JPH08107892A - スリップリング - Google Patents
スリップリングInfo
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- JPH08107892A JPH08107892A JP6246039A JP24603994A JPH08107892A JP H08107892 A JPH08107892 A JP H08107892A JP 6246039 A JP6246039 A JP 6246039A JP 24603994 A JP24603994 A JP 24603994A JP H08107892 A JPH08107892 A JP H08107892A
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Links
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間にわたってリング間の絶縁不良を防止
し、更に、リング間の絶縁不良が発生しても、容易に解
消できるスリップリングを提供することを目的とする。 【構成】 円形プレート(絶縁基材)31上に複数のリン
グ32が配設されたスリップリングにおいて、リング3
2間に絶縁テープ33を配設する。
し、更に、リング間の絶縁不良が発生しても、容易に解
消できるスリップリングを提供することを目的とする。 【構成】 円形プレート(絶縁基材)31上に複数のリン
グ32が配設されたスリップリングにおいて、リング3
2間に絶縁テープ33を配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT(Computed Tomog
raphy)装置等に用いられ、絶縁板上に複数の同心円のリ
ングが配設されたスリップリングに関する。
raphy)装置等に用いられ、絶縁板上に複数の同心円のリ
ングが配設されたスリップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置は、患者にX線を曝射し、臓
器、血液、灰白質等の人体組織のX線吸収率の差を検出
し、これをコンピュ−タ処理することによって撮影対象
部位の断層面(スライス面)の画像を得る構成となってい
る。このようなX線CT装置においては、撮影に当って患
者を間にして対向設置されるX線管と検出器を一体的に
回転させながら必要なデータを収集するが、連続回転形
のX線CT装置の場合、回転側に設けられる機器(X線管、
検出器等)と非回転側に設けられる機器電源部、コンピ
ュータ、表示部等)との信号の授受や給電はスリップリ
ング及びブラシを介して行われる。
器、血液、灰白質等の人体組織のX線吸収率の差を検出
し、これをコンピュ−タ処理することによって撮影対象
部位の断層面(スライス面)の画像を得る構成となってい
る。このようなX線CT装置においては、撮影に当って患
者を間にして対向設置されるX線管と検出器を一体的に
回転させながら必要なデータを収集するが、連続回転形
のX線CT装置の場合、回転側に設けられる機器(X線管、
検出器等)と非回転側に設けられる機器電源部、コンピ
ュータ、表示部等)との信号の授受や給電はスリップリ
ング及びブラシを介して行われる。
【0003】X線CT装置に用いるスリップリングは、絶
縁性の円形プレート上に同心円の導電性のリングを設け
たディスクタイプと、絶縁性の円筒の外筒面上に導電性
のリングを設けた円筒タイプとがある。
縁性の円形プレート上に同心円の導電性のリングを設け
たディスクタイプと、絶縁性の円筒の外筒面上に導電性
のリングを設けた円筒タイプとがある。
【0004】図5はディスクタイプのスリップリングの
平面図、図6は円筒タイプのスリップリングの斜視図で
ある。図5において、21は絶縁性の円形プレートであ
る。この円形プレート21上には、円板の中心を中心と
する同心円の導電性のリング22が複数設けられてい
る。
平面図、図6は円筒タイプのスリップリングの斜視図で
ある。図5において、21は絶縁性の円形プレートであ
る。この円形プレート21上には、円板の中心を中心と
する同心円の導電性のリング22が複数設けられてい
る。
【0005】図6において、23は絶縁性の円筒であ
る。この円筒23の外筒面上には、円筒23の軸と直交
する平面上に位置するように複数の導電性のリング24
が設けられている。
る。この円筒23の外筒面上には、円筒23の軸と直交
する平面上に位置するように複数の導電性のリング24
が設けられている。
【0006】次に、図7及び図8を用いて、図5に示す
ディスクタイプのスリップリングを用いたX線CT装置の
一例を説明する。図7はディスクタイプのスリップリン
グを有するX線CTのガントリの断面構成図、図8は図7
における左側面図である。
ディスクタイプのスリップリングを用いたX線CT装置の
一例を説明する。図7はディスクタイプのスリップリン
グを有するX線CTのガントリの断面構成図、図8は図7
における左側面図である。
【0007】図7及び図8において、1は患者にX線を
曝射するX線管であり、X線管1は非回転側(固定側)であ
るフレーム2に対してベアリング3を介して回転可能に
設けられた回転側の筐体である回転ケーシング4に取り
付けられている。又、フレーム2は上部フレーム2aと
下部フレーム2bとから構成され、下部フレーム2bに
はローラガイド5が設けられ、上部フレーム2aの下部
フレーム2b対向面にはローラガイド5に当接する円弧
面2cが形成され、上部フレーム2bは下部フレーム2
bに対して前後方向に揺動可能になっている。回転ケー
シング4には大プーリ(pulley ; ベルト車)6が設けら
れ、一方、下部フレーム2bにはモータ7が設けられ、
モータ7の出力軸に取り付けられた小プーリ8と大プー
リ6とに巻き掛けられたベルト9により、回転ケーシン
グ4は回転駆動されるようになっている。回転ケーシン
グ4には、X線管1に対向してX線管1より曝射されたX
線を検出する検出器10が設けられている。更に、回転
ケーシング4には、大プーリ6に隣接してディスクタイ
プのスリップリングの円形プレート21が設けられてい
る。
曝射するX線管であり、X線管1は非回転側(固定側)であ
るフレーム2に対してベアリング3を介して回転可能に
設けられた回転側の筐体である回転ケーシング4に取り
付けられている。又、フレーム2は上部フレーム2aと
下部フレーム2bとから構成され、下部フレーム2bに
はローラガイド5が設けられ、上部フレーム2aの下部
フレーム2b対向面にはローラガイド5に当接する円弧
面2cが形成され、上部フレーム2bは下部フレーム2
bに対して前後方向に揺動可能になっている。回転ケー
シング4には大プーリ(pulley ; ベルト車)6が設けら
れ、一方、下部フレーム2bにはモータ7が設けられ、
モータ7の出力軸に取り付けられた小プーリ8と大プー
リ6とに巻き掛けられたベルト9により、回転ケーシン
グ4は回転駆動されるようになっている。回転ケーシン
グ4には、X線管1に対向してX線管1より曝射されたX
線を検出する検出器10が設けられている。更に、回転
ケーシング4には、大プーリ6に隣接してディスクタイ
プのスリップリングの円形プレート21が設けられてい
る。
【0008】非回転側のフレーム2には円形プレート2
1の各リング22にそれぞれ対向して設けられたブラシ
15が配設されている。ブラシ15は、各リング22に
摺接するブラシ片16と、このブラシ片16をリング2
2に押接するブラシ片押圧手段17とから構成されてい
る。
1の各リング22にそれぞれ対向して設けられたブラシ
15が配設されている。ブラシ15は、各リング22に
摺接するブラシ片16と、このブラシ片16をリング2
2に押接するブラシ片押圧手段17とから構成されてい
る。
【0009】そして、ブラシ15のブラシ片16とリン
グ22の摺接により、固定側である回転ケーシング4に
設けられる機器(X線管1、検出器10等)と、非回転側
であるフレーム2に設けられる(機器電源部、コンピュ
ータ、表示部等)との給電又は信号の授受がなされる。
グ22の摺接により、固定側である回転ケーシング4に
設けられる機器(X線管1、検出器10等)と、非回転側
であるフレーム2に設けられる(機器電源部、コンピュ
ータ、表示部等)との給電又は信号の授受がなされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の2つの
タイプ、即ち、ディスクタイプのスリップリングと円筒
タイプのスリップリングにおいて、リングはブラシに摺
接するので、両者から金属摩耗粉が発生する。金属摩耗
粉がリング間に溜まると、隣接するリング間が短絡し、
絶縁不良が発生する問題点がある。
タイプ、即ち、ディスクタイプのスリップリングと円筒
タイプのスリップリングにおいて、リングはブラシに摺
接するので、両者から金属摩耗粉が発生する。金属摩耗
粉がリング間に溜まると、隣接するリング間が短絡し、
絶縁不良が発生する問題点がある。
【0011】又、隣接するリングが、例えば、一方のリ
ングがプラス、他方のリングがマイナスのように、両者
に電位差があると、プラス側のリングから金属プラスイ
オンが発生し、この金属イオンがマイナス側のリングに
向かって移動しようとする(マイグレーション : migrat
ion)。そして、リング間の絶縁劣化が発生する問題点も
ある。
ングがプラス、他方のリングがマイナスのように、両者
に電位差があると、プラス側のリングから金属プラスイ
オンが発生し、この金属イオンがマイナス側のリングに
向かって移動しようとする(マイグレーション : migrat
ion)。そして、リング間の絶縁劣化が発生する問題点も
ある。
【0012】更に、ブラシとの摺接で発生した金属摩耗
粉からも、金属イオンが発生するので、摩耗粉はマイグ
レーションを加速する問題点もある。本発明は、上記問
題点に鑑みてなされたもので、その目的は、長期間にわ
たってリング間の絶縁不良を防止し、更に、リング間の
絶縁不良が発生しても、容易に解消できるスリップリン
グを提供することにある。
粉からも、金属イオンが発生するので、摩耗粉はマイグ
レーションを加速する問題点もある。本発明は、上記問
題点に鑑みてなされたもので、その目的は、長期間にわ
たってリング間の絶縁不良を防止し、更に、リング間の
絶縁不良が発生しても、容易に解消できるスリップリン
グを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、絶縁基材上に複数のリングが配設されたスリ
ップリングにおいて、前記リング間に絶縁テープを配設
したものである。
の発明は、絶縁基材上に複数のリングが配設されたスリ
ップリングにおいて、前記リング間に絶縁テープを配設
したものである。
【0014】第2の発明は、絶縁基材上に複数のリング
が配設されたスリップリングにおいて、前記リング間に
積層された粘着性絶縁テープを配設したものである。第
1及び第2の発明のスリップリングの形状は、絶縁基材
は円板であり、前記リングは、前記円板の中心を中心と
する同心円であるものでもよいし、更に、絶縁基材は円
筒であり、リングは、前記絶縁基材の外筒面上で、前記
円筒の軸と直交する平面上に位置するものでもよい。
が配設されたスリップリングにおいて、前記リング間に
積層された粘着性絶縁テープを配設したものである。第
1及び第2の発明のスリップリングの形状は、絶縁基材
は円板であり、前記リングは、前記円板の中心を中心と
する同心円であるものでもよいし、更に、絶縁基材は円
筒であり、リングは、前記絶縁基材の外筒面上で、前記
円筒の軸と直交する平面上に位置するものでもよい。
【0015】
【作用】第1の発明のスリップリングにおいて、リング
間に絶縁テープを配置したことにより、リング間の沿面
距離が増加し、長期間にわたってリング間の絶縁不良を
防止する。
間に絶縁テープを配置したことにより、リング間の沿面
距離が増加し、長期間にわたってリング間の絶縁不良を
防止する。
【0016】更に、隣接するリング間に摩耗粉が堆積
し、リング間の絶縁不良が発生しても、絶縁テープを張
り替えることで、リング間に堆積した摩耗粉を容易に除
去でき、リング間の絶縁不良を解消する。
し、リング間の絶縁不良が発生しても、絶縁テープを張
り替えることで、リング間に堆積した摩耗粉を容易に除
去でき、リング間の絶縁不良を解消する。
【0017】又、摩耗粉を除去することで、マイグレー
ションの加速を防止する。第2の発明のスリップリング
においては、第1の発明の作用に加え、粘着絶縁テープ
は積層されているので、一番上のテープを剥離するだけ
でよく、テープの張り替えの手間が不要とする。
ションの加速を防止する。第2の発明のスリップリング
においては、第1の発明の作用に加え、粘着絶縁テープ
は積層されているので、一番上のテープを剥離するだけ
でよく、テープの張り替えの手間が不要とする。
【0018】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の要部拡大図、図2は
図1におけるA-A断面図、図3はスリップリングの平面
構成図、図4は本発明の第2の実施例の要部断面図であ
る。
る。図1は本発明の第1の実施例の要部拡大図、図2は
図1におけるA-A断面図、図3はスリップリングの平面
構成図、図4は本発明の第2の実施例の要部断面図であ
る。
【0019】図1から図3において、31は絶縁性の円
形プレートである。この円形プレート31上には、図示
しないブラシに摺接し、円形プレート31の中心を中心
とする同心円の導電性のリング32が複数設けられ、デ
ィスクタイプのスリップリングが構成されている。
形プレートである。この円形プレート31上には、図示
しないブラシに摺接し、円形プレート31の中心を中心
とする同心円の導電性のリング32が複数設けられ、デ
ィスクタイプのスリップリングが構成されている。
【0020】円形プレート31上の各リング32間に
は、各リング32と同心円の絶縁テープ33が配設され
ている。尚、絶縁テープの基材としては、ビニール,紙
等があり、絶縁性を有するものであればなんでもよい。
は、各リング32と同心円の絶縁テープ33が配設され
ている。尚、絶縁テープの基材としては、ビニール,紙
等があり、絶縁性を有するものであればなんでもよい。
【0021】上記構成によれば、ブラシ及びこのブラシ
に摺接するリング32の両者からは、金属摩耗粉が発生
し、リング32間に溜まる。又、隣接するリング32
が、例えば、一方のリングがプラス、他方のリングがマ
イナスのように、両者に電位差があると、プラス側のリ
ングから金属のプラスイオンが発生し、マイグレーショ
ンが発生する。
に摺接するリング32の両者からは、金属摩耗粉が発生
し、リング32間に溜まる。又、隣接するリング32
が、例えば、一方のリングがプラス、他方のリングがマ
イナスのように、両者に電位差があると、プラス側のリ
ングから金属のプラスイオンが発生し、マイグレーショ
ンが発生する。
【0022】しかし、リング32間に絶縁テープ33を
配置したことにより、リング32間の沿面距離が増加
し、長期間にわたってリング32間の絶縁不良を防止す
る。更に、隣接するリング32間に摩耗粉が堆積し、リ
ング間の絶縁不良が発生しても、絶縁テープ33を張り
替えることで、リング32間に堆積した摩耗粉を容易に
除去でき、リング32間の絶縁不良を解消することがで
きる。
配置したことにより、リング32間の沿面距離が増加
し、長期間にわたってリング32間の絶縁不良を防止す
る。更に、隣接するリング32間に摩耗粉が堆積し、リ
ング間の絶縁不良が発生しても、絶縁テープ33を張り
替えることで、リング32間に堆積した摩耗粉を容易に
除去でき、リング32間の絶縁不良を解消することがで
きる。
【0023】又、摩耗粉を除去することで、マイグレー
ションの加速を防止することができる。尚、本実施例に
おいては、沿面距離を確保するために、絶縁テープ33
はなるべく厚みのある物を用いるのが望ましい。
ションの加速を防止することができる。尚、本実施例に
おいては、沿面距離を確保するために、絶縁テープ33
はなるべく厚みのある物を用いるのが望ましい。
【0024】本発明は、上記実施例に限るものではな
い。例えば、上記実施例では、絶縁テープ33は単層で
あったが、図4に示すように、厚さの薄い粘着絶縁テー
プ40を何枚も積層するようにしてもよい。このような
構成にすることで、第1の実施例の効果に加え、粘着絶
縁テープ40は積層されているので、一番上の粘着絶縁
テープ40を剥離するだけで、リング32間に堆積した
摩耗粉を容易に除去でき、リング32間の絶縁不良を解
消することができ、又、摩耗粉を除去することで、マイ
グレーションの加速を防止することができ、しかも、絶
縁テープの張り替えの手間が不要となる。
い。例えば、上記実施例では、絶縁テープ33は単層で
あったが、図4に示すように、厚さの薄い粘着絶縁テー
プ40を何枚も積層するようにしてもよい。このような
構成にすることで、第1の実施例の効果に加え、粘着絶
縁テープ40は積層されているので、一番上の粘着絶縁
テープ40を剥離するだけで、リング32間に堆積した
摩耗粉を容易に除去でき、リング32間の絶縁不良を解
消することができ、又、摩耗粉を除去することで、マイ
グレーションの加速を防止することができ、しかも、絶
縁テープの張り替えの手間が不要となる。
【0025】更に、上記実施例は、ディスクタイプのス
リップリングで説明を行なったが、円筒タイプのスリッ
プリングでも、リング間に絶縁テープを設けることで同
様な効果を得ることができる。
リップリングで説明を行なったが、円筒タイプのスリッ
プリングでも、リング間に絶縁テープを設けることで同
様な効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明のスリッ
プリングによれば、リング間に絶縁テープを配置したこ
とにより、リング間の沿面距離が増加し、長期間にわた
ってリング間の絶縁不良を防止する。
プリングによれば、リング間に絶縁テープを配置したこ
とにより、リング間の沿面距離が増加し、長期間にわた
ってリング間の絶縁不良を防止する。
【0027】更に、隣接するリング間に摩耗粉が堆積
し、リング間の絶縁不良が発生しても、絶縁テープを張
り替えることで、リング間に堆積した摩耗粉を容易に除
去でき、リング間の絶縁不良を解消する。
し、リング間の絶縁不良が発生しても、絶縁テープを張
り替えることで、リング間に堆積した摩耗粉を容易に除
去でき、リング間の絶縁不良を解消する。
【0028】又、摩耗粉を除去することで、マイグレー
ションの加速を防止する。第2の発明のスリップリング
によれば、第1の発明の作用に加え、粘着絶縁テープは
積層されているので、一番上のテープを剥離するだけで
よく、テープの張り替えの手間が不要とする。
ションの加速を防止する。第2の発明のスリップリング
によれば、第1の発明の作用に加え、粘着絶縁テープは
積層されているので、一番上のテープを剥離するだけで
よく、テープの張り替えの手間が不要とする。
【図1】本発明の第1の実施例の要部拡大図である。
【図2】図1におけるA-A断面図である。
【図3】スリップリングの平面構成図である。
【図4】本発明の第2の実施例の要部断面図である。
【図5】ディスクタイプのスリップリングの平面図であ
る。
る。
【図6】円筒タイプのスリップリングの斜視図である。
【図7】ディスクタイプのスリップリングを有するX線C
Tのガントリの断面構成図である。
Tのガントリの断面構成図である。
【図8】図7における左側面図である。
31 円形プレート(絶縁基材) 32 リング 33,40 絶縁テープ
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁基材上に複数のリングが配設された
スリップリングにおいて、 前記リング間に絶縁テープを配設したことことを特徴と
するスリップリング。 - 【請求項2】 絶縁基材上に複数のリングが配設された
スリップリングにおいて、 前記リング間に積層された粘着性絶縁テープを配設した
ことを特徴とするスリップリング。 - 【請求項3】 前記絶縁基材は円板であり、 前記リングは、前記円板の中心を中心とする同心円であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のスリップリン
グ。 - 【請求項4】 前記絶縁基材は円筒であり、 前記リングは、前記絶縁基材の外筒面上で、前記円筒の
軸と直交する平面上に位置することを特徴とする請求項
1又は2記載のスリップリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246039A JPH08107892A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スリップリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246039A JPH08107892A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スリップリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107892A true JPH08107892A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17142551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6246039A Pending JPH08107892A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スリップリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08107892A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005348933A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Toshiba Corp | X線コンピュータ断層撮影装置 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP6246039A patent/JPH08107892A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005348933A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Toshiba Corp | X線コンピュータ断層撮影装置 |
JP4643180B2 (ja) * | 2004-06-10 | 2011-03-02 | 株式会社東芝 | X線コンピュータ断層撮影装置 |
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