JPH08272331A - データ制御システム - Google Patents

データ制御システム

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JPH08272331A
JPH08272331A JP7072803A JP7280395A JPH08272331A JP H08272331 A JPH08272331 A JP H08272331A JP 7072803 A JP7072803 A JP 7072803A JP 7280395 A JP7280395 A JP 7280395A JP H08272331 A JPH08272331 A JP H08272331A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スレーブ装置数に伴なって増大するデータ設定
時間を短縮することのできるテレビジョン等において用
いられるデータ制御システムを実現する。 【構成】本データ制御システムは、リモコン受信ブロッ
ク1と、マスタCPU2と、EEPROM3と、スレー
ブ装置(1)5およびスレーブ装置(2)6を含む複数
のスレーブ装置と、リモコン受信ブロック1、マスタC
PU2、EEPROM3、スレーブ装置(1)5および
スレーブ装置(2)6に電源を供給する電源(1)4
と、スレーブ装置(1)5およびスレーブ装置(2)6
に電源を供給する電源(2)7とを備えて構成される。
スレーブ装置内の受信データ保持用レジスタには、スタ
ンバイ時においても電源(1)4より電源が供給される
ために、保持される内部データは消去されず、電源ON
により、定常動作状態に復帰する場合においても、マス
タCPU2より改めてデータを転送する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ制御システムに関
し、特にTV、VTRおよびバーソナルコンピュータ用
ディスプレイ等におけるディスプレイデータの制御用と
して用いられるデータ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のTV、VTRおよびバーソナルコ
ンピュータ用ディスプレイ等において使用されるデータ
制御システムにおいては、図4に、その1例のシステム
構成の部分ブロック図が示されるように、データバス4
02に対応して、リモコン受信ブロック41と、マスタ
CPU42と、EEPROM43と、リモコン受信ブロ
ック41、マスタCPU42およびEEPROM43に
電源を供給する電源(1)44と、スレーブ装置(1)
45と、スレーブ装置(2)46と、スレーブ装置
(1)45およびスレーブ装置(2)46に電源を供給
する電源(2)47とを備えて構成される。なお、スレ
ーブ装置としては、これらのスレーブ装置(1)45お
よびスレーブ装置(2)46以外に他のスレーブ装置が
複数含まれているが、本従来例の動作説明上に支障がな
いために省略されている。
【0003】また、図5は、本従来例に含まれるスレー
ブ装置(1)45およびスレーブ装置(2)46等のス
レーブ装置の内部構成を示す図であり、電源(2)接続
端子48に対応して、電源の立上りを検出してリセット
信号を出力するパワーオンリセット判別回路49と、デ
ータバス402との間のデータ授受を双方向に行うバス
インタフェ−ス回路52と、バスインタフェ−ス回路5
2より入力されるデータを保持する受信データ保持用レ
ジスタ51と、受信データ保持用レジスタ51に保持さ
れているデータを用いて信号処理を行う信号処理回路5
0と、信号処理回路50から出力される送信用データお
よびパワーオンリセット判別回路49から出力される送
信用データを保持する送信データ保持レジスタ53とを
備えて構成される。以下に、図4および図5を参照して
本従来例の動作を説明する。
【0004】定常動作状態においては、リモコン送信機
(図示されない)からの信号が受信ブロック41におい
て受信されて、受信ブロック41より出力されるリモコ
ンデータ401はマスタCPU42に入力される。この
リモコンデータ104を受けて、マスタCPU42より
出力される制御データは、データバス402を介してス
レーブ装置(1)45およびスレーブ装置(2)46等
に転送され、そして当該制御データは、同時にデータバ
ス402を介してデータ保持用のためにEEPROM4
4に転送されて書込まれる。
【0005】また、リモコンデータ401により当該テ
レビジョン装置の電源をOFFする場合(スタンバイ状
態)には、マスタCPU42よりデータバス402を介
して入力される制御データにより、電源(2)47より
スレーブ装置(1)45およびスレーブ装置(2)46
に供給される電源はOFFされる。但し、図5には、当
該電源制御回路は図示されていない。これにより、図5
に示されるパワーオンリセット判別回路49、信号処理
回路50、受信データ保持用レジスタ51、送信データ
保持用レジスタ53およびバスインタフェ−ス回路52
に供給される電源供給がOFFされて、受信データ保持
用レジスタ51に保持されている内部データが消去され
る。また、リモコンデータ401により当該テレビジョ
ン装置の電源をONする場合には、マスタCPU42よ
りデータバス402を介して入力される制御データによ
り、電源(2)47よりスレーブ装置(1)45および
スレーブ装置(2)46に供給される電源はONとな
り、スレーブ装置内の信号処理回路50、受信データ保
持用レジスタ51および送信データ保持用レジスタは、
パワーオンリセット判別回路49より入力されるリセッ
ト信号403により初期化される。そしてその際に、送
信データ保持用レジスタ53に、パワーオンリセット判
別回路49よりリセット信号403が出力されたことを
示すデータがセットされて、マスタCPU42より送ら
れてくるデータが入力されるのを待機する状態となる。
【0006】図6(a)および(b)は、テレビジョン
装置の電源がONされ電源(2)47の電源投入時から
の、マスタCPU42側と、スレーブ装置(1)45お
よびスレーブ装置(2)46側における動作手順を示す
フローチャートである。図6(a)において、マスタC
PU42の側においては、リモコン受信ブロック41よ
り、テレビジョン装置の電源ONのリモコンデータが4
01が入力されると(ステップ61)、これにより、ス
レーブ装置に対応する電源(2)47が投入される(ス
テップ62)。マスタCPU42においては、スレーブ
装置(2)46からデータバス402を介してスレーブ
装置(2)46内部の送信データ保持用レジスタ53の
データが受信され(ステップ63)、当該受信データ中
にパワーオンリセット信号が出力されているか否かが判
別される(ステップ64)。次いで、EEPROM43
からデータがロードされる(ステップ65)。EEPR
OM43からはデータバス402を介してスレーブ装置
にデータが転送される(ステップ66)。そして、信号
処理回路50においては、データ保持用レジスタ51に
保持されるデータが処理される(ステップ67)。
【0007】また、図6(b)において、スレ−ブ装置
側においては、電源(2)47が投入されると(ステッ
プ71)、これを受けて、スレーブ装置内のパワーオン
リセット回路49において電源投入が検出されてリセッ
ト信号が出力され、信号処理回路50、受信データ保持
用レジスタ51および送信データ保持用レジスタ53が
初期化される、その際に、送信データ保持用レジスタ5
3に、パワーオンリセット信号が出力されたことを示す
データがセットされる(ステップ72)。次いで、マス
タCPU42に送信データ保持用レジスタ53のデータ
が、データバス402を介して転送される(ステップ7
3)。そして、マスタCPU42からのデータが、デー
タバス402を介してスレーブ装置に受信され(ステッ
プ74)、バスインタフェ−ス回路52を介して受信デ
ータ保持用レジスタ51に格納される(ステップ7
5)。信号処理回路50においては、受信データ保持用
レジスタ51内に保持されているデータを用いて処理が
実行される(ステップ76)。
【0008】また、上記の従来例に類似する従来の技術
として、特開平3−75809号公報に開示されている
従来例について説明する。この従来例においては、デー
タの授受がマスタCPUとスレーブ装置のみにより行わ
れるのではなく、マルチCPUシステム構成におけるイ
ニシャライズ処理について考案されたものであり、前記
スレーブ装置内の受信データ保持用レジスタ51にバッ
テリバックアップ付きの外部RAMを用い、このRAM
を適当なアドレスで分割して、マスタCPUおよびスレ
ーブCPUと共用する形で使用する構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
制御システムにおいては、スタンバイ状態における消費
電力を削減するために、スレーブ装置側に対する電源
(2)がOFFの状態に設定されている。このために、
前記スレーブ装置内のデータ保持用レジスタに格納され
ているデータも全て消去される状態となり、スタンバイ
状態から定常動作状態に復帰するために当該電源(2)
をONさせる場合には、必らずマスタCPUから、デー
タバスを介して所定のデータをスレーブ装置に転送する
ことが必要不可欠の条件となる。このために、当該スレ
ーブ装置の数が増大するに伴ない、データ転送に要する
時間が長くなるという欠点がある。
【0010】また、前記特開平3−75809号公報に
開示されている従来例においては、外部構成にRAMを
設けることにより、データおよびアドレス信号の授受を
行うパラレルデータパスが必要となり、シリアルバス制
御によるデータ制御システムには適用することができな
いという欠点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ制御シス
テムは、所定のデータをシリアルに転送する少なくとも
1つのマスタCPUと、前記マスタCPUより送られて
くるデータを所定のデータバスを介して受信する少なく
とも1つのスレーブ装置とを少なくとも備えて構成され
るデータ制御システムにおいて、前記スレーブ装置に対
する電源供給手段として、当該スレーブ装置に含まれる
データ記憶手段に電源を供給する第1の電源供給手段
と、当該スレーブ装置に含まれる他の信号処理回路等に
電源を供給する第2の電源供給手段とを、それぞれ個別
に備えて構成される。
【0012】なお、前記マスタCPUとしては、前記第
1の電源供給手段における電源稼働状態と、前記第2の
電源供給手段における電源稼働状態とを判別して、当該
判別結果に基づいて前記データ記憶手段または前記他の
信号処理回路等に対する初期化制御を行う機能を併有す
るようにしてもよく、また、前記スレーブ装置として
は、前記データ記憶手段と、前記他の信号処理回路等
と、前記第1の電源供給手段による電源パワーオンの状
態を検出して、前記データ記憶手段に対する初期化リセ
ット信号を出力する第1のパワーオンリセット手段と、
前記第2の電源供給手段による電源パワーオンの状態を
検出して、前記他の信号処理回路等に対する初期化リセ
ット信号を出力する第2のパワーオンリセット手段と、
前記データバスとの間のデータ授受機能を有するバスイ
ンタフェ−ス手段と、を少なくとも備えて構成するよう
にしてもよい。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明の一実施例のシステム構成を
示す部分ブロック図である。図1に示されるように、本
実施例は、データバス102に対応して、リモコン受信
ブロック1と、マスタCPU2と、EEPROM3と、
スレーブ装置(2)6と、スレーブ装置(1)5と、リ
モコン受信ブロック1、マスタCPU2、EEPROM
3、スレーブ装置(2)6およびスレーブ装置(1)5
に電源を供給する電源(1)4と、スレーブ装置(1)
5およびスレーブ装置(2)6に電源を供給する電源
(2)7とを備えて構成される。なお、従来例の場合と
同様に、スレーブ装置としては、これらのスレーブ装置
(1)5およびスレーブ装置(2)6以外に他のスレー
ブ装置が複数含まれているが、本従来例の動作説明上に
支障がないために省略されている。
【0015】また、図2は、本実施例に含まれるスレー
ブ装置(1)5およびスレーブ装置(2)6等のスレー
ブ装置の内部構成を示す図であり、電源(2)接続端子
8および電源(1)接続端子9に対応して、電源(2)
7の立上りを検出してリセット信号を出力するパワーオ
ンリセット判別回路8と、電源(1)4の立上りを検出
してリセット信号を出力するパワーオンリセット判別回
路11と、データバス102との間のデータ授受を行う
バスインタフェ−ス回路14と、バスインタフェ−ス回
路14より入力されるデータを保持する受信データ保持
用レジスタ13と、受信データ保持用レジスタ13に保
持されているデータを用いて信号処理を行う信号処理回
路12と、信号処理回路12から出力される送信用デー
タおよびパワーオンリセット判別回路10および11か
ら出力される送信用データを併せて保持する送信データ
保持用レジスタ15とを備えて構成される。以下に、図
1および図2を参照して本実施例の動作を説明する。
【0016】図1において、本実施例の定常動作状態に
おいては、テレビジョン装置の電源ONにより、電源
(1)4より、リモコン受信ブロック1、マスタCPU
2およびEEPORM3と、スレーブ装置(1)5およ
びスレーブ装置(2)のデータ保持用レジスタ13に対
して電源電圧が供給され、また電源(2)7よりスレー
ブ装置(1)5およびスレーブ装置(2)6の信号処理
回路12およびバスインタフェ−ス回路14に対して電
源電圧が供給される。リモコン送信機(図示されない)
からの信号は受信ブロック1において受信され、これを
受けて受信ブロック1より出力されるリモコンデータ1
01はマスタCPU2に入力される。このリモコンデー
タ101を受けて、マスタCPU2より出力される制御
データは、データバス102を介してスレーブ装置
(1)5およびスレーブ装置(2)6等に転送され、そ
して当該制御データは、同時にデータバス402を介し
てデータ保持用のためにEEPROM4に転送されて書
込まれる。また、スレーブ装置内においては、信号処理
回路12は、パワーオンリセット判別回路10において
電源の立上がりが検出されて出力されるリセット信号に
より初期化され、データ保持用レジスタ13に格納され
ているデータを用いて信号処理が実行される。
【0017】リモコンデータ101により当該テレビジ
ョン装置の電源をOFFする場合(スタンバイ状態)に
は、データ受信機能を維持することができるように、ス
タンバイ状態においても、電源(1)4により、常時電
源がリモコン受信ブロック1、マスタCPU2およびE
EPROM3に対し供給され続けるとともに、電源
(1)接続端子9を介して、スレーブ装置(1)5およ
びスレーブ装置(2)6における受信データ保持用レジ
スタ13と送信データ保持用レジスタ15にも電源が供
給される。また、マスタCPU2よりデータバス102
を介して転送される制御データにより、電源(2)7よ
りスレーブ装置(1)5およびスレーブ装置(2)6に
おいて、電源(2)接続端子8に供給される電源は、消
費電流を削減するためにOFFされる。但し、図1に
は、当該電源制御回路は図示されていない。これによ
り、図2に示されるパワーオンリセット判別回路10、
信号処理回路12およびバスインタフェ−ス回路14に
供給される電源供給がOFFされる。しかしながら、従
来例の場合とは異なり、スレーブ装置内の受信データ保
持用レジスタ13および送信データ保持用レジスタ15
に対しては、電源(1)4より電源が供給され続けられ
るために、当該受信データ保持レジスタ13に保持され
ている内部データが消去されることはない。従って、電
源ONにより、スタンバイ状態より定常動作状態に復帰
する場合においても、受信データ保持レジスタ13には
既にデータが保存されているために、マスタCPU2よ
り改めてデータを転送する必要がない。しかし、何等か
の要因により電源(1)4が瞬断する事態に対応して、
受信データ保持用レジスタ13および送信データ保持用
レジスタ15に対応するパワーオンリセット回路11が
設けられており、これにより、電源瞬断時においても受
信データ保持用レジスタ13内のデータが保持され、そ
の信頼性が確保されるように考慮されている。
【0018】また、図3(a)および(b)は、テレビ
ジョン装置の電源がONされ電源(2)47の電源投入
時からの、マスタCPU2側と、スレーブ装置(1)5
およびスレーブ装置(2)6側における動作手順を示す
フローチャートである。図3(a)において、マスタC
PU2の側においては、リモコン受信ブロック1より、
テレビジョン装置の電源ONのリモコンデータ101が
入力されると(ステップ21)、これにより、スレーブ
装置に対応する電源(2)7が投入され(ステップ2
2)、マスタCPU2においては、スレーブ装置(2)
6から、データバス102を介してスレーブ装置(2)
6内部の送信データ保持用レジスタ15のデータが受信
され(ステップ23)、パワーオンリセット回路10お
よび11においてパワーオンが検出されたか否かが判定
されて(ステップ24および25)、それ以前において
既に電源(1)4による電源投入状態にあるため、パワ
ーオンリセット回路11においてはパワーオンが検出さ
れない。しかし、パワーオンリセット回路10において
は、電源(2)7によるパワーオンが検出される。この
ために、マスタCPU2においては、スレーブ装置に対
してデータ転送する必要がないものと判断されて、デー
タバス101を介して初期化のためのデータが送出され
ることはない。従って、スレーブ装置内の信号処理回路
12において、受信データ保持用レジスタ13に保持さ
れているデータを用いて信号処理が行われる(ステップ
28)。しかし、パワーオンリセット回路11において
パワーオンが検出され、パワーオンリセット回路10に
おいてもパワーオンが検出された場合には、マスタCP
U2から、このスレーブ装置に対してはデータを転送す
る必要があるものと判断されて、EEPROM3からデ
ータがロードされ(ステップ26)、EEPROM3か
らはデータバス102を介してスレーブ装置にデータが
転送される(ステップ27)。そして、当該スレーブ装
置内の信号処理回路12においては、受信データ保持用
レジスタ13に保持されているデータを用いて信号処理
が行われる(ステップ28)。
【0019】また、図3(b)において、スレ−ブ装置
側においては、電源(2)7が投入されると(ステップ
31)、これを受けて、スレーブ装置内のパワーオンリ
セット回路10において電源投入が検出され、リセット
信号が出力されて信号処理回路12が初期化される。そ
の際に、送信データ保持用レジスタ15に、電源(2)
7によるパンオンリセット信号が出力されたことを示す
データがセットされる(ステップ32)。次いで、マス
タCPU2に、送信データ保持用レジスタ15のデータ
が、データバス102を介して転送される(ステップ3
3)。次に、スレーブ装置内のパワーオンリセット回路
11において、リセット信号が出力されているか否かが
判定されて(ステップ34)、リセット信号が出力され
ている場合には、受信データ保持用レジスタ13および
送信データ保持用レジスタ15が共に初期化される(ス
テップ35)。次いで、マスタCPU2に、送信用デー
タ用レジスタ13のデータが転送され(ステップ3
6)、マスタCPU2からのデータが、データバス10
2およびバスインタフェース回路14を介してスレーブ
装置に受信されて(ステップ37)、スレーブ装置内の
受信データ保持用レジスタ13および送信データ保持用
レジスタ15に、それぞれ格納される(ステップ3
8)。そして、ステップ38における処理終了後、なら
びにステップ34の判定処理において、リセット信号が
出力されていない場合において、スレーブ装置の受信デ
ータ保持用レジスタ13のデータを用いて信号処理回路
12において処理が実行される(ステップ39)。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スレー
ブ装置内部に転送されるデータを保持するメモリまたは
レジスタ回路に対する電源供給源と、当該スレーブ装置
内部の他の信号処理回路に対する電源供給源とを分離し
て、これらの2つの電源供給源の遮断状態をモニタし、
前記メモリまたはレジスタ回路に保持されるデータの信
頼性を確保するために、前記2つの電源供給源に対応す
る2つのパワーオンリセット回路をそれぞれ個別に備え
ることにより、スタンバイ状態において、スレーブ装置
内部の他の信号処理回路に対する電源供給源をOFFし
た後においても、前記メモリまたはレジスタ回路に保持
される内部データは保持されており、再度電源をONし
た時点において、マスタCPUからスレーブ装置に対す
るデータ転送を行うことが不要となり、これにより、ス
レーブ装置の数の増加に伴ない増大するデータ転送時間
を著しく短縮することができるという効果がある。
【0021】また、同時に、他の従来例に見られるよう
に、外部RAMとの間のデータ信号およびアドレス信号
の授受に必要とされるパラレルデータバスが不要になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】前記実施例に含まれるスレーブ装置の内部構成
を示すブロック図である。
【図3】前記実施例における動作手順のフローチャート
を示す図である。
【図4】従来例のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図5】前記従来例に含まれるスレーブ装置の内部構成
を示すブロック図である。
【図6】前記従来例における動作手順のフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】
1、41 リモコン受信ブロック 2、42 マスタCPU 3、43 EEPROM 4、44 電源(1) 5、45 スレーブ装置(1) 6、46 スレーブ装置(2) 7、47 電源(2) 8、48 電源(2)接続端子 9 電源(1)接続端子 10、11、49 パワーオンリセット判別回路 12、50 信号処理回路 13、51 受信データ保持用レジスタ 14、52 バスインタフェ−ス回路 15、53 送信データ保持用レジスタ 21、61 ONデータ受信ステップ 22、31、62、71 電源(2)投入ステップ 23、63 スレーブ装置内の送信データの受信ステ
ップ 24、25、34、64 パワーオンリセットを検出
するステップ 26、65 EEPROMからデータをロードするス
テップ 27、66 スレーブ装置へデータ転送するステップ 28、67 メイン処理ステップ 32 信号処理回路初期化ステップ 33、36、73 マスタCPUに送信データを転送
するステップ 35 内部各レジスタの初期化ステップ 37 マスタCPUデータの受信ステップ 38、75 内部各レジスタに対するデータ格納ステ
ップ 39、76 信号処理回路による処理ステップ 72 内部各レジスタ・信号処理回路の初期化ステッ
プ 74 マスタCPUからのデータ受信ステップ 101、401 リモコンデータ 102、401 データバス 103、104、403 リセット信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータをシリアルに転送する少な
    くとも1つのマスタCPUと、前記マスタCPUより送
    られてくるデータを所定のデータバスを介して受信する
    少なくとも1つのスレーブ装置とを少なくとも備えて構
    成されるデータ制御システムにおいて、 前記スレーブ装置に対する電源供給手段として、当該ス
    レーブ装置に含まれるデータ記憶手段に電源を供給する
    第1の電源供給手段と、当該スレーブ装置に含まれる他
    の信号処理回路等に電源を供給する第2の電源供給手段
    とを、それぞれ個別に備えることを特徴とするデータ制
    御システム。
  2. 【請求項2】 前記マスタCPUが、前記第1の電源供
    給手段における電源稼働状態と、前記第2の電源供給手
    段における電源稼働状態とを判別して、当該判別結果に
    基づいて前記データ記憶手段または前記他の信号処理回
    路等に対する初期化制御を行う機能を併有することを特
    徴とする請求項1記載のデータ制御システム。
  3. 【請求項3】 前記スレーブ装置が、前記データ記憶手
    段と、前記他の信号処理回路等と、前記第1の電源供給
    手段による電源パワーオンの状態を検出して、前記デー
    タ記憶手段に対する初期化リセット信号を出力する第1
    のパワーオンリセット手段と、前記第2の電源供給手段
    による電源パワーオンの状態を検出して、前記他の信号
    処理回路等に対する初期化リセット信号を出力する第2
    のパワーオンリセット手段と、前記データバスとの間の
    データ授受機能を有するバスインタフェ−ス手段と、を
    少なくとも備えて構成されることを特徴とする請求項1
    記載のデータ制御システム。
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