JPH0662087A - 回線アダプタのオンライン保守方式 - Google Patents

回線アダプタのオンライン保守方式

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JPH0662087A
JPH0662087A JP4216712A JP21671292A JPH0662087A JP H0662087 A JPH0662087 A JP H0662087A JP 4216712 A JP4216712 A JP 4216712A JP 21671292 A JP21671292 A JP 21671292A JP H0662087 A JPH0662087 A JP H0662087A
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Masaaki Chinju
正昭 鎮守
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回線制御共通部とバスに接続された活線挿抜可
能な回線アダプタで構成されるシステムにおいて、活線
挿入後、回線の再組み込み後に、組み込んだ回線アダプ
タが再び障害となることを防止する。 【構成】回線アダプタ内20〜2nに、活線挿入後回線
アダプタを初期化するリセット回路32と、回線アダプ
タの有効性を示す有効性フラグ33とを有しまた回線制
御共通部10に回線アダプタ20〜2nのテストプログ
ラムを走行されるマイクロプログラムを有し、回線アダ
プタ20〜2nを挿入後、回線アダプタ20〜2m内の
初期化が実行され、回線制御共通部10のマイクロプロ
グラムで、有効性フラグ33を読み出し、初期化完了し
た回線アダプタにテストプラグラムを実行されることを
特御とする回線アダプタのオンライン保守方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回線アダプタのオンライ
ン保守方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線アダプタのオンライン保守方
式は、回線アダプタが故障した場合、回線アダプタの交
換作業として回線アダプタを活線挿入を行う。活線挿入
されるアダプタは、回線アダプタのリセット回路にて回
線アダプタ自身のハードウエアの初期化が実行され初期
化完了の状態でウエイトした状態のままである。また回
線制御共通部は、内部のマイクロプログラムで回線アダ
プタの送信/受信の割込みを検出するために、常にバス
上に接続されている回線アダプタを順次ポートリングす
ると共に、回線アダプタの有効性フラグを読み出してお
り、フラグが有効になったことを検出して回線アダプタ
が挿入されたことを認識しており、上位の通信制御部よ
り、再び回線に対して起動が行われると回線アダプタは
そのまま動作を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回線ア
ダプタのオンライン保守方式では、回線アダプタのハー
ドウエアの初期化のみ実行しハードエラーが発生しなけ
れば、通信制御部からの起動で、回線の組み込みを行い
運用回線として使用しているため、ハードのエラー検出
機能は一般的には、上位装置(この場合は回線制御共通
部)からの動作指示で内部回路が動作して検出できるこ
とが多く、回線組み込み後送信/受信等の動作を行わな
いで運用回線として組み込むと再び回線アダプタの障害
となる可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の方式は、回線制
御共通部と同一バスに接続され活線挿抜可能な複数の回
線アダプタで構成されている回線制御装置における回線
アダプタのオンライン保守方式において前記回線アダプ
タ内に、アダプタ挿入時に該回線アダプタを初期化する
リセット回路と、該回線アダプタの有効性を示すフラグ
とを有し、また前記回線共通制御部内に、複数の前記回
線アダプタのテストプログロムを走行させるマイクロプ
ログラムを有し、前記回線アダプタを活線挿入後、回線
アダプタ内の初期化を実行し、前記マイクロプログラム
で前記有効性フラグを読み出し、初期化完了した回線ア
ダプタにテストプログラムを実行させることを特徴とす
る。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の第1の実施例の回線制御装
置のブロック図である。
【0007】図1において、回線制御の共通処理を行う
回線制御共通部10と、回線アドレス毎に送信/受信の
制御を行う活線挿入可能な回線アダプタ20〜2nとが
同一のバス40で接続されている。
【0008】回線制御共通部10内には、マイクロプロ
グラムで走行し、常に回線アダプタ20〜2n内の送信
/受信データの共通処理を行うMPU11と、マイクロ
プログラムの格納域及び回線アダプタ20〜2nとの送
受信データの格納域として使用されるローカルメモリ1
2と、バス40との入出力カインタフェースのドライバ
ー・レシーバ13からなる。ローカルメモリ12には回
線アダプタ20〜2nに対するテストプログラムを格納
している。
【0009】回線アダプタ20は、回線制御用LSI3
1と、回線アダプタ20およぴ回線制御LSI31にハ
ードウェアリセットを行うリセット回路32と、回線ア
ダプタ20がリセット完了状態であることを示す有効性
フラグ33と、バス40との入出力インターフェースの
入出力ドライバ・レシーバ34から成る。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。回
線制御共通部10内のMPU11は常時回線からの受信
割り込みを検出する為に、回線制御用LSI31の内部
レジスタをポーリングし、いずれかの回線アダプタ受信
状態であると、該当する回線アダプタの受信処理を行
い、受信状態でない場合は、回線アダプタ20〜2nの
中の次の回線アダプタの回線制御LSI31の内部状態
をポーリングする動作を行っている。本ポーリングの中
で、回線アダプタ20〜2nのうち未実装であるアダプ
タについては、有効性フラグ33を読み出すアドレスを
出力しポーリングを繰り返している。
【0011】ここで、回線アダプタ20が現在未実装
で、新たに実装したたする。回線アダプタ20が未実装
の間はMPU11から回線制御部LSI31の内容及び
有効性フラグ33の内容の両方ともバス40を介して読
み出すことができない為、MPU11は回線アダプタ2
0が障害又は未実装であるとしてローカルメモリ12内
に無効フラグをセットしている。回線アダプタ20をオ
ペレータの介入で活線挿入すると回線アダプタ20はリ
セット回路32でアダプタが挿入されたことを検出し、
回線アダプタ20内及び回線制御用LSI31へハード
ウェアリセットを出力る。
【0012】活線挿入動作が完全に完了するとリセット
回路32は有効性フラグ33をセットし、本回線アダプ
タ20自身の活線挿入動作が完了する。MPU11はポ
ーリング動作の中で読み出し不可であった回線アダプタ
20内の有効性フラグ33が読み出し可能となることで
活線挿入が行われたことを認識し、ローカルメモリ12
に格納しているテストプログラムを読み出し、回線制御
LSI31の送信/受信の折り返し試験を行う。
【0013】テストプログラムの実行が正常終了した場
合は、ローカルメモリ12にセットした無効フラグをリ
セットし、回線アダプタ20の組み込みを行うが、異常
終了した場合は、無効フラグのリセット行わず、回線ア
ダプタ20を切り離したままの状態とする。
【0014】図2は本発明の第2の実施例の回線制御装
置のブロック図である。回線制御共通部10の構成につ
いてば図1と同じである。回線アダプタ20’〜2n’
の構成については、図1における有効性フラグ33の代
わりに、回線アダプタがリセット完了後、回線制御部1
0へ割り込み信号を出力する割り込み回線35を設けて
いる。
【0015】次に本発明の実施例について説明する。回
線制御共通部内のMPU11は常時、回線からの受信割
り込みを検出する為に回線制御LSI31の内部にレジ
スタをポーリングし、受信状態であると受信処理を行い
受信状態でない場合は、回線アダプタ20’〜2n’の
中の次の回線アダプタの回線制御LSI31の内部レジ
スタをポーリングする動作を行っている。
【0016】ここで、回線アダプタ20’が未実装であ
ると、MPU11から回線制御LSI31の内容がバス
40を介して読み出すことができない為、MPU11は
回線アダププタ20’が、障害又は未実装であるとして
ローカルメモリ12内に無効フラグをセットしている。
回線アダプタをオペレータの介入で活線アダプタ20’
は、リセット回路32でアダプタが挿入されたことを検
出し、回線アダプタ内及び、回線制御用LSI31へハ
ードリセットを出力する。
【0017】活線挿入動作が完全に完了すると、リセッ
ト回路32は、割り込み回路35ヘリセット完了信号を
検出する。割り込り回路35には回線制御級通部10へ
バス40を介して出力し、回線アダプタ20’自身の活
線挿入動作が完了する。
【0018】回線制御部10のMPU11は回線アダプ
タ20’からの割り込みを検出することで活線挿入が行
われたことを認識し、ローカルメモリ12内に格納して
いるテストプログラムを読み出し、回線制御LSI31
の送信/受信の返し試験を行う。
【0019】テストプログラムの走行が正常終了した場
合ローカルメモリ12にセットした無効フラグをリセッ
トし、回線アダプタの組み込みを行うが、以上終了した
場合は無効フラグのリセットは行わず回線アダプタ2
0’を切り離したままの状態とする。
【発明の効果】本発明は、回線アダプタを挿入後、アダ
プタのハードウェアの初期化をリセット後、通信制御共
通部で回線アダプタ内の有効性フラグをポーリングし、
または回線アダプタからの割込みを検出することで活線
挿入を検出し、その後回線アダプタのテストプログラム
を実行しエラーが発生しなければ、回線組み込みを行い
運用回線として使用したいるため、回線組み込み後の回
線アダプタの障害となることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10 回線制御部共通部 11 MPU 12 ローカルメモリ(LM) 13 入出力ドライバー・レシーバー 20〜2m 回線アダプタ 31 回線制御LSI 32 リセット回線 33 有効性フラグ 34 入出力ドライバー・レシーバ 35 割込み回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線制御共通部と同一バスに接続され活
    線挿抜可能な複数の回線アダプタで構成されている回線
    制御装置における回線アダプタのオンライン保守方式に
    おいて前記回線アダプタ内に、アダプタ挿入時に該回線
    アダプタを初期化するリセット回路と、該回線アダプタ
    の有効性を示すフラグとを有し、 また前記回線共通制御部内に、複数の前記回線アダプタ
    のテストプログロムを走行させるマイクロプログラムを
    有し、 前記回線アダプタを活線挿入後、回線アダプタ内の初期
    化を実行し、前記マイクロプログラムで前記有効性フラ
    グを読み出し、初期化完了した回線アダプタにテストプ
    ログラムを実行させることを特徴とする回線アダプタの
    オンライン保守方式。
  2. 【請求項2】 前記有効性フラグの代わりに、前記初期
    化完了後割込みを送出する割り込み回路を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の回線アダプタのオンライン保
    守方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113782175A (zh) * 2020-06-09 2021-12-10 金士顿数位股份有限公司 通用周边延伸器结构、系统及方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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