JPH08270891A - 立形回転機の軸受油洩れ防止装置 - Google Patents

立形回転機の軸受油洩れ防止装置

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JPH08270891A
JPH08270891A JP7073021A JP7302195A JPH08270891A JP H08270891 A JPH08270891 A JP H08270891A JP 7073021 A JP7073021 A JP 7073021A JP 7302195 A JP7302195 A JP 7302195A JP H08270891 A JPH08270891 A JP H08270891A
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oil
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rotating machine
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久雄 後藤
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2300/00Application independent of particular apparatuses
    • F16C2300/30Application independent of particular apparatuses related to direction with respect to gravity
    • F16C2300/34Vertical, e.g. bearings for supporting a vertical shaft

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 潤滑油が油槽の内筒上端を飛び越えて機器の
外部へ洩れることを防止するとともに、内筒の傾斜部に
付着して溜った一部の飛沫油を油槽内に回収する立形回
転機の軸受油洩れ防止装置を得る。 【構成】 回転軸1とランナー2に形成された筒状部2
aとの空間に、油槽4の底部4aから突出した内筒4b
を設け、その外周側に潤滑油の飛沫油aをさえぎるよう
に内周4bに形成された傾斜部4b1より上方に突出し
て取り付けられた円環6を設け、さらにこの円環6に油
戻し穴7を設けたもので、万一一部の飛沫油aが傾斜部
4b1に付着して溜った場合でも潤滑油を油槽4内に回
収できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立形回転機の軸受装
置の油槽の内筒上部を越えて、外部に潤滑油が洩れるこ
とを防止する立形回転機の軸受油洩れ防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の立形回転機の軸受油洩れ防
止装置を示す一部縦断面図である。図において、1は立
形回転機の立軸の回転軸、2はこの空間軸に形成された
ランナー、2aはこのランナーに形成され回転軸1と所
定の空間を有して軸下方に延びる筒状部、3はこの筒状
部の外周を油膜を介して支持することにより回転軸1の
ラジアル荷重を回転可能に支承する案内軸受である。
【0003】4はこの案内軸受を支え部品(図示しな
い)にて支え、案内軸受3と筒状部2aとを浸す潤滑油
5を収容する油槽であり、底板4aと、この底板4aか
ら回転軸1と筒状部2aとの空間に突出した内筒4b
と、外筒4cと、上板4dとにより構成されている。4
b1は内筒4bの上端面を外周面側が低くなるように傾
斜させた傾斜部、5は油槽4内に収容され案内軸受3と
筒状部2aとの回転摺動部の微小隙間に油膜を形成する
ための潤滑油である。
【0004】次に動作について説明する。図9における
白抜き矢印は潤滑油5の油槽4内における静止時の油面
状態を示している。立形回転機が運転を開始すると、回
転軸1が回転してこの回転軸に形成された筒状部2aも
同じ回転速度で回転することになり、この筒状部2aの
回転により油槽4内の潤滑油5はかき回され、特に、筒
状部2aと内筒4bとの間にある潤滑油5の油面は静止
状態から回転速度の上昇にしたがってしだいに激しい不
規則な上下運動(波立ち現象)を引き起こす。図10は
この回転中における油面の状態を示したものであり、黒
塗矢印のように潤滑油5の油面は激しい不規則な上下運
動を呈し、潤滑油5の表面部が飛沫油aとなって飛びは
ねる。この飛びはねた飛沫油aの中には内筒4bの上端
面にまで達するものがあるが、この上端面を傾斜部4b
1とすることにより油槽4内に回収できるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の立形回転機の軸
受油洩れ防止装置は以上のように構成されているので、
潤滑油5が油槽4外へ洩れることは殆んどない。しかし
時として、例えば定格回転速度近傍の高速運転時におい
て、潤滑油5の飛沫の一部が傾斜部4b1を飛び越える
ことがあり、内筒4bの内周面および回転軸1の外周面
に沿って潤滑油5が機器の外部へ洩れることがあった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、潤滑油が機器の外部へ洩れるこ
とを確実に防止できる立形回転機の軸受油洩れ防止装置
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る立形回転
機の軸受油洩れ防止装置は、油槽の内筒の上端部外側
に、上端がこの内筒の傾斜部より上方に突出して取り付
けられた円環と、この円環に内筒の傾斜部側から油槽側
に貫通する油戻し穴を設けたものである。
【0008】また、内筒の外周面に、その上端が油面よ
り高く筒状部の内周面との間が微小隙間となるように形
成したバッフルリングを設けたものである。
【0009】さらに、バッフルリングの下端を筒状部の
下端より下方に突出させるものとした。
【0010】さらにまた、バッフルリングにその下端面
と筒状部内周面とが対面するように貫通した油戻し穴を
設けたものとした。
【0011】なおまた、筒状部の下端を案内軸受の下端
より下方に突出させ、この突出部に内周面から外周面に
向かって貫通する穴を設けたものとした。
【0012】なおまた、筒状部の突出部下端面に内周側
から外周側に向かう溝を設けたものである。
【0013】
【作用】この発明における立形回転機の軸受油洩れ防止
装置は、油槽の内筒の上端部外側に設けた円環が飛沫油
の乗り越えを防止し、万一乗り越えても円環に設けられ
た油戻し穴を経由して油槽側へ回収される。
【0014】また、上端を油面より高く筒状部の内周面
との間を微小とするバッフルリングは潤滑油の油面の飛
びはねる面積を小さくし、運転中の油面の上下運動を抑
制して飛沫油の発生を抑制する。
【0015】さらに、バッフルリングの下端を筒状部の
下端より下方に突出させたから潤滑油は筒状部下端面の
内外径の差にもとづくポンプ作用により、バッフルリン
グと筒状部との間にある潤滑油の油面を下げる。
【0016】さらにまた、バッフルリングにその下端面
と筒状部内周面とが対面するように貫通した油戻し穴を
設けたことにより、潤滑油がバッフルリングの下端面側
から油戻し穴を経由してバッフルリングの外周面に向っ
て流れ、さらにバッフルリング外周面と筒状部内周側と
の隙間を通り、筒状部下端面の内周側から外周側に向っ
て流れるポンプ作用により、バッフルリングと筒状部内
周側との隙間にある潤滑油の油面を下げ、かつ、油の入
れ換わりが良くなることにより油温の上昇を防止出来
る。
【0017】また、筒状部の下端を案内軸受の下端より
下方に突出させ、この突出部に内周面から外周面に向か
って貫通する穴を設けたから、この穴の中に溜った潤滑
油は筒状部遠心力により筒状部の内周側から外周側に向
って流れるポンプ作用により、油槽の内筒と筒状部内周
側との間にある潤滑油の油面を下げる。
【0018】なおまた、筒状部下端の突出部下端面に内
周側から外周側に向かう溝を設けたから、この溝に溜っ
た潤滑油は筒状部の遠心力により筒状部の内周側から外
周側に向って流れるポンプ作用により、油槽の内筒と筒
状部内周側との間にある潤滑油の油面を下げる。
【0019】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す立形回転機
の軸受油洩れ防止装置の一部断面図である。図におい
て、1〜5は上述した従来の立形回転機の軸受油洩れ防
止装置と同一であるので、その説明は省略する。6は上
記油槽4の内筒4bの上端部外側に上端が傾斜部4b1
より上方に突出して取り付けられた円環、7はこの円環
に設けられている傾斜部4b1側から油槽4側に貫通す
る油戻し穴である。図2は図1の円環6を矢示B方向に
見た図である。
【0020】次に動作について説明する。図3は高速運
動時の図1の油面の状態を示す部分図であり、図示のよ
うに潤滑油5の油面は激しい不規則な上下運動により、
その一部が飛沫油aとなって、傾斜部4b1に向かって
飛び散っていくが、傾斜部4b1まで到達する以前に内
筒4bに取り付けた円環6でさえぎられ、潤滑油5はこ
の傾斜部4b1を乗り越えて機器の外部へ洩れることが
ない。
【0021】万一、飛沫油aの一部が円環6を乗り越え
て、傾斜部4b1に付着することがあっても、この傾斜
部4b1に溜った潤滑油5は円環6に設けた油戻し穴7
から油槽4側に向かって流れるので、潤滑油5を油槽4
内に回収できる。この実施例では油戻し穴7の穴の形状
を四角形とし複数個設けるものとしたが、穴の形状は四
角形でなくともよく、また少なくとも1個あればよい。
【0022】実施例2.図4はこの発明の他の実施例を
示す一部断面図であり、図において8は内筒4bの外周
面に設けられ、上端が潤滑油5の油面よりも高く、かつ
筒状部2aの内周面との間隙が微小となるように形成さ
れたバッフルリングである。図示のとおりこのバッフル
リングの下端8aは筒状部2aの下端より下方に突出さ
れている。
【0023】この実施例によれば、バッフルリング8が
内筒4bと筒状部2aの内周側との空間の潤滑油5の油
面をほぼ覆っているので、潤滑油5の油の飛びはねる面
積が小さくなり、潤滑油5の飛散を抑制することができ
る。また、バッフルリング8の外周面と筒状部2aの内
周面との間を微小隙間にすることにより、筒状部2aの
内周側上部に向う油面上昇を抑制し、筒状部2aの下端
面の内外径の差にもとづく遠心力の差により矢印方向に
流れるポンプ作用によって上記バッフルリング8と筒状
部2aの内周側との間の油面を下げる。したがって、飛
沫油aの発生を抑制するとともに、油面の上昇を抑制す
るので飛沫が傾斜部4b1まで到達しないので機器の外
部への油洩れを防止できる。
【0024】さらに、バッフルリング8の下端8aを筒
状部2aの下端より下方に突出させることにより、バッ
フルリング8の外周面と筒状部2aの内周側との隙間に
内筒4bの側から油が流入するのを防ぐことになり、さ
らに効果的に油面を下げることができる。なおこの実施
例でも内筒4bの上端に傾斜部4b1を設けるものとし
ているが、バッフルリング8を設けることにより飛沫油
が内筒4bの上端にまで至ることがなくなるので、強い
て傾斜部4b1を設ける必要はない。
【0025】実施例3.図5はこの発明のさらに他の実
施例を示す一部縦断面図であり、図4におけるバッフル
リング8に、その下端面とライナー2の筒状部2a内周
面とが対面するように貫通した油戻し穴9を設けるもの
とした。このように構成することにより、油槽4内の潤
滑油5はこの油戻し穴9のバッフルリング8の底面8a
の側から筒状部2aの内周側を通り、上記バッフルリン
グ8の外周面と筒状部2a内周側との隙間を通って、筒
状部2aの下端面に流れ込む矢印方向のポンプ作用が加
わるので、相乗効果により図4の実施例に比べてさらに
大きなポンプ作用を生じて加速され、一層効果的に油面
を下げることができる。また、油の滞留が少なくなるの
でこの部分の油の温度上昇を少なくすることが出来る。
【0026】実施例4.また、図6はこの発明のさらに
他の実施例を示す一部縦断面図であり、10は筒状部2
aの下端に形成された案内軸受3の下端より下方に突出
させた突出部、11はこの突出部に設けられた内周面か
ら外周面に向かって貫通する穴である。このように構成
することにより、運転中穴11内の潤滑油5は遠心力に
より上記筒状部2aの内周側から外周側へ矢印方向の流
れが生じるポンプ作用によって、油槽4の内筒4bと筒
状部2aとの間にある潤滑油5の油面が静止時の油面の
状態を示す白抜き矢印から運転時の油面の状態を示す黒
塗矢印となって油面を下げることができるので、飛沫油
aが傾斜部4b1まで到達することがなく、したがって
機器の外部への油洩れを防止することができる。
【0027】実施例5.図7はこの発明のさらに他の実
施例を示す一部縦断面図であり、図6における突出部1
0に、その内周面から外周面に向かって貫通する溝12
を設けるものとした。図8は図7の突出部10を矢示C
方向に見た図である。このように構成することにより、
図6に示す実施例と同様に、運転中の溝12内の潤滑油
5は遠心力により筒状部2aの内周側から外周側へ矢印
方向の流れが生じるポンプ作用によって、油槽の内筒4
bと筒状部2aとの間にある潤滑油5の油面が静止時の
油面の状態を示す白抜き矢印から運転時の油面の状態を
示す黒塗矢印となって油面を下げることができるので飛
沫油は傾斜部4b1まで到達せず機器の外部への油洩れ
を防止できる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば傾斜部
をもつ油槽の内筒の上端部外側に、上端が傾斜部より上
方に突出させた円環を取り付け、この円環に内筒の傾斜
部側から油槽側に貫通する油戻し穴を設けたので、潤滑
油は傾斜部に到達せず機器の外部への油洩れを防止で
き、万一傾斜部に付着したとしても油槽内に確実に回収
できる。
【0029】また、油槽の内筒の外周面に、上端が上記
潤滑油の油面より高く、かつ筒状部の内周面との間隙を
微小とするバッフルリングを設けたので、潤滑油の飛沫
油の発生を抑制でき、かつ油槽の内筒と筒状部との間の
油面を下げることができるので、潤滑油が内筒上端まで
到達せず機器の外部への油洩れを防止できる。
【0030】さらに、バッフルリングの下端を筒状部の
下端より下方に突出させたので、内筒と筒状部の間の油
面をさらに下げることができ、潤滑油が内筒上端まで到
達せず機器の外部への油洩れを防止できる。
【0031】さらにまた、バッフルリングに、その下端
面と筒状部内周面とが対面するように貫通した油戻し穴
を設けたので、内筒と筒状部との間の油面をさらに効果
的に下げることができ、潤滑油が内筒上端まで到達でき
ず機器の外部への油洩れを防止できる。また、油の滞留
を減らし油温の上昇を減らすことができる。
【0032】また、ランナーの筒状部の下端に案内軸受
の下端より下方に突出した突出部を設け、この突出部に
内周面から外周面に向かって貫通する穴を設けたので潤
滑油が内筒上端まで到達せず機器の外部への油洩れを防
止できる。
【0033】なおまた、ランナーの筒状部の下端に設け
られた突出部の下端面に内周側から外周側に向かう溝を
設けたので潤滑油が内筒上端まで到達せず機器の外部へ
の油洩れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る立形回転機の軸受油洩れ防止
装置の一実施例を示す一部縦断面図である。
【図2】 図1に示す立形回転機の軸受油洩れ防止装置
を矢示B方向に見た一部正面図である。
【図3】 図1に示す立形回転機の軸受油洩れ防止装置
の運転中の油面の状態を示す部分図である。
【図4】 この発明に係る立形回転機の軸受油洩れ防止
装置の他の実施例を示す一部縦断面図である。
【図5】 この発明に係る立形回転機の軸受油洩れ防止
装置の他の実施例を示す一部縦断面図である。
【図6】 この発明に係る立形回転機の軸受油洩れ防止
装置の他の実施例を示す一部縦断面図である。
【図7】 この発明に係る立形回転機の軸受油洩れ防止
装置の他の実施例を示す一部縦断面図である。
【図8】 図7に示す立形回転機の軸受油洩れ防止装置
を矢示C方向に見た一部正面図である。
【図9】 従来の立形回転機の軸受油洩れ防止装置を示
す一部縦断面図である。
【図10】 図9に示す立形回転機の軸受油洩れ防止装
置の運転中の油面の状態を示す部分図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 ランナー 2a 筒
状部 3 案内軸受 4 油槽 4b 内
筒 4b1 傾斜部 6 円環 7 油戻
し穴 8 バッフルリング 9 油戻し穴 10 突
出部 11 穴 12 溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立軸の回転軸、この回転軸に形成された
    ランナー、このランナーに形成され上記回転軸と所定の
    空間を有して軸下方に延びる筒状部、この筒状部の外周
    を油膜を介して支持することにより上記回転軸を回転可
    能に支承する案内軸受、この案内軸受と上記筒状部とを
    浸す潤滑油を収容し、上記回転軸と筒状部との空間に突
    出した内筒を有する油槽、この油槽の内筒の上端面を外
    周側が低くなるように傾斜させた傾斜部、上記内筒の上
    端部外側に上端が上記傾斜部より上方に突出して取り付
    けられた円環、この円環に上記傾斜部側から上記油槽側
    に貫通する油戻し穴を設けたことを特徴とする立形回転
    機の軸受油洩れ防止装置。
  2. 【請求項2】 立軸の回転軸、この回転軸に形成された
    ランナー、このランナーに形成され上記回転軸と所定の
    空間を有して軸下方に伸びる筒状部、この筒状部の外周
    を油膜を介して支持することにより上記回転軸を回転可
    能に支承する案内軸受、この案内軸受と上記筒状部とを
    浸す潤滑油を収容し、上記回転軸と筒状部との空間に突
    出した内筒を有する油槽、この油槽の内筒の外周面に、
    上端が上記潤滑油の油面よりも高く、かつ上記筒状部の
    内周面との間隙を微小とするバッフルリングを設けたこ
    とを特徴とする立形回転機の軸受油洩れ防止装置。
  3. 【請求項3】 バッフルリングの下端を筒状部の下端よ
    り下方に突出させたことを特徴とする請求項2記載の立
    形回転機の軸受油洩れ防止装置。
  4. 【請求項4】 バッフルリングにその下端面と筒状部内
    周面とが対面するように貫通した油戻し穴を設けたこと
    を特徴とする請求項2または3に記載の立形回転機の軸
    受油洩れ防止装置。
  5. 【請求項5】 立軸の回転軸、この回転軸に形成された
    ランナー、このランナーに形成され上記回転軸と所定の
    空間を有して軸下方に延びる筒状部、この筒状部の外周
    を油膜を介して支持することにより上記回転軸を回転可
    能に支承する案内軸受、この案内軸受と上記筒状部とを
    浸す潤滑油を収容した油槽、上記筒状部の下端に形成さ
    れ上記案内軸受の下端より下方に突出した突出部、この
    突出部に設けられ内周面から外周面に向って貫通する穴
    を備えたことを特徴とする立形回転機の軸受油洩れ防止
    装置。
  6. 【請求項6】 立軸の回転軸、この回転軸に形成された
    ランナー、このランナーに形成され上記回転軸と所定の
    空間を有して軸下方に延びる筒状部、この筒状部の外周
    を油膜を介して支持することにより上記回転軸を回転可
    能に支承する案内軸受、この案内軸受と上記筒状部とを
    浸す潤滑油を収容した油槽、上記筒状部の下端に上記案
    内軸受の下端より下方に突出して上記筒状部の内周側か
    ら外周側に向かうように形成された溝を備えたことを特
    徴とする立形回転機の軸受油洩れ防止装置。
JP07302195A 1995-03-30 1995-03-30 立形回転機の軸受油洩れ防止装置 Expired - Lifetime JP3663658B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113291747A (zh) * 2021-04-23 2021-08-24 上饶中材机械有限公司 一种熟料输送机滚轮的密封机构

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CN113291747A (zh) * 2021-04-23 2021-08-24 上饶中材机械有限公司 一种熟料输送机滚轮的密封机构
CN113291747B (zh) * 2021-04-23 2022-06-17 上饶中材机械有限公司 一种熟料输送机滚轮的密封机构

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