JPH08259534A - トリフルオロメチル置換2−アザビシクロオクタンを含有する新規プソイドペプチド - Google Patents
トリフルオロメチル置換2−アザビシクロオクタンを含有する新規プソイドペプチドInfo
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- JPH08259534A JPH08259534A JP7351260A JP35126095A JPH08259534A JP H08259534 A JPH08259534 A JP H08259534A JP 7351260 A JP7351260 A JP 7351260A JP 35126095 A JP35126095 A JP 35126095A JP H08259534 A JPH08259534 A JP H08259534A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 抗ウイルス活性を有する新規プソイドペプチ
ド類の提供。 【解決手段】 一般式I、例ば式24 の、トリフルオロメチル置換2−アザビシクロオクタン
をもつ新規プソイドペプチド。
ド類の提供。 【解決手段】 一般式I、例ば式24 の、トリフルオロメチル置換2−アザビシクロオクタン
をもつ新規プソイドペプチド。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリフルオロメチ
ル置換2−アザビシクロオクタンをもつ新規プソイドペ
プチド、それらの調製方法、および抗レトロウイルス剤
としてのそれらの使用に関する。
ル置換2−アザビシクロオクタンをもつ新規プソイドペ
プチド、それらの調製方法、および抗レトロウイルス剤
としてのそれらの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】トリフルオロメチルをもつプソイドペプ
チドは、欧州特許第528 242号に抗レトロウイルス剤と
して付加的に記述されており、ここに述べられる本発明
のある種の化合物は、この刊行物のもっとも広い範囲に
包含される。
チドは、欧州特許第528 242号に抗レトロウイルス剤と
して付加的に記述されており、ここに述べられる本発明
のある種の化合物は、この刊行物のもっとも広い範囲に
包含される。
【0003】
【発明の構成】本発明は、一般式(I)
【0004】
【化4】
【0005】[式中、Aは、シアノもしくは式−CO−
NH2の基を表し、R1は、式
NH2の基を表し、R1は、式
【0006】
【化5】
【0007】(式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
ハロゲン、炭素原子4個までをもつ直鎖または分枝アル
キル、モルホリニル、フェニルチオ、または炭素原子3
〜6個をもつシクロアルキルを示し、aは、数字0もし
くは1である)の基を表す]のトリフルオロメチル置換
2−アザビシクロオクタンをもつ新規な高活性プソイド
ペプチドおよびそれらの塩に関する。
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
ハロゲン、炭素原子4個までをもつ直鎖または分枝アル
キル、モルホリニル、フェニルチオ、または炭素原子3
〜6個をもつシクロアルキルを示し、aは、数字0もし
くは1である)の基を表す]のトリフルオロメチル置換
2−アザビシクロオクタンをもつ新規な高活性プソイド
ペプチドおよびそれらの塩に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による一般式
(I)の化合物は、数個の不斉炭素原子を有する。
(I)の化合物は、数個の不斉炭素原子を有する。
【0009】一般式(A)
【0010】
【化6】
【0011】の基は、6個の不斉炭素原子(*)をも
ち、それらは、互いに独立して、R−もしくはS−立体
配置で存在する。立体配置1(R)、2(R),3
(S),4(S),5(S)および6(S)が適切であ
る。
ち、それらは、互いに独立して、R−もしくはS−立体
配置で存在する。立体配置1(R)、2(R),3
(S),4(S),5(S)および6(S)が適切であ
る。
【0012】トリフルオロメチル置換2−アザビシクロ
オクタンをもつプソイドペプチドの生理学的に受容でき
る塩は、本発明による物質の鉱酸、カルボン酸もしくは
スルホン酸との塩であってもよい。特に好適な塩は、例
えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、酢酸、プロピ
オン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、フマール酸、マレイ
ン酸もしくは安息香酸との塩である。
オクタンをもつプソイドペプチドの生理学的に受容でき
る塩は、本発明による物質の鉱酸、カルボン酸もしくは
スルホン酸との塩であってもよい。特に好適な塩は、例
えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、酢酸、プロピ
オン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、フマール酸、マレイ
ン酸もしくは安息香酸との塩である。
【0013】列挙できる塩は、例えば、アルカリ金属塩
(例えば、ナトリウムもしくはカリウム塩)、アルカリ
土類金属塩(例えば、カルシウムもしくはマグネシウム
塩)、あるいは、アンモニアまたは例えば、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミ
ン、プロカイン、ジベンジルアミン、N−メチルモルホ
リン、ジヒドロアビエチルアミン、1−エフェドリンア
ミンもしくはメチルピペリジンのような有機アミンから
得られるアンモニウム塩のような常用の塩基との塩であ
る。
(例えば、ナトリウムもしくはカリウム塩)、アルカリ
土類金属塩(例えば、カルシウムもしくはマグネシウム
塩)、あるいは、アンモニアまたは例えば、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミ
ン、プロカイン、ジベンジルアミン、N−メチルモルホ
リン、ジヒドロアビエチルアミン、1−エフェドリンア
ミンもしくはメチルピペリジンのような有機アミンから
得られるアンモニウム塩のような常用の塩基との塩であ
る。
【0014】一般式(I)の好適な化合物は、式中、A
が、シアノもしくは式−CO−NH2の基を表し、R
1が、式
が、シアノもしくは式−CO−NH2の基を表し、R
1が、式
【0015】
【化7】
【0016】[式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
フッ素、塩素、臭素、炭素原子3個までをもつ直鎖また
は分枝アルキル、モルホリニル、フェニルチオ、シクロ
ペンチルまたはシクロヘキシルを示し、aは、数字0も
しくは1を示す]の基を表す化合物およびそれらの塩で
ある。
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
フッ素、塩素、臭素、炭素原子3個までをもつ直鎖また
は分枝アルキル、モルホリニル、フェニルチオ、シクロ
ペンチルまたはシクロヘキシルを示し、aは、数字0も
しくは1を示す]の基を表す化合物およびそれらの塩で
ある。
【0017】一般式(I)の特に好適な化合物は、式
中、Aが、シアノもしくは式−CO−NH2の基を表
し、R1が、式
中、Aが、シアノもしくは式−CO−NH2の基を表
し、R1が、式
【0018】
【化8】
【0019】[式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そして水素、フェニル、ヒドロキシル、
フッ素、塩素、臭素、メチル、フェニルチオ、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルまたはモルホリニルを示し、a
は、数字0もしくは1を示す]の基を表す化合物および
それらの塩である。
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そして水素、フェニル、ヒドロキシル、
フッ素、塩素、臭素、メチル、フェニルチオ、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルまたはモルホリニルを示し、a
は、数字0もしくは1を示す]の基を表す化合物および
それらの塩である。
【0020】その上、一般式(II) R1−CO2H (II) [式中、R1は、上記の意味をもつ]のカルボン酸を、
場合によりそのカルボン酸を予め活性化し、不活性溶媒
中、塩基および/または補助剤の存在下で、一般式(I
II)
場合によりそのカルボン酸を予め活性化し、不活性溶媒
中、塩基および/または補助剤の存在下で、一般式(I
II)
【0021】
【化9】
【0022】の化合物と反応させ、そしてA=CNの場
合には、最後に、上記1種の溶媒中で同様に、塩化ジメ
チルカルバモイルと反応させることを特徴とする、一般
式(I)の化合物の調製方法が見出された。
合には、最後に、上記1種の溶媒中で同様に、塩化ジメ
チルカルバモイルと反応させることを特徴とする、一般
式(I)の化合物の調製方法が見出された。
【0023】本発明による方法は、次の式:
【0024】
【化10】
【0025】による例によって具体的に説明できる。
【0026】すべての操作段階に適切な溶媒は、反応条
件下で変化しない常用の不活性溶媒である。これらは、
好ましくは、エーテル類、例えばジエチルエーテル、グ
リコールモノメチルもしくはジメチルエーテル、ジオキ
サンまたはテトラヒドロフラン、炭化水素類、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサンもしくは
石油留分、または、ハロゲノ炭化水素類、例えば塩化メ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、あるいは、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
ホスホルアミド、酢酸エチル、ピリジン、トリエチルア
ミンまたはピコリン、のような有機溶媒を包含する。ま
た、上記溶媒の混合物を使用することもできる。ジクロ
ロメタン、ジメチルホルムアミドおよびテトラヒドロフ
ランが、特に好適である。
件下で変化しない常用の不活性溶媒である。これらは、
好ましくは、エーテル類、例えばジエチルエーテル、グ
リコールモノメチルもしくはジメチルエーテル、ジオキ
サンまたはテトラヒドロフラン、炭化水素類、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサンもしくは
石油留分、または、ハロゲノ炭化水素類、例えば塩化メ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、あるいは、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
ホスホルアミド、酢酸エチル、ピリジン、トリエチルア
ミンまたはピコリン、のような有機溶媒を包含する。ま
た、上記溶媒の混合物を使用することもできる。ジクロ
ロメタン、ジメチルホルムアミドおよびテトラヒドロフ
ランが、特に好適である。
【0027】個々の操作段階により、適切な塩基は、常
用の無機または有機塩基である。これらは、好ましく
は、例えば、水酸化ナトリウムもしくはカリウムのよう
なアルカリ金属水酸化物類、または炭酸ナトリウムもし
くはカリウムのようなアルカリ金属炭酸塩類、または、
例えばナトリウムもしくはカリウムメトキシド、もしく
はナトリウムもしくはカリウムエトキシドのようなアル
カリ金属アルコキシド類、またはエチルジイソプロピル
アミン、トリエチルアミン、ピコリン、ピリジンもしく
はN−メチルピペリジンのような有機アミン類、または
ナトリウムアミドもしくはリチウムジイソプロピルアミ
ドのようなアミド類、または、例えばリチウムN−(ビ
ス)トリフェニルシリルアミドのようなリチウムN−シ
リルアルキルアミド類、またはn−ブチルリチウムのよ
うなリチウムアルキル類を包含する。
用の無機または有機塩基である。これらは、好ましく
は、例えば、水酸化ナトリウムもしくはカリウムのよう
なアルカリ金属水酸化物類、または炭酸ナトリウムもし
くはカリウムのようなアルカリ金属炭酸塩類、または、
例えばナトリウムもしくはカリウムメトキシド、もしく
はナトリウムもしくはカリウムエトキシドのようなアル
カリ金属アルコキシド類、またはエチルジイソプロピル
アミン、トリエチルアミン、ピコリン、ピリジンもしく
はN−メチルピペリジンのような有機アミン類、または
ナトリウムアミドもしくはリチウムジイソプロピルアミ
ドのようなアミド類、または、例えばリチウムN−(ビ
ス)トリフェニルシリルアミドのようなリチウムN−シ
リルアルキルアミド類、またはn−ブチルリチウムのよ
うなリチウムアルキル類を包含する。
【0028】塩基は、一般式(II)の化合物1モルを
基に、1モル〜10モル、好ましくは1モル〜3モル量
で使用される。
基に、1モル〜10モル、好ましくは1モル〜3モル量
で使用される。
【0029】適切な補助剤は、好ましくは、特に、カル
ボキシル基が、無水物として活性化された形で存在する
場合には、また、塩基であってもよい縮合剤である。こ
こでの好適な縮合剤は、カルボジイミド類、例えば、
N,N’−ジエチル−、N,N’−ジイソプロピル−、
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、塩酸N−
(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカ
ルボジイミド、メト−p−トルエンスルホン酸N−シク
ロヘキシル−N’−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミド(CMCTもしくはモルホ−CDI)、またはカ
ルボニルジイミダゾールのようなカルボニル化合物類、
または3−硫酸2−エチル−5−フェニル−1,2−オ
キサゾリウムもしくは過塩素酸2−tert−ブチル−
5−メチルイソオキサゾリウムのような1,2−オキサ
ゾリウム化合物類、または2−エトキシ−1−エトキシ
カルボニル−1,2−ジヒドロキノリンのようなアシル
アミノ化合物類、または無水プロパンホスホン酸、また
はクロロギ酸イソブチル、またはヘキサフルオロリン酸
ベンゾトリアゾリルオキシ−トリ(ジメチルアミノ)ホ
スホニウムもしくは1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル、のような常用の縮合剤である。
ボキシル基が、無水物として活性化された形で存在する
場合には、また、塩基であってもよい縮合剤である。こ
こでの好適な縮合剤は、カルボジイミド類、例えば、
N,N’−ジエチル−、N,N’−ジイソプロピル−、
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、塩酸N−
(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカ
ルボジイミド、メト−p−トルエンスルホン酸N−シク
ロヘキシル−N’−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミド(CMCTもしくはモルホ−CDI)、またはカ
ルボニルジイミダゾールのようなカルボニル化合物類、
または3−硫酸2−エチル−5−フェニル−1,2−オ
キサゾリウムもしくは過塩素酸2−tert−ブチル−
5−メチルイソオキサゾリウムのような1,2−オキサ
ゾリウム化合物類、または2−エトキシ−1−エトキシ
カルボニル−1,2−ジヒドロキノリンのようなアシル
アミノ化合物類、または無水プロパンホスホン酸、また
はクロロギ酸イソブチル、またはヘキサフルオロリン酸
ベンゾトリアゾリルオキシ−トリ(ジメチルアミノ)ホ
スホニウムもしくは1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル、のような常用の縮合剤である。
【0030】反応は、常圧でも加圧もしくは減圧でも
(例えば0.5〜5bar)、好ましくは常圧で実施で
きる。
(例えば0.5〜5bar)、好ましくは常圧で実施で
きる。
【0031】反応は、一般に、温度範囲−20℃〜+4
0℃、好ましくは0℃〜室温で実施される。
0℃、好ましくは0℃〜室温で実施される。
【0032】塩化ジメチルカルバモイルとの反応は、好
ましくは、ピリジン中で、保護ガス雰囲気下で実施され
る。
ましくは、ピリジン中で、保護ガス雰囲気下で実施され
る。
【0033】その反応は、一般に、温度範囲+80℃〜
+120℃、好ましくは100℃で実施される。
+120℃、好ましくは100℃で実施される。
【0034】キノリン、フェニル、ピリジルおよびビフ
ェニルの場合には、一般式(II)のカルボン酸は、そ
れ自体既知である。キノキサリン−カルボン酸は、ある
場合には既知であるか、新規であり、そして次に、例え
ば、対応するフェニレンジアミンのD−フルクトースの
オソン(フェニルヒドラゾンのNaNO2および塩酸と
の反応によってインサイチューで調製される)との反
応、続くH2O2溶液を用いる酸化によって調製できる
[これについては、G.Henseke, Chem. Ber. 91, 1958,
1605-11およびドイツ特許第24 10 852号、参照]。
ェニルの場合には、一般式(II)のカルボン酸は、そ
れ自体既知である。キノキサリン−カルボン酸は、ある
場合には既知であるか、新規であり、そして次に、例え
ば、対応するフェニレンジアミンのD−フルクトースの
オソン(フェニルヒドラゾンのNaNO2および塩酸と
の反応によってインサイチューで調製される)との反
応、続くH2O2溶液を用いる酸化によって調製できる
[これについては、G.Henseke, Chem. Ber. 91, 1958,
1605-11およびドイツ特許第24 10 852号、参照]。
【0035】一般式(III)の化合物は、新規であ
り、例えば、一般式(IV)
り、例えば、一般式(IV)
【0036】
【化11】
【0037】[式中、Wは、アミノ保護基、好ましくは
tert−ブトキシカルボニルである]の化合物を、最
初にエポキシ化反応を用いて、任意に、塩基を用いるか
または相間移動触媒によって、一般式(V)
tert−ブトキシカルボニルである]の化合物を、最
初にエポキシ化反応を用いて、任意に、塩基を用いるか
または相間移動触媒によって、一般式(V)
【0038】
【化12】
【0039】[式中、Wは、前記意味をもつ]の化合物
に転化し、次いで、溶媒中で、式(VI)
に転化し、次いで、溶媒中で、式(VI)
【0040】
【化13】
【0041】の3−トリフルオロメチル−2−アザビシ
クロ[3.3.0]オクタンと反応させ、そして常法に
よって保護基を除去することによって製造できる。
クロ[3.3.0]オクタンと反応させ、そして常法に
よって保護基を除去することによって製造できる。
【0042】適切な溶媒は、反応条件下で変化しない常
用の有機溶媒である。これらは、好ましくは、アルコー
ル類、例えばメタノール、エタノール、もしくはn−プ
ロパノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、グ
リコールモノメチルもしくはジメチルエーテル、ジオキ
サンもしくはテトラヒドロフラン、または炭化水素類、
例えばベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン
もしくは石油留分、または、ハロゲノ炭化水素類、例え
ば塩化メチレン、ジクロロエタン(DCE)、クロロホ
ルム、四塩化炭素、あるいは、ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、
酢酸エチル、ピリジン、トリエチルアミンまたはピコリ
ン、のような有機溶媒を包含する。また、上記溶媒の混
合物を使用することもできる。ジクロロメタン、ジクロ
ロエタン、ジメチルホルムアミドおよびn−プロパノー
ルが、特に好適である。
用の有機溶媒である。これらは、好ましくは、アルコー
ル類、例えばメタノール、エタノール、もしくはn−プ
ロパノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、グ
リコールモノメチルもしくはジメチルエーテル、ジオキ
サンもしくはテトラヒドロフラン、または炭化水素類、
例えばベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン
もしくは石油留分、または、ハロゲノ炭化水素類、例え
ば塩化メチレン、ジクロロエタン(DCE)、クロロホ
ルム、四塩化炭素、あるいは、ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、
酢酸エチル、ピリジン、トリエチルアミンまたはピコリ
ン、のような有機溶媒を包含する。また、上記溶媒の混
合物を使用することもできる。ジクロロメタン、ジクロ
ロエタン、ジメチルホルムアミドおよびn−プロパノー
ルが、特に好適である。
【0043】エポキシ化のための適切な薬剤は、例え
ば、m−クロロ安息香酸、モノペルオキシフタル酸マグ
ネシウム、ジメチルジオキシランもしくはメチル(トリ
フルオロメチル)ジオキシランのような文献から既知の
化合物である、モノペルオキシフタル酸マグネシウムと
m−クロロ安息香酸が、好適である[P. Brongham et a
l., Synthesis(1987), 1015; W. Adam et al., J. Org.
Chem. 52, 2800 (1987); R. Curci et al., J. Org. C
hem. 53, 3890 (1988)、参照]。
ば、m−クロロ安息香酸、モノペルオキシフタル酸マグ
ネシウム、ジメチルジオキシランもしくはメチル(トリ
フルオロメチル)ジオキシランのような文献から既知の
化合物である、モノペルオキシフタル酸マグネシウムと
m−クロロ安息香酸が、好適である[P. Brongham et a
l., Synthesis(1987), 1015; W. Adam et al., J. Org.
Chem. 52, 2800 (1987); R. Curci et al., J. Org. C
hem. 53, 3890 (1988)、参照]。
【0044】エポキシ化が、相間移動触媒を用いて実施
される場合には、用いられる補助剤は、例えば、塩化も
しくは臭化有機アンモニウム類、例えば塩化もしくは臭
化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化メチルトリオ
クチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、
または塩化トリカプリルメチルアンモニウム(Aliq
uat336)である。塩化および臭化ベンジルトリエ
チルアンモニウムが、好適である。
される場合には、用いられる補助剤は、例えば、塩化も
しくは臭化有機アンモニウム類、例えば塩化もしくは臭
化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化メチルトリオ
クチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、
または塩化トリカプリルメチルアンモニウム(Aliq
uat336)である。塩化および臭化ベンジルトリエ
チルアンモニウムが、好適である。
【0045】エポキシ化は、温度範囲−10℃〜+90
℃、好ましくは0℃〜+60℃で実施される。
℃、好ましくは0℃〜+60℃で実施される。
【0046】その反応は、常圧でもまた加圧もしくは減
圧でも(例えば0.5〜5bar)、好ましくは常圧で
実施できる。
圧でも(例えば0.5〜5bar)、好ましくは常圧で
実施できる。
【0047】一般式(IV)および(V)の化合物は、
大部分既知である[欧州特許第528242号、参照]。
大部分既知である[欧州特許第528242号、参照]。
【0048】一般式(VI)の化合物は、新規であり、
例えば、HFとSF4を用いて、それぞれの立体配置に
おける2−アザビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
カルボン酸のフッ素化によって調製できる。
例えば、HFとSF4を用いて、それぞれの立体配置に
おける2−アザビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
カルボン酸のフッ素化によって調製できる。
【0049】驚くべきことに、一般式(I)の化合物
は、レトロウイルスに対する顕著に強い活性をもつこと
が発見された。このことは、HIVに特異的なプロテア
ーゼ酵素試験を用いて確認される。
は、レトロウイルスに対する顕著に強い活性をもつこと
が発見された。このことは、HIVに特異的なプロテア
ーゼ酵素試験を用いて確認される。
【0050】以下に記される実施例の結果は、次の参考
文献[Hansen, J., Billich, S., Schulze, T., Sukro
w, S., and Moelling, K. (1988), EMBO Journal, Vol.
7, No. 6, pp. 1785-1791]に記載のHIV試験系:精
製HIVプロテアーゼが、Gag前駆体タンパク質の切
断部位を模倣し、HIVプロテアーゼのイン・ビボでの
切断部位である合成ペプチドとともにインキュベートさ
れる、を用いて決定された。得られる合成ペプチドの切
断生成物が、逆相高速液体クロマトグラフィー(RP−
HPLC)によって分析された。示されたIC50値は、
上記試験条件下で、プロテアーゼ活性の50%阻害を引
き起こす物質濃度に関する。
文献[Hansen, J., Billich, S., Schulze, T., Sukro
w, S., and Moelling, K. (1988), EMBO Journal, Vol.
7, No. 6, pp. 1785-1791]に記載のHIV試験系:精
製HIVプロテアーゼが、Gag前駆体タンパク質の切
断部位を模倣し、HIVプロテアーゼのイン・ビボでの
切断部位である合成ペプチドとともにインキュベートさ
れる、を用いて決定された。得られる合成ペプチドの切
断生成物が、逆相高速液体クロマトグラフィー(RP−
HPLC)によって分析された。示されたIC50値は、
上記試験条件下で、プロテアーゼ活性の50%阻害を引
き起こす物質濃度に関する。
【0051】酵素アッセイ、HIV−1
【0052】
【表1】
【0053】本発明による化合物は、さらに、レンチウ
イルス感染細胞培養における活性も示した。このことを
示すことは、HIVウイルスによって例証されるように
可能であった。
イルス感染細胞培養における活性も示した。このことを
示すことは、HIVウイルスによって例証されるように
可能であった。
【0054】細胞培養におけるHIV感染 HIV試験は、Pauwelsらの方法により、若干改
変して実施された[Journal of Virological Methods 2
0, (1988), 309-321、参照]。
変して実施された[Journal of Virological Methods 2
0, (1988), 309-321、参照]。
【0055】正常なヒト血液リンパ球(PBL)が、F
icoll−Hypaqueで濃縮され、RPMI 1
640、フィトヘマグルチニン(90μg/ml)とイ
ンターロイキン−2(40U/ml)を含む20%ウシ
胎児血清中で刺激された。感染性HIVによる感染のた
めに、PBLはペレットにされ、次いで、その細胞ペレ
ットは、HIVウイルス吸着溶液1mlに懸濁され、3
7℃で1時間インキュベートされた。
icoll−Hypaqueで濃縮され、RPMI 1
640、フィトヘマグルチニン(90μg/ml)とイ
ンターロイキン−2(40U/ml)を含む20%ウシ
胎児血清中で刺激された。感染性HIVによる感染のた
めに、PBLはペレットにされ、次いで、その細胞ペレ
ットは、HIVウイルス吸着溶液1mlに懸濁され、3
7℃で1時間インキュベートされた。
【0056】そのウイルス吸着溶液は、遠心分離され、
感染細胞ペレットが、1ml当たり1x105細胞の濃
度になるように、成長培地中に採取された。この方法で
感染された細胞が、1x104細胞/ウェルで96穴ミ
クロタイタープレートのウェル中にピペットで入れられ
た。
感染細胞ペレットが、1ml当たり1x105細胞の濃
度になるように、成長培地中に採取された。この方法で
感染された細胞が、1x104細胞/ウェルで96穴ミ
クロタイタープレートのウェル中にピペットで入れられ
た。
【0057】ミクロタイタープレートの第1の垂直列
は、成長培地と、感染されていないが別に、上記のよう
に正確に処理された細胞(細胞対照)のみを含有した。
ミクロタイタープレートの第2垂直列は、成長培地中に
HIV感染細胞(ウイルス対照)のみを含有した。その
他のウェルは、本発明による化合物を、ミクロタイター
プレートの第3垂直列のウェルから初まり、そこから試
験物質が、2倍づつの段階で210倍まで希釈された種々
の濃度で含有した。
は、成長培地と、感染されていないが別に、上記のよう
に正確に処理された細胞(細胞対照)のみを含有した。
ミクロタイタープレートの第2垂直列は、成長培地中に
HIV感染細胞(ウイルス対照)のみを含有した。その
他のウェルは、本発明による化合物を、ミクロタイター
プレートの第3垂直列のウェルから初まり、そこから試
験物質が、2倍づつの段階で210倍まで希釈された種々
の濃度で含有した。
【0058】試験バッチは、HIVの典型的なシンシチ
ウム形成が、未処理ウイルス対照で起き(感染後3〜6
日目)、それが顕微鏡で確認されるまで、37℃で培養
された。未処理ウイルス対照においては、約20のシン
シチウムが、この試験条件下で生じたが、一方、未処理
細胞対照は、シンシチウムを示さなかった。
ウム形成が、未処理ウイルス対照で起き(感染後3〜6
日目)、それが顕微鏡で確認されるまで、37℃で培養
された。未処理ウイルス対照においては、約20のシン
シチウムが、この試験条件下で生じたが、一方、未処理
細胞対照は、シンシチウムを示さなかった。
【0059】IC50値は、その処理され感染された細胞
について、ウイルスに誘導されるシンシチウムの50%
(約10のシンシチウム)が、本発明による化合物を用
いる処理によって抑制される濃度として決定された。
について、ウイルスに誘導されるシンシチウムの50%
(約10のシンシチウム)が、本発明による化合物を用
いる処理によって抑制される濃度として決定された。
【0060】本発明による化合物は、HIVウイルス感
染細胞を、ウイルスに誘導される細胞破壊から保護する
ことが、ここに発見された。
染細胞を、ウイルスに誘導される細胞破壊から保護する
ことが、ここに発見された。
【0061】細胞培養アッセイ、PBL
【0062】
【表2】
【0063】本発明による化合物は、レトロウイルスに
よって生じる障害の治療および予防のために、ヒトおよ
び動物医薬において有用な活性物質である。
よって生じる障害の治療および予防のために、ヒトおよ
び動物医薬において有用な活性物質である。
【0064】人体薬において指摘される領域の例は、次
のものを挙げることができる: 1.)ヒトのレトロウイルス感染の治療および予防。
のものを挙げることができる: 1.)ヒトのレトロウイルス感染の治療および予防。
【0065】2.)HIVI(ヒト免疫不全ウイルス;
以前にはHTLV III/LAVと呼ばれた)および
HIVIIによって引き起こされる疾病(AIDS)と
それに伴われるARS(AIDS−関連コンプレック
ス)およびLAS(リンパ腺症症候群)のような病変
期、およびこのウイルスによって引き起こされる免疫不
全と脳疾患の治療および予防。
以前にはHTLV III/LAVと呼ばれた)および
HIVIIによって引き起こされる疾病(AIDS)と
それに伴われるARS(AIDS−関連コンプレック
ス)およびLAS(リンパ腺症症候群)のような病変
期、およびこのウイルスによって引き起こされる免疫不
全と脳疾患の治療および予防。
【0066】3.)HTLV−IもしくはHTLV−I
I感染の治療または予防。
I感染の治療または予防。
【0067】4.)AIDS−キャリヤー状態(AID
S−伝達体状態)の治療または予防。動物薬において指
摘される例は、次のものを挙げることができる: a)マエディ−ビスナ(ヒツジおよびヤギにおける) b)進行性肺炎ウイルス(PPV)(ヒツジおよびヤギ
における) c)ヤギ関節炎脳炎ウイルス(ヒツジおよびヤギにおけ
る) d)zwoegerziekteウイルス(ヒツジにお
ける) e)伝染性貧血症ウイルス(ウマの) f)ネコ白血病ウイルスによる感染 g)ネコ免疫不全ウイルス(FIV)による感染 h)サル免疫不全ウイルス(SIV)による感染 による伝染病。
S−伝達体状態)の治療または予防。動物薬において指
摘される例は、次のものを挙げることができる: a)マエディ−ビスナ(ヒツジおよびヤギにおける) b)進行性肺炎ウイルス(PPV)(ヒツジおよびヤギ
における) c)ヤギ関節炎脳炎ウイルス(ヒツジおよびヤギにおけ
る) d)zwoegerziekteウイルス(ヒツジにお
ける) e)伝染性貧血症ウイルス(ウマの) f)ネコ白血病ウイルスによる感染 g)ネコ免疫不全ウイルス(FIV)による感染 h)サル免疫不全ウイルス(SIV)による感染 による伝染病。
【0068】人体薬の指摘領域からの上記2,3および
4項が好適である。
4項が好適である。
【0069】本発明は、無毒で不活性な薬学的に適切な
添加剤に加えて、1種以上の式(I)の化合物を含む
か、または1種以上の式(I)の活性物質からなる医薬
製剤、およびこれらの製剤の製造方法を包含する。
添加剤に加えて、1種以上の式(I)の化合物を含む
か、または1種以上の式(I)の活性物質からなる医薬
製剤、およびこれらの製剤の製造方法を包含する。
【0070】式(I)の活性物質は、全混合物の約0.
1〜99.5重量%、好ましくは約0.5〜95重量%
の濃度において、上記医薬製剤中に存在すべきである。
1〜99.5重量%、好ましくは約0.5〜95重量%
の濃度において、上記医薬製剤中に存在すべきである。
【0071】また、式(I)の化合物とは別に、上記医
薬製剤は、他の医薬活性物質を含むことができる。
薬製剤は、他の医薬活性物質を含むことができる。
【0072】上記医薬製剤は、既知の方法により常法
で、例えば、活性物質もしくは活性物質類を、補助剤も
しくは補助剤類とともに混合することによって調製され
る。
で、例えば、活性物質もしくは活性物質類を、補助剤も
しくは補助剤類とともに混合することによって調製され
る。
【0073】一般に、望ましい結果を達成するために、
本発明による活性物質もしくは活性物質類を、24時間
毎に、必要により数回の分割投与の形で、全量約0.5
〜約500、好ましくは、1〜100mg/体重kgを
投与することが、ヒトおよび動物の両医薬にとって好都
合であると証明された。1回の分割投与は、活性物質も
しくは活性物質類を、好ましくは約1〜約80、特に、
1〜30mg/体重kgの量を含有する。しかしなが
ら、治療される対象の種および体重、病気の性質および
重篤度、薬物の剤形および投与形式、および投与される
時期もしくは間隔に応じて、上記用量と異なる量が、必
要になることもある。
本発明による活性物質もしくは活性物質類を、24時間
毎に、必要により数回の分割投与の形で、全量約0.5
〜約500、好ましくは、1〜100mg/体重kgを
投与することが、ヒトおよび動物の両医薬にとって好都
合であると証明された。1回の分割投与は、活性物質も
しくは活性物質類を、好ましくは約1〜約80、特に、
1〜30mg/体重kgの量を含有する。しかしなが
ら、治療される対象の種および体重、病気の性質および
重篤度、薬物の剤形および投与形式、および投与される
時期もしくは間隔に応じて、上記用量と異なる量が、必
要になることもある。
【0074】本発明による化合物は、酵素阻害剤であ
り、酵素阻害剤が利用できる全ての目的のために、その
ように用いることができる。例としては、アフィニティ
ークロマトグラフィーのためのラベルとしての使用、酵
素構造と反応機構の解明のための補助剤としての使用お
よび診断用試薬としての使用が、ここでは挙げられる。
り、酵素阻害剤が利用できる全ての目的のために、その
ように用いることができる。例としては、アフィニティ
ークロマトグラフィーのためのラベルとしての使用、酵
素構造と反応機構の解明のための補助剤としての使用お
よび診断用試薬としての使用が、ここでは挙げられる。
【0075】
【実施例】出発化合物 例I 6,7−ジメチル−2−[D−アラボ−テトラヒドロキ
シ−ブチル]キノキサリン
シ−ブチル]キノキサリン
【0076】
【化14】
【0077】D−フルクトースフェニルオサゾン(C.L.
Butler, J. Am. Chem. Soc. 51, 1929, 3163により調
製)2.0g(5.58mモル)を、水12ml、エタ
ノール12mlおよび濃塩酸1.4ml中に懸濁し、そ
の混合液を、45℃に加温し、水2.5ml中NaNO
20.8g(11.2mモル)の溶液を、滴下して処理
する。暗赤色澄明溶液を得るが、それを室温で酢酸ナト
リウムで緩衝化する。その全液を、酢酸エチル15ml
とともに撹拌し、その暗赤色の有機相を分別除去し、そ
して黄色の水相を、少し濃縮し、4,5−ジメチルフェ
ニレンジアミン0.5g(3.67mモル)で処理す
る。その混合液を、沸騰水浴上で20分間加熱し、次い
で、その黄色沈殿を濾別する。次いで、それを少量のエ
タノール中で続けて撹拌し、再濾過し、乾燥する。
Butler, J. Am. Chem. Soc. 51, 1929, 3163により調
製)2.0g(5.58mモル)を、水12ml、エタ
ノール12mlおよび濃塩酸1.4ml中に懸濁し、そ
の混合液を、45℃に加温し、水2.5ml中NaNO
20.8g(11.2mモル)の溶液を、滴下して処理
する。暗赤色澄明溶液を得るが、それを室温で酢酸ナト
リウムで緩衝化する。その全液を、酢酸エチル15ml
とともに撹拌し、その暗赤色の有機相を分別除去し、そ
して黄色の水相を、少し濃縮し、4,5−ジメチルフェ
ニレンジアミン0.5g(3.67mモル)で処理す
る。その混合液を、沸騰水浴上で20分間加熱し、次い
で、その黄色沈殿を濾別する。次いで、それを少量のエ
タノール中で続けて撹拌し、再濾過し、乾燥する。
【0078】収量:黄色結晶0.3g(理論量の29.
4%) M.p.:190℃(分解) TLC: Rf(物質は、難溶性)=0.4(ジクロロ
メタン:メタノール=9:1)例II 6,7−ジメチルキノキサリン−2−カルボン酸
4%) M.p.:190℃(分解) TLC: Rf(物質は、難溶性)=0.4(ジクロロ
メタン:メタノール=9:1)例II 6,7−ジメチルキノキサリン−2−カルボン酸
【0079】
【化15】
【0080】例Iからの化合物0.3g(1.08mモ
ル)を、10%濃度H2O2溶液10ml中に懸濁する。
その混合液を、NaOH(固体)0.6g(15mモ
ル)とともに撹拌して処理する。この工程の間、発泡が
観察される。約1時間撹拌後、澄明溶液を得る。濃塩酸
で酸性化すると、無色沈殿が生じる。それを濾別し、水
で洗浄し、乾燥する。
ル)を、10%濃度H2O2溶液10ml中に懸濁する。
その混合液を、NaOH(固体)0.6g(15mモ
ル)とともに撹拌して処理する。この工程の間、発泡が
観察される。約1時間撹拌後、澄明溶液を得る。濃塩酸
で酸性化すると、無色沈殿が生じる。それを濾別し、水
で洗浄し、乾燥する。
【0081】収量:無色結晶160mg(理論量の7
3.3%) M.p.:203℃(分解) TLC: Rf(ジクロロメタン/氷酢酸/メタノール
=90:10:2) 次の表Iの置換キノキサリン−2−カルボン酸は、例I
とIIの方法と同様にして調製される:
3.3%) M.p.:203℃(分解) TLC: Rf(ジクロロメタン/氷酢酸/メタノール
=90:10:2) 次の表Iの置換キノキサリン−2−カルボン酸は、例I
とIIの方法と同様にして調製される:
【0082】
【表3】
【0083】*=ジクロロメタン/氷酢酸/メタノール
=90:10:2例VI 3−メチル−4,7−ジクロロキノリン−2−カルボン
酸エチル
=90:10:2例VI 3−メチル−4,7−ジクロロキノリン−2−カルボン
酸エチル
【0084】
【化16】
【0085】3−メチル−4−ヒドロキシ−7−クロロ
キノリン−2−カルボン酸エチル5g(0.0187モ
ル)を、140℃油浴中で2時間、POCl325ml
とともにアルゴン下で加熱する。続いて、POCl3を
真空で溜去し、その残渣に、氷水を注意して注入する。
得られる沈殿を、濾別し、水で洗浄し、乾燥し、そして
ジクロロメタン/シクロヘキサン(1:1)から再結す
る。
キノリン−2−カルボン酸エチル5g(0.0187モ
ル)を、140℃油浴中で2時間、POCl325ml
とともにアルゴン下で加熱する。続いて、POCl3を
真空で溜去し、その残渣に、氷水を注意して注入する。
得られる沈殿を、濾別し、水で洗浄し、乾燥し、そして
ジクロロメタン/シクロヘキサン(1:1)から再結す
る。
【0086】収量:無色結晶3.8g(理論量の71.
0%) M.p.:104℃ Rf(ジクロロメタン)〜0.9例VII 3−メチル−4−モルホリニル−7−クロロキノリン−
2−カルボン酸エチル
0%) M.p.:104℃ Rf(ジクロロメタン)〜0.9例VII 3−メチル−4−モルホリニル−7−クロロキノリン−
2−カルボン酸エチル
【0087】
【化17】
【0088】例VIからの化合物1g(3.5mモル)
とモルホリン0.4g(4.5mモル)を、濃HCl
2滴とともに処理し、そして無水エタノール5ml中で
6時間、還流下で加熱する。反応は起きない。モルホリ
ン1g(11.25mモル)を添加後、その混合液をさ
らに12時間加熱する。その全液を真空濃縮し、そし
て、その残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル60,ジクロロメタン/酢酸エチル=100:5)に
よって分離する。
とモルホリン0.4g(4.5mモル)を、濃HCl
2滴とともに処理し、そして無水エタノール5ml中で
6時間、還流下で加熱する。反応は起きない。モルホリ
ン1g(11.25mモル)を添加後、その混合液をさ
らに12時間加熱する。その全液を真空濃縮し、そし
て、その残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル60,ジクロロメタン/酢酸エチル=100:5)に
よって分離する。
【0089】収量:無色結晶100mg(理論量の8.
5%) M.p.:74℃ Rf(ジクロロメタン/酢酸エチル=100:3)=
0.45例VIII 3−メチル−4−モルホリニル−7−クロロキノリン−
2−カルボン酸
5%) M.p.:74℃ Rf(ジクロロメタン/酢酸エチル=100:3)=
0.45例VIII 3−メチル−4−モルホリニル−7−クロロキノリン−
2−カルボン酸
【0090】
【化18】
【0091】例VIIからの化合物0.2g(0.6m
モル)を、エタノール5ml中に溶解し、その溶液を5
0℃まで加温し、1N水酸化ナトリウム1mlで処理
し、50℃で10分間撹拌する。冷却後、その混合液
を、1N塩酸1mlで処理し、淡黄色沈殿を得る。それ
を、濾別し、乾燥する。
モル)を、エタノール5ml中に溶解し、その溶液を5
0℃まで加温し、1N水酸化ナトリウム1mlで処理
し、50℃で10分間撹拌する。冷却後、その混合液
を、1N塩酸1mlで処理し、淡黄色沈殿を得る。それ
を、濾別し、乾燥する。
【0092】収量:淡黄色結晶130mg(理論量の7
0%) M.p.:196℃ Rf(ジクロロメタン/メタノール=9:1)=0.5例IX (S,S,S)−3−トリフルオロメチル−2−アザビ
シクロ[3.3.0]オクタン
0%) M.p.:196℃ Rf(ジクロロメタン/メタノール=9:1)=0.5例IX (S,S,S)−3−トリフルオロメチル−2−アザビ
シクロ[3.3.0]オクタン
【0093】
【化19】
【0094】(S,S,S)−2−アザビシクロ[3.
3.0]オクタン−3−カルボン酸55g(0.355
mモル)を、HFおよびSF4を用いてフッ素化する。
その暗褐色アルカリ性懸濁液(約200ml)を、濾過
し、約50mlまで真空濃縮し、ジクロロメタン50m
lで3回抽出する。その有機相を乾燥し、少量(暗褐色
オイル)になるまで真空濃縮し、そしてカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル60,ジクロロメタン)によっ
て分離する。
3.0]オクタン−3−カルボン酸55g(0.355
mモル)を、HFおよびSF4を用いてフッ素化する。
その暗褐色アルカリ性懸濁液(約200ml)を、濾過
し、約50mlまで真空濃縮し、ジクロロメタン50m
lで3回抽出する。その有機相を乾燥し、少量(暗褐色
オイル)になるまで真空濃縮し、そしてカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル60,ジクロロメタン)によっ
て分離する。
【0095】収量:やや褐色のオイル28.8g(理論
量の45.3%) M.p.:0℃付近、GC:99% Rf=0.4(ジクロロメタン)例X (2R,3S)−3−(N−ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノ−1−{(S,S,S)−3−トリフルオロ
メチル−2−アザビシクロ[3.3.0]オクタン−2
−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェニルブタン
量の45.3%) M.p.:0℃付近、GC:99% Rf=0.4(ジクロロメタン)例X (2R,3S)−3−(N−ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノ−1−{(S,S,S)−3−トリフルオロ
メチル−2−アザビシクロ[3.3.0]オクタン−2
−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェニルブタン
【0096】
【化20】
【0097】(2R)−[1−(N−ベンジルオキシカ
ルボニル)アミノ−2−フェニル−(1S)−エチル]
オキシラン0.3g(1mモル)と例IXからの化合物
0.15g(0.84mモル)を、2−プロパノール2
ml中に溶解し、その混合液を、130℃油浴中の密閉
容器中で撹拌する。冷却後、内容物を、少量まで濃縮
し、そしてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル6
0,トルエン/酢酸エチル=100:5)によって分離
する。
ルボニル)アミノ−2−フェニル−(1S)−エチル]
オキシラン0.3g(1mモル)と例IXからの化合物
0.15g(0.84mモル)を、2−プロパノール2
ml中に溶解し、その混合液を、130℃油浴中の密閉
容器中で撹拌する。冷却後、内容物を、少量まで濃縮
し、そしてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル6
0,トルエン/酢酸エチル=100:5)によって分離
する。
【0098】収量:無色泡状物72mg(理論量の18
%) Rf=0.2(トルエン/酢酸エチル=100:5)例XI (2R,3S)−3−アミノ−1−{(S,S,S)−
3−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.
0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニルブタン
%) Rf=0.2(トルエン/酢酸エチル=100:5)例XI (2R,3S)−3−アミノ−1−{(S,S,S)−
3−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.
0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニルブタン
【0099】
【化21】
【0100】例Xからの化合物112mg(0.235
mモル)を、メタノール/THF(1:1)15ml中
に溶解し、その溶液を、少量のPd/C(10%濃度)
で処理し、その混合液を、2時間室温で水素化する。触
媒を濾別除去し、溶媒を蒸発後、やや黄色のオイルを得
る。
mモル)を、メタノール/THF(1:1)15ml中
に溶解し、その溶液を、少量のPd/C(10%濃度)
で処理し、その混合液を、2時間室温で水素化する。触
媒を濾別除去し、溶媒を蒸発後、やや黄色のオイルを得
る。
【0101】収量:80mg(ほぼ定量的) Rf=0.6(ジクロロメタン/メタノール=100:
5)例XII (2R,3S)−3−[N−ベンジルオキシカルボニル
−L−アスパラギニル)アミノ]−1−{(S,S,
S)−3−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ
[3.3.0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ
−4−フェニルブタン
5)例XII (2R,3S)−3−[N−ベンジルオキシカルボニル
−L−アスパラギニル)アミノ]−1−{(S,S,
S)−3−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ
[3.3.0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ
−4−フェニルブタン
【0102】
【化22】
【0103】Z−L−Asn−OH 0.074g
(0.28mモル)とHOBT(ヒドロキシベンゾトリ
アゾール)0.038g(0.28mモル)を、DMF
5ml中にアルゴン雰囲気下で溶解し、その溶液を、氷
浴中で0℃まで冷却し、そしてモルホ−CDI0.11
9g(0.28mモル)により撹拌しながら処理する。
その混合液を、0℃で3時間撹拌し、次いで、DMF3
mlに溶解された例XIからの化合物0.08g(0.
234mモル)とともに処理する。その温度を、RTま
で上昇させ、その混合液を、さらに一夜撹拌する。水を
添加後、無色沈殿を得る。それを濾過し、水で洗浄し、
乾燥する。
(0.28mモル)とHOBT(ヒドロキシベンゾトリ
アゾール)0.038g(0.28mモル)を、DMF
5ml中にアルゴン雰囲気下で溶解し、その溶液を、氷
浴中で0℃まで冷却し、そしてモルホ−CDI0.11
9g(0.28mモル)により撹拌しながら処理する。
その混合液を、0℃で3時間撹拌し、次いで、DMF3
mlに溶解された例XIからの化合物0.08g(0.
234mモル)とともに処理する。その温度を、RTま
で上昇させ、その混合液を、さらに一夜撹拌する。水を
添加後、無色沈殿を得る。それを濾過し、水で洗浄し、
乾燥する。
【0104】収量:無色結晶87mg(理論量の63.
0%) M.p.:162℃ HPLC:97.53%例XIII (2R,3S)−3−(L−アスパラギニル)アミノ−
1−(S,S,S)−3−トリフルオロメチル−2−ア
ザビシクロ[3.3.0]オクタン−2−イル}−2−
ヒドロキシ−4−フェニルブタン
0%) M.p.:162℃ HPLC:97.53%例XIII (2R,3S)−3−(L−アスパラギニル)アミノ−
1−(S,S,S)−3−トリフルオロメチル−2−ア
ザビシクロ[3.3.0]オクタン−2−イル}−2−
ヒドロキシ−4−フェニルブタン
【0105】
【化23】
【0106】例XIIからの化合物0.008g(0.
135mモル)を、メタノール/THF(1:1)10
ml中に溶解し、その溶液を、少量のPd/C(10
%)で処理し、RTで2時間水素化する。触媒を濾別
後、溶媒を真空蒸発し、無色のオイルを得る。
135mモル)を、メタノール/THF(1:1)10
ml中に溶解し、その溶液を、少量のPd/C(10
%)で処理し、RTで2時間水素化する。触媒を濾別
後、溶媒を真空蒸発し、無色のオイルを得る。
【0107】収量:58mg(理論量の95%) Rf=0.2(ジクロロメタン/メタノール=100:
5)(ニンヒドリンでスプレー)調製実施例 例1 (2R,3S)−3−(キノキサリン−2−イル−L−
アスパラギニル)アミノ−1−({(S,S,S)−3
−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.
0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニルブタン
5)(ニンヒドリンでスプレー)調製実施例 例1 (2R,3S)−3−(キノキサリン−2−イル−L−
アスパラギニル)アミノ−1−({(S,S,S)−3
−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.
0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニルブタン
【0108】
【化24】
【0109】HOBT0.095g(6.7mモル)と
トリエチルアミン0.071g(0.7mモル)を、D
MF2ml中にアルゴン雰囲気下で溶解し、その溶液
を、−40℃まで冷却し、そしてDMF3ml中塩化キ
ノキサリン−2−カルボニル0.14g(0.7mモ
ル)により撹拌しながら滴下処理する。その混合液を、
2時間氷浴中で反応させ、次いで、例XIIIからの化
合物0.3g(0.657mモル)で処理する。その混
合液を、一夜撹拌し、その温度を、室温まで上げる。続
いて、目的の生成物を水を用いて沈殿させ、そしてカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル60,溶出液:ジク
ロロメタン/メタノール=100:5)によって精製す
る。
トリエチルアミン0.071g(0.7mモル)を、D
MF2ml中にアルゴン雰囲気下で溶解し、その溶液
を、−40℃まで冷却し、そしてDMF3ml中塩化キ
ノキサリン−2−カルボニル0.14g(0.7mモ
ル)により撹拌しながら滴下処理する。その混合液を、
2時間氷浴中で反応させ、次いで、例XIIIからの化
合物0.3g(0.657mモル)で処理する。その混
合液を、一夜撹拌し、その温度を、室温まで上げる。続
いて、目的の生成物を水を用いて沈殿させ、そしてカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル60,溶出液:ジク
ロロメタン/メタノール=100:5)によって精製す
る。
【0110】収量:無色泡状物130mg(理論量の約
32.3%) Rf=0.5(ジクロロメタン/メタノール=100:
5)例2 (2R,3S)−3−(キノキサリン−2−イル−L−
アスパラギニル)アミノ−1−({(S,S,S)−3
−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.
0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニルブタン塩酸塩
32.3%) Rf=0.5(ジクロロメタン/メタノール=100:
5)例2 (2R,3S)−3−(キノキサリン−2−イル−L−
アスパラギニル)アミノ−1−({(S,S,S)−3
−トリフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.
0]オクタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェ
ニルブタン塩酸塩
【0111】
【化25】
【0112】例1からの化合物87mg(0.142m
モル)を、メタノール1ml中に溶解し、その溶液を、
0.1N塩酸1.42ml(0.142mモル)で処理
し、その澄明溶液を凍結乾燥する。
モル)を、メタノール1ml中に溶解し、その溶液を、
0.1N塩酸1.42ml(0.142mモル)で処理
し、その澄明溶液を凍結乾燥する。
【0113】収量:無色泡状物89mg(理論量の96
%)例3 (2R,3S)−3−(キノリン−2−イル−L−アス
パラギニル)−アミノ−1−[(S,S,S)−3−ト
リフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.0]オ
クタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェニル−
ブタン
%)例3 (2R,3S)−3−(キノリン−2−イル−L−アス
パラギニル)−アミノ−1−[(S,S,S)−3−ト
リフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.0]オ
クタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェニル−
ブタン
【0114】
【化26】
【0115】キノリン−2−カルボン酸0.014g
(0.08モル)とHOBT0.011g(0.08モ
ル)を、DMF5ml中にアルゴン下で溶解し、その溶
液を、氷浴中で0℃まで冷却し、そしてモルホ−CDI
0.034g(0.08モル)により処理する。0℃
で3時間撹拌後、DMF1mlに溶解した例XIIIか
らの化合物0.03g(0.0657モル)を、添加
し、その混合液を、一夜撹拌し、その温度を、室温まで
上げる。次いで、目的の生成物を水を添加して沈殿さ
せ、濾過し、そしてメタノールとジイソプロピルエーテ
ルを用いる沈殿によって精製する。
(0.08モル)とHOBT0.011g(0.08モ
ル)を、DMF5ml中にアルゴン下で溶解し、その溶
液を、氷浴中で0℃まで冷却し、そしてモルホ−CDI
0.034g(0.08モル)により処理する。0℃
で3時間撹拌後、DMF1mlに溶解した例XIIIか
らの化合物0.03g(0.0657モル)を、添加
し、その混合液を、一夜撹拌し、その温度を、室温まで
上げる。次いで、目的の生成物を水を添加して沈殿さ
せ、濾過し、そしてメタノールとジイソプロピルエーテ
ルを用いる沈殿によって精製する。
【0116】収量:無色ガラス状物270mg(理論量
の67.2%) Rf=0.5(ジクロロメタン/メタノール=100:
5)例4 (2R,3S)−3−(キノリン−2−イル−L−アス
パラギニル)−アミノ−1−[(S,S,S)−3−ト
リフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.0]オ
クタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェニル−
ブタン塩酸塩
の67.2%) Rf=0.5(ジクロロメタン/メタノール=100:
5)例4 (2R,3S)−3−(キノリン−2−イル−L−アス
パラギニル)−アミノ−1−[(S,S,S)−3−ト
リフルオロメチル−2−アザビシクロ[3.3.0]オ
クタン−2−イル}−2−ヒドロキシ−4−フェニル−
ブタン塩酸塩
【0117】
【化27】
【0118】表題の化合物は、例3からの化合物0.5
g(0.8175mモル)と0.1N塩酸0.82ml
(0.82mモル)から、例2の方法と同様にして調製
される。
g(0.8175mモル)と0.1N塩酸0.82ml
(0.82mモル)から、例2の方法と同様にして調製
される。
【0119】収量:無色ガラス状物0.5g(理論量の
96%) トリフルオロメチル−置換2−アザビシクロオクタンを
もつ次の新規プソイドペプチド、表1は、上記例と同様
にして調製される:
96%) トリフルオロメチル−置換2−アザビシクロオクタンを
もつ次の新規プソイドペプチド、表1は、上記例と同様
にして調製される:
【0120】
【表4】
【0121】
【表5】
【0122】
【表6】
【0123】
【表7】
【0124】
【表8】
【0125】
【表9】
【0126】
【表10】
【0127】例19
【0128】
【化28】
【0129】例3からの化合物50mg(0.08mモ
ル)を、ピリジン2ml中に溶解し、その溶液を、塩化
ジメチルカルバモイル100mg(0.92mモル)を
用いて、アルゴン雰囲気下で処理し、一夜油浴中(10
0℃)で加熱する。冷却後、その全液を真空で蒸発乾固
し、残渣を、水5mlとジクロロメタン5mlとで撹拌
しながら処理する。
ル)を、ピリジン2ml中に溶解し、その溶液を、塩化
ジメチルカルバモイル100mg(0.92mモル)を
用いて、アルゴン雰囲気下で処理し、一夜油浴中(10
0℃)で加熱する。冷却後、その全液を真空で蒸発乾固
し、残渣を、水5mlとジクロロメタン5mlとで撹拌
しながら処理する。
【0130】有機相を分別し、乾燥し、そして蒸発乾固
し、その残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル60,溶出液:ジクロロメタン/酢酸エチル=1:
1)によって分離する。
し、その残渣を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル60,溶出液:ジクロロメタン/酢酸エチル=1:
1)によって分離する。
【0131】無色泡状物、収量:26mg(理論量の5
3.6%) Rf=0.8(ジクロロメタン/酢酸エチル=1:1) 本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
3.6%) Rf=0.8(ジクロロメタン/酢酸エチル=1:1) 本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
【0132】1. 一般式(I)
【0133】
【化29】
【0134】[式中、Aは、シアノもしくは式−CO−
NH2の基を表し、R1は、式
NH2の基を表し、R1は、式
【0135】
【化30】
【0136】(式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
ハロゲン、炭素原子4個までをもつ直鎖または分枝アル
キル、モルホリニル、フェニルチオ、または炭素原子3
〜6個をもつシクロアルキルを示し、aは、数字0もし
くは1である)の基を表す]のトリフルオロメチル置換
2−アザビシクロオクタンをもつ新規な高活性プソイド
ペプチドおよびそれらの塩。
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
ハロゲン、炭素原子4個までをもつ直鎖または分枝アル
キル、モルホリニル、フェニルチオ、または炭素原子3
〜6個をもつシクロアルキルを示し、aは、数字0もし
くは1である)の基を表す]のトリフルオロメチル置換
2−アザビシクロオクタンをもつ新規な高活性プソイド
ペプチドおよびそれらの塩。
【0137】2. 式中、Aが、シアノもしくは式−C
O−NH2の基を表し、R1が、式
O−NH2の基を表し、R1が、式
【0138】
【化31】
【0139】[式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
フッ素、塩素、臭素、炭素原子3個までをもつ直鎖また
は分枝アルキル、モルホリニル、フェニルチオ、シクロ
ペンチルまたはシクロヘキシルを示し、aは、数字0も
しくは1を示す]の基を表す、第1項記載の、一般式
(I)の化合物およびそれらの塩。
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、
フッ素、塩素、臭素、炭素原子3個までをもつ直鎖また
は分枝アルキル、モルホリニル、フェニルチオ、シクロ
ペンチルまたはシクロヘキシルを示し、aは、数字0も
しくは1を示す]の基を表す、第1項記載の、一般式
(I)の化合物およびそれらの塩。
【0140】3. 式中、Aが、シアノもしくは式−C
O−NH2の基を表し、R1が、式
O−NH2の基を表し、R1が、式
【0141】
【化32】
【0142】[式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そして水素、フェニル、ヒドロキシル、
フッ素、塩素、臭素、メチル、フェニルチオ、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルまたはモルホリニルを示し、a
は、数字0もしくは1を示す]の基を表す、第1項記載
の、一般式(I)の化合物およびそれらの塩。
R8、R9、R10、R11およびR12は、同じかまたは異な
るものであり、そして水素、フェニル、ヒドロキシル、
フッ素、塩素、臭素、メチル、フェニルチオ、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルまたはモルホリニルを示し、a
は、数字0もしくは1を示す]の基を表す、第1項記載
の、一般式(I)の化合物およびそれらの塩。
【0143】4. 第1項記載の、一般式(I)の化合
物の製造方法であって、一般式(II) R1−CO2H (II) [式中、R1は、第1項に示された意味をもつ]のカル
ボン酸を、場合によりそのカルボン酸を予め活性化し、
不活性溶媒中、塩基および/または補助剤の存在下で、
一般式(III)
物の製造方法であって、一般式(II) R1−CO2H (II) [式中、R1は、第1項に示された意味をもつ]のカル
ボン酸を、場合によりそのカルボン酸を予め活性化し、
不活性溶媒中、塩基および/または補助剤の存在下で、
一般式(III)
【0144】
【化33】
【0145】の化合物と反応させ、そしてA=CNの場
合には、最後に、上記1種の溶媒中で同様に、塩化ジメ
チルカルバモイルと反応させることを特徴とする方法。
合には、最後に、上記1種の溶媒中で同様に、塩化ジメ
チルカルバモイルと反応させることを特徴とする方法。
【0146】5. 第1項記載の1種以上の化合物を含
む薬物。
む薬物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 38/00 ADY C07D 403/12 209 C07D 403/12 209 C07K 1/02 C07K 1/02 8517−4H 5/078 5/078 A61K 37/02 ADY (72)発明者 デイーター・ヘビヒ ドイツ42115ブツペルタール・クルマツハ ーシユトラーセ82 (72)発明者 ボルフガング・レベン ドイツ51467ベルギツシユグラートバツ ハ・ホパースハイダーベーク57 (72)発明者 ユツタ・ハンゼン ドイツ42115ブツペルタール・パールケシ ユトラーセ98 (72)発明者 アルノルト・ペセンス ドイツ42781ハーン・シユトレゼマンシユ トラーセ51
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、Aは、シアノもしくは式−CO−NH2の基を
表し、R1は、式 【化2】 (式中、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R
10、R11およびR12は、同じかまたは異なるものであ
り、そしてフェニル、ヒドロキシル、水素、ハロゲン、
炭素原子4個までをもつ直鎖または分枝アルキル、モル
ホリニル、フェニルチオ、または炭素原子3〜6個をも
つシクロアルキルを示し、aは、数字0もしくは1であ
る)の基を表す]のトリフルオロメチル置換2−アザビ
シクロオクタンをもつ新規な高活性プソイドペプチドま
たはその塩。 - 【請求項2】 請求項1記載の、一般式(I)の化合物
の製造方法であって、一般式(II) R1−CO2H (II) [式中、R1は、請求項1に示された意味をもつ]のカ
ルボン酸を、場合によりそのカルボン酸を予め活性化
し、不活性溶媒中、塩基および/または補助剤の存在下
で、一般式(III) 【化3】 の化合物と反応させ、そしてA=CNの場合には、最後
に、上記1種の溶媒中で同様に、塩化ジメチルカルバモ
イルと反応させることを特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の1種以上の化合物を含む
薬物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19500122.2 | 1995-01-04 | ||
DE19500122A DE19500122A1 (de) | 1995-01-04 | 1995-01-04 | Neue Pseudopeptide mit trifluormethyl-substituierten 2-Azabicyclooctan |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08259534A true JPH08259534A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=7750988
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7351260A Pending JPH08259534A (ja) | 1995-01-04 | 1995-12-27 | トリフルオロメチル置換2−アザビシクロオクタンを含有する新規プソイドペプチド |
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---|---|
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JP (1) | JPH08259534A (ja) |
KR (1) | KR960029344A (ja) |
CN (1) | CN1134941A (ja) |
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CA (1) | CA2166372A1 (ja) |
CZ (1) | CZ1196A3 (ja) |
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SK (1) | SK1396A3 (ja) |
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- 1995-12-22 EP EP95120371A patent/EP0720988A1/de not_active Withdrawn
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- 1995-12-29 CA CA002166372A patent/CA2166372A1/en not_active Abandoned
- 1995-12-29 HU HU9503928A patent/HUT74806A/hu unknown
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1996
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