JPH0826881B2 - 油圧回路 - Google Patents

油圧回路

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JPH0826881B2
JPH0826881B2 JP1104586A JP10458689A JPH0826881B2 JP H0826881 B2 JPH0826881 B2 JP H0826881B2 JP 1104586 A JP1104586 A JP 1104586A JP 10458689 A JP10458689 A JP 10458689A JP H0826881 B2 JPH0826881 B2 JP H0826881B2
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JP
Japan
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valve
solenoid
pressure
pilot valve
current
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JP1104586A
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年郎 高野
貞夫 布谷
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パワーシヨベルのアームシリンダー等の作
業機を作動するシリンダーにポンプの吐出圧油を供給す
る油圧回路に関する。
〔従来の技術〕
パワーシヨベルのアームシリンダーにはポンプの吐出
圧油を操作弁によって供給しているが、操作弁を切換え
てアームシリンダーのボトム室に圧油を供給すると同時
にヘツド室をタンク側に連通してアームシリンダーを伸
長してアームを下降する際に、そのアームシリンダーが
アーム重量によって伸長側に作動されるとボトム室への
供給油量が不足してボトム室内が負圧となることがある
ので、アームの下降速度を速くできない。
アームの下降速度を速くするにはアームシリンダーの
ヘツド室とボトム室を連通して、アームシリンダーを伸
長する際にヘツド室内の圧油をボトム室に供給してボト
ム室の油量不足を補うようにして再生動作すれば良い。
しかしこの様にすると、アームシリンダーを伸長した
時にボトム室とヘツド室が連通するので、作業機に負荷
がかかった時にボトム室内の圧力が上昇するとヘツド室
内の圧力も上昇し、アームシリンダーの推力はボトム室
の受圧面積とヘツド室の受圧面積との差×圧力となって
ヘツド室をタンク側に連通した場合と比較すると小さく
なるから効率が落ちてしまう。
この不具合を解消する油圧回路として、例えば、ボト
ム室の圧力をセンシングし、その圧力が設定した圧力以
上となるとヘツド室をタンク側に接続してボトム室とヘ
ツド室を遮断することで再生動作を停止するものが知ら
れている。
〔発明が解決しょうとする課題〕
かかる油圧回路であるとボトム室の圧力によってボト
ム室とヘツド室を連通したり、遮断したりするので、ボ
トム室の圧力が設定した圧力に略等しい作業条件、すな
わち中負荷作業時にボトム室とヘツド室が連通したり、
遮断したりすることが繰り返して行なわれシリンダーの
動きがギクシヤしてスムーズに動かなかったり、切換時
にシヨツクが生じ、再生機能を有する操作弁の制御操作
が面倒となると共に、構造が複雑となる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
油圧回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
シリンダーのヘツド室をタンク側に連通・遮断する第
2メータアウトバルブ25と、この第2メータアウトバル
ブ25をソレノイド60への電流によって連通作動する第3
パイロツト弁58と、 前記シリンダーのボトム室とヘツド室を連通する主回
路40と、この主回路40に設けられ、入口ポート43と出口
ポート46に圧油が流通すると連通状態となり圧油が流れ
ないと遮断状態となり開閉弁41と、 該開閉弁41の出口ポート46をタンク側に連通するパイ
ロツト回路47と、このパイロツト回路47に設けられソレ
ノイド53への電流によって連通作動する再生用パイロツ
ト弁48と、 再生信号が入力された時には再生用パイロツト弁48の
ソレノイド53に電流を供給し、再生停止信号が入力され
た時にはボトム室圧力が設定圧となるまでは再生用パイ
ロツト弁48のソレノイド53に電流を供給し、かつ設定圧
以上となるとそのソレノイド53への電流を減少して第3
パイロツト弁58のソレノイド60へ電流を供給するコント
ローラ70を備え、再生・再生停止を電気的にコントロー
ルできるようにした油圧回路である。
〔実 施 例〕
第1図に示すように、パワーシヨベルのブーム1に対
してアーム2を上下揺動するアームシリンダー3のボト
ム室3a、ヘツド室3bは第1,第2操作弁41,42でポンプの
吐出側とタンク側に接続制御される。
前記第1操作弁41は弁本体5に、油通路6とポンプポ
ート7を連通・遮断する第1メータインバルブ8及び油
通路6とタンクポート9を連通・遮断する第1メータア
ウトバルブ10並びに第1パイロツト弁11を設け、第1パ
イロツト弁11のソレノイド12を励磁するとそのスプール
13を押して入口ポート14と出口ポート15を連通し、ポン
プポート7の圧油を第1メータインバルブ8の受圧室16
に供給してスプール17を移動し、ポンプポート7の圧油
をポペツト18を押して油通路6に供給するようにしてあ
る。
前記第2操作弁42は弁本体20に、油通路21とポンプポ
ート22を連通・遮断する第2メータインバルブ23及び油
通路21とタンクポート24を連通・遮断する第2メータア
ウトバルブ25並びに第2パイロツト弁26を設け、第2パ
イロツト弁26のソレノイド27を励磁するとそのスプール
28を押して入口ポート29と出口ポート30を連通し、ポン
プポート22の圧油を第2メータインバルブ22の受圧室31
に供給してスプール32を移動し、ポンプポート22の圧油
をポペツト33を押して油通路21に供給するようにしてあ
る。
なお、第2パイロツト弁26のソレノイド27を励磁して
スプール28を押すと第1ポート34とパイロツトタンクポ
ート35が連通し、その第1ポート34は第1メータアウト
バルブ10の室36と連通してポペツト37の前後に差圧が生
じてポペツト37が左方に移動して油通路6がタンクポー
ト9に連通するようにしてあり、第2パイロツト弁26の
ソレノイド27を励磁した時にはポンプの吐出圧油がアー
ムシリンダ3のヘツド室3bに供給され、ボトム室3a内の
圧油はタンクポート9に流出するようにしてある。
前記第1操作弁41の油通路6と第2操作弁42の油通路
21は主回路40で連通し、この主回路40には開閉弁41とロ
ードチエツク弁42が設けてある。
前記開閉弁41は入口ポート43と主出口ポート44を連通
・遮断するポペツト45を備え、該ポペツト45は入口ポー
ト43より出口ポート46に圧油が流れると圧力差が生じ、
その圧力差によってポペツト45が入口ポート43と主出口
ポート44を連通する位置に移動するようになり、ロード
チエツク弁42は第1操作弁41から第2操作弁42への圧油
流れを阻止するようにしてある。
前記開閉弁41の出口ポート46はパイロツト回路47でタ
ンク側に連通し、このパイロツト回路47には再生用パイ
ロツト弁48が設けてあり、その再生用パイロツト弁48は
入口ポート49と出口ポート50を連通・遮断するポペツト
51を備え、そのポペツト51はバネ52で遮断位置に保持さ
れ、ソレノイド53を励磁すると連通位置となる。
前記第2メータアウトバルブ25は入口ポート54と出口
ポート55に圧油が流れるとポペツト56をバネ57に抗して
遮断位置から連通位置に移動して油通路21をタンクポー
ト24に連通するもので、その出口ポート55は第3パイロ
ツト弁58でパイロツト用タンクポート59に連通・遮断さ
れる。
該第3パイロツト弁58はソレノイド60を励磁するとポ
ペツト61をバネ62に抗して遮断位置から連通位置に移動
して入口ポート63と出口ポート64を連通するようにして
ある。
前記再生用パイロツト弁48のソレノイド53と第3パイ
ロツト弁58のソレノイド60には第2図のようにコントロ
ーラ70より電流が供給され、このコントローラ70には操
作レバー71より操作ストローク信号S1と操作レバー71に
設けた切換スイツチ72より再生信号S2、再生停止信号S3
及び圧力センサ73よりボトム室3a内の圧力が入力され、
再生停止信号S3と操作ストローク信号S1が入力された時
には第3図のように第3パイロツト弁58のソレノイド60
に操作ストローク信号S1に応じた電流を供給し、かつ再
生用パイロツト弁48のソレノイド53には微電流を供給
し、再生信号S2と操作ストローク信号S1が入力された時
には第4図のように再生用パイロツト弁48のソレノイド
53に操作ストローク信号に応じた電流を供給し、かつ第
3パイロツト弁58のソレノイド60には微電流を供給し、
さらに再生停止信号S3が入力された時には圧力センサ73
よりのボトム室圧力PBに基づいて第5図に示すように各
ソレノイド53,60への電流をコントロールする。
〔発明の効果〕 再生信号をコントローラ70に入力することで再生用パ
イロツト弁48のソレノイド53に電流を供給して再生用パ
イロツト弁48を連通状態とし、それによって開閉弁41の
入口ポート43と出口ポート46に圧油が流れて開閉弁41が
連通状態となるから、ヘツド室の圧油を主回路40でボト
ム室に供給して再生動作できる。
再生停止信号をコントローラ70に入力することでボト
ム室圧力が設定圧力となるまでは再生用パイロツト弁48
のソレノイド53に電流を供給して前述と同様に再生動作
し、ボトム室圧力が設定圧力以上となるとそのソレノイ
ド53への電流を減少して第3パイロツト弁58のソレノイ
ド60へ電流を供給して第3パイロツト弁58を連通状態と
して第2メータアウトバルブ25を連通状態に切換えてヘ
ツド室内の圧油をタンク側に流出し再生動作を停止でき
る。
したがって、再生、再生停止の切換を電気的にコント
ローラできるから、その制御操作が容易で構造も簡素化
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体構成説明
図、第2図はコントロール回路図、第3図,第4図,第
5図はソレノイドへの通電コントロールを示す図表であ
る。 25は第2メータアウタバルブ、 40は主回路、41は開閉弁、 43は入口ポート、46は出口ポート、 47はパイロツト回路、 48は再生用パイロツト弁、 53はソレノイド、58は第3パイロツト弁、 60はソレノイド、70はコントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダーのヘツド室をタンク側に連通・
    遮断する第2メータアウトバルブ25と、この第2メータ
    アウトバルブ25をソレノイド60への電流によって連通作
    動する第3パイロツト弁58を設け、 前記シリンダーのボトム室とヘツド室を主回路40で連通
    し、この主回路40に、入力ポート43と出口ポート46に圧
    油が流通すると連通状態となり圧油が流れないと遮断状
    態となる開閉弁41を設け、 該開閉弁41の出口ポート46をパイロツト回路47でタンク
    側に連通し、このパイロツト回路47にソレノイド53への
    電流によって連通作動する再生用パイロツト弁48を設
    け、 再生信号が入力された時には再生用パイロツト弁48のソ
    レノイド53に電流を供給し、再生停止信号が入力された
    時にはボトム室圧力が設定圧となるまでは再生用パイロ
    ツト弁48のソレノイド53に電流を供給し、かつ設定圧以
    上となるとそのソレノイド53への電流を減少して第3パ
    イロツト弁58のソレノイド60へ電流を供給するコントロ
    ーラ70を設けたことを特徴とする油圧回路。
JP1104586A 1989-04-26 1989-04-26 油圧回路 Expired - Lifetime JPH0826881B2 (ja)

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JPH02283902A JPH02283902A (ja) 1990-11-21
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JPH10227304A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Komatsu Ltd メータアウト流量制御弁

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