JPH08263365A - データ記憶及び処理方式 - Google Patents

データ記憶及び処理方式

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JPH08263365A
JPH08263365A JP8028136A JP2813696A JPH08263365A JP H08263365 A JPH08263365 A JP H08263365A JP 8028136 A JP8028136 A JP 8028136A JP 2813696 A JP2813696 A JP 2813696A JP H08263365 A JPH08263365 A JP H08263365A
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JP
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address
memory
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data
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JP8028136A
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English (en)
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Michael Mcculloch Christopher
マイケル マクロック クリストファ
Charles Eastty Peter
チャールズ イースティ ピーター
Hugh Densham Rodney
ヒュー デンシャム ロドニー
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Sony Europe BV United Kingdom Branch
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Sony United Kingdom Ltd
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Publication date
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    • G11C8/04Arrangements for selecting an address in a digital store using a sequential addressing device, e.g. shift register, counter
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幾つかの音声サンプル期間に亘って発生され
たデータに簡単にアクセスしうるデータ記憶及び処理方
式を得る。 【解決手段】 本発明のデータ記憶装置は、データ項目
を記憶する複数のアドレス位置をもつメモリ20、アク
セスすべき位置のアドレスを受けるメモリアドレス入力
手段36、入力アドレスを受ける主入力手段21、クロ
ック信号をカウントするカウンタ32、該カウントと入
力アドレスを組合せて調整されたアドレスを発生し、こ
れをメモリアドレス入力手段36に供給するアドレス調
整手段24,35を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にいってデ
ータ処理、詳しくいえば、データ記憶装置及び方法並び
にそれらを含むデータ処理方式に関するものである。
【0002】これより、本発明をデジタル音声(オーデ
ィオ)データ処理の分野における1つの特定の応用例に
ついて説明するが、本発明は、多くの他の分野にも応用
できるものであると理解されたい。
【0003】
【従来の技術】デジタル音声データを処理する信号処理
装置、例えば録音スタジオの信号処理ラック(架台)に
おいて、ほぼ同一構造のデータプロセッサのアレイによ
り、必要な処理を行うことが提案されてきた。各データ
プロセッサ、即ち信号処理集積回路(SPIC)は、幾
つかのデータメモリ、計算論理ユニット(ALU)、乗
算器及びマルチプレクサ装置を含み、これらにより、ア
レイ・バスからのデータや内部データメモリに記憶され
たデータに対し、種々の処理動作を行いうるようになっ
ている。各SPICはまた、一連の命令が記憶されたプ
ログラムメモリを含んでいる。SPICは、各音声サン
プル期間内に一連の命令を全部通して一回実行し、該命
令によって指示された処理動作を行う。即ち、SPIC
は、連続する音声サンプル期間内に命令の系列に従って
同じ一連の処理動作を繰返す。しかし、処理動作を受け
る実際のデータ項目は、勿論サンプル毎に変化する。
【0004】SPICの内部メモリへの読出し又は書込
みアクセスを必要とするこれらの動作のために、プログ
ラムメモリに記憶された命令は、データメモリ内のアク
セスすべき(記憶)位置を定めるアドレスを含んでい
る。SPICのプログラムは命令系列で作られるので、
これらのアドレスは、少なくとも大抵の目的に対して、
一定である。即ち、個々の命令によって指示されるアド
レスは、システムの動作の間変化しないので、データメ
モリへのアクセスを必要とする個々の命令が連続する音
声サンプル期間内に行われるとき、同じデータメモリ位
置がアクセスされることになる。これらの事情により、
特定のデータ項目が或る音声サンプル期間内に命令によ
ってデータメモリに書込まれる場合、次の音声サンプル
期間内の対応するデータ項目、例えば新しい音声サンプ
ルは同じメモリ位置に書込まれる。したがって、該デー
タ項目は、次のサンプル期間内の対応するデータ項目に
よって重ね書きされてしまう。
【0005】勿論、異なるサンプル期間内の対応するデ
ータ項目にアクセスするを要する動作がある。例えば、
複数のSPICが、それらの動作の一部として、音声デ
ータに作用する種々の多タップ又は多ポールのフィルタ
を実現するを要することがある。フィルタ動作を実現す
るためには、SPICは、幾つかの音声サンプル期間に
亘って発生されるデータにアクセスする必要がある。し
かし、前述のように、命令によって定められたアドレス
はサンプルに応じて変わらないので、メモリに書込まれ
るデータ項目は、連続する音声サンプル期間内の対応す
るデータ項目によって次々に重ね書きされることにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この問題に対する1つ
の解決法は、命令系列の中に、1つのメモリ位置からも
う1つのメモリ位置にデータをコピーする命令を含める
ことである。例えば、1つの命令が、現在のデータを該
命令内のアドレスにより指定された第1のメモリ位置に
書込むことであれば、該命令系列内のあとの命令を、第
1メモリ位置からデータを第2メモリ位置にコピーする
こととする。これが第1サンプル期間内に行われること
を考えると、書込み命令が第2サンプル期間内に行われ
た後に、新しいデータ項目が第1メモリ位置で得られ、
対応する前のデータ項目が第2メモリ位置で得られる。
したがって、両方のデータ項目は、コピー命令が第2サ
ンプル期間内に行われるまで使用可能である。即ち、両
データ項目は、命令系列内の書込み及びコピー命令の間
の命令によって使用可能である。しかし、実際上は、S
PICの動作がパイプライン化されているので、書込み
及びコピー命令間の命令がすべて両データ項目へのアク
セスを可能とするわけではない。
【0007】上述の例は、特定のサンプル期間からのデ
ータ項目を、すぐ次のサンプル期間内の対応するデータ
項目と同時に使用可能とする方法であったが、これは勿
論特に簡単な例である。実際に装置の動作に要求される
種々のフィルタを実現するための、メモリ位置間でデー
タをコピーする装置が極めて複雑となることは、理解さ
れよう。このコピー方式は、プログラム動作に厳しい制
約を課すのと同様、命令をコピー動作に割当てねばなら
ないので、SPICの処理資源を浪費するものである。
したがって、本発明の課題は、幾つかの音声サンプル期
間に亘って発生されるデータに簡単にアクセスしうるデ
ータ記憶及び処理方式を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面において
次の如きデータ記憶装置を提供する。このデータ記憶装
置は、データ項目を記憶するための複数のアドレス可能
なメモリ位置と、アクセスされるべき位置のアドレスを
受けるメモリアドレス入力手段とを有するメモリと、メ
モリ位置に対応する入力アドレスを受ける主入力手段
と、クロック信号に応答してカウントを変えるカウンタ
と、上記カウントを入力アドレスと組合せて1メモリ位
置に対応する調整されたアドレスを発生し、該調整され
たアドレスを上記メモリアドレス入力手段に供給するア
ドレス調整手段と、上記メモリアドレス入力手段に供給
されたアドレスにあるメモリ位置にアクセスする手段と
を具える。
【0009】このデータ記憶装置によれば、データ項目
が書込まれるメモリ内の実際のアドレスを、当該時点に
おけるカウンタのカウントによって決まるようにするこ
とができる。カウントが変わると、データが書込まれる
アドレスは、たとえ同じ入力アドレスが主入力手段に供
給されても変わる。したがって、前述の音声処理装置の
特定の例において、クロック信号が音声サンプルクロッ
クと対応しておれば、たとえ連続する音声サンプル期間
に命令によって同じアドレスが発生されても、対応する
データ項目を連続サンプル期間にデータ記憶装置の異な
るアドレスに書込むことができる。よって、この例で
は、連続するサンプル期間における応答するデータ項目
を、コピー命令を必要とすることなく、メモリにおいて
使用することができる。
【0010】カウンタは、サンプルクロック信号の連続
する周期と共にインクリメントされる(歩進する)もの
がよく、アドレス調整手段はカウントを入力アドレスに
加算するものがよい。この場合、同じ入力アドレスをク
ロック信号の連続する周期において使用すると、データ
が実際にはメモリの連続するアドレスに順次書込まれる
ことになる。したがって、連続クロック周期における対
応するデータ項目を同じ入力アドレスでメモリに供給す
れば、現在のクロック周期に対するデータ項目を、当該
入力アドレスを用いる読出しアクセスによって読出すこ
とができる。また、前のクロック周期に対するデータ項
目は、書込み入力アドレスから1を減じて得られる読出
し入力アドレスを用いて読出すことができる。もう1つ
前のクロック周期に対するデータ項目は、書込み入力ア
ドレスから2を減じて得られる読出し入力アドレスを用
いて読出すことができる。以下、同様である。
【0011】カウンタは、モジュロ(法)nカウンタ
(ただし、nはメモリ内の位置の数)であるのがよい。
メモリには、メモリアクセスのための入力アドレス及び
カウントの現在値に応じた一定数のメモリ位置しかない
ので、カウントを入力アドレスと組合せて得られるアド
レス値が、実際のメモリ位置のアドレス範囲外に出る可
能性がある。よって、アドレス調整手段は、カウントを
入力アドレスと組合せることによって得られるアドレス
値を受け、該アドレス値がメモリ位置アドレスの範囲外
である場合、該アドレス値を1メモリ位置に対応する調
整されたアドレスに変更するマッピング手段を含むのが
よい。詳しくいえば、カウントを入力アドレスに加えた
場合、得られるアドレス値がメモリ位置の最高アドレス
より大きいとき、マッピング手段は、アドレス値をメモ
リ位置の数だけ減じて結果的に1メモリ位置に対応する
調整されたアドレスが得られるようにする。これは実効
的に、使用可能なメモリ位置を連続的に循環する0,
1,‥‥,n−1,n,0,1,‥‥の如く取り扱うも
ので、したがって、n+1のアドレス値は調整されたア
ドレス値0に、n+2のアドレス値は調整されたアドレ
ス値1にマッピングされる。以下、同様である。
【0012】多くの応用例において、入力アドレスから
クロック信号に応じて変わる調整されたアドレスを発生
することにより、前述の如くメモリの一部分のみがアド
レスされるのが望ましい。また、メモリの他の部分が入
力アドレスを直接用いてアクセスできることも望まし
い。例えば、前述の音声処理応用例において、前の値が
必要でない定数その他のデータ項目を記憶するために、
幾つかのメモリ位置を使うことがある。即ち、メモリの
1セクションのみをアドレス調整可能とするのである。
かような場合、主入力手段は、入力アドレスがメモリの
第1セクション(アドレスを調整できるセクション)内
の位置に対応しているかどうかを識別する手段を含み、
該第1セクション内の位置に対応する入力アドレスはア
ドレス調整手段に供給し、他の入力アドレスはメモリア
ドレス入力手段に供給してメモリに直接アクセスするよ
うに構成する。この場合、カウンタは、メモリの第1セ
クション内の位置の数をpとすれば、モジュロpカウン
タであるのが好都合である。同じく、アドレス調整手段
は、第1セクション内のアドレスの範囲外にあるアドレ
ス値を、当該セクション内の或る位置に対応する調整さ
れたアドレスに変更するマッピング手段を含むのがよ
い。ここで、例えば、アドレス値が第1セクション内の
最高アドレスより大きいとき、マッピング手段は、該ア
ドレス値を当該セクション内の位置の数だけ減じて調整
されたアドレスを作成し、当該セクション内のメモリ位
置を先に述べたように循環するものとして取扱う。
【0013】メモリ又はその1セクションを調整可能に
アドレスする場合、調整可能アドレスモードと直接アド
レスモードとを切替えできるのが望ましい。したがっ
て、本装置は、制御信号に応答してアドレス調整手段を
切離すバイパス手段を含み、主入力手段からアドレス調
整手段に出力される入力アドレスが直接(即ち、カウン
トによって修正されないで)メモリアドレス入力手段に
供給されるようにすることができる。
【0014】好適な実施例では、メモリは、各々を調整
可能にアドレスできる複数のセクションを含む。この場
合、アドレス調整手段を各セクションに設け(特定の配
置に応じ、1つ以上のセクションに対して別個に又は共
通に)、主入力手段は、入力アドレスに対応する位置を
含むメモリのセクションを識別して、入力アドレスを当
該セクションに対する調整手段に供給する手段を含むこ
とになる。各セクションに対し、入力アドレスを調整す
るためのカウントは、モジュロpカウンタ(ただし、p
は当該セクション内の位置の数)によって供給される。
【0015】調整可能にアドレスできるメモリのスペー
ス量は、必要に応じて変わるので、バイパス手段は、少
なくともセクションの幾つかを、好ましくはすべてを調
整手段から切離せるようにするのがよい。各セクション
に対するバイパス手段は、当該セクションが調整可能に
又は直接アドレスされるかを状態によって決定する、該
セクションに対する制御信号に応答するようにしてもよ
い。
【0016】本発明の具体構成はまた、デジタルデータ
サンプルを処理するため少なくとも1つの上述データ記
憶装置を含むデータプロセッサを提供する。カウンタ又
は各カウンタのカウントはデータサンプルクロック信号
によってインクリメントされ、各プロセッサは、該クロ
ック信号の各周期内に、プロセッサのプログラムメモリ
に記憶された一連の命令に従い、一連の動作を行うよう
構成される。該命令の少なくとも幾つかは、データ記憶
装置に供給すべき入力アドレスに対応するアドレスデー
タを含む。
【0017】本発明はまた、データ項目を記憶するため
の複数のアドレス可能なメモリ位置を有するメモリにア
クセスする方法を提供する。その方法は、1 メモリ位
置に対応する1入力アドレスを発生するステップと、ク
ロック信号に応答してカウントを変えるステップと、上
記入力アドレスを上記カウントと組合せて1メモリ位置
に対応する調整されたアドレスを発生するステップと、
上記調整されたアドレスに対応するメモリ位置にアクセ
スするステップとを含む。
【0018】一般に、本明細書で本発明を実施した装置
について特徴を述べた場合、本発明を実施する方法によ
れば対応する特徴が得られることも理解すべきである。
その逆も、同様である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を具
体的に説明する。図1は、本発明によるデータ記憶装置
を用いるデータプロセッサの一般構成を示すブロック図
である。図1の例では、データプロセッサ、即ちSPI
C4は、図2に模式的に示すように並列の処理アレイの
形で他のSPIC4と接続される。プロセッサ4は少な
くとも電気的に方形アレイに配列され、各SPICは水
平データバスH及び垂直データバスVに接続される。各
SPIC4は、これに接続された2つのバスの各々にデ
ータを伝達することができる。SPIC4のアレイは、
図3の簡略ブロック図に示すように録音スタジオにおけ
る信号処理ラック1の音声処理部分を構成する。信号処
理ラック1は、オペレータ操作卓(コンソール)2と交
信し、リンク及びI/Oブロック3で示す如く、信号処
理ラック1と種々の入出力装置(例えば、回路網リンク
に接続されたスピーカ、マイクロホン、DATなど)と
の間で音声及び制御データをやり取りするため、スタジ
オ回路網(ネットワーク)の中に接続される。該回路網
の動作は操作卓又はミキシングデスク2で制御され、該
回路網内の装置間のデータ授受や、信号処理ラック1に
よる必要な処理の実施は、操作卓2の操作に応答して行
われる。
【0020】図2のアレイ内のSPIC4は同期的に動
作し、各SPICは、各音声サンプル期間内に、内部メ
モリに記憶された命令系列に従って一連の動作を行う。
SPICは、組立て時に命令系列がプログラムされ、必
要と考えられるすべての処理動作がアレイによって実施
できるようになっている。動作時、SPICは、オペレ
ータ操作卓2に応答する制御プロセッサの制御の下に、
命令系列によって同期的に動作する。
【0021】図1に戻りSPIC4のデータ記憶装置を
詳細に説明する前に、SPICの基本的構成及び動作を
説明する。SPIC4は、SPICの動作を制御するた
めの命令系列が記憶されたプログラムRAM5を含む。
プログラムRAM5はアドレス計算器6に接続され、該
計算器は、全体的に7で示すデータRAM部に対する入
力アドレスを発生する。該RAM部はデータ記憶装置を
具体化したもので、以下詳細に述べる。データRAM部
7は、3つのデータRAM7a,7b及び7cを含み、
これらは夫々、読出し及び書込みアドレス入力RA及び
WA並びにデータ入力Dを有する。データRAM部7か
らの3つのデータ出力は、MUXブロック9で示すマル
チプレクサ(スイッチング)装置への4入力のうちの3
つを形成する。MUXブロック9の4番目の入力10
は、後述の如き補間器17からの計数Cを受ける。MU
Xブロック9は、実行される命令に応じて、4入力のど
れかを4出力のどれかに接続するように構成される。マ
ルチプレクサ9の上方の2つの出力は、乗算器(Mult)
11への2入力を形成し、その出力は、乗算器出力のビ
ットシフトを行う乗算器シフタ(Mult Shift)12に接
続される(例えば、乗算器11への入力が32ビット幅
の場合、乗算器出力が64ビットになることがあり、乗
算器シフタ12は、実行される命令に従い所要の32ビ
ットを選んで、その出力に供給する。)。乗算器シフタ
12の出力は、計算論理ユニット(ALU)13に供給
される。乗算器11の1つの入力は、マルチプレクサ9
の第3出力と同じく直接ALU13の入力に接続され
る。ALU13の出力はマルチプレクサ14の1入力に
接続され、該マルチプレクサの出力は3データRAM7
a,7b及び7cのデータ入力Dに接続される。
【0022】マルチプレクサ9の4番目の出力15は、
出行データ用のパリティビットを発生するパリティ発生
器8を介して第1及び第2のI/O(入力/出力)手段
16H及び16Vに接続される。I/O手段16H,1
6Vは、データを転送するための本プロセッサを夫々水
平及び垂直データバスH,Vに接続する。マルチプレク
サ9の出力15は、データをH及びVバスに出力するた
め、I/O手段16H,16Vに接続される。I/O手
段からのデータ入力はパリティ検査ユニット25に接続
され、そこで、バスから受けるデータのパリティ検査が
行われる。パリティ検査ユニット25の出力は、マルチ
プレクサ14の第2入力となる。
【0023】先に述べたとおり、アレイ内の各SPIC
(図2)は、組立て時にプログラムされ、プログラムR
AM5に記憶された一連の命令に従い、各音声サンプル
期間内に一連の動作を行う。この具体例では、各SPI
C4は、音声サンプル期間毎に512のかような命令を
実行することができる。組立の際、これらの命令をプロ
グラムRAM5に制御プロセッサ、本例では68030
プロセッサ26を介して書込む。該プロセッサ26の幾
つかが信号処理ラックに設けられ、その各々がアレイ内
のSPIC4のグループを制御する。制御プロセッサ2
6はまた計数補間器17に接続され、該補間器は、操作
卓の制御器の設定に従いSPICの処理動作に用いる係
数Cを発生する。
【0024】SPICの動作時、音声サンプル周期毎に
512のクロック周期、即ちティック(刻時カウント)
を発生するカウンタ27からのクロック信号に従って、
512の命令が順次プログラムRAM5から読出され
る。全部のカウンタ27は、同期化されていて音声サン
プリング周波数で動作する全体的な「スタートサンプル
クロック」により、ティックを始めるようにトリガされ
る。したがって、アレイ内の全SPICは、各音声サン
プル期間の間の夫々の命令系列により同期して動作が進
行する。
【0025】図4は、プログラムRAM5に記憶される
命令に対する命令ワードのフォーマットの例を示す模式
図である。この命令ワードは、48ビットの長さをも
つ。該命令ワードの最初の8ビットは、命令の形式、例
えばデータRAM部7の2つにあるデータを加算せよ、
データRAM部の1つにあるデータを補間器からの係数
により乗算せよ等々を示す動作コードを構成する。上記
命令ワードの次の12ビットは、SPICの内部動作を
制御する、例えば、MUXブロック9及びマルチプレク
サ14のスイッチング、データRAM部7のイネーブリ
ング(可能化)、I/Oアクセス等々を制御する制御デ
ータを構成する。上記命令ワードの次の28ビットは、
4つの7ビットのアドレス領域に分割される。始めの3
つのアドレス領域は、3つのデータRAM7a,7b及
び7cへの読出しアドレスを表す。最後のアドレス領域
は、データRAM部7の1つ以上にデータを書込む書込
みアドレスを表す。
【0026】再び図1に戻り、各命令ワードがプログラ
ムRAM5から読出されるにつれて、アドレスがアドレ
ス計算器6に供給され、そこで、データRAM部7に対
する読出し及び書込みアドレスに復号される。残りの命
令データは、図1で太く示される制御ライン30に出力
される。制御ライン30は、データRAM部7、MUX
ブロック9、乗算器11、乗算器シフタ12、ALU1
3、I/O手段16H,16V及びマルチプレクサ14
に接続され、命令ワードに従ってこれらの要素の動作が
制御される。
【0027】SPIC4の内部ハードウェアは、高度に
パイプライン化されている。図1に、パイプライン・レ
ジスタが1点鎖線で模式的に示され、P1〜P7で表さ
れている。これらは、プログラムRAM5からデータR
AM部7、MUXブロック9、ALU13及びマルチプ
レクサ14を経てデータRAM部7に戻るデータ及び制
御路を、次の如き8つのパイプライン段0〜7に分けて
いる。 パイプライン段 動 作 0 プログラム読出し 1 アドレス計算 2 データ読出し 3 乗算器1 4 乗算器2 5 乗算器シフト 6 ALU 7 データ書込み
【0028】各パイプライン段0〜7は、プログラムR
AM5からの次々の命令の読出しをトリガする、カウン
タ27の1ティックに対応する。即ち、音声サンプル期
間のスタートのティック0において、プログラムRAM
5から命令0がパイプライン・レジスタP1に読出され
る。次のティックで、命令1がプログラムRAM5から
パイプライン・レジスタP1に読出され、その時、命令
0に対するアドレス計算がアドレス計算器6で行われ
る。この後の連続するティックにおいて、次々の命令が
プログラムRAM5から読出され、その間、命令0に対
する命令データ及びこの命令によって発生されたデータ
が、内部のパイプライン段を通って伝搬する。H又はV
バスを用いるSPIC間の転送もまた、I/O手段16
H,16V及びパリティ検査器25にパイプライン・レ
ジスタを設けることにより、正規のパイプライン・タイ
ミングで行われる。
【0029】パイプライン段1においてアドレス計算器
6により発生される読出しアドレスは、直ぐ次のパイプ
ライン段でデータRAM部7にアクセスするのに使用さ
れるが、パイプライン段1で発生される書込みアドレス
waは、パイプライン段7に至るまで必要とならない。
したがって、図1に模式的に示すように、書込みアドレ
スwaは、パイプライン・レジスタP2から延長される
アドレスラインに供給され、パイプライン・レジスタP
3〜P7を経てパイプライン段7でデータRAM部7の
書込みアドレス入力WAに現れる。例えば、データRA
M7a及び7b内の位置にある夫々のデータ項目の乗算
と、その積をデータRAM7c内の位置に書込むことと
を求める命令を考える。その動作は、次のとおりであ
る。
【0030】最初のティックで、命令がプログラムRA
M5から読出される。第2のティックで、データRAM
7a及び7bに対する読出しアドレス並びにデータRA
M7cに対する書込みアドレスが、アドレス計算器6に
より発生される。第3のティックで、読出しアドレスが
データRAM7a,7bに供給され、これらのRAMが
制御ライン30を介する命令ワードによってイネーブル
され、適正なデータサンプルがパイプラインP3に読出
される。データRAM7cに対する書込みアドレスは、
パイプライン・レジスタP3に延長されたアドレスライ
ンを介して送られ、連続するティックで後述のパイプラ
イン段を通って伝搬する。第4のティックで、MUXブ
ロック9が、データRAM部から読出されたデータ項目
を乗算器11の2つの入力に供給するように制御され、
該乗算器はそのとき乗算処理の第1段階を行う。第5の
ティックで、乗算器11は、乗算処理の第2段階を行
い、その積をパイプライン・レジスタP5に供給する。
第6のティックで、乗算器シフタ12が、命令ワードの
制御の下に上記積のビットシフトを行い、その結果をパ
イプライン・レジスタP6に供給する。第7のティック
で、上記積がALU13を経てパイプライン・レジスタ
P7に供給される。第8のティックで、書込みアドレス
がデータRAM部7に供給され、マルチプレクサ14が
ALU13からの出力をデータRAM部に供給するよう
制御される。この段において、データRAM7cが命令
ワード内の制御データによってイネーブルされ、上記積
がこのデータRAM部内の適正な位置に書込まれ、動作
は完了する。
【0031】SPIC4は、それらの動作の一部とし
て、音声データに作用する種々の多タップ又は多ポール
のフィルタを実現する必要がある。該フィルタ動作を実
現するためには、SPIC4が、幾つかの先行する音声
サンプル期間に亘って発生された、前のデータにアクセ
スする必要がある。しかし、前述のとおり、SPIC内
のデータRAM部7に対する読出し及び書込みアドレス
は、プログラムRAM5に記憶された命令の一部を構成
するので、連続する音声サンプル期間に所定の命令がプ
ログラムRAM5から読出されるとき、データRAM部
7にアクセスするために同じアドレスが発生される。し
たがって、現在のサンプル期間内にデータ項目をデータ
RAM部7のアドレスに書込めとの命令は、次のサンプ
ル期間においても、当該サンプル期間内の対応するデー
タ項目に対して同じアドレスを与えることになる。よっ
て、連続するサンプル期間からの対応するデータ項目を
データRAM部7において同時に使用可能とするため、
データRAM部7は、図5に具体例を示すようなデータ
記憶装置を含む。
【0032】図5は、図1に示したデータRAM7a〜
7cの1つに対応するメモリ20を有するデータ記憶装
置を示す。データRAM7a〜7cの各々に対し、同じ
ように動作するデータ記憶装置を夫々設ける。図5の装
置は、SPICのアドレス計算器6から入力アドレスを
受ける主入力21を有する。図1に示したデータRAM
の読出しアドレス入力RA及び書込みアドレス入力WA
の両方が、上記装置の主入力21に接続される。主入力
21は入力アドレスを検出器22に供給し、該入力アド
レスはそこから加算器24の一方の入力に供給され、該
加算器の他方の入力は、モジュロ(Mod)64カウン
タ32からのカウントを受ける。該カウンタ34は、音
声サンプルクロックSCKにより音声サンプルレートで
インクリメントされる(歩進する)。検出器22より出
力される入力アドレスはまた、マルチプレクサ28の1
入力23に直接供給される。加算器24の出力はマッピ
ング回路35に接続され、該回路の出力はマルチプレク
サ28の他の入力に接続される。マルチプレクサ28の
出力は、メモリ20のアドレス入力26となる。マルチ
プレクサ28は、検出器22の制御出力29の信号によ
り、その入力の1つをメモリ20のアドレス入力26に
接続するように制御される。
【0033】この例では、メモリ20は、アドレス0〜
127をもつ128のアドレス可能な(記憶)位置を有
する。アドレス0〜63は、該メモリの第1の、又は循
環するセクションRを構成する。このセクションRは、
後述の如く、加算器24、カウンタ32及びマッピング
回路35より成るアドレス調整手段の動作により、調整
可能にアドレスされる部分である。位置64〜127を
含むメモリ20の上のセクションは、後述の如く、主入
力21に受ける入力アドレスを用いて直接アドレスされ
る第2のセクションDを構成する。
【0034】メモリ20のセクションDは、前の値を必
要としない定数や他のデータ項目を記憶するためにSP
IC4が使用する。プログラムRAM5における、この
セクション内の位置にアクセスせよの命令は、アドレス
計算器6によって復号されるアドレス部分を有し、該計
算器は、アクセスすべき位置に対する64〜127の範
囲内の入力アドレスを発生する。該入力アドレスは、主
入力21を経て検出器22に供給され、該検出器は、1
の最上位ビット(MSB)をもつアドレスをメモリ20
の直接アクセス・セクションD内の1位置のアドレスと
して識別する。検出器22の制御出力29の状態は、マ
ルチプレクサ28をその入力23がメモリアドレス入力
26に接続される如く制御するように設定される。そう
すると、入力アドレスが直接メモリ20のアドレス入力
26に供給され、それによって適正な位置64〜127
がアクセスされる。
【0035】次に、メモリ20の循環セクションRへの
アクセスを考える。該セクションR内の位置に対応する
0〜63の範囲内の入力アドレスが主入力21に供給さ
れると、検出器22は、該アドレスがセクションR内の
位置に対応することを示す0のMSBを検出する。そう
すると、検出器22は、制御出力29を介してマルチプ
レクサ28をマッピング回路35の出力がメモリアドレ
ス入力26に接続されるよう制御する。入力アドレスは
加算器24に供給され、そこで、モジュロ64カウンタ
32が現在保持しているカウントが入力アドレスに加算
され、その結果得られたアドレス値がマッピング回路3
5に供給される。マッピング回路35は調整されたアド
レス(これは、後述の如く入力アドレス値に対応するこ
ともあり、対応しないこともある。)を出力し、この調
整されたアドレスがメモリ20のアドレス入力26に供
給され、調整されたアドレスによって示された、循環セ
クションR内の位置がアクセスされる。
【0036】モジュロ(法)64カウンタ32は、サン
プルクロックSCKの連続する周期、即ち連続する音声
サンプル期間で0〜63をカウントする。メモリの循環
セクションRにアクセスする入力アドレスは0〜63で
あり、どんな時刻におけるカウントも0〜63であるか
ら、加算器24から出力されるアドレス値は63より大
きい、即ちメモリの循環セクションR内の最高アドレス
より大きい。かような場合、マッピング回路35は、ア
ドレス値をセクションR内の1位置に対応する調整され
たアドレスに変更する動作をする。これは、セクション
R内の位置を連続的に循環する位置0,1,2,‥‥,
62,63,0,1,‥‥と考えることによって行う。
マッピング回路35は、アドレス値から64(セクショ
ンR内の位置の数)を減じることにより、63より大き
いアドレス値を上記循環内の対応するアドレスにマッピ
ングする(割当てる)。こうすると、アドレス値64は
調整されたアドレス値0に、アドレス値65は調整され
たアドレス値1に、アドレス値66は調整されたアドレ
ス値2に変更される。以下、同様である。勿論、マッピ
ング回路35は63より大きい入力アドレスを変更する
だけでよく、0〜63の入力アドレス値は、調整された
アドレスとして直接出力される。
【0037】図5のデータ記憶装置の、幾つかの連続す
る音声サンプル期間において対応するデータ項目を記憶
する動作を、これより説明する。フィルタ動作を実現す
る場合と同様に、連続する音声サンプル期間に対応する
データ項目をデータRAM部7において同時に使用可能
としなければならない場合、プログラムRAM5におけ
る現在データ項目をメモリに書込めとの命令は、循環セ
クションR内のアドレス0〜63を示す書込みアドレス
領域を含むであろう。この命令が現データ項目を位置ア
ドレス0に書込むことであり、現在の音声サンプル期間
に対しモジュロ64カウンタ32のカウントも0である
場合を考える。検出器22は、入力アドレス0を受け
て、マルチプレクサ28をマッピング回路35の出力が
メモリアドレス入力26に接続されるようにセットす
る。入力アドレス0は加算器24に供給され、カウント
も0であるから、アドレス値0がマッピング回路35に
送られる。そこでマッピング回路35は、アドレス0を
メモリ20のアドレス入力26にマルチプレクサ28を
介して供給し、現在のデータ項目が実際に循環セクショ
ンRの0位置に書込まれる。
【0038】次の音声サンプル期間に対応するデータ項
目について同じ命令が実施されるとき、再び入力アドレ
ス0が検出器22を経て加算器24に供給されるが、モ
ジュロ64カウンタ32はその時カウント1を保持す
る。よって、マッピング回路35はアドレス値1を受
け、これがメモリ20へのアドレスとして出力される。
これにより、このサンプル期間に対するデータ項目は、
循環セクションR内のアドレス1に書込まれる。これが
次々の音声サンプル期間に対して続けられ、命令は常に
入力アドレス0を検出器22に供給するが、モジュロ6
4カウンタ32のカウントは、各サンプル期間と共に1
つずつインクリメントされる。したがって、連続する音
声サンプル期間における対応データ項目は、メモリ20
内の連続するアドレス0,1,2,3,‥‥に書込まれ
る。
【0039】上述より、現在のサンプル期間に対するデ
ータ項目が、任意の時刻にメモリの循環セクション内の
位置アドレスnに書込み命令によって記憶されるとき、
連続する先行サンプル期間における対応データ項目は、
位置n−1,n−2,n−3,‥‥に記憶されることが
分かるであろう。SPICの命令系列における後の読出
し命令は、先の書込み命令における書込みアドレスと同
じ読出しアドレスを用いて、現在のサンプル期間に対す
るデータ項目を読出すことができる。したがって、本例
では、読出し命令はメモリ20内のアドレス0に対応す
る読出しアドレス領域を含み、このアドレスは検出器2
2とそれから加算器24への入力アドレスとして供給さ
れる。カウンタ32の現カウント、すわち上述の例では
nは、加算器24によって入力アドレスに加算され、ア
ドレスnがマッピング回路35に供給され、該回路35
が、マルチプレクサ28を経てメモリ20のアドレス入
力26にアドレスnを出力する。こうして、現在サンプ
ル期間に対するデータ項目を記憶する位置nが、必要に
応じて読出される。
【0040】直前の音声サンプル期間における対応する
データ項目にアクセスするためには、読出し命令は、メ
モリ20の位置n−1からデータを読出す必要がある。
命令における実際の読出しアドレスは、現在データ項目
をメモリに書込むための書込み命令に使用された書込み
アドレスから1を減じることによって得られる。この場
合、書込みアドレスが0のとき、循環アドレス方式にお
けるアドレス0−1は、アドレス63である。したがっ
て、読出し命令は、アドレス計算器6により復号されて
63の入力アドレス(検出器22に供給される)を発生
するアドレス領域を含む。よって、アドレス63は加算
器24に送られ、そこでカウンタ32からの現カウント
nが加算され、63+nのアドレス値が与えられる。こ
のアドレス値はマッピング回路35に送られ、そこで該
アドレス値から64が差引かれ、調整されたアドレス6
3+n−64=n−1が出力される。このようにして、
前の音声サンプル期間に対するデータ項目を記憶する位
置n−1が、正確に読出される。
【0041】上述より、書込み命令が或るデータ項目に
対してxの入力アドレスを発生する場合、連続する音声
サンプル期間における対応するデータ項目は、モジュロ
64カウンタ32のカウントが0から上の方にインクリ
メントされるに従い、アドレスx,x+1,x+2,‥
‥に書込まれることが分かるであろう。現在のサンプル
期間に対するデータ項目を読出すため、読出し命令はx
の入力アドレスを発生する。連続する先行サンプル期間
から対応データ項目を読出すため、読出し命令は、入力
アドレスx−1,x−2,x−3,‥‥を発生する。該
命令をプログラムする際、前述の如くアドレス0の直前
はアドレス63であるという循環アドレス方式を考慮に
入れる。
【0042】図5の例では、メモリ20の半分、従って
各データRAM7a〜7cの半分が循環するようにアド
レスされ、半分が直接アドレスされる。しかし、循環セ
クションのサイズ並びに循環及び直接アクセス・セクシ
ョンの相対的比率に対する要件は、応用機器毎に、本例
ではSPIC毎に変化するであろう。したがって、本発
明の好適な実施例では、メモリを幾つかのセクションに
分割し、その1つ以上、好ましくは全部を必要に応じて
直接又は循環アクセス用に選択できるようにする。かよ
うなデータ記憶装置の好適な実施例を図6に示す。
【0043】図6に示すデータ記憶装置は、図1のデー
タRAM7a〜7cの1つに対応するメモリ40を具え
る。前と同様、各データRAM7a〜7cに対応するデ
ータ記憶装置が設けられるが、ここでは1つのみについ
て述べる。図6の装置は、アドレス計算器6から入力ア
ドレスを受ける主入力41を有する。前と同様、図1に
示した読出し及び書込みアドレス入力RA及びWAの両
方が、図6の主入力41に接続される。主入力41は入
力アドレスをセクション検出器42に供給し、そこで、
該入力アドレスがメモリ40のどのセクションに対応す
るかが決定される。本例では、メモリ40は5つのセク
ションS1〜S5に分割される。セクションS1は位置
0〜63を包含し、セクションS2は位置64〜79
を、セクションS3は位置80〜95を、セクションS
4は位置96〜111を、セクションS5は位置112
〜127を包含する。したがって、セクションS1は6
4個の位置を包含し、各セクションS2〜S5は夫々1
6個の位置を包含する。
【0044】セクション検出器42は、0〜127の範
囲内に入る入力アドレスから、該入力アドレスがセクシ
ョンS1〜S5のどれに対応するかを識別し、それから
該入力アドレスを5つの出力43a〜43eのうち適切
な1つに夫々供給する。これらの出力43a〜43e
は、夫々の加算器の入力45に接続される。検出器出力
43aは加算器47に接続され、検出器出力43b〜4
3eは夫々の加算器48に接続される。加算器47の他
方の入力は、メモリ40の下方のセクションS1内に6
4位置があることから、モジュロ(Mod)64カウン
タ50に接続される。該カウンタ50は、クロック信号
SCKによって音声サンプルレートでインクリメントさ
れる。4つの加算器48の各々の他方の入力は、メモリ
40の各セクションS2〜S5内に16位置があること
から、モジュロ16カウンタ51により出力されるカウ
ントCTを受けるよう接続され、該カウンタ51は同じ
くSCKによってインクリメントされる。
【0045】加算器47及び48の出力は、夫々のマッ
ピング回路M1〜M5に接続され、マッピング回路M1
〜M5の出力は、夫々のマルチプレクサ44a〜44e
の入力に接続される。マルチプレクサ44a〜44eの
出力は、メモリ40のアドレス入力53に接続される。
検出器出力43a〜43eはまた、直接夫々のマルチプ
レクサ44a〜44eの他の入力46に接続され、これ
により加算器47,48及びマッピング回路M1〜M5
を迂回する。各マルチプレクサ44a〜44eの2つの
入力の内どちらをその出力に接続するかは、それら夫々
に供給される制御信号C1〜C5の状態によって決定さ
れる。
【0046】メモリ40の各セクションS1〜S5は、
対応する制御信号C1〜C5の状態で決まる対応マルチ
プレクサ44a〜44eの状態に応じて、循環的に又は
直接にアドレスされる。各制御信号C1〜C5は、マル
チプレクサの所要状態に応じて単一ビット0又は1で表
すことができる。制御ビットC1〜C5は、特定のSP
ICのメモリ要件に応じて制御プロセッサ26(図1)
で設定され、制御プロセッサ26から各SPICのデー
タRAM部7に供給される。
【0047】メモリ40のセクションS1〜S5に対応
するマルチプレクサ44a〜44eが循環アドレス・ア
クセスにセットされると、即ち、マルチプレクサが対応
するマッピング回路をメモリアドレス入力53に接続す
ると、セクションのアドレス指定は、図5の循環セクシ
ョンRについて述べたのと同様に行われる。まず、セク
ションS1を考えると、0〜63の範囲内の入力アドレ
スxは、セクション検出器42を経てその出力43aか
ら加算器47へと供給される。したがって、該アドレス
はモジュロ64カウンタ50の現カウントに加算され、
得られたアドレス値がマッピング回路M1に出力され
る。マッピング回路M1は、図5のマッピング回路35
と同じように動作する。即ち、加算器47から出力され
る0〜63のアドレス値は、マルチプレクサ44aを介
してアドレス入力53に供給され、メモリのセクション
S1にアクセスする。ただし、63より大きなアドレス
値に対しては、マッピング回路M1は、該アドレス値か
ら64を減じてセクションS1内の1位置0〜63に対
応する調整されたアドレスを出力する。
【0048】マッピング回路M2〜M5は、セクション
S2〜S5に対して同様な動作をする。ただし、この場
合、マッピングは対応するセクション内の16のメモリ
位置内で行われる。例えばセクションS3を考えると、
このセクションは、80〜95の範囲内の入力アドレス
をセクション検出器42が受けたときにアクセスされ
る。セクション検出器42は、該入力アドレスをその出
力43cから加算器48へと供給する。モジュロ16カ
ウンタ51の現カウントが加算器48にて入力アドレス
に加算され、得られたアドレス値はマッピング回路M3
に供給される。加算器48より出力されるアドレス値が
95(セクションS3における最高アドレス位置)を越
えると、マッピング回路M3は、該アドレス値から16
を減じてセクションS3内のアクセスすべき位置に対応
する調整されたアドレスを出力する。マルチプレクサ4
4cが循環アドレス・アクセスにセットされると、マッ
ピング回路より出力されるアドレスがメモリアドレス入
力53に供給される。
【0049】先に述べたとおり、セクションS1〜S5
のどれか1つ以上を、適正な制御信号C1〜C5によっ
て直接アクセス・モードに切替えることができる。直接
アクセス・モードでは、加算器47又は48によって行
われる調整が迂回され、マルチプレクサ入力46の入力
アドレスがマルチプレクサによって直接メモリ40のア
ドレス入力53に供給され、対応する位置にアクセスさ
れる。
【0050】前のデータ項目にアクセスするため循環モ
ードでSPIC4内のメモリ40のセクションS1〜S
5を使用することは、図5で述べた方法と全く同じであ
る。しかし、メモリ40を複数のセクションS1〜S5
に分け、その各々を循環又は直接アクセスにセットしう
るようにしたことは、本装置の柔軟性を大きく増す効果
がある。循環と直接アクセスメモリとの比率は、与えら
れたSPICの特定の要件に応じて制御ビットC1〜C
5により設定でき、従ってSPIC毎に変わりうる。同
様に、同じ制御ビットC1〜C5を、SPIC内のデー
タRAM7a〜7cの3つ全部に対するアクセスモード
の制御に用いてもよいが、循環と直接アクセスメモリと
の比率を夫々の場合で変えうるように、別の1組の制御
ビットC1〜C5を各データRAMに対して用意しても
よい。
【0051】以上、特定の音声データ処理機器に関連し
て本発明と具体化したデータ記憶装置を説明したが、本
発明は多くの他の応用機器に使用できるものである。更
に、本発明の範囲から逸脱することなく、上述した特定
の具体例に対し多くの変形や変更を施しうることが認め
られるであろう。
【0052】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
連続するサンプル期間に発生された対応するデータ項目
を、コピー命令を必要とすることなく簡単に、メモリに
アクセスして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ記憶装置を用いるデータプ
ロセッサを示すブロック図である。
【図2】図1のデータプロセッサのアレイを示す図であ
る。
【図3】図1のデータプロセッサを用いる信号処理ラッ
クを含む録音スタジオを示す簡略ブロック図である。
【図4】図1のデータプロセッサ用命令ワードの一般的
フォーマットを示す図である。
【図5】図1のデータプロセッサに用いるデータ記憶装
置の例1を示す模式図である。
【図6】図1のデータプロセッサに用いるデータ記憶装
置の例2を示す模式図である。
【符号の説明】
20,40 メモリ、21,41 主入力手段、32,
50,51 カウンタ、24,35,48,M1〜M5
アドレス調整手段、36,53 メモリアドレス入力
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター チャールズ イースティ イギリス国 オックスフォード,フェアエ ーカーズ ロード 18 (72)発明者 ロドニー ヒュー デンシャム イギリス国 オックスフォードシャー,チ ャールベリー,フィッシャーズ レーン, スナフ コテジ(番地なし)

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ項目を記憶するための複数のアド
    レス可能なメモリ位置と、アクセスされるべき位置のア
    ドレスを受けるメモリアドレス入力手段とを有するメモ
    リと、 メモリ位置に対応する入力アドレスを受ける主入力手段
    と、 クロック信号に応答してカウントを変えるカウンタと、 上記カウントを入力アドレスと組合せて1メモリ位置に
    対応する調整されたアドレスを発生し、該調整されたア
    ドレスを上記メモリアドレス入力手段に供給するアドレ
    ス調整手段と、 上記メモリアドレス入力手段に供給されたアドレスにあ
    るメモリ位置にアクセスする手段とを具えたデータ記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 上記カウンタは上記クロック信号に応答
    してカウントをインクリメントし、上記アドレス調整手
    段は上記カウントを入力アドレスに加算するように構成
    された請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 上記カウンタはモジュロnカウンタ(た
    だし、nは上記メモリ内の位置の数とする。)である請
    求項1又は2の装置。
  4. 【請求項4】 上記アドレス調整手段は、上記カウント
    を上記入力アドレスと組合せて得られたアドレス値を受
    け、該アドレス値がメモリ位置のアドレスの範囲外にあ
    るとき、該アドレス値を1メモリ位置に対応する調整さ
    れたアドレスに変更するマッピング手段を含む請求項1
    〜3のいずれか1項の装置。
  5. 【請求項5】 上記アドレス値がメモリ位置の最高アド
    レスより大きいとき、上記マッピング手段は、上記メモ
    リ内の位置の数だけ上記アドレス値を減じて1メモリ位
    置に対応する調整されたアドレスが得られるようにする
    請求項2及び4の装置。
  6. 【請求項6】 上記主入力手段は、入力アドレスが、上
    記メモリ位置の一部分を含む上記メモリの第1セクショ
    ン内の位置に対応するかどうかを識別する手段を有し、
    上記第1セクション内の位置に対応する入力アドレスを
    上記アドレス調整手段に供給し、他の入力アドレスを上
    記メモリアドレス入力手段に供給するように構成された
    請求項1又は2の装置。
  7. 【請求項7】 上記カウンタはモジュロpカウンタ(た
    だし、pは上記メモリの上記第1セクション内の位置の
    数とする。)である請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 上記アドレス調整手段は、上記カウント
    を上記入力アドレスと組合せて得られたアドレス値を受
    け、該アドレス値が上記第1セクション内のメモリ位置
    のアドレスの範囲外にあるとき、該アドレス値を上記第
    1セクション内の1メモリ位置に対応する調整されたア
    ドレス値に変更するマッピング手段を含む請求項6又は
    7の装置。
  9. 【請求項9】 上記アドレス値が上記第1セクション内
    のメモリ位置の最高アドレスより大きいとき、上記マッ
    ピング手段は、上記第1セクション内の位置の数だけ上
    記アドレス値を減じて、上記第1セクション内の1メモ
    リ位置に対応する調整されたアドレスを得るようにする
    請求項2に従属する場合の請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 制御信号に応答して上記アドレス調整
    手段を切離し、上記主入力手段から上記アドレス調整手
    段に出力される入力アドレスを、上記カウントによって
    修正することなく、上記メモリアドレス入力手段に供給
    するバイパス手段を含む請求項6〜9のいずれか1項の
    装置。
  11. 【請求項11】 上記メモリは各々が上記メモリ位置の
    小部分を含む複数のセクションを有し、本装置が、これ
    らの各セクションに対し、クロック信号に応答して変わ
    るカウントと供給される入力アドレスを組合せて調整さ
    れたアドレスを発生し、該調整されたアドレスを上記メ
    モリアドレス入力手段に供給するアドレス調整手段を含
    み、上記主入力手段は、入力アドレスに対応する上記位
    置を含む上記メモリの上記セクションを識別し、上記入
    力アドレスを当該セクションに対する上記調整手段に供
    給する手段を含む請求項1の装置。
  12. 【請求項12】 上記カウントは上記クロック信号に応
    答してカウンタによりインクリメントされ、上記アドレ
    ス調整手段は上記カウントを上記入力アドレスに加算す
    るように構成された請求項11の装置。
  13. 【請求項13】 上記メモリの各セクションに対し、別
    個のアドレス調整手段が設けられた請求項11又は12
    の装置。
  14. 【請求項14】 各セクションに対する上記調整手段は
    モジュロpカウンタ(ただし、pは当該セクション内の
    位置の数とする。)からカウントを受ける請求項11〜
    13のいずれか1項の装置。
  15. 【請求項15】 各セクションに対する上記調整手段
    は、上記カウントを上記入力アドレスと組合せて得られ
    た上記アドレス値を受け、該アドレス値が当該セクショ
    ン内の位置のアドレスの範囲外にあるとき、該アドレス
    値を当該セクション内の1位置に対応する調整されたア
    ドレス値に変更するマッピング手段を含む請求項11〜
    14のいずれか1項の装置。
  16. 【請求項16】 上記アドレス値が当該セクション内の
    メモリ装置の最高アドレスより大きいとき、上記調整手
    段は、当該セクション内のメモリ位置の数だけ上記アド
    レス値を減じて、当該セクション内の1位置に対応する
    調整されたアドレスを得るようにする請求項12及び請
    求項15の装置。
  17. 【請求項17】 当該セクションに対する制御信号に応
    答して、上記メモリの1セクションに対する上記アドレ
    ス調整手段を切離し、上記主入力手段から当該セクショ
    ンに対する上記調整手段に出力される入力アドレスを、
    上記カウントによって修正することなく、上記メモリア
    ドレス入力手段に供給するバイパス手段を含む請求項1
    1〜16のいずれか1項の装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも、上記セクションの幾つか
    は、同数のメモリ位置を含む請求項11〜17のいずれ
    か1項の装置。
  19. 【請求項19】 上記メモリアドレス入力手段は、上記
    メモリ内のすべての位置にアドレス指定する単一のアド
    レス入力である請求項11〜18のいずれか1項の装
    置。
  20. 【請求項20】 デジタルデータサンプルを処理するた
    めのデータプロセッサであって、少なくとも1つの、請
    求項1〜19のいずれかに記載されたデータ記憶装置を
    含み、上記クロック信号は上記データサンプルクロック
    信号であり、上記プロセッサは、該プロセッサのプログ
    ラムメモリ内に記憶された一連の命令に従い、上記クロ
    ック信号の各周期内に一連の動作を行うように構成さ
    れ、上記命令の少なくとも幾つかは、上記メモリにアク
    セスするため上記データ記憶装置に供給すべき入力アド
    レスに対応するアドレスデータを含むものである、上記
    データプロセッサ。
  21. 【請求項21】 請求項20のデータプロセッサを複数
    個具えたデータ処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のデジタル音声デー
    タ処理装置。
  23. 【請求項23】 データ項目を記憶するための複数のア
    ドレス可能なメモリ位置を有するメモリにアクセスする
    方法であって、 上記メモリの1位置に対応する1入力アドレスを発生す
    るステップと、 クロック信号に応答してカウントを変えるステップと、 上記入力アドレスを上記カウントと組合せて1メモリ位
    置に対応する調整されたアドレスを発生するステップ
    と、 上記調整されたアドレスに対応するメモリ位置にアクセ
    スするステップとを含むメモリアクセス方法。
  24. 【請求項24】 上記入力アドレスが上記メモリの第1
    セクション内の位置に対応するかどうかを識別し、もし
    そうであれば、上記メモリにアクセスするための上記調
    整されたアドレスを発生し、もしそうでなければ、上記
    入力アドレスに対応する上記メモリ位置にアクセスする
    ことを含む請求項23の方法。
  25. 【請求項25】 上記メモリは各々が上記メモリ位置の
    小部分を含む複数のセクションを有し、本方法が、入力
    アドレスに対応する上記位置を含む上記メモリの上記セ
    クションを識別し、当該セクションに対する制御信号の
    状態に応じて、当該セクションにアクセスするための調
    整されたアドレスを発生するか又は上記入力アドレスに
    対応する上記位置にアクセスすることを含む請求項23
    の方法。
  26. 【請求項26】 上記メモリの上記セクション又はその
    各々に対し、モジュロpカウンタ(ただし、pは当該セ
    クション内のメモリ位置の数とする。)が上記クロック
    信号によりインクリメントされて上記カウントを発生
    し、上記カウントを上記入力アドレスに加算することに
    よって上記調整されたアドレスが発生される請求項24
    又は25の方法。
  27. 【請求項27】 デジタルデータサンプルを処理するデ
    ータ処理方法であって、所定の命令系列に従い各データ
    サンプリング期間内に一連の処理動作を行い、該動作の
    少なくとも1つは請求項26のメモリアクセス方法によ
    りメモリにアクセスして、現在のデータサンプルを上記
    メモリの上記セクション又はその各々に書込み、該メモ
    リ書込みアクセス動作のための上記入力アドレスは、当
    該動作に対する上記命令によって示され、上記クロック
    信号は上記データサンプルクロック信号であり、これに
    よって、上記現在データサンプルに相当する先行データ
    サンプルを、上記書込みアクセス動作のための上記入力
    アドレスに対応する入力アドレスにより上記メモリアク
    セス方法を用いて読出すことができ、その際、上記書込
    みアクセス動作のための上記入力アドレスから上記現在
    及び先行サンプルの記憶間のデータサンプル期間の数に
    等しい値を減じるようにしたデータ処理方法。
JP8028136A 1995-02-23 1996-02-15 データ記憶及び処理方式 Pending JPH08263365A (ja)

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