JPH0826761A - 切線加工用カッタホイール - Google Patents

切線加工用カッタホイール

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Publication number
JPH0826761A
JPH0826761A JP16535394A JP16535394A JPH0826761A JP H0826761 A JPH0826761 A JP H0826761A JP 16535394 A JP16535394 A JP 16535394A JP 16535394 A JP16535394 A JP 16535394A JP H0826761 A JPH0826761 A JP H0826761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
cutting line
sheet glass
wheel
cutter wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16535394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Ito
泰則 伊藤
Hitoshi Chiyousokabe
仁 長曽我部
Ikuo Nagasawa
郁夫 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP16535394A priority Critical patent/JPH0826761A/ja
Publication of JPH0826761A publication Critical patent/JPH0826761A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/10Glass-cutting tools, e.g. scoring tools
    • C03B33/105Details of cutting or scoring means, e.g. tips
    • C03B33/107Wheel design, e.g. materials, construction, shape

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホルダ14に回動自在に支持された切線加工
用カッタホイール10を板ガラス18の表面上に押圧し
た状態で板ガラス18の表面に沿って移動する。これに
より、切線加工用カッタホイール10が板ガラス18の
表面に切線18Aを加工する。切線加工用カッタホイー
ル10は切刃10Aの刃先角度が157°〜165°に
設定されているので、板ガラス18を切線18Aで折割
りする場合の破断力が小さくなる。 【効果】 板ガラスを切線で折割りする場合の破断力を
小さく抑えることにより、手折りで板ガラスを折割りす
る場合作業者の負担や要求技能レベルの軽減を図ること
ができ、また、自動折り機で板ガラスを折割りする場合
板ガラスの折口傾斜を小さくするこ ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ガラスの表面に押圧
された状態で移動して板ガラスの表面に切線を加工する
切線加工用カッタホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】板ガラスの表面に切線を加工するために
使用されるカッタホイールは円板状に形成され、カッタ
ホイールの周縁には切刃が形成されている。このカッタ
ホイールはピンを介してシャフトの下端部に回動自在に
支持され、シャフトはキャリアに回動自在に支持されて
いる。キャリアは1例としてX−Y方向に移動自在に支
持され、かつ、キャリアにはカッタホイールを所望の押
圧力で板ガラスの表面に押圧する加圧手段が設けられて
いる。
【0003】このカッタホイールで板ガラスに切線を加
工する場合、先ず板ガラスに押圧したカッタホイールを
キャリアを介して所望の方向に移動して板ガラスの表面
に切線を加工する。そして、切線加工後、板ガラスを切
線で折割りする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カッタ
ホイールの切刃は一般に刃先角度が155°程度に形成
され、このカッタホイールで板ガラスの表面に切線を加
工すると、切線加工後に板ガラスを切線で折割りする場
合、比較的大きな破断力(折割り力)が要求される。ま
た、このカッタホイールで板ガラスの表面に切線を加工
した場合、折り割りの際に良口な折口品質を安定して得
ることが困難である。従って、切線加工後に作業者が手
折りで板ガラスを折割りする場合、作業者の負担が大き
く、さらに作業者に高い技能が要求されるという問題が
ある。一方、切線加工後に自動折り機で板ガラスを折割
りする場合、板ガラスの折口傾斜が大きくなるという問
題がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、手折りで板ガラスを折割りする場合作業者の
負担や要求技能レベルの軽減を図ることができ、また、
自動折り機で板ガラスを折割りする場合板ガラスの折口
傾斜角小さくすることができる切線加工用カッタホイー
ルを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、板ガラスの表面
に沿って任意の方向に移動可能に支持されたホルダに回
動自在に支持され、周縁に形成された切刃を前記板ガラ
スの表面に押圧した状態で移動して、前記板ガラスの表
面に切線を加工する切線加工用カッタホイールにおい
て、前記切刃の刃先角度を157°〜165°に設定し
たことを特徴とする切線加工用カッタホイールである。
【0007】
【作用】本発明によれば、板ガラスの表面に沿って任意
の方向に移動可能に支持されたホルダに切線加工用カッ
タホイールを回動自在に支持し、この切線加工用カッタ
ホイールの周縁に形成された切刃を板ガラスの表面に押
圧した状態で移動する。これにより、切線加工用カッタ
ホイールは板ガラスの表面に切線を加工する。この場
合、切線加工用カッタホイールの切刃の刃先角度を15
7°〜165°に設定したので、切線加工後に板ガラス
を切線で折割りする場合の破断力を小さく抑えることが
できる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る切線加工
用カッタホイールについて細説する。図1は本発明に係
る切線加工用カッタホイールの正面図であり、図2はそ
の側面図である。切線加工用カッタホイール10は円板
状に形成され、切線加工用カッタホイール10の周縁に
は切刃10Aが形成されている。切線加工用カッタホイ
ール10はピン12を介してホルダ14の脚部14A、
14B間に回動自在に支持され、脚部14A、14Bは
互いに対向して形成されている。
【0009】切線加工用カッタホイール10の切刃10
Aは脚部14A、14Bの下端より下方に突出し、図2
及び図3に示すように、切刃10Aの刃先角度θは15
7°〜165°に設定されている。ホルダ14はシャフ
ト部14Cを備え、シャフト部14Cはベアリング1
6、16を介して加圧機構(図示せず)に回動自在に支
持されている。そして、切線加工用カッタホイール10
は加圧機構の作動で昇降し、さらに、加圧機構は切線加
工用カッタホイール10の切刃10Aを板ガラス18の
表面に所望の押圧力で押し付ける。
【0010】また、加圧機構はキャリア(図示せず)に
支持され、キャリアは1例としてX−Y方向に移動自在
に支持されている。尚、シャフト部14C及びピン12
は、それぞれの軸心がオフセット状態に設定されている
ので、キャリアを介してシャフト部14Cが任意の方向
に移動すると、切線加工用カッタホイール10はシャフ
ト部14Cの移動方向と平行な向きになる。
【0011】前記の如く構成された切線加工用カッタホ
イールの作用について説明する。先ず、加圧機構を作動
させて切線加工用カッタホイール10を下降し、切線加
工用カッタホイール10を板ガラス18の表面に所望の
押圧力で押し付ける。次に、キャリアをX−Y方向に移
動して切線加工用カッタホイール10を所望の方向に移
動して、板ガラス18の表面に切線18Aを加工する。
【0012】この場合、切線加工用カッタホイール10
の切刃10Aは刃先角度θが157°〜165°に設定
されているので、切線18Aを加工した後に切線18A
で板ガラス18を折割りする場合に要求される板ガラス
18の破断力(折割り力)を軽減することができる。以
下図4、図5に基づいて、本発明の切線加工用カッタホ
イール10及び従来の切線加工用カッタホイールでそれ
ぞれ板ガラス18の表面に切線18Aを加工した場合の
切断力について説明する。
【0013】図4上で、曲線L1 は従来の切線加工用カ
ッタホイールで板ガラス18の表面に切線18Aを加工
した場合の切断力を示し、曲線L2 は本発明の切線加工
用カッタホイール10で板ガラス18の表面に切線18
Aを加工した場合の切断力を示している。尚、従来の切
線加工用カッタホイールとしては切刃の刃先角度が15
5°程度(上限は〜156°)のものを使用した。
【0014】曲線L2 は曲線L1 の下方に略平行に位置
し、曲線L2 の破断力S2 は曲線L 1 の破断力S1 より
低くなる。従って、切線18Aを加工した後、作業者が
手折りで板ガラス18を折割りする場合作業者の負担を
軽減することができ、一方、切線18Aを加工した後、
自動折り機で板ガラス18を折割りする場合板ガラス1
8の折口傾斜A(図6参照)を小さくすることができ
る。
【0015】また図5には、切線加工してから5分経過
した場合の刃先角度と破断力との関係がグラフで示され
ている。このグラフは刃先角度を種々に変化させた場合
のそれぞれのホイールに対して、破断力が最も小さい押
圧力で切線加工を行った場合を示している。このグラフ
に示すように、カッタホイールは刃先角度θが157°
〜165°の範囲で破断力が最小になる。
【0016】尚、本発明の切線加工用カッタホイール1
0の1例として、切線加工用カッタホイール10の直径
d=10mm、切刃10Aの刃先角度θ=160°の場
合、押圧力S2 =20.1Kgfで破断力の低減が確認
できた。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る切線加
工用カッタホイールによれば、切線加工用カッタホイー
ルは周縁に形成された切刃を板ガラスの表面に押圧した
状態で移動して板ガラスの表面に切線を加工する。この
場合、切線加工用カッタホイールの切刃の刃先角度を1
57°〜165°に設定したので、切線加工後に板ガラ
スを切線で折割りする場合の破断力を小さく抑えること
ができる。
【0018】従って、手折りで板ガラスを折割りする場
合作業者の負担や要求技能レベルの軽減を図ることがで
き、また、自動折り機で板ガラスを折割りする場合板ガ
ラスの折口傾斜を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切線加工用カッタホイールの正面
【図2】本発明に係る切線加工用カッタホイールの側面
【図3】本発明に係る切線加工用カッタホイールの要部
拡大図
【図4】本発明の切線加工用カッタホイールで板ガラス
に切線を加工した場合の切断力と、従来の切線加工用カ
ッタホイールで板ガラスに切線を加工した場合の切断力
とを示したグラフ
【図5】カッタホイールの刃先角度と破断力との関係を
示すグラフ
【図6】板ガラスの折口傾斜を説明した説明図
【符号の説明】
10…切線加工用カッタホイール 10A…切刃 14…ホルダ 18…板ガラス 18A…切線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラスの表面に沿って任意の方向に移
    動可能に支持されたホルダに回動自在に支持され、周縁
    に形成された切刃を前記板ガラスの表面に押圧した状態
    で移動して、前記板ガラスの表面に切線を加工する切線
    加工用カッタホイールにおいて、 前記切刃の刃先角度を157°〜165°に設定したこ
    とを特徴とする切線加工用カッタホイール。
JP16535394A 1994-07-18 1994-07-18 切線加工用カッタホイール Pending JPH0826761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16535394A JPH0826761A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 切線加工用カッタホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16535394A JPH0826761A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 切線加工用カッタホイール

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JPH0826761A true JPH0826761A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15810756

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JP16535394A Pending JPH0826761A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 切線加工用カッタホイール

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