JPH08262503A - 集光グレーティングカプラ型光偏向素子 - Google Patents

集光グレーティングカプラ型光偏向素子

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JPH08262503A
JPH08262503A JP6142395A JP6142395A JPH08262503A JP H08262503 A JPH08262503 A JP H08262503A JP 6142395 A JP6142395 A JP 6142395A JP 6142395 A JP6142395 A JP 6142395A JP H08262503 A JPH08262503 A JP H08262503A
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JP
Japan
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layer
light
grating
diffraction grating
deflecting element
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JP6142395A
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English (en)
Inventor
Toshisada Sekiguchi
利貞 関口
Shinzo Suzaki
慎三 須崎
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムの小型化が図れるとともに、受光素
子における光強度を充分に確保し得る集光グレーティン
グカプラ型光偏向素子を提供する。 【構成】 半導体基板12と、MQW層13と、回折格
子14と、クラッド層15と、上部電極層16、下部電
極層17を有してなる光偏向素子11において、回折格
子14は、断面鋸歯状の輪帯19、19、…が複数、同
心円状に形成されてなるグレーティング輪帯群20を直
径方向に切り取った平面形状とされ、各輪帯19間の間
隔は、素子の中央部から外周部に向かって小さくなって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光インターコネクショ
ンに関し、例えば光コンピュータ内のボード間、プロセ
ッサ間の光スイッチング、並列光情報伝送システム等の
キーデバイスとして好適な集光グレーティングカプラ型
光偏向素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理、通信等の分野において、例え
ば光コンピュータ内のボード間、プロセッサ間等の情報
伝送用配線として従来一般の手段である電気的な配線を
用いた場合、配線が占める空間的、時間的なロスはかな
り大きなものとなってしまう。そこで、近年、この点を
改善するために空間的、時間的に情報伝送量の大きい光
を用いた、いわゆる光インターコネクション(光を用い
た相互接続)が用いられてきている。コンピュータ内で
光インターコネクションを実現する場合、光インターコ
ネクションの持つ空間的、時間的に情報伝送量が大きい
という利点を生かすためには、ボード間、プロセッサ間
等で空間的に信号の切り替えを行なう光スイッチングや
並列的な光情報伝送を実現することが必要であり、これ
ら光スイッチングや並列光情報伝送に対応し得る光デバ
イスの提供が望まれていた。
【0003】そこで、本発明者らは、図6に示すような
空間型光偏向素子を提案した。図6に示す空間型光偏向
素子1は、n−InP基板2上にn−InPバッファ層
3が形成され、その上方に、井戸層とバリア層が交互に
多層積層された(図示せず)多重量子井戸(Multi Quan
tum Well 、以下、MQWと称する)層4と導波路層5
がストライプ状に形成され、フォトリソグラフィ・エッ
チング技術により導波路層5上に回折格子6が形成され
たものである。
【0004】そして、MQW層4と導波路層5からなる
ストライプ7の上方にはn−InPクラッド層8が形成
されるとともに、ストライプ7の側方には横方向の光の
閉じ込めのためにInPブロック層9が埋込成長されて
いる。また、この積層構造の上面には窓部を有する上部
電極層(図示せず)が形成され、下面には下部電極層
(図示せず)が形成されている。
【0005】上記構成の空間型光偏向素子1において上
部、下部電極層間に例えば電圧印加を行なうと、電圧に
見合う量だけMQW層4の屈折率が変化し、ブラッグの
式に基づく入射光S0 の回折が生じる際に屈折率変化に
伴って回折角が変化する。そこで、電圧の大きさを調節
することにより回折光S1 を光軸方向に沿う鉛直面内で
所望の角度だけ偏向させて(S2 、S3 )、素子の外部
空間に出射することができる。そこで、この回折光S1
の偏向機能を利用することにより光コンピュータにおけ
る光スイッチングシステムや並列光情報伝送システムに
おける光インターコネクションに対してこの空間型光偏
向素子1を適用することができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の空間型光偏向素子1においては、MQW層4の
屈折率変化量が電圧印加に伴う吸収係数の増大によって
制限されるため、屈折率に対する屈折率変化量の割合Δ
n/nは0.2%程度である。この値からブラッグの式
に基づいて計算すると、回折可能な偏向角はわずか5°
程度と小さいものである。このため、空間型光偏向素子
をボード間の情報伝送システムに適用する場合、偏向し
た光をボード上の複数の受光素子で受光する際にデータ
のクロストークを防止するためには、空間型光偏向素子
と受光素子との距離を充分に大きくする必要があった。
【0007】ところが、空間型光偏向素子と受光素子と
の距離、つまりボード間の距離を大きくすることは、シ
ステムの小型化に対する障害となることは勿論、それに
より回折光の拡散が大きくなることで受光素子が受ける
光の強度が実効的に小さくなるという問題があった。特
に、空間型光偏向素子をシステムに組み込んだ場合には
光ファイバ等の入射源と素子間での入射損失も加わり、
これを考慮すると空間型光偏向素子を光インターコネク
ションに適用した際に、フォト・ダイオード等の受光素
子が受け取る信号光の強度が極めて低くなる等の不具合
が生じていた。
【0008】本発明は、前記の課題を解決するためにな
されたものであって、システムの小型化が図れるととも
に、受光素子における光強度を充分に確保し得る集光グ
レーティングカプラ型光偏向素子を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の集光グレーティングカプラ型光偏向素子
は、半導体基板と、導波路層と、この導波路層に入射さ
れた光を回折させる回折格子と、クラッド層と、前記導
波路層に対して電圧印加または電流注入を行なうための
上部電極層、下部電極層を有してなり、素子上方の外部
空間に出射する回折光を偏向する光偏向素子において、
前記回折格子を、導波路用入出力結合器としてよく知ら
れているグレーティングカプラに変調を加えて曲線状、
チャープ(周期変化)グレーティングとしたものであ
り、導波光を素子の外部に結合すると同時に、ホログラ
フィーの原理に基づく波面変換作用により出力光を集光
するものである。そのために、回折格子を素子の中央側
の辺に比べて素子の外側の辺の傾斜が小さい断面鋸歯状
の輪帯が複数、同心円状に形成されてなるグレーティン
グ輪帯群を任意の幅をもって直径方向に切り取った平面
形状としたことを特徴としている。また、前記グレーテ
ィング輪帯群を構成する各輪帯間の間隔を等間隔とする
ことに限らず、素子の中央部から外周部に向かって小さ
くしてもよい。
【0010】
【作用】本発明の集光グレーティングカプラ型光偏向素
子においては、回折格子が、入射光を回折させる、文字
通り回折格子(グレーティング)としての機能を有する
ことは勿論、回折光を集光するレンズとしての機能をも
兼ねている。すなわち、従来一般の回折格子が多数の直
線状の溝を等間隔に形成したのに対して、本発明におけ
る回折格子は断面鋸歯状の輪帯が複数、同心円状に形成
されたグレーティング輪帯群の一部を構成している。し
たがって、回折格子に平行な方向に入射した光を垂直な
方向に回折させたときに、回折光は、従来のように拡散
することなく、素子外部の所定の焦点距離の位置に焦点
を結ぶように集光される。
【0011】この際、MQW層の屈折率変化と焦点距離
との関係を考察すると、以下のようになる。図4に示す
ように、m番目の輪帯(最内周の輪帯をm=1とする)
を出た光線と中心を通る基準光線との光路差が波長の整
数倍であれば二つの光は互いに強め合うことから、 rm/cosθm+neffm−f=mλ ……(1) λ:レーザ波長、f:レンズの焦点距離、neff:導波
路の実効屈折率、rm:m番目の輪帯の半径 cosθm=rm/(rm 2+f21/2 ……(2) 上式は、 (rm 2+f21/2+neffm−f=mλ ……(3) 移項して平方すると、 rm 2+f2=(mλ+f−neffm2 =m2λ2+f2−neff 2m 2+2mλf−2fneffm −2mλneffm ……(4) 整理すると、 (1−neff 2)rm 2+2(f+mλ)neffm−m2λ2−2mλf=0 ……(5) または、 2(mλ−neffm)f=(1−neff 2)rm 2−mλ(mλ−neffm) +neffmmλ ……(6)
【0012】(5)式より、 rm={(f+mλ)neff± (neff 2m 2+m2λ2+2mλf)1/2} /(neff 2−1) ……(7) (6)式より、 f={(1−neff 2)rm 2+neffmmλ}/2(mλ−neffm) −(mλ/2) ……(8) これを図で表すと図5のようになる。すなわち、図5を
用いてMQW層の屈折率変化に応じた焦点距離を求める
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照して説明する。図1は本実施例の集光グレーティン
グカプラ型光偏向素子11(以下、単に光偏向素子と略
す)を示す図であって、図1(a)は斜視図(クラッド
層および上部、下部電極層は省略)、(b)は光軸方向
に沿う側断面図である。また、図中符号12は半導体基
板、13はMQW層(導波路層)、14は回折格子、1
5はクラッド層、16は上部電極層、17は下部電極層
である。
【0014】図1(a)、(b)に示すように、n−I
nPを材料とした半導体基板12の上面中央にストライ
プ状のMQW層13が形成されている。MQW層13
は、InGaAsPからなる井戸層とInPからなるバ
リア層が電子波長(20nm)以下の薄い層で交互に多
層積層(図示は省略する)されたものであり、入射され
た光S0 を導波する導波路として機能するものである。
また、MQW層13の上方はp−InPからなるクラッ
ド層15で覆われており、MQW層13、クラッド層1
5からなる2層によってストライプ18が構成されてい
る。
【0015】そして、図1(b)に示すように、回折格
子14がMQW層13の上面に形成されている。この回
折格子14は、素子の中央側の辺に比べて素子の外側の
辺の傾斜が小さい断面鋸歯状の輪帯19を、図1(a)
に2点鎖線で示すように、複数、同心円状に形成したグ
レーティング輪帯群20をMQW層13の幅で直径方向
に切り取ったような平面形状となっている。また、MQ
W層13上の入射側の半分には回折格子が形成されずに
平面状とされ、残りの半分に回折格子14が形成されて
いる。さらに、各輪帯19間の間隔は、素子の中央部か
ら外周部に向かって狭くなっており、いわゆるチャープ
ドグレーティング形状となっている。
【0016】また、MQW層13、クラッド層15の2
層からなるストライプ18の側方には横方向の光の閉じ
込めのためにアンドープのInPからなるブロック層が
形成されている(図示は省略する)。
【0017】一方、図1(b)に示すように、クラッド
層15の上面には、上方に回折した光を外部空間へ出射
させるための矩形の窓部21を有する額縁状の上部電極
層16が形成され、半導体基板12の下面には下部電極
層17が形成されている。これら上部、下部電極層1
6、17は、ともにCrとAuとの積層、またはn側は
Au−Ge−Ni合金とAuとの積層、p側はAu−Z
n合金とAuとの積層、さらにはこれらの上にCrとA
uを積層した構造となっている。
【0018】上記構成の光偏向素子11において回折格
子14を形成する方法は、半導体基板12上にMQW層
13を形成した後、一例としてレジストの断面形状を3
次元的に制御するブレーズ化技術を採用した電子ビーム
リソグラフィ技術を用いてMQW層13の上面を回折格
子14として加工すればよい。ついで、クラッド層15
を形成した後、ストライプ18を形成し、ブロック層に
よるストライプの埋め込み、上部、下部電極層16、1
7の形成を行なうと、本実施例の光偏向素子11が完成
する。
【0019】上記構成の光偏向素子11において上部、
下部電極層16、17間に電圧印加または電流注入を行
なうと、電圧または電流に見合う量だけMQW層13の
屈折率が変化し、ブラッグの式に基づく入射光S0 の回
折が生じる際にMQW層13の屈折率変化に伴って回折
角が変化する。そこで、電圧または電流の大きさを調節
することにより、回折光を光軸方向に沿う鉛直面内で所
望の角度だけ偏向させて窓部21から素子の外部空間に
出射することができる。
【0020】本実施例の光偏向素子11は、素子の内部
に回折格子14を形成したことによって偏向した回折光
の集光性を向上させるものである。すなわち、本実施例
の光偏向素子11における回折格子14は、MQW層1
3内を導波する光S0 を上方に向けて回折させる回折格
子としての機能を持つと同時に、図1(a)、(b)に
示したように、チャープドグレーティング形状を有する
グレーティング輪帯群20の一部を構成するため、上方
に向かう回折光を主に偏向方向において集光し、回折光
を、従来のように拡散する状態ではなく、素子外部に焦
点を結ぶように細く絞った状態で出射することが可能と
なる。
【0021】したがって、図2に示すように、この光偏
向素子11を含むシステム22において回折光信号のク
ロストークの防止を考慮するに際しても、従来の空間型
光偏向素子の場合に比べて光偏向素子11と受光素子2
4a〜24dの間隔(ボード25a、25b間の間隔)
を狭めることができ、それと同時に、ボード25b上の
各受光素子24a〜24d間の間隔も狭めることができ
るため、ボード25a、25b間のデータ伝送系を含む
システム22の小型化を図ることができる。また、ボー
ド25a、25b間の間隔を小さくすることにより従来
に比べて回折光S1 、S2 、S3 、S4 の強度が実効的
に向上するので、受光素子24a〜24dが受け取る信
号光の強度を充分に確保することができる。
【0022】なお、本実施例においては、導波路をMQ
W層13の1層で構成し、MQW層13の上面にチャー
プドグレーティング形状の回折格子14を直接形成した
例について説明したが、この構造に代えて、導波路層お
よび回折格子を図3に示す構造としてもよい。
【0023】すなわち、図3に示す光偏向素子27は、
n−InPの半導体基板28上にn−InPのバッファ
層29、InGaAsP/InPのMQW層30が順次
積層され、バルクのInGaAsPからなる導波路層3
1とp−InPのクラッド層32でストライプ33が形
成されている。また、導波路層31における入射側の半
分は平面状とされ、残りの半分の上面には回折格子34
が形成されているが、この回折格子34は前記実施例の
ようなチャープドグレーティング形状ではなく、各輪帯
35間の間隔が等間隔となっている。この回折格子34
によっても偏向方向に回折光を集光することができ、そ
れに基づいて本実施例と同様の効果を奏することができ
る。
【0024】また、本実施例の光偏向素子11において
は、半導体基板12の材料としてn−InPを、クラッ
ド層15の材料としてp−InPを用いたが、これらの
導電型は逆であっても良いし、InP系に限らず、Ga
As系等、他の化合物半導体材料を用いることもでき
る。さらに、MQW層13の材料としても本実施例のI
nGaAsP/InPの他、InGaAsP/InGa
AsP等のInP系材料、AlGaAs/GaAs等の
GaAs系材料を用いても良い。また、本発明を適用し
得る光偏向素子の基本構造は本実施例に限るものでは勿
論なく、例えば光閉込補償層のような他の層を有するも
の、回折光の集光性をより向上させる目的でクラッド層
上のレンズ部、または導波路層下の反射膜が形成された
もの等、種々の構造を持つ光偏向素子に対して本発明を
適用することが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
集光グレーティングカプラ型光偏向素子は、導波路層に
入射された光を上方に向けて回折させるとともに、グレ
ーティング輪帯群の一部を構成する回折格子を有してい
るため、上方に向かう回折光を素子の外部で焦点を結ぶ
ように集光し、細く絞った状態で出射することが可能と
なる。したがって、この光偏向素子を含むシステムにお
いて回折光信号のクロストークの防止を考慮するに際し
ても、従来の空間型光偏向素子の場合に比べて光偏向素
子と受光素子の間隔(ボード間の間隔)を狭めることが
でき、それと同時に、ボード上の複数の受光素子間の間
隔も狭めることができるため、ボード間のデータ伝送系
を含むシステムの小型化を図ることができる。また、ボ
ード間の間隔を小さくすることにより従来に比べて回折
光の強度が実効的に向上するので、受光素子が受け取る
信号光の強度を充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例として示す集光グレーティ
ングカプラ型光偏向素子の、(a)は斜視図、(b)は
光軸方向に沿う側断面図である。
【図2】 同、光偏向素子を含むシステムを示す図であ
る。
【図3】 本発明の他の実施例として示す集光グレーテ
ィングカプラ型光偏向素子の斜視図である。
【図4】 集光グレーティングカプラ型回折格子におい
てMQW層の屈折率変化と焦点距離との関係を説明する
ための図である。
【図5】 上記屈折率変化と焦点距離との関係を示す図
である。
【図6】 従来の一例として示す空間型光偏向素子の斜
視図である。
【符号の説明】
11、27…集光グレーティングカプラ型光偏向素子、
12、28…半導体基板、13、30…MQW層(導波
路層)、14、34…回折格子、15、32…クラッド
層、16…上部電極層、17…下部電極層、19、35
…輪帯、20…グレーティング輪帯群、31…導波路層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、導波路層と、この導波路
    層に入射された光を回折させる回折格子と、クラッド層
    と、前記導波路層に対して電圧印加または電流注入を行
    なうための上部電極層、下部電極層を有してなり、素子
    上方の外部空間に出射する回折光を偏向する光偏向素子
    において、 前記回折格子は、素子の中央側の辺に比べて素子の外側
    の辺の傾斜が小さい断面鋸歯状の輪帯が複数、同心円状
    に形成されてなるグレーティング輪帯群を任意の幅をも
    って直径方向に切り取った平面形状とされていることを
    特徴とする集光グレーティングカプラ型光偏向素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集光グレーティングカ
    プラ型光偏向素子において、 前記グレーティング輪帯群を構成する各輪帯間の間隔
    が、素子の中央部から外周部に向かって小さくなってい
    ることを特徴とする集光グレーティングカプラ型光偏向
    素子。
JP6142395A 1995-03-20 1995-03-20 集光グレーティングカプラ型光偏向素子 Pending JPH08262503A (ja)

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