JPH0865898A - 系統連系用インバータの単独運転検出方法 - Google Patents
系統連系用インバータの単独運転検出方法Info
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Abstract
ずに、簡易な方法を各分散型電源側に備えるだけで系統
連系用インバータの単独運転を検出する。 【構成】分散型電源としての燃料電池発電システム12
の系統連系用インバータ10に、周期的な無効電力変動
信号17を単独運転検出装置14より出力して電力系統
との潮流がない状態に防ぎ、周波数検出器13で検出し
た受電点7または系統連系用インバータ10の周波数
を、単独運転検出装置14に入力して所定の基準周波数
との偏差を監視し、この周波数偏差が一定値を越えた時
に単独運転になったと判定する。
Description
を配電系統などに連系させた系統において、分散型電
源、例えば燃料電池発電システム、太陽光発電システム
などに用いられる系統連系用インバータが系統連系中に
上位の電力系統から解列して前記配電系統の負荷に電力
を供給し続ける状態、所謂、単独運転となるのを検出す
る系統連系用インバータの単独運転検出方法に関する。
送遮断する方法或いは電圧や周波数を監視する方法等を
用いることにより系統連系用インバータの単独運転を検
出していた。これらの方法について図2を用いて説明す
る。図2は、従来の電力系統および分散型電源の構成を
示すブロック図である。
統送電線2は、配電用変圧器3、系統側遮断器4を介し
て電力系統としての配電系統5と接続される。分散型電
源としての燃料電池本体11と系統連系用インバータ1
0からなる燃料電池発電システム12は系統連系用イン
バータ側遮断器9、受電用遮断器8および系統連系点と
しての受電点7を介して配電系統5と連系運転される。
所内負荷15は、受電用遮断器8を介して配電系統5に
接続されると共に、系統連系用インバータ側遮断器9を
介して系統連系用インバータ10にも接続される。ま
た、配電系統5の外部負荷6は、受電用遮断器8と系統
連系用インバータ側遮断器9とを介して系統連系用イン
バータ10にも接続されている。
接続して並列運転する系統連系用インバータ10の単独
運転を検出する方法において、転送遮断する方法による
単独運転の検出は、系統側遮断器4が遮断し、系統連系
用インバータ10が上位系統側(無限大母線1、上位系
統送電線2および配電用変圧器3)と解列して単独運転
状態となったとき、系統側遮断器4からの転送遮断信号
16により、受電用遮断器8を転送遮断する方法であ
る。
受電点7または系統連系用インバータ10の出力に設置
される図示しない過不足電圧継電器や過不足周波数継電
器により配電系統5の電圧や周波数を監視し、それらが
整定値以上に変化したことを検出して受電用遮断器8や
系統連系用インバータ10側の図示しない保護装置を動
作させ、受動的に単独運転を検出する方法である。
た従来の単独運転検出方法において、転送遮断する方法
により単独運転を検出する方法は、転送遮断信号16の
伝送に専用ラインを用いる必要があり、将来的に分散型
電源の数が増えた場合に専用ラインの容量を大きくする
必要がある、という難点がある。また、転送遮断信号1
6の伝送にラインの共用や無線を用いることは、現実性
がなく経済的にも問題がある。
単独運転を検出する方法では、配電系統5の負荷量(外
部負荷6と所内負荷15)と系統連系用インバータ10
の発電量とがバランスしている状態で単独運転が発生し
た場合、配電系統5の電圧、周波数に変化がなく、これ
を検出することは困難であるという問題もあった。そこ
で、この発明の目的は、遮断信号の専用ライン等の伝送
設備を必要とせず、しかも簡易な方法を各分散型電源側
に備えるだけで系統連系用インバータの単独運転を検出
することができる系統連系用インバータの単独運転検出
方法を提供することにある。
と分散型電源との連系中に分散型電源の系統連系用イン
バータが解列して単独運転となるのを検出する単独運転
検出方法において、系統連系用インバータの無効電力設
定器に周期的微小変動を与えることによって受電点無効
電力に常時周期的な変化を与え、系統連系点又は系統連
系用インバータの周波数変化を監視し、この監視した周
波数と所定の基準周波数との偏差が一定値以上の場合に
系統連系用インバータが電力系統と解列して単独運転と
なったと判定することを特徴とする。
方法において、系統連系点又は系統連系用インバータの
前記周波数偏差が確認された場合、受電点無効電力の周
期的な変化の振幅を所定の微小時間だけ増幅し、増幅し
た後の系統連系点又は系統連系用インバータの周波数偏
差を監視することにより単独運転を判定する。また、前
記系統連系用インバータの単独運転検出方法において、
他の保護装置との協調をとるための誤検出タイマを設
け、系統連系点又は系統連系用インバータの前記周波数
偏差が確認された場合に、前記誤検出タイマの所定時間
経過後に受電点無効電力の周期的な外乱の振幅を所定の
微小時間だけ増幅し、増幅した後の系統連系点又は系統
連系用インバータの周波数偏差を監視することにより単
独運転を判定する。
転検出方法において、系統連系点又は系統連系用インバ
ータの前記周波数偏差が確認された場合、受電点無効電
力の周期的な変化の振幅を所定の微小時間だけ増幅し、
増幅した後の系統連系点又は系統連系用インバータの周
波数を不完全微分フィルタを介して監視し、この不完全
微分フィルタの所定の整定値と整定時間とを越えた場合
に系統連系用インバータが電力系統と解列して単独運転
となったと判定する。
ータの単独運転検出方法において、前記所定の基準周波
数は数秒過去の周波数値の平均値とすることができる。
また、この発明の系統連系用インバータの単独運転検出
方法は、電力系統と分散型電源との連系中に分散型電源
の系統連系用インバータが解列して単独運転となるのを
検出する単独運転検出方法において、系統連系用インバ
ータの無効電力設定器に周期的微小変動を与えることに
よって受電点無効電力に常時周期的な変化を与え、系統
連系点又は系統連系用インバータの周波数変化を監視
し、この監視した周波数と所定の基準周波数との周波数
偏差を一定時間で積分し、この周波数偏差の積分値が所
定値を越えた場合に系統連系用インバータが電力系統と
解列して単独運転となったと判定する。
出方法によれば、系統連系中の系統連系用インバータの
無効電力設定器に周期的微小変動を与えて系統連系点の
無効電力を系統連系点の無効電力を周期的に変化させ、
この系統連系点又は系統連系用インバータの周波数の変
化を監視することにより系統連系用インバータの単独運
転を検出することができる。
タの単独運転検出方法は、系統連系用インバータの無効
電力出力に周期的な微小変動を与えることによって能動
的に平衡状態を崩し、単独運転の検出を行うものであ
る。上記単独運転検出方法において、系統連系点又は系
統連系用インバータの前記周波数偏差が確認された場
合、受電点無効電力の周期的な変化の振幅を所定の微小
時間だけ増幅し、増幅した後の系統連系点又は系統連系
用インバータの周波数偏差を監視すれば、単独運転検出
の高感度化を図ることができる。
誤検出タイマを設け、系統連系点又は系統連系用インバ
ータの前記周波数偏差が確認された場合に、前記誤検出
タイマの所定時間経過後に受電点無効電力の周期的な外
乱の振幅を所定の微小時間だけ増幅し、増幅した後の系
統連系点又は系統連系用インバータの周波数偏差を監視
することにより、単独運転検出の誤動作を防止すること
ができる。
統連系点又は系統連系用インバータの前記周波数偏差が
確認された場合、受電点無効電力の周期的な変化の振幅
を所定の微小時間だけ増幅し、増幅した後の系統連系点
又は系統連系用インバータの周波数を不完全微分フィル
タを介して監視することにより、単独運転検出の高感度
化と、系統周波数の変動によって生じ得る単独運転状態
の誤検出の防止とを図ることができる。
50Hzまたは60Hzの一定値とせずに数秒過去の周
波数値の平均値とすれば、系統周波数の変動によって生
じ得る単独運転状態の誤検出を防止することができる。
また、この発明の系統連系用インバータの単独運転検出
方法によれば、系統連系用インバータの無効電力設定器
に周期的微小変動を与えて受電点無効電力に常時周期的
な変化を与え、これによる系統連系点又は系統連系用イ
ンバータの周波数変化を監視し、監視した周波数と所定
の基準周波数との周波数偏差を一定時間で積分し、この
周波数偏差の積分値を監視することにより単独運転を検
出することができる。
運転検出方法の実施例につき、添付図面を参照しながら
以下詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例を示
す電力系統、分散型電源および分散型電源の系統連系用
インバータの単独運転検出装置のブロック構成図であ
る。尚、図1において説明の便宜上、図2に示した従来
の電力系統および分散型電源の構成を示すブロック図と
同一構成部分については、同一の参照符号を付してその
詳細な説明を省略する。
タ10に、周波数変換器13を介した単独運転検出装置
14の出力を入力している点が従来例と相違している。
このように構成されるこの発明の系統連系用インバータ
の単独運転検出装置14は、次のように動作する。配電
系統5の負荷量(外部負荷6と所内負荷15)と系統連
系用インバータ10の発電量がバランスして、上位系統
側(無限大母線1、上位系統送電線2および配電用変圧
器3)と配電系統5との間で潮流の無い状態を防ぐた
め、受電点7の無効電力が系統連系用インバータ10の
図示しない無効電力設定器の無効電力設定値を基準に周
期的に微小変動するように、単独運転検出装置14から
周期的な無効電力変動信号17を能動的に系統連系用イ
ンバータ10に与え、常に潮流のある状態にする。この
間、単独運転検出装置14は、周波数検出器13で検出
される受電点7又は系統連系用インバータ10の周波数
を入力して、この周波数と、過去任意時間内の平均値
と、基準周波数(例えば、電力系統の周波数50Hz又
は60Hz)との周波数偏差とを監視し続ける。これに
より配電系統5の系統側遮断器4が遮断するときに生じ
る受電点点又は系統連系用インバータの周波数変化を検
出することができ、従って前記周波数偏差が一定値を越
えた場合に、系統連系用インバータが電力系統から解列
して単独運転状態になったと判定して系統連系用インバ
ータ10の単独運転を検出する。
単独運転検出方法の第1の実施例の検出動作を説明する
図であり、(A)無効電力と、(B)受電点又は系統連
系用インバータの周波数の偏差と、(C)小偏差検出信
号と、及び(D)単独運転検出信号との相関図である。
図3の(A)に示すように、前述した周期的な無効電力
変動信号により無効電力の微小変動が生じている。図3
の(B)の受電点7又は系統連系用インバータ10の周
波数の偏差がわずかに確認された図3の(C)に示す小
偏差検出信号により、図示しない誤検出防止タイマが起
動する。この誤検出防止タイマは、他の保護装置との協
調をとるためのものである。所定の誤検出防止タイマ時
間Ts経過後に、図3の(A)に示すように所定の微小
時間だけ周期的な無効電力微小変動aを増幅して、無効
電力変動大bとして高感度化を行う。そして、その後の
受電点7又は系統連系用インバータ10の周波数と所定
の基準周波数(例えば、電力系統の周波数50Hz又は
60Hz)との偏差を監視し続け、この周波数偏差が所
定の決められた一定値を越えれば、その時点で系統連系
用インバータ10が配電系統5から解列して単独運転と
なったと判定して図3の(D)に示すように単独運転検
出信号を出力する。
の単独運転検出方法の第2の実施例による検出動作を説
明する図であり、(A)受電点又は系統連系用インバー
タの周波数と、(B)小偏差検出信号と、(C)不完全
微分フィルタの出力値と、及び(D)単独運転検出信号
との相関図である。この実施例でも、配電系統5の負荷
量(外部負荷6と所内負荷15)と系統連系用インバー
タ10の発電量がバランスして、上位系統側(無限大母
線1、上位系統送電線2および配電用変圧器3)と配電
系統5との間で潮流の無い状態を防ぐため、受電点無効
電力が系統連系用インバータ10の図示しない無効電力
設定器の設定値を基準に周期的に微小変動するように、
単独運転検出装置14から周期的な無効電力変動信号1
7を能動的に与え、常に潮流のある状態にすることは前
記第1の実施例と同様である。
検出とは別に、図4の(A)の受電点7又は系統連系用
インバータ10の周波数の偏差がわずかに確認された図
4の(B)に示す小偏差検出信号により、図示しない所
定の微小時間だけ周期的な無効電力微小変動を増幅し
て、無効電力変動大として高感度化を行う。そして、そ
の後の受電点7又は系統連系用インバータ10の周波数
を、図4の(C)に示すように、不完全微分フィルタを
介して監視し続ける。
では、sT/(1+sT)、ここでTはフィルタ時定数
で表され、この不完全微分フィルタの所定の決められた
一定値の整定値dを越え、且つ整定時間Teを越えれ
ば、その時点で系統連系用インバータ10が電力系統と
しての配電系統5から解列して単独運転となったと判定
して図4の(D)に示すように単独運転検出信号を出力
することで、過渡的な周波数の変化に対して誤検出する
ことなく高感度で確実に単独運転の検出を行うことがで
き、また、この検出を図3の実施例と同時に行うように
しているので、この種の装置の信頼性が向上する。
統側の周波数の変動により単独運転状態を誤検出しない
ように、電力系統周波数50Hz又は60Hzの一定値
とせずに、数秒過去の周波数値の平均値を用いることが
できる。図5は、この発明の系統連系用インバータの単
独運転検出方法の第3の実施例による検出動作を説明す
る図であり、(A)受電点又は系統連系用インバータの
周波数の偏差と、(B)周波数偏差の積分値と、及び
(C)単独運転検出信号との相関図である。この実施例
でも、配電系統5の負荷量(外部負荷6と所内負荷1
5)と系統連系用インバータ10の発電量がバランスし
て、上位系統側(無限大母線1、上位系統送電線2およ
び配電用変圧器3)と配電系統5との間で潮流の無い状
態を防ぐため、受電点無効電力が系統連系用インバータ
10の図示しない無効電力設定器の設定値を基準に周期
的に微小変動するように、単独運転検出装置14から周
期的な無効電力変動信号17を能動的に与え、常に潮流
のある状態にすることは前記第1の実施例と同様であ
る。
検出とは別に、図5の(A)の受電点又は系統連系用イ
ンバータの周波数の所定の基準周波数との周波数偏差を
一定時間で積分する。図5の(B)に示すように受電点
又は系統連系用インバータの周波数偏差の積分値を監視
し、一方向への周波数偏差の積分値のズレが単独運転検
出範囲cを越えると、系統連系用インバータ10が電力
系統としての配電系統5から解列して単独運転となった
と判定して図5の(C)に示すように単独運転検出信号
を出力する。この検出を図3の実施例の検出と同時に行
うこともでき、その場合、誤検出することなく確実に単
独運転の検出を行うことができるので、この種の装置の
信頼性が向上する。
の発明によれば、系統連系用インバータの単独運転状態
を検出するのに、従来の転送遮断方法において必要であ
った遮断信号の専用ライン等の伝送設備が不要であり、
簡易な方法を各分散電源側に備えるだけで容易に単独運
転を検出することができるので、現実性があると共に経
済的にも優れた効果を奏する。
出が不可能であった、負荷量と系統連系用インバータの
発電量がバランスして潮流のない状態でも、この本発明
の単独運転検出方法では、系統連系用インバータの無効
電力設定器に周期的微小変動を能動的に与えることによ
り、受電点無効電力が無効電力設定器の設定値を基準に
周期的に微小変動を起こすので、単独運転の検出を可能
にする。
効電力の変動値を増幅して段階的に切り替えること、誤
検出防止タイマを用いること、不完全微分フィルタを用
いることができる。加えて系統連系用インバータと所定
の基準周波数との周波数偏差の積分値を監視することに
よるこの発明の系統連系用インバータの単独運転検出方
法は、周波数偏差の積分値のズレを監視すること等か
ら、確実に単独運転の検出を行うことができ、信頼性も
向上させることができる。
明したが、この発明は前記実施例に限定されることな
く、この発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の
設計変更をなし得ることは勿論である。
出方法の実施例の構成図
法の構成図
出方法の第1の実施例による検出動作を説明する図
出方法の第2の実施例による検出動作を説明する図
出方法の第3の実施例による検出動作を説明する図
器、4…系統側遮断器、5…配電系統、6…外部負荷、
7…受電点、8…受電用遮断器、9…系統連系用インバ
ータ側遮断器、10…系統連系用インバータ、11…燃
料電池本体、12…燃料電池発電システム、13…周波
数検出器、14…単独運転検出装置、15…所内負荷、
16…転送遮断信号、17…無効電力変動信号。
Claims (6)
- 【請求項1】電力系統と分散型電源との連系中に分散型
電源の系統連系用インバータが解列して単独運転となる
のを検出する単独運転検出方法において、 系統連系用インバータの無効電力設定器に周期的微小変
動を与えることによって受電点無効電力に常時周期的な
変化を与え、系統連系点又は系統連系用インバータの周
波数変化を監視し、この監視した周波数と所定の基準周
波数との偏差が一定値以上の場合に系統連系用インバー
タが電力系統と解列して単独運転となったと判定するこ
とを特徴とする系統連系用インバータの単独運転検出方
法。 - 【請求項2】請求項1記載の系統連系用インバータの単
独運転検出方法において、 系統連系点又は系統連系用インバータの前記周波数偏差
が確認された場合、受電点無効電力の周期的な変化の振
幅を所定の微小時間だけ増幅し、増幅した後の系統連系
点又は系統連系用インバータの周波数偏差を監視するこ
とにより単独運転を判定することを特徴とする系統連系
用インバータの単独運転検出方法。 - 【請求項3】請求項1記載の系統連系用インバータの単
独運転検出方法において、 他の保護装置との協調をとるための誤検出タイマを設
け、系統連系点又は系統連系用インバータの前記周波数
偏差が確認された場合に、前記誤検出タイマの所定時間
経過後に受電点無効電力の周期的な外乱の振幅を所定の
微小時間だけ増幅し、増幅した後の系統連系点又は系統
連系用インバータの周波数偏差を監視することにより単
独運転を判定することを特徴とする系統連系用インバー
タの単独運転検出方法。 - 【請求項4】請求項1記載の系統連系用インバータの単
独運転検出方法において、 系統連系点又は系統連系用インバータの前記周波数偏差
が確認された場合、受電点無効電力の周期的な変化の振
幅を所定の微小時間だけ増幅し、増幅した後の系統連系
点又は系統連系用インバータの周波数を不完全微分フィ
ルタを介して監視し、この不完全微分フィルタの所定の
整定値と整定時間とを越えた場合に系統連系用インバー
タが電力系統と解列して単独運転となったと判定するこ
とを特徴とする系統連系用インバータの単独運転検出方
法。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4に記載のいずれかの
系統連系用インバータの単独運転検出方法において、 前記所定の基準周波数は数秒過去の周波数値の平均値と
することを特徴とする系統連系用インバータの単独運転
検出方法。 - 【請求項6】電力系統と分散型電源との連系中に分散型
電源の系統連系用インバータが解列して単独運転となる
のを検出する単独運転検出方法において、 系統連系用インバータの無効電力設定器に周期的微小変
動を与えることによって受電点無効電力に常時周期的な
変化を与え、系統連系点又は系統連系用インバータの周
波数変化を監視し、この監視した周波数と所定の基準周
波数との周波数偏差を一定時間で積分し、この周波数偏
差の積分値が所定値を越えた場合に系統連系用インバー
タが電力系統と解列して単独運転となったと判定するこ
とを特徴とする系統連系用インバータの単独運転検出方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20160894A JP3336756B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 系統連系用インバータの単独運転検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20160894A JP3336756B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 系統連系用インバータの単独運転検出方法 |
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JPH0865898A true JPH0865898A (ja) | 1996-03-08 |
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ID=16443884
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