JPH08270228A - 挟持破砕機 - Google Patents

挟持破砕機

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Publication number
JPH08270228A
JPH08270228A JP7773395A JP7773395A JPH08270228A JP H08270228 A JPH08270228 A JP H08270228A JP 7773395 A JP7773395 A JP 7773395A JP 7773395 A JP7773395 A JP 7773395A JP H08270228 A JPH08270228 A JP H08270228A
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JP
Japan
Prior art keywords
claw
boom
lower claw
arm
link mechanism
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Pending
Application number
JP7773395A
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English (en)
Inventor
Kenji Okabe
謙司 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業機のブーム先端に取付け、構築物の解体
等に用いる挟持破砕機に関する。 【構成】 下爪枢支部(17)を介して作業機のブーム(B)
の先端に回動自在に取付けた下爪(1) と、同下爪(1) に
リンク機構(3) を介して連動連結する側面視略L字状の
上爪(2) とからなり、前記リンク機構(3) を、下爪(1)
の中間位置に設けた下爪枢支部(17)と上爪(2) の基端部
とを連動連結する第1アーム(31),(32)と、下爪(1) の
基端部と上爪(2) の中途部とを連動連結する第2アーム
(33),(34) と、上爪(2) の上側に設けた上部ブラケット
(27),(28) と前記ブーム(B)の中間部とを連動連結する
第3アーム(35),(36) とから構成し、さらに、前記上部
ブラケット(27),(28) に、基端を前記ブーム(B) に取付
けた油圧シリンダ(4)の先端を回動自在に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、作業機のブーム先端
に取付け、構築物の解体等に用いる挟持破砕機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、構築物の解体等に用いる挟持破砕
機として、図4に示すようなものがあった。
【0003】図4において、100 は掘削作業機(図示せ
ず)等のブーム200 の先端に、同ブーム200 を挟むよう
に取付けた一対の取付ブラケットであり、同取付ブラケ
ット100 に上爪300 と下爪400 とを回動自在に取付ける
とともに、両爪300,400 をリンク機構を介して連動連結
している。
【0004】そして、前記上爪300 に設けた連結部310
に、連結杆600 の一端を取付ける一方、同連結杆600 の
他端を上記ブラケット100 に基端を回動自在に取付けた
アーム700 の先端と連結し、さらに、連結杆600 の他端
に油圧シリンダ800 の先端を回動自在に連結して、同油
圧シリンダ800 の作動により上爪300 と下爪400 との開
閉を行うように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
従来の挟持破砕機には、未だ、以下の課題が残されてい
た。
【0006】すなわち、上爪300 と下爪400 とは、上記
したように取付ブラケット100 を介して掘削作業機等の
ブーム200 の先端に取付けられており、しかも、取付ブ
ラケット100 は、二つの連結ピン110,120 によりブーム
200 に取付けられていた。
【0007】したがって、かかる二つのピン110,120 を
それぞれ挿入するブーム200 側の二つの孔の間隔に対し
て、取付ブラケット100 の孔同士の間隔が完全に一致し
ないと、ピン110,120 の挿入が難しくなるという問題が
あり、取付ブラケット100 の孔とブーム200 側の孔とに
ずれが生じるとその対応に苦慮していた。
【0008】また、挟持破砕機に代わる他のアタッチメ
ント、すなわち、バケット等をブーム200 の先端に取付
けようとした場合、二つの連結ピン110,120 を着脱せね
ばならないので付替作業に手間がかかり時間を要してい
た。
【0009】さらに、取付ブラケット100 がかなり重い
ので、挟持部全体が重くなるという問題もあった。
【0010】これでは、解体現場等において効率的な作
業が行えず、現場からは着脱が容易な挟持破砕機を望む
声が高まっている。
【0011】本発明では、上記課題を解決することので
きる挟持破砕機を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、下爪枢支部
を介して作業機のブームの先端に回動自在に取付けた下
爪と、同下爪にリンク機構を介して連動連結する側面視
略L字状の上爪とからなり、前記リンク機構を、下爪の
中間位置に設けた下爪枢支部と上爪の基端部とを連動連
結する第1アームと、下爪の基端部と上爪の中途部とを
連動連結する第2アームと、上爪の上側に設けた上部ブ
ラケットと前記ブームの中間部とを連動連結する第3ア
ームとから構成し、さらに、前記上部ブラケットに、基
端を前記ブームに取付けた油圧シリンダの先端を回動自
在に取付けたことを特徴とする挟持破砕機に係るもので
ある。
【0013】
【作用】本発明では、下爪枢支部を介して作業機のブー
ムの先端に回動自在に取付けた下爪と、同下爪にリンク
機構を介して連動連結する側面視略L字状の上爪とから
なり、前記リンク機構を、下爪の中間位置に設けた下爪
枢支部と上爪の基端部とを連動連結する第1アームと、
下爪の基端部と上爪の中途部とを連動連結する第2アー
ムと、上爪の上側に設けた上部ブラケットと前記ブーム
の中間部とを連動連結する第3アームとから構成し、さ
らに、前記上部ブラケットに、基端を前記ブームに取付
けた油圧シリンダの先端を回動自在に取付けているの
で、作業機のブームに対して、ブラケットが不要とな
り、かつ、下爪枢支部と第3アームとを枢支する二つの
ピンのみで着脱することができ、付替え作業を短時間で
行える。
【0014】特に、第3アームをブームに枢支するピン
は、バックホー等のバケットの枢支ピンと共用であり、
挟持破砕機自体は下爪枢支部のみでブームに取付けられ
ることになり、従来のブラケットを使用したものに比べ
て着脱がきわめて容易となる。
【0015】また、挟持破砕機を駆動する場合、油圧シ
リンダを伸縮作動させれば、上爪と下爪が開閉して、解
体作業等において目的物を挟持し破砕することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図に基づき具
体的に説明する。
【0017】図1は本発明に係る挟持破砕機の閉爪状態
を示す側面図、図2は同平面図、図3は同開爪状態を示
す側面図である。
【0018】図1及び図2に示すように、挟持破砕機A
は、掘削作業機等(図示せず)のブームBの先端に下爪
1を回動自在に取付けるとともに、同下爪1に、リンク
機構3を介して上爪2を連動連結している。
【0019】下爪1は、左爪11、中爪12、右爪13と3本
の爪を有し、同爪11,12,13の基端を下爪連結パイプ14で
連結して一体となすとともに、同下爪連結パイプ14の左
右端部から後方へ下爪連結板15,16 を延設し、さらに、
上側中間位置、すなわち、両連結板15,16 の内側位置で
あって、左爪11と中爪12との間、及び、右爪13と中爪12
との間から上方へ下爪枢支部17,17 を設けて構成してい
る。
【0020】かかる下爪1は、上記下爪枢支部17の枢支
ピン挿通孔とブームBに設けた挿通孔とに枢支ピン11a
を挿通してブームBに回動自在に連結されている。
【0021】一方、上爪2は、左爪21と右爪22の2本の
爪を有し、両爪21,22 の基端を上爪連結パイプ24で連結
して一体となすとともに、同上爪連結パイプ24の左右端
から後方へ、エルボー形の上爪連結板25,26 を延設し
て、側面視略L字状に構成するとともに、上爪連結パイ
プ24の上側で、前記上爪連結板25,26 の各内側から上方
へ向けて上部ブラケット27,28 を突設している。
【0022】上記下爪1及び上爪2はリンク機構3を介
して連動連結されており、同リンク機構3は、下爪枢支
部17,17 と上爪2の基端部をなす上爪連結板25,26 とを
それぞれ連動連結する第1アーム31,32 と、下爪1の基
端部をなす下爪連結板15,16と、上爪2の中間部と
しての上爪連結板25,26 の折曲位置近傍とを連動
連結する第2アーム33,34 と、上爪2の上部ブラケット
27,28 と掘削作業機のブームBの中間部とを連動連結す
る第3アーム35,36 とから構成している。31a,33a,35a
は各アーム31,32,33,34,35,36 の連結ピンであり、前記
枢支ピン11a 同様に、各アーム31,32,33,34,35,36 の各
両端は回動自在となっている。
【0023】また、前記上部ブラケット27,28 には、基
端を前記ブームBに取付けた油圧シリンダ4の先端とな
る伸縮ロッド41の先端を回動自在に取付けており、同シ
リンダ4の伸縮作動により上爪2と下爪1がリンク機構
3を介して開閉して、解体作業等において目的物を挟持
し破砕することができる。なお、伸縮ロッド41の先端
は、第3アーム35,36 の連結ピン35a を共通軸として、
同ピン35a の中央に回動自在に連結されている。
【0024】図3に、下爪1と上爪2とが開いた状態を
示しており、油圧シリンダ4の伸縮ロッド41が収縮する
と、上爪2が上方へ開き、その動作にともなって、第3
アーム35,36 が上方へ引上げられて、上爪2の開動作に
連動して下爪1も開く。
【0025】本実施例では、上爪2の上爪連結板25,26
と、第1アーム31とには、下爪1と上爪2とが開いた場
合に互いに当接するストッパー6,7 を設けており、かか
るストッパー6,7 により、リンク機構3が思案点を越え
て上爪2と下爪1とが開きっぱなしになることを防止し
ている。
【0026】また、逆に、油圧シリンダ4を伸長させれ
ば、下爪1、上爪2は開動作と逆の動作により閉じるこ
とになる。
【0027】かかる開閉動作により、構築物の解体工事
等において、本挟持破砕機Aでは、目的物を挟持して破
砕したり、あるいは、廃材等を挟持して所定個所に移動
させたりすることができる。
【0028】また、上記構成により、掘削作業機のブー
ムBに対して、取付ブラケットが不要となって軽量化が
図れ、かつ、下爪枢支部17,17 と第3アーム35,36 とを
枢支する二つのピンのみでブームBに着脱することがで
きるので、上爪2及び下爪1の付替え作業、及び、他の
アタッチメント、すなわち、バケット等との交換作業も
短時間で行うことができる。
【0029】特に、第3アーム35,36 をブームBに枢支
するピンは、バックホー等のバケットの枢支ピンと共用
できるものであり、挟持破砕機A自体は下爪枢支部17,1
7 のみでブームBに取付けられることになって、従来の
ブラケットを使用したものに比べて着脱がきわめて容易
となる。
【0030】したがって、下爪枢支部17,17 をブームB
に連結するピンを挿通する孔と、第3アーム35,36 をブ
ームBに枢支する前記ピンを挿通する孔との間隔が異な
ったものでも挟持破砕機Aの取付けを行うことができる
ので使い勝手がよい。
【0031】
【発明の効果】本発明では、以下の効果を奏する。
【0032】作業機のブームに対して、ブラケットが
不要となって軽量化が図れ、かつ、下爪枢支部と第3ア
ームとを枢支する二つのピンのみでブームに着脱するこ
とができるので、上爪及び下爪の付替え作業、及び、他
のアタッチメント、すなわち、バケット等との交換作業
も短時間で行うことができる。
【0033】第3アームをブームに枢支するピンをバ
ックホー等のバケットの枢支ピンと共用できるので、挟
持破砕機自体を下爪枢支部のみでブームに取付けること
ができ、着脱がきわめて容易となる。
【0034】下爪枢支部をブームに連結するピンを挿
通する孔と、第3アームをブームに枢支するピンを挿通
する孔との間隔が異なったものでも挟持破砕機の取付け
を行うことができるので使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る挟持破砕機の閉爪状態を示す側面
図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同開爪状態を示す側面図である。
【図4】従来の挟持破砕機の側面図である。
【符号の説明】
A 挟持破砕機 B ブーム 1 下爪 2 上爪 3 リンク機構 4 油圧シリンダ 17 下爪枢支部 27 上部ブラケット 28 上部ブラケット 31 第1アーム 32 第1アーム 33 第2アーム 34 第2アーム 35 第3アーム 36 第3アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下爪枢支部(17)を介して作業機のブーム
    (B) の先端に回動自在に取付けた下爪(1) と、同下爪
    (1) にリンク機構(3) を介して連動連結する側面視略L
    字状の上爪(2) とからなり、前記リンク機構(3) を、下
    爪(1) の中間位置に設けた下爪枢支部(17)と上爪(2) の
    基端部とを連動連結する第1アーム(31),(32) と、下爪
    (1) の基端部と上爪(2) の中途部とを連動連結する第2
    アーム(33),(34) と、上爪(2) の上側に設けた上部ブラ
    ケット(27),(28) と前記ブーム(B) の中間部とを連動連
    結する第3アーム(35),(36) とから構成し、さらに、前
    記上部ブラケット(27),(28) に、基端を前記ブーム(B)
    に取付けた油圧シリンダ(4) の先端を回動自在に取付け
    たことを特徴とする挟持破砕機。
JP7773395A 1995-04-03 1995-04-03 挟持破砕機 Pending JPH08270228A (ja)

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JP7773395A JPH08270228A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 挟持破砕機

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