JPH04125024A - スイッチング電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スイッチング電源装置に関し、特に出力電圧
の異常を監視する監視回路を有するスイッチング電源装
置に関するものである。

［従来の技術］ 従来のスイッチング電源装置では、入力電圧（ＶＩＮ）
をパルス幅制御して一定電圧を出力する電圧変換回路１
と、電圧変換回路１の出力電圧の異常を監視し、異常の
場合に外部に警報信号を伝送するホトカプラ２１と、電
圧変換回路１の出力電圧と予め設定された第１基準電圧
２とを比較して誤差を出力する誤差増幅器３と、この誤
差増幅器３の出力と三角波発生器４からの一定周期の三
角波とを比較して方形波パルスを電圧変換回路１に送出
する第１比較器５より成っていた。第１基準電圧２．誤
差増幅器３．三角波発生器４．第１比較器５の１つ以上
に障害が発生し、出力電圧（Ｖｏｕア）が異常になると
、異常電圧検出回路２０がその異常を検出してホトカプ
ラ２１を介して外部に警報信号を送出していた。

〔発明が解決しようとする課題］ 従来のスイッチング電源装置では、出力電圧が異常とな
った場合、その異常を検出するための異常電圧検出回路
２０と、警報信号を外部に伝送するホトカプラ２１とが
必要であるため、回路が複雑になるという欠点があった
。

本発明の目的は、この様な欠点を解消し、従来の異常電
圧検出回路、ホトカプラを使用しな（でも、十分に異常
な出力電圧を検出できるスイッチング電源装置を提供す
ることにある。

〔課題を解決するための手段］ 本発明は、パルス幅制御により、一定電圧を出力する電
圧変換回路と、この電圧変換回路の出力電圧を基準電圧
と比較して、前記基準電圧との差分を増幅する誤差増幅
器と、この誤差増幅器の出力を三角波と比較して前記電
圧変換回路を制御する比較器とを有するスイッチング電
源装置において、 前記電圧変換回路の出力電圧の異常を監視して警報信号
を出力する監視手段を前記誤差増幅器の出力に設けたこ
とを特徴とする。

また本発明は、パルス幅制御により、一定電圧を出力す
る電圧変換回路と、この電圧変換回路の出力電圧を第１
の基準電圧と比較して、前記基準電圧との差分を増幅す
る誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力を三角波と比較
して前記電圧変換回路を制御する第１の比較器とを有す
るスイッチング電源装置において、 電圧変換回路の出力電圧の異常監視レベルを設定する第
２の基準電圧と、 この第２の基準電圧と前記誤差増幅器の出力とを比較し
て出力電圧の異常を検出して警報信号を出力する第２の
比較器とを備えることを特徴とする。

更に本発明は、パルス幅制御により、一定電圧を出力す
る電圧変換回路と、この電圧変換回路の出力電圧を第１
の基準電圧と比較して、前記基準電圧との差分を増幅す
る誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力を三角波と比較
して前記電圧変換回路を制御する第１の比較器とを有す
るスイッチング電源装置において、 一端を接地し、電圧変換回路の出力電圧の異常監視レベ
ルを設定する第２の基準電圧と、この第２の基準電圧の
他端が一方の入力端子に接続され、前記誤差増幅器の出
力が他方の入力端子に接続され、前記第２の基準電圧と
前記誤差増幅器との出力とを比較することにより異常を
検出して警報信号を出力することを特徴とする。

〔実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。このスイッチング電源装置は、電圧変換回路１と、
第１基準電圧（ＶＲＥＦＩ）　２と、誤差増幅器３と、
三角波発生器４と、第１比較器５と、第２基準電圧（Ｖ
　ＲＥＦＺ　）　６と、第２比較器７とから成る。

誤差増幅器３は、入力端子の一端が電圧変換回路１の一
方の出力端子と接続され、入力端子の他端が第１基準電
圧のマイナス側と接続されている。

また、第１基準電圧２のプラス側は、アースに接続され
ている。第２比較器７は、入力端子の一端が誤差増幅器
３の出力端子、第１比較器５の入力端子の一端と接続さ
れ、入力端子の他端は、第２基準電圧６のマイナス側に
接続されている。また、第２基準電圧６のプラス側は、
アースと接続されている。第１比較器５は、入力端子の
他端が、三角波発生器４と接続され、出力端子は電圧変
換回路１に接続されている。

電圧変換回路１は、入力直流電圧（ＶＩＮ）を入力し、
第１比較器５からの制御信号により制御され、一定の出
力電圧（ＶＯＵア）を出力する。その制御信号は方形波
パルスであり、電圧変換回路１は、方形波パルス幅に応
じたパルス幅制御を行う。

誤差増幅器３は、電圧変換回路１からの出力電圧と、予
め設定された第１基準電圧２の電圧を比較し、比較した
差分を増幅して出力する。

第２比較器７は、誤差増幅器３の出力（差分）を予め設
定された第２基準電圧６と比較して、基準（異常出力電
圧設定レベル）を越えると警報信号を出力する。そして
、第１基準電圧２．誤差増幅器３．第１比較器５．三角
波発生器４の故障による電圧変換回路１の出力電圧異常
を検出する。

第１比較器５は、三角波発生器４からの一定周期の三角
波と誤差増幅器３からの出力とを比較して方形波パルス
を発生させ、電圧変換回路１を制御する。

電圧変換回路１が正常に動作しているとき、第１基準電
圧２．誤差増幅器３．三角波発生器４゜第１比較器５の
１つ以上に障害が発生すると、誤差増幅器３の出力は、
三角波発生器４の三角波レベルから上側または下側には
ずれる。このとき、第２基準電圧６は、予めその三角波
の上側または下側のレベルに設定しているため、第２比
較器７は、誤差増幅器３の出力レベルの異常を比較によ
り検出し、警報信号を送出する。

以上説明した様に本発明のスイッチング電源装置は、第
２比較器と、第２基準電圧とを設けたことにより、従来
使用していた出力電圧の異常を検出する検出回路、また
異常を異なったアース系を介して表示させるホトカプラ
等の表示回路を削除でき、異常な出力電圧を確実に検出
できる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に本発明は、第２比較器と、第２基準電
圧とを設けたことにより、従来の検出回路等の回路を削
除できる効果がある。また、第２比較器と第２基準電圧
との回路を集積化技術によって同一チップに収めること
により、電源装置全体の部品点数を大幅に減少させるこ
とができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図、 第２図は、従来の技術の一例を示す回路ブロック図であ
る。 １・・・・・電圧変換回路 ２・・・・・第１基準電圧 ・誤差増幅器 ・三角波発生器 ・第１比較器 ・第２基準電圧 ・第２比較器

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）パルス幅制御により、一定電圧を出力する電圧変
   換回路と、この電圧変換回路の出力電圧を基準電圧と比
   較して、前記基準電圧との差分を増幅する誤差増幅器と
   、この誤差増幅器の出力を三角波と比較して前記電圧変
   換回路を制御する比較器とを有するスイッチング電源装
   置において、前記電圧変換回路の出力電圧の異常を監視
   して警報信号を出力する監視手段を前記誤差増幅器の出
   力に設けたことを特徴とするスイッチング電源装置。
2. （２）パルス幅制御により、一定電圧を出力する電圧変
   換回路と、この電圧変換回路の出力電圧を第１の基準電
   圧と比較して、前記基準電圧との差分を増幅する誤差増
   幅器と、この誤差増幅器の出力を三角波と比較して前記
   電圧変換回路を制御する第１の比較器とを有するスイッ
   チング電源装置において、 電圧変換回路の出力電圧の異常監視レベルを設定する第
   ２の基準電圧と、 この第２の基準電圧と前記誤差増幅器の出力とを比較し
   て出力電圧の異常を検出して警報信号を出力する第２の
   比較器とを備えることを特徴とするスイッチング電源装
   置。
3. （３）パルス幅制御により、一定電圧を出力する電圧変
   換回路と、この電圧変換回路の出力電圧を第１の基準電
   圧と比較して、前記基準電圧との差分を増幅する誤差増
   幅器と、この誤差増幅器の出力を三角波と比較して前記
   電圧変換回路を制御する第１の比較器とを有するスイッ
   チング電源装置において、 一端を接地し、電圧変換回路の出力電圧の異常監視レベ
   ルを設定する第２の基準電圧と、 この第２の基準電圧の他端が一方の入力端子に接続され
   、前記誤差増幅器の出力が他方の入力端子に接続され、
   前記第２の基準電圧と前記誤差増幅器との出力とを比較
   することにより異常を検出して警報信号を出力すること
   を特徴とするスイッチング電源装置。