JPH0826686A - マスト装着型スキッドステアローダ - Google Patents
マスト装着型スキッドステアローダInfo
- Publication number
- JPH0826686A JPH0826686A JP16942994A JP16942994A JPH0826686A JP H0826686 A JPH0826686 A JP H0826686A JP 16942994 A JP16942994 A JP 16942994A JP 16942994 A JP16942994 A JP 16942994A JP H0826686 A JPH0826686 A JP H0826686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- skid steer
- steer loader
- frame
- tilt cylinder
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- Pending
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、狭い場所や不整地でも作業がで
き、また重い荷物を高く持ち上げることができるマスト
装着型スキッドステアローダを提供することを目的とす
る。 【構成】 前後輪駆動式で左右の車輪の回転差により旋
回を行い、荷物を支持するフォーク15を昇降させるた
めのマスト12がティルトシリンダ14を介して車体の
フレーム11に装着されている。また、運転席に乗り降
りするためのステップ20及び21が、それぞれフレー
ム11のリブ19及びティルトシリンダ14に設けられ
ている。
き、また重い荷物を高く持ち上げることができるマスト
装着型スキッドステアローダを提供することを目的とす
る。 【構成】 前後輪駆動式で左右の車輪の回転差により旋
回を行い、荷物を支持するフォーク15を昇降させるた
めのマスト12がティルトシリンダ14を介して車体の
フレーム11に装着されている。また、運転席に乗り降
りするためのステップ20及び21が、それぞれフレー
ム11のリブ19及びティルトシリンダ14に設けられ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキッドステアロー
ダに係り、特に荷物を垂直に揚げ降ろしするためのマス
トを装着したスキッドステアローダに関する。
ダに係り、特に荷物を垂直に揚げ降ろしするためのマス
トを装着したスキッドステアローダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷役作業を行う際には、図11に
示されるようなフォークリフトが一般に用いられてい
る。車体のフレーム1にマスト2が取り付けられ、マス
ト2にフォーク5が昇降自在に取り付けられている。マ
スト2は、ティルトシリンダ4により前傾及び後傾し得
るように取り付けられたアウタマスト2aと、リフトシ
リンダ3によりアウタマスト2aの内面を摺動し得るイ
ンナマスト2bとから形成されている。平常の運搬時に
はアウタマスト2aとインナマスト2bとを重ね合わせ
て全高を低くし、フォーク5に乗せた荷物を高い所へ持
ち上げるときにはインナマスト2bがアウタマスト2a
から抜け出て高い揚高が得られるようになっている。
示されるようなフォークリフトが一般に用いられてい
る。車体のフレーム1にマスト2が取り付けられ、マス
ト2にフォーク5が昇降自在に取り付けられている。マ
スト2は、ティルトシリンダ4により前傾及び後傾し得
るように取り付けられたアウタマスト2aと、リフトシ
リンダ3によりアウタマスト2aの内面を摺動し得るイ
ンナマスト2bとから形成されている。平常の運搬時に
はアウタマスト2aとインナマスト2bとを重ね合わせ
て全高を低くし、フォーク5に乗せた荷物を高い所へ持
ち上げるときにはインナマスト2bがアウタマスト2a
から抜け出て高い揚高が得られるようになっている。
【0003】ただし、フォークリフトは、一般に前輪で
駆動し、後輪で操向が行われる。このため、例えば車両
の重心付近を中心にその場で旋回することはできず、所
定の旋回半径を要していた。旋回できないような狭い場
所では、前進/後進を頻繁に切り替えて作業が行われる
が、前進/後進の切り替えにはミッション操作が必要で
あるので、作業に要する時間が長大化してしまう。さら
に、2輪駆動のため、不整地では走行が困難で、作業が
できない場合があった。このように、フォークリフト
は、荷役作業の作業性に優れている反面、旋回できない
ような狭い作業場所及び不整地における作業には不向き
であった。
駆動し、後輪で操向が行われる。このため、例えば車両
の重心付近を中心にその場で旋回することはできず、所
定の旋回半径を要していた。旋回できないような狭い場
所では、前進/後進を頻繁に切り替えて作業が行われる
が、前進/後進の切り替えにはミッション操作が必要で
あるので、作業に要する時間が長大化してしまう。さら
に、2輪駆動のため、不整地では走行が困難で、作業が
できない場合があった。このように、フォークリフト
は、荷役作業の作業性に優れている反面、旋回できない
ような狭い作業場所及び不整地における作業には不向き
であった。
【0004】これに対して、土砂等の運搬を行う際に用
いられる産業車両として、4輪駆動式のスキッドステア
ローダがある。スキッドステアローダは、左右それぞれ
において前輪と後輪とが互いにチェーンで連結されて駆
動し、ブルドーザ等のように左右の車輪の回転差で旋回
を行う。このため、その場での旋回が可能になり、狭い
場所での作業に適すると共に、4輪駆動のため不整地で
も作業を行うことができる。
いられる産業車両として、4輪駆動式のスキッドステア
ローダがある。スキッドステアローダは、左右それぞれ
において前輪と後輪とが互いにチェーンで連結されて駆
動し、ブルドーザ等のように左右の車輪の回転差で旋回
を行う。このため、その場での旋回が可能になり、狭い
場所での作業に適すると共に、4輪駆動のため不整地で
も作業を行うことができる。
【0005】スキッドステアローダは、一般に車体のフ
レームにリフトアームの一端がピン支持され、リフトア
ームの他端に荷物を収容するためのバケットが設けられ
ており、リフトアームを回転することにより荷物の昇降
が行われる。従って、荷物の上昇高さはリフトアームの
長さにより決定される。しかしながら、リフトアームが
水平に位置する状態では、リフトアームの他端のバケッ
トに収容された荷物が前方に出るので、前後方向の安定
性が悪くなる。このため、重い荷物を持ち上げることは
困難であった。特に、ユーザの要望に応じて荷物の上昇
高さを高くしようとすれば、リフトアームを長くしなけ
ればならず、前後方向の安定性を確保するために、さら
に荷物の重量を減らさなければならなくなる。すなわ
ち、従来のスキッドステアローダは、重い荷物を高く持
ち上げるには不向きであった。
レームにリフトアームの一端がピン支持され、リフトア
ームの他端に荷物を収容するためのバケットが設けられ
ており、リフトアームを回転することにより荷物の昇降
が行われる。従って、荷物の上昇高さはリフトアームの
長さにより決定される。しかしながら、リフトアームが
水平に位置する状態では、リフトアームの他端のバケッ
トに収容された荷物が前方に出るので、前後方向の安定
性が悪くなる。このため、重い荷物を持ち上げることは
困難であった。特に、ユーザの要望に応じて荷物の上昇
高さを高くしようとすれば、リフトアームを長くしなけ
ればならず、前後方向の安定性を確保するために、さら
に荷物の重量を減らさなければならなくなる。すなわ
ち、従来のスキッドステアローダは、重い荷物を高く持
ち上げるには不向きであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、フォーク
リフトでは狭い場所及び不整地での作業が困難であり、
スキッドステアローダでは重い荷物を高く持ち上げる作
業に不向きであるという問題点があった。この発明はこ
のような問題点を解消するためになされたもので、狭い
場所や不整地でも作業ができ、また重い荷物を高く持ち
上げることができるマスト装着型スキッドステアローダ
を提供することを目的とする。
リフトでは狭い場所及び不整地での作業が困難であり、
スキッドステアローダでは重い荷物を高く持ち上げる作
業に不向きであるという問題点があった。この発明はこ
のような問題点を解消するためになされたもので、狭い
場所や不整地でも作業ができ、また重い荷物を高く持ち
上げることができるマスト装着型スキッドステアローダ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載のマスト装着型スキッドステアロー
ダは、前後輪駆動式で左右の車輪の回転差により旋回を
行うスキッドステアローダにおいて、荷物を支持するフ
ォークを昇降させるためのマストがティルトシリンダを
介して車体のフレームに装着されたものである。また、
請求項2に記載のマスト装着型スキッドステアローダ
は、請求項1のスキッドステアローダにおいて、運転席
に乗り降りするためのステップを設けたものである。請
求項3ないし5に記載のマスト装着型スキッドステアロ
ーダは、それぞれステップが、車体のフレーム、ティル
トシリンダ、及びマストの下部を車体のフレームに回動
自在に支持するためのビームに設けられたものである。
め、請求項1に記載のマスト装着型スキッドステアロー
ダは、前後輪駆動式で左右の車輪の回転差により旋回を
行うスキッドステアローダにおいて、荷物を支持するフ
ォークを昇降させるためのマストがティルトシリンダを
介して車体のフレームに装着されたものである。また、
請求項2に記載のマスト装着型スキッドステアローダ
は、請求項1のスキッドステアローダにおいて、運転席
に乗り降りするためのステップを設けたものである。請
求項3ないし5に記載のマスト装着型スキッドステアロ
ーダは、それぞれステップが、車体のフレーム、ティル
トシリンダ、及びマストの下部を車体のフレームに回動
自在に支持するためのビームに設けられたものである。
【0008】
【作用】請求項1のマスト装着型スキッドステアローダ
では、左右の車輪の回転差で旋回すると共に車体のフレ
ームに装着されたマストに沿って昇降するフォークによ
り荷物が支持される。請求項2のマスト装着型スキッド
ステアローダでは、請求項1のスキッドステアローダに
おいて、ステップを利用して運転席に乗り降りすること
ができる。請求項3ないし5のマスト装着型スキッドス
テアローダでは、請求項2のスキッドステアローダにお
いて、車体のフレーム、ティルトシリンダあるいはマス
トの下部を支持するビームに設けられたステップを利用
して車体とマストとの間から運転席に乗り降りすること
ができる。
では、左右の車輪の回転差で旋回すると共に車体のフレ
ームに装着されたマストに沿って昇降するフォークによ
り荷物が支持される。請求項2のマスト装着型スキッド
ステアローダでは、請求項1のスキッドステアローダに
おいて、ステップを利用して運転席に乗り降りすること
ができる。請求項3ないし5のマスト装着型スキッドス
テアローダでは、請求項2のスキッドステアローダにお
いて、車体のフレーム、ティルトシリンダあるいはマス
トの下部を支持するビームに設けられたステップを利用
して車体とマストとの間から運転席に乗り降りすること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1及び図2にこの発明の一実施例に係る
マスト装着型スキッドステアローダを示す。このスキッ
ドステアローダは、4輪駆動方式で、左の前輪16F及
び後輪16Rが互いにチェーンケース18内のチェーン
で連結されて駆動されると共に、同様に右の前輪17F
及び後輪17Rが互いにチェーンで連結されて駆動され
る。そして、左右の車輪に回転差を持たせることにより
旋回を行う。例えば、左右の車輪の回転差を小さくすれ
ば、大きな半径で緩い旋回を行い、回転差を大きくすれ
ば小さな半径で急旋回を行う。特に、左右の車輪を互い
に逆方向に回転させると、スキッドステアローダは車両
の重心付近を中心にしてその場で旋回する。このため、
狭い場所や不整地でも自由に運転することが可能とな
る。
て説明する。図1及び図2にこの発明の一実施例に係る
マスト装着型スキッドステアローダを示す。このスキッ
ドステアローダは、4輪駆動方式で、左の前輪16F及
び後輪16Rが互いにチェーンケース18内のチェーン
で連結されて駆動されると共に、同様に右の前輪17F
及び後輪17Rが互いにチェーンで連結されて駆動され
る。そして、左右の車輪に回転差を持たせることにより
旋回を行う。例えば、左右の車輪の回転差を小さくすれ
ば、大きな半径で緩い旋回を行い、回転差を大きくすれ
ば小さな半径で急旋回を行う。特に、左右の車輪を互い
に逆方向に回転させると、スキッドステアローダは車両
の重心付近を中心にしてその場で旋回する。このため、
狭い場所や不整地でも自由に運転することが可能とな
る。
【0010】車体のフレーム11の前部に一対のマスト
12が取り付けられ、これらマスト12にフォーク15
が昇降自在に取り付けられている。各マスト12は、テ
ィルトシリンダ14により前傾あるいは後傾し得るよう
にフレーム11に取り付けられたアウタマスト12a
と、リフトシリンダ13によりアウタマスト12aの内
面を摺動し得るインナマスト12bとから形成されてい
る。これにより、平常の運搬時にはアウタマスト12a
とインナマスト12bとを重ね合わせて全高を低くし、
一方、フォーク15に乗せた荷物を高い所へ持ち上げる
ときにはインナマスト12bがアウタマスト12aから
抜け出て高い揚高が得られるようになっている。
12が取り付けられ、これらマスト12にフォーク15
が昇降自在に取り付けられている。各マスト12は、テ
ィルトシリンダ14により前傾あるいは後傾し得るよう
にフレーム11に取り付けられたアウタマスト12a
と、リフトシリンダ13によりアウタマスト12aの内
面を摺動し得るインナマスト12bとから形成されてい
る。これにより、平常の運搬時にはアウタマスト12a
とインナマスト12bとを重ね合わせて全高を低くし、
一方、フォーク15に乗せた荷物を高い所へ持ち上げる
ときにはインナマスト12bがアウタマスト12aから
抜け出て高い揚高が得られるようになっている。
【0011】フレーム11の左側前部にリブ19が前方
に突出して設けられており、このリブ19に第1のステ
ップ20が固設されている。また、左側のティルトシリ
ンダ14には第2のステップ21が固設されている。
に突出して設けられており、このリブ19に第1のステ
ップ20が固設されている。また、左側のティルトシリ
ンダ14には第2のステップ21が固設されている。
【0012】図3及び図4に示されるように、フレーム
11のサイドプレート11aの内側で且つアッパメンバ
11c及びチェーンケース18の上にブラケット26が
溶接され、このブラケット26にティルトシリンダ14
が取り付けられている。また、図5に詳細に示されるよ
うに、フレーム11のサイドプレート11a及びフロン
トプレート11bにそれぞれリブ19及び24が溶接さ
れ、これらのリブ19及び24によりフロントプレート
11bのすぐ前方で且つ前輪16F及び17Fの内側に
ビーム22が取り付けられている。ビーム22にはマス
トサポートブラケット25が溶接されており、アウタマ
スト12aに連結されたマストサポート23がこのマス
トサポートブラケット25に回動自在に取り付けられて
いる。
11のサイドプレート11aの内側で且つアッパメンバ
11c及びチェーンケース18の上にブラケット26が
溶接され、このブラケット26にティルトシリンダ14
が取り付けられている。また、図5に詳細に示されるよ
うに、フレーム11のサイドプレート11a及びフロン
トプレート11bにそれぞれリブ19及び24が溶接さ
れ、これらのリブ19及び24によりフロントプレート
11bのすぐ前方で且つ前輪16F及び17Fの内側に
ビーム22が取り付けられている。ビーム22にはマス
トサポートブラケット25が溶接されており、アウタマ
スト12aに連結されたマストサポート23がこのマス
トサポートブラケット25に回動自在に取り付けられて
いる。
【0013】以上のような構造において、ティルトシリ
ンダ14の作用によりアウタマスト12aはビーム22
を中心としてティルト動作、すなわち前傾及び後傾し得
るように構成されている。アウタマスト12aの動作に
伴って、インナマスト12b及びフォーク15も前傾及
び後傾を行う。なお、上述したように、ビーム22をフ
ロントプレート11bのすぐ前方で且つ前輪16F及び
17Fの内側に取り付けることにより、スキッドステア
ローダの前後方向の安定性は優れたものとなる。また、
図6に示されるように、サイドプレート11a、アッパ
メンバ11c及びチェーンケース18は互いに箱構造を
形成して、高い剛性を有しているので、この箱構造の上
にティルトシリンダ14を取り付けることにより、信頼
性及び耐久性の向上が図られている。
ンダ14の作用によりアウタマスト12aはビーム22
を中心としてティルト動作、すなわち前傾及び後傾し得
るように構成されている。アウタマスト12aの動作に
伴って、インナマスト12b及びフォーク15も前傾及
び後傾を行う。なお、上述したように、ビーム22をフ
ロントプレート11bのすぐ前方で且つ前輪16F及び
17Fの内側に取り付けることにより、スキッドステア
ローダの前後方向の安定性は優れたものとなる。また、
図6に示されるように、サイドプレート11a、アッパ
メンバ11c及びチェーンケース18は互いに箱構造を
形成して、高い剛性を有しているので、この箱構造の上
にティルトシリンダ14を取り付けることにより、信頼
性及び耐久性の向上が図られている。
【0014】図示しないが、運転席の左右にはそれぞれ
左右の車輪の回転を操作するための走行レバーが配設さ
れている。このため、運転席への乗り降りは、第1及び
第2のステップ20及び21を利用し、マスト12とフ
レーム11との間を通って運転席の前方から行われる。
左右の車輪の回転を操作するための走行レバーが配設さ
れている。このため、運転席への乗り降りは、第1及び
第2のステップ20及び21を利用し、マスト12とフ
レーム11との間を通って運転席の前方から行われる。
【0015】以上説明したように、この実施例に係るマ
スト装着型スキッドステアローダは、狭い場所や不整地
でも自由に運転することができると共にフォーク15を
用いて効率の良い荷役作業を行うことができる。さら
に、運転席の前方にマスト12及びフォーク15が設け
られても、第1及び第2のステップ20及び21を利用
してマスト12とフレーム11との間から容易に運転席
に乗り降りすることができる。
スト装着型スキッドステアローダは、狭い場所や不整地
でも自由に運転することができると共にフォーク15を
用いて効率の良い荷役作業を行うことができる。さら
に、運転席の前方にマスト12及びフォーク15が設け
られても、第1及び第2のステップ20及び21を利用
してマスト12とフレーム11との間から容易に運転席
に乗り降りすることができる。
【0016】上記の実施例では、第1及び第2のステッ
プ20及び21をそれぞれリブ19及びティルトシリン
ダ14に固設したが、これに限るものではない。例え
ば、図7及び図8に示されるように、フレーム11のフ
ロントプレート11bのすぐ前方に配置されたビーム2
2に第1のステップ30を取り付け、フロントプレート
11b及びアッパメンバ11cに第2のステップ31を
取り付けてもよい。なお、第2のステップ31の上面が
アッパメンバ11cの上面と同じ高さになるように配置
すれば、さらに運転席に乗り降りし易くなる。
プ20及び21をそれぞれリブ19及びティルトシリン
ダ14に固設したが、これに限るものではない。例え
ば、図7及び図8に示されるように、フレーム11のフ
ロントプレート11bのすぐ前方に配置されたビーム2
2に第1のステップ30を取り付け、フロントプレート
11b及びアッパメンバ11cに第2のステップ31を
取り付けてもよい。なお、第2のステップ31の上面が
アッパメンバ11cの上面と同じ高さになるように配置
すれば、さらに運転席に乗り降りし易くなる。
【0017】また、図9及び図10に示されるように、
アウタマスト12aの側面にアシストグリップ32を取
り付ければ、アシストグリップ32を握りながら運転席
に乗り降りすることができるので、さらに運転席への乗
降性が向上する。
アウタマスト12aの側面にアシストグリップ32を取
り付ければ、アシストグリップ32を握りながら運転席
に乗り降りすることができるので、さらに運転席への乗
降性が向上する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るマ
スト装着型スキッドステアローダは、前後輪駆動式で左
右の車輪の回転差により旋回するので、狭い場所や不整
地においても作業を行うことができ、また車体のフレー
ムにマストを装着し、このマストに沿って昇降するフォ
ークにより荷物を支持するので、重い荷物を高く持ち上
げることができる。この発明のマスト装着型スキッドス
テアローダにステップを設ければ、運転席への乗り降り
が容易になり、またステップを車体のフレーム、ティル
トシリンダあるいはマストの下部を支持するビームに設
けることにより、車体のフレームとマストとの間から運
転席に容易に乗り降りすることができる。
スト装着型スキッドステアローダは、前後輪駆動式で左
右の車輪の回転差により旋回するので、狭い場所や不整
地においても作業を行うことができ、また車体のフレー
ムにマストを装着し、このマストに沿って昇降するフォ
ークにより荷物を支持するので、重い荷物を高く持ち上
げることができる。この発明のマスト装着型スキッドス
テアローダにステップを設ければ、運転席への乗り降り
が容易になり、またステップを車体のフレーム、ティル
トシリンダあるいはマストの下部を支持するビームに設
けることにより、車体のフレームとマストとの間から運
転席に容易に乗り降りすることができる。
【図1】 この発明の一実施例に係るマスト装着型スキ
ッドステアローダを示す平面図である。
ッドステアローダを示す平面図である。
【図2】 図1のスキッドステアローダを示す側面図で
ある。
ある。
【図3】 図1の実施例の要部を示す平面図である。
【図4】 図3に示される要部の側面図である。
【図5】 図4のA−A線断面図である。
【図6】 図1の実施例の要部を概略的に示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】 他の実施例の要部を示す平面図である。
【図8】 図7に示される要部の側面図である。
【図9】 さらに他の実施例の要部を示す正面図であ
る。
る。
【図10】 図9に示される要部の側面図である。
【図11】 従来のフォークリフトを示す側面図であ
る。
る。
11 フレーム、12 マスト、12a アウタマス
ト、12b インナマスト、14 ティルトシリンダ、
15 フォーク、16F,16R,17F,17R 車
輪、19 リブ、20,21,30,31 ステップ、
22 ビーム。
ト、12b インナマスト、14 ティルトシリンダ、
15 フォーク、16F,16R,17F,17R 車
輪、19 リブ、20,21,30,31 ステップ、
22 ビーム。
Claims (5)
- 【請求項1】 前後輪駆動式で左右の車輪の回転差によ
り旋回を行うスキッドステアローダにおいて、 荷物を支持するフォークを昇降させるためのマストがテ
ィルトシリンダを介して車体のフレームに装着されたこ
とを特徴とするマスト装着型スキッドステアローダ。 - 【請求項2】 運転席に乗り降りするためのステップが
設けられたことを特徴とする請求項1に記載のマスト装
着型スキッドステアローダ。 - 【請求項3】 前記ステップは車体のフレームに設けら
れたことを特徴とする請求項2に記載のマスト装着型ス
キッドステアローダ。 - 【請求項4】 前記ステップは前記ティルトシリンダに
設けられたことを特徴とする請求項2に記載のマスト装
着型スキッドステアローダ。 - 【請求項5】 前記ステップは前記マストの下部を車体
のフレームに回動自在に支持するためのビームに設けら
れたことを特徴とする請求項2に記載のマスト装着型ス
キッドステアローダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942994A JPH0826686A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | マスト装着型スキッドステアローダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942994A JPH0826686A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | マスト装着型スキッドステアローダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826686A true JPH0826686A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15886437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16942994A Pending JPH0826686A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | マスト装着型スキッドステアローダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826686A (ja) |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16942994A patent/JPH0826686A/ja active Pending
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