JPH08265540A - 通信処理装置 - Google Patents

通信処理装置

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Publication number
JPH08265540A
JPH08265540A JP7066152A JP6615295A JPH08265540A JP H08265540 A JPH08265540 A JP H08265540A JP 7066152 A JP7066152 A JP 7066152A JP 6615295 A JP6615295 A JP 6615295A JP H08265540 A JPH08265540 A JP H08265540A
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JP
Japan
Prior art keywords
communication
processing
program
failure
data memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP7066152A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Ota
哲司 太田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP7066152A priority Critical patent/JPH08265540A/ja
Publication of JPH08265540A publication Critical patent/JPH08265540A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信処理装置での障害解析処理とリカバリー処
理を、装置コストを高くする退避メモリーに依存するこ
となく適正に行わせる 【構成】運用データメモリーの記憶データによって障害
解析処理を行わせるとともに、その障害解析処理の終了
を待ってから上記運用データメモリーの初期化を伴うリ
カバリー処理を行わせる。 【効果】運用データメモリーの記憶データを障害解析処
理に直接利用させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信運用中に発生する
障害の解析処理機能を備えた通信処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などを構成する通信処
理装置では、たとえば通信途中での回線切断(フックオ
ン)あるいは非ファクシミリ端末からの着呼等によっ
て、装置の動作が異常停止するなどの障害が発生した場
合、その装置の状態を初期化する復帰処理いわゆるリカ
バリー処理とともに、上記障害の原因を解析する処理が
必要となる。
【0003】図6は本発明に先だって検討された通信処
理装置の概略構成を示す。同図に示す装置は、通信運用
部2の制御部をなすCPU(マイクロ回路化されたコン
ピュータ)21、このCPU21のリセットにより起動
されるシステムプログラム22、このシステムプログラ
ム22の実行により起動される通信運用プログラム2
3、この通信運用プログラム23の実行に伴う運用デー
タを記憶する運用データメモリー24、退避メモリー2
5、運用データメモリー24の記憶データを退避メモリ
ー25へ転送して保存させるデータ退避処理手段26、
退避メモリー25に保存されたデータ(トレースデー
タ)を使って障害の解析処理を行う障害解析部1などを
有し、障害が発生すると、まず、運用データメモリー2
4の記憶データを退避メモリー25に転送・保存する退
避処理を行い、次に、CPU21のリセットによる通信
運用プログラム23の再起動によって装置の状態を初期
化する復帰処理(リカバリー処理)と、退避メモリー2
5のデータによる解析処理を行う。
【0004】なお、障害解析部1は上位接続されたホス
トCPU11が実行する障害解析プログラム12により
形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成に
よれば、障害解析に必要な運用データを保存する退避メ
モリーが装置コストを高くする、という問題があった。
【0006】上述の問題は以下の理由で生じる。すなわ
ち、障害を生じた装置の状態を初期化するリカバリー処
理では、その障害の原因となった不正データを除去する
ために、運用データメモリーの記憶内容も初期化され
る。つまり、運用データメモリーのデータはリカバリー
処理に伴って自動的に消去あるいは無効化されてしま
う。そこで、障害解析に必要な運用データを確保するた
めに、障害発生時点での運用データをあらかじめ退避メ
モリーに保存させる必要があった。
【0007】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、装置コストを高くする退避メモリーに依存する
ことなく、障害解析処理とリカバリー処理を適正に行わ
せることができる通信処理装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、通信処理装置の制御部をなすCPUと、
このCPUのリセットにより起動されるシステムプログ
ラムと、このシステムプログラムの実行により起動され
る通信運用プログラムと、この通信運用プログラムの実
行に伴う運用データを記憶する運用データメモリーと、
通信運用中の障害発生を検知する障害検知手段と、この
障害検知手段の検知を受けて上記CPUをリセットによ
り上記システムプログラムの実行状態へ移行させるリセ
ット処理手段と、障害が検知された場合に上記運用デー
タメモリーの記憶データを使って上記障害の解析処理を
行う障害解析手段と、この障害解析手段の処理終了を待
ってから上記運用データメモリーの初期化を伴う復帰処
理を実行する起動制御手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は、上述の構成によって、運用データメ
モリーの記憶データを障害解析処理に直接利用させるこ
とができるため、装置コストを高くする退避メモリーに
依存することなく、障害解析処理とリカバリー処理を適
正に行わせることが可能となる。また、複数の通信制御
部をホスト装置に接続した通信処理装置の場合、各通信
制御部にて個別に生じる障害の解析処理とリカバリー処
理を、各通信制御部毎に適正に行わせることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら説
明する。
【0011】なお、図において、同一符号は同一または
相当部分を示すものとする。図1は本発明の一実施例に
よる通信処理装置の概略構成を示すものであって、1は
障害解析部、2は通信運用部、21は通信運用部2の主
制御部をなすCPU、22はCPU21のリセットによ
り起動されるシステムプログラム、23はシステムプロ
グラム22の実行により起動される通信運用プログラ
ム、24は通信運用プログラム23の実行に伴う運用デ
ータを記憶する運用データメモリーである。
【0012】ここで、障害解析部1は、通信運用部2に
対して上位接続されたホストCPU11が実行する障害
解析プログラム12により形成され、運用データメモリ
ー24の記憶データを使って上記障害の解析処理を行
う。
【0013】通信運用プログラム23内には、通信運用
を行うための通信制御処理プログラムに加えて、通信運
用中の障害発生を検知する障害検知処理プログラムと、
この障害検知処理プログラムによる検知を受けて上記C
PU21をリセットにより上記システムプログラム22
の実行状態へ移行させるリセット処理プログラムが組み
込まれている。
【0014】システムプログラム22内には、通信運用
プログラム23の起動に先立って実行されるプログラム
として、運用データメモリー24内のデータを障害解析
部1へ転送する転送処理プログラムと、障害解析部1で
の解析処理終了を待ってから運用データメモリー24の
初期化を伴う復帰処理(リカバリー処理)すなわちここ
では通信運用プログラム23の再起動を実行する起動制
御プログラムが組み込まれている。
【0015】図2は通信運用部2のCPU21によって
アクセス使用されるメモリーシステムの概略構成例を示
す。同図に示すメモリーシステムは、システムプログラ
ム22の格納領域を提供するROM(読出専用メモリ
ー)、システムデータエリアおよびシステムプログラム
と通信運用プログラムの共通データエリアを提供するS
RAM(スタチック型RAM)、運用プログラムエリア
および運用データエリアを提供するDRAM(リフレッ
シュ型RAM)により構成されている。上記運用データ
メモリー24はDRAMの領域に形成されている。
【0016】以上のように構成された通信処理装置につ
いて、以下その動作を説明する。図3は、図1に示した
通信運用部2の要部における動作例を示すフローチャー
トである。
【0017】図1および図3において、まず、通信運用
プログラム23による通信運用中に、たとえば通信途中
での回線切断(フックオン)などにより装置の動作が異
常停止する障害が発生すると、障害解析部1に対して障
害情報(エラー情報)の通知が行われた後、CPU21
に対してリセット処理が行われる(S1,S2,S3,
S4)。
【0018】CPU21はリセットによりシステムプロ
グラム22を実行するシステム状態に移行する。このシ
ステム状態では、まず、障害解析部1からの要求に応じ
て、運用データメモリー24に記憶されている運用デー
タをその障害解析部1へ転送する処理が行われる(S
5,S6)。次に、その障害解析部1が障害解析処理を
終了して運用再開指令を発するのを待つ(S7)。
【0019】障害解析部1が解析処理を終了して運用再
開指令を発すると、これを受けて、システムを初期化
し、通信運用プログラム23を再起動させる(S8)。
【0020】以上のようにして、運用データメモリー2
4の記憶データによって障害解析処理を行わせるととも
に、その障害解析処理の終了を待ってから上記運用デー
タメモリー24の初期化を伴うリカバリー処理が行われ
る。
【0021】図4は、図1中に示した障害解析部1の要
部における動作例を示すフローチャートである。
【0022】図1および図4において、障害解析部1
は、通信運用部2から障害情報(エラー情報)の受け取
ると、その障害の原因解析に必要な運用データ(トレー
スデータ)を通信運用部2内の運用データメモリー24
から取得する(S1)。この取得のための転送処理は通
信運用部2側のCPU21を介して行われる。取得した
データによる解析処理が終了すると、通信運用部2に対
して運用再開指令を発する(S3)。そして、通信運用
部2が通信運用プログラム23により通信運用状態に復
帰するのを確認した後、解析処理を終了する(S4)。
【0023】以上のように、上述した実施例の装置で
は、運用データメモリー24の記憶データによって障害
解析処理を行わせるとともに、その障害解析処理の終了
を待ってから上記運用データメモリーの初期化を伴うリ
カバリー処理を行わせることによって、運用データメモ
リー24の記憶データを障害解析処理に直接利用させる
ことができる。これにより、装置コストを高くする退避
メモリーに依存することなく、障害解析処理とリカバリ
ー処理を適正に行わせることができる。
【0024】図5は、図1に示した装置を多層層構成の
通信システムに適用させた場合の実施例を示す。
【0025】同図に示すシステムでは、ホストとして上
位接続される障害解析部1と下位接続される通信制御ボ
ード3の間に上述した通信運用部2を位置させるととも
に、この通信運用部2をもって、下位側からの障害検知
情報および通信運用データと上位側からの再起動指令の
受け渡しを媒介する中継手段を形成せしめている。これ
により、下位側の通信制御ボード3にて個別に生じる障
害の解析処理とリカバリ−処理を、ボード3ごとにそれ
ぞれに適正に行わせることができる。この場合、各通信
制御ボード3はそれぞれ、図1に示した通信運用部2と
同様の構成を有するものとする。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、運用データメモリーの記憶データによって障害解析
処理を行わせるとともに、その障害解析処理の終了を待
ってから上記運用データメモリーの初期化を伴うリカバ
リー処理を行わせることによって、運用データメモリー
の記憶データを障害解析処理に直接利用させることがで
きるため、装置コストを高くする退避メモリーに依存す
ることなく、障害解析処理とリカバリー処理を適正に行
わせることができる、という効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による通信処理装置の概略構
成図
【図2】運用データメモリーを含むメモリーシステムの
概略構成例を示す図
【図3】図1に示した通信運用部2の要部における動作
例を示すフローチャート
【図4】図1中に示した障害解析部1の要部における動
作例を示すフローチャート
【図5】図1に示した装置を多層層構成の通信システム
に適用させた場合の実施例を示す概略構成図
【図6】本発明に先だって検討された通信処理装置の概
略構成図
【符号の説明】
1 障害解析部 11 ホストCPU 12 障害解析プログラム 2 通信運用部 21 CPU(マイクロ回路化されたコンピュータ) 22 システムプログラム 23 通信運用プログラム 24 運用データメモリー 3 通信制御ボード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信処理装置の制御部をなすCPUと、
    このCPUのリセットにより起動されるシステムプログ
    ラムと、このシステムプログラムの実行により起動され
    る通信運用プログラムと、この通信運用プログラムの実
    行に伴う運用データを記憶する運用データメモリーと、
    通信運用中の障害発生を検知する障害検知手段と、この
    障害検知手段の検知を受けて上記CPUをリセットによ
    り上記システムプログラムの実行状態へ移行させるリセ
    ット処理手段と、障害が検知された場合に上記運用デー
    タメモリーの記憶データを使って上記障害の解析処理を
    行う障害解析手段と、この障害解析手段の処理終了を待
    ってから上記運用データメモリーの初期化を伴う復帰処
    理を実行する起動制御手段とを備えたことを特徴とする
    通信処理装置。
  2. 【請求項2】 リセット処理手段は通信運用プログラム
    内に形成されており、起動制御手段はシステムプログラ
    ム内に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    通信処理装置。
  3. 【請求項3】 システムプログラム内には運用データメ
    モリー内のデータを障害解析手段へ転送する転送処理手
    段が形成されていることを特徴とする請求項1記載の通
    信処理装置。
  4. 【請求項4】 障害解析手段は上位接続されたホスト装
    置に形成されていることを特徴とする請求項1記載の通
    信処理装置。
  5. 【請求項5】 ホスト装置に複数の通信制御部を接続
    し、前記通信制御部より複数の宛先端末に送信する通信
    処理装置であって、前記通信制御部はCPUと、このC
    PUのリセットにより起動されるシステムプログラム
    と、このシステムプログラムの実行により起動される通
    信運用プログラムと、この通信運用プログラムの実行に
    伴う運用データを記憶する運用データメモリーと、通信
    運用中の障害発生を検知する障害検知手段と、この障害
    検知手段の検知を受けて前記CPUをリセットにより上
    記システムプログラムの実行状態へ移行させるリセット
    処理手段と、障害が検知された場合に前記運用データメ
    モリーの記憶データを前記ホスト装置に転送する手段と
    を備え、前記ホスト装置は転送された記憶データにより
    障害の解析処理を行う障害解析手段を備え、前記通信制
    御部では前記障害解析手段の処理終了を待ってから前記
    運用データメモリーの初期化を行うようにしたことを特
    徴とする通信処理装置。
JP7066152A 1995-03-24 1995-03-24 通信処理装置 Pending JPH08265540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7066152A JPH08265540A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 通信処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7066152A JPH08265540A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 通信処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265540A true JPH08265540A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13307618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7066152A Pending JPH08265540A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 通信処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08265540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011054146A (ja) * 2009-08-03 2011-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置と画像形成装置の障害復旧方法とプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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