JPH08258021A - 無機質板の模様付け装置 - Google Patents
無機質板の模様付け装置Info
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- JPH08258021A JPH08258021A JP6840295A JP6840295A JPH08258021A JP H08258021 A JPH08258021 A JP H08258021A JP 6840295 A JP6840295 A JP 6840295A JP 6840295 A JP6840295 A JP 6840295A JP H08258021 A JPH08258021 A JP H08258021A
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Abstract
にエンボスロール(10)を押圧して無機質板(9)の
表面に模様付けする装置であって、エンボスロール(1
0)を通過した無機質板(9)の移動速度に同調させて
エンボスロール(10)を駆動回転させるモータ(1
2)と、金型(5)より押し出された無機質板(9)の
押出速度がエンボスロール(10)の駆動回転速度より
も早いことを感知してモータ(12)によるエンボスロ
ール(10)の駆動回転を解除し、無機質板(9)の吐
出圧によってエンボスロール(10)を回転させるカム
クラッチとを有する。 【効果】 押出成型した無機質板に対して、広範な種類
の模様付けを安定かつ連続的に行うことのできる新しい
模様付け装置が提供される。
Description
装置に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、金型から押出成型された無機質板に、安定かつ連続
的に様座様々な模様付けを行うことのできる模様付け装
置に関するものである。
る無機質板は、金型を用いた押出成型によって製造され
ているが、このような無機質板の表面および/または裏
面に模様付けを行う方法としては、エンボスロールによ
る方法とプレスによる方法が知られている。
金型より押し出された無機質板にエンボスロールを押圧
して、無機質板の吐出圧によってエンボスロールを回転
させながら無機質板に模様付けを行うというものであ
り、プレスによる方法に比べて連続的な模様付けが可能
である。
エンボスロールによる模様付け装置の場合には、エンボ
スロールが無機質板の吐出圧によってのみ回転するた
め、たとえば3mm以上の深目地物やハイテクスチュア
ーな模様付けを行おうとすると、無機質板に対するエン
ボスロールの押圧力が過剰になったり、あるいは不足し
たりしてエンボスロールがスムースに回転せず、所望の
模様付けができないという欠点を有していた。
なされたものであり、従来の模様付け装置の欠点を解消
し、押出成型した無機質板に対して広範な種類の模様付
けを行うことのできる新しい模様付け装置を提供するこ
とを目的としている。
を解決するものとして、金型より押し出された無機質板
にエンボスロールを押圧して無機質板の表面に模様付け
する装置であって、エンボスロールを通過した無機質板
の移動速度に同調させてエンボスロールを駆動回転させ
るモータと、金型より押し出された無機質板の押出速度
がエンボスロールの駆動回転速度よりも早いことを感知
してモータによるエンボスロールの駆動回転を解除し、
無機質板の吐出圧によってエンボスロールを回転させる
カムクラッチとを有することを特徴とする無機質板の模
様付け装置を提供する。
よってエンボスロールを駆動回転させる。このモータ
は、無機質板の移動速度に同調させてエンボスロールを
駆動回転させるため、無機質板に対するエンボスロール
の押圧力に関係なくエンボスロールは無機質板の移動速
度に応じてスムースに回転する。
スロールにカムクラッチが配設されており、金型より押
し出された無機質板の押出速度がエンボスロールの駆動
回転速度よりも早い場合には、このカムクラッチによっ
てエンボスロールがモータ駆動から解除され、無機質板
の吐出力によって回転するようになる。すなわち、この
発明の模様付け装置は、金型より押し出される無機質板
の速度に応じて、エンボスロールが駆動回転と自由回転
とを適宜に選択するため、所望の模様付けを安定かつ連
続して行うことが可能である。
し、この発明の模様付け装置についてさらに詳しく説明
する。
を示した側面図である。たとえばこの図1に例示した装
置の場合には、パグスクリュー(1)によって押出成型
機(2)に充填された無機質板の原料は、押出機モータ
(3)により回転するオーガスクリュー(4)によって
加圧されて金型(5)に圧入され、所定の形状の無機質
板として金型(5)から排出される。なお、この図1の
装置では、金型(5)には中子(6)が配設されてお
り、原料は上型(7)および下型(8)をそれぞれ通過
し、中空体の無機質板(9)として排出される。そし
て、金型(5)から排出された無機質板(9)の表面に
は、エンボスロール(10)が回転しながら押圧し、こ
れによって、エンボスロール(10)の形状に応じた模
様が無機質板(9)の表面に刻印される。
ット(11)とモータ(12)の回転軸(13)がベル
ト(14)によって連結し、モータ(12)の回転速度
に応じて一転の速度で回転する。モータ(12)は、エ
ンボスロール(10)を通過した無機質板(9)の速度
を検出するセンサ(15)からセンサアンプ(16)お
よびモータドライバー(17)を介して入力された信号
によってその回転速度を調節するため、結果として、エ
ンボスロール(10)は、無機質板(9)の移動速度と
調和して回転する。
(9)の移動速度を検出するセンサ(15)は、装置の
構造上から、エンボスロール(10)を通過した無機質
板(10)の速度を検出する位置に配設せざるを得な
い。そこで、エンボスロール(10)通過した無機質板
(9)の移動速度と、金型(5)から排出された(すな
わち、エンボスロールを通過していない)無機質板
(9)の押出速度が同一であれば、エンボスロール(1
0)を無機質板(9)の移動速度に同調して回転するこ
とに問題はない。ところが、実際には、金型(5)から
排出される無機質板(9)の押出速度は、図2にも例示
したように、オーガスクリュー(4)の吐出変動によっ
て周期的に約10%程度変化する。従って、無機質板
(9)の押出速度(V1 )がその移動速度(V3 )より
も大きくなると、エンボスロール(10)の回転速度
(V2 )が移動速度(V3 )に同調しているために、押
出速度(V1)にブレーキがかかって金型(5)内の成
型圧が増加し、移動速度(V3 )および回転速度
(V2 )がさらに減少して、押出速度(V1 )には益々
ブレーキがかかるという悪循環が生じる。そして、一定
の模様付けができなくなるばかりか、エンボスロール
(10)と金型(5)の隙間から原料が漏れだし、金型
(5)の内圧があるレベルまで達すると、最終的には原
料が一気に吐き出されてしまい、無機質板(9)そのも
のの成型が不可能になってしまう危険性のある。
に、そのエンボスロール(10)の周辺構造を例示した
ように、エンボスロール(10)の回転軸(18)にカ
ムクラッチ(19)を配設し、金型(5)より押し出さ
れた無機質板(9)の押出速度(V1 )がエンボスロー
ル(10)の回転速度(V2 )よりも早い場合には、こ
のカムクラッチ(19)によってエンボスロール(1
0)のモータ駆動を解除し、エンボスロール(10)が
無機質板(9)の吐出圧によって自由回転するようにな
っている。これによって、金型(5)より押し出される
無機質板(9)の速度(V1 )(V3 )に応じて、エン
ボスロール(10)が駆動回転と自由回転とを適宜に選
択するため、所望の模様付けを安定かつ連続して行うこ
とが可能となっている。
定されるものではなく、細部の形状や構造等について
は、様々な態様が可能であることは言うまでもない。
よって、押出成型した無機質板に対して、広範な種類の
模様付けを安定かつ連続的に行うことのできる新しい模
様付け装置が提供される。
面図である。
原料の押出速度の経時的変化を例示した相関図である。
ロールの周辺構造を例示した正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 金型より押し出された無機質板にエンボ
スロールを押圧して無機質板の表面に模様付けする装置
であって、エンボスロールを通過した無機質板の移動速
度に同調させてエンボスロールを駆動回転させるモータ
と、金型より押し出された無機質板の押出速度がエンボ
スロールの駆動回転速度よりも早いことを感知してモー
タによるエンボスロールの駆動回転を解除し、無機質板
の吐出圧によってエンボスロールを回転させるカムクラ
ッチとを有することを特徴とする無機質板の模様付け装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06840295A JP3286112B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 無機質板の模様付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06840295A JP3286112B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 無機質板の模様付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08258021A true JPH08258021A (ja) | 1996-10-08 |
JP3286112B2 JP3286112B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=13372669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06840295A Expired - Fee Related JP3286112B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 無機質板の模様付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286112B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100878046B1 (ko) * | 2007-07-16 | 2009-01-19 | 주식회사 삼한 씨원 | 점토 벽돌의 표면 성형방법 및 그 성형장치 |
JP2019534805A (ja) * | 2016-09-08 | 2019-12-05 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 有孔被覆シートを備えた石膏ボードおよびそれを製造するためのシステムならびに方法 |
DE102008055110B4 (de) | 2008-03-31 | 2020-06-18 | Nichiha Corp. | Holzzementplatte |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109435027B (zh) * | 2018-12-12 | 2021-06-08 | 醴陵华鑫电瓷科技股份有限公司 | 一种电瓷毛坯数控修坯装置 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP06840295A patent/JP3286112B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100878046B1 (ko) * | 2007-07-16 | 2009-01-19 | 주식회사 삼한 씨원 | 점토 벽돌의 표면 성형방법 및 그 성형장치 |
DE102008055110B4 (de) | 2008-03-31 | 2020-06-18 | Nichiha Corp. | Holzzementplatte |
JP2019534805A (ja) * | 2016-09-08 | 2019-12-05 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 有孔被覆シートを備えた石膏ボードおよびそれを製造するためのシステムならびに方法 |
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---|---|
JP3286112B2 (ja) | 2002-05-27 |
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