JPH08257022A - ガントリ - Google Patents

ガントリ

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Publication number
JPH08257022A
JPH08257022A JP7065723A JP6572395A JPH08257022A JP H08257022 A JPH08257022 A JP H08257022A JP 7065723 A JP7065723 A JP 7065723A JP 6572395 A JP6572395 A JP 6572395A JP H08257022 A JPH08257022 A JP H08257022A
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JP
Japan
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driven pulley
slip ring
frame
gantry
pulley
Prior art date
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Pending
Application number
JP7065723A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamada
武 山田
Hirotaka Murata
博隆 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Publication date
Application filed by GE Yokogawa Medical System Ltd filed Critical GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 奥行の小さなガントリを提供することを目的
とする。 【構成】 従動プーリ41とスリップリングプレート4
2とを略同一平面上に配置するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床側に設けられた固定
フレームと、該固定フレーム上に回転可能に支持され、
被検体に対して放射線を出射する放射線出射部、及び、
被検体を透過した放射線を検出する放射線検出部が設け
られた回転フレームと、前記固定フレーム側に設けられ
た駆動部と、該駆動部の出力軸に取付けられた駆動プー
リと、前記回転フレームに設けられた従動プーリと、前
記駆動プーリ,前記従動プーリに巻き掛けられたベルト
と、前記回転フレームに設けられた円環状のスリップリ
ングプレートと、前記固定フレーム側に設けられ、前記
スリップリングに摺接するブラシとを有するガントリに
関する。
【0002】
【従来の技術】次に、図面を用いて従来例を説明する。
図6は従来のガントリの側面断面図、図7は正面断面
図、図8は図6における回転フレームと従動プーリ,ス
リップリングプレートとの取付けを説明する拡大図であ
る。
【0003】図6及び図7において、1は床側に設けら
れる固定フレームである。この固定フレーム1は、下部
フレーム2と被検体が載置される開口3aが開設された
上部フレーム3とに大別される。そして、上部フレーム
3の下部は下に凸の円弧面が形成され、ローラ4を介し
て下部フレーム2に対して前後方向に揺動可能となって
いる。
【0004】5は被検体が載置される開口5aが開設さ
れ、ベアリング6を介して固定フレーム1の上部フレー
ム3に対して回転可能に設けられた回転フレームであ
る。この回転フレーム5には、被検体に対して放射線を
出射する放射線源7と、被検体を透過した放射線を検出
する検出器8とが設けられている。
【0005】また、回転フレーム5には、エクステンシ
ョンステージ9を介して円環状の従動プーリ10が設け
られている。更に、従動プーリ10には、径の異なる導
電性のリングが複数個、同心状に取り付けられた円環状
のスリップリングプレート11が略水平方向に並設され
ている。
【0006】一方、固定フレーム1側には、駆動源12
が設けられ、この駆動源12の出力軸には、駆動プーリ
13が設けられている。そして、従動プーリ10と駆動
プーリ13間には、ベルト14が巻き掛けられている。
【0007】また、固定フレーム1側には、スリップリ
ングプレート11に摺接するブラシ20が設けられ、回
転フレーム5側に設けられた放射線源7及び検出器8に
対する給電及び信号の授受が行なわれるようになってい
る。
【0008】更に、21はこのような構成を覆うカバー
である。このカバー21の開口21aは、開口21aに
配置される被検体Aの圧迫感を軽減するため、開放端面
近傍は開放端面に行くに従って径が大きくなる円錐面2
1b,21cとなっている。
【0009】次に、図8を用いて、回転フレーム5と従
動プーリ10,スリップリングプレート11との取付け
を詳細に説明する。従動プーリ10と、この従動プレー
ト10に並設されるスリップリングプレート11との取
付けはアルミニウム鋳造製のブラケット15を介して行
なわれる。更に、スリップリングプレート11は、漏洩
電磁波ノイズ対策のために、例えば、アルミニウムのよ
うな導電性材料を板金加工したカバー16,17で覆わ
れている。
【0010】次に、上記構成の作動を説明する。駆動源
12が駆動されると、駆動プーリ13,ベルト14を介
して回転フレーム5側に設けられた従動プーリ10が回
転駆動される。
【0011】そして、放射線源7から出射された放射線
が開口21aに配置された被検体Aを透過し、検出器8
によって検出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のガ
ントリにおいては、従動プーリ10とスリップリングプ
レート11とが略水平方向に並設されているので、ガン
トリの奥行が大きくなるという問題点がある。
【0013】ガントリの奥行が大きいと、ガントリ開口
21aに被検体Aの頭部を入れた時に、被検体Aに圧迫感
を与える。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、奥行の小さなガントリを提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、床側に設けられた固定フレームと、該固定フレー
ム上に回転可能に支持され、被検体に対して放射線を出
射する放射線出射部、及び、被検体を透過した放射線を
検出する放射線検出部が設けられた回転フレームと、前
記固定フレーム側に設けられた駆動部と、該駆動部の出
力軸に取付けられた駆動プーリと、前記回転フレームに
設けられた従動プーリと、前記駆動プーリ,前記従動プ
ーリに巻き掛けられたベルトと、前記回転フレームに設
けられた円環状のスリップリングプレートと、前記固定
フレーム側に設けられ、前記スリップリングに摺接する
ブラシとを有するガントリにおいて、前記従動プーリと
前記スリップリングプレートとを略同一平面上に配置し
たものである。
【0015】具体的な構成としては、前記従動プーリと
前記スリップリングとは、前記回転フレームに設けられ
たベースプレートに設けるものがある。更に、組付け工
数低減及びコスト低減のために、前記従動プーリと前記
ベースプレートとを一体的に形成することが望ましい。
【0016】同様に、前記従動プレートと前記スリップ
リングとを一体的に形成することが望ましい。
【0017】
【作用】本発明のガントリにおいて、従動プーリとスリ
ップリングプレートとを同一平面に配置したことによ
り、ガントリの奥行が小さくなる。
【0018】また、前記従動プーリと前記ベースプレー
トとを一体的に形成したり、前記従動プレートと前記ス
リップリングとを一体的に形成することにより、組付け
工数低減及びコスト低減が可能となる。
【0019】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例の側面断面図、図2は図1
における正面断面図、図3は図1における回転フレーム
と従動プーリ,スリップリングプレートとの取付けを説
明する拡大図である。
【0020】図1及び図2において、31は床30側に
設けられる固定フレームである。この固定フレーム31
は、下部フレーム32と被検体が載置される開口33a
が開設された上部フレーム33とに大別される。そし
て、上部フレーム33の下部は下に凸の円弧面が形成さ
れ、ローラ34を介して下部フレーム32に対して前後
方向に揺動可能となっている。
【0021】35は被検体が載置される開口35aが開
設され、ベアリング36を介して固定フレーム31の上
部フレーム33に対して回転可能に設けられた回転フレ
ームである。
【0022】この回転フレーム35には、被検体に対し
て放射線を出射する放射線源37と、被検体を透過した
放射線を検出する検出器38とが設けられている。ま
た、回転フレーム35には、エクステンションステージ
39を介して、円環状のアルミニウムのような導電性材
料のベースプレート40が設けられている。
【0023】このベースプレート40上には、円環状の
従動プーリ41と、この従動プーリ41の内側に、径の
異なる導電性のリングが複数個、同心状に取り付けられ
た円環状のスリップリングプレート42とが設けられて
いる。
【0024】一方、固定フレーム31側には、駆動源4
3が設けられ、この駆動源43の出力軸には、駆動プー
リ44が設けられている。そして、従動プーリ41と駆
動プーリ44間には、ベルト45が巻き掛けられてい
る。
【0025】また、固定フレーム31側には、スリップ
リングプレート42に摺接するブラシ46が設けられ、
回転フレーム35側に設けられた放射線源37及び検出
器38に対する給電及び信号の授受が行なわれるように
なっている。
【0026】更に、48はこのような構成を覆うカバー
である。このカバー48の開口48aは、開口48aに
配置される被検体Aの圧迫感を軽減するため、開放端面
近傍は開放端面に行くに従って径が大きくなる円錐面4
8b,48cとなっている。
【0027】次に、図3を用いて、ベースプレート40
と従動プーリ41,スリップリングプレート42との取
付けを詳細に説明する。スリップリングプレート42の
ベースプレート40への取付けは、ブロック50を介し
て取付けられる。また、スリップリングプレート42
は、漏洩電磁波ノイズ対策のために、アルミニウムなど
の導電性材料のカバー51で覆われている。
【0028】次に、上記構成の作動を説明する。駆動源
43が駆動されると、駆動プーリ44,ベルト45を介
して回転フレーム35側に設けられた従動プーリ41が
回転駆動される。
【0029】そして、放射線源37から出射された放射
線が開口48aに配置された被検体Aを透過し、検出器
38によって検出される。上記構成によれば、 (1) 従動プーリ41及びスリップリングプレート42を
ベースプレート40上に設け、同一面上に設けたことに
より、ガントリの奥行が小さくなり、薄型化が図れ、被
検体Aへの圧迫感を和らげることができる。
【0030】(2) スリップリングプレート42が従来の
ガントリより、放射線源37側(前面側)に移動したこと
により、図3に示すように、円錐面48aの立ち上がり
角が従来の立ち上がり角(図3において、二点鎖線で示
す)より大きく設定することが可能となる。
【0031】よって、図4に示すように、ガントリを角
度θだけ傾動させた時、本実施例のガントリの有効開口
径(φD)は、従来のガントリの有効開口径(φd)よりを大
きくすることができ、被検体Aへの圧迫感を和らげるこ
とができる。
【0032】(3) ベースプレート40をアルミニウムの
ような導電性材料としたことにより、スリップリングプ
レート42の漏洩電磁波ノイズ防止ためのカバーをスリ
ップリングプレート42の上面だけ設ければよい。一
方、従来のガントリは、スリップリングプレート11の
上面及び下面それぞれにカバー16,17を設けてい
た。よって、部品点数の削減を行なうことができる。
【0033】(4) 回転フレームを駆動する際、一番エネ
ルギーを使用するのは、起動時であり、定速度回転達成
後のエネルギーは起動時より小さくなる。本実施例の従
動プーリ41の径は、従来例の従動プーリ10の径より
大きくなり(約1.5倍)、駆動プーリとの減速比を大きく
設定することができ、より小形の駆動源を使用すること
が可能となり、コストダウンが可能となる。
【0034】本発明は上記実施例に限定するものではな
い。上記実施例において、従動プーリ41を扇形に複数
に分割したものをベースプレート40上で組み付けるよ
うにしてもよい。
【0035】また、図5に示すように、ベースプレート
60に従動プーリ60aを一体的に形成してもよい。こ
のような構成よれば、第1の実施例の効果に加え、組付
け工数低減及びコスト低減が可能となる。
【0036】更に、スリップリングと従動プーリとを一
体的に形成し、ベースプレート上に設けるようにしても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明のガントリによ
れば、従動プーリとスリップリングプレートとを同一平
面に配置したことにより、ガントリの奥行が小さくな
る。
【0038】また、前記従動プーリと前記ベースプレー
トとを一体的に形成したり、前記従動プレートと前記ス
リップリングとを一体的に形成することにより、組付け
工数低減及びコスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面断面図である。
【図2】図1における正面面図である。
【図3】図1における回転フレームと従動プーリ,スリ
ップリングプレートとの取付けを説明する拡大図であ
る。
【図4】図1に示すガントリの効果を説明する図であ
る。
【図5】他の実施例を説明する図である。
【図6】従来のガントリの側面断面図である。
【図7】図6における正面断面図である。
【図8】図6における回転フレームと従動プーリ,スリ
ップリングプレートとの取付けを説明する拡大図であ
る。
【符号の説明】
31 固定フレーム 35 回転フレーム 37 放射線源 38 検出器 41 従動プーリ 42 スリップリングプレート 43 駆動源 44 駆動プーリ 45 ベルト 46 ブラシ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床側に設けられた固定フレームと、該固
    定フレーム上に回転可能に支持され、被検体に対して放
    射線を出射する放射線出射部、及び、被検体を透過した
    放射線を検出する放射線検出部が設けられた回転フレー
    ムと、前記固定フレーム側に設けられた駆動部と、該駆
    動部の出力軸に取付けられた駆動プーリと、前記回転フ
    レームに設けられた従動プーリと、前記駆動プーリ,前
    記従動プーリに巻き掛けられたベルトと、前記回転フレ
    ームに設けられた円環状のスリップリングプレートと、
    前記固定フレーム側に設けられ、前記スリップリングに
    摺接するブラシとを有するガントリにおいて、 前記従動プーリと前記スリップリングプレートとを略同
    一平面上に配置したことを特徴とするガントリ。
  2. 【請求項2】 前記従動プーリと前記スリップリングと
    は、前記回転フレームに設けられたベースプレートに設
    けられたことを特徴とする請求項1記載のガントリ。
  3. 【請求項3】 前記従動プーリと前記ベースプレートと
    を一体的に形成したことを特徴とする請求項1または2
    記載のガントリ。
  4. 【請求項4】 前記従動プレートと前記スリップリング
    とを一体的に形成したことを特徴とする請求項1または
    2記載のガントリ。
JP7065723A 1995-03-24 1995-03-24 ガントリ Pending JPH08257022A (ja)

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JP7065723A JPH08257022A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 ガントリ

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JP7065723A JPH08257022A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 ガントリ

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JP7065723A Pending JPH08257022A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 ガントリ

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JP (1) JPH08257022A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222293A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Toshiba Corp X線ct装置
JP2009219940A (ja) * 2009-07-10 2009-10-01 Toshiba Corp Ct装置およびct装置のシールド構造形成方法
JP2013009819A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Toshiba Corp X線ct装置

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