JPH08263427A - インタフェース回路 - Google Patents

インタフェース回路

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Publication number
JPH08263427A
JPH08263427A JP7060460A JP6046095A JPH08263427A JP H08263427 A JPH08263427 A JP H08263427A JP 7060460 A JP7060460 A JP 7060460A JP 6046095 A JP6046095 A JP 6046095A JP H08263427 A JPH08263427 A JP H08263427A
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JP
Japan
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data
register
stage
digital processing
cpu
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Pending
Application number
JP7060460A
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English (en)
Inventor
Junichi Tamura
純一 田村
Yumiko Suda
由美子 須田
Tomoyuki Kishi
智之 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くのデータをデータ幅が異なる第1及び第
2のデジタル処理ユニット間で効率的に授受し、これら
デジタル処理ユニットの処理負担を軽減する。 【構成】 第1のデジタル処理ユニットが第1のバス1
1上に順次出力した第1のデータ幅の1又は2以上のデ
ータを、書込み制御手段41が、第1段目のレジスタ2
1が満配でなければ、第1段目のレジスタの所定の領域
に書込み、第1段目のレジスタが満配状態であれば、各
段レジスタ21〜23の格納データを1段大きいレジス
タ22〜24にシフトし、空き状態になった第1段目の
レジスタの所定領域に書込む。また、1段以上のレジス
タに格納された第2のデータ幅のデータを、読出し制御
手段41が、第2のデジタル処理ユニットからレジスタ
が特定されて指示されると、第2のバス12上に読出
す。逆方向のデータ転送は対称的に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルデータを授受
する2個のデジタル処理ユニット(例えばCPUやDS
P)間に介在してインタフェース機能を担うインタフェ
ース回路に関し、例えば、音声録音再生用集積回路にお
ける外部ホストCPUとのインタフェース部に適用し得
るものである。
【0002】
【従来の技術】入力されたデジタル音声信号を圧縮符号
化して、その符号化音声データを外部メモリに記憶させ
たり、外部メモリから読出した符号化音声データを伸長
復号化し、得られたデジタル音声信号を外部に出力した
りする機能を専用的に担う音声録音再生用集積回路(以
下、録再DSPと呼ぶ)が種々市販されている。
【0003】このような録再DSPは、例えば留守録機
能付き電話機に適用される。留守録機能付き電話機にお
ける録再DSP回りの構成は、例えば、図2に示すよう
になっている。
【0004】図2において、録再DSP1のデジタル音
声信号の入力端子には、アナログ/デジタル変換器(A
/D変換器)2を介して、図示しない電話回線や受話器
のマイクロホンが接続されており、録再DSP1のデジ
タル音声信号の出力端子には、デジタル/アナログ変換
器(D/A変換器)3を介して、図示しない電話回線や
受話器のスピーカが接続されている。また、録再DSP
1の符号化音声データの入出力端子は、メモリインタフ
ェース回路4を介してメモリ5に接続されている。さら
に、録再DSP1のコマンドデータの入力端子は、当該
電話機の全体の制御を司るCPU6に接続されている。
【0005】CPU6は、録音の必要が生じたときに
は、メモリ5の格納エリアを規定するフレーム指定コマ
ンド、録音を指示する録音コマンドを録再DSP1に順
次与えて録再DSP1の録音動作を起動する。このと
き、録再DSP1は、A/D変換器2からのデジタル音
声信号を圧縮符号化音声データに変換し、メモリインタ
フェース回路4を介してその符号化音声データをフレー
ム指定コマンドが規定するメモリ5のエリアに格納させ
る。
【0006】一方、CPU6は、再生の必要が生じたと
きには、メモリ5の格納エリアを規定するフレーム指定
コマンド、再生を指示する再生コマンドを録再DSP1
に順次与えて録再DSP1の再生動作を起動する。この
とき、録再DSP1は、メモリインタフェース回路4を
介してフレーム指定コマンドが規定するメモリ5のエリ
アから符号化音声データを出力させ、その符号化音声デ
ータを伸長復号化し、得られたデジタル音声信号をD/
A変換器3に出力する。
【0007】CPU6から録再DSP1へのコマンドデ
ータとしては、この他に、メモリ5を初期化させるメモ
リ初期化コマンドや、録音再生を終了させる録音再生終
了コマンドや、録音再生を一時休止させる録音再生休止
コマンドや、メモリ5の音声データの格納単位領域であ
るフレーズの削除を指示するフレーズ削除コマンド等が
あり、録再DSP1は与えられたコマンドに応じた処理
を実行する。
【0008】ここで、留守録機能付き電話機において
は、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の制
御動作が多い装置とは異なり、CPU6としては、低コ
スト、低速度のものが適用されており、例えば4ビット
又は8ビットCPUが適用される。8ビットCPU6が
適用されることが前提の録再DSP1の場合、それに対
応して、全てのコマンドも1ワードが8ビットに選定さ
れている。
【0009】このような8ビットでなるコマンドのCP
U6及び録再DSP1間での授受は、例えば下記文献に
記載されているように、録再DSP1内に設けられたイ
ンタフェース回路を構成しているコマンドデータ受信レ
ジスタ(CDRレジスタ)1aにCPU6がコマンドデ
ータをセットし、DSP処理本体1bがこのCDRレジ
スタ1aからコマンドデータを取り込むことで実行され
る。
【0010】文献『NEC(日本電気株式会社)電子デ
バイスデータ・シート、音声録音再生LSI(μPD7
7501)』
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インタフェース回路においては、コマンドデータの転送
効率が悪いという課題がある。
【0012】上述したように、例えば録音を起動する場
合には、CPU6から録再DSP1へ、フレーム指定コ
マンド及び録音コマンドを与えるが、これらを同時に与
えることができず、順に与えなければならない。録再D
SP1は、所定周期でCDRレジスタ1aにコマンドデ
ータがセットされているかを割り込みによって見にいく
が、録音を起動できるようになるためには2回のCDR
レジスタ1aからのコマンドデータの取出しが必要であ
って効率が悪い。また、CPU6から見ても、フレーズ
指定コマンドがCDRレジスタ1aから取り出されてい
なければ、録音コマンドをCDRレジスタ1aにセット
できず、録音コマンドの出力を待つことも生じて転送効
率が悪い。
【0013】また、再生音声品質を考慮して、DSP処
理本体1bが16ビット処理を行なう録再DSP1も提
案されている。一方、留守録機能付き電話機におけるC
PU6は、上述したように、高い能力が求められていな
いので、4ビット又は8ビットである。16ビット処理
の録再DSP1を考慮してコマンドを16ビットに選定
した場合、CPU6からは8ビットに分けて転送するこ
とになるが、この場合には、上述した転送効率が悪いと
いう問題はより一段と大きい。
【0014】なお、録再DSP1として、CPU6へ録
音時間や録音時刻等のデータを転送し得るものもある
が、この転送方向のインタフェース回路としても、1個
のレジスタが適用されており、上述と同様な課題が存在
する。
【0015】このような課題は、録再DSP及びCPU
間の転送だけでなく、1個の処理の起動等のために複数
ワードのデータ転送が必要な、CPU間や、CPU及び
DSP間や、2個のDSP間での転送時にも同様に生じ
ている。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明においては、処理するデータのデータ
幅が整数倍の関係にある第1及び第2のデジタル処理ユ
ニット間に介在して、第1のデータ幅の第1のデジタル
処理ユニットから、第1のデータ幅より大きい第2のデ
ータ幅の第2のデジタル処理ユニットへのデジタルデー
タの転送時のインタフェース機能を担うインタフェース
回路を、以下の各手段を備えるように構成した。
【0017】すなわち、(a) 第2のデータ幅をそれぞれ
有する複数段のレジスタと、(b) 第1のデジタル処理ユ
ニットに接続されている第1のバス上の第1のデータ幅
のデータを、いずれかのレジスタに格納させるものであ
って、第1段目のレジスタが満配状態でデータが与えら
れると、各段のレジスタに格納されている第2のデータ
幅のデータを1段大きいレジスタにシフトさせ、空き状
態になった第1段目のレジスタにデータを書込み、第1
段目のレジスタが満配でない状態でデータが与えられる
と、第1段目のレジスタの入力順番で定まる所定の領域
にデータを書込む書込み制御手段と、(c) 第2のデジタ
ル処理ユニットから指定されたレジスタに格納されてい
る第2のデータ幅のデータを、第2のデジタル処理ユニ
ットに接続されている第2のバス上に読出す読出し制御
手段と、(d) 第1及び第2のデジタル処理ユニット間の
ハンドシェイク制御を行なうハンドシェイク制御手段と
を備えるように構成した。
【0018】また、第2の本発明においては、処理する
データのデータ幅が整数倍の関係にある第1及び第2の
デジタル処理ユニット間に介在して、第2のデータ幅の
第2のデジタル処理ユニットから、第2のデータ幅より
小さい第1のデータ幅の第1のデジタル処理ユニットへ
のデジタルデータの転送時のインタフェース機能を担う
インタフェース回路を、以下の各手段を備えるように構
成した。
【0019】すなわち、(A) 第2のデータ幅をそれぞれ
有する複数段のレジスタと、(B) 第2のデジタル処理ユ
ニットから指定されたレジスタに、第2のデジタル処理
ユニットに接続されている第2のバス上の第2のデータ
幅のデータを書込む書込み制御手段と、(C) 第1段目の
レジスタに格納されている第2のデータ幅のデータを、
読出し順番で定まる第1のデータ幅のデータ部分毎に、
第1のデジタル処理ユニットに接続されている第1のバ
ス上に繰り返し読出すものであって、第1段目のレジス
タが第1のデータ幅のデータの読出しで空き状態になる
と、各段のレジスタに格納されている第2のデータ幅の
データを1段小さいレジスタにシフトさせる読出し制御
手段と、(D) 第1及び第2のデジタル処理ユニット間の
ハンドシェイク制御を行なうハンドシェイク制御手段と
を備えるように構成した。
【0020】
【作用】第1の本発明のインタフェース回路において、
第1のデジタル処理ユニットが第1のバス上に順次出力
した第1のデータ幅の1又は2以上のデータは、書込み
制御手段によって、第1段目のレジスタが満配でなけれ
ば、第1段目のレジスタの入力順番で定まる所定の領域
に書込まれ、第1段目のレジスタが満配状態であれば、
各段のレジスタに格納されている第2のデータ幅のデー
タが1段大きいレジスタにシフトされた後、空き状態に
なった第1段目のレジスタの所定領域に書込まれる。こ
のようにして1段以上のレジスタに格納された第2のデ
ータ幅を有するデータは、読出し制御手段によって、第
2のデジタル処理ユニットからレジスタが特定されて指
定されたときに、第2のバス上に読出され、第2のデジ
タル処理ユニットに取り込まれる。なお、レジスタへの
書込み機会やレジスタからの読出し機会は、第1及び第
2のデジタル処理ユニット間のハンドシェイク制御を行
なうハンドシェイク制御手段によって調整される。
【0021】この第1の本発明のインタフェース回路に
より、一連の1回の転送動作によって、多くのデータを
データ幅が異なる第1及び第2のデジタル処理ユニット
間で授受でき、第1及び第2のデジタル処理ユニットの
処理負担を軽減できると共に、転送効率を高めることが
できる。
【0022】また、第2の本発明のインタフェース回路
において、書込み制御手段は、第2のデジタル処理ユニ
ットから指定されたレジスタに、第2のバス上の第2の
データ幅のデータを書込む。このようにして1段以上の
レジスタに格納された第2のデータ幅を有するデータ
は、読出し制御手段によって、第1段目のレジスタに格
納されているデータの読出し順番で定まる第1のデータ
幅のデータ部分毎に、第1のバス上に繰り返し読出さ
れ、この際に、第1段目のレジスタが第1のデータ幅の
データの読出しで空き状態になると、各段のレジスタに
格納されている第2のデータ幅のデータを1段小さいレ
ジスタにシフトされ、第1段目のレジスタからの読出し
が継続される。なお、レジスタへの書込み機会やレジス
タからの読出し機会は、第1及び第2のデジタル処理ユ
ニット間のハンドシェイク制御を行なうハンドシェイク
制御手段によって調整される。
【0023】この第2の本発明のインタフェース回路に
よっても、一連の1回の転送動作によって、多くのデー
タをデータ幅が異なる第1及び第2のデジタル処理ユニ
ット間で授受でき、第1及び第2のデジタル処理ユニッ
トの処理負担を軽減できると共に、転送効率を高めるこ
とができる。
【0024】
【実施例】
(A)第1実施例 (A−1)第1実施例の構成 以下、本発明によるインタフェース回路の第1実施例を
図面を参照しながら詳述する。なお、第1実施例のイン
タフェース回路は、CPU及び録再DSP間のインタフ
ェースを担うものであり、独立した回路(集積回路又は
ディスクリート部品でなる回路)として構成されていて
も良く、また、録再DSPに搭載されたものであっても
良い。インタフェース回路が録再DSPに搭載されてい
るものであっても、以下では、インタフェース回路以外
の部分(録再DSP処理本体)を録再DSPと呼ぶこと
にする。
【0025】ここで、図1がこの第1実施例のインタフ
ェース回路10の全体構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、このインタフェース回路1
0は、大きくは、図示しないCPUから録再DSPへの
データ転送に介在する入力部20と、録再DSPからC
PUへのデータ転送に介在する出力部30と、これら入
力部20及び出力部30の動作を制御する制御部40と
から構成されている。
【0027】入力部20及び出力部30は、CPUに接
続されているデータ幅が8ビットのCPUバス11、及
び、録再DSPに接続されているデータ幅が16ビット
のDSPバス12に接続されている。すなわち、この第
1実施例は、図示しないCPUとして8ビットデータ処
理を基本とするものを適用し、図示しない録再DSPと
して16ビットデータ処理を基本とするものを適用して
いる。以下では、16ビットデータに対して適宜ワード
という用語を用いる。
【0028】入力部20は、4個の16ビットレジスタ
21〜24で構成されている。これら4個のレジスタ2
1〜24の内、少なくともレジスタ21は上位8ビット
領域21−a及び下位8ビット領域21−bの単独アク
セスが可能となされているものである。
【0029】CPUバス11には第1段目のレジスタ2
1の下位8ビット領域21−bが接続されており、CP
Uバス11上の8ビットデータはレジスタ21の下位8
ビット領域21−bにセットできるようになされてい
る。第1段目のレジスタ21にセットされた16ビット
データを、第2段目のレジスタ22にセット可能なよう
に信号線が接続されていると共に、DSPバス12にそ
の16ビットデータを出力し得るように信号線が接続さ
れている。同様に、第2段目のレジスタ22は、そのセ
ットされている16ビットデータを、第3段目のレジス
タ23、及び、DSPバス12に出力し得るように信号
線が接続されており、第3段目のレジスタ23は、その
セットされている16ビットデータを、第4段目のレジ
スタ24、及び、DSPバス12に出力し得るように信
号線が接続されている。第4段目のレジスタ24は、そ
のセットされている16ビットデータをDSPバス12
に出力し得るように信号線が接続されている。
【0030】なお、図1では図示を省略しているが、入
力部20内の信号線上にはレシーバやドライバが適宜設
けられており、レジスタの段間や、レジスタとDSPバ
ス12との間が適宜接続、切断できるようになされてい
る。
【0031】出力部30は、4個の16ビットレジスタ
31〜34と、3個の16ビット用のセレクタ35〜3
7と、1個の8ビット用のセレクタ38とで構成されて
いる。4個のレジスタ31〜34の内、少なくとも第1
段目のレジスタ31は上位8ビット領域31−a及び下
位8ビット領域31−bの単独アクセスが可能となされ
ているものである。
【0032】第4段目のレジスタ34は、DSPバス1
2からの16ビットデータを取り込めるように信号線が
接続されている。第3段目のレジスタ33は、セレクタ
37を介して、第4段目のレジスタ34にセットされて
いる16ビットデータ、又は、DSPバス12からの1
6ビットデータを取り込めるようになされている。同様
に、第2段目のレジスタ32は、セレクタ36を介し
て、第3段目のレジスタ33にセットされている16ビ
ットデータ、又は、DSPバス12からの16ビットデ
ータを取り込めるようになされており、第1段目のレジ
スタ31は、セレクタ35を介して、第2段目のレジス
タ32にセットされている16ビットデータ、又は、D
SPバス12からの16ビットデータを取り込めるよう
になされている。第1段目のレジスタ31の下位8ビッ
ト領域31−b及び上位8ビット領域31−aのそれぞ
れにセットされている8ビットデータは、セレクタ38
によって選択されてCPUバス11上に出力し得るよう
になされている。
【0033】なお、図1では図示を省略しているが、少
なくとも第4段目のレジスタ34及びDSPバス12間
の信号線上にはレシーバが設けられている。また、セレ
クタ35〜38がレシーバやドライバ機能を担わない場
合には、出力部30内の他の信号線上にはレシーバやド
ライバが適宜設けられる。
【0034】制御部40は、例えばゲートアレイで構成
されているレジスタ制御部41と、フラグレジスタ42
と、ワードカウンタ43とで構成されており、レジスタ
制御部41は、アクセスカウンタ41aを内蔵してい
る。
【0035】フラグレジスタ42は、CPU及び録再D
SP間のハンドシェイクを実現するビジーフラグBUS
YやCPU通知フラグCALMを格納しているものであ
り、CPUバス11及びDSPバス12に接続されてい
る。これらフラグBUSY及びCALMの操作は、レジ
スタ制御部41又は録再DSPによってなされる。フラ
グレジスタ42の内容は、後述するように、CPU及び
録再DSPが取り込めるようになされている。ビジーフ
ラグBUSYがイネーブルであることは、CPUからの
データを入力部20に入力終了したことを表している。
一方、CPU通知フラグCALMがイネーブルであるこ
とは、出力部30に録再DSPからのデータを格納し終
えたことを表している。フラグレジスタ42は、16ビ
ット幅のレジスタであるが、フラグはその内の下位又は
上位の8ビット内に格納されている。
【0036】ワードカウンタ43には、CPUから転送
されたワード(16ビット)数が設定される。すなわ
ち、入力部20の何段目のレジスタまでデータが格納さ
れたかを示す値が設定される。ワードカウンタ43の計
数用クロックはレジスタ制御部41から与えられる。こ
のワードカウンタ43は、DSPバス12に接続されて
おり、録再DSPが必要に応じて取り込めるようになさ
れている。
【0037】なお、フラグレジスタ42やワードカウン
タ43と、バス11及び又は12との信号線上にも適宜
レシーバやドライバが設けられている。
【0038】レジスタ制御部41には、CPUからリー
ド信号R1、ライト信号W1及びモード信号MODが入
力される。モード信号MODは2ビットデータでなり、
図3に示すように、2ビットデータの組み合わせがそれ
ぞれ各モードに対応付けられている。
【0039】ノーマルモード「00」においては、リー
ド信号R1が有意(「0」)を示していると、レジスタ
制御部41は、出力部30から8ビットデータをCPU
バス11に出力させ、また、ライト信号W1が有意
(「1」への立上り)を示していると、レジスタ制御部
41は、CPUバス11上の8ビットデータを入力部2
0に入力させる。ノーマルモードにおいては、フラグの
操作は実行されない。この場合でのレジスタ制御部41
による入力部20又は出力部30に対する制御は、後述
する動作説明で明らかにする。
【0040】CMDモード「01」においては、リード
信号R1が有意(「0」)を示していると、レジスタ制
御部41は、出力部30から8ビットデータをCPUバ
ス11に出力させると共にCPU通知フラグCALMを
ディスイネーブルとし、また、ライト信号W1が有意
(「1」への立上り)を示していると、レジスタ制御部
41は、CPUバス11上の8ビットデータを入力部2
0に入力させると共に、ビジーフラグBUSYをイネー
ブルとする。この場合でのレジスタ制御部41による入
力部20又は出力部30に対する制御も、後述する動作
説明で明らかにする。
【0041】フラグ出力モード「10」においては、レ
ジスタ制御部41はフラグレジスタ42の格納データを
CPUバス11に出力させる。
【0042】また、レジスタ制御部41には、録再DS
Pからリード信号R2、ライト信号W2及びレジスタア
ドレスADDが入力される。レジスタアドレスADD
は、入力部20内の各段のレジスタ21〜24や出力部
30内の各段のレジスタ31〜34やフラグレジスタ4
2やワードカウンタ43を規定するものである。
【0043】レジスタ制御部41は、リード信号R2が
有意(「0」)を示していると、そのときのレジスタア
ドレスADDが規定するレジスタ(入力部20内のレジ
スタ、ワードカウンタ43又はフラグレジスタ42)か
ら16ビットデータをDSPバス12に出力させる。ま
た、レジスタ制御部41は、ライト信号W2が有意
(「1」への立上り)を示していると、そのときのレジ
スタアドレスADDが規定するレジスタ(出力部30内
のレジスタ又はフラグレジスタ)に、DSPバス12上
の16ビットデータを格納させる。この場合でのレジス
タ制御部41による入力部20又は出力部30等に対す
る制御も、後述する動作説明で明らかにする。
【0044】(A−2)CPUから録再DSPへのデー
タ転送動作 次に、CPUから録再DSPへデータを転送させる場合
の動作を、CPUがインタフェース回路10内にデータ
をセットする動作、録再DSPがインタフェース回路1
0内にセットされたデータを取り出す動作の順に説明す
る。
【0045】初期状態においては、ビジーフラグBUS
Y及びCPU通知フラグCALMは共にディスイネーブ
ルになっている。ここで、例えば、CPUが6個の8ビ
ットデータを出力するものとする。
【0046】最初の8ビットデータを転送させるときに
は、CPUは、図4に示すように、モード信号MODを
ノーマルモード「00」にすると共に、CPUバス11
に最初のデータを乗せ、ライト信号W1を有意とさせ
る。レジスタ制御部41は、内蔵するアクセスカウンタ
41aを1インクリメントして1とすると共に、その値
が1であるので、入力部20の第1段目のレジスタ21
の下位8ビット領域21−bにCPUバス11上の8ビ
ットデータを格納させる。このとき、第1段目のレジス
タ21にデータが格納されたので(アクセスカウンタ4
1aの値が1であるので)、ワードカウンタ43に1を
設定させる。
【0047】2番目のデータを転送させるときにも、C
PUは、図4に示すように、モード信号MODをノーマ
ルモード「00」とすると共に、CPUバス11にその
データを乗せ、ライト信号W1を有意とさせる。レジス
タ制御部41は、内蔵するアクセスカウンタ41aを1
インクリメントして2とすると共に、その値が偶数
(2)であるので、入力部20の第1段目のレジスタ2
1の下位8ビット領域21−bに格納されていた8ビッ
トを上位8ビット領域21−aにシフトさせ、その後、
下位8ビット領域21−bにCPUバス11上のデータ
を格納させる。
【0048】3番目のデータを転送させるときにも、C
PUは、図4に示すように、モード信号MODをノーマ
ルモード「00」とすると共に、CPUバス11にその
データを乗せ、ライト信号W1を有意とさせる。レジス
タ制御部41は、内蔵するアクセスカウンタ41aを1
インクリメントして3とすると共に、その値が3以上の
奇数であるので、入力部20の各段のレジスタ(この場
合、第1段目のレジスタ21)の16ビットデータを1
段大きいレジスタ(この場合レジスタ22)にセットし
直し、その後、第1段目のレジスタ21の下位8ビット
領域21−bにCPUバス11上の8ビットデータを格
納させる。このとき、第2段目のレジスタ22にもデー
タが格納されたので(アクセスカウンタ41aの値が3
であるので)、ワードカウンタ43に2を設定させる。
【0049】4番目及び5番目のデータ転送に際して
は、CPU及びインタフェース回路10はそれぞれ、2
番目及び3番目のデータ転送と同様な処理を行なう。
【0050】最終の6番目のデータを転送させるときに
は、CPUは、図4に示すように、モード信号MODを
CMDモード「01」とすると共に、CPUバス11に
そのデータを乗せ、ライト信号W1を有意とさせる。レ
ジスタ制御部41は、内蔵するアクセスカウンタ41a
を1インクリメントして6とすると共に、その値が偶数
(6)であるので、入力部20の第1段目のレジスタ2
1の下位8ビット領域21−bに格納されていた8ビッ
トを上位8ビット領域21−aにシフトさせ、その後、
下位8ビット領域21−bにCPUバス11上のデータ
を格納させる。また、レジスタ制御部41は、モード信
号MODがCMDモード「01」を指示しているので、
当該インタフェース回路10へのCPUからのデータ転
送が終了したことを認識して、フラグレジスタ42内の
ビジーフラグBUSYをイネーブルとする。
【0051】録再DSPは、内部の割込み処理により所
定周期毎に、インタフェース回路10でのデータ設定状
況を確認する。すなわち、録再DSPは、リード信号R
2を有意にすると共に、レジスタアドレスADDをフラ
グレジスタ42を指示するものとし、レジスタ制御部4
1によって、フラグレジスタ42の格納データをDSP
バス12に出力させてこの格納データ(すなわちビジー
フラグBUSY及びCPU通知フラグCALM)を取込
む。
【0052】上記の転送直後のデータ設定状況の確認時
においては、図4に示すように、この取り込んだデータ
におけるビジーフラグBUSYがイネーブルであるの
で、録再DSPは、リード信号R2を有意にすると共
に、レジスタアドレスADDをワードカウンタ43を指
示するものとする。このとき、レジスタ制御部41は、
ワードカウンタ43に設定されているワード数(この場
合3)をDSPバス12に出力させ、録再DSPはこれ
を取り込む。
【0053】録再DSPは、ワード数が3であるので、
まず、リード信号R2を有意にすると共に、レジスタア
ドレスADDを入力部20の第3段目のレジスタ23を
指示するものとする。このとき、レジスタ制御部41
は、レジスタ23に設定されているワード(16ビット
データ)をDSPバス12に出力させ、録再DSPはこ
れを取り込む。同様にして、入力部20の第2段目のレ
ジスタ22、第1段目のレジスタ21に格納されている
ワードがインタフェース回路10から録再DSPに転送
される。
【0054】録再DSPは、これら転送データに応じた
処理を起動し、起動終了時又は処理終了時に、ライト信
号W2を有意にすると共に、レジスタアドレスADDを
フラグレジスタ42を指示するものとし、かつ、DSP
バス12にビジーフラグBUSYがディスイネーブルに
なっているデータを乗せる。このとき、レジスタ制御部
41は、DSPバス12上のビジーフラグBUSYがデ
ィスイネーブルになっているデータをフラグレジスタ4
2の格納させる。これにより、CPUからの次の転送が
可能となる。
【0055】(A−3)録再DSPからCPUへのデー
タ転送動作 次に、録再DSPからCPUへデータを転送させる場合
の動作を、録再DSPがインタフェース回路10内にデ
ータをセットする動作、CPUがインタフェース回路1
0内にセットされたデータを取り出す動作の順に説明す
る。なお、録再DSPからCPUへ転送するデータとし
ては、録音時間や録音時刻等がある。
【0056】初期状態においては、ビジーフラグBUS
Y及びCPU通知フラグCALMは共にディスイネーブ
ルになっている。ここで、例えば、録再DSPが3個の
16ビットデータ(ワード)を出力するものとする。
【0057】録再DSPは、図5に示すように、ライト
信号W2を有意にすると共に、レジスタアドレスADD
を出力部30の第1段目のレジスタ31を指示するもの
とし、かつ、DSPバス12に転送したい最初のワード
(16ビットデータ)を乗せる。このとき、レジスタ制
御部41は、セレクタ35をDSPバス12側からのデ
ータを選択するように制御し、DSPバス12上の16
ビットデータをレジスタ31の格納させる。同様にし
て、出力部30の第2段目のレジスタ32及び第3段目
のレジスタ33に録再DSPからのワードがそれぞれ格
納される。
【0058】その後、録再DSPは、ライト信号W2を
有意にすると共に、レジスタアドレスADDをフラグレ
ジスタ42を指示するものとし、かつ、DSPバス12
にCPU通知フラグCALMがイネーブルの16ビット
データを乗せる。このとき、レジスタ制御部41は、D
SPバス12上のCPU通知フラグCALMがイネーブ
ルの16ビットデータをフラグレジスタ42の格納させ
る。
【0059】CPUは、録再DSPへのデータ転送を実
行してから所定時間だけ経過した後に、又は、所定周期
で繰り返し録再DSPからのデータの存在を確認する。
なお、録再DSPがデータをCPUに転送する際には、
その前にCPUから転送されたデータに基づいてなされ
る。CPUは、モード信号MODをフラグ出力モード
「10」にし、レジスタ制御部41によってフラグレジ
スタ42の格納データをCPUバス11に出力させて取
り込む。なお、CPUは、自己からのデータ転送に対す
る返送データの個数は認識しているものとする。
【0060】出力部30に3ワードのデータがセットさ
れた上述したときには、CPU通知フラグCALMがイ
ネーブルになっているので、CPUはこの確認作業によ
って取込みを開始する。
【0061】最初の8ビットデータを転送させるときに
は、CPUは、図5に示すように、モード信号MODを
ノーマルモード「00」とすると共に、リード信号R1
を有意にさせる。レジスタ制御部41は、内蔵するアク
セスカウンタ41aを1インクリメントして1とすると
共に、その値が1であるので、出力部30の第1段目の
レジスタ31の上位8ビット領域31−aからの8ビッ
トデータをセレクタ38で選択させてCPUバス11上
の8ビットデータを乗せてCPUに取り込むようにさせ
る。
【0062】2番目の8ビットデータを転送させるとき
にも、CPUは、図5に示すように、モード信号MOD
をノーマルモード「00」とすると共に、リード信号R
1を有意にさせる。レジスタ制御部41は、内蔵するア
クセスカウンタ41aを1インクリメントして2にする
と共に、その値が偶数(2)であるので、出力部30の
第1段目のレジスタ31の下位8ビット領域31−bか
らの8ビットデータをセレクタ38で選択させてCPU
バス11上の8ビットデータを乗せてCPUに取り込む
ようにさせる。また、レジスタ制御部41は、アクセス
カウンタ41aの値が偶数(2)に更新されたので、レ
ジスタ間に位置するセレクタ(35〜37)を制御し
て、大きい段のレジスタの格納データを一段小さい段の
レジスタにシフトさせる。
【0063】3及び5番目の8ビットデータの転送に際
しては、CPU及びインタフェース回路10はそれぞ
れ、1番目のデータ転送と同様な処理を行なう。4番目
の8ビットデータの転送に際しては、CPU及びインタ
フェース回路10はそれぞれ、2番目のデータ転送と同
様な処理を行なう。
【0064】最終の6番目の8ビットデータを転送させ
るときには、CPUは、図5に示すように、モード信号
MODをCMDモード「01」とすると共に、リード信
号R1を有意にさせる。レジスタ制御部41は、内蔵す
るアクセスカウンタ41aを1インクリメントして6と
すると共に、その値が偶数(6)であるので、出力部3
0の第1段目のレジスタ31の下位8ビット領域31−
bからの8ビットデータをセレクタ38で選択させてC
PUバス11上の8ビットデータを乗せてCPUに取り
込むようにさせる。また、レジスタ制御部41は、モー
ド信号MODがCMDモード「01」を指示しているの
で、当該インタフェース回路10からのCPUへのデー
タ転送が終了したことを認識して、フラグレジスタ42
内のCPU通知フラグCALMをディスイネーブルとす
る。
【0065】なお、録再DSPは、フラグレジスタ42
の格納データの確認動作時において、CPU通知フラグ
CALMがイネーブルになっていれば、インタフェース
回路10からCPUへの転送が実行されていることを認
識でき、また、CPU通知フラグCALMがディスイネ
ーブルに復帰していれば、インタフェース回路10から
CPUへの転送が終了したことを認識できる。
【0066】(A−4)第1実施例の効果 上記第1実施例によれば、CPUは1回の一連の転送動
作で最大8個の8ビットデータを録再DSPと授受で
き、また、録再DSPは1回の一連の転送動作で最大4
個の16ビットデータを録再DSPと授受でき、転送効
率が従来より大幅に向上する。例えば、コマンドが8ビ
ットに固定されていたとしても、従来の録音コマンドと
フレーズ指定コマンドを、1回の一連の転送動作で転送
できる。
【0067】また、録再DSPに与えるコマンドデータ
は、8ビットに限定されず、8ビット、16ビット、2
4ビット、…等、任意の長さに選定でき、しかも長さが
異なるように定めることもできて、自由度が非常に高く
なる。例えば、従来の録音コマンドとフレーズ指定コマ
ンドを融合したようなコマンドを形成でき、転送効率は
この点でも高くなる。
【0068】さらに、1回の一連の転送動作で多量のデ
ータを転送できるので、CPUや録再DSPが処理を起
動するために次のデータを待ち受けるようなことがなく
なり、CPU及び録再DSPの稼働率を高めることがで
きる。
【0069】さらにまた、CPUのデータ幅と、録再D
SPのデータ幅とが異なる場合にも、両者間でデータ授
受を行なうことができている。すなわち、録再DSPの
データ幅がCPUのデータ幅の制約を受けず、大きなデ
ータ幅とすることができ、音声の再生品質を高めること
ができる。
【0070】(B)第2実施例 以下、本発明によるインタフェース回路の第2実施例を
図面を参照しながら詳述する。図6は、この第2実施例
のインタフェース回路10Aの全体構成を示すブロック
図であり、上述した図1との同一、対応部分には同一符
号を付して示している。
【0071】この第2実施例のインタフェース回路10
Aは、データ幅が4ビットのCPU、データ幅が8ビッ
トのCPUのいずれが接続されても対応できるようにし
たものである。構成的には、(1)入力切替回路60、
並びに、2個の出力切替回路61及び62が設けられて
いる点、(2)入力部20の第1段目の16ビットレジ
スタ21が、4ビット領域21−aM、21−aL、2
1−bM、21−bL毎のアクセスが可能である点、
(3)出力部30の第1段目の16ビットレジスタ31
が、4ビット領域31−aM、31−aL、31−b
M、31−bL毎のアクセスが可能である点、(4)レ
ジスタ制御部41の内部構成が、接続されているCPU
のデータ幅に応じて制御を切り替える構成となっている
点等が第1実施例と異なっている。
【0072】レジスタ制御部41は、CPUデータ幅フ
ラグの格納部41bを内蔵しており、外部からそのデー
タ幅情報が与えられ、それに応じたフラグを格納部41
bに格納する。CPUのデータ幅情報の入力方法として
は、例えば、図7に示すように、第1実施例では未使用
であったモード信号MODにおける「11」をCPUの
データ幅入力モードに対応させ、この値「11」が入力
されたときのリード信号R1が有意であれば8ビットデ
ータ幅のCPUが接続され、ライト信号W1が有意であ
れば4ビットデータ幅のCPUが接続されていると認識
する方法を適用できる。
【0073】なお、4ビット幅のCPUが接続される場
合においては、CPUバス11の上位4ビット側は、開
放やオール「0」処理化等が施されている。
【0074】入力切替回路60、2個の出力切替回路6
1及び62はレジスタ制御部41によって制御されるも
のである。入力切替回路60、2個の出力切替回路61
及び62は、8ビットのデータ幅のCPUが接続されて
いる場合には、入力された8ビットデータをそのまま通
過させ、これら回路が存在しないと同様な、すなわち、
第1実施例のインタフェース回路10を構成するような
内部接続構成に制御される。
【0075】入力切替回路60は、4ビットのデータ幅
のCPUが接続されている場合には、レジスタ制御部4
1によって、CPUバス11上の下位4ビットを、入力
部20の第1段目のレジスタ21の下位側の2個の4ビ
ット領域21−bM及び21−bLのいずれか一方に与
えるように切替制御される。
【0076】出力切替回路61は、4ビットのデータ幅
のCPUが接続されている場合には、レジスタ制御部4
1によって、出力部30の第1段目のレジスタ31の下
位側の2個の4ビット領域31−bM及び31−bLの
いずれか一方に格納されている4ビットデータを、下位
4ビットに挿入した8ビットデータをセレクタ38の一
方の入力端子に与えるように切替制御される。また、出
力切替回路62は、4ビットのデータ幅のCPUが接続
されている場合には、レジスタ制御部41によって、出
力部30の第1段目のレジスタ31の上位側の2個の4
ビット領域31−aM及び31−aLのいずれか一方に
格納されている4ビットデータを、下位4ビットに挿入
した8ビットデータをセレクタ38の他方の入力端子に
与えるように切替制御される。
【0077】以下、第2実施例のインタフェース回路1
0Aの動作を簡単に説明する。なお、8ビットデータ幅
のCPUが接続されている場合には、入力切替回路6
0、2個の出力切替回路61及び62が存在しないと等
価な第1実施例のインタフェース回路10と同様にな
り、同様に動作するので、その説明は省略する。また、
4ビットデータ幅のCPUが接続されている場合であっ
ても、入力部20にセットされた16ビットデータを録
再DSPに出力する動作、及び、録再DSPからの16
ビットデータを出力部30にセットする動作は、第1実
施例と同様であるので、その説明は省略し、さらに、C
PU及び録再DSP間のハンドシェイクのための制御も
第1実施例と同様であるので、その説明も省略する。
【0078】CPUからの当該インタフェース回路10
A(従って録再DSP)へのデータ転送において、最初
の4ビットデータは、レジスタ制御部41及び入力切替
回路60の機能によりレジスタ21の4ビット領域21
−bMに格納され、2番目の4ビットデータは、レジス
タ制御部41及び入力切替回路60の機能によりレジス
タ21の4ビット領域21−bLに格納される。3番目
の4ビットデータの転送時には、下位側の2個の4ビッ
ト領域21−bM及び21−bLに格納されている8ビ
ットデータが上位側の2個の4ビット領域21−aM及
び21−aLにシフトされ、その後、3番目の4ビット
データがレジスタ制御部41及び入力切替回路60の機
能によりレジスタ21の4ビット領域21−bMに格納
される。4番目の4ビットデータは、レジスタ制御部4
1及び入力切替回路60の機能によりレジスタ21の4
ビット領域21−bLに格納される。
【0079】5番目の4ビットデータの転送時には、レ
ジスタ21に格納されている16ビットデータが第2段
目のレジスタ22にシフトされ、その後、5番目の4ビ
ットデータは、レジスタ制御部41及び入力切替回路6
0の機能によりレジスタ21の4ビット領域21−bM
に格納される。6〜8番目の4ビットデータの転送時
は、それぞれ、2〜4番目の4ビットデータの転送時と
同様な格納動作が実行される。
【0080】以下、同様にしてレジスタ間のシフト動作
や、レジスタ21内の格納領域の選定等が実行されなが
ら格納動作が繰り返される。
【0081】当該インタフェース回路10A(従って録
再DSP)からのCPUへのデータ転送において、最初
の4ビットデータは、レジスタ制御部41、出力切替回
路62及びセレクタ38の機能により、レジスタ31の
4ビット領域31−aMから読み出されてCPUバス1
1の下位4ビットに乗せられる。2番目の4ビットデー
タは、レジスタ制御部41、出力切替回路62及びセレ
クタ38の機能により、レジスタ31の4ビット領域3
1−aLから読み出されてCPUバス11の下位4ビッ
トに乗せられる。3番目及び4番目の4ビットデータ
は、レジスタ制御部41、出力切替回路61及びセレク
タ38の機能により、レジスタ31の4ビット領域31
−bM及び31−bLから順次読み出されてCPUバス
11の下位4ビットに順次乗せられる。
【0082】5番目の4ビットデータの転送時には、段
が大きい側のレジスタ(例えば32)に格納されている
16ビットデータが1段小さいレジスタ(例えば31)
に介在しているセレクタ(例えば35)を介してシフト
され、その後、レジスタ制御部41、出力切替回路62
及びセレクタ38の機能により、レジスタ31の4ビッ
ト領域31−aMから読み出されてCPUバス11の下
位4ビットに乗せられる。
【0083】以下、同様にしてレジスタ間のシフト動作
や、レジスタ31内の読出領域の選定等が実行されなが
ら4ビットデータの読出し動作が繰り返される。
【0084】従って、第2実施例のインタフェース回路
10Aによれば、第1実施例と同様な効果に加えて、C
PUの接続自由度を高くできるという効果をも奏する。
【0085】(C)第3実施例 以下、本発明によるインタフェース回路の第3実施例を
図面を参照しながら詳述する。図8は、この第3実施例
のインタフェース回路10Bの全体構成を示すブロック
図であり、上述した図1との同一、対応部分には同一符
号を付して示している。
【0086】この第3実施例のインタフェース回路10
Bは、プッシュホン信号(以下、DTMF(Dual Tone
Multi Frequency )信号と呼ぶ)等の制御音信号の受
信、識別機能を有する録再DSPを前提としているもの
である。
【0087】従来でも、このようなDTMF信号の受
信、識別機能を有する録再DSPがあったが、この場
合、CPUがDTMFの受信内容の取り出しを録再DS
Pに指示し、これに応じて、録再DSPがCPUにDT
MF受信内容を転送するのが一般的方法であり、他のデ
ータの転送と同じシーケンスで実行されていた。しか
し、これでは上述したように転送効率が悪く、プッシュ
ホン信号は信号継続時間等も認識条件であるためCPU
が誤判定する恐れがある。
【0088】この第3実施例のインタフェース回路10
Bは、CPUが転送指示を録再DSPに与えることな
く、DTMFの受信内容を取り込めるようにしたもので
ある。そのため、CPUバス11及びDSPバス12に
接続されたDTMFレジスタ70が設けられており、ま
た、フラグレジスタ42に格納するフラグとしてDTM
F受信フラグDTMFも設けられており、さらに、モー
ド信号MODが指定するモードとして図9に示すように
DTMF受信結果出力モード「11」が設けられてい
る。
【0089】以下、録再DSPがインタフェース回路1
0Bに受信結果をセットし、CPUがそのDTMF受信
結果を取り込むまでの動作を説明する。
【0090】録再DSPは、例えば、所定周期(例えば
8KHzのサンプリング周期)毎に入力デジタル音声信
号がDTMF信号であるか否かを確認しており、DTM
F信号が入力されると、その内容が識別する。
【0091】そして、録再DSPは、ライト信号W2を
有意にすると共に、レジスタアドレスADDをDTMF
レジスタ70を指示するものとし、かつ、DSPバス1
2にその受信内容を表す、例えば図10に示すように定
められている16ビットデータを乗せる。このとき、レ
ジスタ制御部41は、DSPバス12上の16ビットデ
ータをDTMFレジスタ70の格納させる。次に、録再
DSPは、ライト信号W2を有意にすると共に、レジス
タアドレスADDをフラグレジスタ42を指示するもの
とし、かつ、DSPバス12にDTMF受信フラグDT
MFがイネーブルの16ビットデータを乗せる。このと
き、レジスタ制御部41は、DSPバス12上のDTM
F受信フラグDTMFがイネーブルの16ビットデータ
をフラグレジスタ42の格納させる。
【0092】CPUは、上述したように、所定周期で、
モード信号MODをフラグ出力モード「10」にし、レ
ジスタ制御部41によってフラグレジスタ42の格納デ
ータをCPUバス11に出力させて取り込む。
【0093】ここで、DTMF受信フラグDTMFがイ
ネーブルであると、CPUは、モード信号MODをDT
MF受信結果出力モード「11」にし、レジスタ制御部
41によってDTMFレジスタ70の格納データをCP
Uバス11に出力させて取り込む。なお、DTMFレジ
スタ70にはDTMFの受信内容を示す16ビットデー
タが格納されているが、図10に示すように、意味のあ
るビットは下位8ビットに存在するので、8ビットだけ
を取り出しても問題がなく十分である。
【0094】従って、この第3実施例によれば、第1実
施例の効果に加えて、CPUがDTMF信号の受信内容
を容易に取り込むことができるという効果を得ることが
できる。
【0095】また、DTMFレジスタ70を独立に設け
ているため、取り込みを迅速に行なうことができる。周
知のように、DTMF信号は、入力信号継続時間や信号
休止時間等が規格で定まっているため、CPUは、録再
DSPからのDTMF受信内容に対して時間的な処理を
施して最終的なDTMF受信内容を定めなければならな
い。そのため、録再DSPは録音、再生、消去動作中で
あっても受信したDTMFの受信結果を迅速にCPUに
転送しなければならない。すなわち、録音のために転送
を休止したならば、入力信号継続時間や信号休止時間等
の規格を満たしているか否かをCPUが判定できないた
めである。この第3実施例によれば、DTMFレジスタ
70を独立に設けているため、このような転送が可能と
なされている。すなわち、録再DSPはDTMFレジス
タ70の受信結果を格納すれば録音、再生、消去処理に
戻ることができ、録音等の処理とDTMF受信結果との
転送処理とを、時分割ではあるが並行処理できるためで
ある。
【0096】(D)他の実施例 上記各実施例においては、CPUから録再DSPへのデ
ータ転送と、録再DSPからCPUへのデータ転送の両
方向のインタフェースを担うインタフェース回路を示し
たが、各転送方向別に別個のインタフェース回路を構成
しても良い。すなわち、各実施例のCPUから録再DS
Pへのデータ転送構成を有するインタフェース回路と、
録再DSPからCPUへのデータ転送構成を有するイン
タフェース回路とを別個に構成しても良い。
【0097】また、上記各実施例においては、CPUバ
スが8ビットデータ幅であり、DSPバスが16ビット
データ幅であるものを示したが、データ幅はこれに限定
されるものではない。但し、DSPバスのデータ幅が大
きいことを要する。また、入力部20や出力部30のレ
ジスタ段数も2段以上であれば任意である。
【0098】さらに、本発明は、入力部20又は出力部
30の構成及びデータのアクセス方法に特徴があり、ハ
ンドシェイク方法は上記実施例のものに限定されない。
例えば、上記各実施例においては、ビジーフラグやCP
U通知フラグを、レジスタ制御部及び録再DSPが操作
し得るものを示したが、レジスタ制御部だけが操作でき
るようにしても良い。
【0099】さらにまた、上記第1及び第2実施例にお
いては、CPU及び録再DSP間に介在するインタフェ
ース回路を示したが、本発明はこれに限定されず、CP
Uと他の種類のDSP間、2個のDSP間、2個のCP
U間に介在するインタフェース回路に適用することがで
きる。
【0100】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
第1のデジタル処理ユニットが第1のバス上に順次出力
した第1のデータ幅の1又は2以上のデータを、書込み
制御手段が、第1段目のレジスタが満配でなければ、第
1段目のレジスタの入力順番で定まる所定の領域に書込
み、第1段目のレジスタが満配状態であれば、各段のレ
ジスタに格納されている第2のデータ幅のデータが1段
大きいレジスタにシフトされた後、空き状態になった第
1段目のレジスタの所定領域に書込み、また、1段以上
のレジスタに格納された第2のデータ幅を有するデータ
を、読出し制御手段が、第2のデジタル処理ユニットか
らレジスタが特定されて指定されたときに、第2のバス
上に読出すようにしたので、一連の1回の転送動作によ
って、多くのデータをデータ幅が異なる第1及び第2の
デジタル処理ユニット間で授受でき、第1及び第2のデ
ジタル処理ユニットの処理負担を軽減できると共に、転
送効率を高めることができる。
【0101】また、第2の本発明によれば、書込み制御
手段が、第2のデジタル処理ユニットから指定されたレ
ジスタに、第2のバス上の第2のデータ幅のデータを書
込み、1段以上のレジスタに格納された第2のデータ幅
を有するデータを、読出し制御手段が、第1段目のレジ
スタに格納されているデータの読出し順番で定まる第1
のデータ幅のデータ部分毎に、第1のバス上に繰り返し
読出し、第1段目のレジスタが第1のデータ幅のデータ
の読出しで空き状態になると、各段のレジスタに格納さ
れている第2のデータ幅のデータを1段小さいレジスタ
にシフトされて、第1段目のレジスタからの読出しを継
続するようにしたので、一連の1回の転送動作によっ
て、多くのデータをデータ幅が異なる第1及び第2のデ
ジタル処理ユニット間で授受でき、第1及び第2のデジ
タル処理ユニットの処理負担を軽減できると共に、転送
効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】録再DSPの留守録機能付き電話機での設置位
置を示すブロック図である。
【図3】第1実施例のモード信号の割付けを示す説明図
である。
【図4】第1実施例の各部タイミングチャート(その
1)である。
【図5】第1実施例の各部タイミングチャート(その
2)である。
【図6】第2実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】第2実施例のモード信号の割付けを示す説明図
である。
【図8】第3実施例の構成を示すブロック図である。
【図9】第3実施例のモード信号の割付けを示す説明図
である。
【図10】第3実施例のDTMFの認識内容のデータ割
付けを示す説明図である。
【符号の説明】
10、10A、10B…インタフェース回路、11…C
PUバス、12…DSPバス、20…入力部、21〜2
4、31〜34…レジスタ、30…出力部、35〜38
…セレクタ、40…制御部、41…レジスタ制御部、4
2…フラグレジスタ、60…入力切替回路、61、62
…出力切替回路、70…DTMFレジスタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理するデータのデータ幅が整数倍の関
    係にある第1及び第2のデジタル処理ユニット間に介在
    して、第1のデータ幅の上記第1のデジタル処理ユニッ
    トから、第1のデータ幅より大きい第2のデータ幅の上
    記第2のデジタル処理ユニットへのデジタルデータの転
    送時のインタフェース機能を担うインタフェース回路で
    あって、 上記第2のデータ幅をそれぞれ有する複数段のレジスタ
    と、 上記第1のデジタル処理ユニットに接続されている第1
    のバス上の第1のデータ幅のデータを、いずれかの上記
    レジスタに格納させるものであって、第1段目の上記レ
    ジスタが満配状態でデータが与えられると、各段のレジ
    スタに格納されている第2のデータ幅のデータを1段大
    きいレジスタにシフトさせ、空き状態になった第1段目
    の上記レジスタにデータを書込み、第1段目の上記レジ
    スタが満配でない状態でデータが与えられると、第1段
    目の上記レジスタの入力順番で定まる所定の領域にデー
    タを書込む書込み制御手段と、 上記第2のデジタル処理ユニットから指定された上記レ
    ジスタに格納されている第2のデータ幅のデータを、上
    記第2のデジタル処理ユニットに接続されている第2の
    バス上に読出す読出し制御手段と、 上記第1及び第2のデジタル処理ユニット間のハンドシ
    ェイク制御を行なうハンドシェイク制御手段とを有する
    ことを特徴としたインタフェース回路。
  2. 【請求項2】 上記書込み制御手段が、2以上の種類の
    第1のデータ幅の指定されたものに応じて、第1段目の
    上記レジスタに対する書込み制御を切り替えることを特
    徴とする請求項1に記載のインタフェース回路。
  3. 【請求項3】 処理するデータのデータ幅が整数倍の関
    係にある第1及び第2のデジタル処理ユニット間に介在
    して、第2のデータ幅の上記第2のデジタル処理ユニッ
    トから、第2のデータ幅より小さい第1のデータ幅の上
    記第1のデジタル処理ユニットへのデジタルデータの転
    送時のインタフェース機能を担うインタフェース回路で
    あって、 上記第2のデータ幅をそれぞれ有する複数段のレジスタ
    と、 上記第2のデジタル処理ユニットから指定された上記レ
    ジスタに、上記第2のデジタル処理ユニットに接続され
    ている第2のバス上の第2のデータ幅のデータを書込む
    書込み制御手段と、 第1段目の上記レジスタに格納されている第2のデータ
    幅のデータを、読出し順番で定まる第1のデータ幅のデ
    ータ部分毎に、上記第1のデジタル処理ユニットに接続
    されている第1のバス上に繰り返し読出すものであっ
    て、第1段目の上記レジスタが第1のデータ幅のデータ
    の読出しで空き状態になると、各段のレジスタに格納さ
    れている第2のデータ幅のデータを1段小さいレジスタ
    にシフトさせる読出し制御手段と、 上記第1及び第2のデジタル処理ユニット間のハンドシ
    ェイク制御を行なうハンドシェイク制御手段とを有する
    ことを特徴としたインタフェース回路。
  4. 【請求項4】 上記読出し制御手段が、2以上の種類の
    第1のデータ幅の指定されたものに応じて、第1段目の
    上記レジスタからの読出し制御を切り替えることを特徴
    とする請求項3に記載のインタフェース回路。
  5. 【請求項5】 プッシュホン信号の認識結果を格納する
    プッシュホン認識結果レジスタと、 プッシュホン信号の受信、認識機能を有する上記第2の
    デジタル処理ユニットから、プッシュホン信号の認識結
    果の格納が指示されたとき、上記第2のバス上のデータ
    を上記プッシュホン認識結果レジスタに書込むプッシュ
    ホン認識結果書込み制御手段と、 上記第1のデジタル処理ユニットから、上記プッシュホ
    ン認識結果レジスタに格納されているデータの読出しが
    指示されたとき、上記プッシュホン認識結果レジスタに
    格納されているデータの内の所定位置の第1のデータ幅
    の部分を、上記第1のバス上に読出すプッシュホン認識
    結果読出し制御手段とをさらに有することを特徴とする
    請求項3又は4に記載のインタフェース回路。
JP7060460A 1995-03-20 1995-03-20 インタフェース回路 Pending JPH08263427A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101087442B1 (ko) * 2003-11-27 2011-11-25 소니 에릭슨 모빌 커뮤니케이션즈 재팬, 아이엔씨. 정보 처리 장치 및 휴대 전화 단말기
JP2015072623A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社エルイーテック 加減算回路

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