JPH02160412A - 金属帯の切断装置 - Google Patents

金属帯の切断装置

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JPH02160412A
JPH02160412A JP31264288A JP31264288A JPH02160412A JP H02160412 A JPH02160412 A JP H02160412A JP 31264288 A JP31264288 A JP 31264288A JP 31264288 A JP31264288 A JP 31264288A JP H02160412 A JPH02160412 A JP H02160412A
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JP
Japan
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angle
bearing
shaft
cutting
toe
Prior art date
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Pending
Application number
JP31264288A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tomizawa
淳 富澤
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、搬送される金属帯の端縁部を連続的に切断す
る装置に関するものである。
(従来の技術) 広幅金属帯を所定の幅にそろえるために、その端縁部を
連続的に切断する場合は、第5図に示すサイドトリマ1
が一般的に適用されている。この装置は、上下の軸2.
3にそれぞれ軸心に対して垂直に上下対をなす丸刃4.
5がセットされ、この丸刃4.5による剪断加工で広幅
金属帯6を製品7とトリム屑8に切断分離するのである
。ところで近年、材料の歩留まりを向上させるという観
点から、前記トリム屑8を極力狭幅化する研究が進むに
つれて前記装置の改良もなされている。
すなわち、塑性加工春季講演会論文集(1988)、3
63〜366頁に示されているように、前記従来の装置
ではトリム屑の切り代を小さくするにしたがって切断不
良が発生するという問題があった。即ち第7図に示す如
く、トリム屑の幅Bが例えば板厚t0以下になった場合
には、上下の丸刃4.5によるモーメントMにより材料
が回転して、刃物から逃げるため、切断が完了しないう
ちに金属帯が刃物からはずれてしまうという事態が発生
する。
そしてこの様な状態で切断された切断面には良好な剪断
面が存在せず、巨大なかえりの発生が認められる。
これらの問題に対して、前記公知文献あるいは特開昭6
1−159317号公報、特開昭61−79514号公
報には次に説明するような方法が示されている。即ち第
8図(b)に示すように下側の水平軸3に対して丸刃5
を垂直に取付け、上側の丸刃4を垂直ラインから角度α
だけ傾斜(以下αを傾斜角という)させ、金属帯6を連
続的に切断するもので、金属帯6は切断中、上側の丸刃
4がらの切断力Pを垂直面に対して角度α傾いて受ける
ことから、金属帯6は板の中心から外側に向かって下記
式で表される力Fを受ける。
F=Pstnα−μP cosα したがって、α>jan−’μの傾斜角を選べばF〉0
となり、金属帯6は外側に引っ張られながら切断される
ことになる。その結果、従来法における切断中の金属帯
の刃物からの逃げがなくなり、トリム屑幅を板厚以下に
することができるのである。更に、これに加えてかみ込
み後、上側の丸刃4と金属帯6の干渉を避けるために、
場合によっては第8図(C)に示す如く、上側の丸刃4
を入側から出側に向けて末広がりとなる様にβだけ角度
(以下トウイン角という)を付与させる。つまり第8図
(a)に示す如く、垂直なx−y平面に平行に下側の丸
刃5がセットされ、上側の丸刃4をy軸に対して角度α
傾斜させ、更にy軸に対して角度β回転させてセットす
るのである。
(発明が解決しようとする課題) 前記した方法では、トリム屑を小さくすることができ、
歩留まりを向上させることが可能であるが、刃物の構成
が三次元的であるために、設備の複雑化を余儀なくされ
、高価となり、加えて角度設定が煩雑となる。即ち第9
図に示すように現行の装置ではハウジング(図示せず)
内に上下の丸刃4.5と上下の軸2.3を有するチョッ
クが入る訳であるが、前述のように上側の丸刃4と上側
の軸2を保持するチョック全体が傾斜角α、トウイン角
βを満足するようにセットされることから、チョック全
体の位置決めを三次元的に行う構造が極めて複雑化する
という問題点があった。
本発明は、かかる問題点を解消するためになされたもの
であり、連続的に安定したトリム屑の狭幅化を可能とし
、傾斜角設定操作が簡単でかつ安価な装置を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本発明の切断装置にお
いては、丸刃を支持する少なくとも一方の軸に、該軸に
支持させる丸刃を軸に対して所定の傾斜角度で回転自在
に支持させるための傾斜ブツシュと、これに外嵌する軸
受を介設すると共に、軸受を介してチョックに取付けら
れる前記軸の端部に角度調整保持装置を設けたこととし
ているのである。
(作  用) 上記のよう、に構成された切断装置では、水平軸を角度
θだけ回転させることによって丸刃の傾斜角αが変化す
ると同時にトウイン角βが与えられる。
(実 施 例) 以下本発明の実施例について第1図〜第4図を参照して
説明する。
9は傾斜ブツシュであり水平軸10に対して焼ばめある
いはキー止め等の手段により嵌着固定され、更にこの傾
斜ブツシュ9には軸受11が同じく焼ばめ等の手段によ
り固定されている。
12は傾斜スペーサであり、これは前記傾斜ブツシュ9
と軸受11の内輪の位置決めを行うために設けられたも
のであり、位置決め後はロックナツト13を締付けて固
定される。
また水平軸10は、軸受14を介してチョック15に取
付けられており、軸端部には角度調整と角度保持を行う
角度調整保持装置16が設けられている。この角度調整
保持装置16としては、各種の機構が考えられるが、例
えばウオーム・ウオームホイルと電動機又は油圧装置を
組合わせた安価な機構で所要の機能が発揮される。
第3図は前記傾斜ブツシュ9の詳細を示したもので、外
周の中心軸0−0に対して角度α。だけ傾斜させた軸O
”−0°を中心として、傾斜ブツシュの内径がφdとな
るように円筒加工される。
ところで該(頃斜ブツシュ9は先に説明した如く、これ
に外嵌される軸受11と一体的に結合され、軸受11に
所定の傾きを設定するためのものであって、したがって
図示されていないが軸受11の内輪に傾斜ブツシュ9に
相当する加工を施してもよい。
また第1図では傾斜設定された軸受11の外輪に直接上
側の丸刃4が固定されているが、軸受11の外周にホル
ダ(図示せず)を固定し、これに上側の丸刃4を固定し
てもよい。
更に、上下の丸刃4.5は駆動を与えないプルカット方
式としても良く、また傾斜を与えていない丸刃のみに駆
動を与える片側ドライブカット方式としても良い。
以上の構造において、傾斜角α。を付与した第1図の状
態では、トウイン角βは0である。第2図は第1図にお
ける■−■矢視図を示したものであるが、同図のように
座標を設定し、水平軸10を角度θだけ回転させると、
上側の丸刃4の傾斜が変化すると同時にトウイン角βが
与えられることになる。
即ち、−船釣に初期傾斜角(傾斜ブツシュ9の外周円筒
に対する内周円筒の傾き)α。の時θを変化させると、
傾斜角α(θ)、トウイン角β(θ)は次式で表せる。
α (θ)  =sin  −’(st口α、” co
sθ)°°°   ■β(θ) =sin −’(si
ncro ・sinθ)・・・  ■つまり、三次元的
に複雑な設定をすることなしに、水平軸10の設定角度
θを変化させるだけで傾斜角αとトウイン角βを変化さ
せることが可能となる訳である。
第1図に示す装置を用い、下記第1表及び第2表に示す
条件で切断試験した場合、第4図に示す如く上側の水平
軸をθ回転させて位置決めを行うことにより、傾斜角α
、トウイン角βを設定することができ、各種金属帯の板
厚に対して初期選定角α。と回転角θを選択することに
より、全て板厚の1/2程度のトリム肩幅の切断が可能
である。
また本発明では上側の水平軸の回転角θの変更が切断中
でも可能であり、したがって切断中における変動に対す
る対応が容易である。
第1表 (発明の効果) 本発明は以上説明したような構成であり、次のような効
果を奏する。
即ち水平軸の設定角度θを変化させるだけで傾斜角αと
トウイン角βを設定することが可能であり、トリム屑を
板厚の172程度まで狭幅化でき、歩留まりの向上に大
きく寄与できる。また従来の装置に比較して構造が極め
て単純であり、しかも既設のサイドトリマを改造するこ
とで実施が可能であることから設備費が大幅に節減でき
る。更に設定操作が簡単であるために誤設定の危惧が解
消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図の矢視I−n方向からみた丸刃の設定説明図、第3図
は傾斜ブツシュの形状説明図であり、(a)は断面して
示す正面図、Φ)は側面図、第4図は本発明における刃
物設定を示す図、第5図は従来の通常サイドトリマの説
明図、第6図は第5図における■−■断面図、第7図は
従来(同図(a))及び先行技術(同図う))によるト
リム屑が狭幅となったときの作用説明図、第8図(a)
〜(C)は先行技術による丸刃設定を示す説明図、第9
図は公知のサイドトリマの説明図であり、(a)は平面
図、(ロ)は正面図である。 9は傾斜ブツシュ、10は水平軸、11は軸受、16は
角度調整保持装置。 第2図 第5図 第4図 木平軸回軒角θ〔五1 第7図 (f2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属帯を上下一対の丸刃により連続的に切断する
    装置において、丸刃を支持する少なくとも一方の軸に、
    該軸に支持させる丸刃を軸に対して所定の傾斜角度で回
    転自在に支持させるための傾斜ブッシュと、これに外嵌
    する軸受を介設すると共に、軸受を介してチョックに取
    付けられる前記軸の端部に角度調整保持装置を設けたこ
    とを特徴とする金属帯の切断装置。
JP31264288A 1988-12-09 1988-12-09 金属帯の切断装置 Pending JPH02160412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31264288A JPH02160412A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 金属帯の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31264288A JPH02160412A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 金属帯の切断装置

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Publication Number Publication Date
JPH02160412A true JPH02160412A (ja) 1990-06-20

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ID=18031665

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JP31264288A Pending JPH02160412A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 金属帯の切断装置

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JP (1) JPH02160412A (ja)

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