JPH08265192A - Ｆｍ多重放送受信装置 - Google Patents
Ｆｍ多重放送受信装置Info
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- JPH08265192A JPH08265192A JP7069743A JP6974395A JPH08265192A JP H08265192 A JPH08265192 A JP H08265192A JP 7069743 A JP7069743 A JP 7069743A JP 6974395 A JP6974395 A JP 6974395A JP H08265192 A JPH08265192 A JP H08265192A
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- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/16—Circuits
- H04B1/1646—Circuits adapted for the reception of stereophonic signals
-
- H—ELECTRICITY
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- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H40/00—Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
- H04H40/18—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/13—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は自動受信の際に、任意に優先順位が
設定できるＦＭ多重放送受信装置を提供することを目的
とする。 【構成】 本発明は、複数の番組コードが任意に優先順
位をつけられて格納されるメモリ１６と、前記ＦＭ多重
放送信号に含まれる番組コードを再生する番組コード再
生部１５と、前記メモリ１６に格納された番組コードと
前記番組コード再生部１５から出力された番組コードと
の一致比較を前記優先順位に従って行う一致比較回路１
７と、を備え、前記一致比較回路１７からの一致比較出
力により、前記ＦＭ多重放送信号の周波数帯域を繰り返
しサーチして前記ディジタル信号を出力する受信回路の
状態を制御する。
設定できるＦＭ多重放送受信装置を提供することを目的
とする。 【構成】 本発明は、複数の番組コードが任意に優先順
位をつけられて格納されるメモリ１６と、前記ＦＭ多重
放送信号に含まれる番組コードを再生する番組コード再
生部１５と、前記メモリ１６に格納された番組コードと
前記番組コード再生部１５から出力された番組コードと
の一致比較を前記優先順位に従って行う一致比較回路１
７と、を備え、前記一致比較回路１７からの一致比較出
力により、前記ＦＭ多重放送信号の周波数帯域を繰り返
しサーチして前記ディジタル信号を出力する受信回路の
状態を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＦＭ多重放送受信装置に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＦＭ多重放送は音声信号にデジタル信号
のデータを重畳して、各種文字情報や図形を送信する。
ＦＭ多重放送を受信するＦＭ多重放送受信装置として、
緊急放送、交通情報またはあらかじめ指定した番組が放
送されたとき、受信したデジタル信号に基づいて、これ
ら放送を自動的に受信できる受信装置が特開平５ー２２
６９８０号［Ｈ０３Ｊ ７／１８］に開示されている。
このＦＭ多重放送受信装置においては、（１）緊急放
送、（２）交通情報、（３）指定番組の順に、優先して
これら放送が自動受信される。
のデータを重畳して、各種文字情報や図形を送信する。
ＦＭ多重放送を受信するＦＭ多重放送受信装置として、
緊急放送、交通情報またはあらかじめ指定した番組が放
送されたとき、受信したデジタル信号に基づいて、これ
ら放送を自動的に受信できる受信装置が特開平５ー２２
６９８０号［Ｈ０３Ｊ ７／１８］に開示されている。
このＦＭ多重放送受信装置においては、（１）緊急放
送、（２）交通情報、（３）指定番組の順に、優先して
これら放送が自動受信される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のＦＭ多重放
送受信装置は、（１）緊急放送、（２）交通情報、
（３）指定番組の自動受信を任意に選択することができ
るが、優先順位が固定されており、使用者が優先順位を
変えることができない。
送受信装置は、（１）緊急放送、（２）交通情報、
（３）指定番組の自動受信を任意に選択することができ
るが、優先順位が固定されており、使用者が優先順位を
変えることができない。
【０００４】本発明は自動受信の際に、任意に優先順位
が設定できるＦＭ多重放送受信装置を提供することを目
的とする。
が設定できるＦＭ多重放送受信装置を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＦＭステレオ
信号に番組コードを含むディジタル信号が重畳されたＦ
Ｍ多重放送信号を受信するＦＭ多重放送受信装置におい
て、複数の番組コードが任意に優先順位をつけられて格
納されるメモリと、前記ＦＭ多重放送信号に含まれる番
組コードを再生する番組コード再生部と、前記メモリに
格納された番組コードと前記番組コード再生部から出力
された番組コードとの一致比較を前記優先順位に従って
行う一致比較回路と、を備え、前記一致比較回路からの
一致比較出力により、前記ＦＭ多重放送信号の周波数帯
域を繰り返しサーチして前記ディジタル信号を出力する
受信回路の状態を制御することを特徴とする。
信号に番組コードを含むディジタル信号が重畳されたＦ
Ｍ多重放送信号を受信するＦＭ多重放送受信装置におい
て、複数の番組コードが任意に優先順位をつけられて格
納されるメモリと、前記ＦＭ多重放送信号に含まれる番
組コードを再生する番組コード再生部と、前記メモリに
格納された番組コードと前記番組コード再生部から出力
された番組コードとの一致比較を前記優先順位に従って
行う一致比較回路と、を備え、前記一致比較回路からの
一致比較出力により、前記ＦＭ多重放送信号の周波数帯
域を繰り返しサーチして前記ディジタル信号を出力する
受信回路の状態を制御することを特徴とする。
【０００６】また、ＦＭステレオ信号に番組コードを含
むディジタル信号が重畳されたＦＭ多重放送信号を受信
するＦＭ多重放送受信装置において、番組コードを任意
に設定する入力手段と、この入力手段からの入力に基づ
き複数の番組コードが任意に優先順位をつけられて格納
されるメモリと、前記ＦＭ多重放送信号に含まれる番組
コードを再生する番組コード再生部と、前記メモリに格
納された番組コードと前記番組コード再生部から出力さ
れた番組コードとの一致比較を前記優先順位に従って行
う一致比較回路と、を備え、前記一致比較回路からの一
致比較出力により、前記ＦＭ多重放送信号の周波数帯域
を繰り返しサーチして前記ディジタル信号を出力する受
信回路の状態を制御することを特徴とする。
むディジタル信号が重畳されたＦＭ多重放送信号を受信
するＦＭ多重放送受信装置において、番組コードを任意
に設定する入力手段と、この入力手段からの入力に基づ
き複数の番組コードが任意に優先順位をつけられて格納
されるメモリと、前記ＦＭ多重放送信号に含まれる番組
コードを再生する番組コード再生部と、前記メモリに格
納された番組コードと前記番組コード再生部から出力さ
れた番組コードとの一致比較を前記優先順位に従って行
う一致比較回路と、を備え、前記一致比較回路からの一
致比較出力により、前記ＦＭ多重放送信号の周波数帯域
を繰り返しサーチして前記ディジタル信号を出力する受
信回路の状態を制御することを特徴とする。
【０００７】メモリに格納される番組コードは、入力手
段からの入力順に優先順位がつけられることを特徴とす
る。
段からの入力順に優先順位がつけられることを特徴とす
る。
【０００８】受信回路は、サーチした周波数帯域のＦＭ
多重放送信号のうちから、前記メモリに格納された複数
の番組コードの優先順位の高いものを優先して受信する
ように制御されることを特徴とする。
多重放送信号のうちから、前記メモリに格納された複数
の番組コードの優先順位の高いものを優先して受信する
ように制御されることを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明のＦＭ多重放送受信装置においては、メ
モリに優先順位がつけられて格納された複数の番組コー
ドと一致する番組コードを含むＦＭ多重放送信号が受信
されると、受信回路の状態が制御が供給される。
モリに優先順位がつけられて格納された複数の番組コー
ドと一致する番組コードを含むＦＭ多重放送信号が受信
されると、受信回路の状態が制御が供給される。
【００１０】優先順位は、例えば、入力手段からの入力
順に設定され、入力した複数の番組コードのうち、２以
上の番組が受信された場合、優先順位の高い番組を選択
して受信する。
順に設定され、入力した複数の番組コードのうち、２以
上の番組が受信された場合、優先順位の高い番組を選択
して受信する。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例を以下に図面に従い説明す
る。
る。
【００１２】図１は本発明のＦＭ多重放送受信装置を示
すブロック図である。図１において、Ｔは受信回路を示
している。１はアンテナ、２はアンテナ１からのＦＭ多
重放送信号を受信し、所定の中間周波信号に変換するフ
ロントエンド、３はフロントエンド２に局部発振信号を
供給するＰＬＬ（位相同期ループ）回路であり、周知の
如く、局部発信信号を出力する電圧制御発振器（ＶＣ
Ｏ）と、ＶＣＯの出力を分周比Ｎ（Ｎは整数）で分周す
る１／Ｎ分周器と、基準周波数発振器（ＯＳＣ）と、１
／Ｎ分周器からの分周出力とＯＳＣからの基準周波数信
号との位相を比較する位相比較器と、位相比較器からの
出力信号が供給され、位相誤差に応じた制御電圧を電圧
制御発振器に供給するフィルタとより構成されている。
すブロック図である。図１において、Ｔは受信回路を示
している。１はアンテナ、２はアンテナ１からのＦＭ多
重放送信号を受信し、所定の中間周波信号に変換するフ
ロントエンド、３はフロントエンド２に局部発振信号を
供給するＰＬＬ（位相同期ループ）回路であり、周知の
如く、局部発信信号を出力する電圧制御発振器（ＶＣ
Ｏ）と、ＶＣＯの出力を分周比Ｎ（Ｎは整数）で分周す
る１／Ｎ分周器と、基準周波数発振器（ＯＳＣ）と、１
／Ｎ分周器からの分周出力とＯＳＣからの基準周波数信
号との位相を比較する位相比較器と、位相比較器からの
出力信号が供給され、位相誤差に応じた制御電圧を電圧
制御発振器に供給するフィルタとより構成されている。
【００１３】４はフロントエンド３からの中間周波信号
をＦＭ検波し、ＦＭ検波信号を出力するＦＭ検波器、５
はＦＭ検波器４からの出力をステレオ復調するマルチプ
レクサ、６はマルチプレクサ５からのステレオ信号を増
幅してスピーカへ出力する増幅器である。
をＦＭ検波し、ＦＭ検波信号を出力するＦＭ検波器、５
はＦＭ検波器４からの出力をステレオ復調するマルチプ
レクサ、６はマルチプレクサ５からのステレオ信号を増
幅してスピーカへ出力する増幅器である。
【００１４】７はＦＭ検波器４の出力信号から多重情報
を抽出する７６ＫＨｚの中心周波数を有するバンドパス
フィルタ、８はバンドパスフィルタ７を通過した信号の
ＬＭＳＫ（Level-controlled Minimun Shift Keying）
処理、同期処理および誤り訂正処理を行うことにより、
多重信号を復調する多重信号復調部である。
を抽出する７６ＫＨｚの中心周波数を有するバンドパス
フィルタ、８はバンドパスフィルタ７を通過した信号の
ＬＭＳＫ（Level-controlled Minimun Shift Keying）
処理、同期処理および誤り訂正処理を行うことにより、
多重信号を復調する多重信号復調部である。
【００１５】９は受信周波数、文字情報等を表する表示
部、１０はキー入力部（入力手段）、１１はマルチプレ
クサ５および増幅器６へ電源供給をするラジオ音声電源
制御回路である。
部、１０はキー入力部（入力手段）、１１はマルチプレ
クサ５および増幅器６へ電源供給をするラジオ音声電源
制御回路である。
【００１６】１２は多重信号復調部８にて復調された多
重信号の処理、ＰＬＬ回路３、表示部及びラジオ音声電
源回路１１の制御を行う制御部であり、ＰＬＬ回路３の
発振周波数制御を行う選局制御回路１３、多重信号復調
部８にて復調された多重信号の復号処理および多重番組
の再生処理を行う多重データ復号／番組再生制御回路１
４、多重データ復号／番組再生回路１４にて復号された
デジタルデータに含まれる番組識別コードに基づいて番
組を識別する多重番組識別回路１５、キー入力部１０か
ら入力された番組コードを格納する番組コードメモリ１
６および多重番組識別回路１５と番組コードメモリ１６
との出力を比較し、比較結果に応じてラジオ音声電源回
路１１を制御する一致検出回路１７から構成される。番
組コードメモリ１６は図２に示すように自動受信する番
組の優先順位に対応するアドレス毎に番組コードが格納
される第１の領域と、それに対応する周波数データが格
納される第２の領域とを備えている。
重信号の処理、ＰＬＬ回路３、表示部及びラジオ音声電
源回路１１の制御を行う制御部であり、ＰＬＬ回路３の
発振周波数制御を行う選局制御回路１３、多重信号復調
部８にて復調された多重信号の復号処理および多重番組
の再生処理を行う多重データ復号／番組再生制御回路１
４、多重データ復号／番組再生回路１４にて復号された
デジタルデータに含まれる番組識別コードに基づいて番
組を識別する多重番組識別回路１５、キー入力部１０か
ら入力された番組コードを格納する番組コードメモリ１
６および多重番組識別回路１５と番組コードメモリ１６
との出力を比較し、比較結果に応じてラジオ音声電源回
路１１を制御する一致検出回路１７から構成される。番
組コードメモリ１６は図２に示すように自動受信する番
組の優先順位に対応するアドレス毎に番組コードが格納
される第１の領域と、それに対応する周波数データが格
納される第２の領域とを備えている。
【００１７】図３は表示部９及びキー入力部１０の具体
的構成を示す図であり、表示部９は、周波数表示部１
８、多重放送データ表示部１９及び優先順位表示部２０
ａ〜２０ｆを備え、キー入力部１０は、選局キー２１、
番組プリセットキー２２及び番組メニューキー２３ａ〜
２３ｆを備える。番組メニューキー２３ａ〜２３ｆには
夫々対応して優先順位表示部２０ａ〜２０ｆが設けられ
ており、優先順位が数字で表示される。
的構成を示す図であり、表示部９は、周波数表示部１
８、多重放送データ表示部１９及び優先順位表示部２０
ａ〜２０ｆを備え、キー入力部１０は、選局キー２１、
番組プリセットキー２２及び番組メニューキー２３ａ〜
２３ｆを備える。番組メニューキー２３ａ〜２３ｆには
夫々対応して優先順位表示部２０ａ〜２０ｆが設けられ
ており、優先順位が数字で表示される。
【００１８】上記構成のＦＭ多重受信装置の動作を以下
に説明する。
に説明する。
【００１９】先ず、自動受信する番組の設定動作を図４
のフローチャートを参照して説明する。本実施例におい
ては、自動受信を設定する番組は緊急放送、交通情報、
天気予報、ニュース、スポーツ、音楽の６つの番組とし
ているがこれに限定されるものではない。番組メニュー
キー２３には、番組名が表示されており、使用者は受信
したい番組順に該当番組メニューキー２３を押下する。
のフローチャートを参照して説明する。本実施例におい
ては、自動受信を設定する番組は緊急放送、交通情報、
天気予報、ニュース、スポーツ、音楽の６つの番組とし
ているがこれに限定されるものではない。番組メニュー
キー２３には、番組名が表示されており、使用者は受信
したい番組順に該当番組メニューキー２３を押下する。
【００２０】番組プリセットキー２２を押下すると番組
設定状態になり（ステップ１）、番組コードメモリ１６
がクリアされる（ステップ２）。書き込みアドレスを示
すポインタが優先順位の１番目に設定され（ステップ
３）、番組メニューキー２３が押下されると対応する番
組コードが生成され、当該番組コードが番組コードメモ
リ１６におけるポインタが示すアドレス（優先順位１番
目）の第１領域に格納される（ステップ４、５）。そし
て、ポインタが優先順位２番目のアドレスに進められる
（ステップ６）。次いで、番組メニューキー２３が押下
されると２番目のアドレスの第１領域に該当番組コード
が格納され、以後、番組コードメモリ１６の第１領域が
一杯になるか又は番組プリセットキー２２が押下される
まで、メニューキー２３が押下される毎にポインタが歩
進されて順次番組コードメモリ１６の第１領域に番組コ
ードが格納される（ステップ４〜８）。
設定状態になり（ステップ１）、番組コードメモリ１６
がクリアされる（ステップ２）。書き込みアドレスを示
すポインタが優先順位の１番目に設定され（ステップ
３）、番組メニューキー２３が押下されると対応する番
組コードが生成され、当該番組コードが番組コードメモ
リ１６におけるポインタが示すアドレス（優先順位１番
目）の第１領域に格納される（ステップ４、５）。そし
て、ポインタが優先順位２番目のアドレスに進められる
（ステップ６）。次いで、番組メニューキー２３が押下
されると２番目のアドレスの第１領域に該当番組コード
が格納され、以後、番組コードメモリ１６の第１領域が
一杯になるか又は番組プリセットキー２２が押下される
まで、メニューキー２３が押下される毎にポインタが歩
進されて順次番組コードメモリ１６の第１領域に番組コ
ードが格納される（ステップ４〜８）。
【００２１】尚、ステップ３及び６でポインタの値が設
定されると、タイマーが計時動作を開始し、ポインタの
値が設定されてから一定時間Ｔが経過するまでにメニュ
ーキーまたはプリセットキーが操作されなければ、この
処理は終了される。
定されると、タイマーが計時動作を開始し、ポインタの
値が設定されてから一定時間Ｔが経過するまでにメニュ
ーキーまたはプリセットキーが操作されなければ、この
処理は終了される。
【００２２】上記番組設定時、優先順位表示部２０ａ〜
２０ｆには、番組メニューキー２３が押下される度に優
先順位が１から順に表示される。設定されない番組につ
いては、対応する優先順位表示部２０ａ〜２０ｆには無
表示または０の表示とする。
２０ｆには、番組メニューキー２３が押下される度に優
先順位が１から順に表示される。設定されない番組につ
いては、対応する優先順位表示部２０ａ〜２０ｆには無
表示または０の表示とする。
【００２３】例えば、緊急放送、天気予報、ニュースの
順に優先順位を設定する際には、番組プリセットキー２
２、番組メニューキー２３ａ、２３ｂ、２３ｄ、番組プ
リセットキー２２の順にを押下する。この操作により、
図２に示されるように優先順位表示部２０ａ、２０ｃ、
２０ｄには夫々「１」、「２」、「３」と表示される。
順に優先順位を設定する際には、番組プリセットキー２
２、番組メニューキー２３ａ、２３ｂ、２３ｄ、番組プ
リセットキー２２の順にを押下する。この操作により、
図２に示されるように優先順位表示部２０ａ、２０ｃ、
２０ｄには夫々「１」、「２」、「３」と表示される。
【００２４】優先順位の設定が終了すると、選局制御回
路１３はＦＭ多重放送周波数帯内でサーチを実行するよ
うＰＬＬ回路３を制御する。この動作を図５のフローチ
ャートに従い説明する。周波数帯域の最低周波数に対応
する分周比ＮがＰＬＬ回路３にて設定される（ステップ
１０１）。ステップ１０２にて受信レベルが所定値以上
の放送波が受信された場合、ステップ１０３以降の処理
を行い、受信されない場合、ステップ１０９に進み分周
比Ｎが歩進される。ステップ１０３において、ＦＭ多重
信号が受信されると、受信されたＦＭ多重信号は多重信
号復調部８にて復調され、多重データ復号／番組再生制
御回路１４にてデジタルデータが復号される（ステップ
１０４）。復号されたデジタルデータ中の番組コードが
多重番組識別回路１５にて識別され、一致検出回路１７
に入力される。番組コードが入力されると、先ず優先順
位が１番目のアドレスに格納された番組コード（緊急放
送）が番組コードメモリ１６から一致検出回路１７に出
力される。多重番組識別回路１５から入力された番組コ
ードと比較し（ステップ１０５）、番組コードが一致す
れば、そのときの周波数に対応する分周比Ｎを番組コー
ドメモリ１６の第２領域に格納し（ステップ１０７）、
一致しなければ、ステップ１０８に進む。ステップ１０
８では、番組コードメモリ１６に格納された全ての番組
コードが比較されるとステップ１０９に進み、分周比Ｎ
を歩進する。全ての番組コードの比較が終了していない
場合、次の優先順位の番組コードが番組コードメモリ１
６から一致検出回路１７へ出力され、番組コードの比較
を行う（ステップ１０５）。
路１３はＦＭ多重放送周波数帯内でサーチを実行するよ
うＰＬＬ回路３を制御する。この動作を図５のフローチ
ャートに従い説明する。周波数帯域の最低周波数に対応
する分周比ＮがＰＬＬ回路３にて設定される（ステップ
１０１）。ステップ１０２にて受信レベルが所定値以上
の放送波が受信された場合、ステップ１０３以降の処理
を行い、受信されない場合、ステップ１０９に進み分周
比Ｎが歩進される。ステップ１０３において、ＦＭ多重
信号が受信されると、受信されたＦＭ多重信号は多重信
号復調部８にて復調され、多重データ復号／番組再生制
御回路１４にてデジタルデータが復号される（ステップ
１０４）。復号されたデジタルデータ中の番組コードが
多重番組識別回路１５にて識別され、一致検出回路１７
に入力される。番組コードが入力されると、先ず優先順
位が１番目のアドレスに格納された番組コード（緊急放
送）が番組コードメモリ１６から一致検出回路１７に出
力される。多重番組識別回路１５から入力された番組コ
ードと比較し（ステップ１０５）、番組コードが一致す
れば、そのときの周波数に対応する分周比Ｎを番組コー
ドメモリ１６の第２領域に格納し（ステップ１０７）、
一致しなければ、ステップ１０８に進む。ステップ１０
８では、番組コードメモリ１６に格納された全ての番組
コードが比較されるとステップ１０９に進み、分周比Ｎ
を歩進する。全ての番組コードの比較が終了していない
場合、次の優先順位の番組コードが番組コードメモリ１
６から一致検出回路１７へ出力され、番組コードの比較
を行う（ステップ１０５）。
【００２５】番組コードの一致に基づき分周比Ｎを番組
コードメモリ１６の第２領域に格納するとき、第２領域
の特定番地または新しく追加される第３領域に分周比Ｎ
が記憶されているか否かを示すフラグを同時に記憶する
ようにすれば、当該フラグの存在を参照することによ
り、その後の処理において分周比が重ね書きされるのを
防止することが出来る。
コードメモリ１６の第２領域に格納するとき、第２領域
の特定番地または新しく追加される第３領域に分周比Ｎ
が記憶されているか否かを示すフラグを同時に記憶する
ようにすれば、当該フラグの存在を参照することによ
り、その後の処理において分周比が重ね書きされるのを
防止することが出来る。
【００２６】ステップ１１０にて分周比Ｎが周波数帯域
の最大周波数に対応する値よりも大きくなるまで、ステ
ップ１０２〜ステップ１０９までの処理を行う。分周比
Ｎが周波数帯域の最大周波数に対応する値よりも大きく
なると、番組コードメモリ１６の第２領域を優先順位の
高いアドレスの順にチェックし、分周比Ｎがどのアドレ
スにも格納されていなければ、この処理を終了する。分
周比Ｎデータが格納されていればその時点で、当該分周
比ＮをＰＬＬ回路３にセットして受信処理を行い（ステ
ップ１１３）、ラジオ音声電源回路１１からマルチプレ
クサ５及び増幅器６に電源が供給され、優先順位の高い
番組がスピーカＬＲから出力される。
の最大周波数に対応する値よりも大きくなるまで、ステ
ップ１０２〜ステップ１０９までの処理を行う。分周比
Ｎが周波数帯域の最大周波数に対応する値よりも大きく
なると、番組コードメモリ１６の第２領域を優先順位の
高いアドレスの順にチェックし、分周比Ｎがどのアドレ
スにも格納されていなければ、この処理を終了する。分
周比Ｎデータが格納されていればその時点で、当該分周
比ＮをＰＬＬ回路３にセットして受信処理を行い（ステ
ップ１１３）、ラジオ音声電源回路１１からマルチプレ
クサ５及び増幅器６に電源が供給され、優先順位の高い
番組がスピーカＬＲから出力される。
【００２７】このようにして、キー入力部にて設定した
番組のうち、優先順位の高い番組が優先して自動受信さ
れる。なお、本実施例においては、優先順位は全てキー
入力部からの入力のみで行う例を説明したが、例えば、
緊急放送を最優先させるように番組コードメモリ１６の
１番目のアドレスには常に緊急放送を示す番組コードを
格納しておき、優先順位が２番目以降の番組を入力手段
で入力するようにしてもよい。
番組のうち、優先順位の高い番組が優先して自動受信さ
れる。なお、本実施例においては、優先順位は全てキー
入力部からの入力のみで行う例を説明したが、例えば、
緊急放送を最優先させるように番組コードメモリ１６の
１番目のアドレスには常に緊急放送を示す番組コードを
格納しておき、優先順位が２番目以降の番組を入力手段
で入力するようにしてもよい。
【００２８】尚、本実施例では、受信回路の制御として
マルチプレクサ５及び増幅器６に電源を供給する場合に
ついて説明したが、これに限定されることなく、多重放
送データ表示部１９を点灯させるようにしてもよい。
マルチプレクサ５及び増幅器６に電源を供給する場合に
ついて説明したが、これに限定されることなく、多重放
送データ表示部１９を点灯させるようにしてもよい。
【００２９】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
使用者が自動受信する番組を優先順位をつけて任意に設
定できる。
使用者が自動受信する番組を優先順位をつけて任意に設
定できる。
【図１】本発明のＦＭ多重放送受信装置を示すブロック
図である。
図である。
【図２】本発明のＦＭ多重放送受信装置の番組コードメ
モリの構成を示す図である。
モリの構成を示す図である。
【図３】本発明のＦＭ多重放送受信装置の表示部および
入力部を示す図である。
入力部を示す図である。
【図４】本発明のＦＭ多重放送受信装置の番組設定動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図５】本発明のＦＭ多重放送受信装置の自動受信動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
Ｔ 受信回路 ３ ＰＬＬ回路 ６ 増幅器 ９ キー入力部（入力手段） １１ ラジオ音声電源回路 １２ 制御回路 １６ 番組コードメモリ
フロントページの続き (72)発明者 増本 隆彦 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 須加 宗宏 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石村 静 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小沢 利行 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 ＦＭステレオ信号に番組コードを含むデ
ィジタル信号が重畳されたＦＭ多重放送信号を受信する
ＦＭ多重放送受信装置において、 複数の番組コードが任意に優先順位をつけられて格納さ
れるメモリと、 前記ＦＭ多重放送信号に含まれる番組コードを再生する
番組コード再生部と、 前記メモリに格納された番組コードと前記番組コード再
生部から出力された番組コードとの一致比較を前記優先
順位に従って行う一致比較回路と、を備え、 前記一致比較回路からの一致比較出力により、前記ＦＭ
多重放送信号の周波数帯域を繰り返しサーチして前記デ
ィジタル信号を出力する受信回路の状態を制御すること
を特徴とするＦＭ多重放送受信装置。 - 【請求項２】 ＦＭステレオ信号に番組コードを含むデ
ィジタル信号が重畳されたＦＭ多重放送信号を受信する
ＦＭ多重放送受信装置において、 番組コードを任意に設定する入力手段と、 この入力手段からの入力に基づき複数の番組コードが任
意に優先順位をつけられて格納されるメモリと、 前記ＦＭ多重放送信号に含まれる番組コードを再生する
番組コード再生部と、 前記メモリに格納された番組コードと前記番組コード再
生部から出力された番組コードとの一致比較を前記優先
順位に従って行う一致比較回路と、を備え、 前記一致比較回路からの一致比較出力により、前記ＦＭ
多重放送信号の周波数帯域を繰り返しサーチして前記デ
ィジタル信号を出力する受信回路の状態を制御すること
を特徴とするＦＭ多重放送受信装置。 - 【請求項３】 前記メモリに格納される番組コードが前
記入力手段からの入力順に優先順位がつけられることを
特徴とする請求項２記載のＦＭ多重放送受信装置。 - 【請求項４】 前記受信回路は、サーチした周波数帯域
のＦＭ多重放送信号のうちから、前記メモリに格納され
た複数の番組コードの優先順位の高いものを優先して受
信するように制御されることを特徴とする請求項１、２
または３記載のＦＭ多重放送受信装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069743A JPH08265192A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | Ｆｍ多重放送受信装置 |
| KR1019960008560A KR100194992B1 (ko) | 1995-03-28 | 1996-03-27 | Fm 다중 방송 수신 장치 |
| CN96104139A CN1088294C (zh) | 1995-03-28 | 1996-03-28 | 调频多工广播接收装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069743A JPH08265192A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | Ｆｍ多重放送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265192A true JPH08265192A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13411597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7069743A Pending JPH08265192A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | Ｆｍ多重放送受信装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08265192A (ja) |
| KR (1) | KR100194992B1 (ja) |
| CN (1) | CN1088294C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100335301B1 (ko) * | 1999-01-28 | 2002-05-03 | 포만 제프리 엘 | 방송 이벤트 저장 방법 및 데이터 처리 시스템 |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP7069743A patent/JPH08265192A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-27 KR KR1019960008560A patent/KR100194992B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-03-28 CN CN96104139A patent/CN1088294C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100335301B1 (ko) * | 1999-01-28 | 2002-05-03 | 포만 제프리 엘 | 방송 이벤트 저장 방법 및 데이터 처리 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1136238A (zh) | 1996-11-20 |
| CN1088294C (zh) | 2002-07-24 |
| KR960036307A (ko) | 1996-10-28 |
| KR100194992B1 (ko) | 1999-06-15 |
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