JPH0826318A - ヒンジ付キャップ - Google Patents
ヒンジ付キャップInfo
- Publication number
- JPH0826318A JPH0826318A JP6154925A JP15492594A JPH0826318A JP H0826318 A JPH0826318 A JP H0826318A JP 6154925 A JP6154925 A JP 6154925A JP 15492594 A JP15492594 A JP 15492594A JP H0826318 A JPH0826318 A JP H0826318A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer frame
- container
- frame
- cap
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器内から多量に内容物を取出す際は全開と
し、小量取出す際は小出しに取出すことができる。 【構成】 ヒンジ付キャップ10は外枠11と、この外
枠11の内側に連結された上板12とからなる。外枠1
1の外周方向に沿った一部分にヒンジ部が設けられ、ヒ
ンジ部以外の部分に剥離バンド18が設けられている。
剥離バンド18は外枠11を、係合部17とそれより上
方の部分とに分離する。上板12に切込口15を形成す
るミシン目15aが設けられている。
し、小量取出す際は小出しに取出すことができる。 【構成】 ヒンジ付キャップ10は外枠11と、この外
枠11の内側に連結された上板12とからなる。外枠1
1の外周方向に沿った一部分にヒンジ部が設けられ、ヒ
ンジ部以外の部分に剥離バンド18が設けられている。
剥離バンド18は外枠11を、係合部17とそれより上
方の部分とに分離する。上板12に切込口15を形成す
るミシン目15aが設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外枠(枠体)と、外枠内
側に設けられた上面とからなる容器密封用のヒンジ付キ
ャップに係り、とりわけ全面開封が可能でかつ小出し機
能を有するヒンジ付キャップに関する。特に、粉体、粒
体等の内容物用の容器に適しており、例えば、小麦粉、
砂糖、塩等の調味料やドライミルク、研磨剤、洗剤等を
収容する容器に適している。
側に設けられた上面とからなる容器密封用のヒンジ付キ
ャップに係り、とりわけ全面開封が可能でかつ小出し機
能を有するヒンジ付キャップに関する。特に、粉体、粒
体等の内容物用の容器に適しており、例えば、小麦粉、
砂糖、塩等の調味料やドライミルク、研磨剤、洗剤等を
収容する容器に適している。
【0002】
【従来の技術】従来、容器密封用のキャップとして、容
器上端外周に装着されるキャップが用いられている。容
器内の内容物を取出す場合は、キャップを全面的に開と
して内容物取出している。
器上端外周に装着されるキャップが用いられている。容
器内の内容物を取出す場合は、キャップを全面的に開と
して内容物取出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
容器密封用のキャップとして、容器の上端外周に装着さ
れるキャップが用いられており、内容物の取出しにあた
ってはキャップを全開としている。しかしながら、内容
物によっては、キャップを全面的に開として多量の内容
物を取出したり、あるいは小出しに取出すことができれ
ば便利である。
容器密封用のキャップとして、容器の上端外周に装着さ
れるキャップが用いられており、内容物の取出しにあた
ってはキャップを全開としている。しかしながら、内容
物によっては、キャップを全面的に開として多量の内容
物を取出したり、あるいは小出しに取出すことができれ
ば便利である。
【0004】本発明はこのような点考慮してなされたも
のであり、全面的に開とすることができるとともに、小
出機能を有するヒンジ付キャップを提供することを目的
とする。
のであり、全面的に開とすることができるとともに、小
出機能を有するヒンジ付キャップを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器に装着さ
れる枠体と、この枠体の内側に配置され、枠体に連結さ
れた上板とからなる、容器密封用のヒンジ付キャップに
おいて、前記枠体は外周部全周に、前記容器外周に係合
する係合部を有するとともに、枠体の外周方向に沿った
一部分に枠体揺動用のヒンジ部を設け、枠体の外周方向
に沿ったヒンジ部以外の部分に、前記枠体を前記係合部
とこの係合部より上方部分とに分離する剥離バンドを設
け、前記上板に切込口を形成するミシン目を設けたこと
を特徴とするヒンジ付キャップである。
れる枠体と、この枠体の内側に配置され、枠体に連結さ
れた上板とからなる、容器密封用のヒンジ付キャップに
おいて、前記枠体は外周部全周に、前記容器外周に係合
する係合部を有するとともに、枠体の外周方向に沿った
一部分に枠体揺動用のヒンジ部を設け、枠体の外周方向
に沿ったヒンジ部以外の部分に、前記枠体を前記係合部
とこの係合部より上方部分とに分離する剥離バンドを設
け、前記上板に切込口を形成するミシン目を設けたこと
を特徴とするヒンジ付キャップである。
【0006】
【作用】容器に枠体を装着し、この容器に係合部を係合
させる。剥離バンドを外周方向に沿って枠体から剥離
し、係合部と係合部より上方部分とを分離し、枠体をヒ
ンジ部を介して揺動させてキャップの開閉を行う。また
上板をミシン目に沿って切断して、切込口を形成する。
させる。剥離バンドを外周方向に沿って枠体から剥離
し、係合部と係合部より上方部分とを分離し、枠体をヒ
ンジ部を介して揺動させてキャップの開閉を行う。また
上板をミシン目に沿って切断して、切込口を形成する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は本発明によるヒンジ付キ
ャップの第1の実施例を示す図である。
て説明する。図1および図2は本発明によるヒンジ付キ
ャップの第1の実施例を示す図である。
【0008】図1および図2に示すように、ヒンジ付キ
ャップ10は平面が略四角形状の合成樹脂製外枠(枠
体)11と、この外枠11の内側に配置され外枠11に
連結された上板12とからなっている。このうち外枠1
1は、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状
低密度ポリエチレン(L−LDPE)等により成形さ
れ、また上板12はPE/紙/PE、PET/紙/P
E、紙/PE、OPP/紙/PE等の積層材から構成さ
れている。ヒンジ付キャップ10の成形方法としては、
金型内に上板12をセットした後に外枠11を形成する
樹脂を射出して一体化するインサート成形方法や、別体
に成形した外枠11に対して上板12を接着する成形方
法が考えられる。
ャップ10は平面が略四角形状の合成樹脂製外枠(枠
体)11と、この外枠11の内側に配置され外枠11に
連結された上板12とからなっている。このうち外枠1
1は、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状
低密度ポリエチレン(L−LDPE)等により成形さ
れ、また上板12はPE/紙/PE、PET/紙/P
E、紙/PE、OPP/紙/PE等の積層材から構成さ
れている。ヒンジ付キャップ10の成形方法としては、
金型内に上板12をセットした後に外枠11を形成する
樹脂を射出して一体化するインサート成形方法や、別体
に成形した外枠11に対して上板12を接着する成形方
法が考えられる。
【0009】また、外枠11は容器20に装着されるよ
うになっており、外枠11の外周部の全周に容器20の
突起21と係合する係合部17が設けられている。さら
に外枠11の外周方向に沿った一部分に、外枠揺動用の
ヒンジ部13が設けられ、このヒンジ部13を中心とし
て外枠11が揺動するようになっている。
うになっており、外枠11の外周部の全周に容器20の
突起21と係合する係合部17が設けられている。さら
に外枠11の外周方向に沿った一部分に、外枠揺動用の
ヒンジ部13が設けられ、このヒンジ部13を中心とし
て外枠11が揺動するようになっている。
【0010】また外枠11の外周方向に沿ったヒンジ部
13以外の部分には、剥離バンド18が設けられてい
る。この剥離バンド18は、外枠11の外周方向に沿っ
て設けられ、剥離バンド18を外枠11から剥離するこ
とにより、図2に示す係合部17とこの係合部17より
上方部分とを剥離するようなっている。
13以外の部分には、剥離バンド18が設けられてい
る。この剥離バンド18は、外枠11の外周方向に沿っ
て設けられ、剥離バンド18を外枠11から剥離するこ
とにより、図2に示す係合部17とこの係合部17より
上方部分とを剥離するようなっている。
【0011】また、上板12には、切込口15を形成す
るミシン目15aが設けられ、ミシン目15aに沿って
上板12を切断することにより切込口15が形成され
る。またミシン目15aにより囲まれたフラップ15b
の上面には、把持部16が設けられている。把持部16
としては、Al/PE、紙/PE、Al/PE/ホット
メルト剤等、フラップ15bと接着性のある材質を使用
することができる。
るミシン目15aが設けられ、ミシン目15aに沿って
上板12を切断することにより切込口15が形成され
る。またミシン目15aにより囲まれたフラップ15b
の上面には、把持部16が設けられている。把持部16
としては、Al/PE、紙/PE、Al/PE/ホット
メルト剤等、フラップ15bと接着性のある材質を使用
することができる。
【0012】次にこのような構成から本実施例の作用に
ついて説明する。まず、図1および図2において、容器
20内に内容物が収納され、ヒンジ付キャップ10によ
り容器20が覆われる。この場合、ヒンジ付キャップ1
0の外枠11が容器20の外周に装着され、容器20の
突起21が外枠11の係合部17に係合し、外枠11が
容器20に固定される。この場合、外枠11の剥離バン
ド18は、剥離されることなく外枠11に設けられてい
る。
ついて説明する。まず、図1および図2において、容器
20内に内容物が収納され、ヒンジ付キャップ10によ
り容器20が覆われる。この場合、ヒンジ付キャップ1
0の外枠11が容器20の外周に装着され、容器20の
突起21が外枠11の係合部17に係合し、外枠11が
容器20に固定される。この場合、外枠11の剥離バン
ド18は、剥離されることなく外枠11に設けられてい
る。
【0013】次に、外枠11の剥離バンド18が、外枠
11の外周方向に沿って外枠11から剥離され、外枠1
1の係合部17とそれより上方部分とを分離する。な
お、外枠11のヒンジ部13に沿った部分には、剥離バ
ンド18が設けられていないので、ヒンジ部13におい
ては係合部17により外枠11が容器20に堅固に固定
される。
11の外周方向に沿って外枠11から剥離され、外枠1
1の係合部17とそれより上方部分とを分離する。な
お、外枠11のヒンジ部13に沿った部分には、剥離バ
ンド18が設けられていないので、ヒンジ部13におい
ては係合部17により外枠11が容器20に堅固に固定
される。
【0014】さらに上板12において、ミシン目15a
に沿って上板12が切断されて切込口15が形成され
る。この場合、ミシン目15aにより囲まれたフラップ
15bは切込口15を開閉するとともに、フラップ15
bの開閉作業は把持部16を把持することにより行われ
る。
に沿って上板12が切断されて切込口15が形成され
る。この場合、ミシン目15aにより囲まれたフラップ
15bは切込口15を開閉するとともに、フラップ15
bの開閉作業は把持部16を把持することにより行われ
る。
【0015】使用に際して容器20から内容物を多量に
取出す場合、ヒンジ部13を介して外枠11を揺動さ
せ、ヒンジ付キャップ10を全開とする。このようにヒ
ンジ付キャップ10を全開としておいて、内容物を容器
から取出す。
取出す場合、ヒンジ部13を介して外枠11を揺動さ
せ、ヒンジ付キャップ10を全開とする。このようにヒ
ンジ付キャップ10を全開としておいて、内容物を容器
から取出す。
【0016】内容部を小量、取出す場合は、外枠11を
揺動させないで容器10に装着したままにしておき、把
持部16によりフラップ15bを開として切込口15か
ら内容物を小出しに取出す。
揺動させないで容器10に装着したままにしておき、把
持部16によりフラップ15bを開として切込口15か
ら内容物を小出しに取出す。
【0017】このように本実施例によれば、内容物を多
量に取出す場合は、ヒンジ付キャップ10を大きく全開
とし、小量取出す場合はヒンジ付キャップ10をそのま
ま閉とし、切込口15から内容物を取出すことができ
る。
量に取出す場合は、ヒンジ付キャップ10を大きく全開
とし、小量取出す場合はヒンジ付キャップ10をそのま
ま閉とし、切込口15から内容物を取出すことができ
る。
【0018】次に図3により本発明によるヒンジ付キャ
ップの第2の実施例について説明する。本実施例は外枠
の平面形状が異なるのみであり、他は図1および図2に
示す第1の実施例と略同一である。
ップの第2の実施例について説明する。本実施例は外枠
の平面形状が異なるのみであり、他は図1および図2に
示す第1の実施例と略同一である。
【0019】図3に示すように、外枠11は平面形状が
略円形となっており、その外周方向に沿った一部が直線
上に形成され、この直線上部分にヒンジ部13が設けら
れている。
略円形となっており、その外周方向に沿った一部が直線
上に形成され、この直線上部分にヒンジ部13が設けら
れている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容器内の内容物を多量に取出す際はヒンジ部を介して枠
体を揺動させて全開とし、小量取出す際は切込口から内
容物を小出しに取出すことができる。このため内容物の
使用状況に応じて、開閉の程度を変化させ、実情に沿っ
て内容物を取り出すことができる。
容器内の内容物を多量に取出す際はヒンジ部を介して枠
体を揺動させて全開とし、小量取出す際は切込口から内
容物を小出しに取出すことができる。このため内容物の
使用状況に応じて、開閉の程度を変化させ、実情に沿っ
て内容物を取り出すことができる。
【図1】本発明によるヒンジ付キャップの第1の実施例
を示す平面図。
を示す平面図。
【図2】図1に示すヒンジ付キャップの即断面図。
【図3】本発明によるヒンジ付キャップの第2の実施例
を示す平面図。
を示す平面図。
10 ヒンジ付キャップ 11 外枠 12 上板 13 ヒンジ部 15 切込口 15a ミシン目 17 係合部 18 剥離バンド 20 容器
Claims (1)
- 【請求項1】容器に装着される枠体と、 この枠体の内側に配置され、枠体に連結された上板とか
らなる、容器密封用のヒンジ付キャップにおいて、 前記枠体は外周部全周に、前記容器外周に係合する係合
部を有するとともに、枠体の外周方向に沿った一部分に
枠体揺動用のヒンジ部を設け、枠体の外周方向に沿った
ヒンジ部以外の部分に、前記枠体を前記係合部とこの係
合部より上方部分とに分離する剥離バンドを設け、前記
上板に切込口を形成するミシン目を設けたことを特徴と
するヒンジ付キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154925A JPH0826318A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | ヒンジ付キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154925A JPH0826318A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | ヒンジ付キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826318A true JPH0826318A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15594953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6154925A Pending JPH0826318A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | ヒンジ付キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826318A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024128261A1 (ja) * | 2022-12-13 | 2024-06-20 | Toppanホールディングス株式会社 | キャップ及び包装容器 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6154925A patent/JPH0826318A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024128261A1 (ja) * | 2022-12-13 | 2024-06-20 | Toppanホールディングス株式会社 | キャップ及び包装容器 |
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