JPH08263139A - 電動台車の停止位置制御装置 - Google Patents

電動台車の停止位置制御装置

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JPH08263139A
JPH08263139A JP7069393A JP6939395A JPH08263139A JP H08263139 A JPH08263139 A JP H08263139A JP 7069393 A JP7069393 A JP 7069393A JP 6939395 A JP6939395 A JP 6939395A JP H08263139 A JPH08263139 A JP H08263139A
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JP
Japan
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stop position
detector
electric
detected
position detector
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Application number
JP7069393A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Seki
清孝 関
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Nippon Filing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Filing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、電動台車が目的位置に到達したこ
とを検出するための検出器に異常が発生した場合でも、
電動台車を目的とする位置に正確に停止させることがで
きるように制御を施して、自動貸金庫が使用不能になる
ことを防止し得る電動台車の停止位置制御装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】電動台車15が矢印Aで示す方向に走行されて
いる状態で、停止位置検出器41,42のいずれかに異
常が発生したことを検出する。そして、停止位置検出器
42に異常が発生したことが検出された場合には、停止
位置検出器41が被検出体73を検出しなくなった状態
で、電動台車15を逆方向に走行させ、停止位置検出器
41が被検出体73を検出した時点で電動台車15を停
止させ、停止位置検出器41に異常が発生したことが検
出された場合には、停止位置検出器42が被検出体73
を検出した時点で電動台車15を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動貸金庫に
おける貸金庫箱の搬送システム等に使用される電動台車
に係り、特に電動台車が目的位置に到達したことを検出
して、その走行を停止させるための検出器に異常が発生
しても、それに応急的に対処し得るように対策を施した
電動台車の停止位置制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自動貸金庫にあっては、
多数の貸金庫箱が収容された金庫室から、利用者が指定
した貸金庫箱を貸金庫箱作業室まで搬送する取り出し作
業や、逆に、貸金庫箱を貸金庫箱作業室から金庫室まで
搬送する返却作業を行なうために、電動台車を用いた搬
送システムが使用されている。
【0003】この搬送システムは、金庫室内で実際に多
数の貸金庫箱が載置されている棚からスタッカークレー
ンで取り出された貸金庫箱や、貸金庫箱作業室内の作業
用ステーションに置かれている返却用の貸金庫箱を電動
台車に搭載し、電動台車がその内部に搭載された電池に
よって駆動されるモータの動力で、特定されたレールに
沿って自走されることにより、貸金庫箱の搬送を行なっ
ているものである。
【0004】この場合、上記電動台車には、目的位置に
設置された被検出体を検出するための検出器が搭載され
ている。そして、電動台車は、その検出器が目的位置の
被検出体を検出した状態で、自動的に制動が与えられる
ことにより、目的とする位置に正確に停止されるように
自動制御されている。
【0005】しかしながら、上記のような電動台車を備
えた搬送システムでは、検出器に異常が発生し目的位置
の被検出体を検出することができなくなると、電動台車
を正確に目的位置に停止させることができなくなる。そ
して、電動台車が目的位置に正確に停止されなくなる
と、例えば電動台車とスタッカークレーンや作業用ステ
ーションとの間における貸金庫箱の移し替え作業等が円
滑に行なわれなくなり、自動貸金庫自体が使用不能にな
るという問題が発生する。
【0006】この場合、異常の発生した検出器を修理す
るかまたは新しいものに交換すればよいわけであるが、
搬送システムの供給会社に連絡した後、そこから作業員
がやってきて検出器を修理または交換するまでの期間、
自動貸金庫が使用不能になることは、実際の運用上から
みれば好ましいことでないことは明白である。
【0007】特に、貸金庫は、その利用者にとって代替
え不可能な貴重品等を保管しているものであるから、貸
金庫が使用不能になることによって、保管している物品
を必要なときに取り出せなくなったり、保管したい物品
を貸金庫の中に入れられなくなるということは、使用者
に多大な不安を与えることになる。
【0008】このため、従来より、少なくとも検出器が
修理または交換されるまでの期間、検出器の異常に応急
的に対処して、自動貸金庫が使用不能にならなくて済む
ようにするための救済対策を開発することが、強く要望
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、電動台
車を用いた従来の搬送システムでは、電動台車が目的位
置に到達したことを検出するための検出器に異常が発生
し、電動台車が正確に目的位置に停止されなくなると、
検出器を修理または交換する等の対策が施されるまで、
その搬送システムを使用する自動貸金庫が使用不能にな
ってしまうという問題を有している。
【0010】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、電動台車が目的位置に到達したことを検
出するための検出器に異常が発生した場合でも、電動台
車を目的とする位置に正確に停止させることができるよ
うに制御を施して、自動貸金庫が使用不能になることを
防止し得る極めて良好な電動台車の停止位置制御装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電動台車
の停止位置制御装置は、物品を搭載し、特定された軌道
に沿って走行されることにより、物品を目的位置に搬送
するもので、その走行方向に沿って第1及び第2の検出
器が設置された電動台車を備え、電動台車の第1及び第
2の検出器が前記目的位置に設置された被検出体を共に
検出した状態で、電動台車の走行を停止させる搬送シス
テムを対象としている。
【0012】そして、電動台車が第1の検出器を先頭と
する方向に走行されている状態で、第1の検出器が被検
出体を検出した後、第2の検出器が被検出体を検出する
ことなく、第1の検出器が被検出体を検出しなくなる第
1の条件を検出する第1の検出手段と、この第1の検出
手段により、第1の検出器が被検出体を検出しなくなっ
たことが検出された状態で、電動台車の走行を停止させ
た後、逆方向に走行させ、第1の検出器が被検出体を検
出した状態で停止させる第1の制御手段と、電動台車が
第1の検出器を先頭とする方向に走行されている状態
で、第1の検出器が被検出体を検出することなく、第2
の検出器が被検出体を検出する第2の条件を検出する第
2の検出手段と、この第2の検出手段により、第2の検
出器が被検出体を検出した状態で、電動台車の走行を停
止させる第2の制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0013】
【作用】上記のような構成によれば、電動台車が第1の
検出器を先頭とする方向に走行されている状態で、第1
の条件が検出されることにより第2の検出器に異常が発
生したことを検出し、第2の条件が検出されることによ
り第1の検出器に異常が発生したことを検出している。
そして、第2の検出器に異常が発生したことが検出され
た場合には、第1の検出器が被検出体を検出しなくなっ
た状態で、電動台車を逆方向に走行させ、第1の検出器
が被検出体を検出した時点で電動台車を停止させ、第1
の検出器に異常が発生したことが検出された場合には、
第2の検出器が被検出体を検出した時点で電動台車を停
止させるように制御している。
【0014】このため、電動台車にその走行方向に沿っ
て設置された第1及び第2の検出器のうちの一方に異常
が発生した場合でも、いずれの検出器に異常が発生した
のかを検出し、残った正常な方の検出器のみによって、
電動台車の停止位置を規定するように制御しているの
で、自動貸金庫が使用不能になることを防止することが
できるようになる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1及び図2は、それぞれこの
実施例で説明する自動貸金庫の全体の構成を概略的に示
した平面図及び側面図である。すなわち、図中符号11
は、例えば銀行等の建物の2階に配置された金庫室であ
る。この金庫室11内には、それぞれ複数の貸金庫箱1
2,12,……を収容している貸金庫箱収容棚13,1
3が、2列に並設されている。
【0016】そして、これら貸金庫箱収容棚13,13
の間には、スタッカークレーン14が設置されている。
このスタッカークレーン14は、貸金庫箱収容棚13,
13から取り出し要求された所望の貸金庫箱12を取り
出し、金庫室11内の停止位置HPに待機されている電
動台車15に搭載する。すると、この電動台車15は、
レール16に沿って自走し、回転昇降機17の回転台1
8に敷設されたレール19上まで移動されて停止され
る。
【0017】ここで、回転昇降機17は、1階から2階
にかけて垂直に設置された支柱20と、この支柱20に
沿って昇降されるリフタ21と、このリフタ21上に回
転自在に搭載された上記回転台18とから構成されてい
る。そして、電動台車15が停止位置HPに待機されて
いる状態では、リフタ21が2階まで上昇されており、
このとき、回転台18は、そのレール19が金庫室11
のレール16の敷設方向に沿う方向となる位置に回転さ
れて、結局、レール16,19同士が連結された状態に
なっている。
【0018】このため、貸金庫箱12の搭載された電動
台車15が、停止位置HPからスタートしレール16を
介して回転昇降機17のレール19上まで移動されるこ
とが可能となる。そして、電動台車15が回転昇降機1
7のレール19上まで到達し停止されると、回転台18
が略90°回転して図1に示す位置となり、その後、リ
フタ21が1階まで下降されることで、レール19が1
階に敷設されたレール22の一端部に連結されるように
なる。すると、レール22の他端部側の敷設方向の延長
線上に存在する金庫扉23が上昇して、貸金庫箱入出庫
口24が開放される。
【0019】このとき、貸金庫箱入出庫口24の内側、
つまりレール22が敷設されている側には、回動軸25
により起倒自在に連結レール26が支持されており、こ
の連結レール26が倒されることにより、上記レール2
2と貸金庫箱入出庫口24の外側に敷設されたレール2
7とが連結される。このため、回転昇降機17のレール
19上にある電動台車15が、レール22及び連結レー
ル26を介して、つまり貸金庫箱入出庫口24を潜り抜
けてレール27上に移動される。
【0020】ここで、上記レール27は、複数(図示の
場合は2つ)の貸金庫箱作業室28,29に跨がるよう
に敷設されている。これら貸金庫箱作業室28,29に
は、それぞれ作業用ステーション30,31が設置され
ており、レール27上の電動台車15に搭載された貸金
庫箱12が作業用ステーション30,31に移し替えら
れるようになっている。
【0021】このため、レール27上を走行する電動台
車15を、それが搭載している貸金庫箱12の取り出し
を要求した貸金庫箱作業室28または29の作業用ステ
ーション30または31に対応する位置で停止させ、そ
の作業用ステーション30または31に貸金庫箱12を
移し替え、ここに、所望の貸金庫箱12の取り出し作業
が終了される。
【0022】なお、電動台車15は、搭載されている貸
金庫箱12が作業用ステーション30または31に移し
替えられると、上記と逆の順路を経て再び停止位置HP
に戻され、待機状態となされる。この場合、電動台車1
5が貸金庫箱入出庫口24を潜り抜けてレール22に移
動されると、連結レール26が起き上がり金庫扉23が
下降して、貸金庫箱入出庫口24が閉塞される。
【0023】また、作業用ステーション30または31
に置かれた貸金庫箱12を、金庫室11の貸金庫箱収容
棚13に返却する場合には、停止位置HPにある電動台
車15を上記と同様の順路を経て、返却すべき貸金庫箱
12の置かれた作業用ステーション30または31に対
応する位置まで移動させ、貸金庫箱12を作業用ステー
ション30または31から電動台車15に移し替える。
その後、電動台車15を上記と逆の順路を経て停止位置
HPに戻し、電動台車15に搭載された貸金庫箱12を
スタッカークレーン14によって貸金庫箱収容棚13の
空きスペースに収容し、ここに、貸金庫箱12の返却作
業が終了される。
【0024】次に、図3(a),(b)は、上記電動台
車15の概略を示している。なお、図3(a),(b)
では、電動台車15が停止位置HPにある場合について
示しているが、回転昇降機17の回転台18上にある場
合も同様に説明することができることはもちろんであ
る。すなわち、電動台車15は、その図中下部に設置さ
れた車輪32によってレール16上に載置されているも
ので、車輪32を回転駆動することによりレール16上
を移送されることになる。
【0025】また、電動台車15の図中上部には、それ
ぞれ一対の回転体33,33間に環状のベルト34を架
設してなる一対のコンベア35,35が、電動台車15
の走行方向と直交して並設されている。そして、この回
転体33を回転駆動させベルト34を図示矢印方向に走
行させることで、電動台車15と上記スタッカークレー
ン14や作業用ステーション30,31との相互間で、
貸金庫箱12の移し替えが行なわれるものである。
【0026】さらに、電動台車15の図中底面中央部に
は、一対の充電シュー36,36が露出している。一
方、停止位置HPには、上記一対の充電シュー36,3
6に接触して、電動台車15に内蔵された後述する電池
に充電を施すための一対の給電用端子37,37を備え
た給電装置38が設置されている。このため、電動台車
15は、停止位置HPに到達しその充電シュー36,3
6が給電用端子37,37に接触することにより、電池
への充電を施すことができる。
【0027】また、上記給電装置38は、上記回転昇降
機17の回転台18にも設置されており、電動台車15
は、回転昇降機17による回転中や昇降中にも充電が行
なわれるようになっている。
【0028】なお、上記電動台車15内には、図4
(a),(b),(c)に示すように、制動機構Bを備
え上記車輪32を回転駆動するためのモータ39、上記
回転体33を回転駆動するためのモータ40、電動台車
15の停止位置を検出するための一対の停止位置検出器
41,42、電動台車15の減速位置を検出するための
一対の減速位置検出器43,44、搭載する貸金庫箱1
2の位置制御に供される一対の荷位置検出器45,4
5、電動台車15の全ての動作を総括的に制御するため
の制御基板46、電動台車15の動作状態を設定表示す
るための操作表示部47、及びこれらモータ39,4
0、停止位置検出器41,42、減速位置検出器43,
44、検出器45、制御基板46、操作表示部47等に
電力を供給する電池48等が装備されている。
【0029】ここで、図5は、上記自動貸金庫の制御シ
ステムを示している。すなわち、上記金庫室11及び貸
金庫箱作業室28,29以外に設置された集中管理室4
9には、自動貸金庫全体の動作を統括的に制御するため
に、図示しないホストコンピュータを備えたセンターユ
ニット50が設置されている。そして、このセンターユ
ニット50は、金庫室11及び貸金庫箱作業室28,2
9内における全ての動作を統括的に制御するための統括
制御盤51に接続されている。
【0030】すなわち、この統括制御盤51は、前記ス
タッカークレーン14に搭載されたスタッカー制御盤5
2を介して、該スタッカークレーン14や各貸金庫箱1
2,12,……に付されたバーコードを読み取るための
バーコードリーダ53を制御するとともに、前記貸金庫
箱収容棚13,13に設けられスタッカークレーン14
の単独運転時における貸金庫箱12の仮置台となるNo.
9ステーション54を制御している。
【0031】また、この統括制御盤51は、前記停止位
置HPや前記回転昇降機17の回転台18に設置された
各給電装置38を制御するとともに、電動台車15に設
置された制御基板46に接続されて電動台車15の動作
を制御している。さらに、統括制御盤51は、前記回転
昇降機17の昇降動作や回転台18の回転動作を制御す
る外に、金庫扉制御盤55を介して前記金庫扉23の開
閉動作を制御するとともに、前記連結レール26の起倒
動作を制御している。また、この統括制御盤51は、前
記貸金庫箱作業室28,29内において、それぞれブー
ス電磁盤56,57を介して作業用ステーション30,
31を制御している。
【0032】ここで、図6は、上記電動台車15に搭載
された制御基板46の詳細な構成を示している。すなわ
ち、電動台車15の停止位置を検出するための一対の停
止位置検出器41,42と、電動台車15の減速位置を
検出するための一対の減速位置検出器43,44と、搭
載する貸金庫箱12の位置制御に供される一対の荷位置
検出器45,45とからそれぞれ得られる各種の検出信
号は、入力回路58を介して演算制御回路59に供給さ
れている。
【0033】この演算制御回路59は、図示しないCP
U(中央演算処理装置)を内蔵し、メモリ60に格納さ
れた制御プログラムに基づいて、演算用の各種データを
メモリ60に記憶しながら、電動台車15の全ての動作
を総括的に制御するための演算処理を行なっている。
【0034】すなわち、この演算制御回路59は、上記
車輪32を回転駆動するためのモータ39を、正転及び
逆転させるための正転及び逆転指令パルスa,bを発生
している。この正転及び逆転指令パルスa,bは、出力
回路61を介してモータ39を回転駆動するための駆動
回路62に供給され、ここに、正転及び逆転指令パルス
a,bによるパルス幅変調方式でのモータ39の正転及
び逆転駆動、つまり電動台車15の正方向及び逆方向走
行が実現される。
【0035】この場合、モータ39は、その回転数がD
C(直流)型タコジェネレータ63によって測定され
る。そして、この測定結果は、A/D(アナログ/デジ
タル)変換回路64でデジタルデータに変換され、入力
回路65を介して演算制御回路59に供給されることに
より、電動台車15の走行速度の制御に供される。な
お、上記駆動回路62は、制動機構Bの制御も行なって
いる。
【0036】また、演算制御回路59は、上記コンベア
35の回転体33を回転駆動するためのモータ40を回
転駆動させるための制御信号を発生しており、この制御
信号が、出力回路66を介してモータ40を回転駆動す
るための駆動回路67に供給され、ここに、コンベア3
5のベルト34の走行が実現される。
【0037】さらに、前記操作表示部47で設定された
操作情報は、入出力回路68を介して演算制御回路59
に供給されることで、操作設定した動作が行なわれるよ
うに制御されるとともに、その制御情報が演算制御回路
59から入出力回路68を介して操作表示部47に供給
され表示される。また、電動台車15には、それが停止
位置HPまたは回転台18上にあるときに、統括制御盤
51から発生される光による制御情報を受信するための
光学通信部69が設置されている。
【0038】そして、この光学通信部69で受信された
制御情報が、入出力回路70を介して演算制御回路59
に供給されることで、電動台車15が統括制御盤51の
制御情報に基づいて制御される。なお、演算制御回路5
9からの出力情報は、入出力回路70を介して光学通信
部69で光学信号に変換されて、統括制御盤51に送出
されるようになっている。
【0039】また、上記給電装置38から給電用端子3
7,37を介して充電シュー36,36に与えられた電
力は、電池制御回路71を介して電池48の充電に供さ
れるとともに、各回路部に電源電力として供給されてい
る。この場合、電池制御回路71は、入出力回路72を
介して演算制御回路59に接続されており、演算制御回
路59による制御を受けている。
【0040】ここで、図7は、上記電動台車15を停止
位置HPで停止させる手段を示している。なお、電動台
車15を回転台18上及び作業用ステーション30,3
1に対応する位置でそれぞれ停止させる手段は、図7と
同様であるため、その説明を省略する。
【0041】すなわち、上述した電動台車15の停止位
置を検出するための一対の停止位置検出器41,42
は、図7(a)に示すように、電動台車15の図中下面
からレール16の敷設方向、つまり電動台車15の図中
矢印で示す走行方向に沿って突設されている。この場
合、電動台車15の図中矢印A,Bで示す走行方向をそ
れぞれ正方向及び逆方向とすると、電動台車15が正方
向に走行されるとき停止位置検出器41が先頭となり、
逆方向に走行されるとき停止位置検出器42が先頭とな
るものとする。
【0042】また、電動台車15の減速位置を検出する
ための一対の減速位置検出器43,44は、図7(b)
に示すように、レール16の敷設方向に沿って一対の停
止位置検出器41,42を間に挟むように、電動台車1
5の図中下面に突設されている。そして、この場合は、
電動台車15が正方向に走行されるとき減速位置検出器
43が先頭となり、逆方向に走行されるとき減速位置検
出器44が先頭となるものとする。
【0043】一方、上記停止位置HPには、電動台車1
5の停止位置検出器41,42が共に検出可能な長さを
有する被検出体73と、減速位置検出器43,44が共
に検出可能な長さを有する被検出体74とが設置されて
いる。そして、一対の停止位置検出器41,42は、そ
れぞれ光学式手段で被検出体73を検出するもので、被
検出体73を検出したときON信号を発生し、被検出体
73を検出していないときOFF信号を発生している。
また、一対の減速位置検出器43,44も、それぞれ光
学式手段で被検出体74を検出するもので、被検出体7
4を検出したときON信号を発生し、被検出体74を検
出していないときOFF信号を発生している。
【0044】そして、上記演算制御回路59は、図7
(b)に示すように、一対の停止位置検出器41,42
が共に被検出体73を検出した状態、つまり一対の停止
位置検出器41,42から共にON信号が発生される状
態で電動台車15が停止されたとき、電動台車15が正
規の停止位置HPで停止されたものと判断している。な
お、電動台車15が正規の停止位置HPで停止されたと
きには、図7(b)からも明らかなように、一対の減速
位置検出器43,44も共に被検出体74を検出してO
N信号を発生している。
【0045】ここで、今、電動台車15が図7(b)に
示すように停止位置HPに待機されている状態で、統括
制御盤51から光学通信部69を介して演算制御回路5
9に、電動台車15を回転台18に向かう方向、つまり
図7(a)に矢印Bで示す逆方向に走行させる制御情報
が与えられたとする。すると、演算制御回路59は、車
輪32を回転駆動するためのモータ39を逆転させるた
めの逆転指令パルスbを発生し、これにより、電動台車
15が逆方向つまり回転台18に向かう方向に高速度V
H で走行されるようになる。
【0046】一方、電動台車15が上記回転台18から
停止位置HPに向かう方向、つまり図7(a)に矢印A
で示す正方向に、高速度VH で走行されている状態で
は、まず、正方向走行時に先頭となる減速位置検出器4
3が被検出体74を検出してON信号を発生する。する
と、演算制御回路59は、上記制動機構Bを駆動させて
モータ39の回転に制動を与えることで、電動台車15
を一定の減速度で低速度VL まで減速させる。
【0047】その後、正方向走行時に先頭となる停止位
置検出器41が被検出体73を検出してON信号を発生
したとき、演算制御回路59は、上記制動機構Bを駆動
させてモータ39の回転にさらに制動を与えて電動台車
15を減速させ、両停止位置検出器41,42が共に被
検出体73を検出してON信号を発生した状態で、電動
台車15が停止されるようにしている。
【0048】なお、上記一対の停止位置検出器41,4
2及び減速位置検出器43,44が検出する被検出体7
3,74は、レール16上の停止位置HPだけでなく、
回転台18上や各作業用ステーション30,31に対応
するレール27上にもそれぞれ設置されており、以上の
ような電動台車15の走行及び停止の動作は、電動台車
15を停止位置HPから回転台18上に移動させる場合
や、回転台18上と各作業用ステーション30,31と
の間を移動させる場合にも、同様にして行なわれる。
【0049】しかしながら、例えば一対の停止位置検出
器41,42のうちのいずれか一方に異常が発生し、被
検出体73を検出することができなくなると、図7
(b)に示したように、両停止位置検出器41,42が
共に被検出体73を検出してON信号を発生する位置
で、電動台車15が停止されるように制御することがで
きなくなり、その結果、電動台車15を正確に目的とす
る位置に停止させることができなくなる。
【0050】このような場合、演算制御回路59は、い
ずれの停止位置検出器41,42に異常が発生したのか
を検出し、残った正常な方の停止位置検出器41または
42のみによって、電動台車15の停止位置を制御する
ように動作する。例えば停止位置検出器42に異常が発
生している状態で、電動台車15が正方向、つまり図7
(a)に矢印Aで示した方向に走行されて、停止位置H
Pに到達する場合を考える。
【0051】すると、電動台車15の正方向走行時に先
頭となる減速位置検出器43が、被検出体74を検出し
て電動台車15が低速度VL に減速された状態で、ま
ず、正常な方の停止位置検出器41が被検出体73を検
出してON信号を発生する。その後、異常な方の停止位
置検出器42が被検出体73を検出する位置に到達する
が、停止位置検出器42からはON信号が出力されず、
停止位置検出器42の出力はOFF信号のままとなって
いる。
【0052】このため、両停止位置検出器41,42か
ら共にON信号が出力されることがないので、電動台車
15は、低速度VL のまま正方向に走行され続けること
になる。これにより、正常な方の停止位置検出器41が
被検出体73を検出する位置を通り過ぎると、停止位置
検出器41の出力がOFF信号に切り替えられるように
なる。
【0053】そこで、上記演算制御回路59は、電動台
車15が正方向に走行されている状態で、まず、停止位
置検出器41からON信号が発生され、その後、停止位
置検出器42からON信号が出力されることなく、停止
位置検出器41の出力がOFF信号に切り替えられたこ
とを判断することにより、停止位置検出器42に異常が
発生したことを検出する。そして、このような場合、演
算制御回路59は、停止位置検出器41の出力がOFF
信号に切り替えられたことを検出した状態で、直ちに電
動台車15の正方向走行を停止させる。
【0054】その後、演算制御回路59は、電動台車1
5を逆方向、つまり図7(a)に矢印Bで示した方向に
走行させ、停止位置検出器41が再び被検出体73を検
出してON信号を発生した時点で、電動台車15の逆方
向走行を停止させることにより、電動台車15を目的と
する位置に略正確に停止させることができ、自動貸金庫
が使用不能になることを防止することができる。
【0055】また、停止位置検出器41に異常が発生し
ている状態で、電動台車15が正方向、つまり図7
(a)に矢印Aで示した方向に走行されて、停止位置H
Pに到達する場合を考える。すると、電動台車15の正
方向走行時に先頭となる減速位置検出器43が、被検出
体74を検出して電動台車15が低速度VL に減速され
た状態で、まず、異常な方の停止位置検出器41が被検
出体73を検出する位置に到達するが、停止位置検出器
41からはON信号が出力されず、停止位置検出器41
の出力はOFF信号のままとなっており、その後、正常
な方の停止位置検出器42が被検出体73を検出してO
N信号を発生することになる。
【0056】そこで、上記演算制御回路59は、電動台
車15が正方向に走行されている状態で、先頭となる停
止位置検出器41からON信号が出力されることなく、
停止位置検出器42からON信号が出力されたことを判
断することにより、停止位置検出器41に異常が発生し
たことを検出する。そして、このような場合、演算制御
回路59は、停止位置検出器42からON信号が出力さ
れたことを検出した状態で、直ちに電動台車15の正方
向走行を停止させることにより、電動台車15を目的と
する位置に略正確に停止させることができ、自動貸金庫
が使用不能になることを防止することができる。
【0057】なお、電動台車15が逆方向、つまり図7
(a)に矢印Bで示した方向に走行されて目的とする位
置に到達する場合における、停止位置検出器41.42
に対する異常の発生の検出動作や検出後の電動台車15
の処置等については、上述した説明から容易に窺い知れ
ることであるので、その説明は省略する。
【0058】また、上記のようにしていずれかの停止位
置検出器41,42に異常が発生したことが検出された
場合、以後、演算制御回路59は、異常な方の停止位置
検出器41または42に対する異常の発生の検出動作を
行なわず、その異常な方の停止位置検出器41または4
2はないものとして、残りの正常な方の停止位置検出器
42または41のみを用いて、電動台車15を目的とす
る位置に停止させるように運転パターンを変更する。
【0059】例えば停止位置検出器42に異常が発生し
たことが既に検出されている場合、電動台車15が正方
向に走行されている状態では、演算制御回路59は、停
止位置検出器41の出力が一旦ON信号になってからO
FF信号に切り替わった時点で電動台車15の走行を停
止させ、その後、停止位置検出器41からON信号が出
力されるまで電動台車15を逆方向に走行させるよう
に、運転パターンを変更している。
【0060】また、停止位置検出器41に異常が発生し
たことが既に検出されている場合、電動台車15が正方
向に走行されている状態では、演算制御回路59は、停
止位置検出器41の出力がON信号になった時点で電動
台車15の走行を停止させるように、運転パターンを変
更している。
【0061】なお、停止位置検出器41または42に異
常が発生したことが既に検出されている状態で、電動台
車15が逆方向に走行されているときの、電動台車15
に対する停止位置制御のための運転パターンの変更につ
いては、上述した説明から容易に窺い知れることである
ので、その説明を省略する。
【0062】ここで、図8乃至図16は、上記のような
運転パターンの変更処理を含めた、電動台車15の停止
位置修正動作を説明するための、フローチャートを示し
ている。まず、図8において、開始(ステップS1)さ
れると、演算制御回路59は、ステップS2で、運転パ
ターンの変更が既に行なわれているか否かを判別し、行
なわれていない(NO)と判断された場合、ステップS
3で、統括制御盤51から電動台車15を正方向に走行
させる制御情報が発生されているか否かを判別する。
【0063】そして、制御情報が発生された(YES)
と判断された場合、演算制御回路59は、ステップS4
で、電動台車15を正方向に走行させる。その後、演算
制御回路59は、ステップS5で、最初の検出器異常検
出処理を実行する。この最初の検出器異常検出処理は、
図9に示すように実行される。すなわち、開始(ステッ
プS19)されると、演算制御回路59は、ステップS
20で、減速位置検出器43,44から共にOFF信号
が出力されているか否かを判別し、発生されていない
(NO)と判断された場合、図8に示した元のフローチ
ャートにリターン(ステップS21)される。
【0064】また、ステップS20で減速位置検出器4
3,44から共にOFF信号が発生されている(YE
S)と判断された場合、演算制御回路59は、ステップ
S22で、停止位置検出器41からON信号が出力され
ているか否かを判別し、発生されていない(NO)と判
断された場合、ステップS23で、停止位置検出器42
からON信号が出力されているか否かを判別する。そし
て、ステップS23で停止位置検出器42からON信号
が出力されていない(NO)と判断された場合、演算制
御回路59は、両停止位置検出器41,42が共に被検
出体73の検出に無関係にON信号を出力するという異
常状態にはなっていないと判断し、図8に示した元のフ
ローチャートにリターン(ステップS21)される。
【0065】一方、上記ステップS22で停止位置検出
器41からON信号が出力されている(YES)と判断
された場合、演算制御回路59は、ステップS24で、
停止位置検出器41が異常である旨の警報フラグをオン
する。また、上記ステップS23で停止位置検出器42
からON信号が出力されている(YES)と判断された
場合、演算制御回路59は、ステップS25で、停止位
置検出器42が異常である旨の警報フラグをオンする。
【0066】そして、ステップS24またはS25の
後、演算制御回路59は、ステップS26で、運転パタ
ーンを変更し、ステップS27で、電動台車15の正方
向走行が実行されていたか否かを判別する。なお、この
ステップS27によって判別された後の処理について
は、後述する。
【0067】上記ステップS5による最初の検出器異常
検出処理により、両停止位置検出器41,42が共に被
検出体73の検出に無関係にON信号を出力するという
異常状態にはなっていないと判断されて、図8に示す元
のフローチャートにリターンされると、演算制御回路5
9は、ステップS6で、停止位置検出器41からON信
号が出力されているか否かを判別し、出力されている
(YES)と判断された場合、ステップS7で、停止位
置検出器41からON信号が出力されたことを記憶す
る。
【0068】その後、演算制御回路59は、ステップS
8で、停止位置検出器41の出力がOFF信号に切り替
わったか否かを判別し、切り替わっていない(NO)と
判断された場合、ステップS9で、10秒間が経過した
か否かを判別する。そして、ステップS9で10秒間が
経過していない(NO)と判断された場合、演算制御回
路59は、ステップS10で、停止位置検出器42から
ON信号が出力されているか否かを判別し、発生されて
いない(NO)と判断された場合、ステップS4の処理
に戻される。
【0069】また、ステップS10で停止位置検出器4
2からON信号が出力されている(YES)と判断され
た場合、つまり、ステップS6で停止位置検出器41か
らON信号が出力されたと判断されてから、10秒以内
に停止位置検出器42からON信号が出力された場合、
演算制御回路59は、両停止位置検出器41,42が正
常に動作していると判断して、ステップS11で、電動
台車15の正方向の走行を停止させる。
【0070】そして、演算制御回路59は、ステップS
12で、0.5秒間経過するのを待った後、図10に示
すように、ステップS28で、停止位置検出器41が異
常である旨の警報フラグがオンされているか否かを判別
し、オンされている(YES)と判断された場合、ステ
ップS29で、停止位置検出器41の異常を示す警報情
報を統括制御盤51を介してセンターユニット50に送
出する。
【0071】また、ステップS28で停止位置検出器4
1が異常である旨の警報フラグがオンされていない(N
O)と判断された場合、演算制御回路59は、ステップ
S30で、停止位置検出器42が異常である旨の警報フ
ラグがオンされているか否かを判別し、オンされている
(YES)と判断された場合、ステップS31で、停止
位置検出器42の異常を示す警報情報を統括制御盤51
を介してセンターユニット50に送出する。
【0072】そして、上記ステップS29,S31の
後、または上記ステップS28で停止位置検出器41が
異常である旨の警報フラグがオンされていない(NO)
と判断された場合、演算制御回路59は、ステップS3
2で、異常の発生した停止位置検出器41,42に対し
てメインテナンスが施されたか否かを判別し、メインテ
ナンスが施されていない(NO)と判断された場合、終
了(ステップS33)される。また、メインテナンスが
施されている(YES)と判断された場合、演算制御回
路59は、ステップS34で、運転パターンを初期化
し、終了(ステップS33)される。
【0073】ここで、上記ステップS8で停止位置検出
器41の出力がOFF信号に切り替わった(YES)と
判断された場合、つまり、ステップS6で停止位置検出
器41からON信号が出力されたと判断されてから、1
0秒以内に、停止位置検出器42からON信号が出力さ
れることなく、停止位置検出器41の出力がOFF信号
に切り替わった場合、演算制御回路59は、停止位置検
出器42に異常が発生していると判断して、図11に示
すように、ステップS35で、電動台車15の正方向の
走行を停止させる。
【0074】その後、演算制御回路59は、ステップS
36で、停止位置検出器42の異常に対応した電動台車
15の停止位置の修正動作回数が3回に達したか否かを
判別し、達していない(NO)と判断された場合、ステ
ップS37で、0.5秒間経過するのを待った後、ステ
ップS38で、電動台車15を2秒間逆方向に走行さ
せ、ステップS39で、修正動作回数を+1して、ステ
ップS4の処理に戻される。
【0075】また、ステップS36で電動台車15の停
止位置の修正動作回数が3回に達した(YES)と判断
された場合、演算制御回路59は、ステップS40で、
停止位置検出器42が異常である旨の警報フラグをオン
に設定し、ステップS41で、運転パターンを変更す
る。そして、演算制御回路59は、ステップS42で、
0.5秒間経過するのを待った後、ステップS43で、
電動台車15を逆方向に走行させ、ステップS44で、
停止位置検出器41からON信号が出力されたか否かを
判別する。
【0076】ここで、演算制御回路59は、停止位置検
出器41からON信号が出力されていない(NO)と判
断された場合、ステップS43の処理が継続され、停止
位置検出器41からON信号が出力された(YES)と
判断された場合、ステップS45で、電動台車15の逆
方向の走行を停止させた後、ステップS12の処理に戻
される。
【0077】また、上記ステップS9で10秒間が経過
した(YES)と判断された場合、つまり、ステップS
6で停止位置検出器41からON信号が出力されたと判
断されてから、停止位置検出器42からON信号が出力
されない状態が、10秒間継続した場合、演算制御回路
59は、停止位置検出器41,42に共に異常が発生し
ていると判断して、図12に示すように、ステップS4
6で、停止位置検出器41,42の異常を示す異常情報
を統括制御盤51を介してセンターユニット50に送出
し、終了(ステップS47)される。停止させる。
【0078】一方、前記ステップS6で停止位置検出器
41からON信号が出力されていない(NO)と判断さ
れた場合、演算制御回路59は、ステップS13で、1
0秒間が経過したか否かを判別する。そして、10秒間
が経過した(YES)と判断された場合、つまり、ステ
ップS4で電動台車15の正方向走行が開始されてか
ら、停止位置検出器41からON信号が出力されない状
態が、10秒間継続した場合、演算制御回路59は、停
止位置検出器41,42に共に異常が発生していると判
断して、ステップS46の処理に移行する。
【0079】また、上記ステップS13で10秒間が経
過していない(NO)と判断された場合、演算制御回路
59は、ステップS14で、停止位置検出器41からO
N信号が出力されているか否かを判別し、出力されてい
ない(NO)と判断された場合、ステップS4の処理に
戻される。
【0080】これに対し、ステップS14で停止位置検
出器42からON信号が出力された(YES)と判断さ
れた場合、つまり、ステップS4で電動台車15の正方
向走行が開始されてから、10秒以内に、先頭となる停
止位置検出器41からON信号が出力されることなく、
停止位置検出器42からON信号が出力された場合、演
算制御回路59は、停止位置検出器41に異常が発生し
ていると判断して、ステップS15で、電動台車15の
正方向の走行を停止させる。
【0081】その後、演算制御回路59は、ステップS
16で、停止位置検出器41の異常に対応した電動台車
15の停止位置の修正動作回数が3回に達したか否かを
判別し、達していない(NO)と判断された場合、ステ
ップS37の処理に移行される。また、ステップS16
で電動台車15の停止位置の修正動作回数が3回に達し
た(YES)と判断された場合、演算制御回路59は、
ステップS17で、停止位置検出器41が異常である旨
の警報フラグをオンに設定し、ステップS18で、運転
パターンを変更した後、ステップS12の処理に移行さ
れる。
【0082】以上に、ステップS3で統括制御盤51か
ら電動台車15を正方向に走行させる制御情報が発生さ
れていると判断された場合における、停止位置検出器4
1,42の異常の発生の検出動作と、検出後の電動台車
15の処置について説明したが、ステップS3で統括制
御盤51から電動台車15を正方向に走行させる制御情
報が発生されていない(NO)と判断された場合、演算
制御回路59は、図13及び図14に示すフローチャー
トの処理に移行される。
【0083】図13及び図14に示すフローチャートの
処理は、電動台車15が逆方向に走行された場合におけ
る停止位置検出器41,42の異常の発生の検出動作
と、検出後の電動台車15の処置について示したもので
あり、図13に示すステップS48〜S61の各処理
は、図8に示したステップS4〜S11,S13〜S1
8の各処理にそれぞれ対応し、図14に示すステップS
62〜S72の各処理は、図11に示したS35〜S4
5の各処理にそれぞれ対応しているため、詳細な説明は
省略する。
【0084】次に、ステップS2で運転パターンの変更
が既に行なわれている(YES)と判断された場合につ
いて、図15及び図16に示すフローチャートを参照し
て説明する。この場合、演算制御回路59は、ステップ
S73で、統括制御盤51から電動台車15を正方向に
走行させる制御情報が発生されているか否かを判別し、
制御情報が発生された(YES)と判断された場合、ス
テップS74で、電動台車15を正方向に走行させる。
【0085】そして、ステップS74の後、または図9
に示したステップS27で電動台車15の正方向走行が
実行されていた(YES)と判断された場合、演算制御
回路59は、ステップS75で、停止位置検出器41が
異常である旨の警報フラグがオンされているか否かを判
別し、オンされている(YES)と判断された場合、ス
テップS76で、10秒間が経過したか否かを判別す
る。
【0086】ここで、10秒間が経過していない(N
O)と判断された場合、演算制御回路59は、ステップ
S77で、停止位置検出器42からON信号が出力され
ているか否かを判別し、発生されていない(NO)と判
断された場合、ステップS74の処理に戻される。ま
た、ステップS77で停止位置検出器42からON信号
が出力されている(YES)と判断された場合、つま
り、ステップS74で電動台車15の正方向走行が開始
されてから10秒以内に、停止位置検出器42からON
信号が出力された場合、ステップS78で、電動台車1
5の正方向の走行を停止させる。
【0087】そして、演算制御回路59は、ステップS
79で、0.5秒間経過するのを待った後、図10に示
したステップS32の処理に移行される。また、ステッ
プS75で停止位置検出器41が異常である旨の警報フ
ラグがオンされていない(NO)と判断された場合、演
算制御回路59は、ステップS80で、停止位置検出器
42が異常である旨の警報フラグがオンされているか否
かを判別する。
【0088】ここで、停止位置検出器42の異常を示す
警報フラグがオンされている(YES)と判断された場
合、演算制御回路59は、ステップS81で、停止位置
検出器41の出力がOFF信号に切り替わったか否かを
判別し、OFF信号に切り替わった(YES)と判断さ
れた場合、つまり、ステップS74で電動台車15の正
方向走行が開始されてから、停止位置検出器41の出力
が一旦ON信号になった後、OFF信号に切り替わった
場合、ステップS82で、電動台車15の正方向の走行
を停止させる。
【0089】そして、演算制御回路59は、ステップS
83で、0.5秒間経過するのを待った後、ステップS
84で、電動台車15を逆方向に走行させ、ステップS
85で、停止位置検出器41からON信号が出力された
か否かを判別し、ON信号が出力されていない(NO)
と判断された場合、ステップS84の処理が継続され、
停止位置検出器41からON信号が出力された(YE
S)と判断された場合、ステップS78の処理に移行さ
れる。
【0090】また、ステップS80で停止位置検出器4
2が異常である旨の警報フラグがオンされていない(N
O)と判断された場合、演算制御回路59は、ステップ
S86で、停止位置検出器41からON信号が出力され
たか否かを判別し、ON信号が出力された(YES)と
判断された場合、ステップS87で、停止位置検出器4
1からON信号が出力されたことを記憶した後、ステッ
プS74の処理に移行される。
【0091】なお、上記ステップS81で停止位置検出
器41の出力がOFF信号に切り替わっていない(N
O)と判断された場合、またはステップS86で停止位
置検出器41からON信号が出力されていない(NO)
と判断された場合にも、演算制御回路59は、ステップ
S74の処理に移行される。
【0092】以上に、ステップS73で統括制御盤51
から電動台車15を正方向に走行させる制御情報が発生
されていると判断された場合における、運転パターン変
更後の電動台車15の処置について説明したが、ステッ
プS73で統括制御盤51から電動台車15を正方向に
走行させる制御情報が発生されていない(NO)と判断
された場合、演算制御回路59は、図16に示すフロー
チャートの処理に移行される。
【0093】図16に示すフローチャートの処理は、電
動台車15が逆方向に走行された場合における,運転パ
ターン変更後の電動台車15の処置について示したもの
であり、同図に示すステップS88〜S99の各処理
は、図15に示したステップS73〜S77,S80〜
S87の各処理にそれぞれ対応しているため、詳細な説
明は省略する。
【0094】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、例えば電動台車15が正方向に走行されて停止位
置HPに到達した場合、まず、先頭となる停止位置検出
器41が被検出体73を検出しON信号を出力し、その
後、停止位置検出器42からON信号が出力されないま
ま、停止位置検出器41の出力がOFF信号に切り替わ
ったことを検出することによって、停止位置検出器42
に異常が発生したことを検出する。
【0095】そして、この場合、停止位置検出器41の
出力がOFF信号に切り替えられたことを検出した状態
で、電動台車15の正方向走行を停止させた後、電動台
車15を逆方向に走行させ、停止位置検出器41から再
びON信号が出力された時点で、電動台車15の逆方向
走行を停止させることにより、電動台車15を停止位置
HPに略正確に停止させるようにしている。
【0096】また、電動台車15が正方向に走行されて
停止位置HPに到達した場合、先頭となる停止位置検出
器41からON信号が出力されることなく、停止位置検
出器42からON信号が出力されたことを検出すること
によって、停止位置検出器41に異常が発生したことを
検出する。そして、この場合、停止位置検出器42から
ON信号が出力されたことを検出した状態で、電動台車
15の正方向走行を停止させることにより、電動台車1
5を停止位置HPに略正確に停止させるようにしてい
る。
【0097】このため、電動台車15にその走行方向に
沿って設置された2つの停止位置検出器41,42のう
ちの一方に異常が発生した場合でも、いずれの停止位置
検出器41または42に異常が発生したのかを検出し、
残った正常な方の停止位置検出器42または41のみに
よって、電動台車15の停止位置を規定するように制御
しているので、自動貸金庫が使用不能になることを防止
することができるようになる。
【0098】また、いずれか一方の停止位置検出器41
または42に異常が発生したことが検出された場合に
は、以後、異常な方の停止位置検出器41または42に
対する異常の発生の検出動作を行なわず、その異常な方
の停止位置検出器41または42はないものとして、残
りの正常な方の停止位置検出器42または41のみを用
いて、電動台車15の停止位置を規定するように運転パ
ターンを変更するようにしたので、無駄な検出動作を省
略し、電動台車15を効率的に走行させることができる
ようになる。
【0099】次に、図17及び図18は、それぞれこの
発明が適用される他の自動貸金庫の全体の構成を概略的
に示した平面図及び側面図である。すなわち、図1及び
図2と同一部分には同一符号を付して説明すると、金庫
室11内に設置された貸金庫箱収容棚13,13から、
スタッカークレーン14によって取り出された貸金庫箱
12は、昇降機75のリフタ76に敷設されたレール7
7上に待機している電動台車15に移し換えられる。す
ると、昇降機75のリフタ76が1階まで下降し、リフ
タ76上のレール77が1階に敷設されたレール22に
連結される。
【0100】以下、先に説明したように、金庫扉23が
上昇して貸金庫箱入出庫口24が開放された後、連結レ
ール26が倒されることにより、上記レール22と貸金
庫箱入出庫口24の外側に敷設されたレール27とが連
結され、電動台車15が貸金庫箱入出庫口24を潜り抜
けてレール27に移動される。そして、電動台車15に
搭載された貸金庫箱12が貸金庫箱作業室28の作業用
ステーション30に移し換えられて、ここに所望の貸金
庫箱12の取り出し作業が終了される。
【0101】また、作業用ステーション30に置かれた
貸金庫箱12を、金庫室11の貸金庫箱収容棚13に返
却する場合には、貸金庫箱12を作業用ステーション3
0から電動台車15に移し換える。そして、電動台車1
5を上記と逆の順路を経てリフタ76に上に戻しリフタ
76を2階に上昇させた後、電動台車15に搭載された
貸金庫箱12をスタッカークレーン14によって貸金庫
箱収容棚13の空きスペースに収容し、ここに、貸金庫
箱12の返却動作が終了される。なお、この発明は上記
実施例に限定されるものではなく、この外その要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0102】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
電動台車が目的位置に到達したことを検出するための検
出器に異常が発生した場合でも、電動台車を目的とする
位置に正確に停止させることができるように制御を施し
て、自動貸金庫が使用不能になることを防止し得る極め
て良好な電動台車の停止位置制御装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動台車の停止位置制御装置の
一実施例を示すもので、自動貸金庫の全体の構成を概略
的に示す平面図。
【図2】同自動貸金庫の全体の構成を概略的に示す側面
図。
【図3】同自動貸金庫に使用される電動台車の概略を説
明するために示す図。
【図4】同電動台車の詳細な内部構成を説明するために
示す図。
【図5】同自動貸金庫の制御システムを示すブロック構
成図。
【図6】同電動台車に搭載された制御基板の詳細を示す
ブロック構成図。
【図7】同電動台車の停止位置検出器と被検出体との位
置関係を示す側面図。
【図8】同電動台車の停止位置修正動作を説明するため
に示すフローチャート。
【図9】同電動台車の停止位置修正動作を説明するため
に示すフローチャート。
【図10】同電動台車の停止位置修正動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図11】同電動台車の停止位置修正動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図12】同電動台車の停止位置修正動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図13】同電動台車の停止位置修正動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図14】同電動台車の停止位置修正動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図15】同電動台車の停止位置修正動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図16】同電動台車の停止位置修正動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図17】この発明が適用される他の自動貸金庫の全体
の構成を概略的に示す平面図。
【図18】同他の自動貸金庫の全体の構成を概略的に示
す側面図。
【符号の説明】
11…金庫室、12…貸金庫箱、13…貸金庫箱収容
棚、14…スタッカークレーン、15…電動台車、16
…レール、17…回転昇降機、18…回転台、19…レ
ール、20…支柱、21…リフタ、22…レール、23
…金庫扉、24…貸金庫箱入出庫口、25…回動軸、2
6…連結レール、27…レール、28,29…貸金庫箱
作業室、30,31…作業用ステーション、32…車
輪、33…回転体、34…ベルト、35…コンベア、3
6…充電シュー、37…給電用端子、38…給電装置、
39,40…モータ、41,42…停止位置検出子、4
3,44…減速位置検出器、45…荷位置検出器、46
…制御基板、47…操作表示部、48…電池、49…集
中管理室、50…センターユニット、51…統括制御
盤、52…スタッカー制御盤、53…バーコードリー
ダ、54…No.9ステーション、55…金庫扉制御盤、
56,57…ブース電磁盤、58…入力回路、59…演
算制御回路、60…メモリ、61…出力回路、62…駆
動回路、63…DC型タコジェネレータ、64…A/D
変換回路、65…入力回路、66…出力回路、67…駆
動回路、68…入出力回路、69…光学通信部、70…
入出力回路、71…電池制御回路、72…入出力回路、
73,74…被検出体、75…昇降機、76…リフタ、
77…レール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05G 1/00 E05G 1/00 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搭載し、特定された軌道に沿って
    走行されることにより、前記物品を目的位置に搬送する
    もので、その走行方向に沿って第1及び第2の検出器が
    設置された電動台車を備え、前記電動台車の第1及び第
    2の検出器が前記目的位置に設置された被検出体を共に
    検出した状態で、前記電動台車の走行を停止させる搬送
    システムにおいて、 前記電動台車が前記第1の検出器を先頭とする方向に走
    行されている状態で、前記第1の検出器が前記被検出体
    を検出した後、前記第2の検出器が前記被検出体を検出
    することなく、前記第1の検出器が前記被検出体を検出
    しなくなる第1の条件を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により、前記第1の検出器が前記被
    検出体を検出しなくなったことが検出された状態で、前
    記電動台車の走行を停止させた後、逆方向に走行させ、
    前記第1の検出器が前記被検出体を検出した状態で停止
    させる第1の制御手段と、 前記電動台車が前記第1の検出器を先頭とする方向に走
    行されている状態で、前記第1の検出器が前記被検出体
    を検出することなく、前記第2の検出器が前記被検出体
    を検出する第2の条件を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により、前記第2の検出器が前記被
    検出体を検出した状態で、前記電動台車の走行を停止さ
    せる第2の制御手段とを具備してなることを特徴とする
    電動台車の停止位置制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出手段による前記第1の条
    件の検出回数が所定数に達した状態で、前記第2の検出
    器が異常であることを示す信号を設定し、前記第2の検
    出手段による前記第2の条件の検出回数が所定数に達し
    た状態で、前記第1の検出器が異常であることを示す信
    号を設定するように構成してなることを特徴とする請求
    項1記載の電動台車の停止位置制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電動台車が前記第1の検出器を先頭
    とする方向に走行される場合、前記第2の検出器が異常
    であることを示す信号が設定された状態では、前記第1
    の検出手段による検出動作を行なうことなく前記第1の
    制御手段を駆動させ、前記第1の検出器が異常であるこ
    とを示す信号が設定された状態では、前記第2の検出手
    段による検出動作を行なうことなく前記第2の制御手段
    を駆動させるように構成してなることを特徴とする請求
    項2記載の電動台車の停止位置制御装置。
JP7069393A 1995-03-28 1995-03-28 電動台車の停止位置制御装置 Pending JPH08263139A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017023517A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 カヤバ システム マシナリー株式会社 走行体の位置決め装置
JP2021057050A (ja) * 2020-10-13 2021-04-08 中外炉工業株式会社 被検出部材及び位置検出機構

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