JPH0826629B2 - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

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JPH0826629B2
JPH0826629B2 JP2005817A JP581790A JPH0826629B2 JP H0826629 B2 JPH0826629 B2 JP H0826629B2 JP 2005817 A JP2005817 A JP 2005817A JP 581790 A JP581790 A JP 581790A JP H0826629 B2 JPH0826629 B2 JP H0826629B2
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nose cover
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eaves
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康人 小林
尚吾 中村
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は傾斜屋根を有する建物の軒先構造に関する。
(従来の技術) 従来の傾斜屋根を有する建物の軒先構造は、実開昭62
−19319号公報のような構造、即ち、第2図又は第3図
に示される軒先構造であった。
第2図に示された軒先構造は屋根野地板11に直角に鼻
隠し板12が取り付けられた構造である。
又、第3図に示された軒先構造は屋根野地板11から垂
直に鼻隠し板13が取り付けられた軒先構造である。
(発明が解決しようとする課題) しかし、第2図に示される屋根野地板に直角に鼻隠し
板が取り付けられた軒先構造では、この鼻隠し板が傾斜
しているから、この鼻隠し板に軒樋を取り付け難いとい
う欠点があった。
特に、軒樋の支持具が軒樋を吊り下げる方式の場合に
は、この支持具が垂直な鼻隠し板に取り付け易いような
構造をしているものが多いから、かかる支持具では、野
地板に直角な鼻隠し板には軒樋の取り付けが困難であっ
た。
又、第3図に示される屋根野地板から垂直に鼻隠し板
を取り付ける軒先構造では、屋根から落下した雨水が鼻
隠し板を伝って垂れ下がると言う問題がある。これを防
止するために、屋根を野地板から突出させると、雪が屋
根に積った場合に、屋根材が折れるという問題が生じ
る。
又、かかる軒先構造では、軒樋の位置が、第2図に示
される軒樋の位置より、前方に突出している。かかる位
置では、屋根に積もった雪が屋根から滑って落ちると
き、丁度雪が軒樋の上に落ちる位置あるから、軒樋が落
下する雪で破損するという問題がある。
そこで、本発明は、鼻隠し板を野地板に直角に取り付
ける問題点、即ち、雪による上記の如き被害と雨水が鼻
隠し板を伝って垂れ下がるという問題を改善し、又、屋
根下地に直角に鼻隠し板を取り付ける問題点、即ち、軒
樋を取り付け難いと言う問題点を改善した軒先構造を提
供することを目的にするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記問題を解決し、上記目的を達成するた
めになされたものであって、傾斜屋根野地板に略直角に
鼻隠し板が取り付けられた軒先構造において、鼻隠し板
の下部にスペーサーを取り付けて鼻隠し板下部を略垂直
面とし、この垂直面と、鼻隠し板上部の野地板に直角な
面とを金属板で覆うように設けたものである。
本発明に使用する金属板とは、鉄板や鋼板のような金
属のみの板でもよいが、鉄板は錆易いので、この鉄板の
表面を亜鉛や錫等でメッキしたものや、鉄板の表面に塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂をコーティングしたり、合成
樹脂フィルムを貼り合わせしたもの等がよい。又、この
メッキやコーティングや貼り合わせ等の表面処理は一方
の表面だけでも良いし、両面してもよい。
(作用) 本発明においては、鼻隠し板の下部にスペーサーを設
けて、ここを垂直面にしているから、軒樋の取り付けが
容易である。
又、鼻隠し板の上部の面は傾斜屋根野地板に直角にな
っているから、雨水が垂れ下がらない。
又、軒樋の位置が、傾斜屋根野地板から直接垂直に鼻
隠し板を設けたものより、突出してないから、雪の害が
ない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明軒先構造の断面図である。
第1図において、1は軒樋、2は軒樋1の支持具であ
って、軒樋1を吊り下げて支持する構造である。
6は屋根材であり、7は野地板である。
5は鼻隠し板であり、野地板7に直角に設けられてい
る。
4はスペーサーであり、鼻隠し板5の下部に取り付け
られ、側面が垂直面になっている。
3は金属板であり、両面塩化ビニル樹脂フィルム貼り
薄鉄板である。この金属板3は鼻隠し板5の上部の野地
板7に直角になされている面からスペーサーの垂直面
に、更に、軒天材8の下部の面迄を覆っている。
9は縦樋である。
次に、この軒先の構造の組立方法及びその作用を説明
する。
鼻隠し板5を傾斜屋根の野地板7に直角に取り付け
る。次に、スペーサー4を鼻隠し板5の下部に取り付け
る。
この鼻隠し板5の上部及びスペーサー4の表面に金属
板3を取り付ける。すると、この金属板3は鼻隠し板5
の上部では、屋根野地板7に直角になり、スペーサーの
ある鼻隠し板5の下部では垂直面になっている。
このスペーサー4のある垂直面に軒樋の支持具2を取
り付け、その後、軒樋1をこの支持具2に取り付ける。
この軒樋1の支持具を取り付ける面は垂直になっている
から、取り付け易い。
この軒樋1に縦樋9を取り付けると軒先構造は完成す
る。
このように、軒樋1を取り付けると、軒樋は、野地板
7の先端から直接垂直に取り付けた鼻隠し板に軒樋を取
り付けた位置より後方に、取り付けられるから、雪によ
る害は発生しない。
(本発明の効果) 以上の説明で判るように、本発明の鼻隠し板を傾斜屋
根の野地板に略直角に取り付けると、野地板から屋内方
向に鼻隠し板が傾斜しているから、雨水の垂れ下がりが
ない。
又、本発明では軒樋の支持具を取り付ける位置が鼻隠
し板の下部で、スペーサーで略垂直面にされたところで
あるから、軒樋が取り付け易い。
又、本発明では、軒樋は、屋根野地板から垂直な鼻隠
し板に取り付けた軒樋より、後方に取り付けられ、突出
していないから、雪の害は起こり難い。
又本発明では金属板で鼻隠し板を化粧しているから、
この金属板を交換するだけで、鼻隠し板の模様を変更で
きるので極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明軒先構造を示す断面図、第2図は野地板
に直角に鼻隠し板が取り付けられた従来の軒先構造を示
す断面図、第3図は野地板から垂直に鼻隠し板が取り付
けられた従来の軒先構造を示す断面図である。 3……金属板 4……スペーサー 5……鼻隠し板 7……野地板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜屋根野地板に略直角に鼻隠し板が取り
    付けられた軒先構造において、鼻隠し板の上部に露出面
    を残して鼻隠し板の下部にスペーサーを取り付けて、鼻
    隠し板下部の側面を略垂直面とし、この垂直面と、鼻隠
    し板上部の野地板に直角な露出面とを金属板で覆うこと
    を特徴とする軒先構造。
JP2005817A 1990-01-11 1990-01-11 軒先構造 Expired - Fee Related JPH0826629B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023535U (ja) * 1983-07-25 1985-02-18 ナショナル住宅産業株式会社 屋根パネル
JPH0416827Y2 (ja) * 1986-08-26 1992-04-15

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