JPH08264168A - 電池ホルダー - Google Patents

電池ホルダー

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JPH08264168A
JPH08264168A JP7062309A JP6230995A JPH08264168A JP H08264168 A JPH08264168 A JP H08264168A JP 7062309 A JP7062309 A JP 7062309A JP 6230995 A JP6230995 A JP 6230995A JP H08264168 A JPH08264168 A JP H08264168A
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池の抜け防止と電池の逆差しによる逆極性
電流の通電防止を図るとともに、電池が抜ける途中の斜
め状態に固定されても導通の確保が可能な電池ホルダー
を提供すること。 【構成】 収納部の筺体の両端にプラス・マイナス極板
が設けられた電池ホルダーにおいて、前記筺体のプラス
極板側に、電池のプラス端子が挿嵌される切欠き部を設
けるとともに、当該切欠き部内に、プラス極板を立設し
て構成され、前記プラス極板は、弾性変形可能な保持部
材により、当該プラス極板の上部を電池から離れる方向
に傾斜して保持され、更に、前記プラス極板の上部に、
電池の方向に突出する突部を設けた電池ホルダー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電池を収納する電池
ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電池を収納する電池ボックス
は、電池の外形状に応じて形成された収納部の凹部をな
す筺体の一側端及び他側端に、プラス極及びマイナス極
の端子を設けている。また、これらの両端子には導通材
料が用いられ、特にマイナス端子は、スプリング等の弾
性変形可能な部材により形成されている。そして、この
ような電池ボックス内に収められた電池は、マイナス端
子によって、プラス端子側に押圧され、この押圧力によ
り正常な位置に固定されて、電池と電池ボックスの両端
子が接触するように設けられている。従って、電池ボッ
クスに収納された電池は、プラス、マイナス方向におい
て固定され、また、電池ボックスの側壁に規制されて、
側方へ外れることもない。
【0003】しかし、電池ボックスに対する電池の装着
方向においては、筺体は一般に凹形状を呈して、電池の
飛び出しを制止する部材を設けていないため、衝撃等に
よって電池が電池ボックスから飛び出してしまうことが
ある。これを防止するために、電池ボックスの入り口を
閉塞する蓋を設けるとなると、この蓋の脱着構造や着脱
用の部材が必要となったりして、部品点数が増加する。
【0004】従来、前述した蓋を設けないものとして
は、例えば、図8(a)に示すように、プラス端子22
及びマイナス端子23を収納部24に備えた電池ボック
ス21において、電池Aのプラス端子aを、プラス端子
22の上端に突設した抜け止め部25により制止するよ
うにしたものや、また、図9(a)に示すように、抜け
止め部25を、電池ボックス21の収納部24を形成す
る非導通材料により形成したもの(例えば、実開昭54
−79930号、実開昭54−79932号)等が知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
図8(a)に示すような電池ボックス21によれば、電
池自体の抜け防止は図れるが、図8(b)に示すよう
に、使用者が電池ボックス21のプラス・マイナス挿入
方向を誤って、電池を逆方向に挿入した場合に、電池の
平坦なマイナス端子bに、プラス端子22に突設された
抜け止め部24が接触して導通してしまうので、逆極性
の電流が流れる不都合があった。
【0006】すなわち、この電池ボックス21から電流
を供給される回路に過電流が流れたり、更には、回路に
ICが用いられている場合には、ICを損傷するおそれ
等があり、延いては回路が故障してしまうことがある。
また、このような回路ショートによる発熱から、使用者
のやけど等のけがや、電気火災等の可能性も生じてい
た。尚、このような電池の逆差しによる導通を防止する
ために、プラス端子の回りに所定厚さの突設部を設ける
ことにより、逆差し時には、この突設部と電池の平坦な
マイナス端子側が当接して、このマイナス端子とプラス
極板の接触を防止するもの(例えば、実開昭55−72
07号)が知られている。
【0007】また、前記従来の図9(a)に示すような
電池ボックス21によれば、このように電池を逆方向に
挿入した場合には、非導通材料により形成された抜け止
め部24に、電池の平坦なマイナス端子bが当接し、電
池ボックス21のプラス端子22と接触しないので、前
述した不都合は回避することができる。しかし、この抜
け止め部25が非導通材料により形成されているので、
電池Aが抜ける途中で、図9(b)に示すようにズレて
固定された場合には、導通不良となる不都合があった。
【0008】更に、前記従来の図8(a)及び図9
(a)に示すような双方の電池ボックス21において
は、電池Aの交換時に、突出形成された抜け止め部25
に電池Aのプラス端子aが接触するので、スムーズな交
換が行いに難いという不都合があった。また、この抜け
止め部25を突出させる程、電池Aの抜け防止が確実に
なるが、当然、抜け止め部25が突出すればする程、電
池Aが引っ掛かりやすくなるので、電池Aの挿入及び取
外しがより一層困難になるという制約がある。
【0009】本発明は、電池の抜け防止と、電池の逆差
しによる逆極性の電流が通電することの防止を図るとと
もに、電池が何等かの拍子に斜め状態になっても、導通
の確保が可能な電池ホルダーを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、収納部の筺体
の両端にプラス・マイナス極板が設けられた電池ホルダ
ーにおいて、前記筺体のプラス極板側に、電池のプラス
端子が挿嵌される切欠き部を設けるとともに、当該切欠
き部内に、プラス極板を立設して構成され、前記プラス
極板は、弾性変形可能な保持部材により、当該プラス極
板の上部を電池から離れる方向に傾斜して保持され、更
に、前記プラス極板の上部に、電池の方向に突出する突
部を設けた電池ホルダーである。
【0011】
【作用】従って、本発明の電池ホルダーによれば、電池
を挿入する場合は、電池を上方から電池ボックス内に押
入れると、電池の突出したプラス端子が、電池ホルダー
のプラス極板に沿って下側へと摺接しつつ、プラス極板
を垂直に起立させる。そして、この起立したプラス極板
と電池のプラス端子面とが面接触して導通状態となる。
【0012】このとき、このプラス端子の上方に、プラ
ス極板上端に突設された突部が位置するので、これが、
電池とりわけプラス端子の抜け止め部となる。すなわ
ち、何等かの外力が加えられて、例えば落下等により、
電池が抜け出ようとして、電池のプラス端子が前記突部
の方向へ移動する場合は、その移動は衝撃等の場合、通
常は速いので、電池のプラス端子はプラス極板上端に突
設された突部に引っ掛かって、その抜け出しが阻止され
ることとなる。尚、電池の交換時には、電池のプラス端
子の前記突部の方向への移動は瞬間的なものではないの
で、電池のプラス端子の移動に伴い、プラス極板が保持
部材に付勢されて、プラス極板の上端が電池ホルダーの
反電池方向(所謂外方)に移動することとなる。従っ
て、このプラス極板の上端に突設された突部が、電池を
取り出す場合の、電池のプラス端子の移動経路から退避
することとなって、電池を容易に取り出すことができ
る。
【0013】また、使用者が誤ってプラス・マイナスを
逆方向にして、電池を電池ホルダーに挿入した場合に
は、電池の平坦なマイナス端子が電池ホルダーのプラス
極板側の側壁に当接するので、このマイナス端子と、切
欠き部内の抜け止め部たる突部を含めたプラス極板と
が、接触することはない。
【0014】更に、電池が斜め状態に固定された場合に
も、この電池のプラス端子とプラス極板上端に突設され
た突部(抜け止め部)に接触し、電気的な導通を維持す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明を図1ないし図7に示す実施
例に基づいて説明する。
【0016】本実施例の電池ホルダーは、図1ないし図
4に示すように、電池Aの外形状に応じて上方が開口し
た直方体形状の凹形状をなす筺体1を備え、この筺体1
は、凹部を形成する前壁板2a、後壁板2b、右側壁板
2c、左側壁板2d、底板2eと、この後壁板2bに設
けられたマイナス極板3と、前壁板2aに設けられた電
池Aのプラス端子aが挿嵌できる幅の切欠き部4と、こ
の切欠き部4内に、保持部材5により傾斜して配設さ
れ、上端に抜け止め部6が設けられたプラス極板7とか
ら構成されている。
【0017】すなわち、これらの各壁2a,2b,2
c,2d,2eは、合成樹脂等の非導通材料を用いて形
成され、電池Aの外形状に応じた寸法となっている。
【0018】前記マイナス極板3は、金属製の板バネ等
のように、弾性変形可能な導通材料を用いて、湾曲され
た長板状に形成され、後壁板2bに固定されている。従
って、電池Aを筺体1内にセットした時には、このマイ
ナス極板3に、電池Aの平坦なマイナス端子が当接して
接触し、電気的な導通を十分に確保することができる。
また、これとともに、マイナス極板3は電池Aにより後
壁板2bに押付けられるので、マイナス極板3の弾性力
により、電池Aをプラス極板7側に押圧するように設け
られている。尚、このマイナス極板3は、図示を省略し
た接続コードにより機器の回路に電気的に接続されてい
る。
【0019】前記切欠き部4は、少なくとも電池Aのプ
ラス端子aが挿嵌できる幅に形成され、段差部を形成し
て、電池Aの未収納時には、後述するプラス極板7を、
このプラス極板7の上端が筺体1の外方向(反電池方
向)に位置した傾斜状態に収納できるようにしている。
【0020】すなわち、少なくとも電池Aのプラス端子
aの突出量に応じた深さに設定されて、垂直な側壁8a
を有する第1切欠き部8と、この第1切欠き部8の上方
に設けられた所定深さの第2切欠き部9とから構成さ
れ、この第2切欠き部9内に、後述する傾斜したプラス
極板7の上側を収納するとともに、同様に第1切欠き部
8内に、傾斜したプラス極板7の下側を収納するように
している。
【0021】従って、筺体1に電池が収納されずに、プ
ラス極板7が傾斜した状態となる場合には、後述する抜
け止め部たる突部6を含めたプラス極板7全体が、切欠
き部4内に位置し、プラス極板7が前壁板2aから内方
(電池方向)に突出しないように設けられている。ま
た、筺体1に電池Aを収納した場合には、電池Aのプラ
ス端子aが筺体1のプラス極板7の中間から下側へと摺
接しつつ、このプラス極板7を切欠き部4の第1切欠き
部8の垂直な側壁8aに押圧して、この側壁8aに沿っ
てプラス極板7を垂直に起立させるようにしている。
尚、プラス極板7の上側を収納する第2切欠き部9の側
壁9aは、垂直である必要はなく、この傾斜状態となる
プラス極板7の上側に沿った傾斜面に形成してもよい。
【0022】前記プラス極板7は、前記切欠き部4より
幅が狭く、金属等の導通材料を用いて長板状に形成され
ている。また、このプラス極板7は、マイナス極板3と
同様に、機器の回路に電気的に接続されている。
【0023】また、プラス極板7の上端には、同じ導通
材料を用いて、板状の突部6が内方に突出して設けられ
ている。本実施例の場合、突部6はプラス極板7の上端
に一体に形成されている。この突部6が、後述する抜け
止め部を構成する。
【0024】更に、このプラス極板7の中間より下側に
は、弾性変形可能な導通又は非導通材料を用いた保持部
材5の一端が傾斜して設けられ、この保持部材5の他端
は、筺体1の底板2eに傾斜して固定されている。従っ
て、電池Aを筺体1に収納しない場合には、この保持部
材5によりプラス極板7を傾斜した状態に保持してい
る。また、電池Aを収納した場合には、保持部材5が弾
性変形してプラス極板7を所定の垂直な状態に保持する
とともに、電池Aを外した場合には、プラス極板7を傾
斜した状態に復帰させるようにしている。本実施例の場
合、保持部材5は、プラス極板7の下端を切欠いて、そ
の下部を側壁8aに突出形成したものである。
【0025】従って、図5に示すように、筺体1に電池
Aを収納した場合には、電池Aのプラス端子aが筺体1
のプラス極板7の中間から下側へと当接しつつ、このプ
ラス極板7を切欠き部4の第1切欠き部8の垂直な側壁
8aに押圧して、この側壁8aに沿ってプラス極板7を
垂直に起立させる。そして、この起立したプラス極板7
と電池Aのプラス端子a面とが面接触して、電気的な導
通が十分に確保される。これと同時に、このプラス端子
aの上方に、プラス極板7の突部6が位置し、この突部
6により筺体1からの電池Aの抜け止めが十分に確保さ
れる。
【0026】また、使用者が誤ってプラス・マイナスを
逆方向にして、電池Aを電池ホルダー1に挿入した場合
には、図6に示すように、平坦な底部である電池Aのマ
イナス端子bが前壁板1aに当接して、切欠き部4内に
配設された突部6を含むプラス極板7と接触せず従って
導通しないので、極性が逆転した電流により回路を損傷
する事態を生じることがなく、筺体1から電流を供給さ
れる回路の保護を十分に行うことができる。
【0027】更に、電池ホルダー1が設けられた機器自
体が落下等して、電池Aが電池ホルダー1から抜ける途
中の状態にズレて固定された場合にも、図7に示すよう
に、プラス極板7の突部6の先端が電池Aのプラス端子
aに接触して、導通を確保することができるので、電流
を回路に流し続け得て機器の動作を維持することができ
る。
【0028】尚、上述したプラス極板7の突部6を、電
池Aの突出したプラス端子aに応じて、湾曲させた円弧
形状に形成してもよい。また、この傾斜角度をより大き
く設定して、突部6を大型化することにより、電池Aの
離脱防止をより確実化を図ってもよい。更に、電池Aの
プラス端子aではなく、電池A本体自体を上方から押さ
え込むような構成とすることもできる。
【0029】以上説明したように、本実施例の電池ホル
ダーによれば、電池のプラス端子を挿嵌できる幅の切欠
き部内に、弾性変形可能な保持部材により、外方に傾斜
した状態に中間部を保持されたプラス極板を配設し、こ
のプラス極板の上端に同じ導通材料により抜け止め部を
突設したことにより、電池を挿入する場合には、電池を
上方から電池ボックス内に押入れると、電池の突出した
プラス端子が、電池ホルダーのプラス極板の中間から下
側へと摺接しつつ、プラス極板を垂直に起立させる。そ
して、この起立したプラス極板と電池のプラス端子面と
が面接触し、導通状態が十分に確保される。これと同時
に、このプラス端子の上方にプラス極板の抜け止め部た
る突部が位置するので、電池が電池ホルダーから離脱す
ることを十分に防止することができる。
【0030】また、使用者が誤ってプラス・マイナスを
逆方向にして、電池を電池ホルダーに挿入した場合に
は、電池の平坦なマイナス端子が電池ホルダーのプラス
極板側の側壁に当接するので、切欠き部内に配設された
抜け止め部を含めたプラス極板と接触せずに済み、極性
が逆転した電流により回路を損傷する事態を生じること
がなく、電池ホルダーから電流を供給される回路の保護
を十分に行うことができる。
【0031】更に、電池が抜ける途中の斜め状態に固定
された場合にも、この電池のプラス端子とプラス極板上
端に突設された抜け止め部に接触し、電気的な導通を維
持することができるので、耐震性や対衝撃性が必要な電
気機器に最適となる。
【0032】更にまた、電池の交換時には、プラス極板
が保持部材により、プラス極板の上端が電池ホルダーの
外方に移動するように傾斜され、このプラス極板の上端
に突設された抜け止め部が電池の移動経路から退避する
ので、スムーズに電池を出し入れをすることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の電池ホルダーは、以上説明した
ように構成されるので、電池を挿入する場合には、電池
を上方から電池ボックス内に押入れると、電池の突出し
たプラス端子が、電池ホルダーのプラス極板に沿って下
側へと摺接しつつ、プラス極板を垂直に起立させる。そ
して、この起立したプラス極板と電池のプラス端子面と
が面接触し、導通状態が十分に確保される。これと同時
に、このプラス端子の上方にプラス極板の抜け止め部た
る突部が位置するので、電池が電池ホルダーから離脱す
ることを十分に防止することができる。
【0034】また、使用者が誤ってプラス・マイナスを
逆方向にして、電池を電池ホルダーに挿入した場合に
は、電池の平坦なマイナス端子が電池ホルダーのプラス
極板側の側壁に当接するので、切欠き部内に配設された
抜け止め部を含めたプラス極板と接触せずに済み、極性
が逆転した電流により回路を損傷する事態を生じること
がなく、電池ホルダーから電流を供給される回路の保護
を十分に行うことができる。
【0035】更に、電池が抜ける途中の斜め状態に固定
された場合にも、この電池のプラス端子とプラス極板上
端に突設された突部に接触し、電気的な導通を維持する
ことができるので、耐震性や対衝撃性が必要な電気機器
に最適となる。
【0036】更にまた、電池の交換時には、プラス極板
が保持部材により、プラス極板の上端が電池ホルダーの
外方に移動するように傾斜され、従って、このプラス極
板の上端に突設された突部が、電池を取り出す場合の、
電池のプラス端子の移動経路から退避することとなっ
て、電池を容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、本実施例の電池ホル
ダーの平面図。
【図2】本実施例の電池ホルダーに係り、図1図中にお
けるII−II矢視方向の縦断面図。
【図3】本実施例の電池ホルダーのプラス端子を示す図
1図中におけるIII−III矢視方向の断面図。
【図4】本実施例の電池ホルダーのプラス極板側の構造
を示す分解斜視図。
【図5】本実施例の使用状態を示し、電池の正常に収納
した場合を示す概略縦断面図。
【図6】本実施例の使用状態を示し、電池をプラス・マ
イナスを逆方向に収納した場合を示す概略縦断面図。
【図7】本実施例の使用状態を示し、電池が電池ホルダ
ーから抜ける途中の状態に固定された場合を示す概略縦
断面図。
【図8】従来例の電池ボックスに係り、(a)は、全体
構成を説明する概略縦断面図、(b)は、電池をプラス
・マイナスを逆方向に収納した場合を示す概略縦断面
図。
【図9】従来例の電池ボックスに係り、(a)は、全体
構成を説明する概略縦断面図、(b)は、電池が電池ボ
ックスから抜ける途中の状態に固定された場合を示す概
略縦断面図。
【符号の説明】
1 筺体 2a 前壁板 2b 後壁板 2c 右側壁板 2d 左側壁板 2e 底板 3 マイナス極板 4 切欠き部 5 保持部材 6 突部 7 プラス極板 8 第1切欠き部 8a 第1切欠き部の側壁 9 第2切欠き部 9a 第2切欠き部の側壁 A 電池 a 電池の突出したプラス端子 b 電池の平坦なマイナス端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部の筺体の両端にプラス・マイナス
    極板が設けられた電池ホルダーにおいて、 前記筺体のプラス極板側に、電池のプラス端子が挿嵌さ
    れる切欠き部を設けるとともに、当該切欠き部内に、プ
    ラス極板を立設して構成され、 前記プラス極板は、弾性変形可能な保持部材により、当
    該プラス極板の上部を電池から離れる方向に傾斜して保
    持され、 更に、前記プラス極板の上部に、電池の方向に突出する
    突部を設けたことを特徴とする電池ホルダー。
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