JPH08270421A - エンジンの可変弁タイミング・リフト装置 - Google Patents
エンジンの可変弁タイミング・リフト装置Info
- Publication number
- JPH08270421A JPH08270421A JP10027895A JP10027895A JPH08270421A JP H08270421 A JPH08270421 A JP H08270421A JP 10027895 A JP10027895 A JP 10027895A JP 10027895 A JP10027895 A JP 10027895A JP H08270421 A JPH08270421 A JP H08270421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- speed
- cam
- arm
- low speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N maribavir Chemical compound CC(C)NC1=NC2=CC(Cl)=C(Cl)C=C2N1[C@H]1O[C@@H](CO)[C@H](O)[C@@H]1O KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N 0.000 claims description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
つき円滑且つ極く短時間で行え、又、ロッカアームの組
付け等が容易に行え、更に弁隙間調整が容易なエンジン
の可変弁タイミング・リフト装置を提供する。 【構成】1シリンダ当り複数の吸、排気弁に対し、低速
カム11、高速カム12を並設したカム軸10と、ロッ
カアーム軸13に配設し、一腕に備えたローラ18を介
して低速カムと当接し、他腕の弁隙間調整ねじ19を介
して吸気弁又は排気弁に当接するローラ式低速ロッカア
ーム16と、低速ロッカアームと接近し、ロッカアーム
軸上に偏心ブッシュ20を介して配設し、腕に備えたロ
ーラ21を介して高速カムと当接し、他腕の弁隙間調整
ねじ22を介して低速ロッカアームの他腕と当接するロ
ーラ式高速ロッカアーム17と、エンジンの低速時、高
速ロッカアームのローラを高速カムより浮かせる偏心機
構23とから構成される。
Description
ゼルエンジンの吸気弁又は排気弁の開閉タイミング・リ
フトを、低速用と高速用に切換えることができる可変弁
タイミング・リフト装置に関する。
ンジンでは、本来始動時に必要な圧縮比と常用運転域で
必要な圧縮比は異なるべきであるにも拘らず、従来はそ
の圧縮比は始動時に必要な数値に固定されていたため、
始動時以外の常用運転域においては機械損失、ポンピン
グロスの増大を始め、大きな燃焼加振力による振動課題
のため耐久力が低下し、またこれに対応して部品剛性を
増す必要性から重量が増加し、燃費の増大、ひいてはコ
ストの上昇を招いていた。このような問題を解決するた
めには、結局、エンジン回転数と負荷に応じて吸気弁又
は排気弁のリフト、タイミングを可変とし、実圧縮比を
変えることが考えられる。
回転から高速回転まで出力性能を常に最適に保つため、
吸気弁又は排気弁のリフト、タイミングをエンジン回転
数に応じて変更しうる例えば特開平3−33415号公
報に開示されているような可変弁リフト装置が知られて
おり、一部実用化されている。
術は、エンジンの燃焼室に設けられたバルブの頭部に直
接当接する第1のロッカアーム(低速用)と、このロッ
カアームの一側方および他側方にそれぞれ位置され、か
つ第1ロッカアームの上面に当接する第2、第3のロッ
カアーム(高速用)と、回動可能に支持され、前記第1
乃至第3のロッカアームの支持部が嵌挿されるととも
に、第2、第3のロッカアームの支持部が嵌挿される部
分に、他の部分よりも径が大きく且つ軸心が他の部分の
軸心から偏心したエキセントリック大径部をそれぞれ形
成したロッカシャフトと、第1、第2及び第3のロッカ
シャフトを駆動するための第1、第2及び第3のカムを
有し、第2、第3のカムに同じプロフィールを持たせる
とともに、第1のカムにこれとは異なるプロフィールを
もたせたカムシャフトとを備え、上記ロッカシャフトを
所定角度回転することによる上記エキセントリック大径
部の回転によって上記第2、第3のロッカアームの支持
部を上記第1ロッカアームの支持部に対して相対的に下
方へ移動させ、これによって第2、第3のカムに対する
第2、第3のロッカアームの当接をそれぞれ解除し、且
つ上記第1のカムに第1のロッカアームを当接させて上
記バルブを第1のカムで作動させ、上記ロッカシャフト
を所定角度回転することによる上記エキセントリック大
径部の回転によって上記第2、第3のロッカアームの支
持部を上記第1ロッカアームの支持部に対して相対的に
上方へ移動させ、これによって第1のカムに対する第1
のロッカアームの当接をそれぞれ解除し、且つ上記第
2、第3のロッカアームを第2、第3のカムに当接させ
て上記バルブを第2、第3のカムで作動させるようにし
たことを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置に関
するものである。
開平3−33415号公報記載の可変弁リフト装置で
は、「ロッカシャフトを所定角度回転することによる上
記エキセントリック大径部の回転によって上記第2、第
3のロッカアームの支持部を上記第1ロッカアームの支
持部に対して相対的に上方へ移動させ、これによって第
1のカムに対する第1のロッカアームの当接をそれぞれ
解除し、且つ上記第2、第3のロッカアームを第2、第
3のカムに当接させて上記バルブを第2、第3のカムで
作動させるように」しているため、多シリンダエンジン
で全てのロッカアームを1本のロッカシャフトにより回
転するものでは、当該シリンダにおいてはロッカアーム
がカムのベースサークルと接触していても他の1以上の
シリンダではロツカアームがカムのカム面に接してロッ
カシャフトに荷重となって作用しており、従って低速用
カムと高速用カムの切換えをロッカアームがカムのベー
スサークルに接している短い時間(100分の何秒か)
の間に行うことが難しい。
2、第3のロッカアームとロッカシャフト間に設けられ
ているので価格も高くなるばかりでなく、2個のエキセ
ントリック大径部間及び第2、第3のロッカアームの位
相を合わせることが必要であり、その組み付けに多くの
時間を要する。
に行う必要があるにも拘らず、前記特開平3−3341
5号公報記載の例では、第1のロッカアームと第2、第
3のロッカアームがバルブ上で重なっているため、弁す
きま調整ねじが設けられない。 本発明は上記問題点の
解決を課題として案出されたもので、低速用カムと高速
用カムの切換えが各シリンダについて円滑に且つ極く短
時間で行え、また、ロッカアームの同シャフトへの組付
け及び位相合わせ等が短時間に且つ容易に行うことがで
き、更に弁すきま調整が容易なエンジンの可変弁タイミ
ング・リフト装置を提供することを目的とする。
の本発明エンジンの可変弁タイミング・リフト装置は、
1シリンダ当り1以上設けられた吸、排気弁に対し、低
速カム及び高速カムが並設されたカム軸と、該カム軸と
平行するロッカアーム軸に揺動自在に配設され、且つ一
腕に備えたローラを介して前記低速カムと当接し、他腕
に備えた弁すきま調整ねじを介して前記吸気弁又は排気
弁に当接するローラ式低速ロッカアームと、該低速ロッ
カアームと接近して前記ロッカアーム軸上に偏心ブッシ
ュを介して揺動自在に配設され、且つ一腕に備えたロー
ラを介して前記高速カムと当接し、他腕に備えた弁すき
ま調整ねじを介して低速ロッカアームの前記他腕と当接
するローラ式高速ロッカアームと、エンジンの低速時、
前記高速ロッカアームのローラを前記高速カムより浮か
せる偏心機構とから構成されたことを特徴とする。
グ・リフト装置では、エンジンの低速回転時は、後記制
御装置によりエンジン回転数が低速であることが感知さ
れ、前記偏心機構の作動機構には出力されないから前記
偏心ブッシュも回動せず、これによって前記高速ロッカ
アームはそのローラが高速カムに当接せず浮かせられて
おり、前記低速ロッカアームのみが前記低速カムによつ
て揺動され、その先端の弁間隙調整ねじで吸気弁を小さ
いリフト、短いタイミングで開閉することになり、エン
ジンには低速運転に必要な吸気量と圧縮比が与えられ
る。このとき前記高速ロッカアームでは、そのローラが
高速カムより離れているので、吸気弁の低速回転運動に
悪影響を及ぼすことはない。
装置によりエンジン回転数が所定高速域に入った旨感知
されれば、前記偏心機構の作動機構に出力されて偏心機
構を介して偏心ブッシュが回動され、これによって高速
ロッカアームのローラが高速カムに当接することにな
る。従って、高速カムによる高速ロッカアームの揺動が
弁すきま調節ねじを介して低速ロッカアームに伝達さ
れ、該アームが高速カムによって揺動されることにな
る。これにより吸気弁は大きく、長く開弁し、エンジン
に対し高速運転に必要な吸気量と圧縮比を与えることが
できる。なお、このとき低速カムも当然回転している
が、高速カムよりリフトが小さいので、高速ロッカアー
ムに影響を及ぼさない。
発明可変弁タイミング・リフト装置が適用される多気筒
ディーゼルエンジンの、複数のシリンダ1に面するシリ
ンダヘッド(図示せず)には、燃料噴射ノズル2を挟ん
でブリッジ3、4で連結された一対の吸気弁5、5’及
び一対の排気弁6、6’が各々後記カム軸10及びロッ
カアーム軸13と直角に配設され、図示しない吸気ポー
トの吸気口及び排気ポートの排気口を開閉するよう構成
されている。前記吸気弁5、5’は(以下排気弁6、
6’も吸気弁5、5’と同様に構成されるので、吸気弁
5、5’及びそれに関連する部分について説明する)、
通常の如くシリンダヘッドを上下に貫通して設けられた
案内筒7内に摺動自在に挿通されており、その上端に設
けたリテーナ8とシリンダヘツド間に介装された弁ばね
9によって前記吸気口を閉じる方向へ付勢されている。
前記吸気弁5、5’は、エンジンの回転数に応じて切換
えられる後記低速カム及び高速カムによってこれも後記
のロッカアームを介して駆動され、前記吸気口を開閉す
る。10はシリンダヘッド上で図示しないクランク軸に
平行に配設され、1シリンダごとに2個の低速カム11
と該カム11間に配設された1個の高速カム12が並設
されたカム軸であり、該カム軸10と平行してロッカア
ーム軸13を配設して吸気弁用ロッカアーム14及び排
気弁6、6’を駆動する排気弁用ロッカアーム15を支
承している。
式低速ロッカアーム16とローラ式高速ロッカアーム1
7とから構成され、前記ローラ式低速ロッカアーム16
は図1に示す如く二又状となっており、その中央部が前
記ロッカアーム軸13に揺動自在に配設され、且つ一端
側の2つの腕16a端部に備えたローラ18が前記低速
カム11と常時当接し、他端16b先端が弁すきま調整
ねじ19を介して前記吸気弁5、5’のブリッジ3の上
端に当接するよう構成され、一方、ローラ式高速ロッカ
アーム17は、前記低速ロッカアーム16の2つの腕1
6a、16a間において前記ロッカアーム軸13上に、
該軸13に遊嵌した偏心ブッシュ20を介して揺動自在
に配設され、且つ一端17a先端に備えたローラ21が
前記高速カム12と必要時当接し、他端17b先端が弁
すきま調整ねじ22を介して低速ロッカアーム16の前
記他端16b付近と当接するよう構成されている。な
お、前記高速ロッカアーム17の他端17b付近と低速
ロッカアーム16の他端16bの間には、低速回転時の
高速ロッカアーム17の遊びを抑え、且つ高速回転時に
高速ロッカアーム17から低速ロッカアーム16への動
作の切替を衝撃なく円滑にするためにロストモーション
機構(図示せず)を介装するとよい。具体的には前記高
速ロッカアーム17の他端17bと低速ロッカアーム1
6の他端16bcとの間に小ばねを脱出しないように介
装する。
2の切換え機構、即ち高速ロッカアーム17の偏心機構
23は次のように構成されている。即ち、図2〜図5に
示すように、前記ロッカアーム14のロッカアーム軸1
3を囲むブラケット24と一体的に上方に延びるブラケ
ット25を設け、該ブラケット25により前記ロッカア
ーム14上方にて前記ロッカアーム軸13と平行に支軸
26を配設し、該支軸26に固定したアーム27の先端
に連結ピン28を介して回動ピン29を取付け、該回動
ピン29の先端を、図1、図2に示す前記高速ロッカア
ーム17の穴17aを通して前記偏心ブッシュ20に固
定せしめている。30は偏心機構23の作動機構で、先
端に例えばエアシリンダの如きアクチュエータ31のロ
ッド31aを取り付けたレバー32の基端を、調整板3
3とともに前記回動軸26に固定するとともに、前記調
整板33の左右端に位置調節ねじ35a、35bを取り
付けたものである。なお、34a、34bは前記調整ね
じ35a、35bのストッパである。前記アクチュエー
タ31は、例えば電磁弁を介してエアタンク(いずれも
図示せず)に接続し、該電磁弁をエンジン回転数、負荷
等に応じて出力する制御装置で開閉制御することにより
作動せしめるものである。
ング・リフト装置では、エンジンの低速回転時は、前記
制御装置によりエンジン回転数が低速であることが感知
され、前記電磁弁には出力されないから、アクチュエー
タ31のロッド31aが実線の位置にあり、回動ピン2
9は図2の位置(図3の実線位置)にある。従って、偏
心ブッシュ20は図6、図7に示す位置にあり、これに
よって高速ロッカアーム17はそのローラ21が高速カ
ム12に当接せず浮かせられている。これによって、低
速ロッカアーム16のみがカム軸10の低速カム11に
よつてローラ18を介してロッカアーム軸13を中心に
揺動され、その先端の弁間隙調整ねじ19でブリッジ3
を経て吸気弁5、5’を本実施例では図10のAに示す
小さいリフトL1で開閉することになり、エンジンには
低速運転に必要な吸気量と圧縮比が与えられる。このと
き高速ロッカアーム17では、そのローラ21が高速カ
ム12より離れているので、吸気弁5、5’の低速回転
運動に悪影響を及ぼすことはない。
装置によりエンジン回転数が所定高速域に入った旨感知
されれば、前記電磁弁が開かれて圧縮エアがアクチュエ
ータ31のロッド31aを図5における仮想線位置に引
込める。これにより支軸26が図5のように回動されて
回動ピン29が図3の仮想線位置まで回動され、偏心ブ
ッシュ20は図8、図9に示す位置となり、高速ロッカ
アーム17のローラ21が高速カム12に当接すること
になる。従って、高速カム12によるローラ21を介し
ての高速ロッカアーム17の揺動が弁すきま調節ねじ2
2を介して低速ロッカアーム16に伝達され、該アーム
16が高速カム12によって揺動されることになる。こ
れにより吸気弁5、5’は本実施例では図10のBに示
す如く大きく(L2)開弁し、エンジンに対し高速運転
に必要な吸気量と圧縮比を与えることができる。なお、
このとき低速カム11も当然回転しているが、高速カム
12よりリフトが小さいので、高速ロッカアーム17に
影響を及ぼさない。なお、上記実施例において、エンジ
ンに対する要求性能に応じて低速カム11、高速カム1
2のプロフィールを変化させることにより、高速回転時
に図11及び図12に例示するような弁リフト・タイミ
ング特性B’、B”を得ることも可能である。
グ・リフト装置は、1シリンダ当り1以上設けられた
吸、排気弁に対し、低速カム及び高速カムが並設された
カム軸と、該カム軸と平行するロッカアーム軸に揺動自
在に配設され、且つ一腕に備えたローラを介して前記低
速カムと当接し、他腕に備えた弁すきま調整ねじを介し
て前記吸気弁又は排気弁に当接するローラ式低速ロッカ
アームと、該低速ロッカアームと接近して前記ロッカア
ーム軸上に偏心ブッシュを介して揺動自在に配設され、
且つ一腕に備えたローラを介して前記高速カムと当接
し、他腕に備えた弁すきま調整ねじを介して低速ロッカ
アームの前記他腕と当接するローラ式高速ロッカアーム
と、エンジンの低速時、前記高速ロッカアームのローラ
を前記高速カムより浮かせる偏心機構とから構成された
ことを特徴とするので、ディーゼルエンジンにおいてエ
ンジンの回転数と負荷に応じて吸気弁又は排気弁のリフ
ト、タイミングを可変とし、実圧縮比を変えることがで
き、これによって常用運転域における機械損失、ポンピ
ングロスの増大及び大きな燃焼加振力による振動過大を
避けることができるばかりでなく、高速ロッカアームの
みを作動してそのローラを前記高速カムより浮かせる偏
心機構としたことにより、低速用カムと高速用カムの切
換えが各シリンダについて円滑に且つ極く短時間で行う
ことができ、また、ローラ式高速ロッカアームのみ偏心
ブッシュを介してロッカアーム軸上に揺動自在に配設し
たことにより、高速ロッカアームの同シャフトへの組付
け及び位相合わせ等が短時間に且つ容易に行うことがで
き、更に高速ロッカアームの前記他端を低速ロッカアー
ムの他端側にずらせて当接させ、この両ロッカアームの
他端に各々弁すきま調整ねじを設けたことにより、弁す
きま調整が容易且つ確実になし得るエンジンの可変弁タ
イミング・リフト装置を提供できる効果がある。
フト装置付近の平面図
フト装置付近の正面略図で一部を断面とした図
フト装置における偏心機構の正面略図
フト装置における偏心機構の側面略図
フト装置における偏心機構のアクチュエータ付近の正面
略図
フト装置のエンジン低速回転時における低速ロッカアー
ム及び高速ロッカアームの一姿勢を示す説明図
フト装置のエンジン低速回転時における低速ロッカアー
ムの作動と高速ロッカアームの姿勢を示す説明図
フト装置のエンジン高速回転時における低速ロッカアー
ム及び高速ロッカアームの一姿勢を示す説明図
フト装置のエンジン高速回転時における高速ロッカアー
ムの作動と低速ロッカアームの姿勢を示す説明図
リフト装置による弁リフト特性図の一例
リフト装置による弁リフト特性図の他の例
リフト装置による弁リフト特性図の更に他の例。 1;シリンダ 2;燃料噴射弁 3、4;ブリッジ 5、5’;吸気弁 6、6’;排気弁 7;案内筒 8;リテーナ 9;弁ばね 10;カム軸 11;低速カム 12;高速カム 13;ロッカアーム軸 14;吸気弁用ロッカアーム 15;排気弁用ロッカアーム 16;低速ロッカアーム 17;高速ロッカアーム 18、21;ローラ 19、22;弁スキマ調整ねじ 20;偏心ブッシュ 23;偏心機構 24、25;ブラケット 26;支軸 27;アーム 28;ピン 29;回動ピン 30;偏心機構の作動機構 31;アクチュエータ 32;レバー 33;調整板 34a、34b;ストッパ 35a、35b;位置調節ねじ。
Claims (2)
- 【請求項1】1シリンダ当り1以上設けられた吸、排気
弁に対し、低速カム及び高速カムが並設されたカム軸
と、該カム軸と平行するロッカアーム軸に揺動自在に配
設され、且つ一腕に備えたローラを介して前記低速カム
と当接し、他腕に備えた弁すきま調整ねじを介して前記
吸気弁又は排気弁に当接するローラ式低速ロッカアーム
と、該低速ロッカアームと接近して前記ロッカアーム軸
上に偏心ブッシュを介して揺動自在に配設され、且つ一
腕に備えたローラを介して前記高速カムと当接し、他腕
に備えた弁すきま調整ねじを介して低速ロッカアームの
前記他腕と当接するローラ式高速ロッカアームと、エン
ジンの低速時、前記高速ロッカアームのローラを前記高
速カムより浮かせる偏心機構とから構成されたことを特
徴とするエンジンの可変弁タイミング・リフト装置。 - 【請求項2】前記高速ロッカアーム及び低速ロッカアー
ムの各他腕間にロストモーション機構を介設したことを
特徴とする請求項1記載のエンジンの可変弁タイミング
・リフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027895A JP3594694B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | ディーゼルエンジンの可変弁タイミング・リフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027895A JP3594694B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | ディーゼルエンジンの可変弁タイミング・リフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08270421A true JPH08270421A (ja) | 1996-10-15 |
JP3594694B2 JP3594694B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=14269742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10027895A Expired - Fee Related JP3594694B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | ディーゼルエンジンの可変弁タイミング・リフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3594694B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006291913A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | 内燃機関の可変動弁装置 |
WO2007080603A3 (en) * | 2006-01-10 | 2007-09-07 | Bajaj Auto Ltd | Rocker arm assembly for an internal combustion engine |
US8291874B2 (en) | 2008-12-05 | 2012-10-23 | Hyundai Motor Company | Apparatus for adjusting deviation of engine and continuously variable valve lift device including the same |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP10027895A patent/JP3594694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006291913A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | 内燃機関の可変動弁装置 |
WO2007080603A3 (en) * | 2006-01-10 | 2007-09-07 | Bajaj Auto Ltd | Rocker arm assembly for an internal combustion engine |
US8291874B2 (en) | 2008-12-05 | 2012-10-23 | Hyundai Motor Company | Apparatus for adjusting deviation of engine and continuously variable valve lift device including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3594694B2 (ja) | 2004-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2944264B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JP3933404B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
US20070028876A1 (en) | Multiple cylinder engine | |
JPH10280931A (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
KR950010232Y1 (ko) | 다실린더내연기관 | |
JPH08270421A (ja) | エンジンの可変弁タイミング・リフト装置 | |
JPH0874534A (ja) | バルブリフト量連続可変機構 | |
JP2007239470A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JPH11173127A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP3362886B2 (ja) | エンジンの弁休止機構付動弁装置 | |
JP4255878B2 (ja) | 内燃機関における動弁機構 | |
JP4097209B2 (ja) | 内燃機関における動弁機構 | |
JP3917755B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JPS6213708A (ja) | 多気筒内燃機関 | |
JP2005054700A (ja) | 内燃機関におけるデコンプ装置 | |
JP3966146B2 (ja) | 内燃機関の連続可変動弁装置 | |
JPH05248217A (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JPH08158830A (ja) | エンジンの可変弁タイミングリフト装置 | |
JP2004340106A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JPH07310514A (ja) | バルブ駆動装置 | |
JPH09158779A (ja) | ロッカシャフトの位置決め構造 | |
JP2004011523A (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JP2004092552A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP2514912B2 (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JPS59110814A (ja) | 可変バルブリフト装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040430 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20040817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20040901 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |