JPH0826282A - 複合組立パレット - Google Patents

複合組立パレット

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JPH0826282A
JPH0826282A JP15701794A JP15701794A JPH0826282A JP H0826282 A JPH0826282 A JP H0826282A JP 15701794 A JP15701794 A JP 15701794A JP 15701794 A JP15701794 A JP 15701794A JP H0826282 A JPH0826282 A JP H0826282A
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JP
Japan
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synthetic resin
core material
resin layer
pallet
deck member
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Application number
JP15701794A
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English (en)
Inventor
Kinichi Okumura
欽一 奥村
Tsutomu Nishimura
務 西村
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストが安価であり、強度や剛性が高
く、耐衝撃性があり、各種の形状のものを容易に製造す
ることができ、破損時の補修が容易なものにする。 【構成】 フォークリフトの爪部Fによって持ち上げら
れるデッキ部材2と、このデッキ部材2の上に組み付け
られる載置物受け部材3とからなる複合組立パレット1
であって、上記デッキ部材2および載置物受け部材3
は、骨格を形成する芯材4,5と、この芯材4,5を一
体に包囲する合成樹脂層6,7とから構成され、上記合
成樹脂層6,7はノルボルネン系合成樹脂から形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の物品を移送する
に際し、荷役が容易に行い得るようにするために使用さ
れる複合組立パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の物品の荷役作業に用いられ
るパレットは、木製の桟材を枠組み状に組み立てたもの
が一般的であったが、荷役作業時に爪体との衝突によっ
て木屑が発生し、作業環境を汚染するという不都合があ
るとともに、本来的に耐用性が乏しいという問題点が存
在することから、合成樹脂製や金属製のパレットが好ん
で使用されるようになっている。
【0003】また、近年、取り扱うべき物品の形状に合
わせてパレットの形状が多様化する傾向にある。例えば
ドラム缶、金属製のコイル、あるいは紙ロールのような
円筒状のものを横置きするには、従来の扁平なパレット
では対応することができないため、パレットの表面に転
がり止めを設ける等荷役される物品の各種の形状に対応
したパレットが製造されるようになった。このような異
形のパレットは、製造が容易であるという理由で合成樹
脂製にされることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、合成樹脂製
のパレットは、通常ポリエチレンやポリプロピレン等を
原料として射出成形法によって製造される。一般に射出
成形法においては、金型は非常に高価である。ましてや
物品の形状毎にパレットの形状を異ならせようとすれ
ば、それだけ金型の種類も多くなり、それがネックにな
って高価になるため、合成樹脂製のパレットは広く採用
されるに到っていないのが現状である。
【0005】また、金属製のパレット(実開昭60−6
2088号公報、実開昭60−118626号公報等)
については、合成樹脂製のような金型は必要ではない
が、材料そのものが高価であるとともに、溶接操作、塗
装作業等による製造コストが嵩むという問題点を有して
いる。
【0006】そこで、芯材としてのみ金属を使用し、そ
の周りを合成樹脂層で覆ったものが、特開昭50−33
257号公報、実開昭59−75437号公報等によっ
て開示されている。しかしながら、上記特開昭50−3
3257号公報に開示されたものは、合成樹脂に発泡ス
チロールのような発泡性合成樹脂が使用されているた
め、強度的に非常に弱く、特に圧縮されると変形し破損
し易く、現場の激しい使用に対応し得ないという欠点が
ある。
【0007】また、上記実開昭59−75437号公報
に開示されたものは、鋼材からなる芯材を接着剤を介し
て合成樹脂製の合成樹脂層で包み込むようにしたもので
あり、接着剤を使用しているため、長期間の使用には強
度上の問題点が存在する。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、製造コストが安価であり、
各種の形状のものを容易に製造することができ、強度的
に改良され、また破損時の補修が容易な複合組立パレッ
トを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
複合組立パレットは、運搬具によって持ち上げられるデ
ッキ部材と、このデッキ部材の上に組み付けられる載置
物受け部材とからなる複合組立パレットであって、上記
デッキ部材および載置物受け部材は、骨格を形成する芯
材と、この芯材を一体に包囲する合成樹脂層とから構成
され、上記合成樹脂層はノルボルネン系合成樹脂から形
成されていることを特徴とするものである。
【0010】本発明の請求項2記載の複合組立パレット
は、請求項1記載の複合組立パレットにおいて、上記芯
材は、木材、強化合成樹脂および金属のいずれかまたは
それらの各々を組み合わせて形成されていることを特徴
とするものである。
【0011】本発明の請求項3記載の複合組立パレット
は、請求項1または2記載の複合組立パレットにおい
て、上記デッキ部材と載置物受け部材とはボルトによっ
て互いに結合されていることを特徴とするものである。
【0012】本発明の請求項4記載の複合組立パレット
は、請求項1乃至3のいずれかに記載の複合組立パレッ
トにおいて、上記デッキ部材の運搬具に接触する部分お
よび底部の合成樹脂層の肉厚は、他の部分の合成樹脂層
の肉厚よりも厚く寸法設定されていることを特徴とする
ものである。
【0013】本発明の請求項5記載の複合組立パレット
は、請求項4記載の複合組立パレットにおいて、上記芯
材の表面であって、合成樹脂層の肉厚が厚く寸法設定さ
れる面には、少なくとも長手方向の両側部に芯材を横断
するように突起が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0014】本発明の請求項6記載の複合組立パレット
は、請求項1乃至5のいずれかに記載の複合組立パレッ
トにおいて、上記合成樹脂層は、ノルボルネン樹脂のモ
ノマーの一方に主触媒が混入され、同他方に助触媒が混
入され、これら主触媒の混入されたモノマーと助触媒の
混入されたモノマーとが混合されつつ射出成形される反
応射出成形法が適用されて形成されていることを特徴と
するものである。
【0015】
【作用】上記請求項1記載の複合組立パレットによれ
ば、芯材を一体に覆う合成樹脂層はノルボルネン系合成
樹脂から形成されており、この合成樹脂は、そのモノマ
ーが常温で非常に流動性に富んだ液状の樹脂であり、し
かも反応触媒を添加することによって瞬時に重合反応が
起ってポリマーになる性質を有しているため、このよう
なノルボルネン系の合成樹脂を用いることにより、高価
な金型を用いることなく、漏洩が防止される程度の安価
な金型を用いて極めて容易に芯材を合成樹脂が囲繞した
パレットを製造することが可能になる。
【0016】また、ノルボルネン系の合成樹脂は、硬質
樹脂としての強度が多角、さらにゴムのように極めて強
靱でしかも弾力性に富み、衝撃や変形を吸収する能力が
大きいため、現場での過酷な使用に充分対応することが
できる。さらにノルボルネン系の合成樹脂は、水を吸収
しないため芯材の腐食を助長することはなく、パレット
の耐用期間を非常に長いものにすることができる。
【0017】さらに、ノルボルネン系の合成樹脂は、接
着剤に対して非常になじみ易い性質を備えているため、
パレットが破損したときには接着剤を用いて容易にかつ
確実に修理することができる。
【0018】また、パレットは運搬具によって持ち上げ
られるデッキ部材と、このデッキ部材の上に組み付けら
れる載置物受け部材とから構成されているため、載置物
の形状に合わせて複数種類の載置物受け部材を予めつく
っておくことにより、この載置物受け部材を交換するこ
とによって、多くの種類の載置物に対応することが可能
になる。
【0019】上記請求項2記載の複合組立パレットによ
れば、芯材は、木材、ガラス繊維等によって強化された
強化合成樹脂および金属のいずれかまたはそれらの各々
を組み合わせて形成されているため、これらは剛体とし
て優れた材料であり、確実に構造的に優れたパレットの
骨格を形成させることが可能になる。
【0020】上記請求項3記載の複合組立パレットによ
れば、デッキ部材と載置物受け部材とはボルトによって
結合されているため、ボルトの締弛操作によって極めて
容易にパレットの組み付けおよび分解を行うことがで
き、載置物受け部材の交換操作が容易になる。
【0021】上記請求項4記載の複合組立パレットによ
れば、デッキ部材の運搬具に接触する部分および地面等
に接する底部の合成樹脂層の肉厚は、他の部分の合成樹
脂層の肉厚よりも厚く寸法設定されているため、パレッ
トを運搬具に載置する操作を行うに際し運搬具の一部が
デッキ部材に衝突したり擦過しても、それに柔軟に対応
することができ、基剤の破損が有効に抑止される。
【0022】上記請求項5記載の複合組立パレットによ
れば、芯材の表面であって、合成樹脂層の肉厚が厚く寸
法設定される面には、少なくとも長手方向の両側部に芯
材を横断するように突起が形成されているため、合成樹
脂層を構成しているノルボルネン系合成樹脂の、モノマ
ーからポリマーへの重合反応に際し、肉厚に起因する収
縮度合いの増大が、上記突起の存在によって厚い部分の
長手方向の収縮が抑制されることによって緩和され、ノ
ルボルネン系樹脂の重合反応によっておこるパレットの
反りが有効に抑止される。
【0023】上記請求項6記載の複合組立パレットによ
れば、一方のノルボルネン樹脂のモノマーおよび他方の
ノルボルネン樹脂の各々には、合わせて機能を発揮する
主触媒と助触媒とがそれぞれ分離されて混入されている
ため、それぞれのモノマーは決して重合反応を起さず、
いずれもが極めて流動性に富む液状を呈したままであ
り、取り扱いおよび射出操作が容易である。
【0024】そして、射出成形に際して両者が混合され
るため、主触媒および助触媒が合わせられた状態にな
り、触媒機能が発揮され、キャビティ内で重合反応が起
り、合成樹脂層が形成される。このように、従来の射出
成形で一般に実施される高圧で合成樹脂原料を押し出す
ような操作が不要であるため、金属製の高価な金型を採
用しなくてもよく、例えば木製の金型を用いるようにす
れば、加工が容易であるため、用途に合わせて多様な金
型を安価につくることが可能になる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の複合組立パレットに一例を
示す分解斜視図であり、図2はその一部切欠きの組立図
である。これらの図に示すように、組立パレット1は、
運搬具としての例えばフォークリフトの爪部Fによって
持ち上げられるデッキ部材2と、このデッキ部材2の上
に組み付けられる載置物受け部材3とから構成されてい
る。
【0026】本実施例においては、上記デッキ部材2
は、左右一対の奥行き格子材21と、これら一対の奥行
き格子材21に挟まれた中央格子材22と、これら3本
の格子材21,22の前後端上面上にこれらと直交する
ように固定された一対の横格子材23とから構成されて
いる。
【0027】上記奥行き格子材21および中央格子材2
2は組立パレット1の脚部の役割を果たしており、組立
パレット1を載置するときは、これらの裏面が地面その
他の載置面に接触するようになっている。また、奥行き
格子材21と中央格子材22との間に形成された空間に
よって、フォークリフトの爪部Fを差し入れるための左
右一対の爪差入れ部24が形成されている。また、前後
一対の横格子材23には、それぞれ左右一対のボルト孔
25が穿設されている。
【0028】上記載置物受け部材3は、前後一対の側面
視が三角形状の支持材31と、この支持材31の斜めの
上面部に架橋された受け板32とから構成されている。
上記斜めの上面部によって円筒状の載置物Gを載置する
傾斜載置面33が形成されている。
【0029】また、前後一対の支持材31間の距離は、
上記前後一対の横格子材23間の距離に等しくなるよう
に寸法設定されており、従って、これら一対の支持材3
1を、上記一対の横格子材23に対応させた状態でデッ
キ部材2の上部に載置物受け部材3を載置することがで
きるようになっている。この載置物受け部材3の前後方
向両側部にも垂直方向にボルト孔34が穿設されてお
り、このボルト孔34は、載置物受け部材3がデッキ部
材2上に載置された状態で上記横格子材23に穿設され
たボルト孔25に対応するように位置設定されている。
【0030】そして、載置物受け部材3のボルト孔34
が、デッキ部材2のボルト孔25に対応するように、か
つ、左右一対の傾斜載置面33が互いに対向するよう
に、各載置物受け部材3をデッキ部材2上にセットした
状態で、上記両ボルト孔34,25に上部からボルトB
を挿通し、デッキ部材2のボルト孔25から下部に突出
したボルトBの先端にナットB1螺着して締結すること
により、図2に示すように、載置物受け部材3はデッキ
部材2上に一体に固定されて組立パレット1が完成す
る。
【0031】このような組立パレット1の傾斜載置面3
3にドラム缶や金属コイルのような円筒状の載置物Gが
載置された状態で、フォークリフトの爪部Fが爪差入れ
部24に差し入れられ、爪部Fを昇降させることによっ
て組立パレット1を介して載置物Gを昇降させるととも
に、フォークリフトの移動によって載置物Gを所定の位
置まで移動させるようになっている。
【0032】図3は、デッキ部材の芯材を示す斜視図で
あり、図4は載置物受け部材の芯材を示す斜視図であ
る。これらの図に示すように、本実施例においては、デ
ッキ部材2および載置物受け部材3の内部には、それぞ
れ木製のデッキ部材用芯材4および載置物受け部材用芯
材5が内装されている。
【0033】本実施例においては、芯材は木材によって
形成されているが、本発明は、芯材が木材によって形成
されることに限定されるものではなく、ガラス繊維等に
よって強化されたいわゆる強化合成樹脂や、軟鉄、鋼
鉄、ステンレススチール等の金属を用いてもよい。
【0034】上記デッキ部材用芯材4は、図3に示すよ
うに、上記奥行き格子材21の内部に内蔵された奥行き
格子材用芯材41と、上記中央格子材22の内部に内蔵
された中央格子材用芯材42と、横格子材23の内部に
内蔵された横格子材用芯材43とから構成されている。
【0035】そして、奥行き格子材用芯材41を離間さ
せて並行に並べ、両奥行き格子材用芯材41の中間部分
にそれらに並行に中央格子材用芯材42を位置させた状
態で、それらの前後端上面部に、互いに平行に前後一対
の横格子材用芯材43を載置し、それらの交差部分に上
から釘Nを打ち込んで両者を結合し、デッキ部材用芯材
4が完成する。
【0036】また、上記載置物受け部材用芯材5は、図
4に示すように、支持材31に対応した支持材用芯材5
1と、受け板32に対応して受け板用芯材52とから構
成されている。平行に並べられた一対の支持材用芯材5
1の傾斜面上に支持材用芯材51を差し渡した状態で支
持材用芯材51の上方から釘Nを打ち込んで両者を結合
させ、載置物受け部材用芯材5が完成する。
【0037】そして、本発明においては、上記のような
デッキ部材用芯材4および載置物受け部材用芯材5を骨
格としてそれらの外面部にノルボルネン系合成樹脂から
なる樹脂層が積層され、この樹脂層によって、図2に示
すように、デッキ部材用芯材4を一体に囲繞するデッキ
部材合成樹脂層6および載置物受け部材用合成樹脂層7
が形成されている。
【0038】ノルボルネン系合成樹脂のモノマーは、共
役二重結合、すなわちジエンをもつ化合物が、オレフィ
ン類と環状付加してシクロヘキサン骨格が形成された化
合物である。工業的規模ではジエン類としてジシクロペ
ンタジエンが、オレフィン類としてはエチレンまたはジ
クロロペンタジエンが原料として用いられ、ノルボルネ
ンまたはジシクロペンタジエンのモノマーが製造されて
いる。本実施例では、このようなノルボルネン系合成樹
脂のモノマーとしては、帝人ハーキュレス株式会社製の
商品名「メトン」や、日本ゼオン株式会社製の商品名
「ペンタム」が用いられている。
【0039】このようなノルボルネン系合成樹脂のモノ
マーは、粘度が低く、極めて流動性に富んでいるととも
に、触媒の混入により直ちにモノマーが開環重合反応を
起し、強度と強靱性に富むポリマーが生成する。上記触
媒はモリブデン化合物あるいはタングステン化合物から
なる主触媒と、アルミニウム有機化合物からなる助触媒
とを混合することによって得られる。
【0040】主触媒または助触媒のみでは触媒機能が発
揮されないため、上記モノマーを二分して一方に主触媒
を混入するとともに、他方に助触媒を混入し、両者を混
合することによって重合反応を開始させることができ
る。従って、本発明においては、別々の容器に充填され
た主触媒混入モノマー(以下主モノマーという)と、助
触媒混入モノマー(以下助モノマーという)とを別々に
取り出して金型に導入し、金型内で重合させるいわゆる
反応射出成形法によって組立パレット1が製造される。
【0041】図5は、本発明に係る複合組立パレットの
製造方法を説明するための金型の断面視の説明図であ
る。この図においては、デッキ部材2の反応射出成形を
例示している。なお、本実施例の場合金型は木製である
が、本明細書においては慣用上金型という表現を使用す
る。まず、下型81および上型82からなる金型8のキ
ャビティ8a内にデッキ部材用芯材4を浮かせるための
スペーサー83を介してデッキ部材用芯材4がセッティ
ングされる。なお、上記スペーサー83は、ノルボルネ
ン系合成樹脂のポリマーから形成されており、成形処理
が施された段階でデッキ部材合成樹脂層6と一体化す
る。
【0042】つぎに、主モノマー容器Xおよび助モノマ
ー容器Y内に充填されている主モノマーおよび助モノマ
ーとが射出機84内に導入され、射出機84内で混合さ
れつつキャビティ8a内に射出される。そして、キャビ
ティ8a内への射出が完了すると、金型8を所定の均熱
炉内に装入し数時間均熱処理する。そうすれば、キャビ
ティ8a内で触媒の作用によりモノマーは重合反応し、
ノルボルネン系合成樹脂のポリマーからなるデッキ部材
合成樹脂層6の内部にデッキ部材用芯材4が埋設された
デッキ部材2が得られる。
【0043】そして、本発明においては、デッキ部材2
のデッキ部材合成樹脂層6のうち、フォークリフトの爪
部Fが当る部分、具体的には横格子材23の前面部や下
面部、並びに着地する部分である奥行き格子材21およ
び中央格子材22の下面部のデッキ部材合成樹脂層6の
肉厚は、他の部分の同肉厚よりも厚く寸法設定されてい
る。従って、組立パレット1が着地したり組立パレット
1に爪部Fが当ったりしてもデッキ部材合成樹脂層6の
肉厚で組立パレット1の破損が有効に抑止される。
【0044】上記図5に示す金型8は、下型81と上型
82とからなる横置き式のものを例示したが、左右から
合体させる縦置き式の金型を用いてもよい。図6は、縦
置き式の金型および金型の型締め装置の一例を示す斜視
図である。この図に示すように、型締め装置9は、ベー
ス91上に長手方向に延びるように凹設されたガイド溝
91aに案内されつつ移動可能に立設された可動壁92
aと、上記可動壁92aに対向してベース91の一側部
に立設された固定壁92bとから構成されている。上記
可動壁92aの底部には上記ガイド溝91aに嵌入する
凸条93が設けられている。
【0045】そして、可動壁92aおよび固定壁92b
の対向面はそれぞれ垂直に形成され、可動壁92aを固
定壁92bに向かって移動させると、それぞれの対向面
は面接触するようになっている。このような可動壁92
aの後方のベース91上には、油圧シリンダ94が設け
られており、この油圧シリンダ94のシリンダロッド9
5の先端部は可動壁92aの背面部に結合されている。
従って、油圧シリンダ94を作動させることにより、シ
リンダロッド95を介して可動壁92aが移動し、可動
壁92aと固定壁92bとの間隔が変化するようになっ
ている。
【0046】そして、このような型締め壁92には、可
動壁92aの垂直面に付設された亜鉛合金からなる第一
熱板96aおよび固定壁92bの垂直面に付設された第
二熱板96bからなる熱板96が設けられており、さら
に第一熱板96aには木製の第一金型810が設けら
れ、第二熱板96bには第二金型820が設けられてい
る。
【0047】これら各金型810,820の対向面には
それぞれ所定のキャビティが形成されている。従って、
油圧シリンダ94を作動させて可動壁92aを固定壁9
2bの方向に押圧することにより、第一金型810およ
び第二金型820が合体し、内部に組立パレット1のデ
ッキ部材2または載置物受け部材3の形状のキャビティ
を有する金型80が形成される。
【0048】上記熱板96には蛇行状態でニクロム線等
の通電発熱体97が内装されており、この通電発熱体9
7に通電することによって熱板96が加熱され、この熱
が伝熱されて金型80が昇温するようになっている。
【0049】このような型締め装置9を用いることによ
り、簡単にかつ確実に金型80の型締め操作を行うこと
が可能になるとともに、通電発熱体97に通電するだけ
でノルボルネン樹脂が充填された金型80を所定温度に
昇温することができ、一々金型を均熱炉等に移して加熱
処理するような手間を省くことが可能になり、好都合で
ある。
【0050】なお、本実施例では熱板96の加熱用に通
電発熱体97が用いられているが、本発明は、熱板96
の加熱用に通電発熱体97を用いることに限定されるも
のではなく、蛇行状態で通水配管を配設し、この通水配
管に温水を流すようにしてもよい。
【0051】以上の実施例においては、基台用芯材4お
よび載置物受け部材用芯材5はいずれも木製であるが、
本発明の組立パレット1は、これら芯材4,5が木製に
限定されるものではなく、合成樹脂製であってもよい
し、金属製であってもよい。また、基台用芯材4を木製
にし載置物受け部材用芯材5を合成樹脂製にする等木
製、合成樹脂製および金属製の組み合わせるようにして
もよい。
【0052】また、上記の実施例においては、デッキ部
材2は、角材を枠状に組み立てて形成されているが、デ
ッキ部材2は角材を組み立てたものに限定されるもので
はなく、板状のものを用いてもよい。
【0053】また、上記の実施例の於いては、載置物受
け部材3は円筒状の載置物Gを載置するのに適したもの
に形状設定されているが、本発明の載置物受け部材3
は、円筒状の載置物Gのみを対象とした形状に限定され
るものではなく、方形のもの、各所に出張りのある異形
のもの等載置物の形状に合わせるようにしてもよい。
【0054】ところで、上記のように芯材を囲繞するノ
ルボルネン樹脂層の肉厚が異なると、肉厚が厚い方が重
合反応時の収縮率が大きいため、できあがった製品に歪
みが生じることがある。そこで本発明においては、樹脂
層の肉厚が厚くなる部分には突起を形成させて、この突
起で厚くなる部分を分断し、収縮の影響を減少させるよ
うにしている。
【0055】例えば、横格子材用芯材43の場合には、
その両端部および中央部に奥行き格子材用芯材41およ
び中央格子材用芯材42の端部が固定され、これらの端
部が上記突起の役割を果たしているため、できあがった
デッキ部材2の中央部が弓なりに上方に湾曲することが
有効に抑止される。
【0056】このような突起の湾曲防止効果を確認する
ために以下の試験を実施した。試験例1は、突起のない
面の樹脂層の肉厚を厚くした場合のものであり、試験例
2は、突起のある面の樹脂層の肉厚を厚くした場合のも
のである。以下これらの試験内容および試験結果につい
て説明する。
【0057】(試験例1)図7に示すような、断面寸法
が75mm×75mm、長さが600mmの第一木製芯
材のサンプルを用意した。そして、実施例として長さ7
5mm×幅75mm×高さ10mmの第一突起(試験番
号1)、および長さ75mm×幅75mm×高さ40m
mの第二突起(試験番号2)の二種類の直方体の突起を
芯材の両下側部に一体に取り付けた。また比較例(試験
番号3)としてこのような突起が設けられていない上記
と同寸法のサンプルを用意した。
【0058】このような実施例および比較例のサンプル
に60℃に加温された金型を用いて反応射出成形を施
し、外周面に二点鎖線で示すようなノルボルネン樹脂層
を形成させた。樹脂層が形成した後この木と樹脂との複
合成形体を80℃に加熱してこの温度を5時間継続させ
た後0℃にまで冷却してこの温度を15時間継続させ、
その後室温に戻して20時間放置した。両突起間の樹脂
層肉厚は5mmに設定しその他は10〜15mmに設定
している。そして、得られた樹脂層被覆品の反りの状態
を、芯材の中央部の湾曲による反り量(図中のLの値)
を測定することによって行った。測定結果は表1に示す
通りである。なお、表中の反り量の値には、反りが突起
の存在する方向(下方)に向かった場合にマイナス符号
を付し、反りが突起の存在しない方向(上方)に向かっ
た場合にプラス符号を付している。
【0059】
【表1】
【0060】この表から判るように、突起を設けない比
較例(試験番号3)の場合は、反り量が−10mmと非
常に大きな値になっているのに対して、実施例の場合
は、高さ寸法の小さい第一突起を設けたときでも(試験
番号1)、反り量は−2mmにまで減少しており、高さ
寸法の大きい第二突起を設けたときは(試験番号2)、
全く反りが生じなかった。このことから、突起を設ける
と反りを有効に抑止することができるとともに、突起の
高さを大きくすればその反り防止効果が向上することを
確認することができた。
【0061】そして、木製芯材として長さが600m
m、断面積が5625mm2(75mm×75mm)近
辺のものを使用し、かつ、樹脂層の肉厚を突起を設けな
い方の樹脂層の肉厚寸法を大きくする場合、反り量を突
起を設けない場合の50%以下に抑えるためには、上記
反り量のデータと、突起の断面積のデータとを用いて内
挿補完することにより、突起物の断面積を芯材の断面積
の10%以上にすればよいのが判る。
【0062】(試験例2)図8に示すような、断面寸法
が75mm×75mm、長さが1250mmの第二木製
芯材と、長さが1550mmの第三木製芯材の二種類の
サンプルを用意した。そして、実施例として上記第二木
製芯材の両側部に長さ75mm×幅75mm×高さ75
mmの第三突起を設けたもの(試験番号4)、第二木製
芯材の両側部に長さ75mm×幅75mm×高さ150
mmの第四突起を設けたもの(試験番号5)、第三木製
芯材の両側部および中央部に上記第三突起をもうけたも
の(試験番号6)をそれぞれ用意した。また比較例(試
験番号7)としてこのような突起が設けられていない上
記第二木製芯材と同寸法のサンプルを用意した。
【0063】そして、上記各試験番号に相当するサンプ
ルに対して、試験例1と同様の反応射出成形を施した。
樹脂層の肉厚は、試験例1とは逆に、突起が存在する側
を10〜15mmと厚くし、突起が存在しない側を5m
mと薄くしている。その後試験例1と同様の反り量の測
定を行った。測定結果は表2に示す通りである。
【0064】
【表2】
【0065】この表から判るように、突起を設けない比
較例(試験番号7)の場合は、反り量が+15mmにも
なったのに対して、突起を設けた実施例の場合は、第二
木製芯材の両側部に小さい方の第三突起を設けた試験番
号4の場合でも反り量は+11mmに減少しており、横
寸法が長い第四突起を設けた場合は、突起間距離が短く
なるためさらに+7mmにまで減少している。また、長
尺の第三木製芯材を対象とし、その両側部および中央部
に第三突起を設けた意見番号6の場合は、中央部でも厚
い樹脂層が中断されるため、突起間距離がさらに短くな
ることに起因して反りは全く発生しなかった。
【0066】そして、断面積が5625mm2(75m
m×75mm)近辺の木製芯材を用い、突起の設けられ
ている側の樹脂層の肉厚寸法を大きくする場合、反り量
を突起を設けない場合の50%以下に抑えるためには、
上記反り量のデータと、突起間隔のデータとを用いて内
挿補完することにより、突起間隔を約750mm以下に
すればよいのが判る。
【0067】なお、上記試験例1および試験例2の試験
結果から導き出した、反り量を抑えるための突起の断面
積の条件や突起間隔の条件は、上記各試験で用いた木製
芯材の寸法および樹脂層の肉厚が前提になるものであ
り、上記条件は目安にはなるが必ずしも普遍的なもので
はない。従って、実際に組立パレットを製造するとき
は、予めその芯材を対象として予備試験を行い、適切な
突起の寸法や配置を決めるようにする必要がある。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の複合組立パレットは、運搬具によって持ち上げら
れるデッキ部材と、このデッキ部材の上に組み付けられ
る載置物受け部材とからなる複合組立パレットであっ
て、上記デッキ部材および載置物受け部材は、骨格を形
成する芯材と、この芯材を一体に包囲する合成樹脂層と
から構成され、上記合成樹脂層はノルボルネン系合成樹
脂から形成されてなるものである。
【0069】すなわち、芯材を一体に覆う合成樹脂層は
ノルボルネン系合成樹脂から形成されており、この合成
樹脂は、そのモノマーが常温で非常に流動性に富んだ液
状の樹脂であり、しかも反応触媒を添加することによっ
て瞬時に重合反応が起ってポリマーになる性質を有して
いるため、このようなノルボルネン系の合成樹脂を用い
ることにより、高価な金型を用いることなく、漏洩が防
止される程度の安価な金型を用いて極めて容易に芯材を
合成樹脂が囲繞したパレットを製造することが可能にな
る。
【0070】また、ノルボルネン系の合成樹脂は、ゴム
のように極めて強靱でしかも弾力性に富み、衝撃や変形
を吸収する能力が大きいため、現場での過酷な使用に充
分対応することができる。さらにノルボルネン系の合成
樹脂は、水を吸収しないため芯材の腐食を助長すること
はなく、パレットの耐用期間を非常に長いものにするこ
とができる。
【0071】さらに、ノルボルネン系の合成樹脂は、接
着剤に対して非常になじみ易い性質を備えているため、
パレットが破損したときには接着剤を用いて容易にかつ
確実に修理することができる。
【0072】また、パレットは運搬具によって持ち上げ
られるデッキ部材と、このデッキ部材の上に組み付けら
れる載置物受け部材とから構成されているため、載置物
の形状に合わせて複数種類の載置物受け部材を予めつく
っておくことにより、この載置物受け部材を交換するこ
とによって、多くの種類の載置物に対応することが可能
になる。
【0073】本発明の請求項2記載の複合組立パレット
によれば、芯材は、木材、強化合成樹脂および金属のい
ずれかまたはそれらの各々を組み合わせて形成されてい
るため、これらは剛体として優れた材料であり、確実に
構造的に優れたパレットの骨格を形成させることが可能
になる。
【0074】本発明の請求項3記載の複合組立パレット
によれば、デッキ部材と載置物受け部材とはボルトによ
って結合されているため、ボルトの締弛操作によって極
めて容易にパレットの組み付けおよび分解を行うことが
でき、載置物受け部材の交換操作が容易になる。
【0075】本発明の請求項4記載の複合組立パレット
によれば、デッキ部材の運搬具に接触する部分および底
部の合成樹脂層の肉厚は、他の部分の合成樹脂層の肉厚
よりも厚く寸法設定されているため、パレットを運搬具
に載置する操作を行うに際し運搬具の一部がデッキ部材
に衝突したり擦過しても、それに柔軟に対応することが
でき、基剤の破損が有効に抑止される。
【0076】本発明の請求項5記載の複合組立パレット
によれば、芯材の表面であって、合成樹脂層の肉厚が厚
く寸法設定される面には、少なくとも長手方向の両側部
に芯材を横断するように突起が形成されているため、合
成樹脂層を構成しているノルボルネン系合成樹脂の、モ
ノマーからポリマーへの重合反応に際し、肉厚に起因す
る収縮度合いの増大が、上記突起の存在によって厚い部
分の長手方向の距離が短くなることを緩和して、ノルボ
ルネン系樹脂の重合反応によっておこるパレットの反り
が有効に抑止される。
【0077】本発明の請求項6記載の複合組立パレット
によれば、一方のノルボルネン樹脂のモノマーおよび他
方のノルボルネン樹脂の各々には、合わせて機能を発揮
する主触媒と助触媒とがそれぞれ分離されて混入されて
いるため、それぞれのモノマーは決して重合反応を起さ
ず、いずれもが極めて流動性に富む液状を呈したままで
あり、取り扱いおよび射出操作が容易である。
【0078】そして、射出成形に際して両者が混合され
るため、主触媒および助触媒が合わせられた状態にな
り、触媒機能が発揮され、キャビティ内で重合反応が起
り、合成樹脂層が形成される。このように、従来の射出
成形で行われる高圧で合成樹脂原料を押し出すような操
作が不要であるため、金属製の高価な金型を採用しなく
てもよく、例えば木製の金型を用いるようにすれば、加
工が容易であるため、用途に合わせて多様な金型を安価
につくることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合組立パレットの一例を示す分
解斜視図である。
【図2】図1の複合組立パレットの一部切欠き組立斜視
図である。
【図3】デッキ部材の芯材を例示する斜視図である。
【図4】載置物受け部材の芯材を例示する斜視図であ
る。
【図5】複合組立パレットの製造方法を説明するための
金型の一例を示す断面視の説明図である。
【図6】型締め装置を例示する斜視図である。
【図7】ノルボルネン樹脂層の肉厚差による芯材の反り
を説明するための説明図であって、突起のない側の樹脂
層を厚くしたものを示している。
【図8】ノルボルネン樹脂層の肉厚差による芯材の反り
を説明するための説明図であって、突起のある側の樹脂
層を厚くしたものを示している。
【符号の説明】
1 組立パレット 2 デッキ部材 21 奥行き格子材 22 中央格子材 23 横格子材 24 爪差入れ部 25 ボルト孔 3 載置物受け部材 31 支持材 32 受け板 33 傾斜載置面 34 ボルト孔 4 デッキ部材用芯材 41 奥行き格子材用芯材 42 中央格子材用芯材 43 横格子材用芯材 5 載置物受け部材用芯材 51 支持材用芯材 52 受け板用芯材 6 デッキ部材合成樹脂層 7 載置物受け部材用合成樹脂層 8,80 金型 81 下型 82 上型 810 第一金型 820 第二金型 9 型締め装置 91 ベース 91a ガイド溝 92 型締め壁 92a 可動壁 92b 固定壁 93 凸条 94 油圧シリンダ 95 シリンダロッド 96 熱板 96a 第一熱板 96b 第二熱板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬具によって持ち上げられるデッキ部
    材と、このデッキ部材の上に組み付けられる載置物受け
    部材とからなる複合組立パレットであって、上記デッキ
    部材および載置物受け部材は、骨格を形成する芯材と、
    この芯材を一体に包囲する合成樹脂層とから構成され、
    上記合成樹脂層はノルボルネン系合成樹脂から形成され
    ていることを特徴とする複合組立パレット。
  2. 【請求項2】 上記芯材は、木材、強化合成樹脂および
    金属のいずれかまたはそれらの各々を組み合わせて形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の複合組立パ
    レット。
  3. 【請求項3】 上記デッキ部材と載置物受け部材とはボ
    ルトによって互いに結合されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の複合組立パレット。
  4. 【請求項4】 上記デッキ部材の運搬具に接触する部分
    および底部の合成樹脂層の肉厚は、他の部分の合成樹脂
    層の肉厚よりも厚く寸法設定されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の複合組立パレッ
    ト。
  5. 【請求項5】 上記芯材の表面であって、合成樹脂層の
    肉厚が厚く寸法設定される面には、少なくとも長手方向
    の両側部に芯材を横断するように突起が形成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の複合組立パレット。
  6. 【請求項6】 上記合成樹脂層は、ノルボルネン樹脂の
    モノマーの一方に主触媒が混入され、同他方に助触媒が
    混入され、これら主触媒の混入されたモノマーと助触媒
    の混入されたモノマーとが混合されつつ射出成形される
    反応射出成形法が適用されて形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載の複合組立パレ
    ット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202004005481U1 (de) * 2004-04-02 2005-06-02 Kuka Schweissanlagen Gmbh Werkstückträger
JP2005291334A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Tsurumi Soda Co Ltd 搬送用治具及び高圧ガス容器の搬送方法
JP2021017259A (ja) * 2019-07-19 2021-02-15 Jfe物流株式会社 重量物用パレット

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DE202004005481U1 (de) * 2004-04-02 2005-06-02 Kuka Schweissanlagen Gmbh Werkstückträger
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