JPH08264454A - 選択mocvd成長法による成膜方法 - Google Patents

選択mocvd成長法による成膜方法

Info

Publication number
JPH08264454A
JPH08264454A JP7067311A JP6731195A JPH08264454A JP H08264454 A JPH08264454 A JP H08264454A JP 7067311 A JP7067311 A JP 7067311A JP 6731195 A JP6731195 A JP 6731195A JP H08264454 A JPH08264454 A JP H08264454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
growth
mask
opening
slit
growth rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7067311A
Other languages
English (en)
Inventor
Takushi Itagaki
卓士 板垣
Masayoshi Takemi
政義 竹見
Akio Hayafuji
紀生 早藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7067311A priority Critical patent/JPH08264454A/ja
Priority to US08/555,707 priority patent/US5728215A/en
Priority to DE19547017A priority patent/DE19547017C2/de
Priority to KR19960007562A priority patent/KR960035789A/ko
Publication of JPH08264454A publication Critical patent/JPH08264454A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/04Coating on selected surface areas, e.g. using masks
    • C23C16/042Coating on selected surface areas, e.g. using masks using masks

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体光導波路構造等の一括選択成長中にお
いて各構成層毎の成長速度増大度を制御できる選択MO
CVD成長法による成膜方法を提供する。 【構成】 マスク1を分割するスリット部3を設け、こ
のスリット部3での(111)B面成長による成長自己
停止機能、およびその前後の成長時間における実効マス
ク幅の変化を利用して、成長速度増大度の成長時間変化
を生み出す。成長開始から、スリット部3での成長断面
形状が二等辺三角形となり、成長が自己停止するまでの
間はスリット部3による成長種の消費があるため、従来
のマスクで成長した場合に比べ成長速度増大度が低く抑
制される。この間、下クラッド層の成長が行われ、完了
する。更に、スリット部3での成長自己停止後、マスク
開口部2においてMQW導波路層、上クラッド層の成長
が、従来のスリットのないマスクを用いた場合と同様の
成長速度増大度で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘電体マスクを用い
た選択MOCVD成長法による成膜方法、特に半導体光
導波路構造の一括選択成長における成長速度の制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】誘電体マスクを用いた選択MOCVD成
長法は、半導体基板上の一部に形成されたマスクパター
ンによって、本来マスク面に吸着、成長すべき成長種が
マスク周辺部の成長面へ向かって気相中あるいはマスク
表面上を拡散する現象に起因した、マスクの端から周辺
部において成長速度が増大する効果を利用する成長方法
である。図8a、bはそれぞれ従来のマスクの上面図お
よび断面図である。図において1はマスク、2は開口部
を示す。従来の実デバイスの作成では、図8aに示した
ような幅Wmのマスクストライプを間隔Woで2本配置
し、マスク1に挟まれた領域(間隔Woの領域)すなわ
ち開口部2での成長速度増大効果を利用する。ここでの
成長速度は、マスク幅Wmに比例して増大し、マスク間
隔Woを狭めることでさらに増大する。このように、マ
スク1周辺およびマスク1に挟まれた領域である開口部
2と、マスク1から離れた領域との間で成長速度の差が
生じるため、成長層厚の基板上面内分布をマスク1によ
って制御できる。
【0003】従来、上記のような原理を利用して各種光
デバイスが作成されているが、一度形成されたマスク1
は、その成長工程完了時まで除去あるいは幅、間隔など
の変更ができないため、成長中は、形成されたマスク1
の幅および間隔によって決定される一定の増大率を有す
る成長速度となる。例えば、光変調器付き半導体レーザ
等光導波路デバイスの作成に従来の本技術を適用した場
合、図8cに示す成長断面図のように、開口部2におい
て、下クラッド層、多重量子井戸構造(MQW)導波路
層、上クラッド層、コンタクト層の順に選択成長され、
全ての半導体層で一定の成長速度増大度が生じる。ま
た、マスク1から離れた領域では、通常の成長速度で成
長される。このため、マスク1から離れた領域と開口部
2の間で、MQW構造の層厚変化による導波路層のバン
ドギャップが生じ、半導体レーザと光変調器の2つの機
能素子が一括して作成される。図8dは、従来のマスク
開口部2における成長速度増大度の成長時間変化を示す
図であり、図においてRgはマスク周辺部の任意の点で
の成長速度、R0はマスクから十分離れた任意の点での
成長速度である。従来のマスク1を使用した場合、成長
時間中は終始一定の成長速度増大度であることを示して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
選択MOCVD成長法では、開口部2の成長速度増大度
が同一のマスクを用いて成長させるすべての半導体層の
成長中において一定であるので、層厚増大効果が必要と
されない層においても層厚が増大するという欠点があっ
た。例えば、上記半導体レーザと光変調器の2つの素子
においては、その機能を実現するためにはMQW構造の
み層厚変化が生じれば良く、他の半導体層の層厚増大は
不要である。特に、導波路層に比べて設定層厚の厚い上
下クラッド層の層厚増大は、マスク1から離れた領域と
開口部2の間の層厚差を大きくする主因であり、基板面
内の凹凸となって、後工程、例えばレジスト塗布工程で
の塗布むら等の歩留まり低下の原因となる。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、半導体光導波路構造等の一括選
択成長中において、各構成層毎の成長速度増大度を制御
することができる選択MOCVD成長法による成膜方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる選択M
OCVD成長法による成膜方法は、(100)面を主面
とする半導体基板上に、化合物半導体層を選択成長させ
るための開口部と、この開口部より幅が狭く、化合物半
導体層の開口部における成長速度を制御するためのスリ
ットを有するマスクを形成する工程と、化合物半導体層
の成長種がマスク上で再蒸発または拡散することによ
り、開口部およびスリット部に成長種が過剰供給され、
開口部において、半導体基板上のマスクから十分に離れ
た領域よりも大きく、且つスリットが無い場合よりも小
さい成長速度にて化合物半導体層を選択成長させる工程
とを含むものである。
【0007】また、マスク開口部およびスリットは、半
導体基板の(011)結晶面方位に平行に設けられてい
るものである。また、スリット部において、化合物半導
体層の成長種がマスク端と接する部分に一定の鋭角を保
ちながら(111)B面の非成長面を形成し、その成長
断面が二等辺三角形となった時に成長を自己停止するこ
とを利用し、この成長の自己停止後は、開口部におい
て、スリットが無い場合と同様の成長速度にて化合物半
導体層を選択成長させる工程を含むものである。また、
化合物半導体層はIII 族有機金属とV族原料ガスを材料
とし、III 族有機金属とV族原料ガスの各モル流量の比
であるV/III 比を変化させることにより、スリット部
における化合物半導体層の成長種の消費量を変化させ、
マスク開口部における化合物半導体層の成長速度を制御
する工程を含むものである。
【0008】また、マスクは、中央部に開口部を有する
一組の矩形マスクであり、スリットは、開口部と平行に
マスクを貫通して配置され、スリットの幅により化合物
半導体層の成長速度を制御するものである。また、スリ
ットの本数を変化させることにより化合物半導体層の成
長速度を制御するものである。また、スリットの位置を
変化させることにより化合物半導体層の成長速度を制御
するものである。また、スリットの長手方向の長さを変
化させることにより化合物半導体層の成長速度を制御す
る領域を変化させるものである。また、マスクの長手方
向にマスク幅を変化させることにより化合物半導体層の
成長速度を制御する領域を変化させるものである。
【0009】
【作用】この発明における選択MOCVD成長法による
成膜方法は、マスクに、開口部における化合物半導体層
の成長速度を制御するためのスリットを形成し、マスク
上で再蒸発または拡散した化合物半導体層の成長種がス
リット部において消費されることにより、開口部に供給
される成長種がスリットの無いマスクを使用した場合よ
りも減少し、開口部において、半導体基板上のマスクか
ら十分に離れた領域よりも大きく、且つスリットが無い
マスクを使用した場合よりも小さい成長速度にて化合物
半導体層が成長するので、マスク開口部における成長速
度の増大度を抑制することができる。
【0010】また、スリット部において、化合物半導体
層の成長種が(111)B面の非成長面を形成しながら
成長し、その成長断面が二等辺三角形となった時に成長
を自己停止し、それ以降はスリット部において成長種を
消費しないので、開口部において、スリットが無いマス
クを使用した場合と同様の成長速度にて化合物半導体層
が成長し、マスク開口部における成長速度をある特定の
成長時間のみ抑制することができる。また、III 族有機
金属とV族原料ガスの各モル流量の比であるV/III 比
をある値以上に大きくすると(111)B面上にも成長
が起こり、ある値よりも小さいV/III 比では(11
1)B面上には成長が生じないことから、V/III 比を
変化させることにより、スリット部における化合物半導
体層の成長種の消費量を変化させることができ、マスク
開口部における成長速度を任意に制御することができ
る。
【0011】また、スリットをマスク開口部と平行にマ
スク全体に貫通して配置することにより、マスクの全領
域にわたってマスク開口部における成長速度を制御する
ことができる。また、スリットの幅、本数、位置を変化
させることにより、スリット部における成長自己停止前
後の実効マスク幅を変化させることができるので、マス
ク開口部における成長速度の抑制の度合いを制御するこ
とができる。また、スリットの長手方向の長さを変化さ
せることにより、マスク開口部における長手方向の特定
の領域において成長速度を制御することができる。ま
た、マスクの長手方向にマスク幅を変化させることによ
り、マスク開口部における長手方向の特定の領域におい
て成長速度を制御することができる。
【0012】
【実施例】
実施例1.本発明の選択MOCVD成長法による成膜方
法の基本実施例を図について説明する。図1a、bは、
本実施例に用いるマスクの上面図およびマスク中央部の
断面図である。図において、1はマスク、2はマスク開
口部、3は矩形マスク1を長手方向に貫通するスリット
である。本実施例では、マスク1を分割するスリット3
を設け、このスリット部での(111)B面成長による
成長自己停止機能、およびその前後の成長時間における
実効マスク幅の変化を利用して、成長速度増大度の成長
時間変化を生み出すものである。マスク1の形成方法を
説明する。前処理された(100)面InP基板上に、
厚み約100nmのSiO2膜を形成し、レジストを塗
布する。これに図1aに示すマスクパターンをフォトリ
ソグラフィ法で形成し、エッチング除去により作成され
る。このマスクパターンの形成されたInP基板を酸前
処理した後、MOCVD装置内に導入して半導体層の成
長を開始する。
【0013】図1cは、成長開始後から下クラッド層成
長途中での成長断面を示す。マスク開口部2、およびス
リット部3では、それぞれマスク1に挟まれた領域であ
るため、各マスク部分に成長すべき成長種の再蒸発、お
よびマスク横方向気相拡散による成長種の過剰供給によ
り、成長速度が増大されている。マスク開口部2の成長
速度は、隣接するマスク幅に比例した増大度となるが、
この時点での隣接したマスク1が、従来のマスクに比べ
てスリット3によって幅が狭められているため、従来よ
りも増大度が低い。また、各成長層のマスク端と接して
いる成長部分は、(111)B面の非成長面が露出する
ため、InP基板とのなす角度が約54度となる斜面が
形成されつつ、成長が進行している。
【0014】図1dは、下クラッド層成長完了時点での
成長断面図である。マスク開口部2では、マスク端部に
(111)B面の非成長面が露出した台形状断面の増大
度の低い成長が継続されているが、スリット部3では、
同台形状の成長が進行した、InP基板とのなす角度が
約54度となる二等辺三角形の成長断面が形成されてい
る。この時点以降、スリット部3では、(111)B面
の非成長面のみが露出しているため、成長が進行せず、
成長の自己停止が起こる。図1eに、MQW導波路層、
および上クラッド層成長完了時点での成長断面図を示
す。スリット部3では成長が自己停止しているため、成
長による成長種の消費が発生しない状態になっている。
つまり、スリット部3において、マスク1上と同様な成
長種の再蒸発が発生する。従って、この時点でマスク開
口部2に隣接する実効マスク幅は、従来例のスリットの
ないマスク幅と同様になり、これに伴い成長速度も増大
する。
【0015】図1fは、本実施例でのマスク開口部2に
おける成長速度増大度の成長時間変化を示す図である。
成長開始からスリット部3での成長断面形状が二等辺三
角形となり、成長が自己停止するまでの間は、従来のマ
スクで成長した場合に比べ、成長速度増大度が低く抑制
されている。この間、下クラッド層の成長が行われ、完
了する。さらに、その後MQW導波路層、上クラッド層
の成長が、従来と同じ成長速度増大度で行われる。本実
施例において、下クラッド層の成長途中にスリット部3
での二等辺三角形断面の成長が完了してしまった場合、
下クラッド層の一部が従来の成長速度増大度で成長され
るため、層厚が厚くなり、設計層厚を外れることが考え
られる。また、下クラッド層の成長が完了し、例えば次
のMQW導波路層の成長途中にスリット部での二等辺三
角形断面の成長が完了する場合は、MQW導波路層の一
部のみ従来の成長速度増大度で成長されるため層厚が厚
くなり、MQWを形成する量子井戸層、量子障壁層の一
部の厚さのみが増加し、MQWとして所望の性能を得る
ために必要な均一な層厚と組成の周期構造が実現でき
ず、デバイス性能自体が低下する。以上のように、本発
明では、スリット部3での二等辺三角形断面の成長が完
了する時間を正確に制御することが重要である。成長完
了時間は、下クラッド層の設計層厚とマスク開口部2で
の成長速度との関係、およびスリット幅で決定され、特
にスリット幅が重要である。
【0016】以上のように、本実施例によれば、マスク
1にスリット部3を設けることで、同一成長中に下クラ
ッド層のみの成長速度増大度を抑制できる。このため、
従来のマスクを用いて成長した場合に比べて下クラッド
層の成長層厚が薄くなる。通常、上記半導体導波路構造
は、MQW導波路層が100nm程度、上下クラッド層
が500〜1000nm程度の層厚設定であり、全層厚
の90〜95%は上下クラッド層が占めている。従っ
て、下クラッド層の層厚が約1/2となれば、半導体層
全体の層厚が約30%低くなり、基板面内の凹凸を減少
する効果がある。また、スリットをマスク長手方向全体
に貫通、開口させることで、全マスク長手方向にわたっ
て上記効果を実現することができる。
【0017】実施例2.実施例2では、実施例1で述べ
たマスク1を用いて、成長時のV/III 比を変化させた
場合の効果について述べる。図2aは、実施例2におけ
る成長断面図、図2bは、マスク開口部2における成長
速度増大度の成長時間変化を示す図である。MOCVD
成長において、成長材料であるIII 族有機金属とV族原
料ガスをある割合で混合、供給するが、その混合比とし
て各モル流量の比:V/III 比が成長パラメータとな
る。このV/III 比を上げて成長すると、前述の(11
1)B面上にも成長が起こるようになることが知られて
いる。第2の実施例は、この原理を利用し、第1の実施
例の場合よりも、マスク開口部2での成長速度増大をよ
り抑制するものである。上下クラッド層成長時のV/II
I 比を例えば約100以上の条件で成長することによ
り、スリット部3での成長断面が図2aに示すように六
角形状となる(このV/III 比は装置構成、成長温度等
の装置、成長パラメータによって変化する)。これは、
第1の実施例の二等辺三角形の(111)B面斜面に成
長が起こったためであり、マスク1上の再蒸発成長種を
第1の実施例の場合より多く消費し、マスク開口部2へ
の成長種供給を低減する。よって、図2bのように成長
速度増大度を低下させることができ、上下クラッド層成
長層厚をより低減できる。これに対し、MQW導波路層
は、成長時に低V/III 比で成長することでマスク開口
部2での成長速度増大効果の低下を防ぐことができる。
また、(111)B面上の成長は、V/III 比でその成
長速度を連続的に変化させることができるため、層厚低
減効果の大きさは、同一成長中の任意の時点で変化させ
ることができる。
【0018】実施例3.本実施例では、マスク1に複数
のスリット3を設けた場合の効果について述べる。図3
aは、本実施例のマスク上面図を示す。マスク1の長手
方向に貫通したスリット3が、1つのマスクあたり2本
設置されている。マスク幅、マスク開口幅は第1の実施
例の場合と同一幅である。1つのマスク1に2本のスリ
ット3を設けた場合の成長断面図を図3bに示す。スリ
ット部3での成長プロセスは、実施例1の場合と同様で
あるが、マスク開口部2での成長速度は、図3cに示す
ように、スリット本数によって異なる。スリット3の本
数が増えることによりマスク開口部2に接したマスク幅
が狭まり、マスク開口部2へ供給される過剰成長種が減
少するため、成長速度の増大度が低下する。以上のよう
に、マスク開口部2での成長速度の増大度は、マスク1
に設けられるスリット3の本数によって、制御すること
ができる。
【0019】実施例4.本実施例では、マスク1に設け
るスリット3の位置を変化させた場合の効果について述
べる。図4a、b、cはそれぞれスリット3をマスク1
の内側、中央、外側に設けた場合の上面図である。ま
た、それぞれの場合の成長速度増大度の成長時間変化を
図4dに示す。スリット3をマスク1の内側に設けた場
合、マスク開口部2に接したマスク幅が狭まり、マスク
開口部2へ供給される過剰成長種が減少するため、スリ
ット3をマスク1中央に設けた場合より成長速度の増大
度が低下する。実施例3で複数のスリットを設けた場合
と同じ原理であるが、増大度低下の大きさが異なる。ス
リット3をマスク1の外側に設けた場合、マスク開口部
2に接したマスク幅が広がり、マスク開口部2へ供給さ
れる過剰成長種が増加するため、スリット3をマスク1
中央に設けた場合より成長速度の増大度が増加する。い
ずれの場合も、スリット部3での成長自己停止点以降の
成長速度の増大度は、全体のマスク幅で決定される最大
増大度となる。以上のように、マスク開口部2での成長
速度の増大度は、マスク1に設けるスリット3の位置に
よって、制御することができる。
【0020】実施例5.本実施例では、マスク1にスリ
ット幅の異なる複数のスリット3を設ける場合の効果に
ついて述べる。図5aは、実施例3と同様に、マスク1
に同一幅のスリット3を2本設けた場合の上面図であ
る。これに対し、図5bは、2本のスリット3a、3b
の幅が異なる場合のマスク上面図である。図5c、5
d、5eは、図5bに示す2本のスリット幅が異なるマ
スク1を用いた場合の成長断面図である。また、図5f
は、2本のスリット幅が異なるマスク1を用いた場合の
成長速度増大度の成長時間変化を示す図である。マスク
1に、同一幅で2本のスリット3を設けた場合、スリッ
ト部3の成長自己停止点までの時間は2本のスリットで
同じであるので、一定時間の成長速度増大度の低下が得
られる。これに対し、2本のスリット幅が異なる場合、
スリット部3での成長自己停止の発生時間がスリット幅
毎に異なるため、図5fに示すように成長速度増大度の
成長時間変化が2段階に分離する。
【0021】2本のスリット幅の異なるマスク1を用い
た場合、成長開始後は、両スリット部3は成長種を消費
しており、マスク開口部2での成長速度増大度に寄与す
るマスク幅は最も狭い(図5c)。続いて、幅の狭いス
リット部3aにおいて、成長自己停止が発生する(図5
d)。この時点では幅の広いスリット部3bは成長途中
であるため、成長種を消費しているが、狭いスリット部
3aが成長自己停止をしているため、成長種の消費がな
い。このため、マスク開口部2での成長速度増大度に寄
与するマスク幅が、幅の広いスリット部3b端まで拡が
り、マスク開口部2での成長速度増大度が一段階増加す
る。さらに、幅の広いスリット部3bにおいて、成長自
己停止が発生した場合(図5e)、全てのスリット部が
成長自己停止をしているため成長種の消費が無く、マス
ク開口部2での成長速度増大度に寄与するマスク幅はマ
スク幅全体となり、マスク開口部2での成長速度増大度
がさらに増加する。以上のように、幅が異なる複数のス
リットを設けた場合、成長速度増大度の成長時間変化を
多段階に分離することができる。
【0022】実施例6.本実施例では、スリット3の長
さを変化させた場合の成長速度増大度の2次元抑制効果
について説明する。図6aは、スリット3の長さをマス
ク1長手方向の一部に限定した場合のマスク上面図であ
る。スリット3は、マスク1長手方向において貫通して
いない。図6aに示すマスク1を用いた場合のa−a’
断面、b−b’断面での成長速度増大度の成長時間変化
を図6bに示す。a−a’断面では、従来のスリットの
ない場合の成長が行われ、マスク開口部2における成長
速度増大度はマスク幅で決定される最大値であり、成長
時間に関わらず一定の増大度で成長が進行する。これに
対しb−b’断面では、第1の実施例で示した効果によ
り、ある成長時間まで成長速度増大度が抑制される。
【0023】図6cは、以上の効果をマスク開口部2中
央のx−y断面における成長速度増大度の位置変化で表
したものである。成長開始からスリット部3の成長自己
停止点までの時間、従来の成長速度増大度分布に比べ、
マスク長手方向のスリット3が設けられた部分付近の成
長速度増大度のみが抑制され、平坦化されている。この
後、スリット部3の成長自己停止点から成長完了までの
時間は従来の成長速度増大度分布で成長される。このよ
うに、スリット3の長さをマスク1長手方向の一部に限
定した場合、ある成長時間の間のみ、マスク開口部2に
おける成長速度増大度の部分抑制を行うことができる。
また、スリット3の長さが、マスク1長手方向の一部に
複数に分割された場合では、マスク開口部2中央のx−
y断面における成長速度増大度の複数分割が可能とな
る。つまり、マスク1長手方向に複数の機能素子を一括
して作り込むことができる。
【0024】実施例7.図7は、本発明の実施例7を示
す図である。本実施例では、マスク幅がマスク1長手方
向に変化している場合の効果について述べる。図7a
は、マスク長手方向のマスク長さLa、およびLbにお
いて、それぞれWma、Wmbの2つのマスク幅が連続
して形成されているマスク1を示す上面図である。マス
ク開口幅、スリット幅は実施例1と同じである。図7a
に示すマスク1を用いた場合、成長自己停止時点までの
a−a’断面およびb−b’断面でのマスク開口部2に
おける成長速度増大度は、マスク開口部2に接するマス
ク幅が両断面において同じであるため、マスク長さ全域
において同一増大度となる。一方、スリット部3での成
長自己停止点以降の成長は、a−a’断面において実効
的にマスク幅がWmaとなるため、成長速度増大度が大
きく増加するが、b−b’断面においては、実効的にマ
スク幅がWmbとなるため、成長速度増大度の増加は少
ない。従って、図7aに示すマスク1を使用した場合、
マスク開口部2中央x−y断面の成長は、図7bに示さ
れるように下クラッド層のみがLa、Lb両マスク長さ
において同一の成長層厚となり、MQW導波路層、上ク
ラッド層の成長層厚は、マスク長さLa領域で厚く、マ
スク長さLb領域で薄くなる。以上のように、マスク幅
がマスク長手方向に変化し、かつスリット3が形成され
ている場合、成長速度の増大度をマスク長手方向に変化
させ、任意の半導体層の層厚を抑制することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明における選択M
OCVD成長法による成膜方法によれば、マスクにスリ
ットを設けてマスク開口部への成長種の供給量を減少さ
せるので、開口部における成長速度増大度を抑制するこ
とができ、さらにスリット部での成長自己停止の発生後
は、マスク開口部においてスリットのない従来のマスク
を用いた場合と同様の成長速度増大度が得られるので、
半導体光導波路構造等の一括選択成長中において各構成
層毎の成長速度増大度を制御することができる。
【0026】また、スリットの幅、本数および位置を変
化させることにより、マスク開口部における成長速度増
大度の抑制の度合いを制御することができる。
【0027】また、スリットの長さおよびマスク長手方
向のマスク幅を変化させることにより、成長速度増大度
を制御する領域を変化させ、任意の半導体層の層厚を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に使用するマスクの上面
図, 断面図, 成長層の断面図および成長速度増大度の成
長時間変化を示す図である。
【図2】 この発明の実施例2による成長層の断面図お
よび成長速度増大度の成長時間変化を示す図である。
【図3】 この発明の実施例3に使用するマスクの上面
図、成長層の断面図および成長速度増大度の成長時間変
化を示す図である。
【図4】 この発明の実施例4に使用するマスクを示す
上面図および成長層の成長速度増大度の成長時間変化を
示す図である。
【図5】 この発明の実施例5に使用するマスクを示す
上面図、マスクを示す上面図および成長層の断面図およ
び成長速度増大度の成長時間変化を示す図である。
【図6】 この発明の実施例6に使用するマスクの上面
図、成長層の成長速度増大度の成長時間変化を示す図お
よび成長速度増大度の位置変化を示す図である。
【図7】 この発明の実施例7に使用するマスクの上面
図および成長層厚を示す断面図である。
【図8】 従来のマスクを示す上面図、成長層の断面図
および成長速度増大度の成長時間変化を示す図である。
【符号の説明】
1 マスク、2 開口部、3 スリット、3a 幅の狭
いスリット、3b 幅の広いスリット。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (100)面を主面とする半導体基板上
    に、化合物半導体層を選択成長させるための開口部と、
    この開口部より幅が狭く、上記化合物半導体層の上記開
    口部における成長速度を制御するためのスリットを有す
    るマスクを形成する工程と、 上記化合物半導体層の成長種が上記マスク上で再蒸発ま
    たは拡散することにより、上記開口部および上記スリッ
    ト部に上記成長種が過剰供給され、上記開口部におい
    て、上記半導体基板上の上記マスクから十分に離れた領
    域よりも大きく、且つ上記スリットが無い場合よりも小
    さい成長速度にて上記化合物半導体層を選択成長させる
    工程とを含むことを特徴とする選択MOCVD成長法に
    よる成膜方法。
  2. 【請求項2】 マスク開口部およびスリットは、半導体
    基板の(011)結晶面方位に平行に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の選択MOCVD成長法に
    よる成膜方法。
  3. 【請求項3】 スリット部において、化合物半導体層の
    成長種がマスク端と接する部分に一定の鋭角を保ちなが
    ら(111)B面の非成長面を形成し、その成長断面が
    二等辺三角形となった時に成長を自己停止することを利
    用し、この成長の自己停止後は、マスク開口部におい
    て、上記スリットが無い場合と同様の成長速度にて上記
    化合物半導体層を選択成長させる工程を含むことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の選択MOCVD成
    長法による成膜方法。
  4. 【請求項4】 化合物半導体層はIII 族有機金属とV族
    原料ガスを材料とし、上記III 族有機金属と上記V族原
    料ガスの各モル流量の比であるV/III 比を変化させる
    ことにより、スリット部における上記化合物半導体層の
    成長種の消費量を変化させ、マスク開口部における上記
    化合物半導体層の成長速度を制御する工程を含むことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の選択MOCV
    D成長法による成膜方法。
  5. 【請求項5】 マスクは、中央部に開口部を有する一組
    の矩形マスクであり、スリットは、上記開口部と平行に
    上記マスクを貫通して配置され、上記スリットの幅によ
    り化合物半導体層の成長速度を制御することを特徴とす
    る請求項1〜請求項4いずれか一項記載の選択MOCV
    D成長法による成膜方法。
  6. 【請求項6】 マスクは、中央部に開口部を有する一組
    の矩形マスクであり、スリットは、上記開口部と平行に
    上記マスクを貫通して配置され、上記スリットの本数を
    変化させることにより化合物半導体層の成長速度を制御
    することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一
    項記載の選択MOCVD成長法による成膜方法。
  7. 【請求項7】 マスクは、中央部に開口部を有する一組
    の矩形マスクであり、スリットは、上記開口部と平行に
    上記マスクを貫通して配置され、上記スリットの位置を
    変化させることにより化合物半導体層の成長速度を制御
    することを特徴とする請求項1〜請求項4いずれか一項
    記載の選択MOCVD成長法による成膜方法。
  8. 【請求項8】 マスクは、中央部に開口部を有する一組
    の矩形マスクであり、スリットは、上記開口部と平行に
    配置され、上記スリットの長手方向の長さを変化させる
    ことにより化合物半導体層の成長速度を制御する領域を
    変化させることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれ
    か一項記載の選択MOCVD成長法による成膜方法。
  9. 【請求項9】 マスクは、中央部に開口部を有する一組
    の矩形マスクであり、スリットは、上記開口部と平行に
    配置され、上記マスクの長手方向にマスク幅を変化させ
    ることにより化合物半導体層の成長速度を制御する領域
    を変化させることを特徴とする請求項1〜請求項4いず
    れか一項記載の選択MOCVD成長法による成膜方法。
JP7067311A 1995-03-27 1995-03-27 選択mocvd成長法による成膜方法 Pending JPH08264454A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7067311A JPH08264454A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 選択mocvd成長法による成膜方法
US08/555,707 US5728215A (en) 1995-03-27 1995-11-14 Method for forming a film by selective area MOCVD growth
DE19547017A DE19547017C2 (de) 1995-03-27 1995-12-15 Verfahren zum Ausbilden eines Films durch ein selektives Flächenwachstum eines metall-organischen chemischen Dampfphasenabscheidungsverfahrens
KR19960007562A KR960035789A (ja) 1995-03-27 1996-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7067311A JPH08264454A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 選択mocvd成長法による成膜方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08264454A true JPH08264454A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13341355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7067311A Pending JPH08264454A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 選択mocvd成長法による成膜方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5728215A (ja)
JP (1) JPH08264454A (ja)
KR (1) KR960035789A (ja)
DE (1) DE19547017C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6337870B1 (en) 1997-10-20 2002-01-08 Nec Corporation Semiconductor laser having recombination layer stripes in current blocking structure
US6887726B2 (en) 1997-09-29 2005-05-03 Nec Corporation Semiconductor layer formed by selective deposition and method for depositing semiconductor layer

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001044566A (ja) * 1999-07-28 2001-02-16 Nec Corp 半導体レーザおよびその製造方法
US6245144B1 (en) 1999-12-06 2001-06-12 Lucent Technologies Inc. Doping control in selective area growth (SAG) of InP epitaxy in the fabrication of solid state semiconductor lasers
US6979489B2 (en) * 2002-05-15 2005-12-27 Rutgers, The State University Of New Jersey Zinc oxide nanotip and fabricating method thereof
US7060516B2 (en) * 2002-09-30 2006-06-13 Bookham Technology, Plc Method for integrating optical devices in a single epitaxial growth step
US7018861B2 (en) * 2003-01-24 2006-03-28 Agilent Technologies, Inc. Method of manufacturing integrated semiconductor devices and related devices
KR100566212B1 (ko) * 2003-11-17 2006-03-29 삼성전자주식회사 유기금속화학기상증착법에 의한 선택영역 성장방법
CN100541722C (zh) 2004-03-26 2009-09-16 株式会社半导体能源研究所 激光辐照方法和激光辐照装置
US8525075B2 (en) * 2004-05-06 2013-09-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Laser irradiation apparatus
US8304313B2 (en) 2004-08-23 2012-11-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and its manufacturing method
KR100584376B1 (ko) * 2004-11-10 2006-05-26 삼성전자주식회사 산화 차단층들을 갖는 레이저 다이오드의 제작 방법
US8395084B2 (en) * 2005-05-02 2013-03-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Laser irradiation apparatus and laser irradiation method
KR100875929B1 (ko) * 2006-12-05 2008-12-26 한국전자통신연구원 반도체막의 선택적 영역 성장용 마스크 패턴 및 그를이용한 반도체막의 선택적 영역 성장 방법
KR102502608B1 (ko) 2018-06-11 2023-02-22 삼성디스플레이 주식회사 발광 소자, 그 제조방법 및 발광 소자를 포함하는 표시 장치
JP7322175B2 (ja) * 2019-04-11 2023-08-07 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 光学デバイスのための多重深度膜

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4632723A (en) * 1983-03-31 1986-12-30 Massachusetts Institute Of Technology Orientation filtering for crystalline films
US5436192A (en) * 1989-03-24 1995-07-25 Xerox Corporation Method of fabricating semiconductor structures via photo induced evaporation enhancement during in situ epitaxial growth
JPH0720506A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Mitsubishi Electric Corp 光スイッチ及びその製造方法
US5561079A (en) * 1994-12-16 1996-10-01 General Motors Corporation Stalagraphy

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6887726B2 (en) 1997-09-29 2005-05-03 Nec Corporation Semiconductor layer formed by selective deposition and method for depositing semiconductor layer
US7314672B2 (en) 1997-09-29 2008-01-01 Nec Corporation Semiconductor layer formed by selective deposition and method for depositing semiconductor layer
US7655485B2 (en) 1997-09-29 2010-02-02 Nec Corporation Semiconductor layer formed by selective deposition and method for depositing semiconductor layer
US6337870B1 (en) 1997-10-20 2002-01-08 Nec Corporation Semiconductor laser having recombination layer stripes in current blocking structure
US6670203B2 (en) 1997-10-20 2003-12-30 Nec Corporation Method for manufacturing semiconductor laser having recombination layer stripes in current blocking structure

Also Published As

Publication number Publication date
DE19547017C2 (de) 1998-02-19
DE19547017A1 (de) 1996-10-02
KR960035789A (ja) 1996-10-28
US5728215A (en) 1998-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08264454A (ja) 選択mocvd成長法による成膜方法
US7294201B2 (en) Method of manufacturing crystal of III-V compound of the nitride system, crystal substrate of III-V compound of the nitride system, crystal film of III-V compound of the nitride system, and method of manufacturing device
DE3936694A1 (de) Halbleiterbauteil mit gitterstruktur
JPH0262090A (ja) 光半導体装置の製造方法
DE3634140C2 (ja)
US4980314A (en) Vapor processing of a substrate
JPH11330615A (ja) 半導体装置の製造方法
US6300153B1 (en) Metal organic vapor phase epitaxy and method for manufacturing semiconductor laser device
KR100875929B1 (ko) 반도체막의 선택적 영역 성장용 마스크 패턴 및 그를이용한 반도체막의 선택적 영역 성장 방법
JPH01270284A (ja) 半導体レーザ素子およびその製造方法
JPH02162717A (ja) 量子細線の形成方法
JP2002093726A (ja) 半導体素子の製造方法及び半導体素子
KR100264975B1 (ko) 결정성장층의방향특성을고려한절연막패턴을이용하는선택결정성장법
JPS6338279A (ja) 半導体レーザ装置の製造方法
JP3152177B2 (ja) 微細パタン形成方法、半導体装置の製造方法及び該方法により製造した半導体装置
JP2002270946A (ja) 半導体光集積素子の製造方法
JP2002289538A (ja) 半導体素子の製造方法及び半導体素子
JPH02156586A (ja) 量子井戸構造の形成方法
KR100464296B1 (ko) 단결정 박막 성장 방법
JPS58176921A (ja) 半導体基体およびその製法
JPH09260775A (ja) 光半導体装置の製造方法,及び光半導体装置
JPH08162419A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH1187851A (ja) 半導体レーザの製造方法
JPH0936475A (ja) リッジウェイブガイド半導体レーザの製造方法
JPH1168234A (ja) 半導体装置の製造方法