JP2879480B2 - 冗長計算機システムの同期外れ時の切替方式 - Google Patents

冗長計算機システムの同期外れ時の切替方式

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JP2879480B2
JP2879480B2 JP3130306A JP13030691A JP2879480B2 JP 2879480 B2 JP2879480 B2 JP 2879480B2 JP 3130306 A JP3130306 A JP 3130306A JP 13030691 A JP13030691 A JP 13030691A JP 2879480 B2 JP2879480 B2 JP 2879480B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常時は動作している動
作側計算機及び常時は待機状態にある待機側計算機から
なる冗長計算機システムの同期外れ時の切替方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、プロセス制御を行う場合には、
常時は動作している動作側計算機と常時は待機状態にあ
る待機側計算機とが備えられており、動作側計算機と待
機側計算機間は、両計算機の動作と同期して読みだし書
き込みが行われるように通信ラインで接続され、システ
ムが正常に動作している時には、動作側計算機により処
理されたプロセス処理結果のデータが通信ラインを介し
て待機側計算機内のメモリへリアルタイムに転送されて
いる。また、動作側計算機と待機側計算機間にトレース
機能を有するトレースメモリが配置されているシステム
もあり、この場合動作側計算機によって処理されたデー
タは、トレースメモリを介して待機側計算機のメモリへ
転送される。そして、動作側計算機が何らかの原因でそ
の動作を停止すると、待機側計算機がこれを検出し、双
方の計算機間において同期がとれている場合は、待機側
計算機は自身のメモリへ転送されたデータに基づいてプ
ロセス制御処理を続行するものとなっている。すなわ
ち、双方の計算機間が同期した状態において、動作側計
算機がその動作を停止した場合は連続したプロセス制御
処理を再開するが、同期が外れた状態において動作側計
算機が停止した場合には、メモリ内容が保障できないと
いうことで、プロセス制御処理を再開しないようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の冗長計
算機システムは、動作側計算機の動作停止直前に、動作
側計算機の外部バス等の動作側計算機に起因する異常が
発生して同期外れ状態となった場合でも、プロセス制御
を打ち切るようにようにしているため、待機側計算機が
正常であるにもかかわらず、プロセス制御を続行できな
いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、少なくとも正常動作中の動作側計
算機システムの異常が検出されたときに起動されるタイ
マーと、前記異常が検出された動作側計算機システム
動作停止状態を検出する検出手段と、この検出手段によ
り動作側計算機システムの動作停止状態が検出されたと
きタイマーの計時時間が予め設定された時間よりも短い
場合は待機側計算機による処理実行を許可する手段とを
待機側計算機に備えたものである。
【0005】
【作用】正常動作中の動作側計算機システムの界常が発
生した時点でタイマーは起動され、前記異常が発生した
動作側計算機システムの動作停止状態が検出されたとき
タイマーの計時時間が予め設定された時間よりも短い
合は、動作側計算機に代わって待機側計算機による処理
実行が再開される。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る冗長計算機の同期外れ時の切
替方式を適用した冗長計算機システムの一実施例を示す
構成図である。同図において、1はプロセス制御を実行
する動作側計算機システム(第1の計算機)、2は常時
は待機状態にあって動作側計算機システム1に異常が発
生しこれが停止したときに動作側計算機システム1に代
わってプロセス制御を実行する待機側計算機システム
(第2の計算機)、3はトレース機能モジュール、4は
通信線、5は信号線である。また、動作側計算機システ
ム1は、CPU10、RAM等から構成されるデータベ
ース11、バス12,13から構成されており、さらに
また、待機側計算機システム2は、CPU20、データ
ベース21、バス22から構成されている。
【0007】そして、この切替方式は、待機側計算機シ
ステム2において同期外れを検出後、一定時間を中間モ
ードとし、この一定時間内に動作側計算機システムの停
止による待機側計算機システムへの切り替えが行われた
ときには、プロセス制御を続行するようにしたものであ
る。
【0008】次に、図2は、この切替方式を適用したシ
ステムの動作タイミングを示すタイミングチャートであ
る。このタイミングチャートに基づいて本システムの動
作を説明する。動作側計算機システム1と待機側計算機
システム2との間で同期が確立すると、待機側計算機シ
ステム2の同期モードはSYNCHEDモードとなり、
この場合、動作側計算機システム1は、正常動作を行い
通信線4等を介して不図示の外部装置とプロセスデータ
の送受によるプロセス制御を開始する。そして、外部装
置からプロセスデータを受信すると、このデータをデー
タベース11に格納するとともに、バス12,トレース
機能モジュール3及びバス22を介して待機計算機シス
テム2内のデータベース21へ転送して格納させる。こ
のように、動作側計算機システム1が正常動作中は、動
作側計算機システム1内のデータベース11の内容と待
機側計算機システム2内のデータベース21の内容とは
同一の内容となっている。
【0009】このように、動作側計算機システム1が正
常動作中に、例えば(1)の時点でこの計算機システム1
内のバス13に異常が発生した場合、待機側計算機シス
テム2は同期外れを認識してタイマーをスタートさせる
とともに、同期モードが中間モードであるCOASTモ
ードとなる。その後、(2)の時点で動作側計算機システ
ム1がシステムダウンした場合、待機側計算機システム
2は、通信線4から到来してくるデータ信号のタイムア
ウト、または、信号線5を介する異常信号により、(3)
の時点で計算機システム1の異常を検知する。そして、
この場合、タイマーの計時時間、すなわち同期外れが検
出されてから計算機システム1の異常が検出されるまで
の時間が予め定められた時間T2以内であり、COAS
Tモードであるため、動作側計算機システム1に起因す
る異常が発生したということで、待機側計算機システム
2への切り替え処理を実行する。こうして、待機側計算
機システム2は、停止した動作側計算機システム1に代
わって、(1)の障害発生時点直前のデータベース21の
内容に基づいてプロセス制御を再開する。
【0010】なお、時間T2の経過後に動作側計算機シ
ステム1の異常が検出された場合は、既にCOASTモ
ードではないため、時間T1以上プロセス制御を停止で
きないということで、待機側計算機システム2への切り
替えは行わない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、正常動
作中の第1の計算機システムの異常が発生した時点で
イマーを起動するとともに異常が発生した第1の計算
システムの動作停止状態が検出されたときにタイマー
計時時間が予め設定された時間よりも短い場合は、第
1の計算機に代わって第2の計算機による処理実行を再
開するようにしたので、第1の計算機の異常に起因して
第1の計算機の処理動作が停止した場合、第2の計算機
により速やかな処理の再開が可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冗長計算機の同期外れ時の切替方
式を適用した冗長計算機システムの一実施例を示す構成
図である。
【図2】上記システムの切り替え動作タイミングを示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 動作側計算機システム 2 待機側計算機システム 3 トレース機能モジュール 4 通信線 5 信号線 10,20 CPU1 11,21 データベース 12,13,22,23 バス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/16 - 11/20 G06F 15/16 - 15/117 G05B 9/03

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時はプロセス処理を実行する第1の計
    算機と,前記第1の計算機の処理結果のプロセスデータ
    が格納される第1のデータベースとからなる第1の計算
    機システムと、常時は待機状態にある第2の計算機と,
    前記プロセスデータが格納される第2のデータベースと
    からなる第2の計算機システムと、前記第1のデータベ
    ースのプロセスデータを第2のデータベースに転送する
    トレース機能モジュールとを有し、前記第1の計算機の
    処理実行動作が停止したときに前記第2の計算機により
    処理実行動作を継続させる冗長計算機システムにおい
    て、少なくとも正常動作中の前記第1の計算機システム
    の異常が検出されたときに起動されるタイマーと、前記
    異常が検出された前記第1の計算機システムの動作停止
    状態を検出する検出手段と、この検出手段により前記第
    1の計算機システムの動作停止状態が検出されたとき前
    記タイマーの計時時間が予め設定された時間よりも短い
    場合は前記第2の計算機による処理実行を許可する手段
    とを第2の計算機に備えたことを特徴とする冗長計算機
    システムの同期外れ時の切替方式。
JP3130306A 1991-05-07 1991-05-07 冗長計算機システムの同期外れ時の切替方式 Expired - Lifetime JP2879480B2 (ja)

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