JPH08256051A - Nor−norプログラマブル論理アレイ回路駆動方法、nor−norプログラマブル論理アレイ回路及びnor−norプログラマブル論理アレイ回路を使用する回路 - Google Patents

Nor−norプログラマブル論理アレイ回路駆動方法、nor−norプログラマブル論理アレイ回路及びnor−norプログラマブル論理アレイ回路を使用する回路

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JPH08256051A
JPH08256051A JP7344093A JP34409395A JPH08256051A JP H08256051 A JPH08256051 A JP H08256051A JP 7344093 A JP7344093 A JP 7344093A JP 34409395 A JP34409395 A JP 34409395A JP H08256051 A JPH08256051 A JP H08256051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NOR−NOR PLAがクロック縁により
ダイナミックプルアップ動作を行うようにする。 【解決手段】 回路の各段A2,A4,A,6,A1
0,A12を、入力信号INを伝播させるのに必要な時
間中のみイネーブルさせる。イネーブル信号IPU,n
otIPU,CLK1,CLK2を、回路素子の寸法、
配置方向及び接続を模写するダミー回路を使用して回路
の各段A2,A4,A,6,A10,A12に対して発
生させる。これら素子に遅延経路を設け、プログラマブ
ル論理アレイ回路及びダミー回路に同時に供給される入
力信号により、プログラマブル論理アレイ回路の段A
2,A4,A,6,A10,A12からのイネーブル信
号IPU,notIPU,CLK1,CLK2を供給し
及び取り除く時間供給規定するダミー回路の出力を発生
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力アレイ、出力
アレイ、入力ドライバ及び出力ラッチを含む集積回路中
のプログラマブル論理アレイの制御に関するものであ
る。
【0002】本発明を種々の分野に適用できることがわ
かるが、フラッシュEPROM装置のような記憶装置に
使用するのに特に好適である。
【0003】
【従来の技術】図1は、フラッシュメモリセルを制御す
る回路を示す。メモリセル2は単一トランジスタ4を具
え、この単一トランジスタ4は、制御ゲートCG、フロ
ーティングゲートFG、ソースS及びドレインDを有す
る。ソースSを、消去制御入力10に応じて、ソース電
圧スイッチ8により接地電圧VGNDとプログラム電圧
VPPのうちのいずれか一方に接続することができる。
トランジスタ4のドレインDをビットライン12に接続
する。このビットライン12を、選択入力20に応じ
て、ビットラインスイッチ14によりセンス増幅回路1
6とプログラマブル負荷回路18のうちのいずれか一方
に接続することができる。プログラフラマブル負荷回路
18を負荷制御信号22により制御する。センス増幅回
路16は出力をデータライン24に供給する。トランジ
スタ4の制御ゲートを、ワードライン26を介してゲー
ト電圧スイッチ28に接続する。これにより、制御ゲー
トCGを、プログラム入力30及び消去入力10にそれ
ぞれ供給される制御信号に応じて接地電圧VGND、プ
ログラム電圧VPP又は電源電圧VCCに接続させるこ
とができる。VCCを、5V電源で動作する記憶装置に
対して5Vととし、3V電源で動作する記憶装置に対し
て約5Vとする。VPPを約12Vとすることができ
る。
【0004】フラッシュメモリセル2は三つの動作モー
ドを有する。プログラムモードでは、セルに0を書き込
む。制御ゲートCGをプログラム電圧VPPに接続す
る。ソースSを接地電圧VGNDに接続するとともに、
ドレインDを、ドレインを約5Vに設定するようにプロ
グラムされたプログラマブル負荷回路18に接続する。
したがって、フローティングゲートFGは負に充電され
て、所定の制御ゲート電圧に対するトランジスタの導電
性が弱くなる。
【0005】消去モードでは、セルに1を書き込む。制
御ゲートCGを接地電圧VGNDに接続するとともに、
ソースSをプログラム電圧VPPに接続する。ビットラ
インスイッチ14を、ビットライン12が約1Vでフロ
ートできるように設定する。FG上の電荷が減少され、
これにより導電性がより強くなる。十分な時間の後、セ
ルに1が書き込まれたとされる。
【0006】読出しモードでは、トランジスタ4に電圧
を供給して、セルに0が書き込まれる際に比較的小さい
電流が流れるとともにセルに1が書き込まれる際に比較
的大きな電流が流れるようにする。このようにして各メ
モリセルの内容が決定される。制御ゲートCG及びワー
ドライン26を電源電圧VCCに接続する。ソースを接
地電圧VGNDに接続する。ビットライン12を、約1
Vのバイアスを発生させるセンス増幅回路16に接続す
る。トランジスタ4を流れる電流の量は、トランジスタ
4のプログラムされた又は消去された状態に依存する。
センス増幅器16は電流のレベルを検出するとともに、
データライン24を、セル2の状態を表す論理状態にす
る。
【0007】フラッシュメモリ装置では、図1に示すよ
うな複数のメモリセルをアドレス指定回路に接続し及び
設ける。しかしながら各セルは、既に説明したように三
つのあり得る状態で動作する。コマンドを記憶装置に供
給して、記憶装置を機能的に制御する。制御動作を設定
するよう要求される回路を、メモリセルと同一の集積回
路中に含ませる。
【0008】フラッシュメモリ装置の入出力(I/O)
端子を用いることによりコマンドワードをロードし、コ
マンドワードのロード動作を、書込みイネーブルすなわ
ちチップイネーブル端子に供給されるクロック信号によ
って制御する。I/O端子上に存在するコマンドを、供
給されるクロック信号の次の立上がり端上で内的にラッ
チする必要がある。コマンドが、装置端子上に存在する
他のデータをラッチすることを要求する場合があり、し
たがってコマンドを、入力クロックの次の立下がり端の
前に介在させ、これを実行する必要がある。
【0009】比較的高い電圧及び高速なデジタル切替速
度を用いることは、フラッシュメモリセルが非常に騒々
しい状況であることを意味する。
【0010】フラッシュメモリ装置は、好適には状態装
置を使用することにより実現されるコマンドユーザフェ
ースとして既知の論理書込みを用いるコマンドワードを
介在させるとともにこれを有効にする。本明細書中、状
態装置を、有限数のあり得る状態を有する論理回路とす
る。この状態装置は複数の入力部及び出力部を有し、こ
れら入力部の一部を一部又は全ての出力部に接続する。
このような回路では、電流状態を、状態装置の出力部に
接続された入力部の電流値により規定する。クロック信
号が通常供給され、状態装置は、入力部に供給される信
号に応じて各クロックサイクルで状態を変える。
【0011】状態装置内に要求される論理回路を種々の
方法で実現することができる。好適には、プログラマブ
ル論理アレイ(PLA)手段を使用する。PLAは、通
常コンパクトな構造とすることができるという利点を有
する。これらの製造及び回路レイアウトを、適切にプロ
グラムされたコンピュータを用いることにより容易に自
動化することができる。集積回路のPLAの動作を、一
つ又は二つのマスクを変えることにより集積回路の製造
段階で変更すなわち「プログラム」することができる。
【0012】PLAは本質的に二つの論理面すなわち入
力面及び出力面からなる。各面は、論理面内のトランジ
スタのゲート端子に供給される入力を受信し、出力ノー
ドに出力を供給する。入力面に対する入力部をPLAに
対する入力部とする。入力面の出力部を中間ノードとす
る。出力面に対する入力部を中間ノードに接続する。出
力面の出力部をPLAの出力部とする。
【0013】入力面はAND動作を実行することがで
き、出力面はOR動作を実行することができる。両方の
面がNOR動作を実行することもできる。これらの動作
は、用いられるトランジスタのタイプ及び接続並びにこ
れらトランジスタのゲートに供給される信号によって規
定される。
【0014】上記NOR−NOR形態は、これをCMO
S論理で最も簡単に実現することができるという特別な
利点を有する。NOR段は、並列に接続された入力部の
数に等しい複数のトランジスタを有する。別の入力部を
収容するのに別の並列トランジスタを付加しても、段の
動作速度に悪影響を及ぼさない。
【0015】図2は、入力面40及び出力面42のスタ
ティックプルアップを用いるPLAの回路図を示す。入
力面と出力面の両方はNOR論理機能を有する。入力信
号INA,INB,INCを、Nチャネルトランジスタ
50,52;54,56;58のゲートにそれぞれ供給
する。これらトランジスタのそれぞれは、接地されたソ
ースと、中間ノード66,68,70を介して中間ノー
ドプルアップ抵抗59,60,62の第1端子に接続し
たドレインとを有する。これら中間ノードプルアップ抵
抗のそれぞれは、電源ライン73に接続した第2端子を
有する。
【0016】中間ノードのそれぞれを、Nチャネルトラ
ンジスタ66a,66b,68b,70aの一つ又はそ
れ以上のゲート端子に接続する。これらトランジスタの
それぞれは、接地されたソースと、出力ノード74a,
74bに接続したドレインとを有する。これら出力ノー
ドのそれぞれを、プルアップ抵抗76,80の第1端子
に接続する。プルアップ抵抗はそれぞれ、電源ライン7
3に接続した第2端子を有する。出力ノード74a,7
4bは、PLAのOUTA及びOUTBの出力を発生さ
せる。
【0017】ゲートに供給される高入力信号が原因で関
連のNチャネルトランジスタ50,52,54,56,
58が導通状態でない場合、中間ノード66,68,7
0は、中間ノードプルアップ抵抗によって導通すること
により電源ライン73の電圧VCCに接近する。したがっ
て中間ノードは、関連の入力信号と比較することにより
NOR機能を実行する。
【0018】同様に、出力ノードは、関連の中間ノード
信号に対してNOR機能を実行する。
【0019】ノードの符号により中間ノード信号を表す
と、
【数1】66=not(INA+INB) 68=not(INB+INC) 70=notINA 出力ノードでは、
【数2】OUTA=not(66+70) OUTB=not(66+68) となり、したがって、
【数3】OUTA=INA・INB+INA・INC OUTB=INA・INB+INA・INC+INB・
INC となる。
【0020】VCCからGNDまでに連続的に導通状態で
ある複数の直流経路が存在し、これにより全体として考
慮される回路に対して大電流消費が発生する。
【0021】PLAを実現する他の方法は、スタティッ
クプルアップにより大電流消費を回避する。プルアップ
機能を実行し、したがってプルアップ信号により命令さ
れたときのみ直流導通経路をイネーブルする「ダイナミ
ック」プルアップが用いられる。
【0022】図3は、図2のPLAの変形を示し、この
場合スタティックプルアップをダイナミックプルアップ
に置き換えている。抵抗59,60,62及び76,8
0を、プルアップ信号IPUによって制御されるトラン
ジスタ92,94,96及びプルアップ信号OPUによ
って制御されるトランジスタ100,104にそれぞれ
置き換える。
【0023】出力ノードに高電圧VCCを充電して高出力
OUTA,OUTBを発生させうる必要が時々生じる。
動作速度を向上させるために、中間ノードプルアップト
ランジスタを導通状態にする直前にプルアップトランジ
スタ及びプルアップ信号OPUを用いて出力ノードを充
電して、PLAの動作速度を向上させる。
【0024】PLAの初期状態では、全ての入力信号I
NA,INB,INCをハイ状態に保持する。全ての入
力面トランジスタは導通状態となり、中間ノードは接地
電圧に保持される。したがって全ての出力面トランジス
タはオフされる。出力ノードプルアップ信号OPUはト
ランジスタ100,104を導通状態に保持し、したが
って出力ノードはVCCまで充電される。出力ノード74
a,74bは、関連のNチャネルトランジスタ66a,
70a;66b,68bのうちのいずれもが導通状態で
ないので、電源ライン73の電圧に充電されたままであ
る。
【0025】入力が評価の準備をすると、ロー信号がP
LAの入力部のうちの一部に供給されて、入力面トラン
ジスタのうちの一部が非導通状態となる。出力ノードプ
ルアップ信号OPUは非動作状態となる。中間ノード6
6,68,70は、ゲートに供給されるハイ入力信号が
原因で関連のNチャネルトランジスタ50,52,5
4,56,58が導通状態を保持しない場合、電源ライ
ン73の電圧VCCに接近する。
【0026】出力面トランジスタのゲートに供給される
任意のハイ中間ノード信号により、関連の出力ノード7
4a,74bが放電される。出力ノードの充電又は放電
状態は、出力OUTA,OUTBの高電圧又は低電圧に
よって示される。
【0027】通常、PLAに対する入力部を、入力信号
INAの正の値及びnotINAの反転値がPLAの個
別の入力部に供給されるように配置する。
【0028】通常、出力信号は、マスタ/スレーブDタ
イプラッチのような一時的な記憶装置で緩衝及び記憶さ
れる。このラッチを二つの位相のクロック信号によって
駆動して、ラッチがクロックされる際、新たな帰還値が
出力されるとともにPLAの入力部に帰還される前にP
LAの出力が記憶される。
【0029】図4は、既知のタイプの出力ラッチを示
す。出力信号OUTAを、Pチャネルトランジスタ11
2のドレイン端子及びインバータ114の入力部に接続
する。トランジスタ112のソース端子を電源電圧VCC
に接続する。インバータ114の出力部を、トランジス
タ112のゲート端子と通過ゲート116の入力部の両
方に接続する。通過ゲート116のゲート端子を、クロ
ック信号CLK1及びその反転notCLK1に接続す
る。通過ゲート116の出力部を、逆並列に接続した二
つのインバータを具えるラッチ122に接続するととも
に、リセット回路126にも接続する。ラッチ122の
出力部を、インバータ132の入力部及び通過ゲート1
34の入力部に接続する。通過ゲート134の出力部は
出力信号notLOUTを発生させる。インバータ13
2の出力部は他の出力信号LOUTを発生させる。通過
ゲート134のゲート端子をクロック信号CLK2及び
notCLK2に接続する。リセット回路126を、リ
セット信号RST及びリセット極入力notR1を受信
するように接続し、このリセット回路126は電源V CC
及び接地電圧GNDを受信する。
【0030】この出力ラッチは次のように動作する。ラ
ッチ122はその出力部にある値を保持するとともに、
入力部にこの値の反転を保持する。ラッチの出力を、R
ST=1及びnotR1=1を供給することにより1に
リセットすることができる。ラッチの出力を、RST=
1及びnotR1=0を供給することにより0にリセッ
トすることができる。
【0031】一旦、信号OPUで制御される出力ノード
プルアップトランジスタ100,104によって出力ノ
ードがプリチャージされると、インバータ114の出力
は0となる。トランジスタ112を抵抗チャネル装置と
し、これはキーパとして作用する。トランジスタ112
はインバータ114のロー出力により十分な導通状態と
なり、出力ノードを充電状態に保持するとともに、出力
ノードを放電状態にする傾向にある任意の電流漏れ経路
を補償する。したがって出力ノードは、PLAの出力ノ
ードプルアップトランジスタがターンオフされた後でさ
えプリチャージされた状態を保つ。これにより、出力ノ
ードをフローティング状態のままにする必要がなくな
る。その理由は、フラッシュメモリ装置に存在する高ノ
イズレベルによりこのようなフローティングノードの放
電を容易に行えるようにするからである。
【0032】PLAの評価中に出力ノードOUTAをロ
ーにすると、安定状態の直流を用いることなく高電圧が
トランジスタ112のゲートに供給され、ノードOUT
Aが十分に接地される。クロック信号CLK1がハイで
ある場合、インバータ114の出力を、通過ゲート11
6を介してラッチ122の入力部に送信される。ラッチ
122の出力はインバータ132によって反転され、こ
の出力をインバータ132の出力(LOUT)に利用す
る。ラッチ122の出力を、CLK2=1である場合に
は通過ゲート134を介して出力notLOUTに送信
する。出力ノードOUTAも、信号OPUの次の動作
(ロー)周期中にプリチャージされる。したがってイン
バータ114の出力をローの値にリターンするとともに
キーパ112を再び動作させる。
【0033】出力ノードOUTAからラッチの出力no
tLOUTに信号を伝播するために、最初にCLK1上
に、次いでCLK2にハイレベルを要求する。二つのク
ロックはオーバラップしないが、OUTAの任意のスプ
リアス信号がnotLOUTに伝送される。したがって
出力ラッチは、CLK1の立上がり縁の後に、二つのイ
ンバータにより遅延されたOUTAの反転をLOUTに
送信し、順に発生するCLK1及びCLK2の立上がり
縁の後に、二つのインバータにより遅延されたOUTA
の反転をnotLOUTに送信する。
【0034】好適には、PLAに対する入力信号を入力
ラッチ及び駆動回路によって発生させる。このような回
路は、入力信号INの極性に適切なように正の信号入力
INA又は反転信号入力notINAにロー信号をクロ
ック信号MASCLEの立ち下がり縁で供給するように
動作する。
【0035】図5は、既知の入力ドライバを実現したも
のを示す。これは、入力ラッチ139及び入力ドライバ
140を具える。入力信号INを、インバータ141の
入力部に供給する。インバータ141の出力部を、通過
ゲート142の入力端子に接続する。通過ゲート142
の出力部は、ラッチ148の入力部及びPチャネルトラ
ンジスタ150のドレイン端子に信号を供給する。ラッ
チ148は、逆並列の二つのインバータから構成され
る。トランジスタ150のソースを、電源電圧V CCに接
続する。トランジスタ150のゲート端子を、零信号の
notR0である動的ローリセットに接続する。ラッチ
148の出力部をインバータ151の入力部に接続し、
その出力は入力ラッチ信号notN_ENを発生させ
る。これは、MASCLKの以前の立下がり縁のときの
ようにきINのラッチされた値となる。
【0036】入力ドライバ140内では、二つの通過ゲ
ート152,154は、Nチャネルトランジスタのゲー
ト及びPチャネルトランジスタのゲートでnotN_E
Nを受信する。信号notN_ENは、インバータ15
6によってN_ENに反転されて、これを通過ゲート1
52のPチャネルトランジスタのゲート及び通過ゲート
154のNチャネルトランジスタのゲートに供給する。
中間ノードプルアップ信号IPUを、通過ゲート15
2,154の入力部に供給する。これら通過ゲートの出
力をそれぞれ信号INA,notINAとする。これら
二つの出力信号をそれぞれ、Pチャネルトランジスタ1
60,162のドレイン端子に接続する。これらPチャ
ネルトランジスタのソース端子を電源電圧73(VCC
に接続するとともに、これらのゲート端子をnotN_
EN及びN_ENにそれぞれ接続する。
【0037】図5の入力ドライバの動作は次の通りであ
る。notN_ENの値に応じて、通過ゲート152と
通過ゲート154のうちのいずれか一方が導通状態とな
る。非導通状態の通過ゲートに対して、関連のPチャネ
ルトランジスタ160,162は導通状態となる。した
がって、二つの出力INA,notINAのうちの一つ
は、供給されたIPU信号の値を有する。他方の出力は
トランジスタ160又は162によりハイに保持され
る。IPU信号がイナクティブ(ハイ)である間、IN
AとnotINAの両方がハイとなる。IPUがアクテ
ィブ(ロー)となると、出力INA,notINAのう
ちの一つはIPUのローレベルの持続時間にもローとな
る。零信号R0に対するリセットを用いて、ラッチを最
初に零出力状態にし、したがってnotN_ENをハイ
に設定するとともに、通過ゲート152を導通状態にす
る。
【0038】信号INをインバータ141によって緩衝
及び反転し、MASCLKがハイであるときに通過ゲー
ト142に送信する。信号notR0がイナクティブで
あるという条件では、ラッチ148はINの値をその出
力部で記憶する。ラッチ148の出力をインバータ15
1によって反転して、入力ラッチの出力を信号notN
_ENにする。
【0039】PLAに対する入力を、入力面の評価中以
外には常時ハイに保持する。これにより、全ての入力面
トランジスタを導通状態にし、中間ノードを接地電圧に
保持し、出力面トランジスタを非導通状態にし、かつ、
出力ノードを充電状態に保つ。入力面の評価は、中間ノ
ードプルアップ信号がアクティブ(ロー)である間生じ
る。したがって、INA,notINAのうちの一つを
ハイとするとともに他方をIPUに等しくするよう規定
することにより、ロー入力信号は、IPUがアクティブ
状態中にのみPLAに供給される。このロー入力信号
は、IN=0の場合にはINAに供給され、IN=1の
い場合にはnotINAに供給される。INA及びno
tINAは、入力面の評価周期中にのみ互いに反転す
る。
【0040】図6は、上記PLA回路のブロック図であ
る。入力ラッチA2は、MASCLKの立下がり縁の入
力信号INの値をラッチする。出力notN_ENを、
このラッチされた入力値とする。
【0041】入力ドライバA4は、IPU信号がアクテ
ィブ(ロー)である場合、notN_ENの値に応じて
入力面に入力信号INA,notINAを供給する。
【0042】入力面A6は、IPUがローの間入力信号
INA,notINAを評価し、中間ノードA8で入力
信号の関数としてのレベルを発生させる。
【0043】OPUがアクティブ(ロー)になると、出
力面A10は中間ノードレベルを評価し、中間ノードレ
ベルの関数であるレベルOUTAを発生させる。これら
のレベルOUTAを、クロック信号CLK1がアクティ
ブ(ハイ)の場合に出力ラッチA12に対して許容し、
クロックCLK2がハイの場合にPLA出力部に送信す
る。
【0044】NOR−NOR以外の論理配置をPLAの
設計に使用することができる。しかしながら、AND−
ORと関連のNAND−NOT−NOR配置の両方はよ
り複雑となり、多数の追加のトランジスタが要求され
る。特に、NAND−NOT−NOR配置は、その入力
部に比較的低速のNAND段を有し、複数の入力部を有
するPLAの場合には特に顕著な遅延が生じる。入力面
と出力面との間にあるこの配置に必要とされるインバー
タでは他の遅延が発生し、このようなPLAを実現する
のに要求される半導体領域が増大する。以上説明した近
年のPLAは中間ノードに任意のバッファ及びインバー
タを有しなく、これにより回路の動作速度が向上する。
このようなPLAの動作サイクル中、一部のノードが充
電され、残りのノードがフローティングされたままとな
る。このことは特に、フラッシュメモリチップ上に存在
する高電圧によりホットキャリア伝導及び損傷が生じ、
フローティングノードの放電が生じ、したがってPLA
出力に誤りが生じるので、フラッシュメモリ装置に適用
するには不適切である。
【0045】欧州特許条約の規則54.3条によっての
み本明細書に対する従来技術となる未公開の欧州特許明
細書第94830072.8号では、PLA回路に関連するダミー
PLA回路を使用することが提案されているが、明らか
に、NOR−MOR PLA回路を、考慮しないものと
して除外している。それには、フラッシュメモリで使用
するNAND−NOT−NOR PLAを用いるタイミ
ング回路を設けてる。
【0046】米国特許明細書第4760290 号には、タイミ
ングパルスを発生させうる組み込まれた遅延回路を有す
るプログラマブル論理アレイが記載されている。この回
路は、PLAを評価するのに少なくとも二つのクロック
縁が要求され、したがって、単一クロック縁上で動作す
る回路と比較すると動作が遅くなる。遅延回路がPLA
内に集積され、したがって別個の遅延回路が、制御すべ
き各PLAに対して必要とされる。この米国特許明細書
による回路の動作は、情報を表す電荷を記憶するフロー
ティングノードの使用に依存する。これは、高電圧、高
ノイズ状況では許容されるものではなく、この場合ノイ
ズ信号によりこのようなフローティングノードの放電が
発生する。上記回路は外部クロックからでも動作する
が、非対称に供給された信号に迅速に応答することがで
きない。この回路では、次のクロック遷移を2回待機す
る必要があり、これにより回路の動作が著しく低速にな
る。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリ装置
中のコマンドユーザインタフェースは、状態装置が単一
位相クロックから動作することを要求する。コマンドが
単一立ち上がり縁上でラッチされ、次の立ち上がり縁の
前にコマンドを介在させて、このコマンドをこの縁上で
実行する必要がある。立ち下がり縁を複数のコマンド中
で用いて、入力アドレスをラッチする。PLAの出力
は、アドレスがラッチしようとしているか否かを制御す
る。したがって、この出力は、アドレスをラッチするか
否かをチップが知るべきである場合次の立ち下がり縁の
前に存在する必要がある。フラッシュメモリ装置に使用
されるクロックサイクルの立ち下がり縁間の最小時間は
代表的には20〜40nsの間である。したがって、コ
マンドユーザインタフェースの出力をこの時間内で有効
とする必要がある。
【0048】既に説明したように、NOR−NOR P
LA回路は、プルアップ信号が正確な時間にアクティブ
であることを要求する。既知のタイミング方法では、二
つのクロック信号IPU,OPUを使用する必要があ
り、これによりこれらクロック信号がPLA中の信号の
伝播に要求される場合にのみプルアップトランジスタを
ターンオンする。また、プルアップ信号が一旦イナクテ
ィブとなると出力レベルが保持されるように出力ラッチ
を設ける。値を記憶するために中間ノードにバッファを
設けることもできる。この方法及び回路は、回路を動作
させるのに二つのクロック位相IPU,OPUが要求さ
れるという不都合を有する。各クロックは各サイクルの
小部分でアクティブであり、各クロックを、マスタクロ
ック信号の立上がり縁と立下がり縁のうちのいずれか一
方からトリガされるモノステーブル回路によって発生さ
せる。これは、クロック信号のある縁上でラッチすべき
入力データ及びクロックサイクルの次の縁の前で利用す
べき出力が要求される用途には許容されない。このよう
な用途では、スタティックプルアップPLAを高速動作
用に使用するが、大量の電流を消費する。
【0049】本発明の目的は、クロック縁によりダイナ
ミックプルアップ動作を行うNOR−NOR PLAを
提供することである。
【0050】本発明の他の目的は、入力信号が供給され
てから出力信号を発生させるまでの評価時間が高速とな
るPLAを提供することである。
【0051】本発明の他の目的は、ノードがフローティ
ングのままとならないダイナミックプルアップを有する
高速PLAを提供することである。
【0052】本発明の他の目的は、消費電流をできるだ
け少なくするとともに上記目的を満足するPLAを提供
することである。
【0053】本発明の他の目的は、一つ又はそれ以上の
PLA回路の動作を制御するタイミング回路を提供する
ことである。
【0054】
【課題を解決するための手段】これらの目的を、集積回
路のプログラマブル論理アレイを操作し、複数の段を含
み、各段の動作に必要なクロック信号を、このクロック
信号をPLA回路のダミーに供給することにより単一ク
ロック信号から得るとともに、ダミー回路を経る信号の
伝播遅延から得る回路及び方法によって達成する。
【0055】ダミーPLA回路は、PLA回路の伝播遅
延を模写するダミー回路に含まれる遅延素子を用いてP
LA回路の寸法及び配置方向を模写する。クロック信号
の遷移を、ダミー回路及びプログラマブル論理アレイの
入力ドライバに同時に供給して、プログラマブル論理ア
レイ集積回路の各段からのイネーブル信号を供給し及び
除去する時間を規定する出力を発生させる。
【0056】特に、回路は、ダミープログラマブル論理
アレイ回路により発生したイネーブル信号を受信する入
力ドライバ、入力アレイ、出力アレイ及び出力ラッチを
含み、このダミープログラマブル論理アレイ回路は、入
力駆動エミュレータ段、入力面エミュレータ段、出力面
エミュレータ段及び出力ラッチエミュレータ段を含み、
これら段のそれぞれは、プログラマブル論理アレイ回路
で確認すべき最悪の場合の遅延を再現する。ダミープロ
グラマブル論理アレイの各段の遷移の到達を、PLA回
路に対するイネーブル信号を得るのに使用する。
【0057】プログラマブル論理アレイ内に含まれる回
路の寸法、配置方向及び相互接続を模写する遅延回路を
具えるプログラマブル論理アレイを使用する回路を設け
る。遅延回路を、少なくともプログラマブル論理アレイ
から入来する信号に分け与えられた遅延に等しい入来信
号の遅延を分け与えるように設計する。回路は、プログ
ラマブル論理アレイの各段をエミュレートする遅延回路
を含み、プログラマブル論理アレイの段を、入力ドライ
バ、入力面、出力面及び出力ラッチとする。入力信号を
入力駆動エミュレータに供給し、他の段の入力信号の到
達時を、プログラマブル論理アレイの段に対するイネー
ブル信号を発生させるのに使用する。
【0058】遅延回路を具える単一回路を、単一集積回
路の複数のPLA回路の動作のタイミングを図るために
設けることができる。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明によれば、供給されたクロ
ック信号の単一位相内で評価されるダイナミックプルア
ップトランジスタを有するPLAを用いる方法及び回路
を設け、要求される各イネーブル信号をできるだけ迅速
に発生させ、ダミー回路は、PLA回路の伝播遅延を模
写して、各イネーブル信号が要求されるときを決定す
る。
【0060】入力信号の伝播及び評価並びにPLAから
の出力信号の発生を可能にするために、以下の工程及び
イネーブル信号を設ける必要がある。 1−入力信号を供給する前に、出力ノード(OUTA)
を、出力プルアップ信号OPUがアクティブ(ロー)で
ある間出力ノードプルアップトランジスタによりプリチ
ャージし、キーパ回路によりこの状態を保持する。 2−全ての入力ノード(INA,notINA)を、入
力ドライバによりハイに保持して、出力ノード上の電荷
を保持する。 3−出力ノードプリチャージを、OPU上の立下がり縁
により停止する。 4−中間ノードプルアップ信号がアクティブ(ロー)と
なり、入力ドライバはロー入力信号を入力面(INA又
はnotINA)に供給する。 5−入力面を評価する。中間ノードはこれらのレベルを
獲得する。 6−出力ノードを、所定の出力面トランジスタを導通状
態にする中間ノード上のハイの値により選択的に放電す
る。出力面を評価する。 7−出力面評価の結果(OUTA)を出力ラッチに伝送
する(CLK1)。LOUTを利用できるようになる。 8−出力ラッチの出力通過ゲートをイネーブルし(CL
K2)、これによりPLAの結果を利用できるようなる
(notLOUT)。
【0061】プルアップ信号IPU,OPUは好適には
同一クロックから取得し、したがってOPUは実際には
IPUの反転,notOPUとなる。これは、IPU,
OPUの両方を同時にアクティブにできないことを意味
し、他の結果が生じうる他の電流の発生を回避すること
ができる。イナクティブとなるあるプルアップ信号とア
クティブとなる他のプルアップ信号との間の絶対最小遅
延も満足され、これによりPLAの評価をできるだけ迅
速にすることができる。
【0062】本発明によれば、制御クロックIPU,n
otIPU,CLK1,CLK2は、ダミーPLAを経
る入力信号の遷移の伝播遅延から得られる。
【0063】図7は、本発明による回路のブロック図を
示す。この回路は、同一の参照符号を付した図6の回路
と同一のPLA素子を含む。
【0064】本発明では、PLAの回路の寸法及びレイ
アウトを模写したが簡単な形態の複数のダミー段を含
む。
【0065】入力駆動エミュレータB4は、単一入力経
路に対して入力ドライバA4の回路を模写する。この入
力駆動エミュレータB4は、入力面エミュレータB6に
対する信号INA’notINA’を発生させる。これ
は、入力面A6で出会う最悪の場合の遅延を模写する単
一信号路を含む。これを、信号notWIを発生させる
ダミー中間ノードB8に供給する。
【0066】信号notWIを、出力面A10で出会う
最悪遅延を模写する単一信号経路も有する出力面エミュ
レータB10に供給する。この出力面エミュレータB1
0は、出力ラッチエミュレータB12に対する出力信号
OUTA’を発生させる。出力ラッチエミュレータは、
二つの信号DEL1及びDEL2を発生させる。
【0067】入力駆動エミュレータ、入力面エミュレー
タ及び出力面エミュレータは、適切に接地され又はVCC
に接続されたイネーブル入力部を有することにより永続
的にイネーブルされる。エミュレータ段のリセット回路
を同様な方法で停止する。
【0068】入力ラッチA2に対する入力信号INがラ
ッチされ、これによりMASCLEの立下がり縁遷移で
有効となる。この立下がり遷移縁を、他の全てのタイミ
ング(イネーブル)信号に対する目安とする。したがっ
てMASCLKの立下がり縁は、PLAに対する入力信
号を評価する準備ができていることを表す。この立下が
り縁は、入力駆動回路及び入力面エミュレータによって
伝播される。遷移がダミー中間ノードB8で生じると、
信号notW1は状態を変える。出力面エミュレータ
は、出力ラッチエミュレータB12に遷移を伝播する。
この出力ラッチエミュレータB12は、遷移がラッチに
保持されると出力信号DEL1に遷移を発生させ、所定
の遅延後第2の出力信号DEL2に遷移を発生させる。
【0069】したがって、MASCLKの立下がり縁が
入力値INの有効時を表すとともに、実際のPLA中の
最悪の場合の遅延に等しい遅延が各エミュレータ段に発
生するので、入力面A6の評価と同時又は少し後にno
tW1に遷移が発生する。信号DEL1は、出力ラッチ
A12の入力通過ゲートに信号OUTAが到達した少し
後に状態を変化させ、DEL2は、信号OUTAが出力
ラッチA12の出力通過ゲートに到達した少し後に状態
を変化させる。
【0070】これら遅延信号notWI,DEL1,D
EL2及びMASCLKを論理回路B14に供給する。
この論理回路B14は、PLAの段に対するイネーブル
信号IPU,notIPU,CLK1,CLK2を発生
させて、段に対する入力を使用できるようになった後各
段をできるだけ迅速にイネーブルできるようにする。
【0071】したがって本発明は、PLA回路の種々の
区分を経る入来信号の伝播遅延を模写し、これらの遅延
を用いて、中間ノードプルアップ信号及び出力ラッチイ
ネーブル信号CLK1,CLK2を、入来信号が各区分
に到達してから出力信号が出力ラッチに記憶されるまで
のみターンオンする方法を提供する。出力ノードプルア
ップ信号は、このとき以外常時アクティブであり、出力
モードを確実にプリチャージする。ダミーPLAは、実
際のPLA回路の最悪の場合の遅延を模写する。入力信
号を実際のPLAの入力部に供給するのと同時に入力信
号をダミーPLAの入力部に供給する場合、信号がダミ
ーPLAの所定のモードで伝播されるとすぐに、実際の
PLAに対応するノードにも信号が伝播される。その
後、イネーブル信号が入力されて、入力信号を実際のP
LAに伝播し、その直後(直前ではない)には、入力信
号を実際のPLAの関連の各段で利用できる。
【0072】ダミー回路がPLA回路と並列であるの
で、対応する接続部を単一集積回路中の複数のPLAに
形成することができ、これにより単一のダミーPLA遅
延回路で複数のPLAを制御することができる。
【0073】図8は、本発明によるダミーPLAの回路
図を示す。4段を設ける。図7に使用した符号と同一の
符号を用いると、第1段B4は入力駆動エミュレータで
あり、第2段B6は入力面エミュレータであり、第3の
B10は出力面エミュレータであり、最後のB12は出
力ラッチエミュレータである。インバータ178を、入
力部の入力クロック信号MASCLKを受信するととも
に出力部に逆notMASCLKを送信するように接続
する。MASCLKを、実際のPLAに用いられるもの
と同一の図5の140に示すような入力駆動エミュレー
タ180の入力notN_ENにも接続する。この入力
駆動エミュレータ180のIPU入力部を接地電圧に接
続する。PLA入力駆動エミュレータ180は、出力n
otINA’を入力面エミュレータB6の入力部に供給
する。入力面エミュレータに対する入力notINA’
を、トランジスタ186のゲート端子と、Nチャネルト
ランジスタ188及びPチャネルトランジスタ190の
ゲートとに接続する。これらトランジスタを、電源電圧
CCと接地点GNDとの間で、ノード192で共通接続
したドレインを有するインバータとして接続する。ノー
ド192は、ダミーPLAの中間ノードに対応する。
【0074】トランジスタ186は、ソース端子と、接
地されたドレイン端子とを有し、容量性負荷として作用
する。この負荷は、最も過大に負荷を付与された入力駆
動回路に接続した全ての入力トランジスタの全容量性負
荷に等しい。実際には、トランジスタ186を、複数の
並列なトランジスタゲートキャパシタンスにより実現す
ることができる。
【0075】第2のNチャネルトランジスタ194は、
Nチャネルトランジスタ188のチャネルに並列に接続
したチャネルと、接地されたゲートとを有する。Nチャ
ネルトランジスタ188は、ダミーPLAの中間ノード
192に負荷を付与するドレインを設け、このドレイン
に付与される負荷の値は、実際のPLAの最も過大に負
荷が付与される中間ノードの負荷の値に等しくなる。ト
ランジスタ188,190は、PLAの入力面で使用さ
れるものと同一である。トランジスタ194を実際に
は、複数の並列なトランジスタによって実現することが
でき、これらトランジスタの個数を、PLAの最も過大
に負荷が付与された入力部のトランジスタの個数に等し
く、これらの寸法及び配置方向は、実際のPLAで使用
されるものに対応する。
【0076】ノード192をインバータ196の入力部
に接続する。このインバータ196の出力部は、中間ノ
ードタイミング出力信号notWIを発生させる。これ
を入力面エミュレータの出力とするとともに、出力面エ
ミュレータB10の入力部に接続する。
【0077】ノード192のnotWIをNチャネルト
ランジスタ198のゲートに接続し、このトランジスタ
198のソースを接地電圧GNDに接続するとともにそ
のドレインをノード200に接続する。Pチャネルトラ
ンジスタ202は、ノード200に接続されたドレイン
と、電源電圧VCCに接続されたソースとを有する。その
ゲートを、反転入力クロック信号notMASCLKに
接続する。これは、出力面のプルアップトランジスタを
表す。ノード200を、Nチャネルトランジスタ204
のドレインにも接続する。トランジスタ204のゲート
端子及びソース端子を接地電圧GNDに接続する。これ
を、最も過大に負荷が付与された中間ノードにより分け
与えられた遅延に等しい伝播遅延を分け与えるドレイン
負荷として動作するように設計する。トランジスタ19
4としては、これを実際には複数の並列トランジスタに
よって実現することができ、これらトランジスタの個数
を、PLAに対して最も過大に負荷が付与される入力上
のトランジスタの個数と等しくし、これらトランジスタ
の寸法及び配置方向を、実際のPLAに使用されるもの
と同一にする。ノード200の信号は出力面エミュレー
タの出力となる。
【0078】ノード200を、出力面エミュレータB1
2の入力部、インバータ206の入力部及びPチャネル
トランジスタ208のドレインに接続する。トランジス
タ208のソース端子を、電源電圧VCCに接続するとと
もに、そのゲートを、インバータ206の出力にノード
210で接続する。これは、図4の出力ラッチのキーパ
112及びインバータ114に相当する。ノード210
を通過ゲート212の入力部にも接続する。通過ゲート
212のPチャネルトランジスタ及びNチャネルトラン
ジスタのゲート端子を、接地電圧GND及びノード18
2にそれぞれ接続する。通過ゲート212の出力部をノ
ード218に接続し、ノード218それ自体を、Pチャ
ネルトランジスタ220のドレインと、Nチャネルトラ
ンジスタ222のドレインと、逆並列接続された二つの
インバータを具えるラッチ224とに接続する。
【0079】Pチャネルトランジスタ220のゲート端
子をノード182に接続し、そのソース端子を別のPチ
ャネルトランジスタ226に接続し、Pチャネルトラン
ジスタ226のゲートをノード182に接続し、そのソ
ースを電源電圧VCCに接続する。Nチャネルトランジス
タ222は、ノード182に接続したゲート端子と、N
チャネルトランジスタ228のドレイン端子に接続した
ソース端子とを有する。このNチャネルトランジスタ2
28のソース端子及びゲート端子を共に、接地電圧GN
Dに接続する。ノード182を、抵抗184を介してV
CCに接続する。Pチャネルトランジスタ220及びNチ
ャネルトランジスタ222をそれぞれ、非導通状態及び
導通状態とする。
【0080】トランジスタ220,222,226,2
28を含む回路枝路は、実際のPLA回路で使用されて
いるリセット回路126の形態を模写する。動作中、リ
セット信号RSTをトランジスタ228のゲートに供給
し、この信号の反転notRSTをトランジスタ226
のゲートに供給し、極性信号notR1を両トランジス
タ220,222のゲートに供給する。
【0081】この回路は図4の出力ラッチ回路に相当
し、好適には同一寸法で同一配置方向にレイアウトす
る。
【0082】ラッチ224の出力部を、インバータ23
0の入力部と、Pチャネルトランジスタ234及びNチ
ャネルトランジスタ236を具える通過ゲート232の
入力部に接続する。トランジスタ236のゲート端子と
通過ゲート232の出力部の両方を接地電圧GNDに接
続する。トランジスタ234のゲート端子をノード18
2に接続する。
【0083】インバータ230の出力部は出力信号DE
L1を発生させ、これをインバータ238の入力部にも
接続し、このインバータ238の出力部は出力信号DE
L2を発生させる。したがってDEL1は、入力信号が
出力ラッチの出力部に伝播される時間を表す。DEL2
は反転されるため、この変形は僅かに遅延される。
【0084】図8の回路は、実際のPLAを経る最悪の
場合の遅延をシミュレートするように動作する。入力駆
動エミュレータ180は、実際のPLAに対して入力信
号を供給するのに使用される入力駆動回路と同一のレイ
アウトを有する。そのIPU入力をハイに保持して、n
otN_EN入力に対してMASCLKの立下がり縁が
供給されると出力notINAがハイからローに状態を
変えるようにする。
【0085】トランジスタ188,194;198,2
04を、実際のPLAの入力面及び出力面により分け与
えられた最大遅延の周期の間入来信号を遅延させるよう
に設計する。
【0086】動作中、適切なリセット信号を供給するこ
とにより全てのラッチをリセットする。立下がり縁遷移
を、ダミーPLAのMASCLK入力部に供給する。こ
れは、実際のPLAに対してもクロック信号となり、全
てのタイミング信号及び制御信号をこの遷移に参照させ
る必要がある。
【0087】この遷移により、以前にハイレベルに保持
された出力notINA’に供給すべきIPUをローレ
ベルとする。図5と比較すると、ハイのnot_ENに
よりトランジスタ162をオンに保持し、したがってハ
イの値がnotINAで維持される。not_ENがロ
ーになると、トランジスタ162は非導通状態となり、
通過ゲート154は導通状態となり、IPUのローの値
をnotINA’に伝送する。notINA’の遷移
は、実際のPLAの入力ノード遅延を表す容量性負荷1
86によって遅延される。
【0088】したがって、この立下がり縁遷移は、実際
のPLAの入力駆動遅延の遅延に等しい遅延でトランジ
スタ188,190のゲートに到達し、次いで、この遷
移が伝播され、トランジスタ188,190,194を
具える入力面エミュレータB6によって反転される。ト
ランジスタ188,190はノード192で遷移を反転
し、この遷移は、トランジスタ194のドレイン及びト
ランジスタ186のゲートによって設けられたキャパシ
タンスにより遅延される。これを、最大数の接続トラン
ジスタを有する実際のPLAの入力面ノードのキャパシ
タンスに等しいキャパシタンスを有するように設計す
る。このようにして、実際のPLAの入力面に対して最
も過大に負荷が付与された入力の遅延に等しい遅延を設
定する。
【0089】遷移は、中間ノードへの到達に相当する遅
延後ノード192に到達する。したがって、このノード
から得られた信号notWIは、実際のPLAの入力が
中間ノードに到達したときを表す。
【0090】出力notWIは、実際のPLAの最悪の
場合の中間ノード遅延に等しい遅延により遅延されたク
ロック信号MASCLKの立下がり縁の遅延変形とな
る。
【0091】入力遷移前では、MASCLKはハイであ
り、notMASCLKはローであり、Pチャネルトラ
ンジスタ202,208は導通状態となり、トランジス
タ198は非導通状態となる。
【0092】入力遷移に従って、トランジスタ202
は、そのゲートに供給されるハイの信号notMASC
LKにより非導通状態となる。これは、実際のPLAの
出力ノードをプリチャージする出力プルアップトランジ
スタの動作を模写する。ノード192に生じる遷移によ
り、Nチャネルトランジスタ198は導通状態となり、
したがってノード200の電圧が低減され、実際のPL
Aで放電する出力ノードを模写する。この電圧低減は、
トランジスタ204のドレインキャパシタンスによって
遅延される。このドレインキャパシタンスを、実際のP
LAの最も過大に負荷が付与された出力ノードの全キャ
パシタンスに等しくなるように設計する。したがって、
ノード200の信号遷移は、入力遷移に対して、実際の
PLAの出力面の出力ノードで観察することができる最
悪の場合の遅延に等しい量遅延される。
【0093】インバータ206及びトランジスタ208
は、図4の実際の出力ラッチのインバータ114及びキ
ーパ112を模写する。
【0094】トランジスタ198のゲートキャパシタン
スを、実際のPLAの中間ノード上の最悪の場合にゲー
トに付与される負荷に等しくなるように設計する。ま
た、これを、それぞれが実際のPLAに用いられるのと
同一の寸法及び配置方向を有する複数の並列トランジス
タにより形成することができる。
【0095】通過ゲート212を永続的に導通状態に
し、PチャネルトランジスタのゲートをGND電圧にす
る。Nチャネルトランジスタのゲートをトランジスタ1
84によりVCCに保持する。通過ゲート212により信
号路に伝播遅延が生じる。この伝播遅延を、図4の出力
ラッチの通過ゲート116で得ることができる最悪の場
合の伝播遅延に等しくなるように設計する。
【0096】これにより、ノード218に生じる遷移に
遅延が発生する。ラッチ224により他の伝播遅延が発
生する。このラッチ224は、実際のPLA出力ラッチ
回路で用いられるラッチ122と寸法及びレイアウトが
同一である。Nチャネルトランジスタのゲートが接地電
圧に保持されるとともにPチャネルトランジスタのゲー
トが抵抗184によってVCCに保持されるので、通過ゲ
ート232は非導通状態となる。この通過ゲートはイン
バータ230に対する入力の容量性負荷としてのみ作用
し、CLK2がローの間非導通状態である実際の出力ラ
ッチ回路中の通過ゲート134の影響を模写する。
【0097】したがって、出力ラッチエミュレータB1
2の第1出力DEL1は、MASCLK信号の立下がり
縁から生じるとともに出力(LOUT)に対するPLA
を経る最悪の場合の遅延に等しい時間遅延される出力信
号となる。これは、出力信号が実際のPLAの出力ラッ
チ通過ゲートで準備できていることを示す。インバータ
238の出力DEL2は、このインバータの伝播遅延に
よって更に遅延されたDEL1の反転となる。したがっ
てDEL2は、入力遷移を出力ラッチの出力通過ゲート
134で利用できるときを表す。
【0098】既に説明したように、ダミーPLAから供
給される遅延信号notWI,DEL1,DEL2を、
実際のPLA回路の種々のパーツに対するイネーブル信
号を発生させるのに用いる。
【0099】図9は、既に説明したようにして発生した
遅延信号からの要求されるイネーブル信号の発生を示す
タイミング図を示す。クロック信号MASCLKを、書
込みイネーブル信号WEのように外部から供給される信
号から得ることができる。四つのイネーブル信号が、P
LAを経る論理レベルの伝播に要求される。
【0100】第1に、中間ノードプルアップイネーブル
信号IPUにより、アクティブ状態のPLAの入力面で
入力信号を評価することができる。これを、PLAの状
態の評価の全周期中、すなわち入力値がラッチされたこ
とを表すクロック信号MASCLKの立下がり縁が到達
するときから信号DEL2によって示したように出力値
が出力ラッチでラッチされるまでアクティブ(ロー)と
する必要がある。
【0101】第2に、出力ノードプルアップイネーブル
信号notIPUを、中間ノードプルアップ信号を反転
することにより発生させることができる。したがって、
このイネーブル信号は、PLAの評価のとき以外の全て
のときでアクティブ(ロー)となる。
【0102】第3に、出力ラッチの入力通過ゲートイネ
ーブル信号CLK1が要求される。この信号は出力ラッ
チの入力通過ゲート120を開とする必要があるときを
規定する。これを、信号notWIで表された出力を利
用できはじめるとき(中間ノードがこれらの値をとると
き)から信号DEL1で表された出力を利用できるとき
までアクティブ(ハイ)とする必要がある。
【0103】最後に、信号CLK2が、出力ラッチの出
力通過ゲート134を動作させるのに要求される。これ
を、信号DEL2で表された出力が出力ラッチでラッチ
されたときから次のサイクルに対するPLAへの入力の
評価の準備ができているときまで有効にする必要があ
る。アクティブハイであるクロック信号CLK2は、ク
ロック信号MASCLKの立下がり縁が到達するときか
らDEL2で示したような新たな結果をPLA出力に接
続する準備ができるようになるときまで以外のPLAの
動作の全周期に対して有効である。これは、IPUがア
クティブ中である周期によって規定されるようなPLA
の評価の周期に相当する。したがってこのタイミング
は、IPU,notIPUと同様である。
【0104】複数のPLA回路を、これらPLA回路の
出力ラッチの出力部で多重化することができる。このよ
うな場合、一つのみのPLAは有効なCLK2信号を一
度に受信する必要があるので、多重化はCLK2上で行
われる。多重化されたPLA化を選択しない場合、CL
K2をローに設定して、出力ラッチの出力通過ゲートを
非導通状態にする必要がある。IPUをハイに設定し
て、PLAを、出力ノードがプリチャージモードである
初期状態に保持する必要がある。入力面に対する全ての
入力をハイとし、全てのプリチャージトランジスタ10
0,104を導通状態にする。したがって出力ノードを
フローティングから防止する。
【0105】CLK1の立下がり縁のタイミングは臨界
的である。これは、実際のPLAの出力レベルが出力ラ
ッチに記憶されるまで発生しない。このために、DEL
1が用いられ、遷移後のインバータ遅延がラッチ224
を通過して、実際のPLAの出力レベルのラッチを信頼
性のあるものとする。DEL2は、この後の短い遅延を
発生させるためにのみ作用して、CLK2がCLK1の
立下がり縁の後にのみアクティブとなるようにする。二
つのクロックCLK1,CLK2をオーバラップさせて
はならず、オーバラップした場合にはOUTAの任意の
スプリアス入力が、PLA出力notOUTに直ぐに送
信される。この記載から、全てのタイミング信号はMA
SCLKの立下がり縁を参照することがわかる。この信
号の周波数すなわちデューティサイクルは遅延信号に影
響を及ぼさない。
【0106】MASCLKを、書込みイネーブル信号W
Eのように外部から供給された信号から得る場合、これ
は、集積回路中に存在しうる任意のオンチップクロック
と比べて完全に非同時的である。フローティングプリチ
ャージノードが連続的な書込みイネーブルサイクル間で
放電しうるので、二つの連続的な書込みイネーブルサイ
クルを、フローティングプリチャージノードの使用を妨
げる長時間離すことができる。
【0107】図10は、上記遅延信号からの要求される
イネーブル信号を発生させるのに使用できる論理回路を
示す。
【0108】NANDゲート240は、入力として信号
DEL2及びnotMASCLKを受信するとともに、
インバータ242の入力部に接続された出力部を設け
る。インバータ242の出力部は出力notIPUを発
生させ、この出力notIPUを、出力部で信号IPU
を発生させるインバータ244の入力部に供給する。ゲ
ート240の出力は、DEL2とnotMASCLKの
両方がハイとなる際すなわち入力が供給される瞬時から
出力がラッチされるまでのみローとなる。
【0109】NORゲート252は、入力として信号D
EL1及びnotWIを受信し、その出力をインバータ
254に供給する。このインバータ254の出力部は信
号notCLK1を発生させ、この出力部をインバータ
256の入力部に接続する。インバータ256の出力を
信号CLK1とする。したがってこの信号は、DEL1
とnotWIの両方がローである際、すなわち中間ノー
ドに遷移が到達したときから出力ラッチが許容されるま
でアクティブ(ハイ)となる。
【0110】NANDゲート258は、ゲート240と
同様に入力としてDEL2及びnotMASCLKを受
信する。NANDゲート258はインバータ260に出
力を供給し、このインバータ260の出力部はインバー
タ262の入力及び出力信号NOTCLK2を発生させ
る。インバータ262は、この出力信号の反転CLK2
を発生させる。信号CLK2がインバータ262の出力
で取り出され、この信号がアクティブハイである場合、
DEL2とnotMASCLKの両方がハイである、す
なわち入力が供給される瞬時から出力を出力ラッチでラ
ッチするときまで以外の全てのときにアクティブとす
る。したがって、CLK2はIPUに対するタイミング
に等しい。CLK2を個別に発生させて、出力ラッチの
出力の多重化を許容する。複数のPLA回路の多重化
中、選択されていない回路のCLK2をローに設定し
て、出力ラッチの出力通過ゲート134が非導通状態と
なるようにする。IPUをハイに設定して、PLAを、
全ての入力部がハイに保持されるととともに出力ノード
プリチャージトランジスタを導通状態にする初期状態に
保持し、出力ノードをフローティングから防止する必要
がある。
【0111】図10の回路の動作を、図9を参照して以
下説明する。瞬時t1のMASCLKの立下がり縁ま
で、NANDゲート240の出力部を、notMASC
LKのローの値によりハイに保持する。DEL2はこの
ときハイである。したがってIPUはハイである。瞬時
t1で、MASCLKはローとなり、notMASCL
Kはハイとなり、、ゲート240の出力はローとなる。
これは、インバータ242,244によって二重に反転
されるとともに幾分遅延されて、瞬時t2でIPUに立
下がり縁を発生させるとともにnotIPUに立上がり
縁を発生させる。既に説明したように、所定の遅延後、
信号DEL2は瞬時t6でローとなり、したがって瞬時
t8でゲート240の出力及び信号IPUはハイ状態に
戻り、かつ、notIPUはロー状態に戻る。
【0112】NORゲート252の出力は、中間ノード
の遷移の到達を示す中間ノード信号notWIの立下が
り縁の瞬時t3までローに保持され、これに応答して、
NORゲート252の出力は、信号DEL1の立上がり
縁の到達t5までの瞬時t4付近でハイとなり、これに
より、出力はロー状態に戻るとともに、遷移が出力ラッ
チに入力したことを示す。この出力を2回反転させると
ともに遅延させて、瞬時t3で切り替え、瞬時t5でロ
ーに戻し、入力通過ゲートを出力ラッチに対してイネー
ブルするために使用するために、CLK1信号を発生さ
せる。
【0113】NANDゲート258の出力を、瞬時t1
でMASCLKの立下がり縁までnotMASCLKの
ローの値によりハイに保持する。したがってCLK2は
ハイとなる。DEL2はこのときハイである。瞬時t1
において、notMASCLKはハイとなり、ゲート2
58の出力はローとなる。これは、インバータ242,
244によって反転されるとともに幾分遅延されて、瞬
時t1の直後CLK2に立下がり縁を発生させる。既に
説明したように所定の遅延後、信号DEL2は瞬時t6
でローとなり、したがってゲート258の出力は、瞬時
t8で信号CLK2のようにハイ状態に戻る。
【0114】その後、瞬時t9では、信号MASCLK
はハイの値に戻る。既に見た立下がり縁の伝播と同様
に、この立上がり縁は入力駆動エミュレータB4及び入
力面エミュレータB6によって伝播されて、瞬時t10
でnotWIに到達する。遷移も、出力面エミュレータ
B10及び出力ラッチエミュレータB12により伝播及
び遅延されて、瞬時t11で信号DEL1の立上がり縁
を発生させるとともに、瞬時t12でDEL2の立上が
り縁を発生させる。
【0115】notMASCLKの立上がり縁の瞬時t
9は、DEL2がこの遷移全体に亘ってローであるの
で、NANDゲート240又は258の出力に何らの変
化が生じず、これらゲートの出力はハイに保持される。
notWIの立上がり縁の瞬時t10は、DEL1がこ
の遷移中ハイであるので、NORゲート252の出力に
何らの変化が生じず、ゲート252の出力がローに保持
される。同様に、DEL1が所定の遅延後t11でロー
となると、notWIが遷移全体に亘ってハイであるの
でNORゲート252の出力に変化が発生せず、このゲ
ートの出力をローに保持する。t12のDEL2の変化
も、信号notMASCLKがこの遷移全体に亘ってロ
ーのままであるので、ゲート240及び258の出力に
変化が発生せず、NANDゲートの出力をハイに保持す
る。
【0116】したがって、出力信号IPU,notIP
U,CLK1,notCLK1,CLK2又はnotC
LK2のうちのいずれにも、MASCLKの立上がり縁
t9が原因で変化が生じない。図9に従って要求される
ような動作がこのようにして達成される。
【0117】図11、12及び13は、所望の動作が達
成されることを示す上記回路で実行されたシミュレーシ
ョンの結果を示す。
【0118】各図は、ダミーPLAのノードの信号を、
実際のPLAの対応するノードの信号とともに示す。ダ
ミーPLAが回路の各段の最悪の場合の遅延を分け与え
ると、任意の特定段を経る遷移の伝播は、実際のPLA
の場合に比べてダミーPLAの場合には遅くなる。した
がって、遷移は、対応する遷移がダミーPLAの対応す
るノードに到達する前に実際のPLAのノードに到達す
る。実際のPLAでは、遷移の伝播を、アクティブクロ
ック信号を受信するまで所定の点で停止させる。ダミー
PLAでは、全てのクロック信号入力はアクティブ状態
に保持され、したがって遷移はそれの伝播中停止され
る。ダミーPLAの所定のノードが状態を変えると、こ
の遷移は、図10に示すようなクロック発生回路に伝播
される。直列接続された複数の論理ゲートで構成された
この回路は、遷移の伝播に遅延を分け与える。次いで、
クロック発生回路の出力が実際のPLAのクロック入力
に供給されて、実際のPLAの遷移の別の伝播を許容す
る。このために、実際のPLAの遷移は、対応する遷移
がダミーPLAに発生した後にのみ発生することがで
き、この遷移により、実際のPLAのクロック入力に供
給されるクロック信号の状態に変化が生じる。この遅延
は少なくともクロック発生回路の伝播遅延に等しい。図
10の回路を用いてシミュレーションを行うことによ
り、ダミーPLAのノード上の信号の遷移と実際のPL
Aの対応するノード上の遷移との間に約2nsの時間差
が観察された。
【0119】図11は、ダミーPLAの入力ノード信号
notINA’及び実際のPLAの入力ノード信号no
tINAを示す。ダミーPLAの入力ノード信号IN
A’270は、MASCLKの立上がり縁の後の70n
sで下降する。図7を参照すると、この信号は入力面エ
ミュレータB6を横切って、中間ノード信号notWI
となる。notWIがクロック発生論理回路B14に供
給され、このクロック発生論理回路B14がクロック信
号IPUを実際のPLAの入力ドライバA4に供給し
て、notN_ENの遷移を、実際のPLA回路の信号
INAとして伝播させることができる。INA’の立下
がり縁とINAの立下がり縁との間の遅延は、入力面エ
ミュレータB6及び論理回路B14を介する経路の伝播
遅延の和となる。
【0120】実際のPLAの入力ノード信号notIN
A272は、72nsで遅れて下降する。入力プルアッ
プ信号IPUが供給された後、実際のPLAの入力ノー
ド信号272は83nsで45Vまで上昇するが、ダミ
ーPLA入力ノード信号はローの値のままである。この
シミュレーションは、ダミーPLAの信号のnotIN
A’の下降時間が実際のPLAの信号のnotINAの
下降時間よりも遅いことを示す。この原因は、ダミーP
LAが各段で最悪の場合の負荷を有するからてある。こ
のために、全てのシミュレーションにおいて、ダミーP
LA回路の上昇時間及び下降時間は、実際のPLAの対
応するノードの上昇時間及び下降時間に比べて遅い。
【0121】図12において、ダミーPLAの中間ノー
ドA8電圧274及び実際のPLAの中間ノードB8電
圧276を示す。ダミーPLA中間ノード信号notW
I274は、MASCLKの立上がり縁の後の71ns
で上昇する。既に説明したように、これは入力面エミュ
レータB6の出力となる。この信号は、IPU信号を発
生させるクロック発生論理回路B14に送信される。こ
の信号はPLAの入力面に対する入力信号に供給され、
実際のPLAの中間ノードに遷移が発生する。シミュレ
ーションによれば、実際のPLAの中間ノード信号27
6は73nsで上昇し、出力ノードに対する中間ノード
レベルの遷移の後の86nsで下降する。ダミーPLA
の中間ノードレベル274はハイの値のままである。ダ
ミーPLAの中間ノード信号の立上がり縁と実際のPL
Aの中間ノード信号の立上がり縁との間の遅延は、論理
回路B14を経るnotWI274の伝播遅延によって
生じる。このシミュレーションでは、二つの信号間に生
じる時間差は特に明瞭である。
【0122】図13は、ダミーPLAと実際のPLAの
両方に対する出力ノード200の信号OUTA’278
及びOUTA280を示す。ダミーPLAの出力ノード
信号278は74nsでローレベルに切り替わる。図
7,8,10を参照すると、OUTA’の遷移により、
出力ラッチエミュレータB12のDEL2出力に遷移が
発生する。これによりクロック信号IPU,notIP
Uが状態を変えて、少し後の76nsでOUTA280
の遷移が発生する。実際のPLA出力ノード信号280
は86nsでハイの値に戻り、それに対してダミーPL
A278の出力ノードレベルはローの値のままである。
また、しばらくの間ダミーPLAの信号が上昇しないこ
とがわかる。この原因は明らかなように、最悪の場合の
容量性負荷がダミーPLAの各段に付与されるからであ
る。
【0123】同様のシミュレーションが、ダミーPLA
回路及び実際のPLA回路の他の対応するノード対に対
して実行される。
【0124】したがって、クロック信号の単一位相から
ダイナミックプルアップ動作を行うNOR−NOR P
LAを動作させる方法及び回路を提供する。
【0125】入力信号が供給されてから出力信号を発生
させるまでの評価時間を、PLA回路に対して適切に時
間調整されたクロック信号を供給することにより速くす
ることができる。
【0126】上記回路及び方法によれば、フローティン
グされたままのノードが存在せず、これによりフローテ
ィングノードの放電が原因の任意の誤りを回避すること
ができる。
【0127】上記発明は、従来のスタティックプルアッ
プを有するPLAを用いる場合に比べて著しく小さい電
流を用いるダイナミックプルアップを使用し、同時に、
電流の通過を回避することにより最小消費を達成するこ
とができる。
【0128】イネーブル信号が実際のPLAの関連の段
に供給される。これらは、後段がイネーブルされる前
に、要求されるレベルがPLAの各段に存在することを
確認しうる最も早いときにアクティブとなる。ダミーP
LAが実際のPLAとできるだけ同一のレイアウトを有
するようにすることにより、正確なタイミングが達成さ
れ、この場合、PLAが各段の遷移の到達とPLAの次
の段への伝送との間でできるだけ小さい遅延で動作し、
その結果高速動作となる。
【0129】本発明を、フラッシュメモリ装置の特定の
用途について説明したが、本発明の回路の高速及び強い
耐久力は、自動車及び工業環境のような高電圧及び高ノ
イズレベルを許容する必要がある任意の用途に好適であ
る。遅延回路は、実際のPLAの回路を正確に再現する
ので、本発明の回路の動作は、回路の温度変動に対して
耐久力を有する。
【0130】単一ダミー回路を、複数のPLAの時間制
御信号に使用して、要求される半導体表面領域を、各P
LAに対して個別にダミー回路を有する回路に比べて減
少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフラッシュメモリ装置のブロック図であ
る。
【図2】スタティックプルアップ回路を用いる既知のプ
ログラマブル論理アレイの回路図である。
【図3】ダイナミックプルアップ回路を用いる既知のプ
ログラマブル論理アレイの回路図である。
【図4】既知のタイプの入力ラッチの回路図である。
【図5】既知のタイプの出力ラッチの回路図である。
【図6】従来のPLA回路のブロック図である。
【図7】本発明のPLA回路のブロック図である。
【図8】本発明によるダミーPLAの回路図である。
【図9】本発明による回路により発生すべき要求される
クロック信号を示すタイミング図である。
【図10】クロック信号を発生させる図8の回路に使用
する回路である。
【図11】ダミーPLA及び実際のPLAの入力ノート
の電圧レベルに対するシミュレーションの結果を示す図
である。
【図12】ダミーPLAと実際のPLAの両方の中間ノ
ードの電圧レベルに対するシミュレーションの結果を示
す図である。
【図13】ダミーPLAと実際のPLAの両方の出力ノ
ードの電圧レベルに対するシミュレーションの結果を示
す図である。
【符号の説明】
2 メモリセル 4 トランジスタ 8 ソース電圧スイッチ 10 消去制御入力 12 ビットライン 14 ビットラインスイッチ 16 センス増幅回路 18 プログラマブル負荷回路 20 選択入力 22 負荷制御信号 24 データライン 26 ワードライン 28 ゲート電圧スイッチ 30 プログラム制御入力 40 入力面 42 出力面 50,52,54,56,58,66a,66b,68
b,70a,188,194,198,204,22
2,228,236 Nチャネルトランジスタ 59,60,62,76,80 プルアップ抵抗 66,68,70,A8 中間ノード 73 電源ライン 74a,74b 出力ノード 92,94,96,186 トランジスタ 100,104 プルアップトランジスタ 112,150,160,162,190,202,2
08,220,226,234 Pチャネルトランジス
タ 114,132,141,151,156,178,1
96,206,230,238,242,244,25
4,256,260,262 インバータ 116,134,142,152,154,212,2
32 通過ゲート 122,148,224 ラッチ 126 リセット回路 139 入力ラッチ 140 入力ドライバ 180,B4 入力駆動エミュレータ 182,192,200,210,218 ノード 184 抵抗 240,258 NANDゲート 252 NORゲート A2 入力ラッチ A4 入力ドライバ A6 入力面 A10 出力面 A12 出力ラッチ B6 入力面エミュレータ B8 ダミー中間ノード B10 出力面エミュレータ B12 出力ラッチエミュレータ B14 論理回路 CG 制御ゲート CLK1,CLK2,,MASCLK,notCLK
1,notCLK2 クロック信号 FG フローティングゲート G ゲート IN,INA,INB,INC 入力信号 IPU,OPU プルアップ信号 notIPU イネーブル信号 notN_EN 入力ラッチ信号 notR0 零信号 DEL1,DEL2,INA,notINA,IN
A’,notINA’,OUTA,OUTB,OUT
A’,OUTB’,LOUT,notLOUT 出力信
号 N_EN,notMASCLK,notW1 信号 RST リセット信号 notR1 リセット正入力 S ソース VCC 電源電圧 VGND 接地電圧 VPP プログラム電圧

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力面(A6;40)、出力面(A1
    0;42)、入力ドライバ(A4)及び出力ラッチ(A
    12)の段を含むNOR−NORプログラマブル論理ア
    レイ回路を動作させる方法であって、これにより前記回
    路の各段を、入来信号を各段に伝播させるのに必要な時
    間中のみイネーブルにするに当たり、前記回路の成分を
    模写するダミー回路を用いて前記回路の段に対するイネ
    ーブル信号(IPU,notIPU,CLK1,CLK
    2)を発生させ、このダミー回路の寸法及び配置方向
    を、前記ダミー回路の各段によって導き出された遅延が
    少なくとも前記回路の対応する段で得られる最悪の場合
    の遅延に等しくなるようにし、クロック信号(MASC
    LK)の遷移を、前記ダミー回路の入力ドライバ(B
    4)の入力及び前記プログラマブル論理アレイ回路の前
    記入力ラッチ(A2)の入力に対して同時に供給して、
    前記プログラマブル論理アレイ回路の各段からのイネー
    ブル信号を供給し及び除去する時間を規定する前記ダミ
    ー回路の出力(notWI,DEL1,DEL2)を発
    生させることを特徴とするNOR−NORプログラマブ
    ル論理アレイ回路駆動方法。
  2. 【請求項2】 入力ドライバ(A4)、入力面(A6;
    40)、出力面(A10;42)及び出力ラッチ(A1
    2)の段を含み、これらの段がイネーブル信号(IP
    U,notIPU,CLK1,CLK2)を受信するN
    OR−NORプログラマブル論理アレイ回路において、
    これらイネーブル信号を、入力駆動エミュレータ(B
    4)、入力面エミュレータ(B6)、出力面エミュレー
    タ(B10)及び出力ラッチエミュレータ(B12)の
    段を含むダミープログラマブル論理アレイ回路によって
    発生させ、各段は前記プログラマブル論理アレイ回路で
    確認しうる最悪の場合の遅延を再現し、前記ダミープロ
    グラマブル論理アレイ回路及び前記プログラマブル論理
    アレイ回路は、クロック信号(MASCLK)の遷移を
    同時に受信し、前記ダミープログラマブル論理アレイの
    各段を経る遷移の伝播を、前記イネーブル信号を得るた
    めに使用するようにしたことを特徴とするNOR−NO
    Rプログラマブル論理アレイ回路。
  3. 【請求項3】 フラッシュメモリ装置に組み込まれたこ
    とを特徴とする請求項2記載のNOR−NORプログラ
    マブル論理アレイ回路。
  4. 【請求項4】 フラッシュメモリ装置のコマンドユーザ
    インタフェースに組み込まれたことを特徴とする請求項
    2記載のNOR−NORプログラマブル論理アレイ回
    路。
  5. 【請求項5】 プログラマブル論理アレイを使用する回
    路であって、このプログラマブル論理アレイは、前記プ
    ログラマブル論理アレイの段に含まれる回路の寸法、配
    置方向及び相互接続を模写する遅延回路の段を含み、こ
    れら段を、入力ドライバ(A4)、入力面(A6;4
    0)、出力面(A10;42)及び出力ラッチ(A1
    2)とし、クロック信号(MASCLK)の遷移を入力
    駆動エミュレータ(B4)に供給し、前記遅延回路を、
    各段が少なくとも入来信号により分け与えられた遅延に
    等しい入来信号(MASCLK)の遅延を前記プログラ
    マブル論理アレイの対応する段によって分け与えるよう
    に設計し、前記遷移が所定の段に到達するときを、前記
    プログラマブル論理アレイに対するイネーブル信号を発
    生させるのに使用するようにしたことを特徴とするNO
    R−NORプログラマブル論理アレイ回路を使用する回
    路。
  6. 【請求項6】 前記入力面(40)と前記出力面(4
    2)の両方が、これら入力に対するこれら出力にNOR
    関係を分け与えるようにしたことを特徴とする請求項5
    記載のNOR−NORプログラマブル論理アレイ回路を
    使用する回路。
  7. 【請求項7】 フラッシュメモリ装置に集積されたこと
    を特徴とする請求項5記載のNOR−NORプログラマ
    ブル論理アレイ回路を使用する回路。
  8. 【請求項8】 フラッシュメモリ装置のコマンドユーザ
    インタフェース内のプログラマブル論理アレイにイネー
    ブル信号を供給するようにしたことを特徴とする請求項
    5記載のNOR−NORプログラマブル論理アレイ回路
    を使用する回路。
  9. 【請求項9】 前記イネーブル信号を、複数のプログラ
    マブル論理アレイに送信するようにしたことを特徴とす
    る請求項6記載のNOR−NORプログラマブル論理ア
    レイ回路を使用する回路。
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