JPH08263343A - ファイル削除装置 - Google Patents

ファイル削除装置

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JPH08263343A
JPH08263343A JP7065855A JP6585595A JPH08263343A JP H08263343 A JPH08263343 A JP H08263343A JP 7065855 A JP7065855 A JP 7065855A JP 6585595 A JP6585595 A JP 6585595A JP H08263343 A JPH08263343 A JP H08263343A
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JP
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file
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JP7065855A
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English (en)
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Naoto Harada
直人 原田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 削除ジョブを持たせることなく、ある条件を
満たす場合にのみファイルの削除を行う。 【構成】 ファイル削除部14によるファイル削除処理
時に条件(1)あるいは条件(2)が成立すると警告・抹消
部16による警告・抹消処理に移行する。書き込み確認
部15による書き込み確認処理時に条件(3)あるいは条
件(4)が成立すると警告・抹消処理に移行する。警告・抹
消部16は、警告を発生した後、オペレータから削除の
指令が有ると対象ファイルを削除する。条件(1):エン
トリ数が制限値を越える。条件(2):回復可能ファイル
のサイズ和が制限値を越える。条件(3):回復可能な領
域に強制的に書き込み処理を行う。条件(4):回復可能
な領域にファイルを書き込まざるを得ない。こうして、
条件(1)〜(4)が成立しない限り削除要求ファイルを回
復可能状態にしておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ランダムアクセス可
能なディレクトリ構成を用いたファイルシステムに用い
られるファイル削除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイルを削除した際の削除ファ
イル情報の管理およびファイルの回復を行うファイル削
除方式として、特開平3−116249号公報に記載さ
れているようなものがある。
【0003】このファイル削除方式においては、ファイ
ルの削除要求を受け取ると、磁気ディスク装置における
ファイルのエントリが削除される。そして、削除された
ファイルの情報を削除ファイル管理テーブルに新たに登
録して、削除ジョブがスポーン(生成)される。そうする
と、その削除ジョブは所定の時間(例えば数分間)“回復
要求"を待ち、“回復要求"が無ければ削除ファイル管理
テーブルから削除ファイルの情報を除去して削除ジョブ
を終了する。
【0004】一方、上記所定時間が経過して削除ジョブ
が終了する前に“回復要求"がある場合には、上記削除
ファイル管理テーブルに該当する削除ファイルの情報が
登録されていればエントリを復旧させて、ファイルの回
復を行う。これに対して、削除ファイルの情報が無けれ
ばファイルの回復は行わないのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平3−116249号公報に記載されたファイ
ル削除方式では、削除ジョブがスポーンされてから上記
所定時間が経過するまでに“回復要求"が無ければ削除
されたファイルの内容については自動的に回復不可能に
なってしまう。したがって、ファイルを削除した直後の
回復については削除ジョブによるファイルの回復機能は
有効である。しかしながら、時間長の設定によっては有
効に機能せず、気付かないうちに削除ファイルの内容が
回復不可能になる場合が多々ある。
【0006】また、上述のように削除ジョブを持たせて
いるために、複数のジョブ処理をこなせるシステムでは
ない場合には、ファイル削除のために他の処理が待たさ
れる場合が生ずるという問題がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、削除ジョブを
持たせることなく、ある条件を満たす場合にのみファイ
ルの削除を行うファイル削除装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、記憶媒体に書き込まれて,
管理テーブルによって管理されているファイルを削除す
るファイル削除装置において、上記管理テーブル上にお
いて削除状態になっているファイルの情報が登録される
削除ファイル管理テーブルと、上記記憶媒体に対する処
理が行われるに際して,上記記憶媒体に書き込まれてい
るファイルを回復不可能にする条件の成立を判定する条
件判定部と、上記条件判定手段によって上記条件が成立
すると判定された場合に,上記記憶媒体に書き込まれて
いる特定のファイルを回復不可能にする旨の警告情報を
出力した後,抹消指示があれば上記削除ファイル管理テ
ーブルに登録されている上記特定ファイルの情報を消去
して回復不可能にする警告・抹消部を備えたことを特徴
としている。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明のファイル削除装置において、上記条件判定部
は、上記記憶媒体に対する処理が行われるに際して、上
記管理テーブル上において削除状態になっているファイ
ルを強制的に回復不可能にする条件の成立を判定する条
件成立判定手段を備えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明のファイル削除装置において、上記条件判定部
は、上記記憶媒体に対する処理が行われるに際して、上
記管理テーブル上において削除状態になっているファイ
ルをやむを得ず回復不可能にする条件の成立を判定する
条件成立判定手段を備えたことを特徴としている。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
係る発明のファイル削除装置において、上記条件判定部
は、上記記憶媒体に対する処理が行われるに際して、上
記削除ファイル管理テーブルに登録される情報の件数が
制限値を越える条件の成立を判定する条件成立判定手段
を備えたことを特徴としている。
【0012】また、請求項5に係る発明は、請求項1に
係る発明のファイル削除装置において、上記条件判定部
は、上記記憶媒体に対する処理が行われるに際して、上
記管理テーブル上において削除状態になったファイルの
総容量が制限値を越える条件の成立を判定する条件成立
判定手段を備えたことを特徴としている。
【0013】また、請求項6に係る発明は、請求項1に
係る発明のファイル削除装置において、上記警告・抹消
部は、上記削除ファイル管理テーブルに情報が登録され
た順に上記特定ファイルを選出する特定ファイル選出手
段を備えたことを特徴としている。
【0014】また、請求項7に係る発明は、請求項1に
係る発明のファイル削除装置において、上記削除ファイ
ル管理テーブルに登録されたファイル情報に基づいて,
上記特定ファイルを上記管理テーブル上において回復状
態にするファイル回復部を備えて、上記警告・抹消部は,
警告情報を出力した後,回復指示があれば上記ファイル
回復部に対して上記特定ファイルの回復を指示する回復
指示手段を有することを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1に係る発明では、書き込まれたファイ
ルを管理する管理テーブルを有する記憶媒体に対してフ
ァイルの書き込みや削除等の処理が行われる際に、上記
記憶媒体に書き込まれているファイルを回復不可能にす
る条件の成立が、条件判定部によって判定される。そし
て、上記条件が成立すると判定されると、警告・抹消部
によって、上記記憶媒体に書き込まれている特定のファ
イルを回復不可能にする旨の警告情報が出力された後、
この警告情報に呼応してオペレータから抹消指示があれ
ば、上記削除ファイル管理テーブルに登録されている上
記特定ファイルの情報が消去されて回復不可能にされ
る。こうして、上記記憶媒体に空き領域を形成する必要
が生じた場合にのみ、オペレータの指示に従って特定フ
ァイルが回復不可能にされて削除される。
【0016】また、請求項2に係る発明では、上記記憶
媒体に対する処理が行われるに際して、上記条件判定部
の条件成立判定手段によって、上記管理テーブル上にお
いて削除状態になっているファイルを強制的に回復不可
能にする条件の成立が判定される。そして、その条件が
成立すると、上記警告・削除部によって特定ファイルに
関する警告・削除処理が行われる。
【0017】また、請求項3に係る発明では、上記記憶
媒体に対する処理が行われるに際して、上記条件判定部
の条件成立判定手段によって、上記管理テーブル上にお
いて削除状態になっているファイルをやむを得ず回復不
可能にする条件の成立が判定される。そして、その条件
が成立すると、上記警告・削除部によって特定ファイル
に関する警告・削除処理が行われる。
【0018】また、請求項4に係る発明では、上記記憶
媒体に対する処理が行われるに際して、上記条件判定部
の条件成立判定手段によって、上記削除ファイル管理テ
ーブルに登録される情報の件数が制限値を越える条件の
成立が判定される。そして、その条件が成立すると、上
記警告・削除部によって特定ファイルに関する警告・削除
処理が行われる。
【0019】また、請求項5に係る発明では、上記記憶
媒体に対する処理が行われるに際して、上記条件判定部
の条件成立判定手段によって、上記管理テーブル上にお
いて削除状態になったファイルの総容量が制限値を越え
る条件の成立が判定される。そして、その条件が成立す
ると、上記警告・削除部によって特定ファイルに関する
警告・削除処理が行われる。
【0020】また、請求項6に係る発明では、上記警告
・抹消部の特定ファイル選出手段によって、上記削除フ
ァイル管理テーブルに情報が登録された順に上記警告・
削除処理の対象となる特定ファイルが選出される。こう
して、古い順にファイルが回復不可能な削除の対象とさ
れる。
【0021】また、請求項7に係る発明では、上記警告
・抹消部の回復指示手段によって、上記特定ファイルが
回復不可能になることを表す警告情報が出力された後に
オペレータから回復指示があれば、ファイル回復部に対
して上記特定ファイルの回復が指示される。そうする
と、上記ファイル回復部によって、上記削除ファイル管
理テーブルに登録されたファイル情報に基づいて、上記
特定ファイルが上記管理テーブル上において回復状態に
される。こうして、上記特定ファイルのうちオペレータ
が必要であると判断したファイルが速やかに回復され
る。
【0022】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1は本実施例のファイル削除装置のブロッ
ク図であり、図2は上記ファイル削除装置が搭載された
パーソナルコンピュータの概略ブロック図である。図2
において、キーボード4からファイル削除要求を入力す
ると、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3に格納され
た種々の情報を用いて、ランダムファイルアクセス装置
2に対するファイル削除処理をCPU(中央演算処理装
置)1で行い、処理結果や処理情報をディスプレイ5に
出力する。
【0023】以下、図1に従って、本実施例のファイル
削除装置の構成を説明する。ファイル削除要求部11,
ファイル書き込み要求部12,ファイル回復要求部13
は、図2におけるキーボード4によって構成される。
【0024】ここで、上記ファイル削除要求部11が使
用者によって操作されることによって、CPU1のファ
イル削除部14にファイル削除要求がなされる。同様
に、ファイル書き込み要求部12が操作されることによ
って、書き込み確認部15に書き込み要求がなされる。
また、ファイル回復要求部13が操作されることによっ
て、ファイル回復部17にファイル回復要求がなされ
る。
【0025】上記ランダムファイルアクセス装置2は、
管理テーブル18を有して、内部に格納されたファイル
19をランダムアクセス可能になっている。上記RAM
3には、削除したファイルを回復するための情報を登録
しておく削除ファイル管理テーブル20、削除ファイル
が使用していた領域を避けて書き込み処理を可能にする
ための書き込み可能領域テーブル21、CPU1の初期
化部22によって設定されるパラメータLA,LC,LS
やファイル削除,書き込み確認,警告・抹消,ファイル回復
の際に使用されるパラメータUC,USが書き込まれる
と共に、警告ファイル情報領域24が設定されたパラメ
ータテーブル23が格納されている。
【0026】上記削除ファイル管理テーブル20には、
ランダムファイルアクセス装置2の管理テーブル18上
においてファイル19中のファイルが削除された際に、
その削除ファイルについての情報がエントリ25として
登録される。こうして、削除ファイル管理テーブル20
にエントリ25を登録することによって、上記削除され
たファイルFnが回復可能になるのである。以下、この
ように管理テーブル18上では削除状態でありながら回
復可能なファイルを回復可能ファイルと言う。ここで、
エントリ25のサイズを“JS"とする。尚、以下の説
明で多用される語句「アドレス」とは、上記管理テーブル
18におけるランダムファイルアクセス装置2内のアド
レスを指す。
【0027】上記ファイル削除部14は、ファイル削除
要求部11からのファイル削除要求X1〜Xnに基づいて
ファイル削除処理を行う。上記書き込み確認部15は、
ファイル書き込み要求部12からのファイル書き込み要
求Y1〜Ynに基づいてファイル書き込み確認処理を行
う。警告・抹消部16は、ファイル書き込み確認部15
によって通常の書き込みが許可されないことが確認され
た場合に警告・抹消処理を行う。ファイル回復部17
は、ファイル回復要求部13からのファイル回復要求Z
1〜Znに基づいて、あるいは、上記警告・抹消処理中に
オペレータによって回復が指示された際にファイル回復
処理を行う。
【0028】以下、上記各部の動作について詳細に説明
する。図3は、上記初期化部22によって行われるパラ
メータ初期化処理動作のフロチャートである。以下、図
1および図3に従ってパラメータ初期化処理について詳
細に説明する。
【0029】ステップS1で、上記RAM3上にパラメ
ータテーブル23が設定される。ステップS2で、上記
パラメータテーブル23の回避書き込みフラグLA,登
録件数制限値LCおよび回復可能ファイル総容量LS等
のパラメータの初期値が設定される。ここで、上記各パ
ラメータの内容を以下に示す。 回避書き込みフラグLA :回復可能ファイルの復元
領域を回避して他のファイルを書き込むことを指示する
フラグ 登録件数制限値LC :削除ファイル管理テーブ
ル20へのエントリ25の最大登録件数(回復可能ファ
イルの最大登録件数) 回復可能ファイル総容量LS:回復可能ファイルの総容
【0030】ステップS3で、上記RAM3上に、“L
C×JS"分の削除ファイル管理テーブル20が設定さ
れる。ステップS4で、上記RAM3上に、書き込み可
能領域テーブル21が設定される。ここで、上記書き込
み可能領域テーブル21の初期値として、現在ランダム
ファイルアクセス装置2上における回復可能ファイルが
回復される領域を除く領域の開始アドレスと終了アドレ
スが設定される。ステップS5で、上記パラメータテー
ブル23内の警告ファイル情報領域24がクリアされ
る。ステップS6で、上記パラメータテーブル23にお
ける登録エントリ数をカウントする登録件数カウンタU
Cおよび回復可能ファイルサイズ和(現在登録されてい
る回復可能ファイルのサイズ和)US等のパラメータに
初期値“0"がセットされて、上記パラメータ初期化処
理動作を終了する。
【0031】そうした後に、上記ファイル削除要求部1
1からのフィル削除要求Xnによって、ファイル19の
削除要求がなされたとする。そうすると、ファイル削除
部14に処理が移行して、図4に示すフロチャートに従
ってファイル削除要求処理動作が実行されて、ファイル
19の削除および削除ファイル管理テーブル20へのエ
ントリ25の登録が行われる。以下、図4に従って、上
記フィル削除部14によって実行されるファイル削除要
求処理動作について詳細に説明する。
【0032】ステップS11で、上記ファイル削除要求部
11からのファイル削除要求Xnがあるか否かが判別さ
れる。その結果、ファイル削除要求Xnがあると判別さ
れるとステップS12に進む。ステップS12で、上記ラン
ダムファイルアクセス装置2の管理テーブル18上にお
いて、ランダムファイルアクセス装置2に格納されたフ
ァイル19中におけるファイル要求Xnの内容に応じた
ファイル(以下、削除ファイルFnと言う)が削除状態に
される。ステップS13で、上記削除ファイルFnに付い
て、削除ファイルFnの情報であって削除ファイル管理
テーブル20に登録されるエントリ25が作成される。
これで、削除ファイルFnは回復可能ファイルFnとな
る。尚、上記エントリ25には、各回復可能ファイルF
n毎に、 ファイル名FN ← 回復可能ファイルF
nのファイル名FNn 親ディレクトリアドレスFP ← 回復可能ファイルF
nの親ディレクトリアドレスFPn 使用ディレクトリアドレスFA ← 回復可能ファイルF
nの使用ディレクトリアドレスFAn 使用サイズFS ← 回復可能ファイルF
nの使用サイズFSn 削除時刻FT ← 回復可能ファイルF
nの削除時刻FTnが登録される。
【0033】ステップS14で、上記パラメータ初期化処
理動作のフローチャートにおける上記ステップS2にお
いて、登録件数制限値LCが設定されていれば、“登録
件数カウンタUC+1"が登録件数制限値LCよりも大
きいか否かが判別される。その結果、大きい場合にはエ
ントリ25の登録件数(すなわち、回復可能ファイルの
登録件数)が制限値を越えるのでステップS15に進み、
そうでなければステップS18に進む。ステップS15で、
上記削除ファイル管理テーブル20の中から最も古い削
除時刻FTを有するエントリ25が検索される。ステッ
プS16で、上記ステップS15において検索されたエント
リ25がパラメータテーブル23における警告ファイル
情報領域24に登録される。ステップS17で、フラグF
LAGに“1"がセットされて、警告・抹消部16による
警告・抹消処理動作に移行する。こうして、上記ステッ
プS14〜ステップS17によって、削除ファイル管理テー
ブル20に登録されたエントリ25の数が登録件数制限
値LCを越えるという条件が成立した場合には、削除フ
ァイル管理テーブル20に登録された最も古い削除時刻
FTを有するエントリ25に係る回復可能ファイルが回
復不可能な削除の対象とされるのである。
【0034】ステップS18で、“回復可能ファイルサイ
ズ和US+回復可能ファイルFnの使用サイズFSn"が
パラメータ初期化処理動作のフローチャートにおける上
記ステップS2において設定された回復可能ファイル総
容量LSより大きいか否かが判別される。その結果、大
きければ回復可能ファイルのサイズ和が制限値を越える
のでステップS19に進み、そうでなければステップS22
に進む。ステップS19で、上記削除ファイル管理テーブ
ル20の中から最も古い削除時刻FTを有するエントリ
25を検索する。そして、当該エントリ25以降のエン
トリ25におけるサイズFSの内容が加算され、その加
算値が今回新たに回復可能ファイルとなった回復可能フ
ァイルFnのサイズFSnを越えるまでのエントリ25群
が選出される。ステップS20で、上記ステップS19にお
いて選出されたエントリ25群が警告ファイル情報領域
24に登録される。ステップS21で、フラグFLAGに
“2"がセットされて、警告・抹消部16による警告・抹
消処理動作に移行する。こうして、上記ステップS18〜
ステップS21によって、回復可能ファイルのサイズ和が
回復可能ファイル総容量LSを越えるという条件が成立
した場合には、削除ファイル管理テーブル20に登録さ
れた最も古い削除時刻FTを有するエントリ25からの
通算サイズが回復可能ファイルFnのサイズFSn以上に
なるようなエントリ25群に係るファイルが回復不可能
な削除の対象とされるのである。
【0035】ステップS22で、書き込み可能領域テーブ
ル21における書き込み可能開始アドレスと書き込み可
能終了アドレスの値が、回復可能ファイルFnの領域分
だけ差し引かれて更新される。ステップS23で、上記ス
テップS13において作成された回復可能ファイルFnの
エントリ25が削除ファイル管理テーブル20に登録さ
れる。ステップS24で、上記回復可能ファイルが1件増
加したので、登録件数カウンタUCの内容がインクリメ
ントされ、回復可能ファイルサイズ和USの内容に回復
可能ファイルFnに係る使用サイズFSnが加算される。
そうした後、上記削除要求処理動作を終了する。
【0036】上述のように、上記ファイル削除要求部1
1からファイル削除要求Xnが入力されると、上記ラン
ダムファイルアクセス装置2の管理テーブル18上でフ
ァイルFnが削除状態にされると共に、削除ファイルFn
を回復可能にするために、削除ファイル管理テーブル2
0に削除ファイルFnのエントリ25を格納する。その
際に、削除ファイル管理テーブル20に登録されている
エントリ25数が登録件数制限値LCを越えるという条
件、あるいは、回復可能ファイルのサイズ和が回復可能
ファイル総容量LSを越えるという条件が成立すると、
回復不可能な削除の対象となるエントリ25が選出され
て警告・抹消部16に処理が移行されるのである。
【0037】上記回復可能ファイルFnのエントリ25
が削除ファイル管理テーブル20に登録されて、且つ、
ランダムファイルアクセス装置2に回復可能ファイルF
nを回復させ得る領域(以下、回復可能な領域と言う)が
ある場合に、ファイル書き込み要求部12からファイル
書き込み要求Ynが入力されたとする。そうすると、書
き込み確認部15に処理が移行して、図5のフロチャー
トに従って書き込み確認処理動作が実行される。そし
て、必要であれば警告・抹消部16に処理を移行する。
以下、図5に従って、上記書き込み確認部15によって
実行される書き込み確認処理動作について詳細に説明す
る。
【0038】ステップS31で、上記書き込み要求部12
からの書き込み要求Ynがあるか否かが判別される。そ
の結果、書き込み要求YnがあるとステップS32に進
む。ステップS32で、上記管理テーブル18から、新た
にファイル書き込みを行うべきアドレスA1とサイズQ1
とが得られる。この処理については、通常のランダムフ
ァイルアクセス処理であるので詳細な説明は省略する。
ステップS33で、上記書き込み可能領域テーブル21か
ら、回復可能な領域を避けて書き込みを行うことが可能
なランダムファイルアクセス装置2上の領域の開始アド
レスA2と終了アドレスA3とが検索される。ステップS
34で、上記ステップS33において開始アドレスA2と終
了アドレスA3との両アドレスが検出できたか否かが判
別される。その結果、両アドレスが検出できた場合には
ステップS35に進み、そうでなければステップS38に進
む。
【0039】ステップS35で、上記ステップS32および
ステップS33において求められた各アドレスA1,A2,A
3およびサイズQ1が次式を満たすか否かが判別される。 A1≦A2 A1+Q1≦A3 その結果、満たす場合にはステップS36に進み、満たさ
ない場合にはステップS37に進む。ステップS36で、上
記書き込み要求Ynに呼応して新たに書き込みファイル
が書き込まれるべきランダムファイルアクセス装置2上
の領域が上記回復可能な領域と重複しないので、通常の
書き込み処理が行われて書き込み確認処理動作を終了す
る。
【0040】ステップS37で、上記回避書き込みフラグ
LAの内容が“1"であるか否かが判別される。その結
果、“1"であれば上記ステップS33に戻って、回復可
能な領域を避けて書き込みを行うことが可能な次の領域
の開始アドレスA2と終了アドレスA3との検索に移行す
る。これに対して、“0"であればステップS38に進
む。ステップS38で、上記削除ファイル管理テーブル2
0から、エントリ25における使用開始アドレスFAと
サイズFSとに基づくファイル領域が書き込みアドレス
A1とサイズQ1とに基づくファイル領域に重複している
ようなエントリ25が検索される。ステップS39で、上
記ステップS38において検索されたエントリ25がパラ
メータテーブル23における警告ファイル情報領域24
に登録される。ステップS40で、フラグFLAGに
“3"がセットされて、警告・抹消部16による警告・抹
消処理動作に移行する。
【0041】こうして、上記ステップS35,ステップS3
7〜ステップS40によって、ランダムファイルアクセス
装置2上における回復可能な領域に強制的に新たな書き
込み要求Ynの処理が行われるという条件が成立した場
合には、ランダムファイルアクセス装置2上において新
たな書き込みファイルの領域と重複する回復可能ファイ
ルが回復不可能な削除の対象とされるのである。また、
上記ステップS34,ステップS38〜ステップS40によっ
て、ランダムファイルアクセス装置2に対して回復可能
な領域を避けながら書き込み処理を行っているに際し
て、新たな書き込み要求Ynの処理を回復可能ファイル
領域内に行わざるを得ないという条件が成立した場合に
は、ランダムファイルアクセス装置2上において新たな
書き込みファイルの領域と重複する回復可能ファイルが
回復不可能な削除の対象とされるのである。
【0042】上述のように、本実施例においては、削除
ファイル管理テーブル20に登録されたエントリ25の
数が登録件数制限値LCを越えるという条件、回復可能
ファイルのサイズ和が回復可能ファイル総容量LSを越
えるという条件、ランダムファイルアクセス装置2上に
おける回復可能な領域に新たな書き込み要求Ynの処理
が強制的に行われるという条件、あるいは、新たな書き
込み要求Ynの処理をランダムファイルアクセス装置2
上における回復可能な領域に行わざるを得ないという条
件が成立した場合に、警告・抹消部16による警告・抹消
処理動作が実行される図6は警告・抹消処理動作のフロ
チャートである。以下、図6に従って警告・抹消処理動
作に付いて詳細に説明する。
【0043】ステップS41で、上記パラメータテーブル
23の警告ファイル情報領域24に登録されているエン
トリ25に基づいて、回復不可能な削除の対象となって
いる回復可能ファイルのファイル名と「回復するか抹消
するか」の質問との警告メッセージがディスプレイ1(図
2参照)上に表示される。そして、オペレータからの回
復か抹消かの指示を待つ。ステップS42で、オペレータ
によって回復か抹消かの指示が入力される。ステップS
43で、上記ステップS42において入力された指示が、回
復であるか抹消であるかが判別される。その結果、回復
であればファイル回復部17によるファイル回復処理動
作に移行する。一方、抹消であればステップS44に進
む。
【0044】ステップS44で、上記ファイル削除処理動
作のフローチャートにおける上記ステップS16,ステッ
プS20あるいは上記書き込み確認処理動作のフローチャ
ートにおける上記ステップS39において警告ファイル情
報領域24に登録されたエントリ25が、削除ファイル
管理テーブル20から削除される。こうして、回復不可
能な抹消処理の対象となるエントリ25が削除される。
ステップS45で、上記ステップS44において削除された
エントリ25に係る回復可能な領域が書き込み可能にな
るように、書き込み可能領域テーブル21の開始アドレ
スおよび終了アドレスが更新される。こうして、回復可
能な領域を維持しておく必要が無くなったランダムファ
イルアクセス装置2の領域が書き込み可能状態に戻され
るのである。ステップS46で、上記ステップS42におけ
るオペレータからの抹消指示に対する処理が終了したの
で、警告ファイル情報領域24の内容がクリアされる。
【0045】ステップS47で、上記フラグFLAGの内
容が“3"であるか否かが判別される。その結果、“3"
であればステップS48に進む。一方、“3"でなけれ
ば、当該警告・抹消処理動作はファイル削除処理動作中
において発生したのであり、上記ステップS44が実行さ
れた結果エントリ25の登録数あるいは回復可能ファイ
ルのサイズ和が制限値を越えなくなったので、上記ファ
イル削除処理動作のフローチャートにおける上記ステッ
プS22にリターンする。そして、上記ステップS13にお
いて作成されたままになっている当該回復可能ファイル
Fnのエントリ25が削除ファイル管理テーブル20に
登録されて、登録件数カウンタUCおよび回復可能ファ
イルサイズ和USが更新される。ステップS48で、当該
警告・抹消処理動作は書き込み確認処理動作中において
発生したのであり、上記ステップS44およびステップS
45によってランダムファイルアクセス装置2に書き込み
可能領域が確保できたので、上記書き込み確認処理動作
のフローチャートにおける上記ステップS31での書き込
み要求Ynに基づく書き込み処理が行われて、書き込み
ファイルWFnがランダムファイルアクセス装置2に登
録される。そうした後、警告・抹消処理動作を終了す
る。
【0046】上記ファイル回復要求部13からファイル
回復要求Znがなされた場合、または、警告・抹消処理動
作のフローチャートにおける上記ステップS43において
オペレータの指令が“回復"であると判別された場合
に、ファイル回復部17によるファイル回復処理動作が
実行される。図7は、ファイル回復処理動作のフロチャ
ートである。以下、図7に従って、ファイル回復処理動
作について詳細に説明する。
【0047】ステップS51で、上記ファイル回復要求部
13からのファイル回復要求Znがあるか否かが判別さ
れる。その結果、ファイル回復要求Znがあると判別さ
れるとステップS52に進む。ステップS52で、上記削除
ファイル管理テーブル20から、ファイル回復要求Zn
に基づく回復要求ファイルFRのエントリUR、あるい
は、ファイル削除処理動作のフローチャートにおける上
記ステップS15やステップS19で回復不可能な削除の対
象とされたエントリ25(以下、両エントリを総称して
エントリURと言う)が検索される。ステップS53で、
上記エントリURが在るか否かが判別される。その結
果、在ればステップS55に進み、無ければステップS54
に進む。
【0048】ステップS54で、上記回復要求ファイルF
R、あるいは、ファイル削除処理動作のフローチャート
における上記ステップS15やステップS19で検索された
エントリ25に係るファイル(以下、両ファイルを総称
して回復要求ファイルFRと言う)が回復不可能である
から、ディスプレイ1上に「回復不可能」あるいは「該当
するファイルの情報が存在しません」のメッセージを表
示してステップS58に進む。ステップS55で、上記エン
トリURに基づいて、ランダムファイルアクセス装置2
の管理テーブル18上において、回復要求ファイルFR
が回復状態にされてファイル19の中のファイルFRと
なる。
【0049】ステップS56で、上記削除ファイル管理テ
ーブル20に回復されたファイルFRのサイズがエント
リURのサイズFSになっているか否かが判別される。
その結果、サイズFSになっていればステップS57に進
み、そうでなければ上記ステップS54に進んで「回復不
可能」等のメッセージが表示される。ステップS57で、
上記回復要求ファイルFRの回復処理が終了したので、
削除ファイル管理テーブル20からエントリURが削除
される。ステップS58で、上記警告ファイル情報領域2
4の内容がクリアされて、ファイル回復処理動作を終了
する。
【0050】こうして、上記ファイル回復要求Znがな
された場合やオペレータから“回復"が指令された場合
に、回復要求ファイルFRがランダムファイルアクセス
装置2に回復されるのである。
【0051】上述のように、本実施例においては、上記
警告・抹消部16による警告・抹消処理は、独立したジョ
ブとはなっておらず、ファイル削除部14によるファイ
ル削除処理、あるいは、書き込み確認部15による書き
込み確認処理を実行している際に、下記のような条件が
成立した場合に自動的に実行されて、回復不可能な抹消
処理を行うようにしている。 (1) ファイル削除処理時 ・削除ファイル管理テーブル20に登録されたエントリ
25の数が登録件数制限値LSを越える ・回復可能ファイルのサイズ和が回復可能ファイル総容
量LSを越える (2) 書き込み確認処理時 ・ランダムファイルアクセス装置2上における回復可能
な領域に強制的に新たな書き込み処理を行う ・新たな書き込み処理を行うに際してランダムファイル
アクセス装置2上における回復可能な領域に書き込まざ
るを得ない
【0052】すなわち、本実施例においては、ファイル
削除要求Xnが発生しても、上記条件が成立しない限
り、削除ファイルFnのエントリ25が削除ファイル管
理テーブル20に自動的に登録されて回復可能状態にな
っている。したがって、削除ファイルFnの回復タイミ
ングが遅れて削除ファイルFnを回復できなくなること
を防止できる。また、上記ファイル削除要求Xnが発生
する毎に警告・抹消部16による削除処理が実行される
ことはなく、削除処理によって他のジョブが待たされる
ことを必要最小限にできる。
【0053】さらに、上記条件が成立した際に行われる
警告・抹消部16による警告・抹消処理においては、回復
不可能な抹消処理を行うに先立てディスプレイ1に警告
を表示するので、オペレータが知らない間に回復可能状
態にあるファイルに対して回復不可能な抹消処理が行わ
れるのを防止できる。
【0054】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明のファイル削除装置は、記憶媒体に対する処理が
行われるに際して、条件判定部によって、上記記憶媒体
に書き込まれているファイルを回復不可能にする条件が
成立すると判定された場合に、警告・抹消部によって、
上記記憶媒体に書き込まれている特定ファイルを回復不
可能にする警告・抹消処理が自動的に実行されるので、
特に削除専用のジョブを持たせる必要がなく、上記条件
が成立して、且つ、削除指示された場合にのみ、管理テ
ーブルに登録されている上記特定ファイルの情報を消去
して回復不可能な削除処理が実行される。したがって、
上記回復不可能な削除処理がオペレータが知らない間に
実行されることを防止できる。
【0055】さらに、上記条件が成立した場合にのみ上
記回復不可能な削除処理が実行されるので、上記回復不
可能な削除処理で他のジョブが待たされることを必要最
小限にできる。
【0056】また、請求項2に係る発明のファイル削除
装置は、上記条件判定部に、上記管理テーブル上におい
て削除状態になっているファイルを強制的に回復不可能
にする条件の成立を判定する条件成立判定手段を備えた
ので、上記条件が成立した場合にのみ、上記警告・削除
部によって警告・削除処理が実行される。したがって、
この発明によれば、例えば、上記記憶媒体に対する書き
込み要求が成された場合に、上記記憶媒体上における書
き込み領域が他のファイルと重複している場合には強制
的に書き換えることを上記条件として設定しておくこと
によって、上記重複ファイルに対して上記警告・削除処
理を行うことができる。
【0057】また、請求項3に係る発明のファイル削除
装置は、上記条件判定部に、上記管理テーブル上におい
て削除状態になっているファイルをやむを得ず回復不可
能にする条件の成立を判定する条件成立判定手段を備え
たので、上記条件が成立した場合にのみ、上記警告・削
除部によって上述の警告・削除処理が実行される。した
がって、この発明によれば、例えば、上記記憶媒体に対
する書き込み処理を行うに際して、上記記憶媒体に空き
領域が無くなった場合には上記記憶媒体上のファイルを
回復不可能に削除することを上記条件として設定してお
くことによって、重複ファイルに対して上記警告・削除
処理を行うことができる。
【0058】また、請求項4に係る発明のファイル削除
装置は、上記条件判定部に、上記削除ファイル管理テー
ブルに登録される情報の件数が制限値を越える条件の成
立を判定する条件成立判定手段を備えたので、上記条件
が成立した場合にのみ、上記警告・削除部によって上述
の警告・削除処理が実行される。したがって、この発明
によれば、例えば、上記記憶媒体に対するファイル削除
処理を実行中に、上記削除ファイル管理テーブルに登録
された情報の件数が上記制限値を越えると、上記管理テ
ーブル上において削除状態になっている特定ファイルに
対して上記警告・削除処理を行うことができる。
【0059】また、請求項5に係る発明のファイル削除
装置は、上記条件判定部に、上記管理テーブル上におい
て削除状態になったファイルの総容量が制限値を越える
条件の成立を判定する条件成立判定手段を備えたので、
上記条件が成立した場合にのみ、上記警告・削除部によ
って上述の警告・削除処理が実行される。したがって、
この発明によれば、例えば、上記記憶媒体に対するファ
イル削除処理を実行中に、上記管理テーブル上において
削除状態になっているファイルの総容量が上記制限値を
越えると、上記管理テーブル上記において削除状態にな
っている特定ファイルに対して上記警告・削除処理を行
うことができる。
【0060】また、請求項6に係る発明のファイル削除
装置は、上記警告・抹消部に、上記削除ファイル管理テ
ーブルに情報が登録された順に上記特定ファイルを選出
する特定ファイル選出手段を設けたので、上記条件が成
立した場合には、上記削除ファイル管理テーブルに情報
が登録されたファイルに対して、古い順に上記警告・削
除処理を行うことができる。
【0061】また、請求項7に係る発明のファイル削除
装置は、上記警告・抹消部に回復指示手段を設けて、こ
の回復指示手段の指示に従って、ファイル回復部によっ
て上記管理テーブル上において上記特定ファイルを回復
状態にするので、回復不可能な削除処理が行われては困
るファイルを回復できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファイル削除装置における一実施例
のブロック図である。
【図2】図1に示すファイル削除装置が搭載されたパー
ソナルコンピュータの概略ブロック図である。
【図3】図1における初期化部によって行われるパラメ
ータ初期化処理動作のフローチャートである。
【図4】図1におけるファイル削除部によって行われる
削除要求処理動作のフローチャートである。
【図5】図1における書き込み確認部によって行われる
書き込み確認処理動作のフローチャートである。
【図6】図1における警告・抹消部によって行われる警
告・抹消処理動作のフローチャートである。
【図7】図1におけるファイル回復部によって行われる
ファイル回復処理動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ランダムファ
イルアクセス装置、3…RAM、
4…キーボード、5…ディスプレイ、
11…ファイル削除要求部、12…ファイル書き込み要
求部、 13…ファイル回復要求部、14…ファイル
削除部、 15…書き込み確認部、16…警
告・抹消部、 17…ファイル回復部、1
8…管理テーブル、 19…ファイル、2
0…削除ファイル管理テーブル、21…書き込み可能領
域テーブル、22…初期化部、 23
…パラメータテーブル、24…警告ファイル情報領域、
25…エントリ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体に書き込まれて、管理テーブル
    によって管理されているファイルを削除するファイル削
    除装置において、 上記管理テーブル上において削除状態になっているファ
    イルの情報が登録される削除ファイル管理テーブルと、 上記記憶媒体に対する処理が行われるに際して、上記記
    憶媒体に書き込まれているファイルを回復不可能にする
    条件の成立を判定する条件判定部と、 上記条件判定手段によって上記条件が成立すると判定さ
    れた場合に、上記記憶媒体に書き込まれている特定のフ
    ァイルを回復不可能にする旨の警告情報を出力した後、
    抹消指示があれば上記削除ファイル管理テーブルに登録
    されている上記特定ファイルの情報を消去して回復不可
    能にする警告・抹消部を備えたことを特徴とするファイ
    ル削除装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファイル削除装置にお
    いて、 上記条件判定部は、上記記憶媒体に対する処理が行われ
    るに際して、上記管理テーブル上において削除状態にな
    っているファイルを強制的に回復不可能にする条件の成
    立を判定する条件成立判定手段を備えたことを特徴とす
    るファイル削除装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のファイル削除装置にお
    いて、 上記条件判定部は、上記記憶媒体に対する処理が行われ
    るに際して、上記管理テーブル上において削除状態にな
    っているファイルをやむを得ず回復不可能にする条件の
    成立を判定する条件成立判定手段を備えたことを特徴と
    するファイル削除装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のファイル削除装置にお
    いて、 上記条件判定部は、上記記憶媒体に対する処理が行われ
    るに際して、上記削除ファイル管理テーブルに登録され
    る情報の件数が制限値を越える条件の成立を判定する条
    件成立判定手段を備えたことを特徴とするファイル削除
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のファイル削除装置にお
    いて、 上記条件判定部は、上記記憶媒体に対する処理が行われ
    るに際して、上記管理テーブル上において削除状態にな
    ったファイルの総容量が制限値を越える条件の成立を判
    定する条件成立判定手段を備えたことを特徴とするファ
    イル削除装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のファイル削除装置にお
    いて、 上記警告・抹消部は、上記削除ファイル管理テーブルに
    情報が登録された順に上記特定ファイルを選出する特定
    ファイル選出手段を備えたことを特徴とするファイル削
    除装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のファイル削除装置にお
    いて、 上記削除ファイル管理テーブルに登録されたファイル情
    報に基づいて、上記特定ファイルを上記管理テーブル上
    において回復状態にするファイル回復部を備えて、 上記警告・抹消部は、警告情報を出力した後、回復指示
    があれば上記ファイル回復部に対して上記特定ファイル
    の回復を指示する回復指示手段を有することを特徴とす
    るファイル削除装置。
JP7065855A 1995-03-24 1995-03-24 ファイル削除装置 Pending JPH08263343A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380824B1 (ko) * 2000-06-13 2003-04-18 주식회사 하우리 컴퓨터 저장장치에 저장된 파일의 영구적 삭제 방법 및 그기록매체
JP2015069328A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社沖データ 情報処理装置

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KR100380824B1 (ko) * 2000-06-13 2003-04-18 주식회사 하우리 컴퓨터 저장장치에 저장된 파일의 영구적 삭제 방법 및 그기록매체
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