JPH08266983A - 塗布剤の乾燥状態検出方法及び装置 - Google Patents

塗布剤の乾燥状態検出方法及び装置

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JPH08266983A
JPH08266983A JP7474295A JP7474295A JPH08266983A JP H08266983 A JPH08266983 A JP H08266983A JP 7474295 A JP7474295 A JP 7474295A JP 7474295 A JP7474295 A JP 7474295A JP H08266983 A JPH08266983 A JP H08266983A
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concentration
gas
dry state
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sensor
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JP7474295A
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Shinji Okuda
伸二 奥田
Motoya Kamiyama
元也 加美山
Yoshihiro Torii
芳広 鳥居
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プライマーなどの塗布剤の乾燥状態を簡単な構
成によって確実に検出し、乾燥後の工程を最短時間で開
始することを可能として生産効率の向上を図ることを目
的とする。 【構成】被塗布材に塗布された塗布剤の乾燥状態を検出
する方法であって、可燃性ガスを発生する溶剤を含有し
た塗布剤の塗布後において、被塗布材の近辺における可
燃性ガスの濃度をガスセンサ12によって検出し、検出
された濃度が所定の濃度以下である場合に、塗布剤が乾
燥状態であることを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プライマー、塗料、接
着剤などの、可燃性ガスを発生する溶剤を含有する塗布
剤の乾燥状態検出方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばガラス板又は金属板な
どの接着に当たって、接着の信頼性を向上させるため
に、接着剤の塗布に先立ってプライマーの塗布が行われ
ている。プライマーの塗布を行った場合に、接着性を確
実にするためには、プライマーが十分に乾燥してから接
着剤を塗布する必要がある。
【0003】従来においては、接着剤を塗布する際に、
プライマーの乾燥状態の検査を行うことなく、プライマ
ーを塗布してからプライマーが乾燥するに十分な時間の
経過を待って、接着剤の塗布を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来にお
いては、塗布条件のバラツキによる乾燥時間の差異の影
響をなくすため、プライマーの塗布から接着剤の塗布ま
での時間を必要以上に大きくとっている。そのためプラ
イマー及び接着剤の塗布工程、ガラス板の接着工程など
の全体の工程の所要時間が長くなっており、生産効率の
向上を阻害する一因となっていた。
【0005】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、プライマーなどの塗布剤の乾燥状態を簡単な構成
によって確実に検出し、乾燥後の工程を最短時間で開始
することを可能として生産効率の向上を図ることのでき
る塗布剤の乾燥状態検出方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、被塗布材に塗布された塗布剤の乾燥状態を検出す
る方法であって、可燃性ガスを発生するような溶剤を含
有した前記塗布剤の塗布後において、前記被塗布材の近
辺における前記可燃性ガスの濃度をガスセンサによって
検出し、検出された濃度が所定の濃度以下である場合
に、前記塗布剤が乾燥状態であることを検出する。
【0007】請求項2の発明に係る方法は、被塗布材に
塗布された塗布剤の乾燥状態を検出する方法であって、
可燃性ガスを発生するような溶剤を含有した前記塗布剤
を前記被塗布材に塗布した後に、当該被塗布材の近辺に
おける前記可燃性ガスの濃度をガスセンサによって検出
し、検出された濃度が第1の設定濃度以上である場合
に、前記塗布剤が正常に塗布された状態であると判断
し、前記被塗布材に塗布された前記塗布剤の乾燥に必要
な時間の経過後に、当該被塗布材の近辺における前記可
燃性ガスの濃度をガスセンサによって検出し、検出され
た濃度が第2の設定濃度以下である場合に、前記塗布剤
が乾燥状態であると判断する。
【0008】請求項3の発明に係る装置は、被塗布材に
塗布された塗布剤の乾燥状態を検出する装置であって、
可燃性ガスの濃度に応じた信号を出力するガスセンサ
と、その内部に検出室が形成され、前記検出室内に前記
ガスセンサを収納するとともに、前記検出室内に前記可
燃性ガスを導くための流入口が設けられたセンサフード
と、前記検出室内に接続され、前記検出室内のガスを吸
引するためのポンプと、前記ガスセンサからの信号に基
づいて、前記可燃性ガスの濃度が所定の濃度以下である
場合に乾燥状態を意味する信号を出力する出力制御部
と、を有して構成される。
【0009】請求項4の発明に係る装置は、前記センサ
フードには、前記流入口が設けられた面よりも突出して
おり、前記被塗布材の表面に当接したときに前記流入口
の前方において前記被塗布材との間に間隙を形成するた
めの突出部材が設けられており、前記突出部材が前記被
塗布材の表面に押し当てられることによって前記センサ
フードの位置決めがなされてなる。
【0010】
【作用】ポンプの動作によって、ガスセンサの周辺の空
気などが検出室内に吸引され、ガスセンサと接触する。
このとき、センサフードが塗布剤の近辺に位置するよう
に位置決めされていると、塗布剤から放出される可燃性
ガスも空気とともに検出室内に吸引され、ガスセンサか
らは可燃性ガスの濃度に応じた信号が出力される。
【0011】出力制御部は、可燃性ガスの濃度が所定の
濃度以下である場合に、乾燥状態を意味する信号を出力
する。つまり、被塗布材に塗布された塗布剤が乾燥状態
であるか否かが、塗布剤の放出する可燃性ガスの濃度の
大小によって検出される。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る塗布剤の検出装置5の一
部切り欠き正面図、図2は図1の検出装置5の底面図、
図3は検出装置5の制御回路8を示すブロック図であ
る。
【0013】検出装置5は、直方体状のハウジング1
1、ガスセンサ12,補償素子13、センサフード1
4、ポンプ装置15、プリント基板ユニット16、コネ
クタ17などから構成されている。
【0014】ハウジング11は、金属板など折り曲げ加
工により形成されており、ハウジング本体11aと、ハ
ウジング本体11aを覆うカバー11b,11cからな
っている。
【0015】ガスセンサ12は、接触燃焼方式のガスセ
ンサであり、可燃性ガスの濃度に応じた信号を出力す
る。接触燃焼方式のガスセンサは、貴金属の細線からな
るコイル状のセンサ素子に電流を流して温度を上昇させ
ておき、可燃性ガスが存在する場合に、可燃性ガスがセ
ンサ素子との接触によって燃焼するようにし、その燃焼
熱によるセンサ素子の温度上昇をその抵抗値変化として
検出するものである。
【0016】補償素子13は、ガスセンサ12の温度ド
リフト、風の影響など、測定精度誤差を相殺するための
ものである。補償素子13は、ガスセンサ12と同一の
電気的特性を有するが、ガス感度を有さない素子であ
る。
【0017】ガスセンサ12のセンサ素子及び補償素子
13への電流の供給及び抵抗値変化の検出は、ブリッジ
回路の一部にそれらを組み込むことによって行われる。
図3に示すように、ガスセンサ12及び補償素子13
は、それぞれの素子12E,13Eが1つのブリッジ回
路CR1に組み込まれており、これによって環境温度の
変動などの影響を受けにくくして高精度な検出を可能と
している。
【0018】センサフード14は、ハウジング本体11
aとともにガスセンサ12及び補償素子13を収納し、
外部に存在する可燃性ガスをガスセンサ12と接触する
ように導くためのものである。
【0019】センサフード14は、アルミニウム合金な
どにより形成され、ガスセンサ12及び補償素子13を
挿入するための検出室としての穴42を有するブロック
体41、穴42の一方を覆うようにしてブロック体41
の表面に配置されたステンレス鋼からなる網部材43、
網部材43を押さえるためにネジによってブロック体4
1に取り付けられた押さえ板44、ブロック体41の周
面に張り付けられたゴム板45a〜c、及び突出部材と
してのゴム板46などからなる。
【0020】ブロック体41には、穴42に連通する穴
42aが設けられており、その穴42aには接続用の管
47が嵌入され、管47にはホース48が接続されてい
る。ゴム板46は、他のゴム板45a〜cよりも幅が広
いために下方へ約1mm程突出している。
【0021】ポンプ装置15は、図示しないモータと、
そのモータによって回転駆動されて空気を吸引する図示
しないポンプとからなる。ポンプの吸引口51には上述
のホース48が接続され、ポンプの排気口52には、ハ
ウジング11を貫通して外部へ突出するように設けられ
たホース53が接続されている。
【0022】プリント基板ユニット16には、ガスセン
サ12及び補償素子13に接続するブリッジ回路CR
1、及びアンプ回路CR2などが実装されており、その
出力端子、電源端子などがコネクタ17に接続されてい
る。
【0023】コネクタ17には、図示しない制御ユニッ
トがケーブルを介して接続されており、検出装置5に対
して電源を供給し、また検出装置5から出力される信号
を受けて種々の演算を行い、塗布確認信号S3及び乾燥
状態信号S4を出力するとともに、他の種々の制御を行
う。
【0024】制御回路8は、図3に示すように、素子1
2E,13Eなどを含んで構成されたブリッジ回路CR
1、アンプ回路CR2、出力制御回路CR3などからな
る。出力制御回路CR3には、塗布状態であると判断す
るための第1基準濃度を設定するための設定器61、及
び乾燥状態であると判断するための第2基準濃度を設定
するための設定器62が設けられている。
【0025】ブリッジ回路CR1は、素子12E,13
Eの抵抗値の変化を電圧の変化として検出し、電圧信号
S1を出力する。アンプ回路CR2は電圧信号S1を増
幅して濃度に応じた信号S2を出力する。出力制御回路
CR3は、アンプ回路CR2からの信号S2に基づい
て、塗布確認信号S3及び乾燥状態信号S4を出力す
る。
【0026】塗布確認信号S3は、塗布剤が正常に塗布
されていることを示す信号であり、信号S2によって表
される濃度が、設定器61により設定された第1基準濃
度以上であるときに出力される。塗布確認信号S3は、
また、塗布剤が未乾燥であることを示す信号としても用
いられる。
【0027】乾燥状態信号S4は、塗布剤が乾燥状態で
あることを示す信号であり、信号S2によって表される
濃度が、設定器62により設定された第2基準濃度以下
であるときに出力される。なお、第2基準濃度は、塗布
剤の乾燥状態について種々の試験を行い、接着剤を塗布
した場合に十分な接着強度が得られる状態になったとき
に乾燥状態信号S4が出力されるような値に設定され
る。
【0028】次に、上述のように構成された検出装置5
の動作を説明する。ポンプ装置15のモータに電源を供
給することによってポンプを駆動すると、網部材43の
外部の空気は穴42内に吸引され、ガスセンサ12補償
素子13の内部又は周辺を通過し、穴42a、管47、
ホース48、及び吸引口51を経てポンプ装置15内に
流入し、排気口52及びホース53を経て外部へ排出さ
れる。
【0029】その間において、網部材43の前方の周辺
に可燃性ガスが存在する場合には、その可燃性ガスが空
気とともに吸引され、可燃性ガスの濃度がガスセンサ1
2によって検出される。
【0030】図4は検出装置5が支持装置6に取り付け
られた状態を示す側面図、図5は検出装置5のセンサフ
ード14がワークWKに当接した状態を拡大して示す
図、図6はプライマーBPの塗布工程を示すフローチャ
ートである。
【0031】図4に示すように、支持装置6は、側面視
が逆L字状の支持フレーム21、支持フレーム21に対
して図の上下方向(矢印M1方向)に移動可能なように
設けられたガイド部材22、ガイド部材22を下方へ付
勢するように装着された圧縮バネ23などからなってい
る。検出装置5は、センサフード14の網部材43の外
面が下方を向くような状態でガイド部材22に取り付け
られている。
【0032】支持装置6は、図示しないマニプレータに
よって支持され且つ上下方向に移動されるようになって
いる。支持装置6を上方向に移動させた後で、検出装置
5の下方にワークWKが搬入されると、マニプレータに
よって支持装置6が下方へ移動し、これによって検出装
置5のセンサフード14がワークWKに当接するととも
に、圧縮バネ23によって適当な力で押し付けられる。
このとき、センサフード14のゴム板46の先端部がワ
ークWKに当接し、底板部44とワークWKとの間には
間隙ができるので、底板部44及び網部材43はワーク
WKに塗布されたプライマーBPとは接触しない。
【0033】この状態で、ポンプ装置15のポンプが動
作していれば、プライマーBPに含まれた可燃性ガス
(例えば酢酸エチル)の濃度が検出され、これによって
プライマーBPが乾燥状態であるか否か、またプライマ
ーBPが塗布されているか否かが検出される。
【0034】支持装置6及び検出装置5は、例えば、ワ
ークWKの接着工程において、ワークWKに対するプラ
イマーBPの塗布ステーションの後に設けられている。
塗布ステーションにおいて、ワークWKにプライマーB
Pが塗布されると(#11)、検出装置5によって、ワ
ークWKに塗布されたプライマーBPが未乾燥であるか
否かが確認される(#12)。これによって、プライマ
ーBPが塗布されていることが確認される。このときに
未乾燥でないことが検出された場合には、プライマーB
Pの塗布が異常であるか又は検出装置5の動作に異常が
あるので、アラームを出力する(#16)。なお、ワー
クWKへのプライマーBPの塗布から未乾燥の確認まで
は、例えば10秒程度の短時間内に行われる。
【0035】未乾燥であることが確認されると、その状
態で例えば約30秒間乾燥され(#13)、その後、検
出装置5によって、プライマーBPが乾燥状態であるか
否かが確認される(#14)。乾燥状態であることが確
認されると、ワークWKはコンベアによって搬出される
(#15)。このとき、乾燥状態でないことが検出され
ると(#14でノー)、それが1回目である場合には
(#17でイエス)、そのまま再度乾燥が行われる。1
回目でない場合には(#17でノー)、アラームを出力
する(#18)。
【0036】上述の実施例によると、ワークWKに塗布
されたプライマーBPが乾燥したか否かが、検出装置5
によって容易に且つ確実に検出される。したがって、例
えば熱風などを用いて強制的に乾燥させることとし、強
制的な乾燥の開始から適当な時間の経過後に検出装置5
によって乾燥状態であるか否かを検出するようにすれ
ば、乾燥時間を最短に設定することができ、その後に接
着剤を塗布する工程までの時間を短縮して生産効率の向
上を図ることができる。
【0037】上述の実施例においては、ガスセンサ12
及び補償素子13を用い、それらを極接近して配置する
ことによってほぼ同一の条件の下においているので、環
境温度の変化などの影響を防止して高精度な検出を行う
ことができる。センサフード14において、ゴム板46
の先端部が他のゴム板45a〜cの先端部よりも下方に
突出しているので、センサフード14をワークWKの表
面に押し当てた場合にゴム板46のみが当接し、ワーク
WKに塗布されたプライマーBPにはセンサフード14
が接触しない。したがって、センサフード14によって
プライマーBPの塗布状態が乱されることがない。
【0038】上述の実施例において、アラームとして、
各種表示灯を点灯させ、ブザを鳴らし、他の主制御盤に
アラーム信号を出力することが考えられる。可燃性ガス
を発生する溶剤は、プライマー、塗料、接着剤などの塗
布剤に通常含有されているが、適当な溶剤を混合しても
よい。検出装置5の配置方向は、水平方向又は斜め方向
でもよい。検出装置5を、塗布剤の塗布装置に取り付け
て塗布軌跡と同じ軌跡を描いて移動するように構成し、
塗布の直後においてその塗布状態を検出するようにして
もよい。ガスセンサ12として、他の種類又は構造のも
のを用いてもよい。その他、検出装置5及び支持装置6
の各部又は全体の構造、形状、寸法、材質などは、本発
明の主旨に沿って種々変更することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によると、
プライマー、塗料、接着剤などの塗布剤の乾燥状態を簡
単な構成によって確実に検出し、乾燥後の工程を最短時
間で開始することを可能として生産効率の向上を図るこ
とができる。
【0040】請求項2の発明によると、被塗布材に塗布
剤が塗布されたか否かが容易且つ確実に検出される。ま
た、乾燥状態の検出と同じガスセンサによって検出する
ことができるので、装置を簡略化することができる。
【0041】請求項4の発明によると、被塗布材に塗布
された塗布剤に接触することなく、塗布剤の状態を確実
に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗布剤の検出装置の一部切り欠き
正面図である。
【図2】検出装置の底面図である。
【図3】検出装置の制御回路を示すブロック図である。
【図4】検出装置が支持装置に取り付けられた状態を示
す側面図である。
【図5】検出装置のセンサフードがワークに当接した状
態を拡大して示す図である。
【図6】プライマーの塗布工程を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
5 検出装置 12,13 ガスセンサ 14 センサフード 15 ポンプ装置(ポンプ) 42 穴(検出室) 43 網部材(流入口) 46 ゴム板(突出部材) CR3 出力制御回路(出力制御部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗布材に塗布された塗布剤の乾燥状態を
    検出する方法であって、 可燃性ガスを発生するような溶剤を含有した前記塗布剤
    の塗布後において、前記被塗布材の近辺における前記可
    燃性ガスの濃度をガスセンサによって検出し、 検出された濃度が所定の濃度以下である場合に、前記塗
    布剤が乾燥状態であることを検出する、 ことを特徴とする塗布剤の乾燥状態検出方法。
  2. 【請求項2】被塗布材に塗布された塗布剤の乾燥状態を
    検出する方法であって、 可燃性ガスを発生するような溶剤を含有した前記塗布剤
    を前記被塗布材に塗布した後に、当該被塗布材の近辺に
    おける前記可燃性ガスの濃度をガスセンサによって検出
    し、 検出された濃度が第1の設定濃度以上である場合に、前
    記塗布剤が正常に塗布された状態であると判断し、 前記被塗布材に塗布された前記塗布剤の乾燥に必要な時
    間の経過後に、当該被塗布材の近辺における前記可燃性
    ガスの濃度をガスセンサによって検出し、 検出された濃度が第2の設定濃度以下である場合に、前
    記塗布剤が乾燥状態であると判断する、 ことを特徴とする塗布剤の乾燥状態検出方法。
  3. 【請求項3】被塗布材に塗布された塗布剤の乾燥状態を
    検出する装置であって、 可燃性ガスの濃度に応じた信号を出力するガスセンサ
    と、 その内部に検出室が形成され、前記検出室内に前記ガス
    センサを収納するとともに、前記検出室内に前記可燃性
    ガスを導くための流入口が設けられたセンサフードと、 前記検出室内に接続され、前記検出室内のガスを吸引す
    るためのポンプと、 前記ガスセンサからの信号に基づいて、前記可燃性ガス
    の濃度が所定の濃度以下である場合に乾燥状態を意味す
    る信号を出力する出力制御部と、 を有してなることを特徴とする塗布剤の乾燥状態検出装
    置。
  4. 【請求項4】前記センサフードには、 前記流入口が設けられた面よりも突出しており、前記被
    塗布材の表面に当接したときに前記流入口の前方におい
    て前記被塗布材との間に間隙を形成するための突出部材
    が設けられており、 前記突出部材が前記被塗布材の表面に押し当てられるこ
    とによって前記センサフードの位置決めがなされてな
    る、 請求項3記載の塗布剤の乾燥状態検出装置。
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