JPH0825725A - 用紙ジャム検出装置 - Google Patents

用紙ジャム検出装置

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JPH0825725A
JPH0825725A JP16824594A JP16824594A JPH0825725A JP H0825725 A JPH0825725 A JP H0825725A JP 16824594 A JP16824594 A JP 16824594A JP 16824594 A JP16824594 A JP 16824594A JP H0825725 A JPH0825725 A JP H0825725A
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JP
Japan
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platen
circular magnets
electromotive force
rotating
annular member
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JP16824594A
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Takao Ogawa
孝雄 小川
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NEC Data Terminal Ltd
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NEC Data Terminal Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラテンの内部に2個の円形磁石を設けてそ
れらの間に一様な磁束を発生させ、2個の円形磁石の間
に導体棒を設けてプラテン回転したときその磁束を垂直
に横断して起電力を発生するようにし、発生した起電力
とプラテンを回転させるためのフィード信号とを検出回
路に入力してその出力信号を監視する。 【効果】 用紙のジャムの発生をその発生時点で判断す
ることができ従って、用紙のジャムが発生したとき、直
ちにプリンタを停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の大きさに断裁し
たカット紙をプラテンに装着して印字を行うプリンタに
使用する用紙ジャム検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の大きさ(例えばA4サイズやB5
サイズ)に断裁した印字用紙(いわゆるカット紙)をプ
ラテンに装着して印字を行う従来のプリンタは、印字用
紙(用紙)がジャムしたときにそれを検出するための用
紙ジャム検出装置(用紙ジャムセンサ)を備えているも
のは極めて稀であり、また、用紙ジャムセンサを備えて
いるものも、印字データの送出が終了するまで、すなわ
ち、一連の印字動作が終了するまで用紙のジャムを検出
することができない構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の大部分のプリンタは、用紙がジャムしたときにそれを
検出することができず、また、検出することができるも
のも、印字データの送出が終了するまで用紙のジャムを
検出することができないため、印字の途中で用紙のジャ
ムが発生したとき、用紙が正常に送られていないにも拘
らず印字データの排出を続け、印字用紙のジャムの発生
と同時に印字動作を停止させることができないという問
題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙ジャム検出
装置は、円筒形のプラテンの内部に平行に固定され同一
方向に着磁された2個の円形磁石と、前記2個の円形磁
石の間に設けられた円環部材と、前記2個の円形磁石お
よび前記円環部材の中心を貫通してプリンタに固定され
た軸と、前記2個の円形磁石と平行に配設され前記円環
部材を前記軸に固定する導体棒と、前記プラテンが回転
したときに前記導体棒に発生する起電力と前記プラテン
を回転させるためのフィード信号とを入力したとき検出
信号を出力する検出回路とを備えたものであり、更に、
検出回路として、前記プラテンが回転したときに前記導
体棒に発生する起電力によって動作するトランジスタ
と、前記プラテンを回転させるための前記フィード信号
と前記トランジスタの出力信号とを入力して検出信号を
出力するアンド回路とを有する検出回路を設けたもので
ある。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0006】図1は図2の実施例のA−A線断面図、図
2は本発明の一実施例を示す平面図、図3は図2の実施
例の検出回路の一例を示す回路図である。
【0007】図1および図2において、円筒形のプラテ
ン1は、内部に2個の円形磁石2および5を固着してい
る。円形磁石2および5は、同一方向に着磁され(例え
ば上側がN極、下側がS極)ており、、プラテン1の軸
に対して垂直にプラテン1に固定されている。従って円
形磁石2および円形磁石5は、平行になっている。
【0008】円形磁石2および5の間には、それらと平
行に円環状の円環部材4が設けられている。軸6は、円
形磁石2および5並びに円環部材4の中心を貫通してお
り、プラテン1を装着しているプリンタに固定されてい
る。円環部材4は、円形磁石2および5と平行に配設さ
れている導体棒3によって軸6に連結されて固定されて
いる。従って印字用紙を搬送するためにプラテン1が回
転すると、円形磁石2および5はプラテン1と一体にな
って回転するが、円環部材4および導体棒3および軸6
は回転しない。
【0009】上述のように構成した用紙ジャム検出装置
は、円形磁石2と円形磁石5の間に一様な磁束Bが発生
している。この状態でプラテン1を回転させると、導体
棒3が磁束Bを横断するため、軸6に接続してある端子
7と、円環部材4に接続してある端子8との間に起電力
Vが発生する。このときの起電力Vの大きさは、導体棒
3の長さをrとし、プラテン1の回転の角速度をωとす
ると、V=1/2・Br2 ωである。
【0010】端子7および端子8は、図3に示すよう
に、抵抗Rを介してトランジスタ9に接続されている。
従って端子7および端子8間に起電力Vが発生すると、
トランジスタ9はオンとなり、出力信号13を出力す
る。出力信号13は、アンド回路10の一方の入力端子
に入力しており、アンド回路10の他方の入力端子に
は、プラテン1を回転させるための駆動信号であるフィ
ード信号11が入力している。従ってプラテン1が正常
に回転しているときは、起電力Vが発生するため、アン
ド回路10から検出信号12が出力されるが、用紙のジ
ャムが発生したときは、起電力Vが正常に発生しなくな
るため、検出信号12が出力されなくなる。このため、
検出信号12を監視することにより、用紙のジャムの発
生をその発生時点で判断することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙ジャ
ム検出装置は、プラテンの内部に2個の円形磁石を設け
てそれらの間に一様な磁束を発生させ、2個の円形磁石
の間に導体棒を設けてプラテン回転したときその磁束を
横断して起電力を発生するようにし、発生した起電力と
プラテンを回転させるためのフィード信号とを検出回路
に入力してその出力信号を監視することにより、用紙の
ジャムの発生をその発生時点で判断することができとい
う効果があり、従って、用紙のジャムが発生したとき、
直ちにプリンタを停止させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の実施例のA−A線断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2の実施例の検出回路の一例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 プラテン 2 円形磁石 3 導体棒 4 円環部材 5 円形磁石 6 軸 7 端子 8 端子 9 トランジスタ 10 アンド回路 11 フィード信号 12 検出信号 13 出力信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のプラテンの内部に平行に固定さ
    れ同一方向に着磁された2個の円形磁石と、前記2個の
    円形磁石の間に設けられた円環部材と、前記2個の円形
    磁石および前記円環部材の中心を貫通してプリンタに固
    定された軸と、前記2個の円形磁石と平行に配設され前
    記円環部材を前記軸に固定する導体棒と、前記プラテン
    が回転したときに前記導体棒に発生する起電力と前記プ
    ラテンを回転させるためのフィード信号とを入力したと
    き検出信号を出力する検出回路とを備えることを特徴と
    する用紙ジャム検出装置。
  2. 【請求項2】 プラテンが回転したときに導体棒に発生
    する起電力によって動作するトランジスタと、前記プラ
    テンを回転させるためのフィード信号と前記トランジス
    タの出力信号とを入力して検出信号を出力するアンド回
    路とを有する検出回路を備えることを特徴とする請求項
    1記載の用紙ジャム検出装置。
JP6168245A 1994-07-20 1994-07-20 用紙ジャム検出装置 Expired - Fee Related JP2665156B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100707381B1 (ko) * 1999-10-20 2007-04-13 소니 가부시끼 가이샤 편집장치 및 편집방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100707381B1 (ko) * 1999-10-20 2007-04-13 소니 가부시끼 가이샤 편집장치 및 편집방법

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JP2665156B2 (ja) 1997-10-22

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