JPH0826545A - 鋼帯のセンタリング装置及びその方法 - Google Patents

鋼帯のセンタリング装置及びその方法

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JPH0826545A
JPH0826545A JP16041494A JP16041494A JPH0826545A JP H0826545 A JPH0826545 A JP H0826545A JP 16041494 A JP16041494 A JP 16041494A JP 16041494 A JP16041494 A JP 16041494A JP H0826545 A JPH0826545 A JP H0826545A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄い鋼帯にも適用できるセンタリング技術を
提供する。 【構成】 基礎等に固定されたベースフレーム42と、
このベースフレームにピン及43びアーム44を介して
略ラインクロス方向に水平に移動可能に連結されクラン
プ機構(上下ロール33,34)を支持するスライドフ
レーム45と、このスライドフレームの浮き上りを防止
するガイドプレート46と、スライドフレームを移動す
る横引きシリンダ47とからなるクランパ移動機構41
を備えたセンタリング装置。 【効果】 鋼帯の上面及び下面を挟持するから、薄い鋼
帯を折り曲げること無く横移動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は先行鋼帯の後端に後行鋼
帯の先端を鋼帯溶接機にて接合するに際し、これら鋼帯
のセンタリングに好適な鋼帯のセンタリング装置及びセ
ンタリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】連続焼鈍ライン、連続酸洗ライン、連続
圧延ライン等では先行鋼帯(ストリップ、薄板)に後行
鋼帯を溶接接合することで処理を連続化している。この
溶接接合の際に、前後の鋼帯のセンタを合せることは重
要である。このセンタリングが不十分であると鋼帯が蛇
行してそのエッジがガイドに摺接してまくれ(めくれ)
たり、鋼帯の破断の要因になる等トラブルが発生するか
らである。
【0003】そこで、例えば特開昭60−106758
号「鋼帯のセンタリング装置」が提案され、鋼帯を上下
から押圧するクランプ部材と、鋼帯を左右から押圧する
位置決め部材とからなり、例えば位置決め部材で鋼帯を
左右から押圧してセンタリングし、次にクランプ部材で
クランプするというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記センタリン
グ装置は鋼帯の左右を位置決め部材で押圧するものであ
るから、鋼帯が薄くなるとエッジが座屈しやすくなり、
一定以下の薄鋼帯には適用できない。このように、鋼帯
をサイドから押してセンタ位置を修正する方式ではエッ
ジの変形を伴うので薄い鋼帯には適してない。そこで本
発明の目的は薄い鋼帯にも適用できるセンタリング装置
及び方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、ライン中心に対する鋼帯の中心のずれ量を計
測する心ずれ計測機構と、鋼帯の上面及び下面を挟持す
るクランプ機構と、前記ずれ量を減少させる方向へ前記
クランプ機構を移動するクランパ移動機構と、前記クラ
ンパ機構が鋼帯を開放した際の鋼帯のエッジをガイドし
て一定値以上のずれを阻止するサイドガイド機構と、前
記ずれ計測機構のずれ情報に基いて前記クランプ機構,
クランパ移動機構及びサイドガイド機構を制御する制御
部とから鋼帯のセンタリング装置を構成する。
【0006】または、ライン中心に対する鋼帯の中心の
ずれ量を計測する心ずれ計測工程と、鋼帯の上面及び下
面をクランプ機構で挟持するクランプ工程と、上記ずれ
量を減少させる方向へクランプ機構を一定ストロークだ
け移動するクランパ移動工程と、この時のクランプ機構
移動限でクランプ機構を解放するアンクランプ中にサイ
ドガイド機構にて鋼帯のエッジのずれを阻止するサイド
ガイド工程と、ライン中心に対する鋼帯の中心のずれ量
を計測する心ずれ再計測工程と、上記ずれ量を減少させ
る方向へクランプ機構を一定ストロークだけ移動するク
ランパ再移動工程と、この時のクランプ機構移動限でク
ランプ機構を解放する際に鋼帯のずれを阻止する再サイ
ドガイド工程、の如く上記ずれ量を減少するべく上記の
工程を繰返すことからなるを鋼帯のセンタリング方法で
ある。
【0007】
【作用】鋼帯のセンタリング装置において、ライン中心
に対する鋼帯の中心のずれ量を計測し、鋼帯の上面及び
下面をクランプし、ずれ量を減少させる方向へクランプ
機構を移動し、クランプ開放時にはサイドガイド機構で
鋼帯のエッジをガイドする。
【0008】又は、鋼帯のセンタリング方法において、
クランプとアンクランプとを交互に繰返し、且つアンク
ランプ時に鋼帯のもどりをサイドガイド機構にて阻止す
ることにより、鋼帯を徐々にセンタリングする。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明のセンタリング装置を含む鋼帯供給設備の
レイアウトであり、この鋼帯供給設備1は第1ペイオフ
リール2、第1レベラ3、第1シャー4、第1コンベア
5及び第2ペイオフリール6、第2レベラ7、第2シャ
ー8、第2コンベア9からなる2系統の鋼帯の供給部
と、これらの供給部に続くセンタリング装置20と、鋼
帯溶接機11と、サイドノッチャ12とからなる。
【0010】この鋼帯供給設備1の作用を説明すると、
先ず第1ペイオフリール2から送り出された先行鋼帯W
1は、第1レベラ3で矯正され、第1シャー4で先端の
形状不健全部分をクロップ切断され(リーダーストリッ
プが付いているときはこれも切断する)、健全部分が第
1コンベア5、センタリング装置20、溶接機11及び
サイドノッチャ12を介して連続焼鈍ライン等へ送られ
る。
【0011】一方、第2ペイオフリール6からは後行鋼
帯W2が送り出され、これが第2レベラ7で強制され、
第2シャー8で先端の形状不健全部分をクロップ切断さ
れ、健全部分の先端がセンタリング装置20の入口に達
したら停止して、待機させる。
【0012】先行鋼帯W1の後端が第1シャー4に達し
たらクロップ切断し、センタリング装置20で幅方向の
センタリングをなし、先行鋼帯W1の後端が溶接機11
の所定箇所に達したらそこに待機させる。次に、後行鋼
帯W2を前進させ、センタリング装置20で幅方向のセ
ンタリングをなし、後行鋼帯W2先端を先行鋼帯W1の
後端に突合せて溶接する。そして溶接シームの左右端を
サイドノッチャ12でU字状に切除する。溶接シーム端
を起点とした破断を防止することができるからである。
前後の鋼帯ともにセンタリングされているので、両者の
接合部分において有害な心ずれや屈曲(平面視で「く」
字形になること)が発生しないので、正常なライン走行
が維持できる。
【0013】そのためのセンタリング装置20を次に詳
しく説明する。図2は本発明に係るセンタリング装置の
側面図であり、センタリング装置20はライン中心に対
する鋼帯の中心のずれ量を計測する心ずれ計測機構21
と、鋼帯の上面及び下面を挟持するクランプ機構31
と、上記ずれ量を減少させる方向へ前記クランプ機構を
移動するクランパ移動機構41と、鋼帯のエッジをガイ
ドするサイドガイド機構51と、前記ずれ計測機構のず
れ情報に基いて前記クランプ機構,クランパ移動機構及
びサイドガイド機構を制御する制御部26(図3参照)
とからなり、詳しくは図3以降で説明する。なお、本発
明ではクランパはクランプ機構と同意であって、クラン
パ移動機構41はクランプ機構31を移動する機構と言
う意味とした。
【0014】図3は本発明の心ずれ計測機構の原理図で
あり、心ずれ計測機構21は鋼帯W1(W2)の両エッ
ジの下方に配置した投光器22L,22Rと、両エッジ
の上方に配置した受光器23L,23Rと、演算器24
とからなり、受光器23L,23RはCCD(固体撮像
デバイス)が好適である。原理的には、左の受光器23
Lにn個の受光素子L1,L2…Lnを鋼帯W1のクロ
ス方向に直列に並べ、右の受光器23Rにn個の受光素
子R1,R2…Rnを鋼帯のクロス方向に直列に並べ、
投光器22L,22Rから鉛直上方に投光し、入光の無
い受光素子L1,L2…,R1,R2…を数え、演算器
24にて鋼帯W1(W2)の中心Cwとラインの中心C
lとのずれ量dを計算する。CCDカメラは受光素子の
数が多いので検出精度は良好である。図中、26は制御
部、47は横引きシリンダ、48はロッドストローク計
測器であり、作用は後述する。
【0015】図4は本発明のクランプ機構とクランパ移
動機構の平面図及び図5は同分解斜視図である。理解を
容易にするために構成を図5で説明するとともにクラン
パ移動機構41を先に説明する。クランパ移動機構41
は、基礎等に強固に固定されるベースフレーム42と、
このベースフレーム42の上流端に基部がピン43,4
3で揺動自在に係止されるアーム44,44と、これら
アーム44,44の先端部にピン係止され且つ前記ベー
スフレーム42上を水平に移動するスライドフレーム4
5と、このスライドフレーム45の浮き上がりを防止す
るためにベースフレーム42に立設されたガイドプレー
ト46…(…は複数個を示す。)と、スライドフレーム
45を水平移動するための横引き手段としての横引きシ
リンダ47とからなる。
【0016】そして、クランプ機構31は、前記スライ
ドフレーム45に起設された門型フレーム32に軸支さ
れた上ロール33と、このロール33の下方に配置され
昇降可能にスライドフレーム45側に取付けられた下ロ
ール34と、この下ロール34を昇降する昇降シリンダ
35,35とからなる。
【0017】図4に示す通り、上ロール33はユニバー
サルジョイント36を介してギヤケース37及び減速機
付きモータ38に接続されている。下ロール34も同様
である。
【0018】図6は本発明のサイドガイド機構図であ
り、サイドガイド機構51はテーブルフレーム52に係
止されたスライドベース移動シリンダ53と、このスラ
イドベース移動シリンダ53にてラインクロス方向に強
制移動されるスライドベース54と、このスライドベー
ス54をテーブルフレーム52に対して水平に移動可能
にする4個のコロ55…と、前記スライドベース54に
載置されたクロス軸56,このクロス軸56を正逆転す
る減速機付きモータ57及びクロス軸56の回転数を計
測するセルシン発信機58と、前記クロス軸56の一方
に形成した左ねじ部56aにナット59aを介して取付
けられた第1スライダ61aと、この第1スライダ61
aに取付けられた第1クイックシリンダ62aと、この
第1クイックシリンダ62aで押し引きされる第1ガイ
ドロールユニット63と、同じく、前記クロス軸56の
他方に形成した右ねじ部56bにナット59bを介して
取付けられた第2スライダ61bと、この第2スライダ
61bに取付けられた第2クイックシリンダ62bと、
この第2クイックシリンダ62bで押し引きされる第2
ガイドロールユニット64とからなる。第1,第2ガイ
ドロールユニット63,64は各5本のフリー回転ロー
ル65…を縦向きに且つ図面表裏方向に並べたものであ
り、図左右に移動する際に、がたつかないように、図示
せぬガイドロッドでガイドされている。
【0019】すなわち、前記サイドガイド機構51は、
テーブルフレーム52に対してスライドベース54、即
ちクロス軸56が横移動し、クロス軸56に対してスラ
イダ61a,61bが横移動し、これらスライダ61
a,61bに対して第1,第2ガイドロールユニット6
3,64が個々に横移動するところのいわゆる親亀、子
亀、孫亀の関係に構成されていることを特徴とする。
【0020】図7(a)〜(c)は本発明のサイドガイ
ド機構の作用説明図であり、サイドガイド機構51の作
動が複雑なため、これだけを全体の作用説明の前に説明
する。(a)において、スライドベース移動シリンダ5
3の作動により実線の位置にあるスライドベース54及
び第1,第2ガイドロールユニット63,64は、想像
線で示す位置まで移動する。実線で示した第1,第2ガ
イドロールユニット63,64間の中心点C2は、中心
点C3まで移動することになる。このことから、(a)
はスライドベース54の中心を鋼帯の中心に合せる作用
をなすものであることが分かる。
【0021】(b)において、クロス軸56を回動する
ことにより、第1,第2ガイドロールユニット63,6
4の間隔をL2からL3まで変更できることを示す。
(c)において、第1クイックシリンダ62aを作動す
ることで第1ガイドロールユニット63を瞬時に距離W
だけ横移動できることを示す。第2クイックシリンダ6
2bについても同様である。
【0022】以上の構成からなるセンタリング機構の作
用を次に説明する。図8(a),(b)は本発明のセン
タリング機構の前半の作用説明図である。(a)では、
鋼帯W1はセンタCwが目標センタC0に対してd1だ
けずれており、クランプ機構31は開放されており、サ
イドガイド機構51の第1・第2ガイドロールユニット
63,64も開放位置にある。この状態で、心ずれ計測
機構21にて鋼帯Cwの心ずれ量d1を計測する。
【0023】(b)では、上記の心ずれd1の量及び方
向情報に基づいて、第1・第2ガイドロールユニット6
3,64の中心を図7(a)の要領で鋼帯W1の中心に
合せ、これより前、同時若しくは後に図7(b)の要領
で第1・第2ガイドロールユニット63,64間隔を
(鋼帯W1の幅+2×W)に調整する。
【0024】図9(a),(b)は本発明のセンタリン
グ機構の後半の作用説明図であり、(a)で第1ガイド
ロールユニット63のみを、第1クイックシリンダ62
aの進動にて鋼帯W1のエッジから小距離w1まで近接
させる。この状態で、クランプ機構31の上・下ロール
33,34で鋼帯をクランプする。
【0025】(b)で、第1・第2ガイドロールユニッ
ト63,64及び上・下ロール33,34を図下から上
へ移動する。この結果、鋼帯W1の心ずれをd2(d2
<d1)へ減少させることができる。次に、上・下ロー
ル33,34のみを開放状態にし、上・下ロール33,
34を元の位置に戻す。すると、鋼帯W1は図上から下
へ戻ろうとするが、これを第1ガイドロールユニット6
3で押しとどめる。以下、クランプ機構31(上・下ロ
ール33,34)で鋼帯をクランプ→第1・第2ガイド
ロールユニット63,64とともにクランプ機構31を
横引く→第1ガイドロールユニット63で付勢した状態
でクランプ機構31を開放→クランプ機構31を元の位
置に戻す→クランプ機構31で鋼帯をクランプ→……の
ごとく、作動を繰返すことにより、鋼帯の中心は目標中
心に近づく。上記小距離w1は数mm〜20mmのなか
から選ばれる数値である。この小距離w1を設けたこと
により、少々位置精度が悪くてもガイドロールが鋼帯の
エッジに食い込むことはなく、また、アンクランプ時に
鋼帯のエッジがガイドロールに当るまでの時間が稼げる
から、エッジの傷みの発生を抑えることができる。
【0026】尚、本発明のセンタリング方法及び装置
は、鋼帯溶接機に係る先行鋼帯と後行鋼帯のセンタリン
グに好適であるが、この他、一般のストリップラインに
適用してそこを走る鋼帯(ストリップ)の蛇行を是正す
るようにしてもよい。
【0027】心ずれ計測機構21は揺動ミラーを備えた
走査型センサ、鋼板の熱を検知する赤外線型センサ、γ
線による非接触センサ等、要は鋼帯の左右エッジの位置
が認識できるセンサを有するものであればよい。また、
クランプ機構31は、上下の板または爪でクランプする
ものでもよい。ただし、この場合、鋼帯は減速した後に
停止させる必要がある。この点、上記実施例の上下ロー
ルは鋼帯の走行が可能であるので、生産性を損ねる恐れ
はない。更にまた、クランパ移動機構41の横引きシリ
ンダ47は、電動シリンダ、ピニオン・ラック、カム、
リンク機構であってもよく、要はクランプ機構31をラ
イン直角方向に正確に移動する機構であればよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成したので、次
に記載する効果を奏する。請求項1のセンタリング装置
は、クランプ機構にて鋼帯の上面及び下面を挟持するか
ら、薄い鋼帯を折り曲げること無く横移動することがで
きる。そして、鋼帯を持ち替えるためにクランプ機構を
一時的に開放したときに、サイドガイド機構で鋼帯の戻
りを押しとどめるので、鋼帯が元の位置に戻る心配はな
い。
【0029】請求項2のセンタリング方法は、ライン中
心に対する鋼帯の中心のずれ量を計測する心ずれ計測工
程と、鋼帯の上面及び下面をクランプ機構で挟持するク
ランプ工程と、上記ずれ量を減少させる方向へクランプ
機構を一定ストロークだけ移動するクランパ移動工程
と、この時のクランパ移動限でクランプ機構を解放する
アンクランプ中に鋼帯の戻りを防止するサイドガイド工
程と、ライン中心に対する鋼帯の中心のずれ量を計測す
る心ずれ再計測工程と、上記ずれ量を減少させる方向へ
クランプ機構を一定ストロークだけ移動するクランパ再
移動工程と、この時のクランプ機構移動限でクランプ機
構を解放する際に鋼帯の戻りを防止する再サイドガイド
工程、の如く上記ずれ量を減少するべく上記の工程を繰
返すことを特徴とする。即ち、クランプとアンクランプ
とを繰返し、鋼帯に過大の矯正力を作用させないこと、
及びアンクランプ中に鋼帯の戻ることをサイドガイドで
阻止したことで、鋼帯の変形を伴わないで良好なセンタ
リングがなせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンタリング装置を含む鋼帯供給設備
のレイアウト
【図2】本発明に係るセンタリング装置の側面図
【図3】本発明の心ずれ計測機構の原理図
【図4】本発明のクランプ機構とクランパ移動機構の平
面図
【図5】本発明のクランプ機構とクランパ移動機構の分
解斜視図
【図6】本発明のサイドガイド機構図
【図7】本発明のサイドガイド機構の作用説明図
【図8】本発明のセンタリング機構の前半の作用説明図
【図9】本発明のセンタリング機構の後半の作用説明図
【符号の説明】
11…鋼帯溶接機、20…鋼帯のセンタリング装置、2
1…心ずれ計測機構、22L,22R…投光器、23
L,23R…受光器、24…演算器、26…制御部、3
1…クランプ機構、33…上ロール、34…下ロール、
35…昇降シリンダ、41…クランパ移動機構、42…
ベースフレーム、43…ピン、44…アーム、45…ス
ライドフレーム、46…ガイドプレート、47…横引き
手段(横引きシリンダ)、51…サイドガイド機構、C
l…ラインの中心、Cw…鋼帯の中心、d,d1〜dn
…ずれ量(心ずれ)、W1…先行鋼帯、W2…後行鋼
帯。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼帯のセンタを合せるために使用する鋼
    帯のセンタリング装置であって、このセンタリング装置
    は、ライン中心に対する鋼帯の中心のずれ量を計測する
    心ずれ計測機構と、鋼帯の上面及び下面を挟持するクラ
    ンプ機構と、前記ずれ量を減少させる方向へ前記クラン
    プ機構を移動するクランパ移動機構と、前記クランパ機
    構が鋼帯を開放した際の鋼帯のエッジをガイドして一定
    値以上のずれを阻止するサイドガイド機構と、前記ずれ
    計測機構のずれ情報に基いて前記クランプ機構,クラン
    パ移動機構及びサイドガイド機構を制御する制御部とか
    らなる鋼帯のセンタリング装置。
  2. 【請求項2】 ライン中心に対する鋼帯の中心のずれ量
    を計測する心ずれ計測工程と、鋼帯の上面及び下面をク
    ランプ機構で挟持するクランプ工程と、上記ずれ量を減
    少させる方向へクランプ機構を一定ストロークだけ移動
    するクランパ移動工程と、この時のクランプ機構移動限
    でクランプ機構を解放するアンクランプ中にサイドガイ
    ド機構にて鋼帯のエッジのずれを阻止するサイドガイド
    工程と、ライン中心に対する鋼帯の中心のずれ量を計測
    する心ずれ再計測工程と、上記ずれ量を減少させる方向
    へクランプ機構を一定ストロークだけ移動するクランパ
    再移動工程と、この時のクランプ機構移動限でクランプ
    機構を解放する際に鋼帯のずれを阻止する再サイドガイ
    ド工程、の如く上記ずれ量を減少するべく上記の工程を
    繰返すことを特徴とした鋼帯のセンタリング方法。
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