JPH08256903A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH08256903A
JPH08256903A JP8750095A JP8750095A JPH08256903A JP H08256903 A JPH08256903 A JP H08256903A JP 8750095 A JP8750095 A JP 8750095A JP 8750095 A JP8750095 A JP 8750095A JP H08256903 A JPH08256903 A JP H08256903A
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JP
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hot air
section
cooking
heat
pot
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JP8750095A
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Inventor
Giichi Ogata
義一 緒方
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YOSHINO KK
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YOSHINO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱効率良く安定に食材を加熱でき両面焼きが
可能で脱臭脱煙効果が高く構造が簡単であり量産性を有
し洗浄が容易な加熱調理器の提供。 【構成】 底面の略中央部に開口された熱風導入口3を
有する鍋部2と、鍋部2の内側に突設して形成され外側
に放射状の二次燃焼部7を有し熱風導入口3を鍋部2の
外側に連通する集熱部6と、略中央部に熱風導入口3を
有し鍋部2の側壁まで平行に集熱部6と所定の間隔を隔
てて脱着自在に配設された調理部15と、調理部15の
下面の所定の位置から鍋部2の外底面に連設され集熱部
6と所定の間隔を隔てて配設され鍋部2の内部と外部を
連通する排出部13と、鍋部2の上方開口部に脱着自在
に係合された蓋部8と、を備えた構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食材を加熱して調理する
加熱調理器に関し、特に、熱効率が良く両面焼きが可能
で脱臭消煙効果の高い加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、料理が多様化し種々の料理方法が
開発され調理されており、料理に用いられる加熱調理器
も多種の形式が開発されている。特に、加熱処理は最も
頻繁に行われる調理方法であり料理の味覚を決定する大
きな要因の一つである。また、熱源を用いるのでエネル
ギー効率、調理時間等に大きな影響を与える極めて重要
な工程である。従来の加熱調理器としては鍋、焼網、フ
ライパン等の底面に火焔を当て下方から加熱する方式が
主として用いられている。また、底面から上方に開口部
を有するしゃぶしゃぶ鍋、焼物器や容器全体を密閉して
加熱するオーブン等も用いられている。更に、一端を回
動自在に係合された密閉式の蓋部を有し蓋部の所定の位
置に対流孔が設けられたロースターも開発され魚焼きや
餅焼き等に利用されている。一方、特開昭61−290
921号公報(以下イ号公報と呼ぶ。)において、再燃
焼管の一端と煙室が接続され、再燃焼管の他方が排気管
と排気ブロワーを有する接続管を介して接続され、煙室
内側に油吸着板体を露出させることにより移動可能とす
る無煙ロースターが開示されている。また、特開平3−
66315号公報(以下ロ号公報と呼ぶ。)には中蓋に
加熱ヒータを内蔵させた炊飯器が開示されているが、熱
源として別途電気エネルギーを消費するとともに炊飯器
に限定され普通の調理に使用できないという問題点を有
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の加熱調理器では、次のような問題点を有していた。 (1)火焔を鍋の底部に照射し底面を加熱した熱で間接
的に食材を加熱するので、火焔のエネルギーが有効に食
材の加熱に利用されず熱効率が低く調理に長時間かかり
作業性が劣る。また、火焔の熱が開放された状態で利用
されるので熱が外部に逃げ食材の加熱に利用されるエネ
ルギーが少なく熱効率が低いという問題点を有してい
た。 (2)食材を下方又は上方のいずれか一方からだけ加熱
し両面が一度に加熱されないので食材が均一に調理され
ない。また、調理途中で食材の向きを変える動作が必要
で作業性が悪くまた、その際柔らかい食材では変形或い
は崩れる可能性があるという問題点を有していた。 (3)調理時に食材から悪臭や煙等が発生し、この悪臭
や煙等が周囲に広がり環境を悪化するという問題点を有
していた。 (4)オーブン等では密閉された状態で調理が行われる
が器具が大型となり持ち運び等もできず構造も複雑とな
り製造時の量産性に劣るという問題点を有していた。 (5)火焔を開放した状態で使用するので加熱が不規則
となり一定の熱を持続して供給できず調理された食材が
部分的に焦げ仕上がりが不安定である。特にグラタン、
クッキー、ケーキ等を焼く際は加熱が一定でなく均一な
焦げ目が付き難いという問題点を有していた。 (6)上方が開口している器具ではここから温度の高い
空気が上昇し調理人がその空気に接触する可能性があり
火傷等の危険があるという問題点を有していた。 (7)オーブン等の密閉機構を有する器具では汚れが付
着した場合器具の分解が困難で洗浄し難く作業性が劣り
清潔を保てないという問題点を有していた。 (8)イ号公報やロ号公報ではファンを回転させるモー
ター等の電源が必要で構造が複雑になりエネルギー効率
も劣化するという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、熱効率良く安定に食材を加熱でき両面焼きが可能で
脱臭消煙効果が高く構造が簡単であり量産性を有し洗浄
が容易な加熱調理器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の加熱調理器は上部が開口し
た鍋部と、鍋部の底面に開口された熱風導入口と、熱風
導入口の周囲に開口された排気部と、鍋部の上方開口部
に脱着自在に係合された蓋部と、を備えた構成を有す
る。本発明の請求項2に記載の加熱調理器は、請求項1
において、排気部の開口部の面積が熱風導入口の開口部
の面積の0.1〜5倍、特に好ましくは0.5〜3倍で
ある構成を有する。本発明の請求項3に記載の加熱調理
器は、底面の略中央部に開口された熱風導入口を有する
鍋部と、鍋部の内側に突設して形成され外側に放射状の
二次燃焼部を有し熱風導入口を鍋部の外部に連通する集
熱部と、略中央部に熱風導入口を有し鍋部の側壁まで平
行に集熱部と所定の間隔を隔てて脱着自在に配設された
調理部と、調理部の下面の所定の位置から鍋部の外底面
に連設され集熱部と所定の間隔を隔てて配設され鍋部の
内部と外部を連通する排出部と、鍋部の上方開口部に脱
着自在に係合された蓋部と、を備えた構成を有する。本
発明の請求項4に記載の加熱調理器は、底面の略中央部
に開口された熱風導入口を有する鍋部と、熱風導入口の
縁部から鍋部の外部に連設され外側に放射状の二次燃焼
部を有し熱風導入口を鍋部の外部に連通する集熱部と、
熱風導入口に中央側端部が当接され縁部と鍋部の側壁の
間に排気部が形成され脱着自在に配設された調理部と、
二次燃焼部の側壁と所定の間隔を隔てて配設され外部に
連通された二次燃焼路の一側壁を形成する排出部と、鍋
部の上方開口部に脱着自在に係合された蓋部と、を備え
た構成を有する。本発明の請求項5に記載の加熱調理器
は、請求項3又は4の内いずれか1において、蓋部が熱
風導入口の直上の内面に配設された熱反射部を備えた構
成を有する。本発明の請求項6に記載の加熱調理器は、
底面の略中央部に開口された熱風導入口を有する鍋部
と、熱風導入口の縁部から鍋部の外部に連設され熱風導
入口を鍋部の外部に連通する集熱部と、熱風導入口の上
方に所定の間隔を隔てて水平かつ脱着自在に配設され縁
部と鍋部の側壁の間に熱導入口及び排気部が形成された
調理部と、調理部下方に所定の間隔を離れて配設され内
端部が集熱部の上端部と連設され縁部が鍋部の側壁に連
設され熱導入口の一側面を形成する熱導通部と、集熱部
及び鍋部の底面と所定の間隔を隔てて配設され排気部と
鍋部の外部を連通する排出部と、鍋部の上方開口部に脱
着自在に係合された蓋部と、を備えた構成を有する。本
発明の請求項7に記載の加熱調理器は、請求項3、4、
又は6において、集熱部の外縁部から水平に底面の中心
方向に延設された保熱部を備えた構成を有する。本発明
の請求項8に記載の加熱調理器は、請求項6又は7の内
いずれか1において、熱導入口及び排気部が調理部の縁
部の周方向に交互に複数配設される構成を有する。本発
明の請求項9に記載の加熱調理器は、請求項6乃至8の
内いずれか1において、熱風導入口と調理部との間に所
定の間隔を隔てて配設された断熱部と、断熱部を熱導通
部上又は調理部の下面に支持する支持部材と、を備えた
構成を有する。本発明の請求項10に記載の加熱調理器
は、請求項6乃至9の内いずれか1において、調理部の
所定の位置に穿孔された孔部と、熱導通部を凹状に成形
した油受け部と、を備えた構成を有する。
【0006】ここで、鍋部の断面形状は、円径状、正方
形状、正多角形状、楕円状、任意の曲率を持った閉曲線
状等が挙げられる。特に、円形状が好適に用いられる。
成形が容易で熱が全体に均一に行き渡り熱効率が良いか
らである。鍋部の材質はアルミニウム合金、銅、ステン
レス鋼、炭素鋼等の金属、あるいはこれらの金属の表面
をホーロー処理、シュウ酸アルマイト処理を施したも
の、磁器等のセラミックス等が挙げられる。特に、ホー
ロー処理を施した炭素鋼、アルミニウム合金が好適に用
いられる。成形が容易であり耐久性があり保温性に優れ
軽量であるからである。排気部の面積が熱風導入口の面
積の0.1〜5倍、特に好ましくは0.5〜3倍であ
る。排気部の面積が熱風導入口の面積の0.5倍未満に
なるにつれ火焔の導入が不十分となり加熱能力が劣り好
ましくない。排気部の面積が熱風導入口の面積の3倍を
越えるにつれ火焔が絞られて上昇速度が速くなり二次燃
焼部の加熱が不十分となり脱煙脱臭効果が十分に行われ
なくなり好ましくない。熱風導入口は鍋部の断面形状の
相似的に縮小したものが好ましい。熱が外側まで均一に
行き渡るからである。熱風導入口又は熱導入口の大きさ
は調理部の全面積の2〜50%であり、特に、3〜30
%であるのが好ましい。大きさが3%未満になるにつれ
熱の取り込みが十分でなく加熱が遅くなり作業性が劣る
傾向があり好ましくない。大きさが30%を越えるにつ
れ未加熱の空気が侵入し熱効率が低下する傾向があり好
ましくない。二次燃焼部の外径の大きさは熱風導入口又
は熱導入口の大きさの100〜600%、特に、150
〜300%であるのが好ましい。大きさが150%未満
になるにつれ内部温度が高くなり難く火焔の導入効率が
悪くなる傾向になり好ましくない。大きさが300%を
越えるにつれ二次燃焼部が十分に加熱されず消煙消臭効
果がなくなり好ましくない。
【0007】
【作用】この構成によって、熱風導入口から導入された
熱風が鍋部と蓋部で密閉された空間を対流し鍋全体を加
熱し食材を調理する。また、この熱風は鍋内を循環した
後に排気部から外部に排出され新たな高温の熱風を導入
することができる。また、火焔全体が集熱部を上昇して
いき熱風導入口に導かれ加熱調理器内部に熱風が取り込
まれる。熱風は比重が軽いので上昇し熱風導入口直上の
熱反射部に運動量を持って衝突する。熱反射部は衝突し
た熱風を蓋部内側の四方に分散させる。蓋部内部を移動
する熱風は運動量を持っており後ろから連続して熱風が
侵入するので蓋部の内側さらに鍋部の側壁へと移動す
る。さらに熱風は調理部上を内側に向かって移動する。
調理部上の食材はこの熱風により加熱され調理される。
加熱調理器の内部は鍋部及び蓋部により外部とは密閉し
ているので取り込まれた熱風により加熱され加熱調理器
全体が保温効果により高温に保たれ食材の加熱を補助し
安定にする。調理部上を通過した熱風は集熱部上端の突
起部に衝突し集熱部と調理部の間の空隙に流出する。こ
の空隙は集熱部、調理部、及び、排出部により形成され
た間隙に連なりこの間隙はさらに外部へと連なってい
る。熱風はこの経路を通って外部に排出される。この手
順を繰り返し連続して行い常に熱風を循環させ食材を加
熱する。集熱部は火焔を完全に熱風導入口に導くので侵
入する熱量が一定であり加熱調理器全体の熱バランスが
定常状態となり安定し食材の加熱が変動なく食材全体が
均一に加熱される。又、熱風が調理部の下面を通過する
ので調理部が加熱され食材を裏面から加熱し上下同時に
調理できる。集熱部、調理部、及び、排出部で形成され
た間隙を通る空気は火焔により加熱され高温となった二
次燃焼部の輻射熱により二次燃焼され臭いの原因となる
有機化合物や煤の原因となる炭化物を燃焼分解し脱臭脱
煙効果が生じる。保熱部は二次燃焼部の熱を保温し二次
燃焼部を高温に保ち二次燃焼が生じ易くする。内部が高
温になると熱の対流が少なくなり熱風導入口から進入す
る火焔が少なくなり火焔は集熱部の側面を加熱し二次燃
焼部が高温となる。その結果、脱臭脱煙効果を促進する
ことができる。また、略中央部に配設された熱風導入口
から侵入した熱風は蓋部の内面及び鍋部の側壁を通って
調理部上に導かれ調理部上の食材を加熱する。一部の熱
風は鍋部の側壁と調理部の縁部の間に配設された排気部
に流出し調理部下面を通り集熱部と排出部の間隙を通り
外部に排出される。この時、調理部が下方から加熱され
食材を裏面から加熱し上下面が同時に調理できる。さら
に、熱風導入口から火焔とともに取り込まれた熱風は調
理部の下面に配設された断熱部に衝突しそこから全体に
分散され調理部下面を移動していく。断熱部は火焔が直
接調理面に到達するのを防ぎ調理面の中央部が調理に適
さない温度に加熱されるのを防止する。調理部の下面を
移動する熱風は調理部を下面から加熱する。高温の空気
は軽量なので熱導入口から上方に上昇し蓋部と鍋部で密
閉された内部に侵入する。内部では温度差による密度の
違いから対流が起こり全体に熱が伝わる。内部の空気の
温度が高くなるとともに熱風が調理部上を対流するので
食材に熱が伝導され加熱調理される。低温の空気は排出
部から熱導通部及び排出部の間隙さらには集熱部と排出
部の間隙を通って外部に流出される。孔部から調理時に
食材から発生する油や水分を下方に落下させ油受け部に
溜め食材から分離できる。調理部が脱着自在なので洗浄
が容易で作業性が高い。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例における加熱調
理器の分解斜視図であり、図2は本発明の第1実施例に
おける加熱調理器の断面要部正面図であり、図3は本発
明の第1実施例における加熱調理器の調理部の裏面を使
用した状態を示す断面要部正面図である。図1乃至図3
において、1は熱風で食材の両面を効率良く均一に加熱
し脱臭脱煙効果の高い第1実施例における加熱調理器、
2は上面が開口され円筒状又は四角筒等の多角筒状の側
壁と略中央部に開口円部が形成された底面を有するアル
ミニウム合金、鉄ホーロー等の金属、磁器等からなる鍋
部、3は鍋部2の底面内側の略中央部に開口され外部と
内部を連通し火焔や熱風を内部に取り込む熱風導入口、
4は鍋部2の底面外側の略中央部に熱風導入口3より大
きく開口され外部と内部を連通し火焔や熱風を内部に取
り込む熱風接触口、5は内側に熱風導入口3を外側に熱
風接触口4を有し火焔や熱風の通路となる熱風導入路、
6は熱風導入路5の側壁を形成し鍋部2の底面に所定の
角度を持って立設され内部に向かって突設され外部に向
かって広く末広がり状に配設され径が1〜5mmの孔部
を多数穿孔され鍋部2の外底面にボルトとナット等の固
定具で鍋部2に固定され火焔と熱風を集め熱風導入口3
に火焔や熱風を集中させる集熱部、7は集熱部6の外側
を形成し傾斜角度が内側より穏やかに設けられ火焔によ
り加熱されその高温となった部材から輻射熱を発生し排
出空気中の悪臭の原因である有機化合物や煤煙の原因で
ある炭化物を燃焼し悪臭及び煤煙を除去する二次燃焼
部、8は鍋部2の上方開口部に脱着自在に係合され加熱
調理器1の内部を外部と密閉し取り込まれた熱風を封じ
込め熱風の対流を起こし食材を加熱し加熱調理器1の内
側全体を高温に保ち食材を均一に加熱するアルミニウム
合金、鉄ホーロー等の金属あるいは耐熱ガラス等からな
る蓋部、9は熱風導入口3の直上の蓋部8の内面に装設
され平板状又は中心部を頂点とした末広がりな円錐状に
形成され上昇した熱風を蓋部8の内面全体に配分するア
ルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄ホーロー等の金属あ
るいはセラミックスからなる熱反射部、10は熱風導入
口3の周囲にドーナッツ状に開口され内部を循環した熱
風を排出する排気部、11は熱風接触口4に外接して所
定の間隔で開口部が複数開口され排気部10と連通され
内部を循環した熱風を外部に排出する外側排気部、12
は熱風導入路5に外接され内側に排気部10を有し外側
に外側排気部11を有し内部を循環し終わった熱風を外
部に排出しその途中で有機物や炭化物の二次燃焼が行わ
れ脱臭脱煙する二次燃焼路、13は鍋部2の底面に脱着
自在に嵌合され鍋部2の底面とねじやビス等により固定
され集熱部6と所定の間隔を隔てて配設され集熱部6と
ともに二次燃焼路12の側壁を形成する排出部、14は
鍋部2の底面にねじやビス等で固定され集熱部5の外端
部から底面と平行に中心に延設され二次燃焼部5との間
の空間で火焔から得られる熱を保ち二次燃焼部5の温度
を上昇させ二次燃焼路12での二次燃焼をより完全に行
わせる多数の孔部が穿設された円形ドーナッツ状の保熱
部、15は排出部13の上端部で支持され鍋部2の側壁
から排気部10まで脱着自在に配設されドーナッツ状の
板状体からなり調理する食材を収容し熱風を密封する一
壁面を形成し裏面に波状の突起部15aを有し両面を用
途により使い分けることが可能な調理部、15bは調理
部15を鍋部2の側壁に沿って支持する支持段、16は
鍋部2の外側壁に水平に固定され加熱調理器1を持ち運
ぶ際の取手となる取手部である。
【0009】以上のように本実施例によれば、略中央部
に火焔導入口を有する鍋部と、鍋部の上端部に脱着自在
に係合された蓋部と、火焔及び熱風を集める集熱部と、
集熱部との間に間隙を有して脱着自在に配設された調理
部と、集熱部と所定の間隔で配設された排出部と、を設
けたので、熱源のエネルギーの大部分を加熱調理器内に
取り込み調理用の熱として利用でき熱効率が良く調理時
間を短くできる。熱が安定して取り込まれ加熱が一定し
ており調整が容易で調理ムラのない均一な加熱ができ
る。上面と裏面を同時に均一に加熱でき調理途中で食材
を裏返す必要がなく食材が変形したり崩れることがなく
作業性が高い。排出時に二次燃焼が行われるので悪臭が
なく煤煙等も生じず環境が清潔であり作業性が高い。波
状の突起部を表面に設けた調理部を有するので、食材が
べとつかず均一に焦げ目が付き食味を改善できる。ま
た、食材が調理部に焼き付かず取り出しが容易であり形
が崩れることもない。鍋部の形状が円形であり熱の伝導
が鍋部全体に均一に行われ食材が安定して調理される。
また、食材を調理部の全面に収容でき空間を有効利用で
きる。
【0010】(実施例2)図4は本発明の第2実施例に
おける加熱調理器の断面要部正面図であり、図5は本発
明の第2実施例における加熱調理器の分解斜視図であ
る。図4及び図5において、2は鍋部、3は熱風導入
口、4は熱風接触口、5は熱風導入路、6は集熱部、7
は二次燃焼部、8は蓋部、9は熱反射部、14は保熱
部、16は取手部である。これらは第1実施例と同様な
ものなので同一の符号を付けて説明を省略する。30は
調理部の外周部に排気部を設けた第2実施例における加
熱調理器、31は鍋部2の側壁と後述する調理部の間に
配設された開口部で加熱調理器30の内部を循環し熱風
を外部に排出する排気部、32は鍋部2の底面に所定の
間隔で複数開口され排気部31と連通され内部を循環し
た熱風を排出する外側排気部、33は端部に排気部31
を有し排出される熱風の通路となり後述する調理部を裏
面から加熱する排出路、34は上部で排出路33と連通
され他の端部に外側排気部32を有し熱風導入路5に外
接され排出される熱風の通路となり有機物や炭化物を燃
焼し脱臭脱煙する二次燃焼路、35は集熱部6と所定の
間隔を隔てて配設され排出路33及び二次燃焼路34の
側壁とされる排出部、36は中央側端部を集熱部6に他
方を排出部35に脱着自在に支持され鍋部2の側壁との
間に排気部31を設け裏面に波状の突起部36aを有し
表面に調理される食材を収容し熱風を密閉する一底面と
なる円形ドーナッツ形状をした板状の調理部である。
【0011】以上のように本実施例によれば、調理部の
縁部と鍋部の側壁の間に配設された排気部を形成する調
理部と、調理部の下面を通過する排出路及び脱臭脱煙作
用を行う二次燃焼路を形成する排出部と、を設けたの
で、第1実施例で挙げた効果の他に調理部の下面からの
加熱が強く食材をより均一に調理でき熱風の排出量が多
く熱風の対流速度が増し加熱効率がより高くなる。
【0012】(実験例、比較例)次に、本発明の加熱調
理器を用い、各種調理物を用いた調理実験を行った。 〈実験例の加熱調理器の仕様〉 (1)鍋部 底面の径300mm、高さ50mm、材質
アルミニウム合金 (2)熱風導入口 80mm (3)排気部 120mm (4)二次燃焼部 160mm 耐熱ステンレス鋼 (5)蓋部 材質 耐熱ガラス 〈熱源〉パロマ(株)製のガスコンロ(PA−10H−
1)を用いた。ガスはLPGで熱量は24000Kca
l/Nm3 であった。 〈比較例〉現在簡便なロースターとして最も加熱効率が
高いので常用されているパール金属株式会社製のクイッ
クロースターを比較例として用いた。上記の実験条件で
魚類、肉類、グラタン、クッキー等を加熱調理し調理時
間と仕上がり状態、及び調理状態を観察し結果を(表
1)及び(表2)に示した。
【表1】
【表2】 この(表1)及び(表2)から明らかなように、全ての
食材について加熱時間が3〜10分短くなり作業効率が
向上した。それにもかかわらず食材には適度な焦げ目が
付き十分な高温で調理されるとともに全体が均一に加熱
されたことが判明した。また、調理時に煙や悪臭が発生
せず脱臭脱煙効果に優れることがわかった。
【0013】(実施例3)図6は本発明の第3実施例に
おける加熱調理器の断面要部正面図であり、図7は本発
明の第3実施例における鍋部の平面図であり、図8は本
発明の第3実施例における加熱調理器の分解斜視図であ
る。図6乃至図8において、2は鍋部、3は熱風導入
口、4は熱風接触口、5は熱風導入路、6は集熱部、7
は二次燃焼部、8は蓋部、14は保熱部、16は取手部
である。これらは第1実施例と同様なものなので同一の
符号を付けて説明を省略する。40は調理部の内周部に
熱導入口と排気部とを交互に設けた第3実施例における
加熱調理器、41は熱風導入口3から導入された熱風を
鍋部2の周辺部に導き後述する調理部をこの熱風により
加熱する熱導入路、42は鍋部2の側壁に接して所定の
間隔で開口部を複数配設し熱風を加熱調理器40内に送
風する熱導入口、43は熱導入口42と交互に配設され
加熱調理器40の内部を循環した熱風を外部に排出する
排気部、44は端部に排気部43を有し排出される熱風
を外部に導く排出路、45は端部を排出路44に連通さ
れ熱風導入路5に外接され熱風を排出するとともに熱風
中の有機物や炭化物を二次燃焼させ脱臭脱煙する二次燃
焼路、46は二次燃焼路45の端部に形成され鍋部2の
底面に所定の間隔で複数開口され熱風を外部に排出する
外側排気部、47は内側端部を集熱部6の内側端部と連
設され外側端部が熱導入口42及び排気部43の側壁と
なり熱導入路41及び排出路44の側壁となる熱導通
部、48は熱導通部47と集熱部6と所定の間隔を隔て
て配設され排出路44及び二次燃焼路45の側壁を形成
する排出部、49は排気部43の内側側壁に段部を形成
しこの段部に後述する調理部を載置する載置部、50は
載置部49に脱着自在に支持され食材を収容する円板状
の調理部、51は調理部50の裏面略中央部と熱風導入
口3の間に装設され中心部を頂点とした末広がりな円錐
状に形成され上昇した熱風を調理部50の裏面全体に配
分し調理部50の中央部が調理に適さない高温まで加熱
するのを防止するアルミニウム合金、ステンレス鋼等の
金属からなる断熱部、51aは断熱部51を支持する支
持部材である。
【0014】以上のように本実施例によれば、円板状の
調理部と、交互に配設された熱導入口及び排気部と、熱
風を導入する熱導入路の側壁を形成する熱導入部と、二
次燃焼をさせながら空気を排出する二次燃焼路の側壁を
形成する排出部と、を設けたので、第1実施例で挙げた
効果の他に調理部の中央部を使用でき大きな食材を調理
できる。また、導入された温度の高い熱風で調理部の下
面から加熱するので食材の下面からの加熱効果が高く食
材が均一に加熱できる。熱導入口と排気部が交互に配設
されており熱風の循環が効率良く行われ加熱調理器が均
一に加熱され調理が安定して行える。
【0015】(実施例4)図9は本発明の第4実施例に
おける加熱調理器の断面正面図である。図9において、
2は鍋部、3は熱風導入口、4は熱風接触口、5は熱風
導入路、6は集熱部、7は二次燃焼部、8は蓋部、14
は保熱部、16は取手部、41は熱導入路、42は熱導
入口、43は排気部、44は排出路、45は二次燃焼
路、46は外側排気部、47は熱導通部、48は排出
部、49は載置部、51は断熱部、51aは支持部材で
ある。これらは第3実施例と同様のものであり同一の符
号を付けて説明を省略する。60は油分、水分等を切る
孔部を設けた第4実施例における加熱調理器、61は脱
着自在に載置部49上に載置され調理する食材を収容す
る調理部、62は調理部61の中間部に所定の間隔で複
数穿孔され調理時に食材から流れ出る油分水分等の液状
物を落下させ食材をべと付かせない孔部、63は孔部6
2の直下の熱導通部47を凹状に成形し孔部52から落
下した液状物を溜める油受け部である。
【0016】以上のように本実施例によれば、調理部に
穿孔した孔部と、熱導通部に形成した油受け部と、を設
けたので、第3実施例で挙げた効果の他に加熱時に食材
から流れでる油分水分等の液状物を食材から取り除き食
材をべと付かず仕上げることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、底面の略
中央部に開口された熱風導入口を有する鍋部と、鍋部の
内側に突設して形成され外側に放射状の二次燃焼部を有
し熱風導入口を鍋部の外部に連通する集熱部と、略中央
部に熱風導入口を有し鍋部の側壁まで平行に集熱部と所
定の間隔を隔てて配設された調理部と、調理部の下面の
所定の位置から鍋部の外底面に連設され集熱部と所定の
間隔を隔てて配設され鍋部の内部と外部を連通する排出
部と、鍋部の上方開口部に脱着自在に係合された蓋部
と、を設けたので、以下のような優れた効果を有する加
熱調理器を実現できる。 (1)熱を底面から取り込み底面に開口された排気部か
ら外部に排出するので密閉された鍋の内部で熱風を効率
良く循環させ食材を均一に加熱できる。 (2)熱源からの火焔をそのまま内部に取り込むので、
熱が効率良く調理に利用され小さな熱源でも調理が可能
で調理時間が短く作業性が向上し種々の調理工程に対応
でき調理に対する柔軟性が高い。 (3)熱源からのエネルギーを安定して内部に取り込む
ので、時間による温度変動が少なく一定の定常的な加熱
ができ食材を安定して均一に調理できる。また、調整が
容易で調理上の微妙なコントロールが可能である。 (4)食材を上面からの熱風と調理部からの加熱の両面
から調理でき同時に上下面を加熱し食材全体を均一に調
理できる。また、調理途中で食材を裏返す必要がなく蓋
部を空けて熱を逃がさずにすみ熱効率が高く食材を変形
したり崩す心配もない。 (5)調理時に発生する悪臭や煤煙を二次燃焼して取り
除くので調理中の悪臭や煤煙等が発生せず環境を清潔に
でき調理人も安心して調理に専念できる。また、悪臭や
煤煙の発生し易い食材でも調理が可能で調理できる食材
の種類が豊富となり調理の種類を増やせる。 (6)構造が極めて単純でありオーブン等の設置型の調
理器と同様の調理を持ち運びのできる軽量で簡単な構造
の加熱調理器で実現できる。また、製造時の量産性が高
く製造歩留りも高い。 (7)密閉式の構造であり排熱が下方に行われるので高
温の空気等が上方に立ち登ったり加熱調理器の上面が異
常に高温になることもなく安全である。 (8)鍋部が耐熱ガラスを使用できる程度にしか加熱さ
れないにもかかわらず食材に焦げ目が付くほど高温の加
熱ができ、調理の状態を観察しながら高温加熱ができ
る。 (9)構造が簡便なので洗浄等が容易で作業性が高い。
また、常に清潔な状態に保てるので衛生上好ましい。 (10)調理時に発生する油分や水分を取り除き食材が
べと付かない。また、食材が調理板に焼き付かず調理後
の食器への移し替えが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における加熱調理器の分解
斜視図
【図2】本発明の第1実施例における加熱調理器の断面
要部正面図
【図3】本発明の第1実施例における加熱調理器の調理
部の裏面を使用した状態を示す断面要部正面図
【図4】本発明の第2実施例における加熱調理器の断面
要部正面図
【図5】本発明の第2実施例における加熱調理器の分解
斜視図
【図6】本発明の第3実施例における加熱調理器の断面
要部正面図
【図7】本発明の第3実施例における鍋部の平面図
【図8】本発明の第3実施例における加熱調理器の分解
斜視図
【図9】本発明の第4実施例における加熱調理器の断面
正面図
【符号の説明】
1 第1実施例における加熱調理器 2 鍋部 3 熱風導入口 4 熱風接触口 5 熱風導入路 6 集熱部 7 二次燃焼部 8 蓋部 9 熱反射部 10 排気部 11 外側排気部 12 二次燃焼路 13 排出部 14 保熱部 15 調理部 15a 突起部 15b 支持段 16 取手部 30 第2実施例における加熱調理器 31 排気路 32 外側排気部 33 排出部 34 二次燃焼路 35 排出部 36 調理部 36a 突起部 40 第3実施例における加熱調理器 41 熱導入路 42 熱導入口 43 排気部 44 排出路 45 二次燃焼路 46 外側排気部 47 熱導通部 48 排出部 49 載置部 50 調理部 51 断熱部 51a 支持部材 60 第4実施例における加熱調理器 61 調理部 62 孔部 63 油受け部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口した鍋部と、前記鍋部の底面
    に開口された熱風導入口と、前記熱風導入口の周囲に開
    口された排気部と、前記鍋部の上方開口部に脱着自在に
    係合された蓋部と、を備えたことを特徴とする加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 前記排気部の開口部の面積が前記熱風導
    入口の開口部の面積の0.1〜5倍、特に好ましくは
    0.5〜3倍であることを特徴とする請求項1に記載の
    加熱調理器。
  3. 【請求項3】 底面の略中央部に開口された熱風導入口
    を有する鍋部と、前記鍋部の内側に突設して形成され外
    側に放射状の二次燃焼部を有し前記熱風導入口を前記鍋
    部の外部に連通する集熱部と、略中央部に前記熱風導入
    口を有し前記鍋部の側壁まで平行に前記集熱部と所定の
    間隔を隔てて脱着自在に配設された調理部と、前記調理
    部の下面の所定の位置から前記鍋部の外底面に連設され
    前記集熱部と所定の間隔を隔てて配設され前記鍋部の内
    部と外部を連通する排出部と、前記鍋部の上方開口部に
    脱着自在に係合された蓋部と、を備えたことを特徴とす
    る加熱調理器。
  4. 【請求項4】 底面の略中央部に開口された熱風導入口
    を有する鍋部と、前記熱風導入口の縁部から前記鍋部の
    外部に連設され外側に放射状の二次燃焼部を有し前記熱
    風導入口を前記鍋部の外部に連通する集熱部と、前記熱
    風導入口に中央側端部が当接され縁部と前記鍋部の側壁
    の間に排気部が形成され脱着自在に配設された調理部
    と、前記二次燃焼部の側壁と所定の間隔を隔てて配設さ
    れ外部に連通された二次燃焼路の一側壁を形成する排出
    部と、前記鍋部の上方開口部に脱着自在に係合された蓋
    部と、を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記蓋部が前記熱風導入口の直上の内面
    に配設された熱反射部を備えたことを特徴とする請求項
    3又は4の内いずれか1に記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 底面の略中央部に開口された熱風導入口
    を有する鍋部と、前記熱風導入口の縁部から前記鍋部の
    外部に連設され前記熱風導入口を前記鍋部の外部に連通
    する集熱部と、前記熱風導入口の上方に所定の間隔を隔
    てて水平かつ脱着自在に配設され縁部と前記鍋部の側壁
    の間に熱導入口及び排気部が形成された調理部と、前記
    調理部下方に所定の間隔を離れて配設され内端部が前記
    集熱部の上端部と連設され縁部が前記鍋部の側壁に連設
    され前記熱導入口の一側面を形成する熱導通部と、前記
    集熱部及び前記鍋部の底面と所定の間隔を隔てて配設さ
    れ前記排気部と前記鍋部の外部を連通する排出部と、前
    記鍋部の上方開口部に脱着自在に係合された蓋部と、を
    備えたことを特徴とする加熱調理器。
  7. 【請求項7】 前記集熱部の外縁部から水平に底面の中
    心方向に延設された保熱部を備えたことを特徴とする請
    求項3、4、又は、6の内いずれか1に記載の加熱調理
    器。
  8. 【請求項8】 前記熱導入口及び前記排気部が前記調理
    部の縁部の周方向に交互に複数配設されることを特徴と
    する請求項6又は7の内いずれか1に記載の加熱調理
    器。
  9. 【請求項9】 前記熱風導入口と前記調理部との間に所
    定の間隔を隔てて配設された断熱部と、前記断熱部を前
    記熱導通部上又は前記調理部の下面に支持する支持部材
    と、を備えたことを特徴とする請求項6乃至8の内いず
    れか1に記載の加熱調理器。
  10. 【請求項10】 前記調理部の所定の位置に穿孔された
    孔部と、前記熱導通部を凹状に成形した油受け部と、を
    備えたことを特徴とする請求項6乃至9の内いずれか1
    に記載の加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104083079A (zh) * 2014-06-30 2014-10-08 黄延庆 一种火锅
KR101465119B1 (ko) * 2013-02-28 2014-11-25 최경수 다목적 구이 장치
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