JPH08256533A - 野菜移植機 - Google Patents

野菜移植機

Info

Publication number
JPH08256533A
JPH08256533A JP8108509A JP10850996A JPH08256533A JP H08256533 A JPH08256533 A JP H08256533A JP 8108509 A JP8108509 A JP 8108509A JP 10850996 A JP10850996 A JP 10850996A JP H08256533 A JPH08256533 A JP H08256533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
planting
tray
vegetable
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8108509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2787565B2 (ja
Inventor
Shuichi Shimizu
水 修 一 清
Takeshi Shiraishi
石 武 白
Hideo Nakajima
島 英 夫 中
Masatoshi Hiasa
朝 正 俊 日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP8108509A priority Critical patent/JP2787565B2/ja
Publication of JPH08256533A publication Critical patent/JPH08256533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2787565B2 publication Critical patent/JP2787565B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗載台(27)及び取出爪(43)及
び植付爪(50)の駆動を略同一位置で行える。 【解決手段】 複数の野菜苗を入れたトレイ(26)
を搭載する前傾形苗載台(27)を走行車(1)の後側
に装設させると共に、前記苗載台(27)上のトレイ
(26)から野菜苗を取出す取出爪(43)と、該取出
爪(43)から野菜苗を受取って圃場面に植付ける植付
爪(50)を設ける野菜移植機において、前記苗載台
(27)傾斜下端側のトレイ(26)回収湾曲部の下方
位置に植付け伝動部(52)を配設させたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばキャベツま
たはレタスなどの野菜苗を連続的に植付ける野菜移植機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、育苗ポット苗トレイを苗載台に搭
載させると共に、植付部の取出爪によって前記トレイか
ら苗を取出し、植付部の移植爪によって苗を植付ける技
術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、苗載
台の駆動と取出爪の駆動と移植爪の駆動を同調させて行
う必要があると共に、苗載台と取出爪と移植爪を夫々離
れた位置に設ける必要があり、各部への動力伝達を容易
に行い得ない不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、複数
の野菜苗を入れたトレイを搭載する前傾形苗載台を走行
車の後側に装設させると共に、前記苗載台上のトレイか
ら野菜苗を取出す取出爪と、該取出爪から野菜苗を受取
って圃場面に植付ける植付爪を設ける野菜移植機におい
て、前記苗載台傾斜下端側のトレイ回収湾曲部の下方位
置に植付け伝動部を配設させたもので、苗載台の駆動軸
をトレイ回収湾曲部に設けることにより、苗載台及び取
出爪及び植付爪の駆動を略同一位置で行い得、植付け伝
動部の取付け部のコンパクト化並びに支持構造の簡略化
などを容易に図り得るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は乗用移植機の全体側面図、図2
は移植部の側面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗す
る走行車であり、(2)はエンジン(3)を前部に搭載
する車体フレーム、(4)(5)は走行用前後輪、
(6)は前記エンジン(3)などを覆うボンネット、
(7)は前記ボンネット(6)両側に装備する予備苗載
台、(8)は車体カバー(9)上部に設ける運転席、
(10)は前記運転席(8)の前方でボンネット(6)
後部に設ける操向ハンドル、(11)は前記運転席
(8)後部の車体カバー(9)上に搭載する移植用水タ
ンクである。
【0006】また図中(12)は苗供給装置(13)及
び苗取出装置(14)及び苗植付装置(15)などを有
する苗自動移植部であり、前記苗供給装置(13)及び
苗取出装置(14)を支持する移植フレーム(16)を
トップリンク(17)及びロワーリンク(18)を含む
三点リンク機構(19)を介して走行車(1)後側に昇
降自在に連結させると共に、前記苗植付装置(15)の
苗植付駆動ケース(20)を上下平行リンク(21)
(22)を介して移植フレーム(16)に上下動自在に
連結させて、前記ロワーリンク(18)に連結させる油
圧昇降シリンダ(23)の伸縮動作でもって移植部(1
2)の昇降制御を行う一方、前記植付装置(15)後方
に延設するゲージフレーム(24)後端の上下高さ調節
自在なゲージホイル(25)を畝(A)上面に転接させ
て、畝(A)上面に追従させる如く植付装置(15)を
上下動させて、畝(A)に対し植付装置(15)を倣い
制御するように構成している。
【0007】図3にも示す如く、前記苗供給装置(1
3)は、苗トレイ(26)を搭載する苗載台(27)
と、苗載台(27)下部の左右側板(28)(29)を
支持して苗載台(27)を左右方向に横送り案内する上
下ガイド軸(30)(31)と、苗載台(27)をアー
ム杆(32)を介して横送り駆動する横送り駆動ケース
(33)と、左右の駆動スプロケット(34)と遊転輪
(35)間に張架する左右の縦送りチェン(36)と、
左右の縦送りチェン(36)間に等間隔毎に設ける縦送
りピン(37)と、前記苗載台(27)上方に下部支点
軸(38)及び上部供給シリンダ(39)を介して補助
苗載台(40)を支持する苗トレイ自動供給部(41)
とを備え、前記苗載台(27)の横送り終端時苗トレイ
(26)の各セル(26a)底部間に掛合させる縦送り
ピン(37)でもって苗トレイ(26)の縦送りを行う
一方、前記補助苗載台(40)の供給シリンダ(39)
の伸張時該台(40)上の苗トレイ(26)を苗載台
(27)に自動供給するように構成している。
【0008】前記苗取出装置(14)は、前記横送り駆
動ケース(33)に駆動力を入力する苗取出駆動軸(4
2)にロータリケースなどを介し苗取出爪(43)を連
結支持させる苗取出アーム(44)と、前記苗供給装置
(13)に駆動力を入力する縦送り駆動軸(45)の固
定押出カム(46)に揺動アーム(47)を介しピン支
持体(48)を連結させる苗押出ピン(49)とを備
え、前記駆動軸(42)の回転による苗取出爪(43)
の苗トレイ(26)への上方よりの突入直前に、苗押出
ピン(49)を苗トレイ(26)底面側より突入させて
苗を押出動作させて、これら苗取出爪(43)と苗押出
ピン(49)による苗取出しを行うように構成してい
る。
【0009】前記苗植付装置(15)は、前記苗取出爪
(43)によって取出された苗トレイ(26)からの1
株分のポット苗を受取って畝(A)上面に植付ける2つ
の分離爪体(50a)(50b)を有するホッパ形植付
爪(50)と、PTO伝達軸(51)を介し植付駆動ケ
ース(20)に入力される植付駆動力を出力する植付ケ
ース(52)と、該ケース(52)の植付駆動軸(5
3)にロータリケース(54)及びクランクアーム(5
5)を介し支持する植付爪(50)の植付アーム(5
6)と、前記植付アーム(56)一端側のガイドローラ
(57)を嵌入させてクランクアーム(55)の回転時
植付爪(50)を上下に案内して植付運動させる昇降ガ
イド(58)と、前記クランクアーム(55)の植付ア
ーム(56)取付軸(59)に固設して前記爪体(50
a)(50b)を支持するアーム(60a)(60b)
に揺動板(61a)(61b)及び進退ロッド(62)
を介し連結させる爪開閉カム(63)とを備え、前記植
付駆動軸(53)の回転時昇降ガイド(58)に沿って
植付アーム(56)を上下動させると共に、該アーム
(56)の下動時前記カム(63)でもって爪体(50
a)(50b)を開放して、これら爪体(50a)(5
0b)内のポット苗を畝(A)に植付けるように構成し
ている。
【0010】上記から明らかなように、複数の野菜苗を
入れたトレイ(26)を搭載する前傾形苗載台(27)
を走行車(1)の後側に装設させると共に、前記苗載台
(27)上のトレイ(26)から野菜苗を取出す取出爪
(43)と、該取出爪(43)から野菜苗を受取って圃
場面に植付ける植付爪(50)を設ける野菜移植機にお
いて、前記苗載台(27)傾斜下端側のトレイ(26)
回収湾曲部の下方位置に植付け伝動部である植付ケース
(52)を配設させ、苗載台(27)の駆動軸である縦
送り軸(45)をトレイ(26)回収湾曲部に設け、苗
載台(27)及び取出爪(43)及び植付爪(50)の
駆動を略同一位置で行うように構成している。
【0011】また、畝面にマルチシートを敷設しての作
業時に、マルチカッタ(64)を上下動させるカッタ駆
動機構(65)を設けるもので、前記植付ケース(5
2)の固定取付板(66)にマルチカッタ(64)を上
下動自在に支持する一対の上下リンク(67)(68)
と、前記植付駆動軸(53)に取付けてこの外周カム面
を上リンク(67)の回転子(69)に摺接させるカッ
タ上下動用カム(70)とを駆動機構(65)は備え、
前記植付爪(50)の上下動作に連動してマルチカッタ
(64)を上下動させてマルチシートに植付穴を穿孔す
るように構成している。
【0012】さらに、前記取付板(66)に枢支軸(7
1)及び支持アーム(72)を介して培土ローラ(7
3)を設けるもので、前記駆動軸(53)に取付けるカ
ム(74)に回転子(75)を摺接させる揺動アーム
(76)を、揺動板(77)及びロッド(78)を介し
て前記支持アーム(72)に連動連結させて、前記植付
爪(50)の上下動作に連動して培土ローラ(73)を
上下動させて植付直後の苗に培土を施すように構成して
いる。
【0013】ところで前記移植フレーム(16)の上リ
ンク(21)基端枢支軸(21a)には、移植フレーム
(16)と植付装置(15)との相対位置変化を検出す
るポテンショメータ型の植深センサ(79)を設けてい
て、畝(A)高さの変化でもって移植フレーム(16)
に対し植付装置(15)が設定以上に変化するとき前記
昇降シリンダ(23)を伸縮制御して植付装置(15)
を設定以内に維持するように構成している。
【0014】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、作業者が走行車(1)に搭乗しての走行中、前記移
植部(12)において自動的に苗トレイ(26)より1
株分のポット苗を苗取出爪(43)で取出して植付爪
(50)によって畝(A)上面に一定間隔毎に植付ける
植付け作業が行われるものである。
【0015】而して該構成の場合、重量も大で変動も大
きい前記予備苗載台(7)や移植の際活着用として必要
な水タンク(11)など重量変動部を、本機側の車体カ
バー(9)に固定し、次に比較的重量物の苗供給装置
(13)及び苗取出装置(14)を三点リンク機構(1
9)に支持して昇降シリンダ(23)による油圧昇降制
御を行わしめ、さらに、植付装置(15)のみを平行リ
ンク(21)(22)に上下動自在に支持させてゲージ
ホイル(25)による畝(A)上面に追従させての倣い
制御を行わしめて、重量変動部(7)(11)の悪影響
を移植部(12)側に与えることなく、昇降シリンダ
(23)による油圧昇降制御とゲージホイル(25)に
よる倣い制御の二重構造の制御でもって植付深さ制御を
スムーズで高精度に行わしめるようにしたものである。
またこの場合倣い部分の重量を植付装置(15)のみに
軽減させることによって、正確な倣い制御が行われると
共に、ゲージホイル(25)で形成される畝(A)上面
の凹凸も減少させることができ、しかも走行抵抗も小と
させることができるためマルチシートの引きづりなども
低減させることができて、高精度にして良好な移植作業
を可能にできるものである。
【0016】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、複数の野菜苗を入れたトレイ(26)を搭載する前
傾形苗載台(27)を走行車(1)の後側に装設させる
と共に、前記苗載台(27)上のトレイ(26)から野
菜苗を取出す取出爪(43)と、該取出爪(43)から
野菜苗を受取って圃場面に植付ける植付爪(50)を設
ける野菜移植機において、前記苗載台(27)傾斜下端
側のトレイ(26)回収湾曲部の下方位置に植付け伝動
部(52)を配設させたもので、苗載台(27)の駆動
軸(45)をトレイ(26)回収湾曲部に設けることに
より、苗載台(27)及び取出爪(43)及び植付爪
(50)の駆動を略同一位置で行うことができ、植付け
伝動部(52)の取付け部のコンパクト化並びに支持構
造の簡略化などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用移植機の全体側面図。
【図2】移植部の側面図。
【図3】移植部の部分側面図。
【図4】植付装置部の側面説明図。
【図5】植付装置部の平面説明図。
【符号の説明】
(1) 走行車 (26) トレイ (27) 苗載台 (43) 取出爪 (50) 植付爪 (52) 植付ケース(植付け伝動部)
フロントページの続き (72)発明者 日 朝 正 俊 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の野菜苗を入れたトレイを搭載する
    前傾形苗載台を走行車の後側に装設させると共に、前記
    苗載台上のトレイから野菜苗を取出す取出爪と、該取出
    爪から野菜苗を受取って圃場面に植付ける植付爪を設け
    る野菜移植機において、前記苗載台傾斜下端側のトレイ
    回収湾曲部の下方位置に植付け伝動部を配設させたこと
    を特徴とする野菜移植機。
JP8108509A 1996-04-03 1996-04-03 野菜移植機 Expired - Fee Related JP2787565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8108509A JP2787565B2 (ja) 1996-04-03 1996-04-03 野菜移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8108509A JP2787565B2 (ja) 1996-04-03 1996-04-03 野菜移植機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21783891A Division JP2729548B2 (ja) 1991-08-02 1991-08-02 乗用移植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08256533A true JPH08256533A (ja) 1996-10-08
JP2787565B2 JP2787565B2 (ja) 1998-08-20

Family

ID=14486591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8108509A Expired - Fee Related JP2787565B2 (ja) 1996-04-03 1996-04-03 野菜移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2787565B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267716U (ja) * 1988-11-05 1990-05-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267716U (ja) * 1988-11-05 1990-05-22

Also Published As

Publication number Publication date
JP2787565B2 (ja) 1998-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010273617A (ja) 苗移植機
JP3956031B2 (ja) 歩行型の苗移植機
JP4002685B2 (ja) 移植機
JPH08256533A (ja) 野菜移植機
JP2729604B2 (ja) 野菜移植機
JPH08256538A (ja) 野菜移植機
JPH08256539A (ja) 乗用移植機
JP2729548B2 (ja) 乗用移植機
JP3867422B2 (ja) 苗移植機
JP2008104363A (ja) 苗移植機
JP3260895B2 (ja) 野菜移植機
JP2794350B2 (ja) 多条移植機
JP3254811B2 (ja) 野菜移植機
JPH10225211A (ja) 歩行型野菜移植機
JP2001211713A (ja) 野菜移植機
JP2595996Y2 (ja) 苗移植機
JP2838681B2 (ja) 多条移植機
JP3239273B2 (ja) 歩行型野菜移植機の操向装置
JP3390881B2 (ja) 苗移植機
JP3815372B2 (ja) 苗移植機
JP3427308B2 (ja) 苗移植機
JP3396785B2 (ja) 苗移植機
JP2000083417A (ja) 野菜移植機
JP3427009B2 (ja) 田植機の苗植付装置
JP2597230B2 (ja) 歩行型移植機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees