JPH08269227A - フェノール系樹脂成形材料及びその製造方法 - Google Patents

フェノール系樹脂成形材料及びその製造方法

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JPH08269227A JP7109495A JP7109495A JPH08269227A JP H08269227 A JPH08269227 A JP H08269227A JP 7109495 A JP7109495 A JP 7109495A JP 7109495 A JP7109495 A JP 7109495A JP H08269227 A JPH08269227 A JP H08269227A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】フェノール類をアルデヒド、ケトンにより架橋
した構造を有する熱硬化性樹脂硬化物廃材を粉砕、粒子
状とし、フェノール類により加熱処理して得られる、粒
子状再生成形樹脂材料およびその製造方法。樹脂廃材1
00部に対するフェノール類の使用量は10〜90部。
酸触媒の使用が好ましい。 【効果】少量のフェノール類の使用により熱硬化性樹脂
廃材を、簡単な処理にて、流動性ある成形材料そのもの
として再利用することが可能となり、廃棄物低減に貢献
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェノール系樹脂成形
材料およびその製造方法に関し、具体的には、架橋硬化
した熱硬化性樹脂を薬品処理により再度架橋硬化し得る
ように再生したフェノール系樹脂成形材料及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱硬化性樹脂は一旦硬化すると、その化
学的架橋のため熱により軟化、溶融せず、従って、その
硬化物から成る成形品の廃材は再生不可能とされてき
た。このため、これら熱硬化性樹脂成形品の切れ端、不
良品等の廃材は粉砕され、その粒子や粉体は他の未反応
の熱硬化性材料、熱可塑性樹脂、アスファルト等有機系
材料またはセメント等の無機材料と混合され、例えばフ
ェノール樹脂の充填材、路面舗装材の骨材、人工御影石
の骨材等のように、充填材、増量材として利用されてい
るに過ぎない。
【0003】熱硬化性樹脂、特にフェノール系樹脂及び
エポキシ系樹脂を再利用の目的で溶解する技術について
は、「第38回 大阪市立工業研究所報告」及び「熱硬
化性樹脂、〔2〕(1983)堀内、福田 p.63」
に報告されている。この研究は、一般の常識通り、熱硬
化性樹脂を再生・利用するには完全に溶解し、流動性を
付与することが必要であるという考え方に基づき、熱硬
化性樹脂100重量部に対し2000〜10000重量
部という大過剰のフェノールを使用し、酸触媒を使用
し、170〜180℃にて2〜5時間加熱し、架橋を切
断して完全に溶解した後に、さらにホルマリンと反応さ
せることにより、再生ノボラック型フェノール樹脂成形
材料を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような充填材等の
用途では、バージンの材料の使用は不可欠であり製品コ
ストも高く、廃材の使用量の増加は見込めず、逆に多く
のバージンの材料の使用とともに廃材の総量は増加の一
途をたどる。
【0005】また、前記の堀内らの報告に基づく再生利
用法によれば、大量のフェノールが必要であり、廃材の
再利用率が小さい上、高温・長時間の加熱を要するため
に多くのエネルギーを消費するという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、少量のフェノール類を使
用して架橋硬化した熱硬化性樹脂を処理し、得られた材
料それ自体に再び架橋反応する性質を付与し、硬化・成
形可能とすることにより、成形品廃材の累積的増加を防
止可能とした熱硬化性樹脂の廃材再生成形材料及びその
製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱硬化性樹脂
硬化物、特に廃材を粉砕して粒子状(粉体)とし、これ
をフェノール類存在下にて、必要に応じて酸触媒を添加
し、加熱し反応させて硬化樹脂の少なくとも一部を可溶
化させ、成形・加工に必要な流動性、架橋硬化性を付与
したフェノール系樹脂成形材料及びその製造方法に関す
る。
【0008】本発明においては、芳香環がホルマリンを
反応させてメチレン結合やジメチレンエーテル結合等を
介して重合した化学構造を有する熱硬化性樹脂は全て出
発原料として再生利用が可能であり、さらにはiso−
プロピリデン結合により芳香環が結合されたビスフェノ
ールA骨格を有する樹脂も再生利用可能である。従っ
て、具体的にはフェノール系樹脂、エポキシ系樹脂が挙
げられる。
【0009】反応において使用できる処理薬剤としては
フェノール類がよく、特にコスト面よりフェノールを使
用することが好ましい。反応において使用するフェノー
ル類の量は、好ましくは熱硬化製樹脂粒子100重量部
に対して10〜90部であり、必要な場合は酸触媒を9
重量部以下を添加することもできる。
【0010】従来、架橋硬化した熱硬化性樹脂は加熱・
分解する以外に材料それ自体が再び反応・硬化・成形で
きるとは考えられていなかった。発明者らは、検討を加
えた結果、架橋硬化した熱硬化性樹脂であっても、これ
を粉砕して粒子状(粉体)としその少なくとも一部分、
特に分解試薬であるフェノール類と接触する表面部分を
可溶化すれば、粒子集合体が成形・加工に必要な流動
性、架橋硬化性を有するに至ることを見いだし、本発明
を完成したのである。
【0011】
【作用】本発明は熱硬化性樹脂硬化物を粉砕した粒子を
フェノール類存在下にて、必要に応じて酸触媒を添加
し、加熱し反応させて硬化樹脂の少なくとも一部を可溶
化させて成形材料を得ることに関するが、架橋・硬化し
た熱硬化性樹脂の化学構造は特定できないため、本発明
における可溶化がいかなる反応によるかは正確には解明
されていない。しかし、架橋反応がホルマリン等による
ことから、当該ホルマリンに起因するメチレン基(−C
2 −)又はジメチレンエーテル結合(−CH2-O−C
2 −)等が切断されることによるものと推定される。
【0012】従って、芳香環がホルマリンを反応させて
メチレン結合やジメチレンエーテル結合等を介して重合
した化学構造を有する熱硬化性樹脂は、全て本発明によ
り再生利用が可能である。
【0013】かかる樹脂としては、ノボラック型フェノ
ール樹脂、レゾール型フェノール樹脂、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂等が例示
でき、エポキシ樹脂はアミン硬化物、酸無水物硬化物を
問わない。これはエポキシ樹脂の骨格が芳香環をホルマ
リンと反応させてメチレン結合により結合させた構造を
有するものだからであり、当該メチレン結合が切断され
れば、エポキシ基の反応形態に係わらず樹脂は可溶化す
るからである。ビスフェノールA系エポキシ樹脂はメチ
レン結合やジメチレンエーテル結合を有さず、アセトン
を使用して合成され、iso−プロピリデン結合により
2個のベンゼン環が結合された構造を有するビスフェノ
ールAを基本骨格とするが、このiso−プロピリデン
結合も酸分解反応により解裂するため、本発明の出発原
料として使用できる。同様に、他のケトン類、アルデヒ
ド類、例えばアセトアルデヒドを使用して縮合させたビ
スフェノール骨格を有する樹脂も本発明の出発原料とし
て使用できる。
【0014】本発明にいうフェノール樹脂系硬化物に
は、いわゆる狭義のフェノール樹脂に限らず、たとえば
クレゾール樹脂、フェノールフルフラール樹脂、トルエ
ンを導入したフェノール樹脂、レゾルシノール樹脂、エ
ピクロロヒドリンを反応させたフェノール樹脂が含まれ
る。
【0015】一般に、フェノール樹脂の重合段階はAス
テージ、Bステージ、Cステージの3段階に分類され
る。Aステージはフェノールとホルムアルデヒドの反応
初期生成物段階を指し、レゾールとも称され、3次元架
橋は極少なく低分子量で、可溶可融性、即ち溶剤に溶け
またそれ自体も加熱により液状となり流動する状態であ
る。BステージはAステージの状態から重合が進行し、
3次元架橋がある程度進行してアルコール、アセトン等
の溶剤には溶けずに膨潤し、加熱により溶融はしないが
軟化する状態で、レジトールとも称される。Cステージ
はBステージよりさらに重合が進行し、不溶不融の3次
元架橋高分子となった状態をいい、レジットとも称され
る(ポリマー辞典編集委員会編 ポリマー辞典、大成
社)。
【0016】本発明にいう「可溶化」は、Cステージの
熱硬化性樹脂をBステージ又はそれより架橋の少ない状
態にまでメチレン架橋を切断することをいう。一般に、
粒子状材料と液体の試薬を反応させると、表面部分より
内部に向かって反応するため表面に近いほど反応が進行
しやすい。従って、本発明にいう「可溶化」は、Bステ
ージの状態が主であるが、Aステージの状態が一部混在
してもよい。
【0017】本発明に出発原料として使用する熱硬化性
樹脂は、これら樹脂をマトリックスとし、他の充填材や
補強材を含んだものであってもよい。これら充填材、補
強材としてはガラス繊維、アスベスト等の無機繊維類、
セルロース繊維(紙等)等の有機繊維類、木粉等の有機
充填材、その他無機系充填材が挙げられる。このような
熱硬化性樹脂成形品の例としては、電気機器に使用され
る絶縁板等の部品、ハウジング等が代表的なものとして
挙げられる。
【0018】また本発明に使用する熱硬化性樹脂は粉砕
され、粒子状として使用されることが好ましい。フェノ
ール類との可溶化反応は、接触面積が大きいほど早く進
行し、反応後そのまま成形に使用できるからである。こ
のような粒子の大きさとしては、30メッシュ(粒子径
として0.5mm)以下が好ましい。粒子径がこれ以上
になると、再生成形材料のCステージのサイズが大きく
なり、成形時に微細なキャビティーまで行き渡らない等
の問題が生じる。粉砕物は、そのまま使用してもよい
が、必要な場合は篩により分別して、ある程度粒子径の
揃った粉体として使用してもよい。
【0019】本発明の原料となる熱硬化性樹脂がフェノ
ール樹脂類であってもエポキシ樹脂類であっても、本発
明により再生された成形材料は、硬化反応がフェノール
樹脂と同様の架橋反応により硬化するものであり、フェ
ノール系樹脂系成形材料に属する。即ち、本発明の再生
のための処理条件によれば、正確に確認は出来ないが、
架橋を構成しているメチレン結合またはジメチレンエー
テル結合等が解離し、メチロール基等が生成することに
よりBステージ以前の状態となった部分が生じ、フェノ
ール類に膨潤または溶解した状態になっているものと考
えられる。このメチロール基、および原料となる熱硬化
性樹脂中に未反応状態で残存していたメチロール基が、
溶剤としての役目も果たしているフェノール類、樹脂の
原料であるフェノール類に由来する芳香環を含めて再び
架橋し、Cステージの硬化物になるものと考えられる。
【0020】本発明で使用するフェノール類の効果は、
主として樹脂を膨潤・溶解する溶剤としての作用効果及
び再成形の際、硬化反応に組み込まれて再生成形樹脂の
骨格を形成するものと考えられる。さらに、再生するた
めの反応においてはメチレン結合等を切断する試薬とし
ても作用している可能性も考えられる。このような作用
をするフェノール類としては、フェノール、アルキルフ
ェノール等の芳香環に水酸基が1個結合したフェノール
類に限らず、クレゾール類、キシレノール類、レゾルシ
ノール類、カテコール等のフェノール系化合物を挙げる
ことができるが、コスト面よりフェノールが好ましい。
【0021】また、本発明においては必要に応じて酸触
媒を使用することが可能である。使用できる酸触媒とし
ては、p−トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、
フェノールスルホン酸等の有機酸、硫酸、硝酸、リン
酸、縮合リン酸等の無機酸を例示でき、特に加熱時揮散
することのない不揮発性の酸が好ましい。これらの酸の
使用により、Cステージの樹脂硬化物からBステージ以
前の状態にする反応の速度を速くすることができ、また
得られた再生フェノール樹脂成形材料の成形性が向上す
る。ただし、再生フェノール樹脂成形材料の用途によっ
ては、酸触媒の使用が好ましくない場合もあり、このよ
うな場合は触媒を使用せず、反応温度を高く、反応時間
を長くすればよいのである。
【0022】酸触媒を使用する場合、その量は熱硬化性
樹脂100重量部に対して9重量部以下であることが好
ましい。酸触媒の量が9重量部を越えると再生樹脂の成
形時に、使用する金型、成形品に挿入するインサート金
具等が腐食するという問題が生じる場合があるからであ
る。ただし、リン酸、縮合リン酸類を使用する場合は、
腐食作用が小さく9重量部以上使用することができ、好
ましい。
【0023】本発明では、熱硬化性樹脂粉砕物にフェノ
ール類を粉砕物100部に対し、10〜90部添加、反
応させることが好ましい。フェノール類の使用量が10
部以下では、可溶化により得られるBステージ化部分が
少なく、その結果再成形するには流動性、硬化性共に不
十分なものとなる。またフェノール類添加量が90部以
上になると全体がAステージまで進行して溶融し、成形
材料とするにはさらにホルマリンを加えて反応させ、B
ステージにする必要があり、無駄なフェノール及びエネ
ルギーの使用を招くと共に工程も増加し、コスト高とな
り好ましくない。
【0024】本発明における反応温度は、好ましくは、
80〜180℃である。80℃以下でも反応は進行する
が、長時間を要する。また、180℃以上になるとフェ
ノール類の揮散が激しくなり、作業環境上好ましくな
く、樹脂に対するフェノール類の割合も管理できない。
ただし、この反応温度は、通常の開放型の反応装置を使
用した場合であり、耐圧・密閉型の装置を使用し、さら
に高温にて反応せしめることを除外したものではない。
【0025】また、反応時間は触媒の種類、添加量、原
料として使用する熱硬化性樹脂の種類等により調整する
必要があるが、上記の好ましい温度範囲、触媒量の条件
下では、通常30分〜100分が適当である。ただし、
酸触媒を多く使用した場合は5分程度でも処理すること
も可能であり、さらに、耐圧・密閉型の装置を使用し、
さらに高温にて反応せしめた場合には、より短縮可能で
もある。
【0026】本発明により得られるフェノール樹脂系成
形材料は、バージンのフェノール樹脂成形材料と同様の
配合、手法により硬化させ成形品とすることができる。
特にヘキサミンを使用すると、成形時間が短縮でき、好
ましい。
【0027】本発明による再生フェノール樹脂成形材料
を成形する際に、他の充填材、例えばガラス繊維、アス
ベスト等の無機繊維類、セルロース繊維(紙等)等の有
機繊維類、木粉等の有機充填材、その他無機系充填材を
加えることも可能であり、本発明の出発原料である熱硬
化性樹脂硬化物の粉砕物を添加すれば、再成形品全体が
本発明に従い、再び再生成形材料とすることも可能であ
り、廃棄物低減の目的には極めて好ましい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、粉砕し粒子状となった
熱硬化性樹脂硬化物の廃材を、充填材、増量材等として
使用するのでなく、それ自体が反応硬化する成形材料と
して再生利用可能となり、廃棄物の低減、資源の有効利
用に大きく貢献することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本実施例
はフェノール樹脂について記載されているが、本発明の
基本反応は、芳香環をホルムアルデヒドにより架橋硬化
させた樹脂の3次元架橋の原因であるメチレン結合等、
その他ケトン類、アルデヒド類を使用した架橋のフェノ
ール類による切断であり、フェノール樹脂に限定される
ものではない。
【0030】また、本実施例では、処理薬品としてフェ
ノールを使用しているが、これに限定されるものではな
い。以下において、「部」と表示した数値は「重量部」
を意味する。
【0031】〔実施例1〕塩酸及びしゅう酸を触媒とし
て合成した公知のフェノールホルムアルデヒド樹脂成形
材料(フロー30mm、ゲルタイム55秒、オルト/パ
ラ配向比55/45)を、120℃で90分間加熱して
Bステージ化し、さらにこのBステージの生成物を60
メッシュ以下に粉砕し、180℃で30分加熱して完全
に硬化したものを60メッシュ以下に粉砕してフェノー
ル樹脂硬化物(Cステージ)とした。このフェノール樹
脂硬化物100部に対し、フェノール10部、p−トル
エンスルホン酸1部を加えて良く混合し、150℃にて
30分間均一に加熱し、Cステージの樹脂粒子の表層部
より内部に向けBステージ以前の架橋状態とし、再生フ
ェノール樹脂系成形材料を得た。
【0032】このようにして得た再生フェノール樹脂系
成形材料を、プレートに成形する金型を用い、温度16
0℃、圧力150kgf/cm2 にて10分かけ成形した。
【0033】成形したプレートを試験片としてJIS
K−6911に基づき、曲げ強さ、曲げ弾性率を測定し
た。
【0034】〔実施例2〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物100部にフェノール90部とp−トルエンスルホ
ン酸9部を加えてよく混ぜ、これを150℃にて30分
均一に加熱し、本発明の目的物に係るフェノール樹脂系
成形材料に再生した。これを実施例1と同様にして成形
し評価した。
【0035】〔実施例3〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物100部にフェノール10部を加えてよく混ぜ、こ
れを150℃にて75分均一に加熱し、本発明の目的物
に係るフェノール樹脂系成形材料に再生した。これを実
施例1と同様にして成形し評価した。このフェノール樹
脂系成形材料を再生するに当たって、酸触媒は添加しな
かった。
【0036】〔実施例4〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物100部にフェノール90部を加えてよく混ぜ、こ
れを150℃にて75分均一に加熱し、本発明の目的物
に係るフェノール樹脂系成形材料に再生した。これを実
施例1と同様にして成形し評価した。このフェノール樹
脂系成形材料を再生するに当たって、酸触媒は添加しな
かった。
【0037】〔実施例5〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物70部にフェノール30部(フェノール樹脂硬化物
100部に対しフェノール42.8部)、濃硝酸5部
(フェノール樹脂硬化物100部に対して濃硝酸7部)
を加えてよく混ぜ、これを150℃にて20分均一に加
熱し、本発明に係るフェノール樹脂系成形材料に再生し
た。これを実施例1と同様に成形し評価した。
【0038】〔実施例6〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物70部にフェノール30部(フェノール樹脂硬化物
100部に対しフェノール42.8部)、p−トルエン
スルホン酸3部(フェノール樹脂硬化物100部に対し
てp−トルエンスルホン酸4.28部)を加えてよく混
ぜ、これを180℃にて15分均一に加熱し、本発明に
係るフェノール樹脂成形材料に再生し、これを実施例1
と同様に成形し評価した。
【0039】〔実施例7〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物70部にフェノール30部(フェノール樹脂硬化物
100部に対しフェノール42.8部)、p−トルエン
スルホン酸3部(フェノール樹脂硬化物100部に対し
てp−トルエンスルホン酸4.28部)を加えてよく混
ぜ、これを80℃にて3時間均一に加熱し、本発明に係
るフェノール樹脂系成形材料に再生した。これを実施例
1と同様に成形し評価した。
【0040】〔実施例8〕基材として紙を使用し、この
紙にバージンのフェノール樹脂のワニスを含侵したプリ
プレグを圧縮成形し、得られたフェノール樹脂50部と
紙50部とから成る電気絶縁板を30メッシュ以下に粉
砕して紙複合フェノール樹脂硬化物粒子とした。この紙
複合フェノール樹脂硬化物粒子100部に、フェノール
5部(紙複合フェノール樹脂硬化物粒子中の樹脂分10
0部に対してフェノール10重量部)およびp−トルエ
ンスルホン酸0.5部(紙複合フェノール樹脂硬化物粒
子中の樹脂分100部に対して酸1部)を加えてよく混
ぜ、実施例1と同一の条件で本発明の目的物に係るフェ
ノール樹脂成形材料に再生した。
【0041】このフェノール樹脂成形材料を実施例1と
同一の成形条件でプレートを成形し、このプレートを試
験片として、紙の補強効果を確認する為にシャルピー衝
撃値を求めた。また、曲げ強度、曲げ弾性率、流れ性の
測定は実施例1と同様に行った。
【0042】〔実施例9〕実施例8の紙複合フェノール
樹脂硬化物粒子を使用し、当該粒子材料100部に、フ
ェノール45部(紙複合フェノール樹脂硬化物粒子中の
樹脂分100部に対してフェノール90部)およびp−
トルエンスルホン酸4.5部(紙複合フェノール樹脂硬
化物粒子中の樹脂分100部に対して酸9部)を加えて
よく混ぜ、実施例1と同一の条件で本発明の目的物に係
るフェノール樹脂成形材料に再生した。 このフェノー
ル樹脂成形材料を実施例8と同様に成形し、評価した。
【0043】〔実施例10〕実施例8の紙複合フェノー
ル樹脂硬化物粒子を使用し、当該粒子材料100部に、
フェノール5部(紙複合フェノール樹脂硬化物粒子中の
樹脂分100部に対してフェノール10部)を加えてよ
く混ぜ、これを150℃にて75分均一に加熱し、本発
明の目的物に係るフェノール樹脂成形材料に再生した。
このフェノール樹脂成形材料に再生するに当たっては、
酸触媒は添加しなかった。このフェノール樹脂成形材料
を実施例8と同様に成形し、評価した。
【0044】〔実施例11〕実施例8の紙複合フェノー
ル樹脂硬化物粒子を用い、このフェノール樹脂硬化物1
00部に、フェノール45部(紙複合フェノール樹脂硬
化物中の硬化樹脂100部に対してフェノール90部)
を加えてよく混ぜ、これを150℃の熱雰囲気下で75
分均一に加熱し、本発明の目的物に係るフェノール樹脂
成形材料に再生した。このフェノール樹脂成形材料に再
生するに当たっては、酸は添加しなかった。このフェノ
ール樹脂成形材料を実施例8と同様に成形し、評価し
た。
【0045】〔比較例1〕実施例1で用いたフェノール
樹脂オリゴマーを120℃にて90分でBステージ化し
たものを実施例1の成形条件で成形したもの(バージン
のフェノール樹脂を成形したもの)を実施例1と同様に
して評価した。本比較例は再生フェノール樹脂系成形材
料の物理特性をバージンの材料を使用した成形品と比較
するためのものである。
【0046】〔比較例2〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物を一切処理することなく、実施例1と同一の成形条
件で成形した。しかし、この場合はプレートに賦形され
た成形品を得ることが出来なかった。
【0047】〔比較例3〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物100部にフェノール100部、p−トルエンスル
ホン酸10部を加えてよく混ぜ、これを150℃にて3
0分均一に加熱した。しかし、この場合は未反応フェノ
ールが多く、さらに加熱を続けるとAステージ化して溶
融し、目的の粒子状の成形材料は得られなかった。
【0048】〔比較例4〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物粒子100部にフェノール9部、p−トルエンスル
ホン酸0.9部を加えてよく混ぜ、これを150℃にて
30分均一に加熱した。しかし、この場合は可溶化部分
が少なく、実施例1と同一の成形条件で成形したが、成
形物の強度は極めて低く、物理特性測定はできなかっ
た。
【0049】〔比較例5〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物粒子70部にフェノール30部(フェノール樹脂硬
化物100部に対してフェノール42.8部)、p−ト
ルエンスルホン酸3部(フェノール樹脂硬化物100部
に対して4.28部)を加えてよく混ぜ、これを200
℃で加熱したところ溶剤としてのフェノールの揮散が多
く、作業性に問題があった。このフェノールの揮散た
め、実施例1の成形条件で成形して得られた成形物は十
分な強度が得られなかった。
【0050】〔比較例6〕実施例1のフェノール樹脂硬
化物70部にフェノール30部(フェノール樹脂硬化物
100部に対してフェノール42.8部)、p−トルエ
ンスルホン酸3部(フェノール樹脂硬化物100部に対
して4.28部)を加えてよく混ぜ、これを70℃で加
熱したところ、可溶化のための時間が3時間以上を要
し、製造上時間的ロスが多く実用的でなかった。(途中
で中止した。)
【0051】〔比較例7〕実施例8の紙複合フェノール
樹脂硬化物粒子100部にフェノール50部(紙複合フ
ェノール樹脂硬化物中の樹脂分100部に対してフェノ
ール100部)、p−トルエンスルホン酸5部(紙複合
フェノール樹脂硬化物中の樹脂分100部に対して酸1
0部)を加えてよく混ぜ、これを150℃にて30分均
一に加熱した。しかし、この場合は未反応フェノールが
多く、さらに加熱を続けたところAステージ化し、目的
の粒子状成形材料は得られなかった。
【0052】〔比較例8〕実施例8の紙複合フェノール
樹脂硬化物粒子100部にフェノール4.5部(紙複合
フェノール樹脂硬化物中の樹脂分100部に対してフェ
ノール9部)、p−トルエンスルホン酸0.45部(紙
複合フェノール樹脂硬化物中の樹脂分100部に対して
酸0.9部)を加えてよく混ぜ、この混合物を150℃
にて30分均一に加熱した。しかし、この場合は可溶化
部分が少なく、実施例1と同一の成形条件で成形した
が、物理特性を測定できるに十分な強度を持つ成形品は
得られなかった。
【0053】以上の実施例、比較例の条件はフェノール
樹脂のみを出発原料としたものを表1に、紙を補強材と
したフェノール樹脂成形品を出発原料としたものを表2
に、それぞれまとめて示す。
【0054】本実施例において製造した再生フェノール
樹脂成形材料の流動性の評価は以下の方法により行っ
た。再生フェノール樹脂成形材料1gを160℃に加熱
した鉄板上に落下させて円錐状に堆積させ、平坦な熱板
に全荷重5000kgをかけて圧縮し、樹脂粉末を円盤
状に成形する。得られた円盤は、中心付近の透明性の高
い樹脂硬化物領域とその外側の不透明樹脂硬化物領域よ
り構成される。透明性の高い樹脂硬化物領域の直径を
R、不透明樹脂硬化物領域まで含めた直径をrとし、
(R/r)×100(%)を流動性の指標とした。R/
rが大きいほど流動性が大きく成形性に優れた成形材料
である。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】 実施例、比較例の再生成形材料の評価結果をフェノール
樹脂のみを出発原料としたものを表3に、紙を補強材と
したフェノール樹脂成形品を出発原料としたものを表4
に、それぞれまとめて示す。
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱硬化性樹脂硬化物粒子の少なくとも一
    部分をフェノール類存在下にて可溶化したフェノール系
    樹脂成形材料。
  2. 【請求項2】 前記熱硬化性樹脂がフェノール系樹脂又
    はエポキシ系樹脂である請求項1記載のフェノール系樹
    脂成形材料。
  3. 【請求項3】 熱硬化性樹脂硬化物粒子の少なくとも一
    部分をフェノール類存在下にて加熱して可溶化するフェ
    ノール系樹脂成形材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記熱硬化性樹脂がフェノール樹脂又は
    エポキシ樹脂である請求項3記載のフェノール系樹脂成
    形材料の製造方法。
  5. 【請求項5】 酸触媒を使用し、熱硬化性樹脂硬化物粒
    子の少なくとも一部分をフェノール類存在下にて加熱し
    て可溶化する請求項3記載のフェノール系樹脂成形材料
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 熱硬化性樹脂硬化物粒子の樹脂分100
    重量部に対し、フェノール類を10〜90重量部および
    必要に応じて酸触媒を混合して加熱し、当該熱硬化性樹
    脂硬化物粒子の少なくとも一部分を反応させて可溶化す
    る請求項3記載のフェノール系樹脂成形材料の製造方
    法。
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