JP3672999B2 - 放射線ct装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する機器に対して給電を行なう給電手段と前記機器に対して信号の授受を行なう信号授受手段とを有するスリップリング、及び、このスリップリングを具備したX線,γ線,ポジトロン等の放射線を利用する放射線CT(Computed Tomography)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転する機器に対して給電や信号の授受を行なうスリップリングが用いられる装置の一例として放射線CT装置がある。
【0003】
図5は放射線CT装置の一例としてのX線CT装置のガントリの断面構成図、図6は図5における左側面図、図7は図6におけるスリップリングの拡大構成図である。
【0004】
これらの図において、1は被検体AにX線を曝射するX線管であり、X線管1は床F上に設けられるフレーム2に対してベアリング3を介して回転可能に設けられた略円環状の回転ケーシング4に取り付けられている。
【0005】
又、フレーム2は上部フレーム2aと下部フレーム2bとから構成され、下部フレーム2bにはローラガイド5が設けられ、上部フレーム2aの下部フレーム2b対向面にはローラガイド5に当接する円弧面2cが形成され、上部フレーム2aは下部フレーム2bに対して前後方向に傾動(チルト)可能となっている。回転ケーシング4には大プーリ(pulley ; ベルト車)6が設けられ、一方、下部フレーム2bにはモータ7が設けられ、モータ7の出力軸に取り付けられた小プーリ8と大プーリ6とに巻き掛けられたベルト9により、回転ケーシング4は回転駆動されるようになっている。
【0006】
回転ケーシング4には、X線管1に対向配置され、X線管1より曝射されたX線を検出する検出器10が設けられている。更に、回転ケーシング4には、大プーリ6に隣接して、ディスクタイプのスリップリングの円板プレート21(図7参照)が設けられている。
【0007】
フレーム2には円板プレート21に設けられた同心円状の複数の導電性のリング22にそれぞれ対向して設けられたブラシ15が配設されている。ブラシ15は、各リング22に摺接するブラシ片16と、このブラシ片16をリング22に押接するブラシ片押圧手段17とから構成されている。
【0008】
そして、ブラシ15のブラシ片16とリング22との摺接により、床F上に設けられたフレーム2側の機器(電源部、コンピュータ、表示部等)と、フレーム2に対して回転可能に設けられた回転ケーシング4側の機器(X線管1、検出器10等)との給電や信号の授受がなされる。
【0009】
次に、上記構成の作動を説明する。モータ7が駆動されると、プーリ8,ベルト9,大プーリ6を介して、回転ケーシング4が回転する。回転ケーシング4が回転することにより、被検体Aの回りをX線管1と検出器10とが回転する。
【0010】
そして、X線管1から被検体Aに曝射されたX線は被検体を透過し、検出器10によって検出される。
被検体A内の臓器,血液,灰白質等の組織のX線吸収率が異なることにより、検出器10によって検出されたX線をコンピュ−タ処理することによって撮影対象部位の断層面(スライス面)の画像が得られる。
【0011】
また、このようなX線CT装置に用いられるスリップリングは、上記構成で説明を行なった絶縁性の円板プレート21上に同心円の導電性のリング22を設けたディスクタイプと、図8に示すように、絶縁性の円筒の円周面上に導電性のリング24を設けたドラムタイプとがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
I. 上述の2つのタイプ、即ち、ディスクタイプのスリップリングとドラムタイプのスリップリングとでは、下記のような長所,短所がある。
【0013】
(1) ディスクタイプのスリップリング
厚さD2は薄くできるが、リング22の本数が増えると、内外径差D1が大きくなる。
【0014】
放射線CT装置においては、このようなディスクタイプのスリップリングを用いると、ガントリの厚み(奥行き)を小さくすることができ、患者への圧迫感が少なく、技師の患者へのアクセスが容易であるという長所がある反面、以下の様な短所もある。
【0015】
即ち、円板プレート21の内径部分は、被検体Aが自由に挿通可能なように、一定の値以上の径が必要である。一方、近年、様々な態様の診断に対応するため、回転ケーシング4側に設けられる機器は増える傾向にあり、それに伴い、これら機器に対する給電ライン及び信号の授受ラインも増える傾向にある。更に、円板プレート21上に設けられるリング22の間隔も、リング間の絶縁を確保するため一定の距離(沿面距離)が必要であり、リング22の本数が増えるに従って円板プレート21の外形は大きくなる。
【0016】
円板プレート21の外形が大きくなることにより、ガントリの厚み(奥行)は変わらないが、ガントリの高さや横幅が大きくなり、更に、径の二乗に比例する円板プレート21の慣性モーメントも大きくなり、回転ケーシング4を駆動するモータ7や、回転ケーシング4の回転を停止するブレーキ機構も大型化する必要がある。
【0017】
(2) ドラムタイプのスリップリング
内外径差D1は小さくできるが、リング24の本数が増えると、厚さD2が大きくなる。
【0018】
放射線CT装置においては、このようなドラムタイプのスリップリングを用いると、ガントリの厚み(奥行き)が大きくなり、患者への圧迫感が大きく、技師の患者へのアクセスも不便になるという短所がある。
【0019】
また、様々な態様の診断に対応するため、回転ケーシング4側に設けられる機器を増やした場合では、円筒23の厚さD2が大きくなる。
この場合、ガントリの厚み(奥行)は大きくなるが、ガントリの高さや横幅は変わらない。
【0020】
更に、回転する円筒23の慣性モーメントも、ディスクタイプのスリップリングに比べれば、大きくならず、回転ケーシング4を駆動するモータ7や、回転ケーシング4の回転を停止するブレーキ機構も、大型化の度合いは少なくて済む長所がある。
【0021】
しかし、ディスクタイプ,ドラムタイプいずれの場合も、設計の自由度は限られるという問題点はある。
II. 近年、スリップリングを用いた信号の授受では、データ量の増大に伴い、通信速度が高速になってきている。
【0022】
上記構成のスリップリングは、相対移動する二つの導体が接触することにより、二つの導体間の電気的導通を実現している。高速通信においては、二つの導体間で瞬時の停電(以下、瞬停という)が発生すると、データの保証ができなくなる。
【0023】
放射線CT装置においても、検診時間の短縮のために回転ケーシング4の回転速度を上げたり、円板プレート21の径の増大により外側のリングでは周速が上がったりして、このような瞬停が発生する恐れは充分にある。
【0024】
よって、非接触の信号の授受を行なう方法が提案されている。具体的には、マイクロウェーブや光を用いて信号の授受を行なう方法である。
しかし、上記構成のディスクタイプやドラムタイプのスリップリングに、このような非接触の信号授受手段を設ける場合、ノイズ等の影響を無くすために接触式の電源ラインより離して設けなければならず、スリップリングが更に大きくなるという問題点がある。
【0025】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、設計の自由度が大きなスリップリング及び放射線CT装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明のスリップリングは、回転する機器に対して給電を行なう給電手段と前記機器に対して信号の授受を行なう信号授受手段とを有するスリップリングにおいて、前記電力供給手段と前記信号授受手段とを、前記回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、前記回転軸を軸とする円周面上とに設けたものである。
【0027】
電力供給手段と信号授受手段とを、回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、回転軸を軸とする円周面上との二つの面上に設けることにより、スリップリングの設計の自由度が上がる。
【0028】
ここで、信号授受手段は送信側と受信側とが非接触であることが望ましい。即ち、非接触にすることにより、大量のデータを瞬停なく授受することが可能となる。
【0029】
更に、接触式の給電手段から発生するノイズの影響を防止するため、接触式の給電手段と非接触式の信号授受手段とはできるだけ遠ざける方がよい。
例えば、回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、回転軸を軸とする円周面上との二つの面上のうち、どちらか一方の面上に給電手段を、他方の面上に信号授受手段を設ける。また、同一面上に給電手段と信号授受手段とが混在する場合でも、信号授受手段の近傍には、給電手段の低圧ラインを配置する。
【0030】
ここで、給電手段の一例としては、導電性のリングと、このリングに接触する固定側の導電性ブラシがあり、信号授受手段としては、リング状の送波または受波アンテナと、リング状のアンテナと近接して設けられた受波または送波アンテナや、リング状の導光部材,この導光部材に設けられた受光または発光素子と、リング状の導光部材に近接して設けられた発光または受光素子がある。
【0031】
次に、本発明の放射線CT装置は、回転する機器に対して給電を行なう給電手段と前記機器に対して信号の授受を行なう信号授受手段とを有し、前記電力供給手段と前記信号授受手段とを、前記回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、前記回転軸を軸とする円周面上とに設けたスリップリングを具備するものである。
【0032】
電力供給手段と信号授受手段とを、回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、回転軸を軸とする円周面上との二つの面上に設けることにより、スリップリングの設計の自由度が上がる。
【0033】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態例の要部構成断面図、図2は図1に示すスリップリングを用いたX線CT装置のガントリの断面構成図、図3は図2における左側面図、図4は図1におけるスリップリングの拡大構成斜視図である。
【0034】
まず、図2及び図3を用いて、本発明の実施の形態例のスリップリングを用いたX線CT装置の全体構成を説明する。31は被検体AにX線を曝射するX線管であり、X線管31は床F上に設けられるフレーム32に対してベアリング33を介して回転可能に設けられた略円環状の回転ケーシング34に取り付けられている。
【0035】
又、フレーム32は上部フレーム32aと下部フレーム32bとから構成され、下部フレーム32bにはローラガイド35が設けられ、上部フレーム32aの下部フレーム32b対向面にはローラガイド35に当接する円弧面32cが形成され、上部フレーム32aは下部フレーム32bに対して前後方向に傾動(チルト)可能となっている。回転ケーシング34には大プーリ36が設けられ、一方、下部フレーム32bにはモータ37が設けられ、モータ37の出力軸に取り付けられた小プーリ38と大プーリ36とに巻き掛けられたベルト39により、回転ケーシング34は回転駆動されるようになっている。
【0036】
回転ケーシング34には、X線管31に対向配置され、X線管31より曝射されたX線を検出する検出器40が設けられている。更に、回転ケーシング34には、大プーリ36に隣接して、スリップリングの円板プレート41が設けられている。
【0037】
ここで、図1及び図4を用いてスリップリングの円板プレート41の説明を行なう。円板プレート41(回転ケーシング34)の回転軸と直交する平面としての円板プレート41の端面には、複数の同心円状の溝41aが形成され、これらの溝41aの底面には、銅等の導電性のリング42が配設されている。
【0038】
尚、リング42を溝41aの底面に配設したのは、隣接するリング間の沿面距離を充分にとって、隣接するリング間の絶縁を確保するためである。
また、円板プレート41(回転ケーシング34)の回転軸とを軸とする円周面上である円板プレート41の円周面上には、複数の溝41bが形成され、この溝41bの底面には、リング状のマイクロウェーブ送受波アンテナ43が配設されている。
【0039】
また、図3に示すように、フレーム32には円板プレート41に設けられた同心円状の複数の導電性のリング42にそれぞれ対向して設けられたブラシ45が配設されている。ブラシ15は、各リング42に摺接する銅,導電性カーボン等のブラシ片46と、このブラシ片46をリング42に押接するブラシ片押圧手段47とから構成されている。
【0040】
そして、ブラシ45のブラシ片46と円板プレート41のリング42との摺接により、床F上に設けられたフレーム32側の機器である電源部と、フレーム32に対して回転可能に設けられた回転ケーシング34側の機器(X線管31、検出器40等)との給電を行なう給電手段が形成されている。
【0041】
一方、図1に示すように、フレーム32には、マイクロウェーブ送受波アンテナ43に対向するマイクロウェーブ送受波アンテナ50が設けられ、これら二つのアンテナ間で、フレーム32側のデータ処理装置と、回転ケーシング34側の検出器40との間のデータ通信を行なう信号授受手段が形成されている。
【0042】
また、本実施の形態例では、円板プレート41のリング42は、径の小さな順から回転ケーシング34内のX線管31への給電を行なう「DC550V」「DC550V RTN(リターン,グランド)」、回転ケーシング34内の検出器40や他の交流機器への給電を行なう「AC115Vペア」、回転ケーシング34のグランドラインとフレーム32のグランドラインとを接続し、グランドの強化を行う「FG(フレームグランド)」とし、高圧で一番のノイズ源である「DC550V」の給電手段と、信号授受手段とをできるだけ離し、マイクロウェーブによる信号授受に影響無いようにした。
【0043】
次に、上記構成の作動を説明する。モータ37が駆動されると、プーリ38,ベルト39,大プーリ36を介して、回転ケーシング34が回転する。回転ケーシング34が回転することにより、被検体Aの回りをX線管31と検出器40とが回転する。
【0044】
そして、X線管31から被検体Aに曝射されたX線は被検体を透過し、検出器40によって検出される。
被検体A内の臓器,血液,灰白質等の組織のX線吸収率が異なることにより、検出器40によって検出されたX線をコンピュ−タ処理することによって撮影対象部位の断層面(スライス面)の画像が得られる。
【0045】
上記構成のスリップリング及びX線CT装置によれば、円板プレート41の端面上と円周面上とに、スリップリング機構を設けたことにより、スリップリング及びX線CT装置の設計の自由度が大きくなる。
【0046】
特に、電源供給手段や信号授受手段のライン数が増加した場合、円板プレート41の内外径差(D1)や奥行(D2)を自由に設定できることにより、被検体Aに圧迫感を与えず、回転ケーシング34を回転駆動や制動する機器の大きさも最小にできる。
【0047】
更に、電力供給手段と信号授受手段とを有するスリップリングにおいて、円板プレート41の端面上に、リング42とブラシ45とからなる電力供給手段を設け、また、円板プレート41の円周面上に、マイクロウェーブ送受波アンテナ43とマイクロウェーブ送受波アンテナ50とからなる信号授受手段を設け、両者を分離し、更に、高圧の電力供給手段を信号授受手段と一番離れるように設定したことにより、信号授受手段への電源供給手段で発生するノイズの影響を最小限にすることができる。
【0048】
また、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。
(1) 上記実施の形態例では、非接触式の信号授受手段としてマイクロウェーブを用いた手段で説明を行なったが、他に、例えば、円板プレート41の溝41bに透光性の導光リングと、受発光素子とを設け、フレーム32側に導光リングに対応して受発光素子を設けた光を用いる信号授受手段でもよい。
【0049】
更に、従来のように、導電性のリングとリングに摺接する導電性のブラシとからなる接触式の信号授受手段であってもよい。
(2) 上記実施の形態例では、電力供給手段を円板プレート41の端面上に、信号授受手段を円板プレート41の円周面上に設けたが、円板プレート41の端面上に信号授受手段を、円周面上に電力供給手段を設けてもよいし、また、円板プレート41の端面,円周面上に信号授受手段,電力供給手段を混在させてもよい。
【0050】
(3) 上記実施の形態例では、回転側である回転ケーシング34に円板プレート41を設け、固定側(非回転側)のフレーム32にブラシ45やマイクロウェーブ送受波アンテナ50を設けたが、逆に、回転ケーシング34にブラシ45やマイクロウェーブ送受波アンテナ50を設け、フレーム32に円板プレート41を設けてもよい。
【0051】
(4) 上記実施の形態例では、一組で信号のやり取り(送波と受波)を行なうマイクロウェーブ送受波アンテナ43,50を設けたが、単機能のマイクロウェーブ送波アンテナとマイクロウェーブ受波アンテナを一組づつ設けてもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように本発明のスリップリングによれば、回転する機器に対して給電を行なう給電手段と前記機器に対して信号の授受を行なう信号授受手段とを有するスリップリングにおいて、前記電力供給手段と前記信号授受手段とを、前記回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、前記回転軸を軸とする円周面上とに設けたことにより、スリップリングの設計の自由度が上がる。
【0053】
また、前記信号授受手段は、送信側と受信側とが非接触としたことによりデータの保証が確実に行なえる。
次に、本発明の放射線CT装置によれば、回転する機器に対して給電を行なう給電手段と前記機器に対して信号の授受を行なう信号授受手段とを有し、前記電力供給手段と前記信号授受手段とを、前記回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、前記回転軸を軸とする円周面上とに設けたスリップリングを具備したことにより、電力供給手段と信号授受手段とを、回転する機器の回転軸に対して直交する平面上と、回転軸を軸とする円周面上との二つの面上に設けることにより、スリップリングの設計の自由度が上がり、ひいては放射線CT装置の設計の自由度があがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の要部構成断面図である。
【図2】図1に示すスリップリングを用いたX線CT装置のガントリの断面構成図である。
【図3】図2における左側面図である。
【図4】図1におけるスリップリングの拡大構成斜視図である。
【図5】放射線CT装置の一例としてのX線CT装置のガントリの断面構成図である。
【図6】図5における左側面図である。
【図7】図6におけるスリップリングの拡大構成図である。
【図8】ドラムタイプのスリップリングの構成図である。
【符号の説明】
41 円板プレート
42 リング
45 ブラシ
43,50 マイクロウェーブ送受波アンテナ

Claims (3)

  1. 被検体のまわりにX線管及び検出器を回転させて、前記検出器で前記被検体の透過データを検出し、データ処理手段で前記検出した透過データを処理して断層画像を得る放射線CT装置であって、
    前記X線管及び検出器が設けられた回転する機器に対してブラシがリングに接触して給電を行なう給電手段と前記検出器から前記データ処理手段へ前記透過データを送信することを含めて前記機器に対して送信側と受信側とが非接触で信号の授受を行なう信号授受手段とを有し、前記電力供給手段を前記回転する機器の回転軸に対して直交する平面上に設けるとともに、前記信号授受手段を前記回転軸を軸とする円周上に設けたスリップリングを具備することを特徴とする放射線CT装置。
  2. 請求項1に記載の放射線CT装置において、前記信号授受手段はマイクロウェーブ送受波アンテナを用いて送信側と受信側とが非接触で信号の授受を行なうことを特徴とする放射線CT装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の放射線CT装置において、
    前記回転する機器の回転軸に対して直交する平面上に設けた前記電力供給手段において、高い電源電圧に用いられるリングを低い電源電圧に用いられるリングよりも前記平面上における前記回転軸に近い方の円周上に設けることを特徴とする放射線CT装置。
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