JPH08263014A - 液晶表示制御回路及び液晶表示制御方法 - Google Patents

液晶表示制御回路及び液晶表示制御方法

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JPH08263014A
JPH08263014A JP6432295A JP6432295A JPH08263014A JP H08263014 A JPH08263014 A JP H08263014A JP 6432295 A JP6432295 A JP 6432295A JP 6432295 A JP6432295 A JP 6432295A JP H08263014 A JPH08263014 A JP H08263014A
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JP
Japan
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data memory
area
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Application number
JP6432295A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Kashima
勝彦 鹿島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子画面が挿入される部分の表示データを一時
退避しておくための退避用メモリ領域を必要とせず、ソ
フトウェアによる表示データ転送も不要とすることがで
きる液晶表示制御回路を提供することである。 【構成】 親画面に挿入される子画面の位置に対応する
子画面挿入位置アドレスをフリップフロップ群に予め記
憶しておき、表示データメモリアドレスと前記子画面挿
入位置アドレスとを比較し、その比較結果に応じて子画
面が挿入されるべきアドレス領域にあるか否かを検出
し、子画面が挿入されるべきアドレス領域が検出された
ときのみ、子画面用メモリ領域を指定する子画面領域ア
ドレスを前記表示データメモリアドレスとして表示デー
タメモリ部へ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、民生用電子機器などに
使用され、液晶表示画面上の全表示画面中の一部分に別
の表示画面を挿入して表示する液晶表示制御回路及び液
晶表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては、例
えば図4(a),(b)に示すようなものがあった。
【0003】図4(a),(b)は、従来の液晶表示制
御回路を内蔵した液晶表示器を示す図であり、同図
(a)は液晶表示器の表面外観を示し、同図(b)は、
液晶表示制御回路の構成を示す。
【0004】この液晶表示器101は、液晶表示部10
2の表示画面上において、全表示画面(以下、親画面と
記す)103の中の一部分に、別の表示画面(以下、子
画面と記す)104を挿入して表示することが可能に構
成されている。なお、図中105は、液晶表示に関する
操作を行う操作部である。
【0005】液晶表示器101には、図4(b)に示す
ように従来の液晶表示回路を構成する表示データメモリ
装置201が内蔵されている。この表示データメモリ装
置201は、前記液晶表示部102に表示される液晶表
示画面の表示データを保存しておくものであり、表示容
量(ドット数)と同等のメモリ容量で、親画面の表示デ
ータを保存する親画面用メモリ領域202と、子画面の
表示データを保存する子画面用メモリ領域203と、子
画面が挿入される部分(子画面挿入対象領域)204の
親画面の表示データを退避させておくための退避用メモ
リ領域205との3つのメモリ領域を備えている。
【0006】この表示データメモリ装置201を用い
て、親画面の中の一部分に子画面を挿入する場合、子画
面挿入対象領域204における親画面の表示データ(子
画面と同面積)を一時、別の退避用メモリ領域205に
退避しておき、その後、子画面挿入対象領域204に子
画面用メモリ領域203の表示データを挿入すること
で、親画面の中に子画面が挿入されているように液晶表
示部102に表示している。
【0007】この時、親画面への子画面の挿入と、退避
用メモリ領域205への表示データの退避は、すべてソ
フトウェアによるデータ転送で行われる。表示データメ
モリ装置201へのデータの書き込み及び読出しは、液
晶表示器の図示しないCPUによりメモリ入出力制御信
号MCを制御し、アドレスバス206を経由して送られ
てきた表示データメモリアドレスADにより表示データ
メモリ装置201中のメモリ領域を指定し、データバス
207を経由して表示データの表示データメモリ装置2
01への書き込み/読出しが行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示制御回路では、表示データメモリ装置20
1に親画面用メモリ領域202と子画面用メモリ領域2
03のほかに、退避用メモリ領域205が必要となり、
メモリ容量が大きくなるという問題があった。
【0009】また、親画面への子画面の挿入と、退避用
メモリ領域205への表示データの退避は、すべてソフ
トウェアによるデータ転送に依存しており、子画面が大
きくなると子画面の表示データも増大し、これに伴って
表示データの転送も高速化を要求されてくる。この場
合、ソフトウェアによる前記表示データ転送処理への負
担が増大し、かつ高速化による消費電力の増加も問題と
なっている。
【0010】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、子画面が挿入
される部分の表示データを一時退避しておくための退避
用メモリ領域を必要としない液晶表示制御回路を提供す
ることである。またその他の目的は、ソフトウェアによ
る表示データ転送処理を不要とした液晶表示制御回路を
提供することである。さらに、簡単な表示制御方法によ
り、退避用メモリ領域を不要とすることができ、しかも
ソフトウェアによる表示データ転送も不要とすることが
できる液晶表示制御方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である液晶表示制御回路の特徴は、液晶
表示部の全表示画面である親画面の表示データを保存す
る親画面用メモリ領域と、前記親画面とは別の表示画面
である子画面の表示データを保存する子画面用メモリ領
域とが設けられた表示データメモリ部を有し、表示デー
タメモリアドレスに基づいて前記表示データメモリ部か
ら読み出された表示データにより、前記親画面の中の一
部分に前記子画面を挿入するための表示画面制御を行う
液晶表示制御回路において、前記親画面に挿入される前
記子画面の位置を指定する子画面挿入位置アドレスを記
憶するフリップフロップ群と、前記表示データメモリア
ドレスと前記子画面挿入位置アドレスを比較し、その比
較結果に応じて前記子画面が挿入されるべきアドレス領
域にあるか否かを検出する比較検出部と、前記比較検出
部の検出結果に応じて、前記親画面用メモリ領域を指定
する親画面領域アドレスと前記子画面用メモリ領域を指
定する子画面領域アドレスとのいずれか一方を選択し、
その選択されたアドレスを前記表示データメモリアドレ
スとして前記表示データメモリ部へ供給するアドレス選
択部とを備えたことにある。
【0012】第2の発明である液晶表示制御回路の特徴
は、液晶表示部の全表示画面である親画面の表示データ
を保存する親画面用メモリ領域と、前記親画面とは別の
表示画面である子画面の表示データを保存する子画面用
メモリ領域とが設けられた表示データメモリ部を有し、
表示データメモリアドレスに基づいて前記表示データメ
モリ部から読み出された表示データにより、前記親画面
の中の一部分に前記子画面を挿入するための表示画面制
御を行う液晶表示制御回路において、前記親画面に挿入
される前記子画面の位置を指定する子画面挿入位置アド
レスと前記子画面用メモリ領域を指定する子画面領域ア
ドレスとを記憶するフリップフロップ群と、前記表示デ
ータメモリアドレスと前記子画面挿入位置アドレスを比
較し、その比較結果に応じて前記子画面が挿入されるべ
きアドレス領域にあるか否かを検出する比較検出部と、
前記比較検出部の検出結果に応じて、前記親画面用メモ
リ領域を指定する親画面領域アドレスと前記子画面領域
アドレスとのいずれか一方を選択し、その選択されたア
ドレスを前記表示データメモリアドレスとして前記表示
データメモリ部へ供給するアドレス選択部とを備えたこ
とにある。
【0013】上述の第1または第2の発明において、前
記表示データメモリアドレスは、前記親画面用メモリ領
域の先頭番地から最終番地まで順にインクリメントし、
再び先頭番地に戻るようにすることが望ましい。
【0014】第3の発明である液晶表示制御方法の特徴
は、液晶表示部の全表示画面である親画面の表示データ
を保存する親画面用メモリ領域と、前記親画面とは別の
表示画面である子画面の表示データを保存する子画面用
メモリ領域とが設けられた表示データメモリ部に対して
表示データメモリアドレスを供給し、前記表示データメ
モリ部から読み出された親画面または子画面の表示デー
タにより前記親画面の中の一部分に前記子画面を挿入し
て表示する液晶表示制御方法において、前記親画面に挿
入される前記子画面の位置に対応する子画面挿入位置ア
ドレスをフリップフロップ群に予め記憶しておき、前記
表示データメモリアドレスと前記子画面挿入位置アドレ
スとを比較し、その比較結果に応じて前記子画面が挿入
されるべきアドレス領域にあるか否かを検出し、前記子
画面が挿入されるべきアドレス領域が検出されたときの
み、前記子画面用メモリ領域を指定する子画面領域アド
レスを前記表示データメモリアドレスとして前記表示デ
ータメモリ部へ供給することにある。
【0015】また、上述の第3の発明において、前記表
示データメモリアドレスは、前記親画面用メモリ領域の
先頭番地から最終番地まで順にインクリメントし、再び
先頭番地に戻るようにすることが望ましい。
【0016】
【作用】上述の如き構成の第1、第2及び第3の発明に
よれば、フリップフロップ群に予め記憶された子画面挿
入位置アドレスと表示データメモリアドレスとを比較し
て、子画面が挿入されるべきアドレス領域が検出された
とき、つまり親画面を表示中、子画面の挿入位置が到来
したとき、表示データメモリ部へ供給される表示データ
メモリアドレスが子画面領域アドレスに切換わって、子
画面用メモリ領域中の表示データが読み出され、液晶表
示部には親画面の中の一部分に子画面が挿入されている
ように表示される。子画面の挿入位置を外れると、再び
表示データメモリアドレスが親画面領域アドレスに切換
わり、親画面表示に戻るように作用する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明を実施した液晶表示制御回路の
全体構成ブロック図である。
【0018】この液晶表示制御回路は、図4(b)に示
した従来の液晶表示制御回路に代えて、例えば図4
(a)に示す液晶表示器に内蔵されるものであり、親画
面の中の一部分に子画面を挿入するための表示画面制御
を行うことが可能に構成されている。
【0019】すなわち、この液晶表示制御回路は、液晶
表示部102に表示される液晶表示画面の表示データを
保存する表示データメモリ装置10と、子画面挿入位置
アドレス及び子画面領域アドレスを記憶するフリップフ
ロップ群20と、該フリップフロップ群20に接続され
表示データメモリ装置10のメモリ領域を指定する表示
データメモリアドレスADを前記表示データメモリ装置
10へ送出する比較/選択部30とで構成されている。
【0020】ここで、表示データメモリ装置10のメモ
リ領域は、親画面の表示データを保存する親画面用メモ
リ領域2と、前記親画面とは別の表示画面である子画面
の表示データを保存する子画面用メモリ領域3とから成
る。さらに、フリップフロップ群20中の子画面領域ア
ドレスは子画面用メモリ領域3を指定するアドレスであ
り、子画面挿入位置アドレスは親画面に挿入される子画
面の位置を指定するアドレスであり、これら子画面領域
アドレス及び子画面挿入位置アドレスは、それぞれ信号
線群21,22を介して比較/選択部30へ供給され
る。また、比較/選択部30から出力される表示データ
メモリアドレスADは信号線群31を介して表示データ
メモリ装置10へ供給されるようになっている。
【0021】さらに、表示データメモリ装置10とフリ
ップフロップ群20には、データバス40が接続され
る。また、比較/選択部30にはアドレスバス41が信
号線群51を介して接続されると共に、比較/選択部3
0内の比較器(後述する)の動作を停止する比較器停止
信号STが入力される。
【0022】データバス40は、図4(a)に示す液晶
表示部102を駆動する図示しない液晶駆動回路等に接
続され、アドレスバス41は図示しないアドレス生成回
路等に接続されている。
【0023】また、表示データメモリ装置10への表示
データの書き込み及び読出しは、液晶表示器の図示しな
いCPUによりメモリ入出力制御信号MCを制御し、ア
ドレスバス41を経由して送られてきたアドレスを比較
/選択部30を通して表示データメモリアドレスADと
して表示データメモリ装置10へ供給することにより、
データバス40を経由して行われる。
【0024】図2及び図3は、前記フリップフロップ群
20及び比較/選択部30の内部構成を示す回路図であ
り、図2は選択器側の接続関係を示し、図3は比較器側
の接続関係を示している。
【0025】図2において、図中50は子画面領域アド
レスを記憶する第1のフリップフロップ群であり、この
第1のフリップフロップ群50は、該子画面領域アドレ
スを構成するビット数に対応したi個のフリップフロッ
プ50−1,50−2,50−3,50−4,…,50
−iで構成されている。
【0026】各フリップフロップ50−1〜50−i
は、それぞれデータ入力端D、データ出力端(正転)Q
及びリセット入力端Rを備え、各データ入力端Dはデー
タバス40に接続され、各データ出力端Qからそれぞれ
導出された信号線が前記信号線群21を構成している。
【0027】信号線群21は、比較/選択部30の選択
器61の一方入力側に接続され、その選択器61の他方
入力側には、前記信号線群51(n本)から分岐された
分岐信号線51A(n,…,n−i+4,n−i+3,
n−i+2,n−i+1、但しi≦n)が接続されてい
る。選択器61は、後述する図3に示す回路により生成
されるセレクト信号SEに応じて、信号線群21と信号
線群51Aとを切換え、その切換えた信号線を出力側の
信号線群61A(i本)に接続する機能を有している。
【0028】そして、前記信号線群51の分岐残信号線
51B(n−i本)に前記信号線群61Aを加えて、表
示データメモリ装置10へ表示データメモリアドレスを
供給する前記信号線群31(n本)が構成されている。
【0029】図3に示す回路は、前記選択器61のセレ
クト信号SEを生成するものであり、フリップフロップ
群20内に設けられた第2のフリップフロップ群70を
有している。
【0030】この第2のフリップフロップ群70は、親
画面に挿入される子画面の位置を指定する前記子画面挿
入位置アドレスを記憶するもので、該子画面挿入位置ア
ドレスを構成するビット数に対応したi個のフリップフ
ロップ70−1,70−2,70−3,70−4,…,
70−iで構成されている。
【0031】各フリップフロップ70−1〜70−i
は、それぞれデータ入力端D、データ出力端(正転)Q
及びリセット入力端Rを備え、各データ入力端Dはデー
タバス40に接続され、各データ出力端Qからそれぞれ
導出された信号線が前記信号線群22を構成している。
【0032】信号線群22は、比較/選択部30の比較
器(比較検出部)に接続されている。この比較器は、図
3に示すようにi個のANDゲート、つまり2入力AN
Dゲート80−1,80−2,80−3,80−4,
…,80−iと、これらANDゲート80−1〜80−
iの各出力のアンドをとる多入力ANDゲート90とで
構成されている。
【0033】ANDゲート80−1〜80−iの一方入
力端が前記信号線群22に接続され、その他方入力端が
前記分岐信号線群51A(n,…,n−i+4,n−i
+3,n−i+2,n−i+1)に接続されている。さ
らに、ANDゲート90の入力端には、比較器停止信号
STが入力され、前記多入力ANDゲート90の出力端
から前記セレクト信号SEが出力されるようになってい
る。
【0034】次に、本実施例の動作(液晶表示制御方
法)を説明する。なお、第1のフリップフロップ群50
には、データバス40を経由して子画面領域アドレスが
予め設定されているものとする。
【0035】まず、子画面の表示を行わない場合は、比
較/選択部30内の比較器に活性状態の比較器停止信号
STを入力し、該比較器の動作を停止状態とする。その
結果、ANDゲート90から出力されるセレクト信号S
Eは子画面非挿入モードのレベルとなるので、選択器6
1は信号線群51Aを選択し、アドレスバス41からの
アドレスは、直接、選択器61を通して表示データメモ
リアドレスADとして、表示データメモリ装置10へ供
給される。この時、表示データメモリアドレスADは、
親画面用メモリ領域2の先頭番地かつ最終番地までイン
クリメントれ、その後再び先頭番地に戻るように動作す
る。
【0036】この場合は、親画面は液晶表示部102に
そのまま全表示画面として表示される。
【0037】次に、子画面の表示を行う場合は、非活性
状態の比較器停止信号STを比較/選択部30の比較器
へ入力し、該比較器を動作状態とする。そして、初め
に、子画面挿入位置アドレスをデータバス40を介して
第2のフリップフロップ群70に設定する。
【0038】第2のフリップフロップ群70に設定され
た子画面挿入位置アドレスは、比較器、つまりANDゲ
ート80−1〜80−iの一方入力端に入力される。一
方、該ANDゲート80−1〜80−iの他方入力端に
入力される表示データメモリアドレス(n,…,n−i
+4,n−i+3,n−i+2,n−i+1)は、親画
面用メモリ領域2の先頭番地から順にインクリメントさ
れ、これによって前記比較器は前記子画面挿入位置アド
レスと前記表示データメモリアドレスとを比較し、現
在、子画面が挿入されるべきアドレス領域にあるかどう
かを調べる。
【0039】その結果、子画面が挿入されるべきアドレ
ス領域外にあるときは、前記比較器からのセレクト信号
SEは、子画面非挿入モードのレベルとなり、選択器6
1は信号線群51Aを選択し、アドレスバス41からの
アドレスは、選択器61を通して直接、表示データメモ
リアドレスADとして表示データメモリ装置10に入力
される。このときは、親画面は液晶表示部102にその
まま全表示画面として表示される。
【0040】また、子画面が挿入されるべきアドレス領
域内に入ったときは、セレクト信号SEは子画面挿入モ
ードのレベルとなる結果、選択器61は信号線群21を
選択し、表示データメモリ装置10に供給される表示デ
ータメモリアドレスADは、選択器61を通して子画面
用メモリ領域3を指し示す子画面領域アドレスに変換さ
れ、表示データメモリ装置10へ供給される。この場
合、図4(a)に示すように液晶表示部102画面上の
親画面の所定位置に子画面が表示される。
【0041】このように、本実施例では、フリップフロ
ップ群70に予め記憶した子画面挿入位置アドレスと表
示データメモリアドレスとを比較して、子画面が挿入さ
れるべきアドレス領域が検出されたとき、つまり親画面
を表示中に子画面の挿入位置が到来したとき、表示デー
タメモリ装置10へ供給される表示データメモリアドレ
スADが子画面領域アドレスに切換わり、子画面用メモ
リ領域3中の表示データが読み出され、液晶表示部10
2には親画面の中の一部分に子画面が挿入されているよ
うに表示される。また、子画面の挿入位置を外れると、
再び表示データメモリアドレスADが親画面領域アドレ
ス2に切換わり、親画面表示に戻る。
【0042】すなわち、本実施例では、比較/選択部3
0により表示データメモリ装置10への表示データメモ
リアドレスADを切換え、表示させるべき表示データメ
モリ装置10のメモリ領域を制御するようにしたので、
子画面が挿入される部分の親画面の表示データを他のメ
モリ領域に退避する必要がなくなる。これにより、従来
のような退避用メモリ領域が不要となり、表示データメ
モリ装置10のメモリ容量を減少させることができる。
さらに、従来回路で行われていたソフトウェアによる表
示データ転送処理も、不要とすることができる。
【0043】また、子画面の表示が不要の場合は、比較
器停止信号STにより比較器を停止するだけ簡単に行う
ことができる。さらに、第2のフリップフロップ群70
に設定される子画面挿入位置アドレスを変更するだけ
で、子画面の挿入位置を簡単に変更することができる。
【0044】なお、本実施例では、子画面領域アドレス
を第1のフリップフロップ群50に設定するようにし
て、子画面領域アドレスを任意に変更できるように構成
したが、これを固定値とするように構成しても良い。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
である液晶表示制御回路によれば、親画面に挿入される
子画面の位置を指定する子画面挿入位置アドレスを記憶
するフリップフロップ群と、表示データメモリアドレス
と子画面挿入位置アドレスを比較し、その比較結果に応
じて前記子画面が挿入されるべきアドレス領域にあるか
否かを検出する比較検出部と、前記比較検出部の検出結
果に応じて、親画面用メモリ領域を指定する親画面領域
アドレスと子画面用メモリ領域を指定する子画面領域ア
ドレスとのいずれか一方を選択し、その選択されたアド
レスを前記表示データメモリアドレスとして表示データ
メモリ部へ供給するアドレス選択部とを備えたので、従
来のような退避用メモリ領域が不要となり、表示データ
メモリ部のメモリ容量を減少することが可能となる。さ
らに、従来回路で行われていたソフトウェアによる表示
データ転送処理も不要とすることでき、かつ高速化によ
る消費電力の増加も抑制することができる。また、子画
面領域アドレスを固定値とすることにより、回路構成を
簡単化することも可能となる。
【0046】第2の発明である液晶表示制御回路によれ
ば、親画面に挿入される子画面の位置を指定する子画面
挿入位置アドレスと子画面用メモリ領域を指定する子画
面領域アドレスとを記憶するフリップフロップ群と、表
示データメモリアドレスと前記子画面挿入位置アドレス
を比較し、その比較結果に応じて前記子画面が挿入され
るべきアドレス領域にあるか否かを検出する比較検出部
と、前記比較検出部の検出結果に応じて、前記親画面用
メモリ領域を指定する親画面領域アドレスと前記子画面
領域アドレスとのいずれか一方を選択し、その選択され
たアドレスを前記表示データメモリアドレスとして表示
データメモリ部へ供給するアドレス選択部とを備えたの
で、従来のような退避用メモリ領域が不要となり、表示
データメモリ部のメモリ容量を減少することが可能とな
る。さらに、従来回路で行われていたソフトウェアによ
る表示データ転送処理も不要とすることでき、かつ高速
化による消費電力の増加も抑制することができる。
【0047】第3の発明である液晶表示制御方法によれ
ば、子画面挿入位置アドレスをフリップフロップ群に予
め記憶しておき、表示データメモリアドレスと前記子画
面挿入位置アドレスとを比較し、その比較結果に応じて
子画面が挿入されるべきアドレス領域にあるか否かを検
出し、子画面が挿入されるべきアドレス領域が検出され
たときのみ、子画面用メモリ領域を指定する子画面領域
アドレスを表示データメモリアドレスとして表示データ
メモリ部へ供給するようにしたので、簡単な表示制御方
法により、退避用メモリ領域を不要とすることができ、
しかもソフトウェアによる表示データ転送処理も不要と
することが可能となる。
【0048】上述の第1、第2または第3の発明におい
て、前記表示データメモリアドレスを、親画面用メモリ
領域の先頭番地から最終番地まで順にインクリメント
し、再び先頭番地に戻るようにすることにより、簡易か
つ的確に親画面中の一部に子画面の表示を行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した液晶表示制御回路の全体構成
ブロック図である。
【図2】比較/選択部30とフリップフロップ群20の
接続関係を示す図である。
【図3】比較/選択部30とフリップフロップ群20の
接続関係を示す図である。
【図4】従来の液晶表示制御回路を内蔵した液晶表示器
を示す図である。
【符号の説明】
2 親画面用メモリ領域 3 子画面用メモリ領域 10 表示データメモリ装置 20 フリップフロップ群 30 比較/選択部 40 データバス 41 アドレスバス 50 第1のフリップフロップ群 61 選択器 102 液晶表示部 AD 表示データメモリアドレス ST 比較器停止信号 SE セレクト信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示部の全表示画面である親画面の
    表示データを保存する親画面用メモリ領域と、前記親画
    面とは別の表示画面である子画面の表示データを保存す
    る子画面用メモリ領域とが設けられた表示データメモリ
    部を有し、表示データメモリアドレスに基づいて前記表
    示データメモリ部から読み出された表示データにより、
    前記親画面の中の一部分に前記子画面を挿入するための
    表示画面制御を行う液晶表示制御回路において、 前記親画面に挿入される前記子画面の位置を指定する子
    画面挿入位置アドレスを記憶するフリップフロップ群
    と、 前記表示データメモリアドレスと前記子画面挿入位置ア
    ドレスを比較し、その比較結果に応じて前記子画面が挿
    入されるべきアドレス領域にあるか否かを検出する比較
    検出部と、 前記比較検出部の検出結果に応じて、前記親画面用メモ
    リ領域を指定する親画面領域アドレスと前記子画面用メ
    モリ領域を指定する子画面領域アドレスとのいずれか一
    方を選択し、その選択されたアドレスを前記表示データ
    メモリアドレスとして前記表示データメモリ部へ供給す
    るアドレス選択部とを備えたことを特徴とする液晶表示
    制御回路。
  2. 【請求項2】 液晶表示部の全表示画面である親画面の
    表示データを保存する親画面用メモリ領域と、前記親画
    面とは別の表示画面である子画面の表示データを保存す
    る子画面用メモリ領域とが設けられた表示データメモリ
    部を有し、表示データメモリアドレスに基づいて前記表
    示データメモリ部から読み出された表示データにより、
    前記親画面の中の一部分に前記子画面を挿入するための
    表示画面制御を行う液晶表示制御回路において、 前記親画面に挿入される前記子画面の位置を指定する子
    画面挿入位置アドレスと前記子画面用メモリ領域を指定
    する子画面領域アドレスとを記憶するフリップフロップ
    群と、 前記表示データメモリアドレスと前記子画面挿入位置ア
    ドレスを比較し、その比較結果に応じて前記子画面が挿
    入されるべきアドレス領域にあるか否かを検出する比較
    検出部と、 前記比較検出部の検出結果に応じて、前記親画面用メモ
    リ領域を指定する親画面領域アドレスと前記子画面領域
    アドレスとのいずれか一方を選択し、その選択されたア
    ドレスを前記表示データメモリアドレスとして前記表示
    データメモリ部へ供給するアドレス選択部とを備えたこ
    とを特徴とする液晶表示制御回路。
  3. 【請求項3】 前記表示データメモリアドレスは、前記
    親画面用メモリ領域の先頭番地から最終番地まで順にイ
    ンクリメントし、再び先頭番地に戻るようにしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表示制御
    回路。
  4. 【請求項4】 液晶表示部の全表示画面である親画面の
    表示データを保存する親画面用メモリ領域と、前記親画
    面とは別の表示画面である子画面の表示データを保存す
    る子画面用メモリ領域とが設けられた表示データメモリ
    部に対して表示データメモリアドレスを供給し、前記表
    示データメモリ部から読み出された親画面または子画面
    の表示データにより前記親画面の中の一部分に前記子画
    面を挿入して表示する液晶表示制御方法において、 前記親画面に挿入される前記子画面の位置に対応する子
    画面挿入位置アドレスをフリップフロップ群に予め記憶
    しておき、 前記表示データメモリアドレスと前記子画面挿入位置ア
    ドレスとを比較し、その比較結果に応じて前記子画面が
    挿入されるべきアドレス領域にあるか否かを検出し、 前記子画面が挿入されるべきアドレス領域が検出された
    ときのみ、前記子画面用メモリ領域を指定する子画面領
    域アドレスを前記表示データメモリアドレスとして前記
    表示データメモリ部へ供給することを特徴とする液晶表
    示制御方法。
  5. 【請求項5】 前記表示データメモリアドレスは、前記
    親画面用メモリ領域の先頭番地から最終番地まで順にイ
    ンクリメントし、再び先頭番地に戻るようにしたことを
    特徴とする請求項4記載の液晶表示制御方法。
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