JPH08272651A - 異常検出装置 - Google Patents

異常検出装置

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JPH08272651A
JPH08272651A JP7073811A JP7381195A JPH08272651A JP H08272651 A JPH08272651 A JP H08272651A JP 7073811 A JP7073811 A JP 7073811A JP 7381195 A JP7381195 A JP 7381195A JP H08272651 A JPH08272651 A JP H08272651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
abnormality
turned
relay
series
Prior art date
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Pending
Application number
JP7073811A
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English (en)
Inventor
Seiichi Shiba
誠一 柴
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスおよび機器の異常を極めて小形で簡
単な回路にてローコストに検出可能にする。 【構成】 マイクロプロセッサ2を有する機器が扱うプ
ロセスをモニタし、このプロセスの異常時にはオフとな
る第1のトランジスタ12と、上記機器の異常を検出し
たとき、この機器の正常時における一定周期ごとのリセ
ット動作で停止するタイマ5と、上記第1のトランジス
タ12に直列接続され、上記タイマ5のリセット動作の
停止時にオフとなる第2のトランジスタ13とを設け
て、上記第1のトランジスタ12および第2のトランジ
スタ13に異常検出回路を直列接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロプロセッサ
を有する機器において該機器が扱うプロセスの異常およ
びその機器の異常を検出する異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、機器が扱うプロセスの異常と
該機器の異常をそれぞれ検出する異常検出装置として、
例えば図3に示すものがある。これについて説明する
と、同図において、1はアナログ入力をディジタル変換
するアナログ/ディジタル変換器である。
【0003】また、2はそのディジタル入力を受けて各
種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ、3はこの
マイクロプロセッサ2からの制御情報をディジタル出力
するディジタル出力回路であり、このディジタル出力回
路3の出力にはプロセスのモニタ出力用のトランジスタ
4のベースが接続されている。
【0004】さらに、5はマイクロプロセッサ2が定期
的にリセットを掛け、異常時にはカウントアップして上
記リセット動作を停止するいわゆるウォッチドッグタイ
マとしてのタイマであり、このタイマ5の出力には他の
トランジスタ6のベースが接続されている。なお、この
タイマは機器の電源異常の検出も兼ねる。
【0005】また、上記各トランジスタ4、6のコレク
タは、リレー7のリレーコイル7aおよびリレー8のリ
レーコイル8aをそれぞれ介して直流電源10の正側に
接続され、エミッタはその直流電源10の負側に接続さ
れている。
【0006】さらに、上記各リレー7、8の各リレー接
点7b、8bは他のリレー9のリレーコイル9aを介し
て上記直流電源10の正側および負側間に直列接続さ
れ、そのリレー9のリレー接点9bは異常検出入力用の
外部回路(図示しない)に接続されている。
【0007】次に動作について説明する。いま、機器が
扱うプロセスが正常である場合には、上記アナログ入力
をディジタル変換してマイクロプロセッサ2に入力され
るディジタル情報が正常であり、マイクロプロセッサ2
はディジタル出力回路3を通してプロセス正常の信号を
トランジスタ4に入力する。
【0008】このため、このトランジスタ4はオンにな
り、リレー7のリレーコイル7aを付勢し、そのリレー
接点7bをオンにする。
【0009】一方、機器自体が正常に動作している場合
には、上記タイマ5は一定周期でリセット動作を行い、
このタイマ5の出力は上記トランジスタ6を常時にオン
にしており、このためリレー8のリレーコイル8aが付
勢され、リレー接点8bがオンとなる。
【0010】従って、プロセスおよび機器が共に正常で
ある場合には、上記各リレー接点7b、8bは共にオン
となり、リレー9のリレーコイル9aが付勢される。こ
れにより、リレー接点9bがオンとなって、上記プロセ
スおよび機器が正常であることの情報が外部回路へ出力
される。
【0011】これに対して、上記プロセスおよび機器の
いずれかまたは両方に異常がある場合には、上記各リレ
ー7、8のリレー接点7b、8bのいずれかまたは両方
がオフとなるため、上記リレー9のリレーコイル9aは
消勢され、リレー接点9bがオフとなって、外部回路に
プロセスおよび機器のいずれか一方または両方が異常で
あることを出力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の異常検出装置は
以上のように構成されているので、マイクロプロセッサ
2から別々に出力されるプロセスおよび機器の異常デー
タを各別のリレー7、8を用いて検出することが必要
で、例えば複数台の機器の異常監視を行うシステムで
は、リレー使用数が多くなり、大きな設置スペースが要
求されるほか、端子数の増大により装置の小形化および
ローコスト化の障害になるなどの問題点があった。
【0013】また、上記のようにリレー使用数が多い場
合には、小形のコントローラなどの機器では端子台の数
をあまり多くとることができないことから、上記異常検
出のいずれかを無視してしまうことも多々あった。
【0014】請求項1の発明は上記のような従来の問題
点に着目してなされたものであり、プロセスおよび機器
の異常を極めて小形で簡単な回路にてローコストに検出
できる異常検出装置を得ることを目的とする。
【0015】また、請求項2の発明はプロセスのみの異
常検出を選択的に実施できる異常検出装置を得ることを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る異
常検出装置は、マイクロプロセッサを有する機器が扱う
プロセスをモニタし、該プロセスの異常時にはオフとな
る第1のトランジスタと、上記機器の異常検出時に該機
器の正常時における一定周期ごとのリセット動作を停止
するタイマと、上記第1のトランジスタに直列接続さ
れ、上記タイマのリセット動作の停止時にオフとなる第
2のトランジスタとを設けて、上記第1のトランジスタ
および第2のトランジスタに異常検出回路を直列接続し
たものである。
【0017】請求項2の発明に係る異常検出装置は、第
1のトランジスタと第2のトランジスタとの間に直列接
続された第3のトランジスタと、上記第1のトランジス
タに直列接続され、マイクロプロセッサからの切換情報
にもとづき、上記第3のトランジスタがオンまたはオフ
になると相対的にオフまたはオンとなる第4のトランジ
スタとを設けたものである。
【0018】
【作用】請求項1の発明における異常検出装置は、機器
に異常のない場合にはタイマがリセットを繰り返し第2
のトランジスタを常時オンにしていることを利用して、
この第2のトランジスタに直列接続されている第1のト
ランジスタのオン、オフにより、これらの各トランジス
タに直列に接続された1つのリレーを用いてプロセスの
異常と機器の異常を検出可能にする。
【0019】請求項2の発明における異常検出装置は、
外部からの切換情報に応じて第4のトランジスタをオン
にすることで、第1のトランジスタをリレーなどの異常
検出回路を介して直流電源に接続可能にし、プロセスの
異常のみを独立して検出可能にする。
【0020】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図について説
明する。図1において、1はアナログ入力をディジタル
変換するアナログ/ディジタル変換器、2はこのディジ
タル出力を受けて各種の演算処理を実行するマイクロプ
ロセッサである。
【0021】また、11はラッチ回路で、マイクロプロ
セッサ2からのデータである後述の第1のトランジスタ
の入力情報と第3および第4のトランジスタの切換情報
を保持するものである。
【0022】12は上記ラッチ回路11にベースが接続
され、このラッチ回路11を通じて、マイクロプロセッ
サ2を有する機器が扱うプロセスをモニタし、かつ該プ
ロセスの異常時にはオフとなる第1のトランジスタ。5
は上記機器の異常検出時にこの機器の正常時における一
定周期ごとのリセット動作を停止する、図3に示したも
のと同じウォッチドッグタイマとしてのタイマである。
【0023】また、13は上記第1のトランジスタ12
のエミッタに第3のトランジスタ14のコレクタ、エミ
ッタを介してコレクタが直列接続され、かつ上記タイマ
5のリセット動作の停止時にオフとなる第2のトランジ
スタである。さらに、上記第1のトランジスタ12のコ
レクタは、異常検出回路としてのリレー15のリレーコ
イル15aを介して直流電源10の正側に接続され、第
2のトランジスタ13のエミッタは上記直流電源10の
負側に接続されている。
【0024】なお、15bはリレー15のリレー接点で
あり、このリレー接点15bのオフ時に外部に異常情報
を出力するために利用される。
【0025】また、上記第3のトランジスタ14のベー
スはラッチ回路11から切換情報を受けてオン、オフ動
作し、この第3のトランジスタ14のベースにはインバ
ータ16を介して第4のトランジスタ17のベースが接
続されている。
【0026】また、この第4のトランジスタ17のコレ
クタは第1のトランジスタ12のエミッタに接続され、
エミッタは上記直流電源の負側に接続されている。すな
わち、この第4のトランジスタ17は、直列接続された
第3のトランジスタ14および第2のトランジスタ13
をバイパスするように、第1のトランジスタ12および
直流電源10の負側間に直列接続されている。
【0027】18は上記マイクロプロセッサ2に接続さ
れて、上記ラッチ回路11から第3および第4の各トラ
ンジスタ14、17に切換情報を入力するための設定信
号を出力する設定装置である。
【0028】次に動作について説明する。まず、設定装
置18による設定値入力により、マイクロプロセッサ2
により第3のトランジスタ14をオンにする切換情報を
ラッチ回路11へ出力させる。いま機器が扱うプロセス
が正常である場合には、上記アナログ入力をディジタル
変換してマイクロプロセッサ2に入力されるディジタル
情報は正常であり、このディジタル情報はラッチ回路1
1に保持されて、第1のトランジスタ12に入力され
る。このため、この第1のトランジスタ12がオンとな
り、上記第3のトランジスタ14も上記ラッチ回路11
からの切換情報を受けてオンとなる。
【0029】一方、上記機器自体が正常に動作している
場合には、上記タイマ5は一定周期でリセット動作し、
このタイマ5の出力は常時第2のトランジスタ13をオ
ンにしている。
【0030】従って、プロセスおよび機器のいずれもが
正常である場合には、これらの第1、第3、第2の各ト
ランジスタ12、14、13をそれぞれ介してリレー1
5のリレーコイル15aに直流電源10から電流が流さ
れ、このリレーコイル15aが付勢される。このため、
リレー接点15bはオンとなり外部回路にプロセスおよ
び機器が正常であることの情報を出力する。
【0031】これに対して、上記プロセスおよび機器の
いずれかまたは両方が異常となって、第1のトランジス
タ12および第2のトランジスタ13いずれかまたは両
方がオフとなった場合には、リレーコイル15aの電流
供給が遮断されるため、リレー接点15bはオフとなっ
て、外部回路へ異常情報を出力することとなる。
【0032】すなわち、1つの上記リレー15を用いる
だけで、プロセスの異常および機器の異常を同時に検出
して出力することができる。なお、ここでは、その異常
がプロセスの異常か機器自体の異常であるかを判定する
ことはできないが、従来のようにリレーを3個も使用す
る必要がなくなり、従来に比べて簡単かつ安価な回路で
異常検出できるため、小型の機器に適用する場合には有
益となる。図2は上記のような各トランジスタ12、1
3、14とリレー15の動作の対応を示す説明図であ
る。
【0033】一方、上記設定装置18による設定値入力
により、マイクロプロセッサ2から第3のトランジスタ
14をオフにする切換情報をラッチ回路11へ出力させ
た場合には、このラッチ回路11の出力によりその第3
のトランジスタ14がオフになるのに対して、その出力
のインバータ16による反転出力を受けて第4のトラン
ジスタ17がオンとなる。
【0034】従って、この場合には、第1のトランジス
タ12および第4のトランジスタ17がリレーコイル1
5aに直列接続されることになり、上記タイマ5の出力
による第2のトランジスタ13のオン、オフのいかんに
拘らず、第1のトランジスタ12のオン、オフによるプ
ロセスの正常、異常のみを検出することができる。
【0035】また、上記第2のトランジスタ13のコレ
クタ出力を、従来通り機器の異常信号として外部へ取り
出すことは任意である。
【0036】すなわち、この実施例においては、異常検
出時に上記設定装置18による設定入力にもとづくラッ
チ回路11からの切換情報により第3のトランジスタ1
4をオンにした場合には、プロセスおよび機器のいずれ
かまたは両方が異常になったことを検出でき、さらにラ
ッチ回路11からの他の切換情報により第4のトランジ
スタ17をオンにした場合には、プロセスのみが正常か
異常かを検出することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、マイクロプロセッサを有する機器が扱うプロセスを
モニタし、該プロセスの異常時にはオフとなる第1のト
ランジスタと、上記機器の異常検出時に該機器の正常時
における一定周期ごとのリセット動作を停止するタイマ
と、上記第1のトランジスタに直列接続され、上記タイ
マのリセット動作の停止時にオフとなる第2のトランジ
スタとを設けて、上記第1のトランジスタおよび第2の
トランジスタに異常検出回路を直列接続するように構成
したので、プロセスおよび機器の異常を極めて小形で簡
単な回路にてローコストに検出できるものが得られる効
果がある。
【0038】請求項2の発明によれば、第1のトランジ
スタと第2のトランジスタとの間に直列接続された第3
のトランジスタと、上記第1のトランジスタに直列接続
され、マイクロプロセッサからの切換情報にもとづき、
上記第3のトランジスタがオンまたはオフになると相対
的にオフまたはオンとなる第4のトランジスタとを設け
るように構成したので、プロセスのみの異常検出を選択
的に実施できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による異常検出装置を示す
回路図である。
【図2】図1におけるトランジスタ出力とリレー動作と
の対応を示す説明図である。
【図3】従来の異常検出装置を示す回路図である。
【符号の説明】
2 マイクロプロセッサ 5 タイマ 12 第1のトランジスタ 13 第2のトランジスタ 14 第3のトランジスタ 15 リレー(異常検出回路) 17 第4のトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサを有する機器が扱う
    プロセスをモニタし、該プロセスの異常時にはオフとな
    る第1のトランジスタと、上記機器の異常検出時に該機
    器の正常時における一定周期ごとのリセット動作を停止
    するタイマと、上記第1のトランジスタに直列接続さ
    れ、上記タイマのリセット動作の停止時にオフとなる第
    2のトランジスタと、上記第1のトランジスタおよび第
    2のトランジスタに直列接続された異常検出回路とを備
    えた異常検出装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のトランジスタと第2のトラン
    ジスタとの間に直列接続された第3のトランジスタと、
    上記第1のトランジスタに直列接続され、マイクロプロ
    セッサからの切換情報にもとづき、上記第3のトランジ
    スタがオンまたはオフになると相対的にオフまたはオン
    となる第4のトランジスタとを設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の異常検出装置。
JP7073811A 1995-03-30 1995-03-30 異常検出装置 Pending JPH08272651A (ja)

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JP7073811A JPH08272651A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 異常検出装置

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