発泡剤、顔料等を添加する
ことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】ポリプロピレン系樹脂が50重量部未満で
は得られるポリプロピレン樹脂組成物の曲げ弾性率、硬
度等が不充分であり、また90重量部を超えると、引張
破断伸び及び耐衝撃性が低下する。一方、オレフィン系
ゴム及び/又は(a)以外のポリオレフィンが10重量
部未満では引張破断伸度及び耐衝撃性等が低く、また5
0重量部を超えると曲げ弾性率等の機械的強度が低下す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】PP−1 MFR=15g/10分(230℃、2,160g) [mm]:98.0% [mr]:1.3% [mmmm]:94.2% [rrrr]:0.3% メソ平均連鎖長:265 曲げ弾性率:19×10 kg/cm
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】PP−2 MFR=150g/10分(230℃、2,160g) [mm]:98.2% [mr]:1.1% [mmmm]:94.3% [rrrr]:0.3% メソ平均連鎖長:315 曲げ弾性率:20×10 kg/cm
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】4.物性測定 各試験片の物性測定は、以下の方法で行った。測定結果
を表3に示す。 (1)MFR(g/10分):ASTM D1238
により230℃、2,160gで測定。 (2)MI(g/10分):ASTM D1238によ
り190℃、2,160gで測定。 (3)引張伸度(%):ASTM D638により測
定。 (4)曲げ弾性率(×10 kg/cm):ASTM
D790により測定。 (5)アイゾット試験(kg・cm・cm):ASTM
D256により3.2mm厚試験片を用いて、ノッチ
付きで測定。 (6)熱変形温度(℃):ASTM D648により測
定。 (7)ロックウエル硬度:ASTM D785により測
定。 (8)脆化温度(℃):ASTM D746により測
定。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植木 聰 東京都中央区築地四丁目1番1号 東燃化 学株式会社内 (72)発明者 土岐 重之 東京都中央区築地四丁目1番1号 東燃化 学株式会社内 (72)発明者 西尾 武純 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 野村 孝夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 熱ヘプタンに不溶で熱オクタンに可
    溶のポリプロピレンであって、5個連続したプロピレン
    単量体単位の結合がすべてメソ結合である分率(13C−
    NMRによるペンタッド分率から求めた)が70%以上
    で、すべてラセミ結合である分率が5%以上であり、か
    つ重量平均分子量が5,000 から1,000,000 であるポリプ
    ロピレンを3〜30重量%含むポリプロピレン系樹脂50〜
    90重量部と、(b) オレフィン系ゴム及び/又は前記(a)
    以外のポリオレフィン50〜10重量部と、(c) 前記(a) +
    (b) の100 重量部当たり40重量部以下の無機フィラーと
    からなることを特徴とするポリプロピレン樹脂組成物。
JP18189994A 1994-07-11 1994-07-11 ポリプロピレン樹脂組成物 Pending JPH0827327A (ja)

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