JPH08266346A - キッチンセット - Google Patents

キッチンセット

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Publication number
JPH08266346A
JPH08266346A JP7075309A JP7530995A JPH08266346A JP H08266346 A JPH08266346 A JP H08266346A JP 7075309 A JP7075309 A JP 7075309A JP 7530995 A JP7530995 A JP 7530995A JP H08266346 A JPH08266346 A JP H08266346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
range hood
piping
lower cabinet
kitchen set
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7075309A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Takahashi
良和 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7075309A priority Critical patent/JPH08266346A/ja
Publication of JPH08266346A publication Critical patent/JPH08266346A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管スペース等を確保でき、省施工化が図れ
るキッチンセットを提供する。 【構成】 配管スペースを有する上方キャビネットと、
配管スペースを有し前記上方キャビネットの底部におい
てこれと連通する下方キャビネットと、前記上方キャビ
ネットの手前に設置されるレンジフードと、前記下方キ
ャビネットの手前に設置されるキャビネットとから成る
キッチンセット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管スペース等を確保で
きるキャビネットを有するキッチンセットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、図4に示
すように、下キャビネット101と上キャビネット10
5とレンジフード103を備えるキッチンセットにおい
て、下キャビネット101用スペーサー102の手前に
下キャビネット101を設置し、レンジフード103用
スペーサー104の手前にレンジフード103を設置す
ることにより配管スペース等を確保していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、下キャビネット用スペーサー及びレンジフード用ス
ペーサーの施工の際の位置決めにかなりの工数を要する
とともに部品点数が多くキッチンセットの施工が煩雑に
なっていた。本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、配管スペース等を確保でき、省施工化が図れるキッ
チンセットを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
キッチンセットは、配管スペースを有する上方キャビネ
ットと、配管スペースを有し前記上方キャビネットの底
部においてこれと連通する下方キャビネットと、前記上
方キャビネットの手前に設置されるレンジフードと、前
記下方キャビネットの手前に設置されるキャビネットと
から成ることを特徴とするものである。
【0005】ここでキッチンセットとは少なくともキャ
ビネットとレンジフードとを備え、台所作業ができるも
のをいう。配管スペースとは、水道配管、レンジフード
用ダクト配管、ガス配管、電気配線その他をいう。
【0006】本発明の請求項2記載のキッチンセット
は、請求項1記載のキッチンセットにおいて、上方キャ
ビネットと下方キャビネットとが一体であることを特徴
とするものである。
【0007】本発明の請求項3記載のキッチンセット
は、請求項1又は請求項2記載のキッチンセットにおい
て、レンジフードの下のキャビネットに、レンジフード
に覆われる調理機器を設置し、前記上方キャビネットに
開閉扉を設置し、該開閉扉を開くと前記調理機器の両側
を囲む油煙ガイドとなることを特徴とするものである。
【0008】本発明の請求項4記載のキッチンセット
は、請求項3記載のキッチンセットにおいて、上方キャ
ビネットの内部前方でレンジフードの下の位置に収納部
を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載のキッチンセットは、下
方キャビネットによりキャビネットの後方に配管スペー
スが確保され、上方キャビネットによりレンジフードの
後方に前記配管スペースと連通する配管スペースが確保
されている。レンジフードのダクト配管を行う場合は、
レンジフードの後方の上方キャビネットの配管スペース
にダクトを通し、さらにこれと連通するキャビネットの
後方の下方キャビネットの配管スペースを通してダクト
を屋外に導く。キャビネットの後方の配管スペースとレ
ンジフード後方の配管スペースとが連通しているためス
ムーズにダクト配管を行うことができる。またキャビネ
ットの水道配管を行う場合は、キャビネットの後方の配
管スペースに水道配管を通してこれを屋外に導く。キャ
ビネットの後方の配管スペースとレンジフード後方の配
管スペースとを使用して電気配線等のための配管をする
こともできる。
【0010】本発明の請求項2記載のキッチンセット
は、上方キャビネットと下方キャビネットとを一体とし
て施工するため、これらの施工が容易に行えると共にキ
ッチンセットの部品点数を削減できる。
【0011】本発明の請求項3記載のキッチンセット
は、調理機器を使用する場合に上方キャビネットの開閉
扉を開くと前記調理機器の両側を囲む。これを油煙ガイ
ドとして使用できる。
【0012】本発明の請求項4記載のキッチンセット
は、調理機器の近くである上方キャビネットの内部前方
でレンジフードの下の位置に調理用小物等を収納するこ
とにより、使い勝手が向上すると共に省スペース化を図
ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一の実施例であるキッチンセ
ットの分解斜視図である。図2は上方キャビネットと下
方キャビネットの斜視図である。図3は本発明の一の実
施例であるキッチンセットの施工完了後の斜視図であ
る。図1及び図3に示すように、このキッチンセットは
上方キャビネット2と下方キャビネット7とキャビネッ
ト15a、15bとレンジフード13とカウンター16
と調理機器としてのガスコンロ17とから構成される。
図2に示すように、上方キャビネット2とこれと略同一
幅の下方キャビネット7とは上方キャビネット2の底部
において連通して一体として構成されている。
【0014】下方キャビネット7は底面10aと側面1
1aと上面12aとから構成される枠体状であり片側の
側面11aに水道配管孔5とダクト配管孔6を有し壁面
4に固定される。下方キャビネット7はキャビネット1
5a、15bと同等の高さであり、キャビネット15a
は下方キャビネット7の上面12aと側面11aの前端
部に当接され、その手前に設置される。キャビネット1
5aは側板と底板を備え収納機能を有する。尚キャビネ
ット15aには背板はなく下方キャビネット7に設置さ
れた状態でこれと連通させることとしている。キャビネ
ット15bはキャビネット15aの隣に位置し下方キャ
ビネット7の側面11aの前端部に当接され、その手前
に設置される。キャビネット15bは側板と底板を備え
収納機能を有すると共にその上部にガスコンロ17が組
み込まれる。キャビネット15bにも背板はなく下方キ
ャビネット7に設置された状態でこれと連通させること
としている。下方キャビネット7の材質は木質材料を使
用できるがこれに限定するものではない。
【0015】上方キャビネット2は側面11bと上面1
2bとから構成される枠体状の前面に前板1を有し、前
板1の正面中程に収納部8を有すると共にその前方に開
閉扉9を有し、上部にダクト配管孔6を有する。また底
面はなく下方キャビネット7に連通している。上方キャ
ビネット2の前板1にレンジフード13が当接し、その
手前に設置される。レンジフード13の材質は無機質板
等の不燃材が適切である。収納部8及び開閉扉9の材質
についても同様である。
【0016】上方キャビネット2と下方キャビネット7
は配管スペース等に使用されるものであるため壁面4に
予めコンセント21を設置しておくと、施工時等に便利
である。
【0017】以下にこのキッチンセットの施工方法につ
いて説明する。先ず一体として構成されている上方キャ
ビネット2と下方キャビネット7とをネジ等を使用して
壁4に固定する。これにより上方キャビネット2の下方
キャビネット7に対する位置を決める必要かなく、簡易
迅速な施工ができる。
【0018】次に上方キャビネット2の手前上方にレン
ジフード13を設置する。そしてレンジフード13の排
気ダクト14をレンジフード13の上面から上方キャビ
ネット2の正面のダクト配管孔6を通して上方キャビネ
ット2内に導き、さらに上方キャビネット2と連通して
いる下方キャビネット7内を通して下方キャビネット7
の側面11aのダクト配管孔6から下方キャビネット7
の外に導き、ここから屋外に導いて、レンジフード13
からの排気が屋外に排出されるようにする。上方キャビ
ネット2と下方キャビネット7とにより、連通した配管
スペース19が確保されているのでダクト配管14の施
工がスムーズに行える。尚レンジフード13の排気ダク
ト14は壁面4や天井面から屋外に導く場合の方が多い
が、この場合は配管スペース19を使用することによ
り、このような施工も容易に行えることとなる。
【0019】次にレンジフード13側のコネクターのコ
ードを伸ばしてを上方キャビネット2を通してと下方キ
ャビネット7に導き、コネクターをコンセント21に接
続することによりレンジフード13の電気配線を行っ
た。この場合も上方キャビネット2と下方キャビネット
7とにより、連通した配管スペース19が確保されてい
るのでレンジフード13の電気配線がスムーズに行え
る。尚この場合電気配線を保護するための配管は不要で
あり、コードは裸のままでもよい。
【0020】次に下方キャビネット7の手前にキャビネ
ット15a、15bを設置する。この場合キャビネット
15a、15bと下方キャビネット7とは連通している
ため配管等の作業が容易になる。さらにキャビネット1
5aの上にカウンター16を載置しキャビネット15b
の上にガスコンロ17を載置する。ガスコンロ17はレ
ンジフード13の真下位置に組み込まれている。カウン
ター16はその中央部にシンク20を有し、シンク20
内で食器等の洗い物を行い、ここから排水する。従って
シンク20に水道配管18を接続する必要がある。そこ
でシンク20下部から下方キャビネット7内を通してキ
ャビネット7の側面11aの水道配管孔5からキャビネ
ット7の外に導き、ここから屋外の水道管に接続する。
下方キャビネット7により、配管スペース19が確保さ
れているので水道配管18の施工がスムーズに行える。
【0021】その他ガス配管なども上記配管スペース1
9を使用して行うことによりスムーズに行え、省施工化
を図ることができる。
【0022】以下にガスコンロ17の使用方法について
説明する。ガスコンロ17を使用して調理を行う場合に
は、上方キャビネット2の開閉扉9を開いて、開閉扉9
がガスコンロ17の両側を囲んだ状態で調理を行う。か
かる場合開閉扉9が油煙ガイドとしての役割を果たし、
油煙の飛散する空間はレンジフード13と開閉扉9で囲
まれる極めて狭い空間となるため、調理により発生する
油煙をキッチンの他の場所に飛散させることなくレンジ
フード13から排出することができる。
【0023】また調理の際、上方キャビネット2の中程
の収納部8に収納している調理用小物等を使用すること
により使い勝手が向上するとと共に、省スペース化を図
ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のキッチンセット
は、配管スペースを確保できるためスムーズに配管等を
行うことができ、省施工化を図る事が出来る。
【0025】本発明の請求項2記載のキッチンセット
は、請求項1記載のキッチンセットの効果に加えて、さ
らに省施工化を図る事が出来ると共にキッチンセットの
部品点数を削減できる。
【0026】本発明の請求項3記載のキッチンセット
は、請求項1又は請求項2記載のキッチンセットの効果
に加えて、油煙を広範囲に飛散させることなくレンジフ
ードから排出することができる。
【0027】本発明の請求項4記載のキッチンセット
は、請求項3記載のキッチンセットの効果に加えて、調
理機器の近くに調理用小物等を収納することができ、使
い勝手が向上すると共に省スペース化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施例であるキッチンセットの分
解斜視図である。
【図2】同上キッチンセットの上方キャビネットと下方
キャビネットの斜視図である。
【図3】同上キッチンセットの施工完了状態の斜視図で
ある。
【図4】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 上方キャビネット 7 下方キャビネット 8 収納部 9 開閉扉 13 レンジフード 15 キャビネット 17 調理機器 19 配管スペース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管スペースを有する上方キャビネット
    と、配管スペースを有し前記上方キャビネットの底部に
    おいてこれと連通する下方キャビネットと、前記上方キ
    ャビネットの手前に設置されるレンジフードと、前記下
    方キャビネットの手前に設置されるキャビネットとから
    成ることを特徴とするキッチンセット。
  2. 【請求項2】 上方キャビネットと下方キャビネットと
    が一体であることを特徴とする請求項1記載のキッチン
    セット。
  3. 【請求項3】 レンジフードの下のキャビネットに、レ
    ンジフードに覆われる調理機器を設置し、前記上方キャ
    ビネットに開閉扉を設置し、該開閉扉を開くと前記調理
    機器の両側を囲む油煙ガイドとなることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のキッチンセット。
  4. 【請求項4】上方キャビネットの内部前方でレンジフー
    ドの下の位置に収納部を形成したことを特徴とする請求
    項3記載のキッチンセット。
JP7075309A 1995-03-31 1995-03-31 キッチンセット Pending JPH08266346A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7075309A JPH08266346A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 キッチンセット

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JP7075309A JPH08266346A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 キッチンセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08266346A true JPH08266346A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13572533

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7075309A Pending JPH08266346A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 キッチンセット

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JP (1) JPH08266346A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013104634A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Yamaha Livingtec Corp 連結部材及びそれを用いたシステムキッチン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010313