JPH08261797A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH08261797A
JPH08261797A JP6046295A JP6046295A JPH08261797A JP H08261797 A JPH08261797 A JP H08261797A JP 6046295 A JP6046295 A JP 6046295A JP 6046295 A JP6046295 A JP 6046295A JP H08261797 A JPH08261797 A JP H08261797A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多種類の表示を実現できる車両用表示装置を
提供すること、及び、表示の追加を容易にする車両用表
示装置を提供する。 【構成】 速度表示部11、距離表示部12及び警報表
示部とから構成され、タイミングベルト警報部13Aと
速度警報部14Aとを有している。表示制御部2は、中
央制御装置としてのCPU21と、動作プログラムなど
が格納されたROM22と、CPU21の動作時におい
て必要な情報を一時保持するRAM23とから構成され
ている。NVM3は、複数の領域に分割され各領域には
別個の情報が保持されている。警報出力部6は、タイミ
ングベルト端子61と駆動回路62とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載され、運転
者に対して車両の速度情報、走行距離情報、温度情報及
び各種警報情報を表示する車両用表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用表示装置には、例
えば図5に示すような構成を有する装置があった。同図
において、1は運転者に情報を表示する表示部、2は入
力された各種情報に基づき表示部1に対する制御信号を
生成する表示制御部、3は表示制御部2が参照する情報
を保持する不揮発メモリ(以下NVMという)、4は運
転者などにより操作されるスイッチ部、5は外部機器S
からの各種情報を表示制御部2に入力する信号入力部で
ある。
【0003】表示部1は、速度表示部11、距離表示部
12、インジケータ13、チャイム14を有している。
そして速度表示部11は表示指針を有し車両の速度情報
を表示する。距離表示部12はLCDなどの表示器を有
し車両の走行距離情報を表示する。インジケータ13及
びチャイム14は各種警報情報を表示する。表示制御部
2は、中央制御装置としてのCPU21と、このCPU
21が動作するための動作プログラムなどが格納された
ROM22と、CPU21の動作時において必要な情報
を一時保持するRAM23とから構成されている。NV
M3は、複数の情報保持領域から構成され、この情報保
持領域には、車両の走行距離情報、上記指針表示部11
の指針振れ角情報、警報を発生する速度を規定する速度
警報情報、エンジンのファンベルトなどに用いられてい
るタイミングベルトの交換時期を示すタイミングベルト
交換情報などが保持されている。
【0004】スイッチ部4は、表示部1による表示内容
を切り換えるために設けられたもので、例えば上記距離
表示部12による表示を車両の総走行距離(オド)と区
間走行距離(トリップ)に切り換えるオド/トリップ切
り換えスイッチや区間走行距離をゼロリセットするトリ
ップリセットスイッチ(いずれも図示せず)を有してい
る。信号入力部5は、単位走行距離毎にパルス信号を出
力する速度センサや車両の主電源をオンオフするイグニ
ッションスイッチなどからなる外部機器Sからの電気信
号をCPU21の入力信号形態に変換した後、このCP
U21に送出する。
【0005】そして表示制御部2は、信号入力部3から
の電気信号に基づいて所定の演算処理を実行することに
より車両の速度情報及び走行距離情報の演算や、各種警
報情報の取得などを行う。そして速度情報を出力端子P
を介して指針表示部11に送出し、距離情報を出力端子
Sを介して距離表示部12に送出する。また警報情報に
関し、例えばラジエターを冷却するためのファンベルト
といったタイミングベルトの交換時期を示す交換要求信
号を入出力端子D1から出力し、車両速度が所定値以上
となったことを示す速度警告信号を入出力端子D4から
出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の電子
化技術の進歩により、この車両用表示装置においては、
表示部1により表示する情報の数が格段に増加した。例
えば、前述した車両の速度情報や距離情報に加えて、ラ
ジエタの水温、ガソリン残量、ターボの過吸圧、A/T
のシフトポジション、車両内(室内)の温度及び外気の
温度などその情報は多種に亘っている。このように表示
する情報が増加すると、表示制御部2すなわちCPU2
1に多くの入出力端子を設けなければならない。またC
PU21は、製品仕様にあわせて作製されたカスタムI
Cあるいは汎用マイコンによって構成される。そして、
CPU21をカスタムICによって構成した場合には、
新たな表示を行う場合にはこのカスタムICを新たに設
計し直さなければならず、その表示の追加は困難なもの
となる。また、汎用マイコンによって構成した場合に
は、入出力端子数の多いものを使用する必要があり、コ
スト高になってしまう。
【0007】さらに、この表示部1による表示情報は、
その種類により表示頻度が異なっている。例えば上記速
度警告は車両走行時において頻繁に行われており、一
方、タイミングベルト交換要求は数万km走行毎に行わ
れている。そして、タイミングベルト交換要求のように
使用頻度が低く、又、車種によってはその表示機能がな
い表示情報に対し、1つの入出力端子を割り当てること
は効率が悪い。本発明は、このような諸事情に鑑みてな
されたものであり、多種類の表示を実現できる車両用表
示装置を提供すること、及び、表示の追加を容易にする
車両用表示装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を実現するた
め、本発明によりなされた車両用表示装置は、図1の構
成図に示すように、車両の状態に関する情報を電気信号
として取り込み、この取り込んだ電気信号に応じて表示
手段1を駆動する車両用表示装置において、車両の状態
に関する情報を電気信号として取り込むとともにこの取
り込んだ電気信号に基づいて表示用の制御信号を生成
し、さらにこの生成した制御信号を所定の出力端子D1
から出力する表示制御手段2と、前記出力端子D1に対
して選択的に接続される複数の被制御部13A、14A
と、前記複数の被制御部13A、14Aに関する設定情
報を保持する設定情報保持手段3とを有し、前記表示制
御手段2は、前記設定情報保持手段3に保持された設定
情報を参照して前記複数の被制御部13A、14Aの種
別を判定し、判定した被制御部13A、14Aの種別に
応じた制御信号を生成出力することを特徴としている。
【0009】また、前記出力端子D1に選択的に接続さ
れる被制御部が、互いに同時に使用されない警報発生手
段13A、14Aであることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成において、表示制御手段2は、所定の
出力端子D1に接続された被制御部13A、14Aの種
別情報を設定情報保持手段3を参照することにより判定
する。さらに表示制御手段2は、車両の状態に関する情
報と被制御部の種別情報とに基づいて表示用の制御信号
を生成し、この生成した制御信号を所定の出力端子D1
から出力する。すなわち、表示制御手段の所定の出力端
子に接続された被制御部の種別を判定し、その種別に応
じた制御信号を送出する構成としているので、1つの出
力端子を複数の被制御部で共用することができる。
【0011】また、前記出力端子D1に接続される被制
御部を、互いに同時に使用されない警報発生手段13
A、14Aとしたので、入出力端子の共用に伴う不都合
をなくすことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による車両用表示装置を実施例
とともに説明する。図2は実施例の構成を示す図であ
り、同図において、1は車両の走行速度、走行距離及び
警報情報を表示する表示部、2は装置の制御を行う表示
制御部、3は表示制御部2が参照する情報が格納された
不揮発メモリ(NVM)、4は表示部1の表示を切り換
えるためのスイッチ部、5は表示制御部2に対する電源
の供給あるいは各種の検出信号の入力を行う信号入力
部、6は警報信号を出力する警報出力部である。
【0013】表示部1は、速度表示部11、距離表示部
12及び後述する警報表示部とから構成されている。速
度表示部11は、互いに交差して配置された第1のコイ
ルL1 及び第2のコイルL2 からなるクロスコイル11
1と、このクロスコイル111が発生する磁界内に配置
されるマグネットロータ115と、このマグネットロー
タ115と支軸114を介して接続されている指針11
2と、速度表示用の目盛りが描かれた文字板113とを
有している。そして、表示制御部2から送出された駆動
信号(SIN+、SIN−、COS+及びCOS−)を
クロスコイル111に供給することにより、このクロス
コイル111内に磁界を生じさせ、この磁界にマグネッ
トロータ115を倣わせることにより指針112を所定
の指示位置に位置付ける。距離表示部12は、LCDな
どで構成された表示器121と、この表示器121を駆
動するドライバ122とを有している。そして表示器1
21は、所定桁の表示セグメントを有し、ドライバ12
2は表示制御部2からの駆動信号(S1 〜Sn )駆動信
号に基づいて表示器121の表示セグメントに対する駆
動信号を送出する。
【0014】表示制御部2は、中央制御装置としてのC
PU21と、動作プログラムなどが格納されたROM2
2と、CPU21の動作時において必要な情報を一時保
持するRAM23とから構成されている。NVM3は、
図3に示すように、複数の領域3a〜3fに分割されて
いる。そして各領域には別個の情報が保持されている。
すなわち、領域3aは走行距離データ保持領域、領域3
bは指針11の振れ角を規定する振れ角情報設定領域、
領域3cは速度警報を発生する速度における指針の振れ
角を設定する振れ角情報設定領域、領域3dはタイミン
グベルト(Tベルト)を交換する時期を規定するTベル
ト交換インターバル設定領域、領域3eは速度警報の要
不要を示す速度警報有無設定領域、領域3fはタイミン
グベルト交換警報の要不要を示すTベルト交換有無設定
領域として使用され、対応する各情報が格納されてい
る。この保持された情報は必要に応じてCPU21によ
り参照される。なお、領域3eに保持された速度警報有
無情報及び領域3fに保持されたタイミングベルト警報
有無情報に関し、これらの情報はいずれか一方が選択さ
れる構成となっており、いずれが選択されるかは装置の
仕様により定められる。
【0015】そして、上記CPU21は、ROM22に
格納された動作プログラムにより動作し、スイッチ部5
からの操作信号及び信号入出力部5からの出力信号など
に基づいて、速度表示部11に対する駆動信号SIN
+、SIN−、COS+及びCOS−あるいは距離表示
部12に対する駆動信号S1 〜Sn を送出する。
【0016】スイッチ部4は、表示する情報の種類を切
り換えるためのもので、この実施例では、トリップリセ
ットスイッチ41と、オド/トリップ切り換えスイッチ
42を有している。そして、トリップリセットスイッチ
41は、車両の区間走行距離をゼロクリアする際に操作
するスイッチで、このトリップリセットスイッチ41が
操作されると、その操作時点の走行距離を起点(0.0
km)とした区間走行距離が計測される。また、オド/
トリップ切り換えスイッチ42は、車両の総走行距離と
区間走行距離の表示を切り換えるもので、表示器121
が車両の総走行距離を表示(オド表示)している状態で
このオド/トリップ切り換えスイッチ42を操作例えば
押下すると、その表示が区間走行距離(トリップ表示)
に切り換わる。一方、区間走行距離を表示している状態
でこのオド/トリップ切り換えスイッチ42を操作する
とその表示が総走行距離に切り換わる。
【0017】信号入出力部5は、車両に搭載されたバッ
テリィ(図示せず)の電圧供給端子が接続されたバッテ
リィ端子51と、車両の主電源をオンオフするイグニッ
ション(図示せず)が接続されたイグニッション端子5
2と、車両が単位距離を走行する毎にパルス信号を発生
する走行センサ(図示せず)が接続されたスピード端子
53と、グランド端子54とを有している。
【0018】そして、バッテリィ端子51からの電圧す
なわちバッテリィからの供給電圧は、定電圧回路511
にて所定の定電圧とされた後にCPU21の電源端子V
CC及びVSSに供給される。また、この定電圧回路5
11にはリセット回路512が付設されている。このリ
セット回路512は、エンジン始動時などに大電流が消
費されることによりバッテリィからの供給電圧が低下し
た際に、CPU21が誤った動作を行わないように、C
PU21に対してリセット信号を供給する回路である。
またイグニッション端子52からのイグニッション信号
及びスピード端子53からのパルス信号はそれぞれイン
タフェイス521及び531を介してCPU21のST
BY端子及びSPIN端子に入力される。
【0019】警報出力部6は、ウォーニング信号の一つ
としてのタイミングベルト交換信号が出力される警報端
子としてのタイミングベルト/スピード(T−BELT
/SPEED)端子61と、トランジスタ62a、抵抗
62b、62cから構成され、タイミングベルト端子6
1とCPU21(入出力端子D1)の間に配設された駆
動回路62とを有している。そして、この警報出力部6
は、タイミングベルトが予め規定された交換時期に達し
た場合、あるいは車両の走行速度が所定速度以上となっ
た場合に入出力端子D1から信号を出力する。そしてこ
の信号はタイミングベルト端子61から後述する警報表
示部に出力される。
【0020】表示部1の警報表示部は、図1に示すよう
に、タイミングベルト警報部13Aと、速度警報部14
Aとを有している。タイミングベルト警報部13Aは、
インジケータ13と、インタフェイス(I/F)131
と接続端子132とを有している。また速度警報部14
Aはチャイム14と、インタフェイス141と接続端子
142とを有している。そして、これらのタイミングベ
ルト警報部13A及び速度警報部14Aは、車両の仕様
に応じていずれか一方が選択される構成となっている。
すなわち、ケーブルCAの一端部は警報出力部6のタイ
ミングベルト/スピード端子61に接続され、その他端
部はタイミングベルト警報部13Aの接続端子132あ
るいは速度警報部14Aの接続端子142のいずれかに
接続されている。
【0021】そして、タイミングベルト警報部13Aに
おいては、接続端子132を介してインタフェイス13
1に警報出力部6からの警報信号が入力されると、イン
タフェイス131は入力された警報信号に基づいてイン
ジケータ13を点灯させる。また、速度警報部14Aに
おいても、同様に、接続端子142を介してインタフェ
イス141に警報出力部6からの警報信号が入力される
と、インタフェイス141は入力された警報信号に基づ
きチャイム14を動作させる。
【0022】次に、このように構成された実施例の動作
について、図4のフローチャートを参照して説明する。
この動作においては、まずステップS410にて初期設
定が行われる。この初期設定では、図2のスピード端子
53に接続された走行センサ(図示せず)の種類が判定
される。この走行センサは、車両の走行距離に対応して
回転する機構例えばドライブシャフトに取り付けられて
おり、車両が所定距離走行する毎にパルス信号を発生す
るものであるが、この走行センサの種類により発生する
パルス信号の間隔が異なっている。例えば、この走行セ
ンサには、所定距離例えばドライブシャフト1回転あた
り4つのパルスを出力するもの、あるいは1回転あたり
8パルスを出力するものなど種々のものがある。このス
テップS410においては、このような走行センサの種
類に関する情報がNVM3から読み込まれる。
【0023】引き続くステップS411では、NVM3
に保持された情報の読み込みが行われる。すなわち、こ
のステップS411では、領域3bに保持された速度表
示部11の指針112の指示角度を規定する振れ角情
報、領域3cに保持された速度警報を発生する速度にお
ける指針112の振れ角を規定する警報振れ角情報、領
域3dに保持されたタイミングベルトの交換時期を規定
するタイミングベルト交換インターバル情報、領域3e
に保持された速度警報有無情報及び領域3fに保持され
たタイミングベルト警報有無情報が読み込まれる。そし
て、上記領域3cに保持された警報振れ角情報は所定速
度に相当する値に設定され、領域3dに保持されたタイ
ミングベルト交換インターバル情報は車両の総走行距離
にして数万km程度に設定されている。
【0024】ステップS420では、速度表示部1が表
示する速度情報の演算が行われる。この速度情報の演算
動作は所定期間内におけるスピード端子53からのパル
ス数を計数すること、あるいはこのスピード端子53か
らのパルスの入力周波数を計測することにより行われ
る。なお、この速度演算動作においては、上記ステップ
S410にて読み込まれたセンサ種別情報が加味された
演算動作が実行される。
【0025】ステップS421では、車両の総走行距離
(オド)の取得及び区間走行距離(トリップ)の演算が
行われる。総走行距離の取得は、上記RAM23の距離
情報保持領域(図示せず)に保持されている走行距離デ
ータにより行われ、区間走行距離の演算は、上記RAM
23に保持されている総走行距離データから同じくRA
M23に保持されている起点データを減算することによ
り行われる。これらのステップS420及びS421の
実行により、速度表示部11が表示する速度情報、距離
表示部12が表示する総走行距離情報及び区間走行距離
情報が取得される。そしてステップS422に移行す
る。
【0026】ステップS422では、上記ステップS4
20及びS421にて取得された速度情報及び総走行距
離情報に基づいて警報表示が必要か否かを判定する。す
なわち、取得した速度情報と上記ステップS411で読
み込んだ振れ角情報により算出された車両の実速度にお
ける指針振れ角と、上記ステップS411で読み込んだ
警報振れ角とを比較し、指針振れ角が警報振れ角を越え
た場合に「速度警報が必要である」すなわちYと判定
し、ステップS430に移行する。
【0027】また、取得した車両の総走行距離と上記ス
テップS411で読み込んだタイミングベルト交換イン
ターバル情報とを比較し、車両の総走行距離がこのイン
ターバル情報の倍数に達した場合には「タイミングベル
ト警報が必要である」すなわちYと判定し、ステップS
430に移行する。そして、上記ステップS422で警
報が不要すなわちNと判定された場合には、ステップS
440に移行する。
【0028】上記ステップS430では、表示すべき警
報の種類が判定される。この実施例においては、このス
テップS430で警報が速度警報であるか否かを判定す
る。そして「速度警報である」すなわちYと判定した場
合にはステップS431に移行し、「速度警報でない」
すなわちNと判定した場合にはステップS432に移行
する。ステップS431では、表示制御部2すなわちC
PU21は、入出力端子D1にケーブルCAを介して接
続された警報部すなわち速度警報部14Aに対して警報
信号を送出する。この警報信号により速度警報部14A
はチャイム14を駆動し、ステップS440に移行す
る。
【0029】また、ステップS432では、上記ステッ
プS430では、表示すべき警報の種類がタイミングベ
ルト交換警報であるか否かを判定する。そして「タイミ
ングベルト交換警報である」すなわちYと判定した場合
にはステップS433に移行し、「タイミングベルト交
換警報でない」すなわちNと判定した場合にはステップ
S440に移行する。ステップS433では、表示制御
部2は入出力端子D1からタイミングベルト警報部13
Aに対して警報信号を送出する。この警報信号によりタ
イミングベルト警報部13Aはタイミングベルト交換を
示すインジケータ13を点灯させ、ステップS440に
移行する。ステップS440においては、上記速度表示
部11による速度表示及び距離表示部12による総走行
距離あるいは区間走行距離の表示を行い、そしてステッ
プS420に移行する。
【0030】このように、この実施例においては、所定
の端子D1に接続される被制御部すなわちタイミングベ
ルト警報部13A、速度警報部14Aの種別を認識する
とともに認識した種別情報に応じた制御信号を出力する
ように構成したので、1つの入出力端子を有効に使用す
ることができる。
【0031】なお、上記図1においては、説明の都合
上、タイミングベルト警報部13A、速度警報部14A
を単体で描いたが、実際の装置においては、これらのタ
イミングベルト警報部13A、速度警報部14Aは、表
示部1のドライバ122、表示制御部2のCPU21、
ROM22、RAM23、NVM3及び信号入力部5な
どと同一基板上に形成されている。この場合、タイミン
グベルト警報部13Aを有する基板と、速度警報部14
Aとを有する基板とは個別に設計する必要があるが、本
発明によりその大部分が共通化することができるので、
基板の変更に伴う手間を非常に低減することができる。
【0032】また、タイミングベルト警報部13Aのイ
ンタフェイス131と、速度警報部14Aのインタフェ
イス141にそれぞれアドレス認識機能を付与すること
により、各インタフェイス131、141を入出力端子
D1に並列に接続することもできる。この場合、図4の
フローチャートにおける、ステップS430とステップ
S431あるいはステップS432の間に、表示制御部
2の入出力端子D1から各インタフェイス131、14
1を示すアドレス信号を送出するステップと、送出され
たアドレス信号に基づいて信号送出対象となるインタフ
ェイス131、141を認識するステップと、信号送出
対象のインタフェイス131、141と表示制御部2の
入出力端子D1との接続状態を形成するステップとを設
ければ良い。
【0033】このように構成することにより、1つの入
出力端子を2つの被制御部で同時に共用することができ
る。この場合、並列接続される制御部は、一方が速度警
報のように頻繁に使用される表示部と、他方がタイミン
グベルト警報のように使用頻度の低い表示部とを組み合
わせると、動作が互いに干渉することがなく都合がよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用表
示装置によれば、表示制御手段の所定の出力端子に並列
接続された被制御部の種別を判定し、その種別に応じた
制御信号を送出する構成としているので、1つの出力端
子を複数の被制御部で共用することができる。
【0035】また、前記出力端子D1に並列接続される
被制御部を、互いに同時に使用されない警報発生手段1
3A、14Aとしたので、入出力端子の共用に伴う不都
合をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部構成を示す説明図である。
【図2】実施例の構成を示す説明図である。
【図3】NVM3の構成を説明する図である。
【図4】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図5】従来装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 表示部 11 速度表示部 12 距離表示部 13A タイミングベルト警報部 14A 速度警報部 2 表示制御部 21 CPU 22 ROM 23 RAM 3 不揮発メモリ(NVM)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の状態に関する情報を電気信号とし
    て取り込み、この取り込んだ電気信号に応じて表示手段
    を駆動する車両用表示装置において、 車両の状態に関する情報を電気信号として取り込むとと
    もにこの取り込んだ電気信号に基づいて表示用の制御信
    号を生成し、さらにこの生成した制御信号を所定の出力
    端子から出力する表示制御手段と、 前記出力端子に対して選択的に接続される複数の被制御
    部と、 前記複数の被制御部に関する設定情報を保持する設定情
    報保持手段とを有し、 前記表示制御手段は、前記設定情報保持手段に保持され
    た設定情報を参照して前記複数の被制御部の種別を判定
    し、判定した被制御部の種別に応じた制御信号を生成出
    力することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記出力端子に選択的に接続される被制
    御部が、互いに同時に使用されない警報発生手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10300524A (ja) * 1997-04-22 1998-11-13 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置及びその表示方法
WO2023041567A1 (de) 2021-09-15 2023-03-23 Wedi Gmbh Verfahren zur kaschierung eines bauplattenkerns mit einer selbstklebenden nutzlage und mit einer selbstklebenden nutzlage kaschierter bauplattenkern

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WO2023041567A1 (de) 2021-09-15 2023-03-23 Wedi Gmbh Verfahren zur kaschierung eines bauplattenkerns mit einer selbstklebenden nutzlage und mit einer selbstklebenden nutzlage kaschierter bauplattenkern

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