JPH082711Y2 - 蛍光表示装置 - Google Patents

蛍光表示装置

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JPH082711Y2
JPH082711Y2 JP1988149165U JP14916588U JPH082711Y2 JP H082711 Y2 JPH082711 Y2 JP H082711Y2 JP 1988149165 U JP1988149165 U JP 1988149165U JP 14916588 U JP14916588 U JP 14916588U JP H082711 Y2 JPH082711 Y2 JP H082711Y2
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JP
Japan
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voltage
anode
grid
fluorescent display
terminal
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JP1988149165U
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信吾 小島
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NEC Corp
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は蛍光表示装置に係り、特にPOSやECR、各種事
務機械等の英数文字、記号の表示に使用される蛍光表示
管のグリッド、アノード駆動電圧との交流のフィラメン
ト電圧を発生するDC−DCコンバータの付加回路に関す
る。
〔従来の技術〕
一般にPOSやECR、各種事務機械等の英数文字、記号の
表示をさせる蛍光表示管は、交流のフィラメント電圧の
印加と各桁に対応したグリッドを順次走査するグリッド
駆動部とその順次走査に対応して入力される信号を有す
るアノード駆動部とからの各信号を、それぞれ蛍光表示
管のグリッド電極とアノード電極に印加することによっ
て、ダイナミック駆動される。
〔考案が解決しようとする課題〕 蛍光表示管のフィラメント電圧は通常数ボルトのAC電
圧であり、グリッド、アノード駆動用の電圧は通常35V
乃至55Vの正又は負の直流電圧が必要とされる。これら
2種類の電圧を供給する手段としてブロッキング発振の
原理を利用したDC−DCコンバータが使われている。これ
らDC−DCコンバータにおいて、フィラメント巻線はグリ
ッド、アノード電圧に対するフィラメント電圧の電位を
決めるセンタータップを設け、フィラメント電圧がグリ
ッド、アノード電極のオフ電位すなわちカットオフ電圧
よりマイナスとならないようセンタータップに抵抗によ
りバイアスされたツェナーダイオードを接続していた
が、このツェナダイオードにフィラメント電圧の方形波
である変化点において、順方向に電流が流れ、ツェナダ
イオードがオンの状態となって、この間フィラメント電
圧がカットオフ電圧と同電位となり、蛍光表示管の非選
択アノードがうすく光る発光もれ現象がおこり、表示品
位が低下する欠点がある。
本考案の目的は、前記欠点が解決され、発光もれ現象
が生じず、表示品位が低下しないようにした蛍光表示装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の構成は、1次巻線及び第1,第2の2次巻線を
有するトランスを備えたDC−DCコンバータで蛍光表示管
の駆動電圧を発生する蛍光表示装置において、前記トラ
ンスの第1の2次巻線にフィラメント電圧端子を接続
し、前記トランスの第2の2次巻線の一端にダイオード
を介してグリッド・アノード駆動電圧端子を、他端に一
定電圧端をそれぞれ接続し、前記グリッド・アノード駆
動電圧端子と前記一定電位端との間に平滑コンデンサを
接続し、前記第1の2次巻線の中間タップにカソード
を、前記グリッド・アノード駆動電圧端子にアノードを
それぞれ接続したツェナダイオードを設け、前記中間タ
ップと前記一定電位端との間に抵抗コンデンサとからな
る並列回路を設けたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の実施例の蛍光表示装置を示す回路
図、第2図は第1図の後続の蛍光表示管及びその駆動回
路を示す回路である。これら図において、本実施例の蛍
光表示装置は、DC−DCコンバータの入力電圧VINが電解
コンデンサ1を経て、トラランス5の1次巻線と抵抗2
で分割されてトランジスタ4のベースへ印加される。ト
ランジスタ4のコレクタはトランス5の1次巻線に接続
され、このトランス5の第2の2次巻線の中間タップか
ら得られる電圧を、コンデンサ12、抵抗11、によりフィ
ードバックし、トランジスタ4のベースに印加すること
により、ブロッキング発振器を構成する。このブロッキ
ング発振により昇圧して得られる第1の2次巻線側電圧
は、トランス5の一対の端子15,16からはフィラメント
電圧Efとして利用され、第2図の蛍光表示管のフィラメ
ント端子にフィラメント電圧Efとして供給される。一
方、第2の2次巻線の一端に接続されたダイオード6に
接がる端子は、ダイオード6と電解コンデンサ10とで整
流平滑され、負の直流電圧Vssを発生し、第2図に示す
後段の付加回路を経て、蛍光表示管18のアノード20,グ
リッド19の駆動電圧として供給される。一方、この負の
直流電圧Vssはツェナダイオード13を介して、トランジ
スタ4のベースに印加し、トランジスタ4のベースに接
続されている抵抗2と共に、トランジスタのベース電圧
を安定化し、DC−DCコンバータの出力電圧を安定化して
いる。又、グリッド・アノードを駆動する出力電圧Vss
発生端子14即ちダイオード6のアノード側は、ツェナダ
イオード7を介して、トランス5の第1の2次巻線の中
間タップの端子17とバイアス抵抗9、およびこのバイア
ス抵抗9と並列なコンデンサ8に接続されている。バイ
アス抵抗9、およびコンデンサ8の他方の端子は、一定
電位例えばGNDレベルに接続されているため、トランス
5の端子17はDC−DCコンバータの出力電圧よりツェナダ
イオード7のツェナ電圧分だけ、電位が高く設定され
る。ここで、第1図に示すように、ツェナダイオードの
カソード側が中間タップの端子17に接続されている。
前記後段の負荷回路は、第2図に示すように、直流電
圧Vssを各々抵抗22,24を介して、各々トランジスタ21,2
3のエミッタに接続し、このトランジスタ21,23のコレク
タは+5V電源に接続され、各々エミッタからグリッド1
9、アノード20へ接続される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、例えばグリッド及び
アノード駆動部とフィラメント電圧発生部との間にツェ
ナダイオード7を接続し、前記フィラメント電圧発生部
と一定電位との間にバイアス抵抗9及びコンデンサ8を
接続することにより、フィラメント電圧の方形波である
変化点において、ツェナダイオード7の順方向に流れる
電流をバイアス抵抗9に並列に接続したコンデンサ8に
充電し、ツェナ電圧を保ち、これによりフィラメント電
圧のカットオフ電圧が保たれ、蛍光表示管18の非選択ア
ノード20がうすく光る発光もれ現象のない良質の表示品
位が得られる効果がある。さらに、本発明によれば、グ
リッド・アノード駆動電圧端子を基準として、この電位
よりもツェナダイオードのツェナ電圧分だけ、第1の2
次巻線の中間タップの電位を高く設定できるから、グリ
ッド・アノード駆動電圧端子の電圧変動に対しても安定
しており、フィラメント電圧がカットオフ電圧と同電位
となることがなく、発光もれ現象が発生する心配がな
く、また中間タップにグリッド・アノード駆動電圧端子
の整流リップル分が直接重畳されることがなく、コンデ
ンサと抵抗とが両端で互いに接続されているから、平滑
効果がすぐれているという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の蛍光表示装置の蛍光表示管
の駆動電圧発生回路の回路図、第2図は第1図の回路の
出力が接続される蛍光表示管およびその駆動回路を示す
回路図である。 1……電解コンデンサ、2,11,22,24……抵抗、3,8,12…
…コンデンサ、4……トランジスタ、5……トランス、
6……ダイオード、7,13……ツェナダイオード、9……
バイアス抵抗、10……電解コンデンサ、14……グリッ
ド、アノード駆動電圧(Vss)端子、15,16,17……フィ
ラメント電圧(Ef)端子、18……蛍光表示管、19……グ
リッド、20……アノード、21……グリッド駆動用トラン
ジスタ、23……アノード駆動用トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次巻線及び第1,第2の2次巻線を有する
    トランスを備えたDC−DCコンバータで蛍光表示管の駆動
    電圧を発生する蛍光表示装置において、前記トランスの
    第1の2次巻線にフィラメント電圧端子を接続し、前記
    トランスの第2の2次巻線の一端にダイオードを介して
    グリッド・アノード駆動電圧端子を、他端に一定電位端
    をそれぞれ接続し、前記グリッド・アノード駆動電圧端
    子と前記一定電位端との間に平滑コンデンサを接続し、
    前記第1の2次巻線の中間タップにカソードを、前記グ
    リッド・アノード駆動電圧端子にアノードをそれぞれ接
    続したツェナダイオードを設け、前記中間タップと前記
    一定電位端との間に抵抗とコンデンサとからなる並列回
    路を設けたことを特徴とする蛍光表示装置。
JP1988149165U 1988-11-15 1988-11-15 蛍光表示装置 Expired - Lifetime JPH082711Y2 (ja)

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JP1988149165U JPH082711Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 蛍光表示装置

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JP1988149165U JPH082711Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 蛍光表示装置

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JPH0269391U JPH0269391U (ja) 1990-05-25
JPH082711Y2 true JPH082711Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=31421147

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120722A (en) * 1976-04-05 1977-10-11 Toshiba Corp Driving circuit for fluorescent display tube
JPS5429625U (ja) * 1977-07-29 1979-02-27
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JPS6449994U (ja) * 1987-09-22 1989-03-28

Also Published As

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JPH0269391U (ja) 1990-05-25

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