JPH08270020A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

建設機械の油圧回路

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JPH08270020A
JPH08270020A JP7912595A JP7912595A JPH08270020A JP H08270020 A JPH08270020 A JP H08270020A JP 7912595 A JP7912595 A JP 7912595A JP 7912595 A JP7912595 A JP 7912595A JP H08270020 A JPH08270020 A JP H08270020A
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JP
Japan
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pressure
valve
hydraulic
pilot
switching
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JP7912595A
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English (en)
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Hitoshi Yasutome
仁 安留
Shiro Murakami
志朗 村上
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの負荷圧力に拘らず2以上の
アクチュエータを確実に複合動作させることができるよ
うにする。 【構成】 油圧ポンプ14の吐出油により駆動される第
1および第2の油圧アクチュエータ12,10と、第1
および第2の操作部材3a,1aの操作に応じて切換わ
り、その切換量に応じた量の圧油を第1,第2のアクチ
ュエータ12,10に導く第1および第2の制御弁9,
7と、制御弁9,7の上流側にそれぞれ設けられ、各制
御弁9,7の入口側圧力と出口側圧力との差に応じて各
制御弁9,7に導かれる圧油の流量をそれぞれ制御する
第1および第2の圧力補償弁6,4とを備え、第1の油
圧アクチュエータ12に第2の油圧アクチュエータ10
よりも高負荷が作用する状態で両アクチュエータ12,
10を複合動作させるようにした油圧回路において、複
合動作時に第2の制御弁7の切換量を制限する制限手段
20,24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単一の油圧ポンプによ
り2以上のアクチュエータを複合動作させる建設機械の
油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の油圧回路は、例えば図4
に示すように構成されている。図4において、操作レバ
ー1a〜3aを操作すると、パイロット油圧ポンプ13
の吐出圧力がパイロット弁1〜3を介して制御弁7〜9
のパイロットポートに作用し、制御弁7〜9がレバー操
作量に応じた量だけ切換わる。これにより可変容量油圧
ポンプ14の吐出油が圧力補償弁4〜6および制御弁7
〜9を経由して各アクチュエータ10〜12にそれぞれ
導かれ、アクチュエータ10〜12が駆動される。アク
チュエータ10〜12に導かれる流量は制御弁7〜9の
切換量に比例しており、その流量に応じた速度でアクチ
ュエータ10〜12が駆動される。
【0003】圧力補償弁4〜6は、アクチュエータ10
〜12の作動を独立に補償するものであり、それぞれ制
御弁7〜9の出口側圧力と入口側圧力との差が所定値以
下のときに油圧ポンプ14からの圧油を各アクチュエー
タ10〜12に供給し、上記圧力差が所定値を越える場
合には油圧ポンプ14と各アクチュエータ10〜12と
を遮断する。この圧力補償弁4〜6の作用により、アク
チュエータ10〜12を同時に駆動(複合動作)させる
際に各アクチュエータ10〜12の駆動に見合った量の
圧油をアクチュエータに供給することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今、上述した油圧回路
を図5に示すような建設機械に適用した場合を考える。
この建設機械は油圧ショベルをベースにしたもので、油
圧ショベル本体51と、本体51に連結されたブーム5
2と、ブーム52の先端に連結されたアーム53と、ア
ーム53の先端に連結された予備アタッチメントとして
の破砕機54とを有している。この場合、図4のアクチ
ュエータ12がブーム52を昇降するブームシリンダ
に、アクチュエータ11がアーム53を昇降するアーム
シリンダに、アクチュエータ10が破砕機54を開閉す
る破砕機用シリンダに相当する。
【0005】このような建設機械では、ブーム52を上
昇させながら破砕機54を開くといった複合動作が頻繁
に行われる。このとき、破砕機54の重量は通常のアタ
ッチメント(例えばバケット)より大きいため、ブーム
上昇回路はかなり高圧となり、一方、破砕機54の開動
作は負荷が小さいため破砕機側の回路は低圧となる。圧
力補償弁4は、破砕機用制御弁7に導かれる圧油を絞る
べく流量調整を行うが、完全に絞ることはできず、この
ため圧油はまず低圧の破砕機用シリンダ10に導かれ、
高圧のブームシリンダ12には導かれない。したがっ
て、当所は破砕機54のみが駆動されることになる。そ
の後、破砕機54が完全に開き切ると初めてブームシリ
ンダ12に圧油が導かれ、ブーム52が上昇を開始す
る。このように重量の重い破砕機などの予備アタッチメ
ントを装着した場合には、複合操作を行ってもブーム5
2の上昇動作と破砕機54の開閉動作が同期して行われ
ず、作業効率が悪い。
【0006】本発明の目的は、アクチュエータの負荷圧
力に拘らず2以上のアクチュエータを確実に複合動作さ
せることが可能な建設機械の油圧回路を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明は、油圧ポンプ14と、こ
の油圧ポンプ14の吐出油により駆動される第1および
第2の油圧アクチュエータ12,10と、第1および第
2の操作部材3a,1aの操作に応じて切換わり、その
切換量に応じた量の圧油を第1,第2のアクチュエータ
12,10にそれぞれ導く第1および第2の制御弁9,
7と、第1,第2の制御弁9,7の上流側にそれぞれ設
けられ、各制御弁9,7の入口側圧力と出口側圧力との
差に応じて各制御弁9,7に導かれる圧油の流量をそれ
ぞれ制御する第1および第2の圧力補償弁6,4とを備
え、第1の油圧アクチュエータ12に第2の油圧アクチ
ュエータ10よりも高負荷が作用する状態で第1,第2
の油圧アクチュエータ12,10を複合動作させるよう
にした建設機械の油圧回路に適用される。そして、複合
動作時に第2の制御弁7の切換量を制限する制限手段2
0,24を備え、これにより上記問題点を解決する。請
求項2の発明は、所定操作に応答して制限手段20,2
4の作動/非作動を切換えるスイッチ手段SW(図2)
を更に備えたものである。請求項3の発明では、第1,
第2の油圧アクチュエータが、それぞれ建設機械本体5
1(図5)に対して回動式に昇降可能なアーム式アタッ
チメント52を駆動する第1のシリンダ12、およびア
ーム式アタッチメント52の先端側に連結されたアタッ
チメント54を駆動する第2のシリンダ10から構成さ
れる。請求項4の発明では、第1,第2の制御弁が、パ
イロット油圧ポンプによって発生するパイロット圧力に
よってそれぞれ切換えられる油圧パイロット式制御弁
9,7で構成されるとともに、制限手段が次のように構
成される。すなわち制限手段は、第2の制御弁7に導か
れるパイロット圧力を減少させる減圧弁22とパイロッ
ト圧力を減圧弁22を迂回させて第2の制御弁7のパイ
ロットポートに導く通常位置、およびパイロット圧力を
減圧弁22を通過させて第2の制御弁7のパイロットポ
ートに導く減圧位置に切換可能な切換弁21と、第1の
操作部材3aにてアーム式アタッチメントの上昇操作が
なされたことを検出して、切換弁21を通常位置から減
圧位置に切換える切換制御手段24とから構成される。
請求項5の発明では、切換制御手段が、アーム式アタッ
チメント52の上昇操作によって所定値以上のパイロッ
ト圧力が発生すると減圧信号を出力する圧力スイッチ2
4にて構成され、切換弁が、減圧信号の出力に応答して
通常位置から減圧位置に切換わる電磁式切換弁21にて
構成される。請求項6の発明では、乗員の操作に応じて
第1および第2の状態をとり得る手動操作スイッチSW
が設けられ、電磁式切換弁21は、手動操作スイッチS
Wが第1の状態で、かつ減圧信号が出力された場合に通
常位置から減圧位置に切換わる。
【0008】
【作用】第1,第2の油圧アクチュエータ12,10の
複合動作時に第2の制御弁7の切換量が制限される。し
たがって、第2のアクチュエータ10に導かれる流量が
通常よりも多く絞られ、その絞られた分の圧油を第1の
油圧アクチュエータ12に導くことができ、これにより
第1,第2の油圧アクチュエータ12,10の複合動作
が可能となる。特に請求項4においては、第1の操作部
材3aにてアーム式アタッチメント52の上昇操作がな
されたことが検出されると、切換弁21が通常位置から
減圧位置に切換えられる。これによりパイロット圧力が
減圧弁22で減圧されて第2の制御弁7に導かれるの
で、このとき第2の操作部材1aを操作しても第2の制
御弁7の切換量は通常よりも少なくなる。したがって上
述と同様の作用効果が得られる。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】図1により本発明の一実施例を説明する。図
1の油圧回路は図5の建設機械に搭載されるもので、図
4と同様の構成要素には同一の符号を付し、相違点を中
心に説明する。破砕機用パイロット弁1の直ぐ上流のパ
イロット回路には、電磁式切換弁(以下、電磁弁と呼
ぶ)21と、減圧弁22と、シャトル弁23とを有する
流量制御回路20が設けられている。電磁弁21は、パ
イロット油圧ポンプ13の吐出圧力を減圧弁22に導く
A位置(減圧位置)と、パイロット油圧ポンプ13の圧
力を減圧弁22を迂回させてシャトル弁23の一方の入
力側に導くB位置(通常位置)とに切換可能とされ、そ
の切換えは圧力スイッチ24のオン・オフによって制御
される。
【0011】減圧弁22は、電磁弁21から導かれた圧
力を減圧してシャトル弁23の他方の入力側に導き、シ
ャトル弁23は、入力圧力のうち高圧側の圧力を破砕機
用パイロット弁1に導く。圧力スイッチ24は、ブーム
52(図5)の上昇側操作回路60の圧力が所定値未満
のときにオン状態を保持し、この圧力が所定値以上にな
るとオフする。ここで、圧力スイッチ24のオフが減圧
信号の出力に相当する。
【0012】次に、実施例の動作を説明する。 (1)破砕機単独操作 ブーム用操作レバー3aが操作されていないときには、
ブーム上昇側操作回路60が低圧なので、圧力スイッチ
24はオン状態を保持し、このため電磁弁21は通電状
態を保持してB位置に切換わっている。したがって、パ
イロット油圧ポンプ13の吐出圧力(パイロット圧力)
は、電磁弁21およびシャトル弁23を介して、すなわ
ち減圧弁22を迂回して破砕機用パイロット弁1に導か
れる。
【0013】操作レバー1aによりパイロット弁1が操
作されると、パイロット弁1で減圧されたパイロット圧
力が制御弁7のパイロットポートに作用し、制御弁7が
レバー操作に応じた量だけ切換わる。このとき、パイロ
ット圧力が減圧弁22で減圧されていないから、操作レ
バー1aの操作に応じて制御弁7は通常通りに切換わ
る。すなわち操作レバー1aをフルに切換えれば、制御
弁7はストロークエンドまで切換わる。このとき、圧力
補償弁4の絞り作用により破砕機用シリンダ10に適量
の圧油を供給することができる。そして、制御弁7の切
換えにより可変容量油圧ポンプ14の吐出油が圧力補償
弁4および制御弁7を介して破砕機用シリンダ10に導
かれ、破砕機54が開閉駆動される。破砕機54の開閉
速度は制御弁7の切換量に依存する。
【0014】(2)破砕機開閉およびブーム上昇の複合
操作 例えば破砕機54を開きながらブーム52を上昇させる
べく両レバー1a,3aを共に操作すると、ブーム用パ
イロット弁3の二次圧力によりブーム上昇側操作回路6
0の圧力が上昇し、圧力スイッチ24がオフして電磁弁
21への通電が断たれ、電磁弁21がA位置に切換わ
る。このためパイロット油圧ポンプ13の吐出圧力は、
電磁弁21を通過して減圧弁22で減圧された後、シャ
トル弁23を介してパイロット弁1に導かれる。したが
って、操作レバー1aの操作によって制御弁7のパイロ
ットポートに作用する圧力は上述よりも低く、制御弁7
の切換量は上述よりも少ない。すなわち操作レバー1a
をフルに操作しても制御弁7はストロークエンドまで切
換わらない。
【0015】制御弁7の切換量が少ない分だけ油圧ポン
プ14の吐出油が制御弁7で絞られる流量が増加する。
本実施例では、制御弁7での絞り流量が圧力補償弁4に
よる絞り流量よりも多くなるように制御弁7の切換量、
すなわち減圧弁22の減圧特性が設定されており、した
がって、複合操作時に破砕機用シリンダ10に導かれる
流量は従来よりも少なくなる。破砕機用シリンダ10に
導かれる流量が減少しても、破砕機シリンダ10は低負
荷なのでその開閉に支障はない。一方、油圧ポンプ14
の吐出油は圧力補償弁6を介して制御弁9(操作レバー
3aの操作によりブーム上昇位置に切換わっている)に
導かれるが、その流量は制御弁7での絞り流量が増加し
た分だけ従来よりも多くなり、これにより破砕機54の
開閉に同期してブーム52を上昇させることができる。
【0016】以上の実施例の構成において、シリンダ1
2,10が第1および第2の油圧アクチュエータ12,
10を、操作レバー3a,1aが第1および第2の操作
部材を、制御弁9,7が第1および第2の制御弁を、圧
力補償弁6,4が第1および第2の圧力補償弁を、流量
制御回路20および圧力スイッチ24が制限手段を、ブ
ーム52がアーム式アタッチメントを、破砕機54がア
タッチメントをそれぞれ構成する。
【0017】図2は手動式スイッチ(スイッチ手段)S
Wを圧力スイッチ24と直列で設けた別実施例を示して
いる。スイッチSWがオンのときには図1で説明したと
同様の動作が行われるが、スイッチSWがオフされる
と、圧力スイッチ24のオン・オフに拘らず電源21が
通電されないので、油圧ポンプ13からのパイロット圧
力は常に減圧弁22で減圧されてパイロット弁1に導か
れる。換言すれば、操作レバー1a,3aの複合操作時
は勿論、レバー1aが単独操作された場合でも制御弁7
の切換量が制限されることになる。これによれば、破砕
機54に代えて低流量で作動するアタッチメントを装着
した場合に操作性の向上が図れる。
【0018】以上では、ブーム52と破砕機54との複
合動作について説明したが、アーム53と破砕機54の
複合動作にも対応させるようにしてもよい。これを実現
するには、例えば図3に示すように、アーム上昇操作回
路50の圧力に応じてオン・オフする圧力スイッチ25
を上述した圧力スイッチ24と並列で設ければよい。
【0019】なお以上では、パイロット弁1の上流側に
流量制御装置20を設けた例を示したが、パイロット弁
1と制御弁7とを結ぶ両パイロット回路にそれぞれ流量
制御装置20を設けても上述と同様の効果が得られる。
また電気回路を用いて電磁弁21を切換えるようにした
が、電磁弁21に代えてブームまたはアーム上昇操作回
路の圧力により直接切換わる油圧パイロット式切換弁を
用いてもよい。さらに、破砕機54に代えてバイブロハ
ンマを用いた場合にも本発明を適用できる他、第1の油
圧アクチュエータに第2の油圧アクチュエータよりも高
負荷が作用する状態で第1,第2の油圧アクチュエータ
を複合動作させるようにした油圧回路全般に本発明を適
用できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、第1,第2の油圧アク
チュエータの複合動作時に第2の制御弁の切換量を制限
するようにしたので、第2のアクチュエータに導かれる
流量を通常よりも多く絞ってその絞られた分の圧油を第
1の油圧アクチュエータに導くことができる。したがっ
て、第1の油圧アクチュエータの負荷圧が第2の油圧ア
クチュエータの負荷圧と比べてかなり高い場合でも、両
アクチュエータの複合動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る建設機械の油圧回路を
示す図。
【図2】別実施例を示す油圧回路図。
【図3】更なる別実施例を示す油圧回路図。
【図4】従来例を示す油圧回路図。
【図5】建設機械の一例を示す側面図。
【符号の説明】
1〜3 パイロット弁 1a〜3a 操作レバー 4〜6 圧力補償弁 7〜9 制御弁 10 破砕機駆動用シリンダ 11 アーム駆動用シリンダ 12 ブーム駆動用シリンダ 20 流量制御回路 21 電磁弁 22 減圧弁 24,25 圧力スイッチ SW 手動操作スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出油
    により駆動される第1および第2の油圧アクチュエータ
    と、第1および第2の操作部材の操作に応じて切換わ
    り、その切換量に応じた量の圧油を前記第1,第2のア
    クチュエータにそれぞれ導く第1および第2の制御弁
    と、前記第1,第2の制御弁の上流側にそれぞれ設けら
    れ、各制御弁の入口側圧力と出口側圧力との差に応じて
    各制御弁に導かれる圧油の流量をそれぞれ制御する第1
    および第2の圧力補償弁とを備え、前記第1の油圧アク
    チュエータに前記第2の油圧アクチュエータよりも高負
    荷が作用する状態で前記第1,第2の油圧アクチュエー
    タを複合動作させるようにした建設機械の油圧回路にお
    いて、 前記複合動作時に前記第2の制御弁の切換量を制限する
    制限手段を備えたことを特徴とする建設機械の油圧回
    路。
  2. 【請求項2】 所定操作に応答して前記制限手段の作動
    /非作動を切換えるスイッチ手段を更に備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の建設機械の油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の油圧アクチュエータは、建設
    機械本体に対して回動式に昇降可能なアーム式アタッチ
    メントを駆動する第1のシリンダであり、前記第2のア
    クチュエータは、前記アーム式アタッチメントの先端側
    に連結されたアタッチメントを駆動する第2のシリンダ
    であることを特徴とする請求項1に記載の建設機械の油
    圧回路。
  4. 【請求項4】 前記第1,第2の制御弁は、パイロット
    油圧ポンプによって発生するパイロット圧力によってそ
    れぞれ切換えられる油圧パイロット式制御弁とされ、 前記制限手段は、前記第2の制御弁に導かれるパイロッ
    ト圧力を減少させる減圧弁と、前記パイロット圧力を前
    記減圧弁を迂回させて前記第2の制御弁のパイロットポ
    ートに導く通常位置、および前記パイロット圧力を前記
    減圧弁を通過させて前記第2の制御弁のパイロットポー
    トに導く減圧位置に切換可能な切換弁と、前記第1の操
    作部材にて前記アーム式アタッチメントの上昇操作がな
    されたことを検出して、前記切換弁を前記通常位置から
    前記減圧位置に切換える切換制御手段とから構成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の建設機械の油圧
    回路。
  5. 【請求項5】 前記切換制御手段は、前記アーム式アタ
    ッチメントの上昇操作によって所定値以上のパイロット
    圧力が発生すると減圧信号を出力する圧力スイッチであ
    り、 前記切換弁は、前記減圧信号の出力に応答して前記通常
    位置から前記減圧位置に切換わる電磁式切換弁であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の建設機械の油圧回路。
  6. 【請求項6】 乗員の操作に応じて第1および第2の状
    態をとり得る手動操作スイッチを更に備え、前記電磁式
    切換弁は、前記手動操作スイッチが第1の状態で、かつ
    前記減圧信号が出力された場合に前記通常位置から前記
    減圧位置に切換わるよう構成されていることを特徴とす
    る請求項5に記載の建設機械の油圧回路。
JP7912595A 1995-04-04 1995-04-04 建設機械の油圧回路 Pending JPH08270020A (ja)

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