JPH08266427A - 鍋、鍋用段付、鍋と鍋用段付の組み合わせ - Google Patents
鍋、鍋用段付、鍋と鍋用段付の組み合わせInfo
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- JPH08266427A JPH08266427A JP7601295A JP7601295A JPH08266427A JP H08266427 A JPH08266427 A JP H08266427A JP 7601295 A JP7601295 A JP 7601295A JP 7601295 A JP7601295 A JP 7601295A JP H08266427 A JPH08266427 A JP H08266427A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造コストが低く抑えられ、電磁調理器での
使用にも適し、さらには、火加減の調整も容易な鍋、お
よび鍋用段付を提供する。 【構成】 100は底面を平面状にした鍋であり、ステ
ンレス鋼をプレス成型して作られている。101は鍋1
00の底壁である。102は鍋100の側壁である。1
04は鍋用段付であり、鍋100とは別にステンレス鋼
をプレス成型して作られている。105は鍋100の横
断面を半分に切り欠いた形をした段板であり、鍋用段付
104を鍋100の上に置いたとき、底壁101と平行
になるように作られている。107は油流通孔であり、
鍋100に油を入れた時、段板105の下に油が回るよ
うにするものである。そして、天ぷらを揚げる時には、
鍋100の底壁101に鍋用段付104を置いて使用す
る。
使用にも適し、さらには、火加減の調整も容易な鍋、お
よび鍋用段付を提供する。 【構成】 100は底面を平面状にした鍋であり、ステ
ンレス鋼をプレス成型して作られている。101は鍋1
00の底壁である。102は鍋100の側壁である。1
04は鍋用段付であり、鍋100とは別にステンレス鋼
をプレス成型して作られている。105は鍋100の横
断面を半分に切り欠いた形をした段板であり、鍋用段付
104を鍋100の上に置いたとき、底壁101と平行
になるように作られている。107は油流通孔であり、
鍋100に油を入れた時、段板105の下に油が回るよ
うにするものである。そして、天ぷらを揚げる時には、
鍋100の底壁101に鍋用段付104を置いて使用す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天ぷら鍋として好適な
鍋、鍋とともに用いる鍋用段付、および鍋と鍋用段付の
組み合わせに関する。
鍋、鍋とともに用いる鍋用段付、および鍋と鍋用段付の
組み合わせに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、天ぷらをおいしく、美しく揚
げるため、鍋底を段差構造とした鍋が数多く提案されて
いる。
げるため、鍋底を段差構造とした鍋が数多く提案されて
いる。
【0003】このような段差構造を有する鍋として、ま
ず第一に、実願昭63−51000(実公平3−288
51)の「天ぷら鍋」が挙げられる。
ず第一に、実願昭63−51000(実公平3−288
51)の「天ぷら鍋」が挙げられる。
【0004】この天ぷら鍋の断面図を図27に示す。
【0005】この天ぷら鍋において、種に衣をまぶした
天ぷら材料を極浅底部507にのせると、衣の下面およ
び輪郭が揚がる。これで、衣の形状の崩れや衣の一部が
小片となって散らばるおそれがなくなる。
天ぷら材料を極浅底部507にのせると、衣の下面およ
び輪郭が揚がる。これで、衣の形状の崩れや衣の一部が
小片となって散らばるおそれがなくなる。
【0006】次に、天ぷら材料を浅底部505上に移動
すると、天ぷら材料はほぼ油に漬かる。天ぷら鍋の中の
油503は、矢印B1で示すように激しい対流が生じて
いるので、天ぷら材料は中間隔壁506に押しつけられ
るが、中間隔壁506に傾斜面に乗り上げて係止され
る。衣からは水分が発散して天ぷら材料が回転運動を含
めた活発な動きをしようとするが中間隔壁506に係止
されて停止状態にある。ここで、水溶の天ぷら粉を衣上
に滴下して思うような形状の華を咲かせる。
すると、天ぷら材料はほぼ油に漬かる。天ぷら鍋の中の
油503は、矢印B1で示すように激しい対流が生じて
いるので、天ぷら材料は中間隔壁506に押しつけられ
るが、中間隔壁506に傾斜面に乗り上げて係止され
る。衣からは水分が発散して天ぷら材料が回転運動を含
めた活発な動きをしようとするが中間隔壁506に係止
されて停止状態にある。ここで、水溶の天ぷら粉を衣上
に滴下して思うような形状の華を咲かせる。
【0007】そして、底壁501の上に移動して本揚す
る。
る。
【0008】また、段差構造を有する鍋の第二の例とし
て、実願平3−35783の「三段機構の天ぷら鍋」が
挙げられる。
て、実願平3−35783の「三段機構の天ぷら鍋」が
挙げられる。
【0009】この三段機構の天ぷら鍋の斜視図を図28
に示す。
に示す。
【0010】この三段機構の天ぷら鍋では、円形皿上の
鍋本体B2の底部後方の4分の1を上げ底にして華揚部
602を水平に形成し、隣接する4分の1の底部を華揚
部602よりさらに上げ底にしてかき揚げ部601を水
平に形成することによって残りの底部を本揚部603と
し、本揚部603の前底部に澱を収容するための溝4を
形成してある。
鍋本体B2の底部後方の4分の1を上げ底にして華揚部
602を水平に形成し、隣接する4分の1の底部を華揚
部602よりさらに上げ底にしてかき揚げ部601を水
平に形成することによって残りの底部を本揚部603と
し、本揚部603の前底部に澱を収容するための溝4を
形成してある。
【0011】この鍋にかき揚げ部601上の油の深さが
具の衣の上面に油がかかる程度に油を入れる。
具の衣の上面に油がかかる程度に油を入れる。
【0012】次に、バーナ等で鍋の底部を加熱し、適温
に達した時点で具を衣に包み、かき揚げ部601に入
れ、所定の形に整えた後、隣接の華揚部602に移動さ
せ、ここで天ぷら粉を上からふりかけて華を付ける。
に達した時点で具を衣に包み、かき揚げ部601に入
れ、所定の形に整えた後、隣接の華揚部602に移動さ
せ、ここで天ぷら粉を上からふりかけて華を付ける。
【0013】そして、華を付けた後は、本揚部603へ
移動させ、ここで仕上げる。
移動させ、ここで仕上げる。
【0014】このような段差構造を有する鍋を用いて天
ぷらを揚げると、素人でも容易に衣に華を咲かせること
ができ、見た目に美しく、おいしい天ぷらを仕上げるこ
とが可能であった。
ぷらを揚げると、素人でも容易に衣に華を咲かせること
ができ、見た目に美しく、おいしい天ぷらを仕上げるこ
とが可能であった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、次のように非常に多くの問題があった。
従来例では、次のように非常に多くの問題があった。
【0016】(a)鍋の底面が段差状に形成されるの
で、このままでは安定性が悪い。このため、鍋底から足
を伸ばすなどして安定性を保つ構造にしなければならな
かったが、こうした場合には、ステンレス鋼などをプレ
ス成型するだけでは鍋を作ることができず、足を溶接し
て後付けするか、鋳型によって鍋を形成するしかなかっ
た。このため、非常にコストがかかっていた。
で、このままでは安定性が悪い。このため、鍋底から足
を伸ばすなどして安定性を保つ構造にしなければならな
かったが、こうした場合には、ステンレス鋼などをプレ
ス成型するだけでは鍋を作ることができず、足を溶接し
て後付けするか、鋳型によって鍋を形成するしかなかっ
た。このため、非常にコストがかかっていた。
【0017】(b)また、足を伸ばすなどして安定性を
保てる構造としても、底面の接地面積が小さいので、電
磁調理器では電磁波を十分に油に伝えることができず、
ほとんど実用に適さないものであった。
保てる構造としても、底面の接地面積が小さいので、電
磁調理器では電磁波を十分に油に伝えることができず、
ほとんど実用に適さないものであった。
【0018】(c)また、ガスコンロなどで使用する場
合でも、炎と底面までの距離が一定でないので、油の温
度が一様になりにくく、火加減の調整が非常に難しいも
のであった。
合でも、炎と底面までの距離が一定でないので、油の温
度が一様になりにくく、火加減の調整が非常に難しいも
のであった。
【0019】(d)さらに、用途が天ぷら鍋用として限
定されてしまい、他の用途には使用できないので、天ぷ
らを頻繁に揚げない家庭では非常に無駄となり、また、
使用しない時の収納スペースも別に必要になるという問
題もあった。
定されてしまい、他の用途には使用できないので、天ぷ
らを頻繁に揚げない家庭では非常に無駄となり、また、
使用しない時の収納スペースも別に必要になるという問
題もあった。
【0020】(e)さらに、上記「三段機構の天ぷら
鍋」では、通常は右利き用にかき揚げ部601が左側に
形成されるので、左利きの人が使用する場合には、非常
に使いずらいという問題があった。
鍋」では、通常は右利き用にかき揚げ部601が左側に
形成されるので、左利きの人が使用する場合には、非常
に使いずらいという問題があった。
【0021】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたのであり、次のようなことを目的とする
ものである。
ためになされたのであり、次のようなことを目的とする
ものである。
【0022】(A)まず、上記(a)の問題点を解決す
るため、鍋本体と段差部(鍋用段付(鍋と別に成型され
た、鍋と組み合わせて使用することによって鍋に段差を
作るものをいう。本明細書中にて同じ))を別々に成型
することで、コストが低く抑えられる鍋、および鍋用段
付を提供することを目的とする。
るため、鍋本体と段差部(鍋用段付(鍋と別に成型され
た、鍋と組み合わせて使用することによって鍋に段差を
作るものをいう。本明細書中にて同じ))を別々に成型
することで、コストが低く抑えられる鍋、および鍋用段
付を提供することを目的とする。
【0023】(B)また、上記(b)〜(c)の問題点
を解決するため、鍋の底面を平面状とすることで、電磁
調理器での使用にも適し、さらには、火加減の調整も容
易な鍋を提供することを目的とする。
を解決するため、鍋の底面を平面状とすることで、電磁
調理器での使用にも適し、さらには、火加減の調整も容
易な鍋を提供することを目的とする。
【0024】(C)次に、上記(d)の問題点を解決す
るため、鍋と鍋用段付を分離可能とすることで、天ぷら
以外の他の用途にも使え、コスト的にもスペース的にも
無駄のない鍋、および鍋用段付を提供することを目的と
する。
るため、鍋と鍋用段付を分離可能とすることで、天ぷら
以外の他の用途にも使え、コスト的にもスペース的にも
無駄のない鍋、および鍋用段付を提供することを目的と
する。
【0025】(D)さらに、上記(e)の問題点を解決
するため、鍋用段付を左右分離していずれにも使用でき
るようにした、左利きの人にも使い易い鍋、および鍋用
段付を提供することを目的とする。
するため、鍋用段付を左右分離していずれにも使用でき
るようにした、左利きの人にも使い易い鍋、および鍋用
段付を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のように構
成される。
成される。
【0027】(1)鍋と、この鍋と別に成型された鍋用
段付と、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わせ。
段付と、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0028】(2)鍋用段付は、段板を底面とする柱状
にプレス成型されたものである上記(1)に記載の鍋と
鍋用段付の組み合わせ。
にプレス成型されたものである上記(1)に記載の鍋と
鍋用段付の組み合わせ。
【0029】(3)鍋用段付は、その側面に段板の下部
に油が回るようにする油流通孔を備えたものである上記
(3)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
に油が回るようにする油流通孔を備えたものである上記
(3)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0030】(4)鍋は、その側壁に鍋用段付がずれな
いようにするリブを備えたものである上記(2)または
(3)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
いようにするリブを備えたものである上記(2)または
(3)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0031】(5)鍋用段付は、段板と、この段板が脱
落しないように鍋の側壁に引っ掛ける引っ掛け具よりな
るものである上記(1)に記載の鍋と鍋用段付の組み合
わせ。
落しないように鍋の側壁に引っ掛ける引っ掛け具よりな
るものである上記(1)に記載の鍋と鍋用段付の組み合
わせ。
【0032】(6)鍋用段付は、段板の端部に具が段板
の下に入り込まないようにする隔壁を備えたものである
上記(5)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
の下に入り込まないようにする隔壁を備えたものである
上記(5)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0033】(7)鍋用段付は、段板のみよりなり、鍋
は、この段板が脱落しないようにする帯を備えたもので
ある上記(1)1に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
は、この段板が脱落しないようにする帯を備えたもので
ある上記(1)1に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0034】(8)鍋は、その底壁を平面状にしたもの
である上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の鍋と
鍋用段付の組み合わせ。
である上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の鍋と
鍋用段付の組み合わせ。
【0035】(9)鍋用段付は、1段構造の段板を有
し、この段板は鍋の底壁と平行になるように作られたも
のである上記(8)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
し、この段板は鍋の底壁と平行になるように作られたも
のである上記(8)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
【0036】(10)鍋用段付は、1段構造の段板を有
し、この段板は鍋の底壁と傾斜を持つように作られたも
のである上記(8)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
し、この段板は鍋の底壁と傾斜を持つように作られたも
のである上記(8)に記載の鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
【0037】(11)段板の傾斜は、鍋の底壁に対して
3°〜15°である上記(10)に記載の鍋と鍋用段付
の組み合わせ。
3°〜15°である上記(10)に記載の鍋と鍋用段付
の組み合わせ。
【0038】(12)鍋用段付は、複数段の段板を有す
るものである上記(1)ないし(8)のいずれかに記載
の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
るものである上記(1)ないし(8)のいずれかに記載
の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0039】(13)鍋用段付は、その段板に1つ以上
の小孔を有するものである上記(2)ないし(12)の
いずれかに記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
の小孔を有するものである上記(2)ないし(12)の
いずれかに記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0040】(14)鍋用段付は、その段板の中を切り
取られ、そこに金網を張ったものである上記(2)ない
し(12)のいずれかに記載の鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
取られ、そこに金網を張ったものである上記(2)ない
し(12)のいずれかに記載の鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
【0041】(15)鍋用段付は、全体が網状のもので
ある上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の鍋と
鍋用段付の組み合わせ。
ある上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の鍋と
鍋用段付の組み合わせ。
【0042】(16)鍋用段付は、金属塊またはセラミ
ック塊によりなるものである上記(1)に記載の鍋と鍋
用段付の組み合わせ。
ック塊によりなるものである上記(1)に記載の鍋と鍋
用段付の組み合わせ。
【0043】(17)鍋用段付は、鍋の内寸よりわずか
に小さい金網と、この金網に取り付けられた段板を備え
たものである上記(1)に記載の鍋と鍋用段付の組み合
わせ。
に小さい金網と、この金網に取り付けられた段板を備え
たものである上記(1)に記載の鍋と鍋用段付の組み合
わせ。
【0044】(18)鍋は、その底壁を平面状にしたも
のである上記(16)または(17)に記載の鍋と鍋用
段付の組み合わせ。
のである上記(16)または(17)に記載の鍋と鍋用
段付の組み合わせ。
【0045】(19)横断面を円形状とした鍋と、この
鍋と別に成型されたこの鍋の横断面を分割した扇形形状
の段板を備えた第一の鍋用段付と、前記鍋と別に成型さ
れた前記鍋の横断面を分割した扇形形状で、前記第一の
鍋用段付より高さの低い段板を備えた第二の鍋用段付
と、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わせ。
鍋と別に成型されたこの鍋の横断面を分割した扇形形状
の段板を備えた第一の鍋用段付と、前記鍋と別に成型さ
れた前記鍋の横断面を分割した扇形形状で、前記第一の
鍋用段付より高さの低い段板を備えた第二の鍋用段付
と、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0046】(20)横断面を正4の倍数角形とした鍋
と、この鍋と別に成型されたこの鍋の横断面を中心より
4分割した形状の段板を備えた第一の鍋用段付と、前記
鍋と別に成型された前記鍋の横断面を中心より4分割し
た形状で、前記第一の鍋用段付より高さの低い段板を備
えた第二の鍋用段付、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
と、この鍋と別に成型されたこの鍋の横断面を中心より
4分割した形状の段板を備えた第一の鍋用段付と、前記
鍋と別に成型された前記鍋の横断面を中心より4分割し
た形状で、前記第一の鍋用段付より高さの低い段板を備
えた第二の鍋用段付、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わ
せ。
【0047】(21)底面を平面状とした外鍋と、底面
に段差部を備えた内鍋とを備え、前記外鍋と前記内鍋と
の間に熱伝導性材料を封入してなる鍋。
に段差部を備えた内鍋とを備え、前記外鍋と前記内鍋と
の間に熱伝導性材料を封入してなる鍋。
【0048】(22)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、段板を底面とする柱状にプレス成型された
鍋用段付。
付であって、段板を底面とする柱状にプレス成型された
鍋用段付。
【0049】(23)その側面に段板の下部に油が回る
ようにする油流通孔を備えた上記(22)に記載の鍋用
段付。
ようにする油流通孔を備えた上記(22)に記載の鍋用
段付。
【0050】(24)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、段板と、この段板が脱落しないように鍋の
側壁に引っ掛ける引っ掛け具を備えた鍋用段付。
付であって、段板と、この段板が脱落しないように鍋の
側壁に引っ掛ける引っ掛け具を備えた鍋用段付。
【0051】(25)段板の端部に具が段板の下に入り
込まないようにする隔壁を備えたものである上記(2
4)に記載の鍋用段付。
込まないようにする隔壁を備えたものである上記(2
4)に記載の鍋用段付。
【0052】(26)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、段板のみよりなる鍋用段付。
付であって、段板のみよりなる鍋用段付。
【0053】(27)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、1段構造の段板を有し、この段板は鍋と組
み合わせた時に鍋の底壁と平行になるように作られたも
のである鍋用段付。
付であって、1段構造の段板を有し、この段板は鍋と組
み合わせた時に鍋の底壁と平行になるように作られたも
のである鍋用段付。
【0054】(28)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、1段構造の段板を有し、この段板は鍋と組
み合わせた時に鍋の底壁と傾斜を持つように作られたも
のである鍋用段付。
付であって、1段構造の段板を有し、この段板は鍋と組
み合わせた時に鍋の底壁と傾斜を持つように作られたも
のである鍋用段付。
【0055】(29)段板の傾斜は、鍋の底壁に対して
3°〜15°である上記(28)に記載の鍋用段付。
3°〜15°である上記(28)に記載の鍋用段付。
【0056】(30)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、複数段の段板を有する鍋用段付。
付であって、複数段の段板を有する鍋用段付。
【0057】(31)段板は、1つ以上の小孔を有する
ものである上記(22)ないし(30)のいずれかに記
載の鍋用段付。
ものである上記(22)ないし(30)のいずれかに記
載の鍋用段付。
【0058】(32)段板は、その中を切り取られ、そ
こに金網を張ったものである上記(22)ないし(3
0)のいずれかに記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
こに金網を張ったものである上記(22)ないし(3
0)のいずれかに記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。
【0059】(33)全体が網状のものである上記(2
2)ないし(30)のいずれかに記載の鍋用段付。
2)ないし(30)のいずれかに記載の鍋用段付。
【0060】(34)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、金属塊またはセラミック塊によりなる鍋用
段付。
付であって、金属塊またはセラミック塊によりなる鍋用
段付。
【0061】(35)鍋と組み合わせて使用する鍋用段
付であって、組み合わせて使用する鍋の内寸よりわずか
に小さい金網と、この金網に取り付けられた段板を備え
た鍋用段付。
付であって、組み合わせて使用する鍋の内寸よりわずか
に小さい金網と、この金網に取り付けられた段板を備え
た鍋用段付。
【0062】(36)上記(22)または(23)の鍋
用段付と組み合わせて使用することが可能な鍋であっ
て、その側壁に鍋用段付がずれないようにするリブを備
えた鍋。
用段付と組み合わせて使用することが可能な鍋であっ
て、その側壁に鍋用段付がずれないようにするリブを備
えた鍋。
【0063】(37)上記(26)の鍋用段付と組み合
わせて使用することが可能な鍋であって、鍋用段付の段
板が脱落しないようにする帯を備えた鍋。
わせて使用することが可能な鍋であって、鍋用段付の段
板が脱落しないようにする帯を備えた鍋。
【0064】(38)底壁を平面状にしたものである上
記(36)または(37)に記載の鍋。
記(36)または(37)に記載の鍋。
【0065】
【作用】本発明は、上記(21)の鍋の他は、天ぷらを
揚げる場合には、鍋と鍋用段付を組み合わせて使用す
る。
揚げる場合には、鍋と鍋用段付を組み合わせて使用す
る。
【0066】ここで、鍋用段付を鍋に組み合わせたもの
の段板の少し上位に油を入れる。
の段板の少し上位に油を入れる。
【0067】まず、段板の上に衣を付けた具を入れて仮
揚げをし、周りが揚がって形が整ったところで、段板か
ら下ろして鍋の段板のない部分に具を移して本揚げす
る。
揚げをし、周りが揚がって形が整ったところで、段板か
ら下ろして鍋の段板のない部分に具を移して本揚げす
る。
【0068】これで、天ぷらを美しく、おいしく仕上げ
られる。
られる。
【0069】また、鍋用段付をはずして鍋のみで使用す
れば、天ぷら以外のいろいろな料理ができる。
れば、天ぷら以外のいろいろな料理ができる。
【0070】また、上記(22)の鍋では、段差部の少
し上位に油を入れて、同じように天ぷらを揚げる。
し上位に油を入れて、同じように天ぷらを揚げる。
【0071】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0072】(実施例1)図1は、実施例1の鍋と鍋用
段付を組合せた状態を示す斜視図、図2は、図1のX1
−X1断面図である。
段付を組合せた状態を示す斜視図、図2は、図1のX1
−X1断面図である。
【0073】これらの図において、100は底面を平面
状にした鍋であり、ステンレス鋼をプレス成型して作ら
れている。101は鍋100の底壁である。102は鍋
100の側壁である。ここで、鍋100は円形にしてあ
るが、特に形を限定するものではない。
状にした鍋であり、ステンレス鋼をプレス成型して作ら
れている。101は鍋100の底壁である。102は鍋
100の側壁である。ここで、鍋100は円形にしてあ
るが、特に形を限定するものではない。
【0074】104は鍋用段付であり、鍋100とは別
にステンレス鋼を段板105を底面とする柱状にプレス
成型して作られている。105は鍋100の横断面を半
分に切り欠いた形をした段板であり、鍋用段付104を
鍋100の上に置いたとき、底壁101と平行になるよ
うに作られている。107は鍋用段付104の側面に設
けられた油流通孔であり、鍋100に油を入れた時、段
板105の下部に油が回るようにするものである。
にステンレス鋼を段板105を底面とする柱状にプレス
成型して作られている。105は鍋100の横断面を半
分に切り欠いた形をした段板であり、鍋用段付104を
鍋100の上に置いたとき、底壁101と平行になるよ
うに作られている。107は鍋用段付104の側面に設
けられた油流通孔であり、鍋100に油を入れた時、段
板105の下部に油が回るようにするものである。
【0075】このように鍋100と鍋用段付104が別
々になっていることで、プレス成型で作ることができ、
製造コストを低く抑えられる。
々になっていることで、プレス成型で作ることができ、
製造コストを低く抑えられる。
【0076】次に、この鍋100および鍋用段付104
を組合せたものを使用して、天ぷらを揚げる場合ついて
説明する。
を組合せたものを使用して、天ぷらを揚げる場合ついて
説明する。
【0077】まず、鍋100の底壁101の上に鍋用段
付104を置き、鍋用段付104の少し上まで油が浸る
ように鍋100の中に油を入れる。この時、段板105
の下部には油流通孔107を通じて油が回っている。
付104を置き、鍋用段付104の少し上まで油が浸る
ように鍋100の中に油を入れる。この時、段板105
の下部には油流通孔107を通じて油が回っている。
【0078】次に、油を入れた鍋100をガスコンロに
かけて加熱する。この時、油は鍋100全体に入れられ
ており、炎から鍋底(油)までの距離がほぼ同じにでき
るので、鍋の中の油を一様に加熱できる。
かけて加熱する。この時、油は鍋100全体に入れられ
ており、炎から鍋底(油)までの距離がほぼ同じにでき
るので、鍋の中の油を一様に加熱できる。
【0079】そして、油が適温になったところで、衣を
付けた具を段板105の上にのせる。ここで、衣の下面
および輪郭が揚げられ、衣が小片となって散らばること
がなくなる。また、段板105の上で具に水溶きした天
ぷら粉を落とせば、華を咲かせることができる。衣の下
面および輪郭が揚がったところで、具を段板105から
下ろし、鍋100の鍋用段付104のない部分に入れ
て、本揚げをする。これで、誰にでも簡単に、見た目に
美しく、おいしい天ぷらを揚げることができる。
付けた具を段板105の上にのせる。ここで、衣の下面
および輪郭が揚げられ、衣が小片となって散らばること
がなくなる。また、段板105の上で具に水溶きした天
ぷら粉を落とせば、華を咲かせることができる。衣の下
面および輪郭が揚がったところで、具を段板105から
下ろし、鍋100の鍋用段付104のない部分に入れ
て、本揚げをする。これで、誰にでも簡単に、見た目に
美しく、おいしい天ぷらを揚げることができる。
【0080】なお、油を入れた鍋100をガスコンロに
かけるのではなく、電磁調理器にかけても、鍋底がフラ
ットに成型されているため、接地面積が大きく、熱効率
の無駄が全くなくなる。
かけるのではなく、電磁調理器にかけても、鍋底がフラ
ットに成型されているため、接地面積が大きく、熱効率
の無駄が全くなくなる。
【0081】また、鍋用段付104を用いずに、鍋10
0単独で使用すれば、炒めものなど天ぷらを揚げる以外
の用途にも使用することができ、コスト的にもスペース
的にも全く無駄が生じない。
0単独で使用すれば、炒めものなど天ぷらを揚げる以外
の用途にも使用することができ、コスト的にもスペース
的にも全く無駄が生じない。
【0082】(実施例2)図3は、実施例2の鍋と鍋用
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
【0083】この実施例での構成は、実施例1の場合と
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
114の段板115に小孔116が開けられていること
である。
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
114の段板115に小孔116が開けられていること
である。
【0084】このように小孔116を設けたことによ
り、鍋100に油を入れた時に段板115の下の空気を
完全に抜けるので、空気の加熱による油はねなどを防ぐ
ことができる。
り、鍋100に油を入れた時に段板115の下の空気を
完全に抜けるので、空気の加熱による油はねなどを防ぐ
ことができる。
【0085】(実施例3)図4は、実施例3の鍋と鍋用
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
【0086】この実施例での構成は、実施例1の場合と
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
124の段板125の中を切り取り、目の細かい金網1
26を張ってあることである。
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
124の段板125の中を切り取り、目の細かい金網1
26を張ってあることである。
【0087】このように金網126を使用することによ
り、鍋100に油を入れた時に段板125および金網1
26の下の空気を完全に抜けるので、空気の加熱による
油はねなどを防ぐことができる。
り、鍋100に油を入れた時に段板125および金網1
26の下の空気を完全に抜けるので、空気の加熱による
油はねなどを防ぐことができる。
【0088】(実施例4)図5は、実施例4の鍋と鍋用
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
【0089】この実施例での構成は、実施例1の場合と
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
128の全体が目の細かい金網で成型されていることで
ある。
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
128の全体が目の細かい金網で成型されていることで
ある。
【0090】このように鍋用段付128に金網を使用す
ることにより、鍋100に油を入れた時に段板129の
下の空気を完全に抜けるので、空気の加熱による油はね
などを防ぐことができる。また、油流通孔を別に作る必
要がなくなるので、製造も容易となる。
ることにより、鍋100に油を入れた時に段板129の
下の空気を完全に抜けるので、空気の加熱による油はね
などを防ぐことができる。また、油流通孔を別に作る必
要がなくなるので、製造も容易となる。
【0091】(実施例5)図6は、実施例5の鍋と鍋用
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
【0092】この実施例での構成は、実施例1の場合と
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋130
のプレス成型時に、鍋用段付104がずれるのを防止す
るリブ133を設けたことである。
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋130
のプレス成型時に、鍋用段付104がずれるのを防止す
るリブ133を設けたことである。
【0093】このようにリブ133を設けたことによ
り、天ぷらを揚げる時に菜箸で鍋用段付104をつっ突
いても、鍋用段付104が動くことがなくなるので、鍋
130と鍋用段付104との間に具を落としてしまうよ
うな失敗をすることがなくなる。
り、天ぷらを揚げる時に菜箸で鍋用段付104をつっ突
いても、鍋用段付104が動くことがなくなるので、鍋
130と鍋用段付104との間に具を落としてしまうよ
うな失敗をすることがなくなる。
【0094】(実施例6)図7は、実施例6の鍋と鍋用
段付を組合せた状態を示す斜視図、図8は、図7のX2
−X2断面図である。
段付を組合せた状態を示す斜視図、図8は、図7のX2
−X2断面図である。
【0095】この実施例での構成は、実施例1の場合と
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
144の段板145は傾斜(好ましくは、底壁101に
対して3°〜15°)が付けられており、この傾斜で切
った断面の一部を切り欠いた形をしていることである。
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
144の段板145は傾斜(好ましくは、底壁101に
対して3°〜15°)が付けられており、この傾斜で切
った断面の一部を切り欠いた形をしていることである。
【0096】このように段板145に傾斜をつけたこと
により、鍋100に油を入れた時の液面と段板145と
の幅に差ができるので、天ぷらを揚げる時に下の方から
揚がってきて、形を整え易くなる。特に、段板145の
傾斜を底壁に対して3°〜15°程度であれば、段板1
45にのせた具がずり落ちることもない。
により、鍋100に油を入れた時の液面と段板145と
の幅に差ができるので、天ぷらを揚げる時に下の方から
揚がってきて、形を整え易くなる。特に、段板145の
傾斜を底壁に対して3°〜15°程度であれば、段板1
45にのせた具がずり落ちることもない。
【0097】(実施例7)図9は、実施例7の鍋と鍋用
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
段付を組合せた状態を示す斜視図である。
【0098】この実施例での構成は、実施例1の場合と
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
154の段板に半分ずつ上下に高低差を設けていること
である。
ほとんど同じであるが、実施例1との違いは、鍋用段付
154の段板に半分ずつ上下に高低差を設けていること
である。
【0099】この鍋100と鍋用段付154を組合せた
ものを使用して、天ぷらを揚げる場合は、まず、油が上
の段板155の少し上までくる位に鍋100に油を入れ
る。次に、具を上の段板155の上にのせて揚げて、形
を整えた後、下の段板156の上に移す。ここで、水溶
きした天ぷら粉を具に垂らして華を咲かせる。そして、
具を鍋100の鍋用段付154のない部分に移して本揚
げをする。
ものを使用して、天ぷらを揚げる場合は、まず、油が上
の段板155の少し上までくる位に鍋100に油を入れ
る。次に、具を上の段板155の上にのせて揚げて、形
を整えた後、下の段板156の上に移す。ここで、水溶
きした天ぷら粉を具に垂らして華を咲かせる。そして、
具を鍋100の鍋用段付154のない部分に移して本揚
げをする。
【0100】このように、鍋用段付の段板に高低差を設
けたことにより、実施例1の場合よりより美しく、おい
しく天ぷらを揚げることができる。
けたことにより、実施例1の場合よりより美しく、おい
しく天ぷらを揚げることができる。
【0101】(実施例8)図10は、実施例8の鍋と鍋
用段付を組合せた状態を示す斜視図である。
用段付を組合せた状態を示す斜視図である。
【0102】この実施例での構成は、実施例7では、段
板を左右に分けて高低差をつけたのに対して、鍋用段付
164の段板を前後に分けて高低差をつけた(165、
166)ことである。
板を左右に分けて高低差をつけたのに対して、鍋用段付
164の段板を前後に分けて高低差をつけた(165、
166)ことである。
【0103】ここで、使用方法および効果は実施例7と
ほぼ同じなので説明を省略する。
ほぼ同じなので説明を省略する。
【0104】(実施例9)図11は、実施例9の鍋と鍋
用段付を組合せた状態を示す斜視図、図12は、図11
のX3−X3断面図である。
用段付を組合せた状態を示す斜視図、図12は、図11
のX3−X3断面図である。
【0105】この実施例では、鍋用段付174は、鍋1
00の横断面を半分に切り欠いたステンレス板による段
板175と、この段板175に溶接して取り付けられた
先端を折り曲げた引っ掛け棒179よりなるものであ
る。
00の横断面を半分に切り欠いたステンレス板による段
板175と、この段板175に溶接して取り付けられた
先端を折り曲げた引っ掛け棒179よりなるものであ
る。
【0106】そして、天ぷらを揚げる場合などは、引っ
掛け棒179を鍋100の側壁102に引っ掛けて使用
する。
掛け棒179を鍋100の側壁102に引っ掛けて使用
する。
【0107】なお、天ぷらを揚げる時の方法は、実施例
1の場合と同じなので、説明を省略する。
1の場合と同じなので、説明を省略する。
【0108】このように構成したことで、鍋用段付17
4が使用時にずれることがなく、また、鍋用段付はプレ
ス成型を行わなくても製造できるので、金型等の生産設
備が必要なく、少量生産に適するものとなる。
4が使用時にずれることがなく、また、鍋用段付はプレ
ス成型を行わなくても製造できるので、金型等の生産設
備が必要なく、少量生産に適するものとなる。
【0109】(実施例10)図13は、実施例10の鍋
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図14は、図
13のX4−X4断面図である。
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図14は、図
13のX4−X4断面図である。
【0110】この実施例での構成は、実施例9の場合と
ほとんど同じであるが、実施例9との違いは、段板18
5の端部から下方に延びる隔壁186を設けていること
である。
ほとんど同じであるが、実施例9との違いは、段板18
5の端部から下方に延びる隔壁186を設けていること
である。
【0111】この隔壁186を設けたことにより、天ぷ
らを揚げている時に具が段板185の下に潜り込んでし
まうことがなくなる。
らを揚げている時に具が段板185の下に潜り込んでし
まうことがなくなる。
【0112】(実施例11)図15は、実施例11の鍋
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図16は、図
15のX5−X5断面図である。
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図16は、図
15のX5−X5断面図である。
【0113】これらの図において、190は底面を平面
状とした鍋であり、ステンレス鋼をプレス成型して作ら
れている。191は鍋190の底壁である。192は鍋
190の側壁である。ここで、鍋190は円形にしてあ
るが、特に形を限定するものではない。
状とした鍋であり、ステンレス鋼をプレス成型して作ら
れている。191は鍋190の底壁である。192は鍋
190の側壁である。ここで、鍋190は円形にしてあ
るが、特に形を限定するものではない。
【0114】194は鍋用段付であり、鍋190の横断
面を半分に切り欠いた形をしたステンレス板で作られて
いる。
面を半分に切り欠いた形をしたステンレス板で作られて
いる。
【0115】193は、鍋用段付194をのせるための
帯であり、鍋190をプレス成型するのと同時に形成す
るものである。ここで、帯193は、鍋用段付194を
帯193の上に置いたとき、底壁191と平行になるよ
うに作られている。
帯であり、鍋190をプレス成型するのと同時に形成す
るものである。ここで、帯193は、鍋用段付194を
帯193の上に置いたとき、底壁191と平行になるよ
うに作られている。
【0116】このように構成したことで、実施例1〜1
0の場合と比べて構成が簡単なものとなり、作業工程を
減らすことができる。また、鍋用段付194は平板状な
ので、収納スペースを余り必要としなくなるという効果
もある。
0の場合と比べて構成が簡単なものとなり、作業工程を
減らすことができる。また、鍋用段付194は平板状な
ので、収納スペースを余り必要としなくなるという効果
もある。
【0117】(実施例12)図17は、実施例12の鍋
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図18は、図
17のX6−X6断面図である。
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図18は、図
17のX6−X6断面図である。
【0118】この実施例では。鍋用段付204に、ステ
ンレス板ではなく、アルミニウムなどの金属塊またはセ
ラミックを使用しているのが大きな特徴である。
ンレス板ではなく、アルミニウムなどの金属塊またはセ
ラミックを使用しているのが大きな特徴である。
【0119】この鍋用段付204は平面形状が、鍋10
0の一部を切り欠いた形をしており、その上下面が平面
状になるように構成してある。
0の一部を切り欠いた形をしており、その上下面が平面
状になるように構成してある。
【0120】このように構成したことで、実施例1〜1
1の場合と比べて少量の油で天ぷらを揚げることが可能
となる。
1の場合と比べて少量の油で天ぷらを揚げることが可能
となる。
【0121】(実施例13)図19は、実施例13の鍋
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図20は、図
19のX7−X7端面図である。
と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図、図20は、図
19のX7−X7端面図である。
【0122】これらの図において、100は鍋であり、
ステンレス鋼をプレス成型して作られている。
ステンレス鋼をプレス成型して作られている。
【0123】214は鍋用段付であり、鍋100の内寸
よりもわずかに小さく作られた金網218に、この金網
218の横断面を半分に切り欠いたステンレス板で作ら
れた段板215を溶接するなどして固定したものであ
る。
よりもわずかに小さく作られた金網218に、この金網
218の横断面を半分に切り欠いたステンレス板で作ら
れた段板215を溶接するなどして固定したものであ
る。
【0124】そして、天ぷらを揚げる時には、鍋100
の中に鍋用段付214をはめ込んで使用するものであ
る。
の中に鍋用段付214をはめ込んで使用するものであ
る。
【0125】なお、天ぷらを揚げる時の方法は、実施例
1の場合とほぼ同じであるが、段板215からこの段板
215のない部分に移して本揚げした天ぷらが仕上がっ
た時、鍋用段付214をそのまま持ち上げて鍋100か
ら離せば、金網218の隙間より油を切ることができ
る。
1の場合とほぼ同じであるが、段板215からこの段板
215のない部分に移して本揚げした天ぷらが仕上がっ
た時、鍋用段付214をそのまま持ち上げて鍋100か
ら離せば、金網218の隙間より油を切ることができ
る。
【0126】(実施例14)図21は、実施例14の鍋
および鍋用段付をそれぞれ示す斜視図、図22は、実施
例14の鍋と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図であ
る。
および鍋用段付をそれぞれ示す斜視図、図22は、実施
例14の鍋と鍋用段付を組合せた状態を示す斜視図であ
る。
【0127】この実施例では、円形状の鍋100(図2
1(A))、鍋100の横断面をその中心より4分の1
に切り欠いた形状の段板305を備えた鍋用段付304
a(図21(B))、鍋用段付304aの段板305よ
り低い、鍋100の横断面をその中心より4分の1に切
り欠いた形状の段板306を備えた鍋用段付304b
(図21(C))よりなるものである。
1(A))、鍋100の横断面をその中心より4分の1
に切り欠いた形状の段板305を備えた鍋用段付304
a(図21(B))、鍋用段付304aの段板305よ
り低い、鍋100の横断面をその中心より4分の1に切
り欠いた形状の段板306を備えた鍋用段付304b
(図21(C))よりなるものである。
【0128】このような鍋および鍋用段付の組合せによ
ることで、図22に示すように、左右いずれにも鍋用段
付を入れ換えることができ、右利き用(A)、左利き用
(B)の別がなくなるので、実施例7の場合と違い、左
利きの人も左右の段差を労なく使用することが可能とな
る。
ることで、図22に示すように、左右いずれにも鍋用段
付を入れ換えることができ、右利き用(A)、左利き用
(B)の別がなくなるので、実施例7の場合と違い、左
利きの人も左右の段差を労なく使用することが可能とな
る。
【0129】(実施例15)図23は、実施例15の鍋
および鍋用段付を組合せた状態を示す平面図、図24
は、図23のX8−X8断面図である。
および鍋用段付を組合せた状態を示す平面図、図24
は、図23のX8−X8断面図である。
【0130】この実施例での構成は、実施例14の場合
とほとんど同じであるが、実施例14との違いは、鍋3
10が円形ではなく、正方形であり、また、これに合わ
せて鍋用段付314a、314bの段板の形を変えてあ
ることである。
とほとんど同じであるが、実施例14との違いは、鍋3
10が円形ではなく、正方形であり、また、これに合わ
せて鍋用段付314a、314bの段板の形を変えてあ
ることである。
【0131】このように鍋の形が、正4の倍数角形であ
る場合には、円形の場合と同様に、左右いずれにも段付
を入れ換えることができ、右利き用(A)、左利き用
(B)の別がなくなり、左利きの人にも使い易いものと
なる。
る場合には、円形の場合と同様に、左右いずれにも段付
を入れ換えることができ、右利き用(A)、左利き用
(B)の別がなくなり、左利きの人にも使い易いものと
なる。
【0132】(実施例16)図25は、実施例16の鍋
を示す斜視図、図26は、図25のX9−X9断面図で
ある。
を示す斜視図、図26は、図25のX9−X9断面図で
ある。
【0133】これらの図において、400は底面を平面
状とした外鍋であり、ステンレス鋼をプレス成型して作
られている。404は段差部405を設けた内鍋であ
り、ステンレス鋼をプレス成型して作られている。そし
て、外鍋400と内鍋404をを組み合わせ、段差部4
05の下部と外鍋400との間など、外鍋400と内鍋
404との間の隙間にアルミニウムなどの熱伝導性材料
409を封入して密封してある。
状とした外鍋であり、ステンレス鋼をプレス成型して作
られている。404は段差部405を設けた内鍋であ
り、ステンレス鋼をプレス成型して作られている。そし
て、外鍋400と内鍋404をを組み合わせ、段差部4
05の下部と外鍋400との間など、外鍋400と内鍋
404との間の隙間にアルミニウムなどの熱伝導性材料
409を封入して密封してある。
【0134】このように構成したことで、プレス成型に
より段差鍋を作ることが可能となり、製造コストを低く
抑えられる。
より段差鍋を作ることが可能となり、製造コストを低く
抑えられる。
【0135】また、天ぷらを揚げる時の方法は実施例1
の場合とほぼ同じであるが、実施例1の場合よりも少量
の油で天ぷらを揚げることができる。
の場合とほぼ同じであるが、実施例1の場合よりも少量
の油で天ぷらを揚げることができる。
【0136】(実施例の変形)上記の実施例では、段板
または段差部の面積の合計は鍋の横断面のほぼ2分の1
であったが、実施例14および15を除いては、これに
限られるものでなく、その面積は任意である。
または段差部の面積の合計は鍋の横断面のほぼ2分の1
であったが、実施例14および15を除いては、これに
限られるものでなく、その面積は任意である。
【0137】また、段板または段差部の段数も1以上の
任意の数を選ぶことができる。そして、段毎の面積比も
任意である。
任意の数を選ぶことができる。そして、段毎の面積比も
任意である。
【0138】また、実施例5〜15の鍋用段付の段板の
中を切り欠いて金網を取り付けても良く、実施例5およ
び7から15の鍋用段付の傾斜も任意のものを選ぶこと
ができる。
中を切り欠いて金網を取り付けても良く、実施例5およ
び7から15の鍋用段付の傾斜も任意のものを選ぶこと
ができる。
【0139】また、電磁調理器での使用を考えないので
あれば、鍋の底面を平面状にしなくとも良い。
あれば、鍋の底面を平面状にしなくとも良い。
【0140】さらには、実施例5〜15の鍋用段付にス
テンレス鋼でなく、実施例4のように全体に金網を用い
ても良い。
テンレス鋼でなく、実施例4のように全体に金網を用い
ても良い。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、鍋本
体と段差部(鍋用段付)とを別々に成型したことで、製
造コストが低く抑えられる。
体と段差部(鍋用段付)とを別々に成型したことで、製
造コストが低く抑えられる。
【0142】また、請求項1、18、38の発明では、
底面を平面としたことで、電磁調理器での使用にも適す
るようになり、さらには、火加減の調整も容易になる。
底面を平面としたことで、電磁調理器での使用にも適す
るようになり、さらには、火加減の調整も容易になる。
【0143】また、請求項の1〜20、22〜38発明
では、鍋と鍋用段付を分離可能としたことで、天ぷら以
外の他の用途にも使え、コスト的にもスペース的にも無
駄がなくなる。
では、鍋と鍋用段付を分離可能としたことで、天ぷら以
外の他の用途にも使え、コスト的にもスペース的にも無
駄がなくなる。
【0144】さらに、請求項19、20の発明では、鍋
用段付の高低差を左右いずれを高くすることもできるの
で、右利きの人のみならず、左利きの人にも使い易いも
のとなる。
用段付の高低差を左右いずれを高くすることもできるの
で、右利きの人のみならず、左利きの人にも使い易いも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の鍋および鍋用段付を組合せた状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図2】 図1のX1−X1断面図
【図3】 実施例2の鍋および鍋用段付を組合せた状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図4】 実施例3の鍋および鍋用段付を組合せた状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図5】 実施例4の鍋および鍋用段付を組合せた状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図6】 実施例5の鍋および鍋用段付を組合せた状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図7】 実施例6の鍋および鍋用段付を組合せた状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図8】 図7のX2−X2断面図
【図9】 実施例7の鍋および鍋用段付を組合せた状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図10】 実施例8の鍋および鍋用段付を組合せた状
態を示す斜視図
態を示す斜視図
【図11】 実施例9の鍋および鍋用段付を組合せた状
態を示す斜視図
態を示す斜視図
【図12】 図11のX3−X3断面図
【図13】 実施例10の鍋および鍋用段付を組合せた
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図14】 図14のX4−X4断面図
【図15】 実施例11の鍋および鍋用段付を組合せた
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図16】 図15のX5−X5断面図
【図17】 実施例12の鍋および鍋用段付を組合せた
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図18】 図17のX6−X6断面図
【図19】 実施例13の鍋および鍋用段付を組合せた
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図20】 図19のX7−X7端面図
【図21】 実施例14の鍋および鍋用段付を示す斜視
図
図
【図22】 実施例14の鍋および鍋用段付を組合せた
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図23】 実施例15の鍋および鍋用段付を組合せた
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図24】 図1のX8−X8断面図
【図25】 実施例16の鍋を示す斜視図
【図26】 図25のX9−X9断面図
【図27】 従来例1を示す断面図
【図28】 従来例2を示す斜視図 〔図面の簡単な説明〕 100、130、190、310 鍋 101、131、191、311 底壁 102、132、192、312 側壁 104、114、124、128、144、154、1
64、174、184 、194、204、214、304a、304b、31
4a、314b 鍋用段付 105、115、125、129、145、155、1
56、165、166、175、185、195、20
5、215、305、306、315、316段板 107、117、127、147、157、167、3
07、308、317、318 油流通孔 116 小孔 126 金網 133 リブ 186 隔壁 179、189 引っ掛け棒 193 帯 218 金網 400 外鍋 404 内鍋 405 段差部 409 熱伝導性材料
64、174、184 、194、204、214、304a、304b、31
4a、314b 鍋用段付 105、115、125、129、145、155、1
56、165、166、175、185、195、20
5、215、305、306、315、316段板 107、117、127、147、157、167、3
07、308、317、318 油流通孔 116 小孔 126 金網 133 リブ 186 隔壁 179、189 引っ掛け棒 193 帯 218 金網 400 外鍋 404 内鍋 405 段差部 409 熱伝導性材料
Claims (38)
- 【請求項1】 鍋と、この鍋と別に成型された鍋用段付
と、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項2】 鍋用段付は、段板を底面とする柱状にプ
レス成型されたものである請求項1に記載の鍋と鍋用段
付の組み合わせ。 - 【請求項3】 鍋用段付は、その側面に段板の下部に油
が回るようにする油流通孔を備えたものである請求項2
に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項4】 鍋は、その側壁に鍋用段付がずれないよ
うにするリブを備えたものである請求項2または3に記
載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項5】 鍋用段付は、段板と、この段板が脱落し
ないように鍋の側壁に引っ掛ける引っ掛け具よりなるも
のである請求項1に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項6】 鍋用段付は、段板の端部に具が段板の下
に入り込まないようにする隔壁を備えたものである請求
項5に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項7】 鍋用段付は、段板のみよりなり、鍋は、
この段板が脱落しないようにする帯を備えたものである
請求項1に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項8】 鍋は、その底壁を平面状にしたものであ
る請求項1ないし7のいずれかに記載の鍋と鍋用段付の
組み合わせ。 - 【請求項9】 鍋用段付は、1段構造の段板を有し、こ
の段板は鍋の底壁と平行になるように作られたものであ
る請求項8に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項10】 鍋用段付は、1段構造の段板を有し、
この段板は鍋の底壁と傾斜を持つように作られたもので
ある請求項8に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項11】 段板の傾斜は、鍋の底壁に対して3°
〜15°である請求項10に記載の鍋と鍋用段付の組み
合わせ。 - 【請求項12】 鍋用段付は、複数段の段板を有するも
のである請求項1ないし8のいずれかに記載の鍋と鍋用
段付の組み合わせ。 - 【請求項13】 鍋用段付は、その段板に1つ以上の小
孔を有するものである請求項2ないし12のいずれかに
記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項14】 鍋用段付は、その段板の中を切り取ら
れ、そこに金網を張ったものである請求項2ないし12
のいずれかに記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項15】 鍋用段付は、全体が網状のものである
請求項1ないし12のいずれかに記載の鍋と鍋用段付の
組み合わせ。 - 【請求項16】 鍋用段付は、金属塊またはセラミック
塊によりなるものである請求項1に記載の鍋と鍋用段付
の組み合わせ。 - 【請求項17】 鍋用段付は、鍋の内寸よりわずかに小
さい金網と、この金網に取り付けられた段板を備えたも
のである請求項1に記載の鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項18】 鍋は、その底壁を平面状にしたもので
ある請求項16または17に記載の鍋と鍋用段付の組み
合わせ。 - 【請求項19】 横断面を円形状とした鍋と、この鍋と
別に成型されたこの鍋の横断面を分割した扇形形状の段
板を備えた第一の鍋用段付と、前記鍋と別に成型された
前記鍋の横断面を分割した扇形形状で、前記第一の鍋用
段付より高さの低い段板を備えた第二の鍋用段付と、よ
りなる鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項20】 横断面を正4の倍数角形とした鍋と、
この鍋と別に成型されたこの鍋の横断面を中心より4分
割した形状の段板を備えた第一の鍋用段付と、前記鍋と
別に成型された前記鍋の横断面を中心より4分割した形
状で、前記第一の鍋用段付より高さの低い段板を備えた
第二の鍋用段付、よりなる鍋と鍋用段付の組み合わせ。 - 【請求項21】 底面を平面状とした外鍋と、底面に段
差部を備えた内鍋とを備え、前記外鍋と前記内鍋との間
に熱伝導性材料を封入してなる鍋。 - 【請求項22】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、段板を底面とする柱状にプレス成型された鍋用
段付。 - 【請求項23】 その側面に段板の下部に油が回るよう
にする油流通孔を備えた請求項22に記載の鍋用段付。 - 【請求項24】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、段板と、この段板が脱落しないように鍋の側壁
に引っ掛ける引っ掛け具を備えた鍋用段付。 - 【請求項25】 段板の端部に具が段板の下に入り込ま
ないようにする隔壁を備えたものである請求項24に記
載の鍋用段付。 - 【請求項26】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、段板のみよりなる鍋用段付。 - 【請求項27】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、1段構造の段板を有し、この段板は鍋と組み合
わせた時に鍋の底壁と平行になるように作られたもので
ある鍋用段付。 - 【請求項28】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、1段構造の段板を有し、この段板は鍋と組み合
わせた時に鍋の底壁と傾斜を持つように作られたもので
ある鍋用段付。 - 【請求項29】 段板の傾斜は、鍋の底壁に対して3°
〜15°である請求項28に記載の鍋用段付。 - 【請求項30】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、複数段の段板を有する鍋用段付。 - 【請求項31】 段板は、1つ以上の小孔を有するもの
である請求項22ないし30のいずれかに記載の鍋と鍋
用段付の組み合わせ。 - 【請求項32】 段板は、その中を切り取られ、そこに
金網を張ったものである請求項22ないし30のいずれ
かに記載の鍋用段付。 - 【請求項33】 全体が網状のものである請求項22な
いし30のいずれかに記載の鍋用段付。 - 【請求項34】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、金属塊またはセラミック塊によりなる鍋用段
付。 - 【請求項35】 鍋と組み合わせて使用する鍋用段付で
あって、組み合わせて使用する鍋の内寸よりわずかに小
さい金網と、この金網に取り付けられた段板を備えた鍋
用段付。 - 【請求項36】 請求項22または23の鍋用段付と組
み合わせて使用することが可能な鍋であって、その側壁
に鍋用段付がずれないようにするリブを備えた鍋。 - 【請求項37】 請求項26の鍋用段付と組み合わせて
使用することが可能な鍋であって、鍋用段付の段板が脱
落しないようにする帯を備えた鍋。 - 【請求項38】 底壁を平面状にしたものである請求項
36または37に記載の鍋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7601295A JPH08266427A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 鍋、鍋用段付、鍋と鍋用段付の組み合わせ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7601295A JPH08266427A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 鍋、鍋用段付、鍋と鍋用段付の組み合わせ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266427A true JPH08266427A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13592917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7601295A Withdrawn JPH08266427A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 鍋、鍋用段付、鍋と鍋用段付の組み合わせ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08266427A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007037933A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Kiyoshi Takei | 天ぷら鍋並びに天ぷら鍋の構成部材 |
JP2008520261A (ja) * | 2004-11-16 | 2008-06-19 | ジネルバ フライング パン インターナショナル エスアー | 改良型フライパン |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7601295A patent/JPH08266427A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008520261A (ja) * | 2004-11-16 | 2008-06-19 | ジネルバ フライング パン インターナショナル エスアー | 改良型フライパン |
JP2007037933A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Kiyoshi Takei | 天ぷら鍋並びに天ぷら鍋の構成部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |