JPH08263955A - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
- Publication number
- JPH08263955A JPH08263955A JP6450295A JP6450295A JPH08263955A JP H08263955 A JPH08263955 A JP H08263955A JP 6450295 A JP6450295 A JP 6450295A JP 6450295 A JP6450295 A JP 6450295A JP H08263955 A JPH08263955 A JP H08263955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- arm
- recording
- magnetic disk
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】ヘッドの待避機構を工夫することにより、単純
且つ安価な構造、薄型の装置を実現することを目的とす
る。 【構成】第一，第二のヘッドを搭載する第一，第二のア
ームをキャリッジ体に対して回動可能に構成し、ディス
クカートリッジを保持する枠体を移動させる案内枠との
当接部と、第一のアームとの当接部を有し、回動可能な
待避レバーを設けた。
且つ安価な構造、薄型の装置を実現することを目的とす
る。 【構成】第一，第二のヘッドを搭載する第一，第二のア
ームをキャリッジ体に対して回動可能に構成し、ディス
クカートリッジを保持する枠体を移動させる案内枠との
当接部と、第一のアームとの当接部を有し、回動可能な
待避レバーを設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば交換可能なディ
スク状記録媒体を用い、ディスクの半径方向に記録再生
用ヘッドを移動させて記録再生を行うような装置に関す
る。
スク状記録媒体を用い、ディスクの半径方向に記録再生
用ヘッドを移動させて記録再生を行うような装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来から、交換可能なディスク状記録媒
体を用い、その両面に記録再生用ヘッドを配してデータ
の記録再生を行う装置が知られている。このような装置
において、ディスクを交換するためには、ディスクの入
ったディスクカートリッジを、一方のヘッドとディスク
カートリッジが当たらない位置（挿抜位置）までディス
ク面に直角な方向に移動させ、もう一方のヘッドを挿抜
位置のディスクカートリッジに当たらない位置まで移動
することによって、ディスクカートリッジの挿抜を可能
にしていた。
体を用い、その両面に記録再生用ヘッドを配してデータ
の記録再生を行う装置が知られている。このような装置
において、ディスクを交換するためには、ディスクの入
ったディスクカートリッジを、一方のヘッドとディスク
カートリッジが当たらない位置（挿抜位置）までディス
ク面に直角な方向に移動させ、もう一方のヘッドを挿抜
位置のディスクカートリッジに当たらない位置まで移動
することによって、ディスクカートリッジの挿抜を可能
にしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】当然のことながら、挿
抜位置にあるディスクカートリッジやディスクカートリ
ッジの保持部材が占める空間には機構部材などを配置す
ることはできないが、近年、装置の小型化が進み、装置
の平面積に占めるディスクカートリッジの平面積の割合
は非常に大きくなっており、挿抜位置までの移動量が装
置の厚みを左右する大きな要因となっている。そこで本
発明は、ヘッドの待避機構を工夫することにより、より
単純且つ安価な構造で挿抜位置までの移動量の少ない、
薄型の装置を実現することを目的とするものである。
抜位置にあるディスクカートリッジやディスクカートリ
ッジの保持部材が占める空間には機構部材などを配置す
ることはできないが、近年、装置の小型化が進み、装置
の平面積に占めるディスクカートリッジの平面積の割合
は非常に大きくなっており、挿抜位置までの移動量が装
置の厚みを左右する大きな要因となっている。そこで本
発明は、ヘッドの待避機構を工夫することにより、より
単純且つ安価な構造で挿抜位置までの移動量の少ない、
薄型の装置を実現することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、可撓性を有する磁気ディスクを収容したディスク
カートリッジを用いて、前記磁気ディスクに記録再生を
行い、前記ディスクカートリッジを収容し、記録再生位
置と挿抜位置の間を移動可能な枠体を有し、該枠体を記
録再生位置と挿抜位置の間で移動させる案内枠を有する
磁気記録装置において、前記磁気ディスクの半径方向に
摺動自在に設けられたキャリッジ体と、前記磁気ディス
クに記録再生を行う第一のヘッドを搭載し、該第一のヘ
ッドを記録再生位置及び前記ディスクカートリッジを磁
気記録装置に挿入，抜去可能な挿抜位置に回動できるよ
うに前記キャリッジ体に回動可能に取付けられた第一の
アームと、前記第一のヘッドと対向する位置に設けられ
た第二のヘッドを搭載し、該第二のヘッドを前記記録再
生位置及び前記挿抜位置に回動可能なように、弾性部材
を介して前記キャリッジ体に取付けられた第二のアーム
と、前記第一のアームを前記第二のアーム側に付勢する
第一の付勢手段と、前記第一のアームの前記第一の付勢
手段によって回動される位置を規制する位置決め手段
と、前記第二のアームを前記第一のアーム側に付勢する
第二の付勢手段と、前記第一のアームを挿抜位置に回避
させる回避レバーを備え、該回避レバーは、前記磁気デ
ィスクの面に略平行な平面方向に回動可能に軸支され、
前記案内枠と当接する第一の当接部と、前記第一のアー
ムと当接する第二の当接部を有することを特徴とする。
置は、可撓性を有する磁気ディスクを収容したディスク
カートリッジを用いて、前記磁気ディスクに記録再生を
行い、前記ディスクカートリッジを収容し、記録再生位
置と挿抜位置の間を移動可能な枠体を有し、該枠体を記
録再生位置と挿抜位置の間で移動させる案内枠を有する
磁気記録装置において、前記磁気ディスクの半径方向に
摺動自在に設けられたキャリッジ体と、前記磁気ディス
クに記録再生を行う第一のヘッドを搭載し、該第一のヘ
ッドを記録再生位置及び前記ディスクカートリッジを磁
気記録装置に挿入，抜去可能な挿抜位置に回動できるよ
うに前記キャリッジ体に回動可能に取付けられた第一の
アームと、前記第一のヘッドと対向する位置に設けられ
た第二のヘッドを搭載し、該第二のヘッドを前記記録再
生位置及び前記挿抜位置に回動可能なように、弾性部材
を介して前記キャリッジ体に取付けられた第二のアーム
と、前記第一のアームを前記第二のアーム側に付勢する
第一の付勢手段と、前記第一のアームの前記第一の付勢
手段によって回動される位置を規制する位置決め手段
と、前記第二のアームを前記第一のアーム側に付勢する
第二の付勢手段と、前記第一のアームを挿抜位置に回避
させる回避レバーを備え、該回避レバーは、前記磁気デ
ィスクの面に略平行な平面方向に回動可能に軸支され、
前記案内枠と当接する第一の当接部と、前記第一のアー
ムと当接する第二の当接部を有することを特徴とする。
【０００５】また、本発明による磁気記録再生装置は、
前記第二の当接部が、前記ディスク面に対して傾いた面
で構成されていることを特徴とする。
前記第二の当接部が、前記ディスク面に対して傾いた面
で構成されていることを特徴とする。
【０００６】
【実施例】以下、実施例により本発明の詳細を示す。図
１は本発明による記録再生装置の一実施例の平面図であ
り、図２は要部の断面図である。図において、９１は磁
気ディスク、９２は磁気ディスク９１を保持し、駆動す
るために磁気ディスク９１の中心に固定されたハブ、９
は磁気ディスク９１を収容しているディスクカートリッ
ジ、１は装置を構成する部材が載っているシャーシ、２
１はディスクカートリッジ９を収容して、移動，位置決
めする枠体であるホルダー、２はホルダ−２１を移動さ
せる案内枠であるスライダーであり、８はディスク駆動
装置（図示せず）に取付けられたハブ台、８１はハブ台
８の回転中心に設けられた位置決めピン、８２はハブ台
８の回転中心から偏寄した位置に設けられた駆動ピンで
ある。挿抜位置にあるホルダー２１にはディスクカート
リッジ９を挿入，抜去することができる。ディスクカー
トリッジ９がホルダー２１の所定の位置にに挿入される
と、スライダー２が磁気ディスク９１とほぼ平行に移動
し、ホルダー２１をディスク面と概垂直な方向に移動さ
せ、記録再生位置に位置させる（機構の詳細は省略）。
このとき、ハブ９２はハブ台８に載置され、中心穴が位
置決めピン８１と勘合し、偏寄穴が駆動ピン８２と勘合
して、磁気ディスク９１は記録再生位置に回転駆動可能
に保持される。また、３はシャーシ１上に設けられ磁気
ディスク９１の半径方向に移動可能であるキャリッジ
体、３１はキャリッジ体３の一部である位置決め部、４
５は第一のヘッドである下ヘッド、４は下ヘッド４５が
載置されている第一のアームである下アーム、４１は下
板バネ、４２は下バネ、５５は第二のヘッドである上ヘ
ッド、５は上ヘッド５５が載置されている第二のアーム
である上アーム、５１は上板バネ、５２は上バネであ
る。図１では要部を明示するために、スライダー２の平
面部や、ディスクカートリッジ９、ホルダー２１、上ヘ
ッド５５、上アーム５、上板バネ５１、上バネ５２など
は記載してない。キャリッジ体３は、シャーシ２に固定
された案内ピン３５に摺動自在に取付けられており、駆
動モータ３６によって移動する（移動機構詳細は省
略）。下アーム４と下板バネ４１は固定されており、下
板バネ４１の一端はキャリッジ体３に固定されており、
下アーム４は下板バネ４１が弾性変形することにより揺
動することができる。下アーム４の当接部４３はキャリ
ッジ体３の受け面に当接しており、下バネ４２が下アー
ム４を上アーム５の方向に付勢しており、当接部４６は
位置決め部３１と当接して、下アーム４の位置が定ま
り、下ヘッド４５が所定の記録再生位置に位置決めされ
る。上アーム５と上板バネ５１は固定されており、上板
バネ５１の一端はキャリッジ体３に固定されており、上
アーム５は上板バネ５１が弾性変形することにより揺動
することができる。上アーム５の当接部５３はキャリッ
ジ体３の受け面に当接しており、上バネ５２が上アーム
５を下アーム４の方向に付勢しており、上アーム５に載
置された上ヘッド５５は、磁気ディスク９１を介して下
ヘッド４５に押し付けられ、上ヘッド５５が所定の記録
再生位置に位置決めされる。図３は、図１にＡ−Ａで示
した部分の断面図である。６は回避レバーである下リフ
ターで、軸６１を中心に、回動自在にシャーシ１に固定
されており、第一当接部６２と、第二当接部６３が形成
されている。スライダー２には、スライダー２の移動方
向と略直角な溝（図示せず）が設けてあり、この溝と第
一当接部６２が勘合しており、スライダー２の摺動に従
って、下リフター６は軸６１を中心に、磁気ディスク９
１と略平行に回動する。下アーム４にはリフター突起４
６が一体に形成されており、第二当接部６３は図３のよ
うな斜面を持った形状であり、キャリッジ体３がどの位
置に移動しても、リフター突起４６と第二当接部６３が
対向するように、第二当接部の長さが設定されている。
１は本発明による記録再生装置の一実施例の平面図であ
り、図２は要部の断面図である。図において、９１は磁
気ディスク、９２は磁気ディスク９１を保持し、駆動す
るために磁気ディスク９１の中心に固定されたハブ、９
は磁気ディスク９１を収容しているディスクカートリッ
ジ、１は装置を構成する部材が載っているシャーシ、２
１はディスクカートリッジ９を収容して、移動，位置決
めする枠体であるホルダー、２はホルダ−２１を移動さ
せる案内枠であるスライダーであり、８はディスク駆動
装置（図示せず）に取付けられたハブ台、８１はハブ台
８の回転中心に設けられた位置決めピン、８２はハブ台
８の回転中心から偏寄した位置に設けられた駆動ピンで
ある。挿抜位置にあるホルダー２１にはディスクカート
リッジ９を挿入，抜去することができる。ディスクカー
トリッジ９がホルダー２１の所定の位置にに挿入される
と、スライダー２が磁気ディスク９１とほぼ平行に移動
し、ホルダー２１をディスク面と概垂直な方向に移動さ
せ、記録再生位置に位置させる（機構の詳細は省略）。
このとき、ハブ９２はハブ台８に載置され、中心穴が位
置決めピン８１と勘合し、偏寄穴が駆動ピン８２と勘合
して、磁気ディスク９１は記録再生位置に回転駆動可能
に保持される。また、３はシャーシ１上に設けられ磁気
ディスク９１の半径方向に移動可能であるキャリッジ
体、３１はキャリッジ体３の一部である位置決め部、４
５は第一のヘッドである下ヘッド、４は下ヘッド４５が
載置されている第一のアームである下アーム、４１は下
板バネ、４２は下バネ、５５は第二のヘッドである上ヘ
ッド、５は上ヘッド５５が載置されている第二のアーム
である上アーム、５１は上板バネ、５２は上バネであ
る。図１では要部を明示するために、スライダー２の平
面部や、ディスクカートリッジ９、ホルダー２１、上ヘ
ッド５５、上アーム５、上板バネ５１、上バネ５２など
は記載してない。キャリッジ体３は、シャーシ２に固定
された案内ピン３５に摺動自在に取付けられており、駆
動モータ３６によって移動する（移動機構詳細は省
略）。下アーム４と下板バネ４１は固定されており、下
板バネ４１の一端はキャリッジ体３に固定されており、
下アーム４は下板バネ４１が弾性変形することにより揺
動することができる。下アーム４の当接部４３はキャリ
ッジ体３の受け面に当接しており、下バネ４２が下アー
ム４を上アーム５の方向に付勢しており、当接部４６は
位置決め部３１と当接して、下アーム４の位置が定ま
り、下ヘッド４５が所定の記録再生位置に位置決めされ
る。上アーム５と上板バネ５１は固定されており、上板
バネ５１の一端はキャリッジ体３に固定されており、上
アーム５は上板バネ５１が弾性変形することにより揺動
することができる。上アーム５の当接部５３はキャリッ
ジ体３の受け面に当接しており、上バネ５２が上アーム
５を下アーム４の方向に付勢しており、上アーム５に載
置された上ヘッド５５は、磁気ディスク９１を介して下
ヘッド４５に押し付けられ、上ヘッド５５が所定の記録
再生位置に位置決めされる。図３は、図１にＡ−Ａで示
した部分の断面図である。６は回避レバーである下リフ
ターで、軸６１を中心に、回動自在にシャーシ１に固定
されており、第一当接部６２と、第二当接部６３が形成
されている。スライダー２には、スライダー２の移動方
向と略直角な溝（図示せず）が設けてあり、この溝と第
一当接部６２が勘合しており、スライダー２の摺動に従
って、下リフター６は軸６１を中心に、磁気ディスク９
１と略平行に回動する。下アーム４にはリフター突起４
６が一体に形成されており、第二当接部６３は図３のよ
うな斜面を持った形状であり、キャリッジ体３がどの位
置に移動しても、リフター突起４６と第二当接部６３が
対向するように、第二当接部の長さが設定されている。
【０００７】図１，２，３は磁気ディスク９１が装填さ
れ、装置が記録再生状態になっている。この状態から磁
気ディスク９１を取り出すときの動作を説明する。スラ
イダー２に固定されたボタン２２が押され、スライダー
２が図１の矢印ａの方向に押される。この動きと同時
に、ホルダー２１はディスクカートリッジ９と一緒に、
磁気ディスク９１に略垂直な方向に移動する。一方下リ
フター６は、第一当接部６２がスライダー２の溝と係合
しており、スライダー２の矢印ａ方向の動きに連動し
て、図１の矢印ｂの方向に回動する。すなわち、第二当
接部６３は図３の矢印ｃの方向に移動し、リフター突起
４６と当接し、第二当接部６３を形成する斜面によって
リフター突起４６すなわち下アーム４が押し下げられ
る。下アーム４は下バネ４２によって付勢されているた
め、当接部４３がキャリッジ体３に当接したままで、下
ヘッド４５が磁気ディスク９１から離れる方向に回動す
る。下ヘッド４５が回避するため、ディスクカートリッ
ジ９はハブ９２と位置決めピン８１，駆動ピン８２との
係合がはずれるまで移動すれば抜去可能となる。上ヘッ
ド５５は、移動するホルダー２１で上アーム５を押して
回動させ、挿抜されるディスクカートリッジ９と干渉し
ない位置まで待避させる。３．５インチフロッピーディ
スクカートリッジを例にとると、ディスクカートリッジ
の厚みは３．３ｍｍであり、ヘッドとディスクカートリ
ッジが干渉しないためには、ディスクカートリッジ厚の
半分の１．６５ｍｍは移動させなければならず、ヘッド
とディスクカートリッジが接触するとヘッドが壊されて
しまうことや、ディスクカートリッジ厚の誤差や、記録
再生装置の部品の寸法誤差を考慮して３ｍｍ程度移動さ
せていた。上ヘッドの必要な待避量は６ｍｍ程度とな
る。一方、本発明によれば、ハブと位置決めピンの係合
量は、たかだか０．５ｍｍ程度であり、ディスクカート
リッジと位置決めピンや駆動ピンが当っても、双方とも
壊れることはなく、移動量は１ｍｍ未満で十分である。
上ヘッドの必要な待避量も２．５ｍｍ程度で十分であ
る。
れ、装置が記録再生状態になっている。この状態から磁
気ディスク９１を取り出すときの動作を説明する。スラ
イダー２に固定されたボタン２２が押され、スライダー
２が図１の矢印ａの方向に押される。この動きと同時
に、ホルダー２１はディスクカートリッジ９と一緒に、
磁気ディスク９１に略垂直な方向に移動する。一方下リ
フター６は、第一当接部６２がスライダー２の溝と係合
しており、スライダー２の矢印ａ方向の動きに連動し
て、図１の矢印ｂの方向に回動する。すなわち、第二当
接部６３は図３の矢印ｃの方向に移動し、リフター突起
４６と当接し、第二当接部６３を形成する斜面によって
リフター突起４６すなわち下アーム４が押し下げられ
る。下アーム４は下バネ４２によって付勢されているた
め、当接部４３がキャリッジ体３に当接したままで、下
ヘッド４５が磁気ディスク９１から離れる方向に回動す
る。下ヘッド４５が回避するため、ディスクカートリッ
ジ９はハブ９２と位置決めピン８１，駆動ピン８２との
係合がはずれるまで移動すれば抜去可能となる。上ヘッ
ド５５は、移動するホルダー２１で上アーム５を押して
回動させ、挿抜されるディスクカートリッジ９と干渉し
ない位置まで待避させる。３．５インチフロッピーディ
スクカートリッジを例にとると、ディスクカートリッジ
の厚みは３．３ｍｍであり、ヘッドとディスクカートリ
ッジが干渉しないためには、ディスクカートリッジ厚の
半分の１．６５ｍｍは移動させなければならず、ヘッド
とディスクカートリッジが接触するとヘッドが壊されて
しまうことや、ディスクカートリッジ厚の誤差や、記録
再生装置の部品の寸法誤差を考慮して３ｍｍ程度移動さ
せていた。上ヘッドの必要な待避量は６ｍｍ程度とな
る。一方、本発明によれば、ハブと位置決めピンの係合
量は、たかだか０．５ｍｍ程度であり、ディスクカート
リッジと位置決めピンや駆動ピンが当っても、双方とも
壊れることはなく、移動量は１ｍｍ未満で十分である。
上ヘッドの必要な待避量も２．５ｍｍ程度で十分であ
る。
【０００８】本実施例では案内枠の一例としてスライダ
−を使用した構成を示したが、リンク構造などによる移
動機構であっても、本発明が適用できることは勿論であ
る。
−を使用した構成を示したが、リンク構造などによる移
動機構であっても、本発明が適用できることは勿論であ
る。
【０００９】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ディ
スク交換時に第二のヘッドだけでなく第一のヘッドを待
避することができるため、装置の薄型化が可能となると
いう効果がある。また、待避機構として、案内枠との当
接部と、第一のアームとの当接部を有する回避レバーを
用いたことによって、上記効果を安価且つ小スペースで
実現できるという効果も有する。
スク交換時に第二のヘッドだけでなく第一のヘッドを待
避することができるため、装置の薄型化が可能となると
いう効果がある。また、待避機構として、案内枠との当
接部と、第一のアームとの当接部を有する回避レバーを
用いたことによって、上記効果を安価且つ小スペースで
実現できるという効果も有する。
【図１】本発明の要部を表す平面図である。
【図２】本発明の要部を表す断面図である。
【図３】本発明の回避レバーと第一のアームの位置関係
を表す断面図である。
を表す断面図である。
【図４】本発明の回避レバーと第一のアームの当接状態
を表す断面図である。
を表す断面図である。
１ ・・・シャーシ ２ ・・・スライダー ２１ ・・ホルダー ３ ・・・キャリッジ体 ４ ・・・下アーム ４１ ・・下板バネ ４６ ・・リフター突起 ４５ ・・下ヘッド ５ ・・・上アーム ５１ ・・上板バネ ５５ ・・上ヘッド ６ ・・・下リフター ６２ ・・第一当接部 ６３・・・第二当接部 ８ ・・・ハブ台 ９ ・・・ディスクカートリッジ ９１ ・・磁気ディスク
Claims (2)
- 【請求項１】可撓性を有する磁気ディスクを収容したデ
ィスクカートリッジを用いて、前記磁気ディスクに記録
再生を行い、前記ディスクカートリッジを収容し、記録
再生位置と挿抜位置の間を移動可能な枠体を有し、該枠
体を記録再生位置と挿抜位置の間で移動させる案内枠を
有する磁気記録装置において、前記磁気ディスクの半径
方向に摺動自在に設けられたキャリッジ体と、前記磁気
ディスクに記録再生を行う第一のヘッドを搭載し、該第
一のヘッドを記録再生位置及び前記ディスクカートリッ
ジを磁気記録装置に挿入，抜去可能な挿抜位置に回動で
きるように前記キャリッジ体に回動可能に取付けられた
第一のアームと、前記第一のヘッドと対向する位置に設
けられた第二のヘッドを搭載し、該第二のヘッドを前記
記録再生位置及び前記挿抜位置に回動可能なように、弾
性部材を介して前記キャリッジ体に取付けられた第二の
アームと、前記第一のアームを前記第二のアーム側に付
勢する第一の付勢手段と、前記第一のアームの前記第一
の付勢手段によって回動される位置を規制する位置決め
手段と、前記第二のアームを前記第一のアーム側に付勢
する第二の付勢手段と、前記第一のアームを挿抜位置に
回避させる回避レバーを備え、該回避レバーは、前記磁
気ディスクの面に略平行な平面方向に回動可能に軸支さ
れ、前記案内枠と当接する第一の当接部と、前記第一の
アームと当接する第二の当接部を有することを特徴とす
る磁気記録装置。 - 【請求項２】請求項１記載の第二の当接部は、前記ディ
スク面に対して傾いた面で構成されていることを特徴と
する請求項１記載の磁気記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6450295A JPH08263955A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6450295A JPH08263955A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 磁気記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08263955A true JPH08263955A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13260049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6450295A Withdrawn JPH08263955A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 磁気記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08263955A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001020608A1 (fr) * | 1999-09-16 | 2001-03-22 | Citizen Watch Co., Ltd. | Lecteur de disque |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP6450295A patent/JPH08263955A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001020608A1 (fr) * | 1999-09-16 | 2001-03-22 | Citizen Watch Co., Ltd. | Lecteur de disque |
| US6747844B1 (en) | 1999-09-16 | 2004-06-08 | Citizen Watch Company, Ltd. | Disk drive |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4750065A (en) | Cartridge loading mechanism for magnetic disk drive | |
| JPH0744967A (ja) | 記録媒体のロード・イジェクト機構 | |
| US4805054A (en) | Recording and/or reproducing device for the flexible magnetic disk | |
| JP3088243B2 (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
| JP2743525B2 (ja) | ディスク用記録再生装置 | |
| JPH08263955A (ja) | 磁気記録装置 | |
| JPH11312351A (ja) | ディスクローディング装置 | |
| JPS6235171Y2 (ja) | ||
| JP2000123543A (ja) | ディスクカートリッジ及びディスクドライブシステムにおける防塵機構 | |
| JP3180502B2 (ja) | ディスク駆動装置 | |
| JP3088274B2 (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
| JPH06295514A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPH0621079Y2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JP3733856B2 (ja) | 記録媒体装着装置 | |
| JP2728223B2 (ja) | 磁気ディスク駆動装置 | |
| JP3733855B2 (ja) | 記録媒体装着装置 | |
| JP2570235Y2 (ja) | ディスク装置 | |
| JP2996698B2 (ja) | ディスク装置 | |
| JP2761682B2 (ja) | ディスク装置 | |
| JPH04313869A (ja) | フロッピーディスク装置のキャリッジ機構 | |
| JP2003317364A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
| JPH07240054A (ja) | 光ディスクカートリッジイジェクト機構 | |
| JPH04121888A (ja) | ディスク駆動装置 | |
| JPH0410138B2 (ja) | ||
| JP2003091980A (ja) | トグル機構、シャッタ開閉機構、記録及び／又は再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |