JPH08260224A - マルチフイラメント湿式紡糸エラスタン糸を製造するための方法 - Google Patents

マルチフイラメント湿式紡糸エラスタン糸を製造するための方法

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JPH08260224A
JPH08260224A JP8044080A JP4408096A JPH08260224A JP H08260224 A JPH08260224 A JP H08260224A JP 8044080 A JP8044080 A JP 8044080A JP 4408096 A JP4408096 A JP 4408096A JP H08260224 A JPH08260224 A JP H08260224A
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rollers
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elastane
roller
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ウルリヒ・ライネール
Guenter Tuerk
ギユンター・テユルク
Tilo Sehm
テイロ・ゼーム
Wolfgang Anderheggen
ボルフガング・アンダーヘツゲン
Toni Herbertz
トニ・ヘルベルツ
Gino Antolini
ジノ・アントリニ
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    • DTEXTILES; PAPER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い紡糸生産量でマルチフィラメント湿式紡
糸エラスタン糸を製造するための方法を提供することで
ある。 【解決手段】 紡糸浴を去った後のフィラメントから同
伴水を大幅に除去しそして次に少なくとも200℃の温
度で少なくとも3秒間少なくとも二本のローラの上で糸
を固定させる、マルチフィラメント湿式紡糸エラスタン
糸を製造するための方法によって上記の目的が達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、高い紡糸生産量(outpu
t)でマルチフィラメント湿式紡糸エラスタン(ela
stane)糸を製造するための方法に関する。エラス
タン糸は、現在のところ、乾式及び湿式紡糸法によって
主に製造される。世界中の約90%のエラスタン糸が乾
式紡糸法によって製造される。このための一つの重要な
理由は、なかんずく、湿式紡糸法と比較してずっと高い
紡糸速度であり、そしてこれはまた紡糸ノズルあたりの
より高い紡糸生産量を導く。これは、80dtex未満
の範囲の細いタイタ(titers)の分野においては
特に当てはまる。かくして、エラスタン糸は、タイタに
依存して、約200〜600m/minの紡糸速度で乾
式紡糸によって容易に製造することができるが、一方湿
式紡糸の間には約3〜30m/minの速度が普通であ
る(Bela von Falkai,“Synthe
sefasern”,Verlag Chemie,W
einheim,1981,Polyurethane
−Elastomerfasern,Spinnver
fahren、183頁参照)。
【0002】湿式紡糸法の場合には、僅かに二つの方法
だけが工業的スケールで受け入れられた。T.V.Pe
tersのそれが呼ばれるような“糸の束の方法”(米
国特許第3,699,205号に対応する)において
は、紡糸溶媒を洗い出すために紡糸浴の後で数個の抽出
浴を使用する。次に、温和なローラ乾燥の後で、大きな
ドラム乾燥機中のカレンダの上で、糸を二段階で固定さ
せ、冷却し、調製し、そしてリールの上に巻き取る。C
hemiefasern/Textilindustr
ie、発行44/96、1994年6月、394頁中で
F.Fourneによって報告されたように、この方法
は、多くの理由のために、現在では重要さが減少した。
一つの理由は、既に述べたように、乾式紡糸法と比較し
て低いノズルあたりの紡糸生産量である。加えて、約9
0〜100mというノズルから巻取機までの糸延伸の長
い長さのために、糸誘導及び固定を配置するのが非常に
困難である。主に固定手順の領域において、糸破断及び
コイル形成によって引き起こされる製造プラント全体の
頻繁な停止がある。
【0003】もっと広く知られていてそして工業的に適
用されたもう一つの湿式紡糸法(B.v.Falka
i,Synthesefasern 1981、184
頁、表8参照)においては、エラスタン糸を約60cm
の長さの紡糸浴中で凝固させ、熱水で洗浄し、そして糸
をローラの上で乾燥させる(米国特許第3,526,6
89号中の実施例1もまた参照せよ)。次に、糸を調製
しそしてリールの上に巻き取る。この方法は、糸の束の
方法と比較して、その小さな空間要求のために魅力的で
あった。更にまた、前記特許明細書の実施例1〜4中に
示されているように、157又は440dtexのタイ
タに関して、91.5m/minまでの紡糸速度が達成
される。
【0004】本発明の目的は、既知の湿式紡糸法から出
発して、紡糸ノズルあたりのそしてまた紡糸浴あたりの
紡糸場所の数によっての両方で、エラスタン糸を製造す
るための方法における生産量の明らかな増加を達成する
こと、及びそれにも拘わらずその際に連続的な操作上信
頼できる作業のモードを可能にすることである。
【0005】この目的は、35重量%までの濃度のエラ
スタン溶液を紡糸浴中で紡糸するステップ、洗浄するス
テップ、必要に応じて延伸するステップ、乾燥させるス
テップ、固定させるステップ、必要に応じて調製するス
テップ、及び好ましくは2500dtexまでのタイタ
範囲に糸を巻き取るステップ[ここで、延伸、固定及び
調製のプロセスステップは相互交換することができる]
によって200m/minまでの紡糸速度でマルチフィ
ラメント湿式紡糸エラスタン糸を製造するための方法で
あり、マルチフィラメント糸を、紡糸浴を去る際に、紡
糸浴液の上方に直接に位置付けられている逸らせローラ
の上に取る方法であって、 a)洗浄装置を去りそして乾燥又は固定手順に向かって
移動する前に、洗浄装置中のローラの上に適合する絞り
ローラによって、マルチフィラメント糸から同伴水を除
去し、 b)糸を少なくとも二本のローラの上で乾燥又は固定さ
せ、ここで c)これらのローラの少なくとも一本の温度は200℃
に等しいか又はそれよりも高く、そして d)糸と加熱されたローラの間の接触時間は、糸のタイ
タ及び温度に依存して、少なくとも3秒であることを特
徴とする方法によって本発明に従って達成される。
【0006】22〜1680dtexの最後のタイタを
有するエラスタン糸が好ましくは製造される。
【0007】本発明の好ましい変形例においては、少な
くとも1.5N/cmローラ幅の適用圧力で60〜80
のショア硬度を有する材料から作られた絞りローラを洗
浄プロセスにおいて使用する。
【0008】好ましい紡糸溶媒はジメチルアセトアミド
(DMAC)であり、そして好ましい紡糸浴液は、75
〜95重量%の水対5〜25重量%のDMACの重量比
の水及びDMACの混合物である。
【0009】本発明による方法を使用すると、殊に22
0〜270℃、好ましくは240〜250℃のローラ温
度を使用する場合には、先行技術における既知の方法
(米国特許第3,526,689号参照)と比較して紡
糸ノズルあたりの紡糸生産量を50%以上も上げること
が可能である。更にまた、最適の糸特徴をもたらす固定
時間はローラ温度に依存することが実験において示され
た。ローラ温度が高ければ高いほど、必要とされる接触
時間はそれだけ短い。例えば、160dtexタイタに
関しては、それぞれ215及び225℃のローラ温度の
二本のローラの上の約12秒が0.95cN/dtex
の糸強度を達成するのに十分である(表2、実施例2参
照)けれども、接触時間は250℃のローラ温度では約
3秒にまで減らせる(表2、実施例7参照)。他方、ロ
ーラの上のエラスタン糸のための長すぎる接触時間は、
再び強度の損失を導く。かくして、例えば、160dt
exのタイタを有するエラスタン糸の強度は、215及
び225℃の二本のローラの上の滞留時間が12秒の代
わりに33秒である時には、0.95から0.68cN
/dtexに減少する(表2、実施例3参照)。極めて
一般的には、約650dtexまでの細いないし中程度
のタイタに関しては、240℃のローラ温度では、約1
2秒までの接触時間が、そして約1684dtexまで
の比較的粗いタイタに関しては、約20秒までの接触時
間が、良好な糸特徴をもたらすために完全に適切である
ことを述べることができる(表1参照)。
【0010】本発明の別の変形例においては、少なくと
も二本、好ましくは四本のローラの上でエラスタン糸を
乾燥させそして固定させるために幾つかの可能性が示唆
される。二三の可能性を図1a〜1d中に示す。図1a
は先行技術からの固定配置を図示し、一方、図1b〜1
dは補助ローラを含むそして含まない乾燥/固定ローラ
の異なる配置を与える。二本又は四本のすべてのローラ
が加熱される図1b又は1dに対応する態様は、本発明
による方法において特に好ましく使用される。一般に
は、乾燥/固定ローラだけがスチーム加熱又は電気加熱
され、一方補助ローラは主に接触時間を増すのに役立
つ。すべてのローラは、最適の糸生産量を達成するため
に、それらが高さ及び横の位置の両方に関して調節可能
であるように配置される。ローラの長さ及び径は、湿式
紡糸装置の構造によって支配される。寸法は、スタッフ
がそれらを操作するのが容易であるように選ばれる。
【0011】先行技術と比較して少なくとも50%のノ
ズルあたりの紡糸生産量における改善が、一方では紡糸
速度の増加によってもたらされ、そして他方では少なく
とも100%の生産量における増加が、また紡糸浴あた
りのノズルの数を二倍にすることによってもたらされ得
る。先行技術から知られた方法においては、生産量にお
けるこの種類の増加は可能ではない。何故ならば、糸あ
たり少なくとも3秒の必要な接触時間をもってすると、
現存の幾何学的配列を損ないそしてそれ故プラントを操
作するのを困難にすることなくローラの面積又は長さを
拡大することは全くできないからである。最適化実験の
過程の間に、タイタの全範囲に関して所定の高い生産速
度でエラスタン糸の十分に良好な固定を得るためには、
1000mm長さ及び400mm幅の紡糸浴中では好ま
しくは4個までのノズルをお互いに並べて取り付けるこ
とができることが見い出された。それ故、本発明による
方法における生産量の高い増加は、エラスタン糸が非常
に高い温度で、好ましくは200℃以上で固定され、そ
して少なくとも二本の加熱されたローラの上を通過させ
られるので初めて可能である。
【0012】しかしながら、少なくとも二本のローラの
使用に加えて、湿式紡糸法においてはこれまで知られて
いない、100m/min以上そしてそれよりも大きい
高い紡糸速度をもたらすことができるように、他の予防
手段を取らなければならない。かくして、例えば、紡糸
浴の端の逸らせローラは、エラスタン糸によって同伴さ
れる水分及び溶媒の大部分が紡糸浴中に流れて戻ること
ができるように、紡糸浴液のすぐ上に位置付けられなけ
ればならない。更にまた、エラスタン糸の高い紡糸速度
に起因して起きる可能性がある荒れる領域は、ローラを
紡糸浴液のすぐ上方に位置付けることによって大幅に回
避することができる。
【0013】ノズルあたりの紡糸生産量を少なくとも5
0%だけ上げるための本発明による方法のための別の重
要な前提条件は、洗浄装置中のローラの上の絞りローラ
の適用である。高い糸スピードに起因して、糸は、紡糸
浴を去った後で、エラスタン固体に関して100重量%
よりもはるかに大きいところまでに至る可能性がある水
分及び溶媒含量を有する。水分を帯びたこのタイプの糸
は、破断又はコイル形成なくしてはもはやローラの上で
固定することはできない。糸は、高い水分含量の結果と
して蒸発プロセスの間にローラの上でばらばらに破断す
る。本発明による方法においては、絞りローラを、好ま
しくはそれが洗浄装置中の最後のローラを去る糸だけを
絞るような幅のローラを挿入して、このプロセスを抑制
するので、その結果100m/minよりもはるかに速
い生産速度を達成することができる。
【0014】絞りローラは、好ましくは60〜80のシ
ョア硬度を有し、そして好ましくは少なくとも1.5N
/cmローラ幅の適用圧力で操作される。
【0015】エラスタン糸の高い生産速度においては、
殊に120m/minを越える速度においては、噴き出
た水が洗浄装置の回りにどんどん現れる。好ましい方法
においては、プラントの始動の後で洗浄装置全体がドー
ムによって完全に閉じ込められる装置を使用することに
よって、環境への水の排出を回避することができる。そ
れからエラスタン紡糸液が紡糸される一個ないし数個の
紡糸ノズルを、一般には、紡糸浴中に装備することがで
きる。紡糸浴あたりの紡糸ノズルの数は、なかんずく、
洗浄、乾燥及び固定ローラの動作幅によって支配され
る。
【0016】紡糸生産量を明らかに上げるための別の可
能性は、本発明による方法の好ましい変形例において
は、洗浄手順の後でエラスタン糸を延伸しそして同時に
延伸比に応じてノズルあたりのエラストマ固体収量を増
加させることから成る。
【0017】図2中に示すように、糸製造方法の過程の
間に延伸手順を達成するための幾つかの基本的な可能性
が存在する。
【0018】エラスタン糸を延伸することは、例えば、
洗浄装置と第一熱処理又は固定段階との間で(可能性
A:対のローラ5、6及び8、9参照)、第一と第二熱
処理又は固定段階との間で(可能性B:対のローラ8、
9及び10、11参照)、又は洗浄装置と第一熱処理又
は固定段階との間、そしてまた第一と第二熱処理又は固
定段階との間の両方で(可能性C:図2中の対のローラ
5、6、8、9及び10、11参照)行うことができ
る。試験実施例が示すように、3つのすべての可能性は
生産量の明らかな増加を導く。高い紡糸速度と組み合わ
せると、100%以上の生産量の増加を達成することが
できる。
【0019】ローラ8及び9(図2参照)の温度は、対
応した良好な糸特徴を得るためには、特に明らかに10
0℃以上、好ましくは150℃以上でなければならない
ことが、実験において示された(表4参照)。これは、
上で述べたすべての延伸可能性に当てはまる。
【0020】本発明の更なる好ましい態様は従属請求項
中に与えられている。
【0021】ノズルあたりの紡糸生産量は、総括紡糸タ
イタGST(dtex)から以下のように計算することが
できる: L(g/h)=[GST(dtex)x紡糸引張(m/m
in)x60]/10000。
【0022】表3のための換算係数は以下の通りであ
る:1denは1.11dtexに相当する;1ヤード
は0.914mに相当する;1フィートは0.304m
に相当する;そして1g/denは8.82cN/te
xに相当する。
【0023】以下の実施例は、本発明を限定することな
くそれを一層詳細に説明するのに役立つ。パーセントデ
ータは特記しない限り重量を指す。
【0024】糸強度(dN/dtexでの)及び最大引
張力伸び(%として)は、標準DIN 53 815中
で述べられたようにして測定した。
【0025】本発明の関連における紡糸速度は、糸が紡
糸浴から引き出されるスピードであると理解される。
【0026】
【実施例】本発明を図面を使用して例を挙げて更に詳細
に説明する。
【0027】図1a〜1dは、糸を乾燥させ/固定させ
るための加熱されたローラ8、9、10及び11又は加
熱されていない補助ローラ14、15の組み合わせを示
す。
【0028】図2は、好ましい方法において使用される
紡糸装置の線図を示す。
【0029】実施例1 0.8%のジエチルアミンによって130℃で約10分
間前処理されそして70℃で測定して21Pa.sの紡
糸粘度を有する、DE−OS 4 222 772の実
施例7に従って製造された30重量%のエラスタン紡糸
液を、0.13mmの穴径を有する60穴のノズル1か
ら10%濃度のDMAC溶液を含む紡糸浴3中に紡糸し
た。紡糸延伸(stretch)の長さは460mmで
あり、そして紡糸浴温度は85℃であった。糸2を、紡
糸浴液のすぐ上に位置付けられた逸らせローラ4を回し
て120m/minで引き出し、合体させ、そして次に
二本の洗浄ローラ5、6の回りに6回巻き付けることに
よって二本のローラ5、6によって洗浄浴16中で洗浄
したが、これは約3秒の滞留時間に相当した。糸の束を
レイアウトした後で、乾燥/固定ローラ8、9の方向に
洗浄ローラ6を去りつつあるエラスタン糸の上にだけプ
レスする絞りローラ7を上部洗浄ローラ6に当てた。絞
りローラ7によって加えられた圧力は10Nであった。
洗浄浴温度は95℃であった。絞りローラは、70のシ
ョア硬度及び2N/cmローラ幅の適用圧力を有してい
た。この適用圧力は、異なる釣り合い重りを適用するこ
とによって調節することができた。最後に、洗浄装置全
体を、洗浄手順を去る糸のためのただ一つのスリットだ
けを有するドーム中に閉じ込めた。次に、撚られた糸
を、図1b中に示したような二本の加熱されたローラの
回りに18回巻き付けることによって二本の加熱された
ローラの上を通過させそして約240℃で処理したが、
これは約6秒の接触時間に相当した。次に、撚られた糸
を調製しそしてリールの上に巻き取った。462dte
xのタイタを有する糸は、0.75cN/dtexの糸
強度及び632%の伸びを有していた。ノズルあたりの
紡糸生産量は332.6(g/h)であった。僅かに2
10.7g/hのノズルあたりの紡糸生産量しか得られ
なかった米国特許第3,526,689号中の実施例3
(また表3も参照せよ)と比較して、生産量の増加は5
8%であった。
【0030】表1は、22〜1684dtexのタイタ
範囲の更なる実施例に関する、対応する紡糸及び糸特徴
並びにノズルあたりの紡糸生産量(g/h)を表示す
る。すべての場合において、実施例1中で述べたような
糸を、240℃で二本のローラの上で処理した。タイタ
に依存して、異なる量の糸が二本のローラの上を通過す
る(22dtexは144g/hのノズルあたりの生産
量に対応し、そして1684dtexは606.2g/
hのノズルあたりの生産量に対応する;表1参照)の
で、巻き付けの数を特定の紡糸速度のそしてまたエラス
タン糸のタイタの両方の関数として変えて、表1中で与
えた接触時間が3〜18秒に維持されるようにした。
【0031】160、435及び650dtexのタイ
タ(表1の実施例A2〜A4参照)に関する、表1と表
3との間の比較が示すように、すべての場合において、
先行技術(表3の実施例C1、C2及びC4参照)と比
較して50%以上高い紡糸ノズルあたりの紡糸生産量が
得られた。
【0032】実施例2 実施例1におけるように製造された30%濃度のエラス
タン紡糸液を、お互いに並んで配置された、0.13m
mの穴径を有する60穴の4個のノズルから400mm
幅の紡糸浴3中に紡糸した。紡糸延伸の長さは460m
mであった。紡糸浴濃度は水中の12%DMACであ
り、そして紡糸浴温度は80℃であった。糸を、実施例
1中で述べたように、120m/minで引き出し、洗
浄し、そして次に図1b中におけるような二本の乾燥ロ
ーラ8、9の上を通過させ、そして二本の乾燥ローラ
8、9の回りに18回巻き付けることによって250℃
で固定させた。固定のための滞留時間は再び約6秒であ
った。次に、四本の撚られた糸を調製しそして個別に巻
き取った。468dtexのタイタを有する糸は、0.
70cN/dtexの糸強度及び614%の伸びを有し
ていた。ノズルあたりの紡糸生産量は337(g/h)
であった。米国特許第3,526,689号中の実施例
C3(表3参照)と比較して、紡糸ノズルあたりの生産
量の増加は+60%であった。400mm幅の紡糸浴中
で例えば2個のノズルの代わりに4個を使用する時に
は、紡糸浴あたりの生産量の増加は320%であった。
【0033】実施例3 a)実施例1におけるように製造された30%濃度のエ
ラスタン紡糸液を、そこで述べたように、60穴のノズ
ル1から紡糸しそして洗浄した。次に、撚られたエラス
タン糸、実施例1に従って二本の乾燥ローラ8、9の上
で固定させた。乾燥温度は185℃であった。465d
texのタイタを有する糸は、574%の伸びにおいて
僅かに0.37cN/dtexの糸強度を持つに過ぎな
かった。
【0034】b)実施例3aに従うエラスタン糸をそこ
で述べたように製造したが、二本の乾燥ローラ8、9の
回りに44回巻き付けることによって、二本の乾燥ロー
ラ8、9の上の固定時間を185℃の乾燥温度で約6秒
から約14秒へと増加させた。465dtexのタイタ
を有する糸は、僅かに0.46cN/dtexの強度及
び584%の伸びを有していた。
【0035】表2は、160dtexのタイタに関する
種々の固定可能性を表示する。エラスタン糸は、表1の
実施例A2からのデータに従って22穴のノズルから製
造した。紡糸速度は81m/minであった。
【0036】表2の実施例B5から理解することができ
るように、190℃の固定温度においては160dte
xのタイタに関して僅かに0.67cN/dtexの強
度が達成されたに過ぎなかった。200℃の固定温度に
おいては強度は0.81cN/dtexに増加した(実
施例no.B6参照)。表2中の実施例B3によって示
されるように、長すぎる固定時間によって、強度の損失
が起きた。表2中の実施例B7及びB8によって示され
るように、図1bに匹敵する乾燥ローラの配置そしてま
た図1cに匹敵するものの両方によって、エラスタン繊
維に関して十分に高い強度が達成される。
【0037】実施例4(延伸可能性A、図2参照) 実施例1におけるように製造された30%濃度のエラス
タン紡糸液を、実施例2中で述べたように、0.13m
mの穴径を有する4個の60穴のノズルから紡糸浴3中
に紡糸した。紡糸浴濃度は水中の15%DMACであ
り、そして紡糸浴温度は75℃であった。糸2を、紡糸
浴液のすぐ上に位置付けられた逸らせローラ4の上で7
0m/minで引き出し、そして洗浄ローラ5及び6の
回りに6回巻き付けることによって71.5m/min
の速度で95℃で洗浄した。
【0038】次に、糸を、洗浄浴を去った後で圧力ロー
ラ7によって絞り、そして加熱されたローラ8及び9の
回りに数回巻き付けることによって143m/minの
輸送速度で130℃で乾燥させ、そして1:2倍に延伸
し、そして次に143m/minの速度でローラ(10
及び11)の上で250℃で張力下で後固定させた。ロ
ーラ8及び9の上の接触時間は10秒であり、そしてロ
ーラ10及び11の上の接触時間は3秒であった。次
に、糸に調製装置12中でオイル含有コーティングを供
給し、そして巻取装置13でリールの上に巻き取った。
【0039】166dtexのタイタを有する得られた
糸は、0.87cN/dtexの糸強度及び577%の
伸びを有していた。ノズルあたりの紡糸生産量は142
(g/h)であった。紡糸ノズルあたりの生産量の増加
は、米国特許第3,526,689号中の実施例C1
(表3参照)と比較して、+65%であった。
【0040】実施例5(延伸可能性B) 実施例4におけるように製造された30%濃度のエラス
タン紡糸液を、そこで述べたように、エラスタン糸に紡
糸しそして洗浄した。洗浄プロセスにおける糸スピード
は再び71.5m/minであった。
【0041】洗浄プロセスの後で、糸を、圧力ローラ7
によって絞り、そして二本の加熱されたローラ8及び9
の回りに数回巻き付けることによって73m/minの
スピードで150℃で乾燥させた。次に、糸を1:2倍
に延伸し、そして146m/minの輸送速度で加熱さ
れたローラ10及び11の回りに数回巻き付けることに
よって230℃で固定させた。ローラ8及び9の上の接
触時間は19秒であり、そしてローラ10及び11の上
の接触時間は8秒であった。次に、糸を、実施例4中で
述べたように、調製しそして巻き取った。170dte
xのタイタを有する得られた糸は、0.81cN/dt
exの糸強度及び521%の伸びを有していた。ノズル
あたりの紡糸生産量は149(g/h)であった。紡糸
ノズルあたりの生産量の増加は、米国特許第3,52
6,689号中の実施例C1(表3参照)と比較して、
+72%であった。
【0042】実施例6(延伸可能性C) 実施例4におけるように製造された30%濃度のエラス
タン紡糸液を、そこで述べたように、紡糸しそして洗浄
した。洗浄プロセスにおける糸スピードは再び71.5
m/minであった。洗浄プロセスの後で、糸を、圧力
ローラ7によって絞り、そして加熱されたローラ8及び
9の回りに数回巻き付けることによって143m/mi
nのスピードで200℃で1:2倍に延伸した。次に、
糸を、210m/min及び250℃の乾燥温度でロー
ラ10及び11の回りに数回巻き付けることによって
1:1.46倍に後延伸した。ローラ8及び9の上の糸
に関する接触時間は15秒であり、そしてローラ10及
び11の上の接触時間は6秒であった。全体の延伸度は
300%であった。172dtexのタイタを有する得
られた糸は、1.05cN/dtexの糸強度及び51
9%の伸びを有していた。ノズルあたりの紡糸生産量は
217(g/h)であった。紡糸ノズルあたりの生産量
の増加は、米国特許第3,526,689号中の実施例
C1(表3参照)と比較する時に、+151%であっ
た。
【0043】表4は、160dtexのタイタのための
異なる延伸可能性A、B及びC(図2参照)の更なる実
施例を与える。エラスタン糸は、4個の60穴のノズル
から実施例4中のデータに従って紡糸した。紡糸速度は
すべての場合において70m/minであり、そして洗
浄プロセス中の糸スピードは71.5m/minであっ
た。
【0044】表4から理解することができるように、ほ
ぼ少なくとも60%〜160%及びそれ以上の生産量の
増加を、すべての3つの延伸変形例に関して達成するこ
とができる。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0050】1. 35重量%までの濃度のエラスタン
溶液を紡糸浴中で紡糸するステップ、洗浄するステッ
プ、必要に応じて延伸するステップ、乾燥させるステッ
プ、固定させるステップ、必要に応じて調製するステッ
プ、及び好ましくは2500dtexまでのタイタ範囲
に糸を巻き取るステップ[ここで、延伸、固定及び調製
のプロセスステップは相互交換することができる]を使
用して200m/minまでの紡糸速度でマルチフィラ
メント湿式紡糸エラスタン糸を製造するための方法であ
り、マルチフィラメント糸を、紡糸浴を去る際に、紡糸
浴液のすぐ上方に位置付けられている逸らせローラの上
を通過させる方法であって、 a)洗浄装置を去りそして乾燥又は固定手順に向かって
移動する前に、洗浄装置中のローラの上に適合する絞り
ローラによって、マルチフィラメント糸から同伴水を除
去し、 b)糸を少なくとも二本のローラの上で乾燥又は固定さ
せ、ここで c)少なくとも一本のローラの温度は200℃に等しい
か又はそれよりも高く、そして d)糸と加熱されたローラの間の接触時間は、糸のタイ
タ及び温度に依存して、少なくとも3秒であることを特
徴とする方法。
【0051】2. エラスタン糸が22〜1680dt
exの最後のタイタを有することを特徴とする、上記1
記載のエラスタン糸を製造するための方法。
【0052】3. 糸を、二本好ましくは四本のローラ
の上で固定させることを特徴とする、上記1又は2記載
のエラスタン糸を製造するための方法。
【0053】4. 220〜270℃、好ましくは24
0〜250℃の固定温度を使用することを特徴とする、
上記1から3のいずれか一つに記載のエラスタン糸を製
造するための方法。
【0054】5. 洗浄プロセス中の絞りローラが60
〜80のショア硬度を有し、そしてこのローラの適用圧
力が少なくとも1.5N/cmローラ幅であることを特
徴とする、上記1から4のいずれか一つに記載のエラス
タン糸を製造するための方法。
【0055】6. ジメチルアセトアミドを紡糸溶媒と
して使用し、そして75〜95重量%の水対5〜25重
量%のDMACの重量比の水及びジメチルアセトアミド
の混合物を紡糸浴液として使用することを特徴とする、
上記1から5のいずれか一つに記載のエラスタン糸を製
造するための方法。
【0056】7. それらの少なくとも二本のローラが
加熱されている一対又は四つ組のローラの上でエラスタ
ン糸を固定させることを特徴とする、上記1から6のい
ずれか一つに記載のエラスタン糸を製造するための方
法。
【0057】8. 一対又は四つ組のローラを使用して
エラスタン糸を固定させ、ここですべてのローラが加熱
されていることを特徴とする、上記1から7のいずれか
一つに記載のエラスタン糸を製造するための方法。
【0058】9. 480dtexまでのタイタに関す
る糸強度が少なくとも0.7cN/dtexであり、そ
して480dtexに等しいか又はそれよりも大きいタ
イタに関する糸強度が少なくとも0.5cN/dtex
であることを特徴とする、上記1から8のいずれか一つ
に記載のエラスタン糸を製造するための方法。
【0059】10. 洗浄装置中のローラと固定及び乾
燥装置中のローラの間で延伸が行われ、そして延伸度が
200%までであることを特徴とする、上記1記載のエ
ラスタン糸を製造するための方法。
【0060】11. 乾燥及び固定プロセスb)を少な
くとも四本のローラの上で実施し、そして各々の対のロ
ーラの間で糸を延伸し、そして延伸度が300%までで
あることを特徴とする、上記1記載のエラスタン糸を製
造するための方法。
【0061】12. 洗浄装置中のローラと固定/乾燥
プロセスb)中のローラとの間でもまた糸を延伸し、各
々の回の延伸度が300%までであることを特徴とす
る、上記11記載のエラスタン糸を製造するための方
法。
【0062】13. 少なくとも200%の延伸度で延
伸された、そして少なくとも500%の破断時の伸びに
関して少なくとも1.0cN/dtexの糸強度を有す
ることを特徴とする、上記1から12のいずれか一つに
記載の方法によって得ることができる湿式紡糸エラスタ
ン糸。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは、先行技術からの固定配置を図示し、
一方、図1b〜1dは、乾燥/固定ローラの異なる配置
を示す。
【図2】図2は、糸製造方法の過程の間に延伸手順を達
成するための幾つかの基本的な態様を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テイロ・ゼーム ドイツ40591デユツセルドルフ・ツエルジ ウスベーク18 (72)発明者 ボルフガング・アンダーヘツゲン ドイツ41539ドルマゲン・クナイプシユト ラーセ17 (72)発明者 トニ・ヘルベルツ ドイツ41540ドルマゲン・ハウプトシユト ラーセ79 (72)発明者 ジノ・アントリニ イタリア・ベルガモ・アイ−24919ソリソ レ・ビアデイババソリ5

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 35重量%までの濃度のエラスタン溶液
    を紡糸浴中で紡糸するステップ、洗浄するステップ、必
    要に応じて延伸するステップ、乾燥させるステップ、固
    定させるステップ、必要に応じて調製するステップ、及
    び好ましくは2500dtexまでのタイタ範囲に糸を
    巻き取るステップ[ここで、延伸、固定及び調製のプロ
    セスステップは相互交換することができる]を使用して
    200m/minまでの紡糸速度でマルチフィラメント
    湿式紡糸エラスタン糸を製造するための方法であり、マ
    ルチフィラメント糸を、紡糸浴を去る際に、紡糸浴液の
    すぐ上方に位置付けられている逸らせローラの上を通過
    させる方法であって、 a)洗浄装置を去りそして乾燥又は固定手順に向かって
    移動する前に、洗浄装置中のローラの上に適合する絞り
    ローラによって、マルチフィラメント糸から同伴水を除
    去し、 b)糸を少なくとも二本のローラの上で乾燥又は固定さ
    せ、ここで c)少なくとも一本のローラの温度は200℃に等しい
    か又はそれよりも高く、そして d)糸と加熱されたローラの間の接触時間は、糸のタイ
    タ及び温度に依存して、少なくとも3秒であることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 220〜270℃、好ましくは240〜
    250℃の固定温度を使用することを特徴とする、請求
    項1記載のエラスタン糸を製造するための方法。
  3. 【請求項3】 洗浄プロセス中の絞りローラが60〜8
    0のショア硬度を有し、そしてこのローラの適用圧力が
    少なくとも1.5N/cmローラ幅であることを特徴と
    する、請求項1又は2記載のエラスタン糸を製造するた
    めの方法。
  4. 【請求項4】 それらの少なくとも二本のローラが加熱
    されている一対又は四つ組のローラの上でエラスタン糸
    を固定させることを特徴とする、請求項1から3のいず
    れか一項に記載のエラスタン糸を製造するための方法。
  5. 【請求項5】 480dtexまでのタイタに関する糸
    強度が少なくとも0.7cN/dtexであり、そして
    480dtexに等しいか又はそれよりも大きいタイタ
    に関する糸強度が少なくとも0.5cN/dtexであ
    ることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に
    記載のエラスタン糸を製造するための方法。
  6. 【請求項6】 洗浄装置中のローラと固定及び乾燥装置
    中のローラの間で延伸が行われ、そして延伸度が200
    %までであることを特徴とする、請求項1記載のエラス
    タン糸を製造するための方法。
  7. 【請求項7】 乾燥及び固定プロセスb)を少なくとも
    四本のローラの上で実施し、そして各々の対のローラの
    間で糸を延伸し、そして延伸度が300%までであるこ
    とを特徴とする、請求項1記載のエラスタン糸を製造す
    るための方法。
  8. 【請求項8】 洗浄装置中のローラと固定/乾燥プロセ
    スb)中のローラとの間でもまた糸を延伸し、各々の回
    の延伸度が300%までであることを特徴とする、請求
    項7記載のエラスタン糸を製造するための方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも200%の延伸度で延伸され
    た、そして少なくとも500%の破断時の伸びに関して
    少なくとも1.0cN/dtexの糸強度を有すること
    を特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の
    方法によって得ることができる湿式紡糸エラスタン糸。
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