JPH08258092A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPH08258092A
JPH08258092A JP9037895A JP9037895A JPH08258092A JP H08258092 A JPH08258092 A JP H08258092A JP 9037895 A JP9037895 A JP 9037895A JP 9037895 A JP9037895 A JP 9037895A JP H08258092 A JPH08258092 A JP H08258092A
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JP
Japan
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pin
ejector
lock pin
plate
sprue lock
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Pending
Application number
JP9037895A
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English (en)
Inventor
Masahiro Mizoo
雅広 溝尾
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エジェクタプレートに対してスプルーロック
ピンの突き出しタイミングを遅らす為のストロークを十
分に確保して、成形品とランナーとを確実に切離すこと
のできる射出成形装置を提供することである。 【構成】 ランナーWrをエジェクトする為のスプルー
ロックピン21の基端部は、昇降自在に設けられた可動
プレート18に固定され、エジェクタプレート10には
突き出しピン18が、エジェクタプレート10の初期の
位置において所定距離aを空けた状態で連結され、エジ
ェクタプレート10が所定距離aだけエジェクト作動し
てから、突き出しピン15により可動プレート18を介
してスプルーロックピン21を突き出し駆動するように
構成され、リターンピン25には、リターンピン25を
そのリターン方向へ弾性付勢するスプリング30が備え
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エジェクト時に成形品
とランナーとを切離すように構成した射出成形装置に関
し、特に、成形品をエジェクトするエジェクタピンに対
してランナーをエジェクトするスプルーロックピンの突
き出しタイミングを遅らすことで成形品とランナーとを
切離すものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、射出成形装置には、エジェク
タピンとエジェクタピンに連結されたエジェクタプレー
トを介して、成形品をエジェクトするエジェクト機構が
備えられ、エジェクタプレートを介してエジェクタピン
を固定型から突き出し駆動させることで成形品を固定型
から取出すように構成してあるが、成形品をエジェクト
する際において、成形品とランナーとの繋ぎ部であるゲ
ート部をカットし、成形品とランナーとを切離して夫々
をエジェクトする必要がある。
【0003】一般に、成形品とランナーとを切離す方法
には、成形品とランナーをエジェクトする前にゲート部
をカットする方法と、エジェクタピンに対してスプルー
ロックピンの突き出しタイミングを遅らせることによ
り、ゲート部をカットする方法とが実用化されている。
前記、成形品とランナーをエジェクトする前にゲート部
をカットして成形品とランナーとを切離す方法において
は、固定型にランナーが成形されるブロック部材を移動
自在に設け、油圧シリンダ等の駆動手段により前記ブロ
ック部材をエジェクトする方向と垂直方向へ移動駆動さ
せ、成形品に対してランナーを引張ることで、ゲート部
をカットして成形品とランナーを切離している。しか
し、ブロック部材及び油圧シリンダ等の駆動手段を設け
る関係上、射出成形装置の構造が複雑化すること、製作
コストが高価になること等の問題が生じる。
【0004】一方、エジェクタピンに対してスプルーロ
ックピンの突き出しタイミングを遅らせることにより、
ゲート部をカットして成形品とランナーとを切離す方法
においては、エジェクタピンが連結されているエジェク
タプレートに、スプルーロックピンが軸方向に所定スト
ローク移動自在に連結されており、エジェクタプレート
がエジェクト作動されると同時に、先ず、エジェクタピ
ンだけが固定型から突き出されてゲート部をカットし、
前記エジェクタピンが所定ストローク突き出された後、
スプルーロックピンが固定型から突き出されるように構
成してある。ここで、スプルーロックピンをエジェクタ
プレートに対して軸方向に所定ストローク移動自在に連
結する連結構造においては、スプルーロックピンの基端
部に鍔部を設け、この鍔部をエジェクタプレートに形成
された内部大径状の摺動孔に内嵌させ、エジェクタプレ
ートの厚さと略同長のストロークにより、エジェクタピ
ンに対してスプルーロックピンの突き出しタイミングを
遅らせるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記エジェク
タピンに対してスプルーロックピンの突き出しタイミン
グを遅らせて成形品とランナーとを切離す方法を備えた
射出成形装置においては、前記ブロック部材、油圧シリ
ンダ等を備えた射出成形装置に比べると、構造が簡単化
して製作コスト的にも非常に有利であが、エジェクタピ
ンに対してスプルーロックピンのタイミングを遅らせる
為のストロークを、エジェクタプレートの幅以上設ける
ことができない。従って、剛性が低い(伸びやすい)成
形品では、タイミングを遅らせる為のストロークの不足
から、ゲート部をカットして成形品とランナーとを切離
すことができない場合が生じてくる。
【0006】そこで、タイミングを遅らせる為のストロ
ークを長くする為に、エジェクタプレートの幅を厚くす
ることも考えられるが、製作コストが増大すること、エ
ジェクタプレートを駆動する為の駆動手段が大型化する
こと等の問題が生じる。また、エジェクタプレートの厚
さにより突き出しタイミングを遅らせる為のストローク
が決定されるが、そのストロークを調節することは困難
であり、種々の大きさや、種々の剛性を有する成形品に
対応することができない。本発明の目的は、エジェクタ
プレートに対してスプルーロックピンの突き出しタイミ
ングを遅らす為のストロークを十分に確保して、成形品
とランナーとを確実に切離すことのできる射出成形装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の射出成形装置
は、固定型と、可動型と、エジェクタピンとエジェクタ
プレートを介して成形品をエジェクトするエジェクト機
構とを備え、エジェクト時に射出成形品のワーク本体と
ランナーとを切離すように構成した射出成形装置におい
て、ランナーを固定型からエジェクトする為のスプルー
ロックピンと、前記スプルーロックピンの基端部が固定
され、スプルーロックピンの軸方向へ移動自在に設けら
れた可動プレートと、前記エジェクタプレートに連結さ
れ、エジェクタプレートが所定距離エジェクト作動して
から、可動プレートを介してスプルーロックピンを突き
出し駆動する突き出しピンと、型閉じの際に先端部が可
動型で押圧され、可動プレートを介してスプルーロック
ピンを初期位置まで復帰させるリターンピンとを備えた
ものである。請求項2の射出成形装置は、請求項1の発
明において、前記リターンピンをそのリターン方向へ弾
性付勢する弾性部材を備えたものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1の射出成形装置におて
は、ランナーを固定型からエジェクトする為のスプルー
ロックピンの基端部は、スプルーロックピンの軸方向へ
移動自在に設けられた可動プレートに固定され、エジェ
クタプレートには突き出しピンが連結され、エジェクタ
プレートが所定距離エジェクト作動してから、突き出し
ピンにより可動プレートを介してスプルーロックピンを
突き出し駆動するように構成されている。また、型閉じ
の際にその先端部が可動型で押圧されるリターンピンが
備えられ、リターンピンが押圧されることにより、可動
プレートを介してスプルーロックピンを初期位置まで復
帰させるように構成されている。
【0009】つまり、エジェクタプレートがエジェクト
作動されると同時に、先ず、エジェクタピンにより成形
品だけがエジェクトされ、ゲート部がカットされて成形
品とランナーとが切離される。そして、エジェクタプレ
ートが所定距離エジェクト作動された後、エジェクタプ
レートに連結されている突き出しピンにより、可動プレ
ートを介してスプルーロックピンが突き出し駆動され、
ランナーがエジェクトされる。そして、成形品及びラン
ナーが取除かれ、エジェクタプレートが後退駆動されて
初期の位置まで戻された後、射出成形装置が型閉じされ
る際において、リターンピンの先端部が可動型で押圧さ
れ、可動プレートを介してスプルーロックピンが初期位
置まで復帰される。
【0010】従って、エジェクタプレートが所定距離エ
ジェクト作動してから、突き出しピンにより、可動プレ
ートを介してスプルーロックピンが突き出し駆動される
ように構成されているため、エジェクタピンに対してス
プルーロックピンの突き出しタイミングを遅らす為のス
トロークを十分に確保することができ、成形品とランナ
ーとを確実に切離して、夫々をエジェクトすることがで
きる。しかも、突き出しピンの長さを変えるだけで、突
き出しタイミングを遅らせる為のストロークを簡単に変
更できるため、種々の大きさや、種々の剛性を有する成
形品に対応することもできる。また、リターンピンによ
り、射出成形装置の型閉じの際において、可動型の押圧
により可動プレートが後退駆動されるので、スプルーロ
ックピンを初期位置に確実に復帰させることができる。
【0011】請求項2の射出成形装置においては、請求
項1と同様の作用・効果を奏するが、前記リターンピン
をそのリターン方向へ弾性付勢する弾性部材を備えたの
で、エジェクタプレートを後退駆動させ初期の位置まで
戻した際に、スプリングによりリターンピンを介してス
プルーロックピンを、最大で、初期位置まで復帰させる
ことができる。また、原料供給時における原料詰まり等
により、弾性部材による付勢力だけでは、スプルーロッ
クピンが初期位置まで復帰されない場合においては、請
求項1と同様に、射出成形装置の型閉じの際に、可動型
によりリターンピンの先端部が押圧されるため、可動型
による押圧力と弾性部材による付勢力により、リターン
ピンを介してスプルーロックピンをスムース且つ確実に
初期位置に復帰させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。本実施例は、プラスチック工場、自動車
製造工場等において、成形品を成形する射出成形装置
に、本発明を適用した場合の一例である。図1、図2に
示すように、射出成形装置1の固定型2は、ホルダー3
の上部に固定され、ホルダー3は保持板6の上面に固定
されている。ホルダー3の内部には、エジェクタプレー
ト10の作動空間4が設けられ、この作動空間4に、エ
ジェクタプレート10が上下動自在に配設されている。
エジェクタプレート10の下端部には、保持板6とホル
ダープレート5に形成された孔部8を挿通して上方へ伸
びる油圧シリンダ(図示略)のピストンロッド7が連結
され、この油圧シリンダによりエジェクタプレート10
が上下駆動されるように構成してある。
【0013】エジェクタプレート10には、エジェクタ
ピン11の基端部が固定され、エジェクタプレート10
から上方へ伸びるエジェクタピン11は、ホルダー3の
上部、固定型2に形成された軸孔12に挿通されてい
る。また、エジェクタプレート10には、エジェクタピ
ン11より外側において、突き出しピン15がその基端
部を固定して立設されている。
【0014】ホルダー3の上部には、突き出しピン15
と対向状に可動プレート18の昇降空間17が設けら
れ、この昇降空間17に可動プレート18が昇降自在に
配設されている。昇降空間17の下端部には、ホルダー
3の作動空間4側から昇降空間17に蓋をするように、
押えプレート19がボルト19aによりホルダー3に固
定され、この押えプレート19により、昇降空間17に
配設された可動プレート18の押えプレート19以下へ
の下降を規制している。そして、押えプレート19の中
央部には、突き出しピン15が挿通可能な挿通孔20が
形成され、この挿通孔20から挿通して伸びる突き出し
ピン15の先端部により、可動プレート18が上昇駆動
されるように構成されている。
【0015】可動プレート18の中央部には、1対のス
プルーロックピン21の基端部が固定され、可動プレー
ト18から上方へ伸びる各スプルーロックピン21は、
固定型2に形成された軸孔22に挿通されている。ま
た、可動プレート18の両端部には、挿通穴23が夫々
形成され、各挿通穴23には、リターンピン25の基端
部分が挿通されている。リターンピン25について説明
すると、各リターンピン25には、その上端から3/4
位置に鍔部26が設けられ、リターンピン25の鍔部2
6より上部が固定型2に形成された挿通孔27挿通さ
れ、鍔部26より下側の基端部分が、可動プレート18
及び押えプレート19の挿通孔23、24を挿通して下
方へ延びている。
【0016】そして、リターンピン25の鍔部26は可
動プレート18の上面に当接されていて、この鍔部26
により、可動プレート18の上昇とともにリターンピン
25も上昇される。また、固定型2には、前記挿通孔2
7の下側において、スプリング取付け穴28が下方開放
状に且つ挿通孔27と同心状に形成されていて、固定型
2とリターンピン25の鍔部26との間において、スプ
リング30が、その上部をスプリング取付け穴28に嵌
込んでリターンピン25に外装され、リターンピン25
が下方へ付勢されている。
【0017】ここで、図1、図2はエジェクタプレート
10が初期位置にある状態を示しているが、この状態に
おいて、エジェクタピン11の上端部は固定型2の上面
と同レベルに、又、突き出しピン15の先端部は、可動
プレート18の下端部から所定距離aだけ下側に位置さ
せるように、エジェクタピン11と突き出しピン15の
長さが設定され、また、スプルーロックピン21の上端
部はランナー部2bから少し低いレベルに、又、リター
ンピン25の先端部は固定型2の上面から僅かに突出さ
せた状態となるように、スプルーロックピン21とリタ
ーンピン25の長さが設定される。
【0018】可動型5について説明すると、図1に示す
ように、可動型5は管材配設用空間35を空けて、保持
板9の下面側に固定されていて、保持板9を昇降駆動手
段(図示略)で昇降駆動して、可動型5が固定型2に接
近・隔離されるように構成してある。管材配設用空間3
5においては、保持板9を挿通して下方へ延びる管材3
6が、複数の管材37に分かれ、各管材37はランナー
部2bの上側から可動型5に形成された管材配設用通路
38を通ってノズル39まで延び、型閉じの際におい
て、このノズル39から原料がランナー部2bを介して
成形部2aに供給される。また、図2に示すように、可
動型5の下端部には、各リターンピン25に対向して凹
部31が形成され、型閉じする際に可動型5の凹部31
内下面で、リターンピン25の上端部が押圧されるよう
に構成してある。
【0019】次に、上記射出成形装置1の作用について
説明する。図1、図2に示すように、射出成形装置1が
型閉じした状態において、ノズル39から原料がランナ
ー部2bを介して成形部2aに供給され、図示していな
いが、冷却装置で冷却されて、成形品W及びランナーW
rが成形されるが、可動型5が上昇駆動された後、エジ
ェクタプレート10がエジェクト作動されると、先ず、
エジェクタピン11の上昇により成形品Wがエジェクト
される。すると、ゲート部がカットされて成形品Wがラ
ンナーWrから切離され、図3、図4に示すように、突
き出しピン15の先端部が、所定距離aだけ上昇駆動さ
れて、押えプレート19の挿通孔20を挿通して、可動
プレート18の下面に当接した状態となる。
【0020】図3、図4の状態から、更にエジェクタプ
レート10がエジェクト作動されると、成形品Wは更に
上昇されるが、図5、図6に示すように、突き出しピン
15とともに可動プレート18が上昇されて、この可動
プレート18を介して、スプルーロックピン21が突き
出し駆動されてランナーWrがエジェクトされ、その
後、成形品W及びランナーWrが取除かれる。ここで、
可動プレート18の上昇にともない、リターンピン25
も同じ高さだけ上昇されるが、可動プレート18はリタ
ーンピン25により上下方向へ案内されるため、スプル
ーロックピンはスムースに上昇される。
【0021】そして、成形品W及びランナーWrが取除
かれた後、エジェクタプレート10を突き出しピン15
とともに前記とは逆に初期の位置まで後退駆動させる
と、スプリング30で下方へ付勢されているリターンピ
ン25により、可動プレート18が下方へ駆動されて、
スプルーロックピン21が、最大で、初期位置まで復帰
される。ここで、図7、図8に示すように、原料注入時
における原料のこぼれ等により、リターンピン25に外
装されたスプリング30では、スプルーロックピン21
を初期位置まで復帰させることができない場合も生じる
が、この場合、射出成形装置1を型閉じする際におい
て、下降駆動された可動型5により、リターンピン25
の先端部が押圧されて可動プレート18を介して、スプ
ルーロックピン21が初期位置まで復帰される。
【0022】つまり、上記射出成形装置1によれば、エ
ジェクタプレート10が所定距離aだけエジェクト作動
してから、突き出しピン15により、可動プレート18
を介してスプルーロックピン21が突き出し駆動される
ように構成されているため、エジェクタピン11に対し
てスプルーロックピン21の突き出しタイミングを遅ら
す為のストロークaを十分に確保することができ、成形
品WとランナーWrとを確実に切離して、夫々をエジェ
クトすることができる。しかも、突き出しピン15の長
さを変えるだけで、タイミングを遅らせる為のストロー
クを簡単に変更することができ、種々の大きさや、種々
の剛性を有する成形品に対応することもできる。
【0023】また、リターンピン25により、射出成形
装置1の型閉じの際において、可動型5の押圧により可
動プレート18が後退駆動されるので、スプルーロック
ピン21を初期位置に確実に復帰させることができる。
更に、リターンピン25はスプリング30により下方へ
付勢されているので、エジェクタプレート10を後退駆
動させ初期位置まで戻した際に、スプリング30により
リターンピン25を介してスプルーロックピン21を、
最大で、初期位置まで復帰させることができる。また、
原料供給時による原料詰まり等により、スプリング30
による付勢力だけでは、スプルーロックピン21が初期
位置へ復帰されない場合にも、射出成形装置1の型閉じ
の際に、可動型5によりリターンピン25の先端部が押
圧されるため、可動型5による押圧力とスプリング30
による付勢力により、可動プレート18を介してスプル
ーロックピン21をスムース且つ確実に初期位置に復帰
させることができる。
【0024】尚、前記実施例では、固定型2とリターン
ピン25の鍔部26との間にスプリング30を設け、リ
ターンピン25を介して可動プレート18を下方へ付勢
するように構成してあるが、リターンピン25を可動プ
レート18に内嵌固定させ、固定型2と可動プレート1
8間にスプリングを設けて、可動プレート18を直接下
方へ付勢するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る射出成形装置の断面図で
あり、型閉じした状態を示す図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】前記射出成形装置の断面図であり、エジェクタ
プレートを所定距離エジェクト作動させ、エジェクタピ
ンにより成形品をエジェクトした状態を示す図である。
【図4】図3のIV−VI線断面図である。
【図5】前記射出成形装置の断面図であり、図3の状態
からエジェクタプレートを更にエジェクト作動させ、ス
プルーロックピンによりランナーをエジェクトした状態
を示す図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】前記射出成形装置の断面図であり、リターンピ
ンに外装されたスプリングで、スプルーロックピンが初
期位置まで復帰されない状態を示した図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【符号の説明】
W 成形品 Wr ランナー 1 射出成形装置 2 固定型 5 可動型 10 エジェクタプレート 11 エジェクタピン 15 突き出しピン 18 可動プレート 21 スプルーロックピン 25 リターンピン 30 スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と、可動型と、エジェクタピンと
    エジェクタプレートを介して成形品をエジェクトするエ
    ジェクト機構とを備え、エジェクト時に射出成形品とラ
    ンナーとを切離すように構成した射出成形装置におい
    て、 ランナーを固定型からエジェクトする為のスプルーロッ
    クピンと、 前記スプルーロックピンの基端部が固定され、スプルー
    ロックピンの軸方向へ移動自在に設けられた可動プレー
    トと、 前記エジェクタプレートに連結され、エジェクタプレー
    トが所定距離エジェクト作動してから、可動プレートを
    介してスプルーロックピンを突き出し駆動する突き出し
    ピンと、 型閉じの際に先端部が可動型で押圧され、可動プレート
    を介してスプルーロックピンを初期位置まで復帰させる
    リターンピンと、 を備えたことを特徴とする射出成形装置。
  2. 【請求項2】 前記リターンピンをそのリターン方向へ
    弾性付勢する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の射出成形装置。
JP9037895A 1995-03-22 1995-03-22 射出成形装置 Pending JPH08258092A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100813636B1 (ko) * 2001-07-10 2008-03-14 도시바 기카이 가부시키가이샤 형체장치
CN102218805A (zh) * 2010-04-16 2011-10-19 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 顶出机构及具有该顶出机构的模具
CN109262961A (zh) * 2018-09-27 2019-01-25 朱华珍 一种具有安全装置的注塑机
CN115447078A (zh) * 2022-09-16 2022-12-09 杭州中瑧科技有限公司 一种分离注塑件的模具

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