JPH08271026A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH08271026A
JPH08271026A JP7074309A JP7430995A JPH08271026A JP H08271026 A JPH08271026 A JP H08271026A JP 7074309 A JP7074309 A JP 7074309A JP 7430995 A JP7430995 A JP 7430995A JP H08271026 A JPH08271026 A JP H08271026A
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air conditioner
control device
transmission mechanism
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unit
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Masamichi Mochizuki
正道 望月
Satoru Yoshida
悟 吉田
Masashi Watanabe
昌志 渡辺
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Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用している空気調和機の種類を容易に確認
でき、サービス性および保守性が向上し、室内機の標準
化に寄与する空気調和機の制御装置を提供する。 【構成】 室内機7に、室外機12と信号伝送を行う第
一の伝送機構10と、リモコン1と信号伝送を行う第二
の伝送機構9とを備え、リモコン1に、室内機7の第二
の伝送機構9と信号伝送を行う伝送機構6と、この伝送
機構6に接続されて空気調和機の種類を表示する表示器
3と、空気調和機の種類を表示させる設定を行う設定器
5とを設け、空気調和機の種類をリモコン1により確認
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御装置
に係り、室内機と室外機とを別々に持つ空気調和機にお
いて、特に空気調和機の種類を容易に表示できる空気調
和機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内機と室外機とを別々に備える空気調
和機は、例えば、室内機を天井等に設置し、室外機をビ
ルの屋上等に設置する。一般に空気調和機は、冷房暖房
併用形と冷房専用形、またはマルチ機とシングル機など
室内機の形式がそれぞれ異なっていた。従来技術に関連
するものとして、例えば、特開平3−255846号公
報、特開平64−70641号公報記載のものが知られ
ている。
【0003】上記特開平3−255846号公報記載の
空気調和機の制御装置は、室内機および室外機を備え、
機能設定を機能コードで指示するリモコンと、該リモコ
ンで指定した機能コードが室内機を対象とするときは該
機能コードを室内機へ、室外機を対象とするときは該機
能コードを室外機へ伝送する伝送機構とを備えたもので
あり、ユーザーがリモコンの在る場所にいるだけで、室
内機、室外機両方の機能をリモコンによって設定できる
ものであった。
【0004】また、特開平64−70641号公報記載
の空気調和機は、機種毎のリモコンを共通化するため
に、室外機に記憶されている機種データ(運転モードな
ど)を室内機に転送して判断を加え、リモコン上で対応
する運転モードの表示や機能設定を行うものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3−255
846号公報記載の従来技術では、冷房暖房併用形と冷
房専用形、またはマルチ機とシングル機など機種により
室内機の型式が異なっていたが、室内機の標準化、共用
化が進み、空気調和機の種類が異なっても同一型式の室
内機を使用することになってくると、室内機の型式が同
一となるため、空気調和機の種類が室内で判別できなく
なり、サービス性、保守性の点で問題があった。
【0006】また、特開平64−70641号公報記載
の従来技術では、リモコンに機種毎の運転モードなどが
表示され、ユーザーの運転制御には便利であるが、室内
機の共用化やサービス保守の面に関して配慮されていな
かった。さらに、運転時に異常など発生して、サービス
マンを呼びたいとき、空気調和機の種類が何で、どのよ
うな異常かをユーザー自身が把握してサービスコールで
きれば、事後のサービスが円滑に進むものである。しか
し、上記両者の従来技術では、ユーザー自身がリモコン
によって空気調和機の種類を確認することはできなかっ
た。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、使用している空気調和機の種
類を容易に確認でき、サービス性および保守性が向上
し、室内機の標準化に寄与する空気調和機の制御装置を
提供することを目的とする。また、本発明の他の目的
は、ユーザーがサービスコールを行うに当たって、ユー
ザー自身がリモコンによって空気調和機の種類および異
常情報を認識でき、サービスマンへの適切な情報伝達が
できる空気調和機の制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空気調和機の制御装置に係る第一の発明の
構成は、室内機と室外機とからなる空気調和機の遠隔制
御手段として信号伝送によるリモコンを備え、前記室内
機に、前記室外機と信号伝送を行う第一の伝送機構と、
前記リモコンと信号伝送を行う第二の伝送機構とを備
え、前記リモコンに、前記室内機の第二の伝送機構と信
号伝送を行うリモコンの伝送機構と、制御操作のための
設定器および表示器とを備えた空気調和機の制御装置に
おいて、前記リモコンの表示器に、前記リモコンの伝送
機構に接続されている空気調和機の種類を表示する機能
を設け、前記設定器に空気調和機の種類を表示させる設
定を行う機能を設け、空気調和機の種類をリモコンの表
示により確認できるようにしたものである。
【0009】また、リモコンの表示器に、空気調和機の
種類を表示する機能を設け、設定器に空気調和機の種類
を表示させる設定を行う機能を設ける第一の発明は、室
内機と室外機とからなる空気調和機の遠隔制御手段とし
て信号伝送によるリモコンを備え、前記室内機に、前記
室外機と信号伝送を行う伝送機構を備え、前記リモコン
に、前記室内機の前記伝送機構と信号伝送を行うリモコ
ンの伝送機構を備えた空気調和機にも同様に適用され
る。
【0010】上記目的を達成するために、本発明の空気
調和機の制御装置に係る第二の発明の構成は、室内機と
室外機とからなる空気調和機の制御手段として信号伝送
による集中制御装置を備え、前記室内機に、前記室外機
と信号伝送を行う第一の伝送機構と、前記集中制御装置
と信号伝送を行う第二の伝送機構とを備え、前記集中制
御装置に、前記室内機の第二の伝送機構と信号伝送を行
う集中制御装置の伝送機構と、制御操作のための設定器
および表示器とを備えた空気調和機の制御装置におい
て、前記集中制御装置の表示器に、前記集中制御装置の
伝送機構に接続されている空気調和機の種類を表示する
機能を設け、前記設定器に空気調和機の種類を表示させ
る設定を行う機能を設け、空気調和機の種類を集中制御
装置の表示により確認できるようにしたものである。
【0011】また、集中制御装置の表示器に、空気調和
機の種類を表示する機能を設け、設定器に空気調和機の
種類を表示させる設定を行う機能を設ける第二の発明
は、室内機と室外機とからなる空気調和機の制御手段と
して信号伝送による集中制御装置を備え、前記室外機
に、前記集中制御装置と信号伝送を行う伝送機構を備
え、前記集中制御装置に、前記室外機の伝送機構と信号
伝送を行う集中制御装置の伝送機構を備えた空気調和機
にも同様に適用される。
【0012】さらに、第二の発明は、室内機と室外機と
からなる空気調和機の制御手段として信号伝送による集
中制御装置を備え、前記室内機に、前記室外機と信号伝
送を行う伝送機構を備え、前記集中制御装置に、前記室
内機の前記伝送機構と信号伝送を行う集中制御装置の伝
送機構と、制御操作のための設定器および表示器とを備
えた空気調和機にも同様に適用される。
【0013】
【作用】室内機または室外機との伝送を行う伝送機構
は、標準化された室内機を使用した空気調和機の種類の
情報を伝送することができる。また、空気調和機の種類
を表示する表示器は、標準化された室内機を使用した空
気調和機の種類を表示することができる。さらに、空気
調和機の種類を表示させる設定を行う設定器は、標準化
された室内機を使用した空気調和機の種類を表示させる
指示を行うために使用する設定器である。
【0014】上記の各技術的手段によれば、空気調和機
の種類がリモコンまたは集中制御装置の表示器でわかる
ため、室内機の標準化、共用化が進み、室内で室内機を
見ても空気調和機の種類が判らないということがなく、
室内機の標準化を進める上で問題となっていた機種,型
式の判別をどうするかという点が解決されるため、室内
機の標準化に寄与する。
【0015】
【実施例】以下本発明の各実施例を図1ないし図8を参
照して説明する。なお、以下の説明では、遠隔制御装置
を構成するリモート・コントローラ(遠隔制御器)をリ
モコンと称する。まず、第一の発明の一実施例を図1,
図6,図7を参照して説明する。 〔実施例 1−1〕図1は、本発明の一実施例に係る空
気調和機の制御装置の構成を示すブロック図、図6は、
室外機、室内機が実行する制御手順を示すフローチャー
ト、図7は、リモコンと室内機が実行する制御手順を示
すフローチャートである。
【0016】図1に示す空気調和機の制御装置におい
て、リモコン1は、制御部2、表示器3、記憶部4、設
定器5、伝送機構6から構成される。空気調和機19
は、室内機7と室外機12とからなる。なお、ここで
は、空気調和機の制御装置を説明するもので、冷凍サイ
クル機器の図示説明を省略する。
【0017】室内機7は、制御部8、伝送機構9,1
0、および記憶部11を備えている。室内機7とリモコ
ン1とは、室内機の第二の伝送機構9とリモコンの伝送
機構6とで信号線16により接続される。室外機12
は、制御部13、伝送機構14、および記憶部15を備
えている。室内機7と室外機12とは、室内機の第一の
伝送機構10と室外機の伝送機構14とで信号線17に
より接続される。
【0018】次に、このような構成の空気調和機の制御
装置の動作を図1および図6,7のフローチャートを参
照して説明する。室外機12は、制御部13で自分がど
の種類の空気調和機19であるかを認識し、記憶部15
に記憶する。例えば、冷房暖房併用型のシングル機であ
ると、その機種コードを認識する。この機種コードの情
報は、伝送機構14から信号線17を通して室内機7の
第一の伝送機構10へ送り出される。室外機11から来
たこの機種コードの情報は室内機7の制御部8で判断さ
れ、記憶部11に記憶する(図6参照)。空気調和機の
種類の情報は、周期的(一定時間経過毎)に室外機11
から室内機7へ伝送されるものである。
【0019】前記室外機11から来た機種コードの情報
は、室内機7の第二の伝送機構9から信号線16を通し
てリモコン1の伝送機構6へ送り出される。これを受け
たリモコン1の制御部2は、空気調和機の種類、すなわ
ち機種コードを認識し記憶部4に記憶する(図6参
照)。
【0020】空気調和機の種類の情報は、周期的に、す
なわち一定時間経過毎に室外機11から室内機7へ、室
内機からリモコン1へ伝送され、リモコン1に記憶され
る。そして、この記憶された情報は、設定器5で空気調
和機27の種類の確認操作を行うことにより、制御部2
が、室内機7から送信され記憶部4に記憶された機種コ
ードをより読み出し、表示器3へ表示する(図7参
照)。このように、本実施例によれば、空気調和機19
の種類がリモコン1で確認でき、標準化された室内機7
を使用した空気調和機19の種類を、室内でも、サービ
スマンがリモコン1で確認できるため、サービス性およ
び保守性が非常に向上する。
【0021】〔実施例 1−2〕図2は、本発明の他の
実施例に係る空気調和機の制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。図中、図1と同一符号のものは、先の実施
例と同等部分であるから、その説明を省略する。図2に
示す実施例が、図1に示した先の実施例と相違するとこ
ろは、リモコン1と室内機7とが信号線18で接続され
ていることである。
【0022】図2に示す室内機7Aは、図1の例で示し
た伝送機構9が省略されている。室内機7Aと室外機1
2とは、室内機の伝送機構10と室外機の伝送機構14
とで信号線17により接続される。しかして、室内機7
Aとリモコン1とは、室内機の前記伝送機構10とリモ
コンの伝送機構6とで信号線18により接続されてい
る。
【0023】このような構成の空気調和機の制御装置の
動作について説明する。制御の手順は図6,7に示した
先の実施例に準じるので、フローチャートによる説明を
省略する。室外機12は、制御部13で自分がどの種類
の空気調和機19であるかを認識する。この情報は、室
外機12が信号線17で室内機7Aの伝送機構10へ送
り出す。その情報は、室内機7Aの伝送機構10から信
号線18によりリモコン1の伝送機構6が受信し、記憶
部4に記憶する。そして、この記憶された情報は、リモ
コン1の設定器5で空気調和機19の種類の確認操作を
行うことにより、制御部2が記憶部4より読み出し、表
示器3へ表示する。
【0024】このように、本実施例によれば、先の実施
例と同様に、標準化された室内機7Aを使用した空気調
和機19の種類を、室内でも、サービスマンがリモコン
1で確認できるため、サービス性および保守性が向上す
る。
【0025】次に、第二の発明の実施例を図3ないし図
5を参照して説明する。 〔実施例 2−1〕図3は、本発明のさらに他の実施例
に係る空気調和機の制御装置の構成を示すブロック図で
ある。図中、図1と同一符号のものは、先の実施例と同
等部分であるから、その説明を省略する。図3に示す実
施例が、図1に示した先の実施例と相違するところは、
制御手段として集中制御装置を用いたことである。
【0026】図3に示す空気調和機の制御装置におい
て、集中制御装置20は、制御部21、表示部22、記
憶部23、設定器24、伝送機構25から構成されてい
る。室内機7は、制御部8、記憶部11、第一の伝送機
構10、第二の伝送機構26から構成される。室内機7
と集中制御装置20とは、室内機の第二の伝送機構26
と集中制御装置20の伝送機構25とで信号線27によ
り接続される。室内機7と室外機12とは、室内機の第
一の伝送機構10と室外機の伝送機構14とで信号線1
7により接続される。
【0027】次に、このような構成の空気調和機の制御
装置の動作について説明する。制御の手順は図6,7に
示した先の実施例に準じるので、フローチャートによる
説明を省略する。室外機12は、制御部13で自分がど
の種類の空気調和機19であるかを認識する。この情報
は伝送機構14から信号線17を通して室内機7の第一
の伝送機構10へ送り出される。室外機12から来たこ
の情報は室内機7の制御部8で判断され、第二の伝送機
構26から信号線27を通して集中制御装置20の伝送
機構25へ送り出される。これを受けた集中制御装置2
0の制御部21は、空気調和機の種類を認識し記憶部2
3に記憶する。
【0028】空気調和機の種類の情報は、周期的に室外
機12から室内機7へ、室内機7から集中制御装置20
へ伝送され、集中制御装置20に記憶される。そして、
この記憶された情報は、設定器24で空気調和機19の
種類の確認操作を行うことにより、制御部21が記憶部
23から読み出し、表示器22へ表示する。このよう
に、本実施例によれば、空気調和機19の種類が集中制
御装置20で確認でき、標準化された室内機7を使用し
た空気調和機19の種類を、室内でも、サービスマンが
集中制御装置20で確認できるため、サービス性および
保守性が非常に向上する。
【0029】〔実施例 2−2〕図4は、本発明のさら
に他の実施例に係る空気調和機の制御装置の構成を示す
ブロック図である。図中、図3と同一符号のものは、先
の実施例と同等部分であるから、その説明を省略する。
図4に示す実施例が、図3に示した先の実施例と相違す
るところは、集中制御装置20と室外機12とが信号線
31で接続されていることである。
【0030】図4に示す室内機7Aは、図3の例で示し
た伝送機構26が省略されている。室内機7Aと室外機
12とは、室内機の伝送機構10と室外機の伝送機構3
0とで信号線17により接続される。しかして、室外機
12と集中制御装置20とは、室外機の前記伝送機構3
0と集中制御装置の伝送機構25とで信号線31により
接続されている。
【0031】次に、このような構成の空気調和機の制御
装置の動作について説明する。室外機12は、制御部1
3で自分がどの種類の空気調和機19であるかを認識す
る。この情報は室外機12が伝送機構30から信号線3
1へ送り出す。その情報を集中制御装置20の伝送装置
25が受信し、記憶部23に記憶する。そして、この記
憶した情報を集中制御装置20の設定器24で空気調和
機19の種類の確認操作を行うことにより、制御部21
が記憶部23から読み出し、表示器22に表示する。
【0032】このように、本実施例によれば、空気調和
機19の種類が集中制御装置20で確認でき、標準化さ
れた室内機7Aを使用した空気調和機19の種類を、室
内でも、サービスマンが集中制御装置20で確認できる
ため、サービス性および保守性が非常に向上する。
【0033】〔実施例 2−3〕図5は、本発明のさら
に他の実施例に係る空気調和機の制御装置の構成を示す
ブロック図である。図中、図3と同一符号のものは、先
の実施例と同等部分であるから、その説明を省略する。
図5に示す実施例が、図3に示した先の実施例と相違す
るところは、集中制御装置20と室内機7Aとが信号線
29で接続されていることである。
【0034】図4に示す室内機7Aは、図3の例で示し
た伝送機構26が省略されている。室内機7Aと室外機
12とは、室内機の伝送機構28と室外機の伝送機構1
4とで信号線17により接続される。しかして、室内機
7Aと集中制御装置20とは、室内機の前記伝送機構2
8と集中制御装置の伝送機構25とで信号線29により
接続されている。
【0035】次に、このような構成の空気調和機の制御
装置の動作について説明する。室外機12は、制御部1
3で自分がどの種類の空気調和機19であるかを認識す
る。この情報は室外機12が信号線17により室内機7
Aへ送り出す。その情報は、室内機7Aの伝送機構28
から信号線29により集中制御装置20の伝送装置25
へ送られ、記憶部23に記憶される。そして、この記憶
した情報を集中制御装置20の設定器24で空気調和機
19の種類の確認操作を行うことにより、制御部21が
記憶部23から読み出し、表示器22に表示する。本実
施例によれば、先の第3,第4の実施例と同様に、サー
ビス性および保守性が向上する。
【0036】上記各実施例によれば、空気調和機の種類
がリモコンまたは集中制御装置で判別できるため、室内
機の標準化が進み、室内で室内機を見ても空気調和機の
種類が判らないということがなく、室内機の標準化、共
用化を進める上で問題となっていた種類の判別をどうす
るかという点が解決されるため、室内機の標準化に寄与
するものである。
【0037】〔実施例 3〕上記の各実施例では、リモ
コンまたは集中制御装置の設定器により確認操作を行う
ことで空気調和機の種類を表示したが、運転時に異常な
ど発生したときに、自動的に異常内容と空気調和機の種
類を表示する方法もある。図8は、異常発生時にリモコ
ンと室内機が実行する制御手順を示すフローチャートで
ある。
【0038】空気調和機になんらかの異常が発生して、
ユーザーがサービスマンを呼んでサービスを受けたい場
合、空気調和機の種類が何で、どのような異常かをユー
ザー自身が把握してサービスコールできれば、事後のサ
ービスが円滑に進むことになる。すなわち、本発明によ
れば、図8に示すフローチャートのごとく、異常発生時
にリモコン操作により、室内機から異常内容(異常コー
ド)と空気調和機の種類(機種コード)が伝送され受信
でき、表示器に表示して確認できることになり、ユーザ
ーにとって便利であるとともに、サービスマンにとって
も、サービス性および保守性が非常に向上する。なお、
上記はリモコン操作により機種コード、異常コードを認
識する例を説明したが、集中制御装置によっても同様効
果が得られることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、使用している空気調和機の種類を容易に確認で
き、サービス性および保守性が向上し、室内機の標準化
に寄与する空気調和機の制御装置を提供することができ
る。また、本発明によれば、特に、ユーザーがサービス
コールを行うに当たって、ユーザー自身がリモコンによ
って空気調和機の種類および異常情報を認識でき、サー
ビスマンへの適切な情報伝達ができる空気調和機の制御
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気調和機の制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る空気調和機の制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機の
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機の
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機の
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図6】室外機、室内機が実行する制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】リモコンと室内機が実行する制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】異常発生時にリモコンと室内機が実行する制御
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…リモコン、2,8,13,21…制御部、3,22
…表示器、4,11,15,23…記憶部、5,24…
設定器、6,9,10,14,25,28,30…伝送
機構、7,7A…室内機、12…室外機、16,17,
18,27,29,31…信号線、19…空気調和機、
20…集中制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 昌志 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機と室外機とからなる空気調和機の
    遠隔制御手段として信号伝送によるリモコンを備え、前
    記室内機に、前記室外機と信号伝送を行う第一の伝送機
    構と、前記リモコンと信号伝送を行う第二の伝送機構と
    を備え、前記リモコンに、前記室内機の第二の伝送機構
    と信号伝送を行うリモコンの伝送機構と、制御操作のた
    めの設定器および表示器とを備えた空気調和機の制御装
    置において、 前記リモコンの表示器に、前記リモコンの伝送機構に接
    続されている空気調和機の種類を表示する機能を設け、 前記設定器に空気調和機の種類を表示させる設定を行う
    機能を設け、 空気調和機の種類をリモコンの表示により確認できるこ
    とを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 室内機と室外機とからなる空気調和機の
    遠隔制御手段として信号伝送によるリモコンを備え、前
    記室内機に、前記室外機と信号伝送を行う伝送機構を備
    え、前記リモコンに、前記室内機の前記伝送機構と信号
    伝送を行うリモコンの伝送機構と、制御操作のための設
    定器および表示器とを備えた空気調和機の制御装置にお
    いて、 前記リモコンの表示器に、前記リモコンの伝送機構に接
    続されている空気調和機の種類を表示する機能を設け、 前記設定器に空気調和機の種類を表示させる設定を行う
    機能を設け、 空気調和機の種類をリモコンの表示により確認できるこ
    とを特徴とする空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 室内機と室外機とからなる空気調和機の
    制御手段として信号伝送による集中制御装置を備え、前
    記室内機に、前記室外機と信号伝送を行う第一の伝送機
    構と、前記集中制御装置と信号伝送を行う第二の伝送機
    構とを備え、前記集中制御装置に、前記室内機の第二の
    伝送機構と信号伝送を行う集中制御装置の伝送機構と、
    制御操作のための設定器および表示器とを備えた空気調
    和機の制御装置において、 前記集中制御装置の表示器に、前記集中制御装置の伝送
    機構に接続されている空気調和機の種類を表示する機能
    を設け、 前記設定器に空気調和機の種類を表示させる設定を行う
    機能を設け、 空気調和機の種類を集中制御装置の表示により確認でき
    ることを特徴とする空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 室内機と室外機とからなる空気調和機の
    制御手段として信号伝送による集中制御装置を備え、前
    記室外機に、前記集中制御装置と信号伝送を行う伝送機
    構を備え、前記集中制御装置に、前記室外機の伝送機構
    と信号伝送を行う集中制御装置の伝送機構と、制御操作
    のための設定器および表示器とを備えた空気調和機の制
    御装置において、 前記集中制御装置の表示器に、前記集中制御装置の伝送
    機構に接続されている空気調和機の種類を表示する機能
    を設け、 前記設定器に空気調和機の種類を表示させる設定を行う
    機能を設け、 空気調和機の種類を集中制御装置の表示により確認でき
    ることを特徴とする空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 室内機と室外機とからなる空気調和機の
    制御手段として信号伝送による集中制御装置を備え、前
    記室内機に、前記室外機と信号伝送を行う伝送機構を備
    え、前記集中制御装置に、前記室内機の前記伝送機構と
    信号伝送を行う集中制御装置の伝送機構と、制御操作の
    ための設定器および表示器とを備えた空気調和機の制御
    装置において、 前記集中制御装置の表示器に、前記集中制御装置の伝送
    機構に接続されている空気調和機の種類を表示する機能
    を設け、 前記設定器に空気調和機の種類を表示させる設定を行う
    機能を設け、 空気調和機の種類を集中制御装置の表示により確認でき
    ることを特徴とする空気調和機の制御装置。
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