JPH08268405A - 薬剤包装順序の入力方法と装置 - Google Patents

薬剤包装順序の入力方法と装置

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JPH08268405A
JPH08268405A JP10894895A JP10894895A JPH08268405A JP H08268405 A JPH08268405 A JP H08268405A JP 10894895 A JP10894895 A JP 10894895A JP 10894895 A JP10894895 A JP 10894895A JP H08268405 A JPH08268405 A JP H08268405A
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packaging
medicine
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setting format
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Shoji Yuyama
正二 湯山
Takeshi Inamori
武司 稲森
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Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の分割装置を備えた薬剤包装装置におい
て、処方箋に指定された服用時間に対応して、患者が服
用時間を間違えたりしないように、薬剤包装袋を整理し
て包装できるように、包装順序設定フォーマットを使用
して、任意の順序に薬剤を包装する。 【構成】 特殊包装を希望する場合に操作する画面で、
包装順序設定フォーマット34やテンキー40、繰返回
数設定キー35、カーソルキー36、それぞれの分割装
置に対応した分割装置選択キー37等を配置し、これら
のキーを包装順序設定フォーマット34において組合わ
せ、複数の種類の違う薬剤を、患者が服用し易いように
並べ換えて提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院や薬局等に置か
れ、薬剤を1処方分に分割して包装する分割装置の入力
装置に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】複数の薬剤分割装置を備えた薬剤包装装
置は、その順序を変更することにより、無限の包装順序
のパターンを設定することが理論上可能であるが、その
包装パターンをどのような手段で設定するかが重要であ
る。
【0003】従来の、前記包装装置において、錠剤の連
続包装、散薬の連続包装、散薬と錠剤を交互に包装する
交互包装の3通りの包装パターンが実施できれば、何の
問題もなく機能的に満足が得られたが、しかし、近年の
医療の発達や複雑な薬剤投与が治癒に貢献する等の実績
から、薬剤投与のパターンや薬剤種の増加により年々複
雑になっている。
【0004】また、従来1服用1包装投与とすること
で、薬剤の誤飲や服用数の誤飲を防止し、患者に分かり
易い処方技術として包装袋に服用日時や1服用分を1つ
の包装にまとめて患者に手渡すことが周知の技術となっ
ている。
【0005】しかし、前記のように薬剤投与の種類の増
加や、複雑な薬剤投与のパターンに対応し、さらに1服
用1包装の利点を生かした包装パターンの設定は確立さ
れていない上、現状包装機に包装パターンを自由に設定
する機能は附加されてない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薬剤師が毎
日の処方を行なうに当り、処方薬の包装パターンを、患
者が服用し易いように自由に並べ換えて包装できる包装
パターン入力装置の開発が望まれている。
【0007】また、現在登録している包装袋の場所を間
違なく、確実に登録できる入力方法で、限られた時間内
に多くの調剤作業を行なう薬剤師が、簡単に早く包装順
序の登録を行なえるものを求められる。
【0008】更に、包装順序設定パターンを一日に何度
も設定する事のないように簡略させることで、容易に早
く包装装置を作動させる構造が求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は課題を解決する
ために、包装順序を自由に設定するための包装順序設定
フォーマットに、前記薬剤分割機能にそれぞれ対応した
設定キーを設け、前記薬剤分割機能に対応した設定キー
が繰返し操作されと、繰返し操作した順序にしたがって
包装順序設定フォーマットにキャラクターが設定され、
包装順序設定フォーマットで設定したキャラクターに対
応した薬剤分割装置を制御して、包装するようにした
為、包装順序のパターンが自由に設定できる構成として
いる。
【0010】また、包装順序設定フォーマットを設定す
る時に、現在設定中の包装順序を点滅、または包装順序
設定フォーマットのバックカラーを変更する等の手段に
より、強調表示させて、前記包装順序設定フォーマット
を作成する事で現在設定中の場所を即座に把握でき、前
記包装順序設定フォーマットで、繰返し操作した順序が
1つのパターンの繰り返しにより設定される場合、1つ
のパターンの設定フォーマットを設定した後に、設定パ
ターンの繰返し回数を入力して包装する事で、最終包装
袋までパターン入力をする必要がない。
【0011】更に処方箋に書かれた処方日数と服用回数
を入力すると、前記包装順序設定フォーマットの設定パ
ターンの回数を最小に自動設定するようにしたため、前
記と同様に最終包装袋までパターン入力をする必要がな
い。
【0012】また、前記包装順序設定フォーマットを複
数種類記憶する記憶手段から、あらかじめ設定した包装
順序設定フォーマットを前記記憶手段から読出して、包
装順序設定フォーマットの選択フォーマットに前記記憶
データを表示して、包装順序設定フォーマットに対応す
るキー選択を選択することにより、前記記憶手段にあら
かじめ設定された包装パターンで、薬剤分割装置を制御
して包装させる事で、一度設定したパターンを何度も簡
単な操作で使用できる構成としている。
【0013】散薬や錠剤等の多種類の薬剤分割装置を持
った、薬剤包装装置において、包装順序を自由に設定す
るための包装順序設定フォーマットに、前記薬剤分割機
能にそれぞれ対応した設定キーを設け、包装順序設定フ
ォーマットで設定された順序にしたがって、薬剤分割装
置と包装装置を制御し、薬剤包装設定フォーマットの入
力場所を強調表示する表示手段を備える構成の装置とし
た。
【0014】
【作用】複数の薬剤分割装置に準備された処方薬剤を、
患者が服用し易いように複数の薬剤分割装置を制御する
順序を設定するための、包装順序設定フォーマットを作
成し、その包装順序設定フォーマットを操作する操作キ
ーにより、薬剤分割装置に対応した操作キーを包装順序
設定フォーマット上で操作して、薬剤分割装置の作動順
序を決定し、包装順序設定フォーマットで設定された順
序で薬剤包装を行なう。
【0015】また、前記包装順序設定フォーマットで入
力設定場所を強調する事で、入力ミスを防止し、1つの
パターンで形成された作動パターンを入力した後、繰返
し回数を入力することで入力作業を簡略でき、処方日数
が設定されると、処方日数に合わせた包装順序設定フォ
ーマットが設定されるため、包装順序設定フォーマット
が見易く混同しないため、入力ミスを軽減する。
【0016】更に、設定した複数の包装順序設定フォー
マットを記憶させ、必要に応じて記憶した包装順序設定
フォーマットを選択して包装させるため、入力作業の簡
素化が計れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明すると、図1は
本発明の実施装置の構成であり、散薬分割装置10につ
いて説明すると、ホッパー1に散薬3aを投入し、分配
皿2を回転させ、シュート4を図示しない圧電素子によ
り振動を印加させて、散薬3aを分配皿2の窪み部分に
均一に振撒き、掻出し器5を分配皿2を停止させた直後
に窪み部分に向合わせ、掻出し器5を回転させて、1包
装袋に包装する薬剤量に相当する角度分、分配皿2を回
転停止させ掻出し器5において、前記薬剤量を分割する
ことができる。
【0018】前記掻出し器5から掻き出された散薬3a
は、ペラ6aに搭載され、シール装置7のタイミングに
対応してペラ6aを開放し、包装ホッパー9aに案内さ
れた散薬3aを二つ折りにした包装紙8の袋部分に投下
し、シール装置7の回転によって送られる包装紙8で順
次包装される。
【0019】錠剤の分割包装については、錠剤分割装置
11に複数に設けた錠剤収納容器12と、そこから排出
させる駆動装置13とからなっている。処方データが入
力され、薬剤がセットされると、包装順序に記憶された
データにしたがって、図示しない制御装置が該当駆動装
置13を作動させ、錠剤収納容器12から個々に排出さ
れる錠剤3bを図示しないセンサーで計数し、包装案内
ホッパー9bの底に設けられたペラ6bに、一時貯留さ
れ、シール装置7のタイミングに対応してペラ6bを開
放し、包装ホッパー9aに案内された錠剤3bを二つ折
りにした包装紙8の袋部分に投下し、シール装置7の回
転によって、送られる包装紙8で順次包装される。
【0020】次に、図2に示す分割装置の第2の実施例
の装置について説明する。散薬分割装置10について説
明すると、V桝14に、処方箋に従って調剤された散薬
3aを、図示しない分割日数決定仕切板を、処方箋に書
かれた処方数の位置にセットして、分割数に対応する大
きさのV桝容器を設定し、V桝14に調剤済の散薬3a
を投入して、図示しない均しへらを使い、投入散薬3a
の表面を分割日数決定仕切板で仕切った範囲において均
一に均す。
【0021】次に、V桝14の底部を開口し、V桝14
の底部に向合わせて設置した分割桝15を配置し、V桝
14底から落下した薬剤は、分割桝15により均等の量
に分割され、分割桝15の底にはペラ6cが分割桝15
の容器毎に設けられ、図示しない開放装置で、分割桝1
5と包装ホッパー9cを向合わせた位置に移動しなが
ら、シール装置7のタイミングに対応してペラ6cを開
放し、包装ホッパー9cに案内された散薬3aを二つ折
りにした包装紙8の袋部分に投下し、シール装置7の回
転によって送られる包装紙8で順次包装される。
【0022】また、錠剤分割装置11については、錠剤
分配桝16に1包装される錠剤3bを1包装される数だ
け1桝にいれ、錠剤3bの分配が完了したら、錠剤分配
桝16下に設けた分割器17に落下させ、分割器17の
底にはペラ6dを各分割器毎に対応して設け、前記ペラ
6dから排出された錠剤3bを包装ホッパー9cに案内
する包装案内ホッパー9dを設けている。
【0023】分割器17に一時貯留された錠剤3bは、
シール装置7のタイミングに対応してペラ6dを開放
し、包装ホッパー9cに案内された錠剤3bを二つ折り
にした包装紙8の袋部分に投下し、シール装置7の回転
によって、送られる包装紙8で順次包装される。
【0024】図3は本発明の基本ブロック図である。散
薬を分割装置にセットする工程は、散薬保管車120か
ら処方箋110に書かれた薬剤瓶を取り出し、調剤装置
50に設けた散薬判別器121で薬剤瓶123に付与さ
れた薬剤名を判別する。
【0025】前記判別方法は、電波を使用したID識別
タグを付与しておき、読取らせる方法が一般的で、読取
りデータは調剤監査装置のCPU130に送られ、計量
器122をスタンバイさせて、薬剤の計量を待機する。
【0026】前記散薬判別装置121で判別完了した薬
剤瓶123から散薬3aを取出し、計量器122に搭載
すると、その計量値が表示装置124に表示され、処方
量の散薬3aを取出すと、CPU130に計量値と薬剤
名データを散薬判別装置121に戻し、貯留容器125
に散薬3aを計量器122から移動する。
【0027】貯留容器底部には、電波を使用したID識
別タグが付与されていて、計量値と薬剤名をID識別タ
グに記憶させて待機させ、表示装置124に指示された
図示しない散薬供給装置に薬剤を指示通り投入する。
【0028】散薬供給装置の指定命令は、CPU100
より調剤監査装置のCPU130にデータが転送されて
行なわれ、そのデータの作成はLCD105に表示され
た設定フォーマットのタッチパネル106の操作によっ
て行なわれたものである。
【0029】前記指示に従い、散薬供給装置に投入する
際、貯留容器底部に付与したID識別タグに記憶したデ
ータを散薬処方読み取り装置126で読取り、散薬供給
装置の投入場所が表示装置124に表示され、図示しな
いチェックキーで投入場所をチェックすると、前記読み
取りデータを調剤監査装置CPU130からCPU10
0にデータが送られ準備完了となる。
【0030】散薬供給装置に投入された薬剤は、前記供
給装置と対応した分配皿の空きを確認した後に、CPU
100の指令で散薬供給装置を作動させ、完了した状態
が散薬分割装置10の状態である。
【0031】次に、錠剤の調剤について説明すると、錠
剤分割装置11はあらかじめ所定量の薬剤をストックす
る容量があり、薬剤種類がいつでも個々の数量を計数し
て取出せるように配置されている。
【0032】薬剤名と、その場所を示すデータは包装記
憶装置にあらかじめ登録され、LCD105に表示され
た設定フォーマットのタッチパネル106を操作して処
方を入力し、そのデータをCPU100が包装記憶装置
118から読みだして検索する。該当薬剤が発見される
と分割準備動作となるが、発見できないとエラー表示さ
れ停止し、錠剤分割装置に該当薬剤が装着されるのを待
機する。
【0033】図1のように、錠剤分割装置11が使用さ
れる薬品種すべてを配置できない構造の場合は、錠剤分
割装置11に処方の度に着脱する作業が頻繁になるが、
錠剤容器127を収納棚128から薬剤を取り出し、錠
剤容器127に図示しないバーコードや識別タグを付与
し、錠剤分割装置11には前記識別タグを読み取る錠剤
識別装置129を各錠剤分割装置毎に設け、収納棚12
8から取出した薬剤容器127を錠剤分割装置11に装
着すると、装着場所に設けた錠剤識別装置129から薬
剤名を読取り、CPU100に送られ包装準備完了とな
る。
【0034】LCD105へCPU100は表示フォー
マット記憶部101からデータを送り、そのデータはイ
ンターフェイス112、113を通り、ビデオ信号処理
部149に入り、処理されたデータはコントローラ14
2を経てLCD105に表示される。LCD105は表
面に抵抗シートで構成されたタッチパネル106が張付
けられ、指等の押圧で抵抗変化を感じると、タッチパネ
ルコントローラ107は該当データをインターフエイス
112、113を通りCPUに戻される。
【0035】前記、戻りデータが包装開始許可データで
あるなら包装装置109を作動させ包装を開始する。包
装装置109は包装記憶部118にあらかじめ設定され
た包装データにしたがって、データをCPU100より
受信し、包装装置を動作させ、包装装置109に対応し
て散薬分割装置10や錠剤分割装置11をCPU100
は制御する。
【0036】入力装置108は装置の立ち上げ等の操作
を行なうとき、システムモードの変更等を行なう場合に
使用するが、タッチパネル106の代わりに、包装パタ
ーンを設定するための入力手段としても差し支えない。
【0037】図4はパターン入力装置の回路ブロック図
でCPU100からのデータをインターフェイス103
が受取り、ビデオ信号処理部149に送られ、ガンマ補
正回路141で表示データの補正処理を行ない、コント
ローラ142に送られたデータをXドライバ143、Y
ドライバ144に割付け、表示データをLCD105に
再生する。
【0038】カラー表示を行なう場合、インターフェイ
ス103からビデオ信号処理部149に送られるデータ
は以下の種類があり、N/P、R、G、B、BRT、C
S−YNCが、ガンマ補正回路141に送られ、表示装
置の種類にもよるが、実施例ではXドライバ143に前
記信号のR、G、Bが送られていて、LCDのX方向に
カラー発光素子が配列され、前記R、G、Bの発光場所
をコントローラ142が制御している。
【0039】LCD105の裏面にはバックライト14
5が配置され、インバータ146から供給される電源で
発光する。
【0040】各回路への電源供給はDC/DCコンバー
タ147より行なわれる。タッチパネル106は、LC
D105に表示された表示内容に対応して操作され、タ
ッチパネル106のシート抵抗の変化を、タッチパネル
コントローラ148が検知して操作データ信号を作成
し、インターフェイス103、102を通りCPU10
0に送られて、CPU100が新たな対応表示データや
制御データを発生する。
【0041】図5は入力装置のパターン例であり、この
フォーマットで処方箋データや包装パターンの選択を行
なことができ、包装フォーマット31、投入や装着場所
を決定する指示キー32、選択キー33、テンキー40
確定キー30等を配置し、包装装置の作業指針や、基本
情報の入力に欠かせない情報を入力画面51に配置す
る。
【0042】例えば、錠剤A、朝1回服用、散薬A、散
薬B、朝夕食後服用、6日分処方された場合、前記指示
キー32の’散A’を押すと、包装フォーマット31
に、散薬A、の処方日数が表示され、日数に’6’をテ
ンキー40を操作して入力し、その後、図示しない服用
数、’2’を入力し、処方入力キー30を操作して確定
すると、包装数が自動的に計算され表示される。
【0043】以下同様に、’散B’、’6’、’
2’、’処方入力キー’30、’錠剤’(図2の手分配
式装置)、’6’、’1、’、’処方入力キー’30と
入力した後、モードキー33aを操作する度に、’同
時’、’交互’、’連続’、’特殊’と表示され、表示
されたキー特殊33bを操作すると、図6のパターンに
表示がかわる。なお、同時、交互、連続モードは従来技
術のため説明を省略する。
【0044】図6は前記包装形態において、特殊包装を
希望する場合に操作する画面で、包装順序設定フォーマ
ット34やテンキー40、繰返回数設定キー35、カー
ソルキー36、それぞれの分割装置に対応した分割装置
選択キー37等を配置し、これらのキーを包装順序設定
フォーマット34において組合わせ、調剤師は患者に処
方された複数の種類の違う薬剤を、患者が服用し易いよ
うに並べ換えて提供できる。
【0045】前記例題を特殊パターンに表示させると、
分割装置選択キー37に、散薬A、散薬B、錠剤の3つ
の選択キーが表示され、繰返回数35の欄には、繰返回
数6が表示される。
【0046】包装順序設定フォーマット34は設定中の
場所を示す包装数39が表示され、包装順序設定フォー
マット34の大きさは6つの欄が同時に表示されてい
て、包装順序設定フォーマット34の1包目の所を強調
表示していて、分割装置選択キー37に表示された’錠
剤’を押すと、1包目の下に’錠剤’が表示される。
【0047】以下、’散A’、’散B’、’散A’、’
散B’と押すと、入力画面51の包装数39表示欄下
の、包装順序設定フォーマット34のようにパターンが
設定され、終了キー38を押すと、図5の画面に戻り、
登録キー29を押すと、前記包装順序設定フォーマット
のパターンが記憶される。
【0048】例えば図1のような装置で行なう場合、指
示キー32を押した後に、テンキー40を操作する
と、’錠22’分割装置選択キー37bのように表示さ
れる。処方箋に書かれたデータが、錠剤15と散薬A、
寝る前1回服用、錠剤22、36は朝夕食後服用、9日
分であると、図5で説明した通りに、処方データを入力
し、モードを’特殊’と選択すると、分割装置選択キー
37には、’散A’37a、’錠15’37b、’錠2
2’37c、’錠36’37dと表示され、包装順序設
定フォーマット34には、包装数39表示欄2つ下の、
1包目を強調表示し、前記分割装置選択キー37を包装
順序設定フォーマット34に表示したような順序で操作
し、操作する度に強調表示は、2包目、3包目と移行し
て、分割装置選択キー37上の包装順序設定フォーマッ
ト34の順序で表示される。
【0049】繰返回数は9と表示され、前記図5で設定
した日数であり、最後に終了キー38を操作して包装順
序設定を終了する。
【0050】包装パターンは複数同時に設定可能で、カ
ーソル36により、包装順序設定フォーマット34を指
定しても良い。
【0051】また、図5のモードに選択キーをセットし
て選択されると、そのリストが表示され、カーソルキー
36で選択する方法も可能である。
【0052】以下、包装パターンの設定方法を図7に記
載するフロチャートで説明すと、前記、LCDには図5
に示す包装パターンが表示され、処方箋に書かれた処方
日数をステップ60で入力する。ステップ61では1日
の服用回数を入力すると自動的に計算されて、包装順序
設定フォーマットの包数の欄に全体包数が表示され、以
上処方箋に記載された処方をすべて入力すると、機能モ
ードを特殊選択し、完了キーを操作して初期画面を終了
する。
【0053】ステップ62は、前記全体包数から包装パ
ターンの表示範囲を決定して表示させ、必要以上に包装
順序設定フォーマットを表示させないようにする。ま
た、ステップ63では、包装順序設定フォーマットの表
示範囲を設定しておき、カーソル操作によって必要に応
じて包装順序設定フォーマットを拡張、スクロールさせ
ることも操作上、便利な手段である。
【0054】ステップ64は、前記包装順序設定フォー
マットの操作キーを包装順序設定フォーマット上に重ね
て表示する処理を行なっていて、ステップ65におい
て、入力場所の強調処理を行なっている。強調の手段
は、入力該当欄の背景色を周囲と変化させたり、点滅動
作やマーカーを表示させる方法もあり、包装パターンを
設定する場合、誤入力を防止するのに効果があり、更に
キー操作を行なう毎にブザーを鳴らすと効果が高い。
【0055】ステップ66はキー操作を待機し、キー入
力が検知されると正しい操作場合はステップ67におい
て、該当キー操作の処理を行なう。該当キー操作とは、
キー操作が、数字入力やキャラクター入力に対応して、
前記強調位置にキー操作による表示を行なう動作であ
り、ここでは主に分割装置に対応するキャラクターの入
力操作について説明しており、ステップ68は、入力の
度に次の入力場所に強調場所が移動する処理を行なう。
【0056】ステップ69は1つのパターンが完了した
時、そのパターンが何回繰返し行なうか設定する。繰返
し回数はほとんどの場合、1日分のパターン入力後処方
日数が繰返し回数に相当するので、前記、ステップ60
において設定した回数分の包装することとなる。ステッ
プ69において、判断がイェスの場合は、自動的にパタ
ーン設定は完了することとなるため、ステップ70にお
いて、ステップ60で入力した日数を繰返回数と処理
し、ステップ72におい、前記作成データを保存して後
日、再使用するかの判断をし、保存しない場合は終了す
る。
【0057】ステップ69において、ノーの判断であっ
た場合、パーターン入力は更に継続するかステップ71
で判断し、登録完了しない場合はステップ66から再度
パターン入力を進め、ステップ71において完了の判断
であったなら、繰返しパターンの無い動作パターンが設
定されたものとして処理し、ステップ72においてデー
タ保存の判断がイェスなら、保存記憶装置に前記包装順
序設定フォーマットに作成されたデータを、ステップ7
3で保存した後終了する。
【0058】図8は前記ステップ73において、記憶し
たデータにより包装する手段についてフロチャートを使
って説明する。
【0059】例えば、この操作データを呼び出すため
に、前記ステップ60、61において処方箋に書かれた
日数、服用数を入力した後、機能モードを選択モードに
選択したのがステップ74の判断で、選択決定するとス
テップ75において包装順序設定フォーマットデータを
記憶部から読出しLCDにステップ76で表示する。
【0060】表示されたリストに記憶されているデータ
が無い場合、リストキーを操作し、次のリストを表示ス
テップ76でさせる。ステップ77はその次のリストキ
ーが操作されたか判断し、次のリストが無い場合は、フ
ロチャートを終了する。
【0061】前記表示された装順序設定フォーマットデ
ータのリストが表示されている場合、ステップ78によ
り選択キーを操作して目的の包装順序設定フォーマット
データを選択し、選択データを記憶装置からステップ7
9で読みだし終了する。
【0062】以上の操作により、図7で説明した煩わし
い設定作業が省略される。
【0063】図9は図1の装置に実施した、包装順序設
定フォーマットの設定例の流れ図で、ステップ150か
らステップ163は薬剤を分割装置にそれぞれセットす
る一般的な流れである。
【0064】ステップ164、166は処方箋入力、モ
ードの設定で、ステップ167からステップ170まで
は図7、図8の処理を行ない、その前記設定パターンに
より各分割装置および、包装装置を制御してステップ1
71からステップ173で、包装動作を行なう。
【0065】前記ステップ150から163は薬剤の特
性、および分割装置の機構がちがうため多少の違いが見
られ、図10は図2の装置に実施した包装順序設定フォ
ーマットの設定例の流れ図であり、ステップ174から
ステップ186の流れ図は、分割装置の違いから多少こ
となるが、ステップ187以降は図9と同じである。
【0066】本発明による包装順序設定フォーマットの
操作手順の実施例であり、前記例題は、限定するもので
は無く、本発明の実施を詳細に説明するための手段であ
って、数々の応用変更は請求の範囲を逸脱しない範囲で
本発明の技術に属するものである。
【0067】
【効果】以上のように本発明によれは、分割装置に対応
したキャラクターをそれぞれ対応させ、包装順序設定フ
ォーマットにキャラクターを配置し、分割装置の作動順
序を包装順序設定フォーマットに配置したキャラクター
の順序にしたがって包装するようにしたため、処方され
た薬剤の服用時間に対応して包装袋を形成できるため、
前記方法で包装された処方を受け取る患者は、薬剤を服
用するに当り、端から服用時間毎に服用できるため誤っ
た薬剤の服用を未然に防止することができる。
【0068】また、前記手段によれば、いかなる服用時
間の組合わせにおいても、自由に容易に包装順序の設定
が行なう事ができる。
【0069】第2の発明によれば、現在進行中の入力場
所を即座に表示しながら、包装順序の設定において、包
装順序を間違えて入力するのを未然に防止することがで
きる。
【0070】第3の発明によれば、1つの包装パターン
が発生した時点で、そのパターンを繰返す回数を入力す
るため、煩わしい包装順序の設定を簡略することができ
るため、作業効率が上り、多くの患者の処方を処理でき
る。
【0071】第4の発明によれば、初期入力で処方箋に
書かれた日数、服用回数を基に、包装順序設定フォーマ
ットを必要な範囲のみ、表示させるため、包装順序の設
定入力作業での、誤入力を防止できる。
【0072】第5の発明によれば、前記包装順序設定フ
ォーマットに設定した過去のデータを記憶する記憶装置
から、該当する包装順序設定フォーマットを選択して包
装するため、頻繁に使用する特殊な包装パターンを即座
に呼出せるため、包装順序設定フォーマットに設定する
煩わしさを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の分割装置と包装装置
の構成図
【図2】 本発明の第2実施例の分割装置と包装装置
の構成図
【図3】 本発明のブロック図
【図4】 本発明の表示装置および入力装置のブロッ
ク図
【図5】 本発明の包装フォーマットの入力設定の実
施例
【図6】 本発明の包装順序設定フォーマットの入力
設定の実施例
【図7】 本発明の包装順序設定フォーマットの設定
フロチャート
【図8】 本発明の包装順序設定フォーマットの読込
み設定フロチャート
【図9】 本発明の図1装置の実施フロチャート
【図10】 本発明の図2装置の実施フロチャート
【符合の説明】
3a 散薬 3b 錠剤 10 散薬分割装置 11 錠剤分割装置 14 V桝 15 分割桝 16 錠剤分配桝 17 分割器 29 登録キー 30 入力画面 31 包装フォーマット 34 包装順序設定フォーマット 35 繰返回数設定キー 37 分割装置選択キー 38 終了キー 40 テンキー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月27日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】従来の、前記包装装置において、錠剤の連
続包装、散薬の連続包装、散薬と錠剤を交互に包装する
交互包装の3通りの包装パターンが実施できれば、何の
問題もなく機能的に満足が得られたが、しかし、近年の
医療の発達や複雑な薬剤投与が治癒に貢献する等の実績
から、薬剤投与のパターンや薬剤種の増加により年々
のパターンが複雑になっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、従来1服用1包装投与とすること
で、薬剤の誤飲や服用数の誤飲を防止し、患者に分かり
易い処方にするために包装袋に服用日時や1服用分を1
つの包装にまとめて患者に手渡すことが周知の技術とな
っている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薬剤師が毎
日の処方を行なうに当り、処方薬の包装パターンを、
者が服用し易いように並べ換えて包装できる包装パター
ン入力装置の開発が望まれている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、現在記憶している包装順序を間違な
く、確実に登録できる入力方法が求められ、限られた時
間内に多くの調剤作業を行なう薬剤師が、簡単に早く
装順序の設定を行なえるものが望まれている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は課題を解決する
ために、包装順序を自由に設定するための包装順序設定
フォーマットに、前記薬剤分割機能にそれぞれ対応した
設定キーを設け、前記薬剤分割機能に対応した設定キー
が繰返し操作されと、繰返し操作した順序にしたがっ
前記設定フォーマットにキャラクターが表示され、包
装順序設定フォーマットで設定したキャラクターに対応
する薬剤分割装置を前記設定フオーマットに表示された
順序に従い制御して、包装するようにした為、包装順序
のパターンが自由に設定できる構成としている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明すると、図1は
本発明の実施装置の構成であり、散薬分割装置10につ
いて説明すると、ホッパー1に散薬3aを投入し、分配
皿2を回転させ、シュート4を図示しない圧電素子を使
って振動を印加させて、散薬3aを分配皿2の窪み部分
に均一に振撒き、掻出し器5分配皿2を停止させた直
後に窪み部分に向合わせ、1包装袋に包装する薬剤量
相当する角度分、分配皿2を回転停止させ掻出し器5
回転させて、前記薬剤量を分割する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】散薬や錠剤等の複数の薬剤分割装置を持っ
    た、薬剤包装装置において、包装順序を自由に設定する
    ための包装順序設定フォーマットに、前記薬剤分割機能
    にそれぞれ対応した設定キーを設け、前記薬剤分割機能
    に対応した設定キーが繰返し操作されと、繰返し操作し
    た順序にしたがって包装順序設定フォーマットにキャラ
    クターが設定され、包装順序設定フォーマットで設定し
    たキャラクターに対応した薬剤分割装置を制御して、包
    装する薬剤包装順序の入力方法。
  2. 【請求項2】前記包装順序設定フォーマットを設定する
    時に、現在設定中の包装順序を点滅、または包装順序設
    定フォーマットのバックカラーを変更する等の手段によ
    り、強調表示させて、前記包装順序設定フォーマットを
    作成した事を特長とする請求項1に記載の薬剤包装順序
    の入力方法。
  3. 【請求項3】前記包装順序設定フォーマットで、繰返し
    操作した順序が1つのパターンの繰り返しにより設定さ
    れる場合、1つのパターンの設定フォーマットを設定し
    た後に、設定パターンの繰返し回数を入力して包装する
    事を特長とした請求項1または2項に記載の薬剤包装順
    序の入力方法。
  4. 【請求項4】処方箋に書かれた処方日数と服用回数を入
    力すると、前記包装順序設定フォーマットの設定パター
    ンの回数を最小に自動設定する請求項1から3項に記載
    の薬剤包装順序の入力方法。
  5. 【請求項5】前記包装順序設定フォーマットを複数種類
    記憶する記憶手段から、あらかじめ設定した包装順序設
    定フォーマットを前記記憶手段から読出して、包装順序
    設定フォーマットの選択フォーマットに前記記憶データ
    を表示して、包装順序設定フォーマットに対応するキー
    選択を選択することにより、前記記憶手段にあらかじめ
    設定された包装パターンで、薬剤分割装置を制御して包
    装させることを特長とする薬剤包装順序の入力方法。
  6. 【請求項6】散薬や錠剤等の複数の薬剤分割装置を持っ
    た、薬剤包装装置において、包装順序を自由に設定する
    ための包装順序設定フォーマットに、前記薬剤分割機能
    にそれぞれ対応した設定キーを設け、包装順序設定フォ
    ーマットで設定された順序にしたがって、薬剤分割装置
    と包装装置を制御する薬剤包装入力装置。
  7. 【請求項7】薬剤包装設定フォーマットの入力場所を、
    強調表示する表示手段を備えた請求項6に記載の薬剤包
    装入力装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028221A (ja) * 2000-07-17 2002-01-29 Ueda Avancer Corp 薬剤分包機
JP2014500834A (ja) * 2010-11-26 2014-01-16 クリテム・カンパニー・リミテッド 薬剤包装装置のためのエラー識別装置
JP2016163717A (ja) * 2016-04-11 2016-09-08 株式会社タカゾノテクノロジー 薬剤分包装置

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