JP2018517224A - 多様な電源領域にわたるワード線及びビット線トラッキング - Google Patents

多様な電源領域にわたるワード線及びビット線トラッキング Download PDF

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Abstract

論理電源供給電圧によって電力供給される論理電源領域及びメモリ電源供給電圧によって電力供給されるメモリ電源領域を有するメモリ内に電源供給電圧依存遅延を構成するビット線及びワード線トラッキング回路が提供される。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、2015年4月15日に出願された米国仮特許出願第62/148,113号の優先権を主張する、2015年7月31日に出願された米国非仮特許出願第14/815,042号の優先権を主張し、これらの内容は、それらの全文を参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]本願は、メモリに関し、より特に、少なくとも2つの電源領域にわたるワード線及びビット線トラッキングに関する。
[0003]メモリに対するライト動作は、メモリクロック信号のエッジに応答して生じ得る。例えば、アドレスデコーダは、アドレスをデコードし、メモリクロック信号エッジに応答して適切なワード線を引き起こす。同様に、I/O回路は、メモリクロック信号エッジに応答して、(データビットの2進値に依存して1つのビット線は、ハイ(high)に駆動され、1つはロー(low)になる)適切な差動電圧でビット線のペアを駆動するために、データビットを処理する。典型的なアドレスデコーダは、かなり、より多くの論理を含むので、クロックエッジからワード線アサーションへの遅延は、ビット線を駆動する前にデータビット処理からの遅延にわたって支配される。したがって、典型的なメモリが、ワード線トラッカーを使用してこの遅延をモデル化することは十分であったように、ワード線開発(development)遅延は、クリティカルな経路であった。ワード線トラッカーがワード線開発遅延をモデル化することを完了していた時、ビット線トラッカーは、ワード線トラッカー内の「ダミー」ワード線のアサーションに応答してビット線電圧を生じることを必要とされた遅延をモデル化した。
[0004]ダミーワード線は、モデル化される実際のワード線のための実質的に同じキャパシタンス、抵抗、及びインダクタンス(同じ電気的特性)を有するように、モデル化したワード線に一致される。ビット線トラッカーは、同様にビット線に関する電気的特性に実質的に一致しもする、ダミービット線を含む。ワード線トラッカー及び関連付けられたビット線トラッカーによってモデル化された遅延に基づいて、典型的なメモリは、ライト動作が1つのクロックエッジから後続のクロックエッジへ成功裏に終了されることができるように、そのライト動作タイミングを調節することができた。
[0005]しかしながら、そのような典型的なメモリ遅延モデリングは、現代のメモリアーキテクチャーにおいて問題のあるものである。特に、コア論理が独立した電源供給レール(本明細書で「CX」として示される)によって電力供給されること、及び、メモリが別の独立した電源供給レール(本明細書で「MX」として示される)によって電力供給されることとは、現在、決められた方法である。CX電源供給電圧レベルは、したがって、MX電源供給電圧レベルから独立している。コア論理は、メモリがまだその状態を保っている、メモリ電源供給電圧のための最も低いレベルと比較して、論理電源供給電圧のためのより低いレベルでその状態を保っていることができるので、そのような独立性は、電力を節約する。論理電源供給電圧のためのより低い電圧レベルは、漏れ電流損失を減らし、バッテリー寿命を保護する。
[0006]この論理電力領域/メモリ電源領域二分を考慮すると、電力消費は、電源供給電圧の二乗に比例するので、できる限り、論理電源領域に、ビット線及びワード線経路内のデコーディングの等しくを押し付けることは、有利である。ビット線開発経路にあること、または、ワード線開発経路にあることに関するクリティカル経路の配置は、論理及びメモリ電源領域内の相対的な電源供給電圧に依存するので、伝統的なメモリトラッキングスキームは、その結果実行不可能となる。
[0007]したがって、改良されたメモリトラッキングアーキテクチャーのための技術における必要がある。
[0008]様々な遅延モデリング回路が、論理電源領域部分及びメモリ電源領域部分の両方を有するメモリ中のワード線及びビット線遅延をモデル化するために提供される。本開示のいくつかの態様において、遅延モデリング回路は、第1の出力信号を生じさせるために、シミュレートされたローデコーディング期間だけメモリクロックを遅らせるように構成された第1の遅延回路を含む。第1の遅延回路は、遅延された信号を提供するためにメモリクロック信号を遅らせるように構成された論理電源領域内の部分を含み、第1の遅延回路は、第1の出力信号を生じさせるために遅らせられた信号をレベルシフトするように構成されたメモリ電源領域内の第1のレベルシフタをさらに含む。
[0009]遅延モデリング回路は、第2の出力信号を生じさせるためにシミュレートされたカラムデコーディング期間だけメモリクロック信号を遅らせるように構成された第2の遅延回路をさらに含む。第2の遅延回路は、メモリ電源領域ダミーライトクロックにメモリクロック信号をレベルシフトするように構成されたメモリ電源領域内の第2のレベルシフタを含み、第2の遅延回路は、第2の出力信号を生じさせるために、ダミーライトクロックを遅延させるように構成されたメモリ電源領域内の部分をさらに含む。
[0010]遅延モデリング回路は、またシミュレートされたローデコーディング期間及びシミュレートされたカラムデコーディング期間の両方の完了に応答して論理出力信号をアサートするために第1の出力信号及び第2の出力信号を処理するように構成された論理回路を含む。
[0011]本開示の他の態様において、論理電源供給電圧によって電力供給された論理電源領域内の第1の遅延経路を使用するメモリ内のライト動作のためのローデコーディング期間をシミュレートすることを備える方法が、提供される。方法は、論理電源供給電圧とは異なるメモリ電源供給電圧によって電力供給されたメモリ電源領域内の第2の遅延経路を使用するメモリのためのカラムデコーディング期間の部分をシミュレートすることをさらに備える。さらに、方法は、シミュレートされたローデコーディング期間及びシミュレートされたカラムデコーディング期間部分の両方の完了に応答する動作を含み、メモリのためのワード線開発遅延をモデル化するためにワード線充電期間をシミュレートすることを備える。
[0012]本開示のさらにさらなる態様において、論理電源領域内の第1の遅延経路を使用するメモリ内のライト動作のためにシミュレートされたローデコーディング期間が完了すると、第1の出力信号をアサートするための手段を含む回路が提供される。回路は、またメモリ電源領域内の第2の遅延経路を使用するライト動作のためのシミュレートされたカラムデコーディング期間が完了すると、第2の出力信号をアサートするための手段を含む。さらに、回路は、第1の出力信号のアサーション及び第2の出力信号のアサーションに応答して論理出力信号をアサートするように構成された論理回路を含む。
[0013]本明細書で開示されたメモリトラッキング回路は、論理電源領域内に実装された第1の遅延線を使用してローデコーディング期間を有利にシミュレートする。反対に、メモリトラッキング回路は、メモリ電源領域内に実装された第2の遅延線を使用してカラムデコーディング期間をシミュレートする。したがって、どの動作モードが使用されるかに関わらず、トラッキング回路は、メモリ及び論理電源供給電圧のための様々なレベルに応答して誘導されるであろうローデコーディング期間及びカラムデコーディング期間のための変化する遅延を自動的に構成する。
[0014]これらの及びさらなる有利な特徴は、以下の詳細な説明に関してより良く認識され得る。
[0015]図1Aは、本開示の態様にしたがったトラッキング回路を含むメモリのブロック図である。 [0016]図1Bは、図1Aのメモリ内のビットセルの回路図である。 [0017]図1Cは、図1Aのメモリ内の様々な信号のためのタイミング図である。 [0018]図2は、図1Aのメモリ内のトラッキング回路の回路図である。 [0019]図3は、図1Aのメモリのための動作の実施例方法のためのフローチャートである。
[0020]本開示の態様及びそれらの利点は、以下に続く詳細な説明を参照することによって最もよく理解される。同様の参照番号が図面の1つまたは複数内に例示された同様の要素を識別するために使用されることは、十分理解されるべきである。
発明の詳細な説明
[0021]論理電源領域に電力供給する論理電源供給電圧のための及びメモリ電源領域に電力供給するメモリ電源供給電圧のための様々な値に依存するメモリ回路内で生じる様々な遅延を構成する、ワード線及びビット線遅延モデリング回路が、提供される。これらの電源領域が、ビットセルにライトするために必要とされる遅延に影響を及ぼすことをよりよく理解するために、図1Aに示される実施例メモリ100を考慮せよ。ビットセル190は、メモリ電源供給電圧へのワード線195のアサーションに応答してビット線185によって表されるビット線ペアへ結合する。ビット線185は、ビットセル190にライトされるデータビットの2進値に依存してグラウンドへ放電されるビット線を表す。この2進値に依存して、ビット線185は、したがって、ビットセル190へ結合するビット線ペア(図示せず)内の補数ビット線又は真ビット線の何れかを表しうる。ライト動作が完了すると、ビット線185及びワード線195の両方は、解放される(ビット線185は、メモリ電源供給電圧へ再充電される間、ワード線195は、グラウンドへ放電される)。最適なメモリ動作を提供するために、ビット線185及びワード線195の解放は、適切に時刻を決められるべきである。これらの線が過度に早く解放される場合、ライト動作は、ライトエラーが生じるので、完了され得ない。反対に、これらの線の解放が、ライト動作の完了の後、不必要に遅らせられる場合、メモリ動作スピードは劣っている。
[0022]これらのタイミング懸念は、ビットセル190のための回路図を例示する図1Bに関してよりよく理解され得る。ビットセル190は、PMOSトランジスタP1及びNMOSトランジスタM3の直列スタックによって形成された第1のインバータ193を含む。トランジスタP1は、メモリ電源供給電圧(VDD)を供給するメモリ電源領域ノードに結合されたそのソースを有する。トランジスタP1のドレインは、グラウンドに結合されたそのソースを有する、トランジスタM3のドレインに結合する。PMOSトランジスタP2及びNMOSトランジスタM4の直列スタックによって形成された第2のインバータ194は、トランジスタP1及びM3に関して議論されたように類似するように配列される。トランジスタP1及びM3のドレインは、トランジスタP2及びM4のゲートに結合する。同様に、トランジスタP2及びM4のドレインは、第1のインバータ193が第2のインバータ194とたすき掛けされるように、トランジスタP1及びM3のゲートに結合する。NMOS第1アクセストランジスタM1は、補数ビット線(wblb)185B及び第1のインバータ193内のトランジスタP1及びM3のドレインの間に結合する。同様に、NMOS第2アクセストランジスタM2は、真ビット線(wbl)185A及び第2のインバータ194内のトランジスタP2及びM4のドレインの間に結合する。ワード線195は、アクセストランジスタM1及びM2のゲートを駆動する。
[0023]トランジスタP2が、メモリ電源供給電圧へそのドレインを充電するために伝導しているので、ビットセル190は、2進の1値を格納していたことを仮定せよ。反対に、トランジスタM3がそのドレインをグラウンドへ引き寄せるためにオンである一方、トランジスタP1及びM4は、この時においてオフである。ライト動作は、その後、2進の0をライトし、ビットセル190は、その2進の記憶が、2進の1から2進の0へ変えられる、「反転」されなければならない。同様の反転は、2進の1データビットを2進の0ビットを記憶するビットセルにライトするとき、生じなければならない。2進の1データビットのライトに関して、補数ビット線185B及びワード線195は、両方、メモリ電源供給電圧へ充電される。反対に、真ビット線185Aは、この時、放電される。トランジスタP2は、その後、スイッチオフされ、トランジスタP1はスイッチオンされる。ビットセル190へのライトのこの完了は、ワード線195のための電圧が、ハイに駆動される時、トランジスタP2が、完全にターンオフされておらず、したがって、アクセストランジスタM2が、このドレインを放電しようと試みている一方で、まだそのドレインを充電している、競合を含む。ビットセル190へのライト動作が完了するとすぐ、この競合は、解決するために少しの時間がかかる。今度は、ビットセル190上のライト動作は、ワード線195がメモリ電源供給電圧へアサートされるまで、生じることができない。
[0024]ビットセル190への完了されたライト動作のための結果として生じるタイミングは、図1Cに示される。メモリクロック信号140のための立ち上がりエッジは、ワード線195(WL)のアサーション及びビット線185(WBL/BLB)のグラウンド化をトリガする。上述したように、ワード線及びビット線電圧の変化は、ビットセル190へのライト動作(その2進値の反転)を完了するために、十分な時間量の間維持されなければならない。図1Aについて再度参照すると、メモリ100は、ライト動作が完了されることをシグナルするために(グラウンドへ放電される)アクティブロー信号としてアサートされるレディ信号(readyb)をトリガするためにクロック140の立ち上がりエッジに関してこの時間をモデル化するトラッキング回路175で提供される。応答して、ビット線185がそのデフォルト状態(メモリ電源供給電圧)に戻って充電される一方で、ワード線195は、そのデフォルトグラウンドされた状態へ放電される。本開示の代替の態様において、ライト動作は、メモリクロック信号140の立下りエッジによってトリガされ得る。
[0025]このトラッキングに関して、メモリが、ワード及びビット線電圧を変化させるために必要とされる遅延、並びに、ライト動作を完了する(ワード及びビット線電圧が変化すると、所望のデータビットをセルへライトする)ために必要とされる遅延をモデル化するトラッキング回路を含むことは、標準となったものである。しかし、そのような標準となったトラッキング回路は、それらの対応する可変の供給電圧に依存してメモリ(MX)及び論理(CX)電源領域内に生じさせられる可変の遅延を構成しない。その点で、メモリ100を含む集積回路内の論理電力領域のための論理電力供給電圧は、動作モードに依存して変化するであろう。同様に、集積回路のメモリ電源領域のためのメモリ電源供給電圧は、また動作モードに依存して変化するだろう。したがって、特定の動作モードのための論理電源供給電圧は、メモリ電源供給電圧より高いということもありえる。代替的に、メモリ電源供給電圧は、他の動作モードのための論理電源供給電圧よりも高くあり得る。
[0026]電源供給電圧のための変化するレベルは、ビット線185を放電するために必要とされる遅延と比較して、ワード線195をアサートするために必要とされる遅延内の対応する差分に通じる。図1Aを再度参照すると、ワード線レベルシフタ109は、メモリクロックのための入力からワード線195の始端へのワード線開発経路101内の唯一のメモリ電源領域回路要素である。対比して、ワード線開発経路101の論理電源領域部分は、インバータ145を介するクロック入力、アドレスデコーダ156、インバータ157、ローデコーダバス106、及びインバータ108からワード線レベルシフタ109へに広がる。したがって、ワード線開発経路101の論理電源領域部分は、メモリ電源領域部分よりも実質的により大きいことが見受けられ得る。対比して、クロック入力からビット線185のための入力端へ広がるビット線開発経路102は、メモリクロック140をメモリ電源領域ライトクロックにシフトするライトクロックレベルシフタ150の前に、論理電源領域内のインバータ145のみを有する。ビット線開発経路102の残りの部分は、全てメモリ電源領域内にあり、ライトクロックバス155を介してライトクロックレベルシフタ150、NANDゲート160、インバータ165、ビットバス170からビット線185の始端に結合する最終インバータ180へ広がる。NANDゲート160は、最終的にはビット線185を放電するビット線駆動信号を生成するためにビット信号内のデータでライトクロックをNANDする。
[0027]したがって、経路101及び102を介した遅延は、論理電源供給電圧及びメモリ電源供給電圧に著しく異なる依存性を有する。メモリ100を含む集積回路のための動作モードが、論理電源供給電圧がメモリ電源供給電圧よりもより大きいならば、ビット線開発経路102にわたる遅延は、ワード線開発経路102にわたる遅延よりもより大きくあり得る。反対に、動作の集積回路モードは、論理電源供給電圧がメモリ電源供給電圧よりも低いならば、ワード線開発経路101にわたる遅延は、ビット線開発経路102にわたる遅延を超えて支配し得る。本明細書で定義されるように、ワード線開発経路101にわたる遅延は、ローデコーディング期間(すなわち、等化的に、ローデコーディング遅延)として指定される。同様に、ビット線開発経路102にわたる遅延は、カラムデコーディング期間として(すなわち、カラムデコーディング遅延として)本明細書で指定される。有利に、メモリ100は、全ての動作モードのための経路101及び102の両方にわたる遅延をモデル化するトラッキング回路175を含む。電源供給電圧のための特定のレベルに関係なく、トラッキング回路175は、ワード線開発経路101及びビット線開発経路102にわたる遅延を正確にモデル化する。
[0028]このモデル化に関して、トラックされる特定のメモリアーキテクチャーへ調整されなければならないことに注目せよ。例えば、メモリ100は、ビットセルの第1のバンク120及び第2のバンク135を含む。アドレスデコーダ105を含み、及びメモリクロック140を受信する、制御回路105は、第2のバンク135に対してよりも第1のバンク120により近い。ローデコーダ130が第2のバンク135に対応する一方で、ローデコーダ115は、第1のバンク120に対応する。ワード線開発経路101内のローデコーダバス106は、したがって、ローデコーダ130へ達するためにローデコーダ115にわたって広げなければならない。同様に、ビット線開発経路102内のビットバス170は、第2のバンク135に達するために第1のバンク120にわたって広がる。一般に、トラッキング回路175は、ビットセルの最も遠いバンク上のライト動作に対応するローデコーディング期間及びカラムデコーディング期間をモデル化することによってそのようなワーストケース遅延に関してモデル化し得る。本開示の代替の態様において、トラッキング回路175は、どのバンクが書き込まれているかに依存してモデル化された遅延を変更し得る。
[0029]トラッキング回路175は、図2においてより詳細に示される。ダミーワード線開発経路201は、ワード線開発経路101(図1A)にわたる伝搬遅延をモデル化する。同様に、ダミービット線開発経路202は、ビット線開発経路102にわたる伝搬遅延の少なくとも部分をモデル化する。経路201及び202内の遅延要素の数は、トラックされるメモリ内の特定のアーキテクチャーに依存することは理解されるであろう。例えば、トラックされる代替のメモリは、メモリ100に関して議論されたビットセルの2つバンクとは対照的にいくつかのバンクを有し得る。ダミービット線開発経路202及びダミーワード線開発経路201は、したがって、要素の適切な包含を介してこれらの追加のバンクを構成するだろう。例えば、ダミーワード線開発経路201は、メモリ100内のローデコーダバス106内の遅延をモデル化するダミーローデコーダバス206を含む。ダミーローデコーダバス206は、したがって、ローデコーダバス106が有するように、実質的に同じ長さ及び電気的特性(抵抗、インダクタンス、及びキャパシタンス)を有し得る。ローデコーダバス106は、メモリ100が集積されるセミコンダクタダイ表面(図示せず)に隣接するメタルレイヤ内に形成される導電性のある配線を備え得ることに注目せよ。ローデコーダバス106の長さ(及び従って対応するメタルレイヤ内の導電性のある配線の長さ)は、ローデコーダ106にわたる制御回路105からローデコーダ130へ広がるのに十分である。一般に、この長さは、より多くのバンクを有するメモリのために増加され、メモリセルのたった1つのバンクを有するメモリのために減少されるであろう。メモリ100のための実際のアーキテクチャーに関係なく、ダミーローデコーダバス206は、ローデコーダバス106のための長さ及び電気的特性に一致するメタルレイヤ配線内に形成され得る。
[0030]トラッキング回路175において、ダミーローデコーダバス206は、より良い密度を提供するために2つの離れた配線に折り畳まれる。例えば、ローデコーダバス106が100ミクロン延長することを想定せよ。そのような長さにわたって広がるトラッキング回路175を有することは、密度を減少させるであろう。つまり、ダミーローデコーダバス206は、所望の距離の半分へ広がる第1の配線を有する代わりに、同じ長さ広がり戻る別の配線を有し得る。メモリ100において、ローデコーダバス106のトリガリングは、インバータ145、アドレスデコーダ156、及びインバータ157によってメモリクロック信号140内の対応するエッジに関して遅延される。これらの要素を介した遅延は、インバータ246によってダミーローデコーダバス206内にモデル化される。経路201がダミーローデコーダバス206のトリガリングの前に適切な遅延を有するように、別のインバータなどのさらなる遅延要素は、ダミーローデコーダバス206の前にダミーワード線開発経路201に挿入され得ることが理解されるであろう。メモリ101のワード線開発経路101において、ローデコーダバス106は、インバータ108及びワード線レベルシフタ109によって続かれる。同様に、ダミーワード線開発経路206は、インバータ247及びダミーローデコーダバス206に続くダミーワード線レベルシフタ209を含む。ダミーワード線レベルシフタ209は、ダミーワード線開発経路201に関する終端である。ダミーワード線レベルシフタ209は、ワード線レベルシフタ109の処理遅延をまねる。同様に、インバータ247は、インバータ108を介した遅延をまねる。
[0031]対応するビット線開発経路102内の、バス長さ及び電気的特性並びに回路処理遅延に依存する、ダミービット線開発経路202の解釈は、類似する。ビット線開発経路102において、クロック信号140は、ビット線レベルシフタ150の前にインバータ145によって処理される。インバータ145は、ビット線開発経路102のための論理電源領域(CX)内のもっぱら唯一の遅延要素である。同様に、ダミービット線開発経路202は、ダミービット線レベルシフタ250によって続かれるインバータ245で開始する。ダミービット線レベルシフタ250がビット線レベルシフタ150を介する処理遅延をまねるように構成される一方、インバータ245は、インバータ145を介する遅延をまねるように構成される。経路102及び202の両方の残りの大部分は、メモリ電源領域(MX)内に単にある。ダミービット線開発経路202内のインバータ255は、ビット線開発経路102内の、対応するインバータ151、NANDゲート160、インバータ165、及びインバータ185によって引き起こされる遅延をまねる。ダミービットバス270は、ビットバス170と同じ長さ及び電気的特性を実質的に有する。その関連で、ビットバス170は、メモリ100が集積されるアクティブセミコンダクタ表面に隣接するメタルレイヤ内の配線として形成されもしうる、ローデコーダバス106に類似する。ダミービットバス270は、したがって、ビットバス170を形成するために使用されるのと同じ電気的特性を有するメタルレイヤ内の配線を備えもし得る。ダミーローデコーダバス206のように、ダミービットバス270は、密度を増加させるために折り畳まれ得る。
[0032]メモリ100内のワード線195は、ローデコーダ130からビットセルアレイ135へのロー方向に拡大することに注目せよ。同様に、ビット線開発経路102内のライトクロックバス155は、制御回路からI/O回路110へのロー方向内に広がる。そのような同様の長さ及び電気的特性を考えると、ワード線195及びライトクロックバス155の両方上の遅延を分けてモデル化することは、本開示のそのような態様において不必要である。言い換えれば、ワード線195を介して信号を伝搬するために必要とされる遅延は、ライトクロックバス155を介して信号を伝搬するために必要とされる遅延に実質的に類似する。ダミービット線開発経路202を再び参照すると、対応する遅延が、ダミーワード線295に関して構成されるであろう、ダミーライトクロックバスは存在しないことが、したがって観測されうる。ダミービット線開発経路202は、したがって、メモリ100のためのカラムデコーディング期間引くライトクロックバス充電遅延をモデル化する又はシミュレートする。しかしながら、ダミービット線開発経路202は、遅延における差を構成しないことが不正確であるように、ワード線195及びライトクロックバス155にわたる遅延が互いに異なる本開示の代替の態様において、ダミーライトクロックバスを含み得る。
[0033]トラッキング回路175において、NORゲート212のような論理ゲートは、経路201及び202からの出力を処理する。この論理ゲートの機能は、経路201及び202の両方がメモリクロック信号140内の対応するエッジに関するそれらの伝搬遅延を完了している後、その出力をアサートのみするためのものである。本開示のNORゲート態様において、経路201及び202の両方は、ハイにアサートされるメモリクロック信号140に応答してそれらの出力信号をローにアサートするように構成される。経路201及び202からの出力のためのデフォルト状態は、その後、メモリクロック信号140がローである間、ハイ(メモリ電源供給電圧)であるだろう。NORゲート212からの出力は、その後このデフォルト状態においてローであるだろう。電源供給電圧の相対的な値に依存して、ダミービット線開発経路202又はダミーワード線開発経路201の何れかは、メモリクロック信号140の立ち上がりエッジに応答して、最初の、その出力信号をローに引くためのものであろう。例えば、ワード線開発経路101が、ビット線開発経路102よりも早い伝搬時間を有するように、論理電源供給電圧が、メモリ電源供給電圧よりも実質的に大きいことを仮定せよ。ダミー経路201が、NORゲート212へその出力信号をローに放電するための、最初のものであるだろうように、ダミー経路201及び202は、この遅延差をまねる。NORゲート212への両方の入力信号が、グラウンドへのローに引っ張られるとすぐに、伝搬遅延がダミー経路202にわたって完了されるまで、ダミー経路202からの出力信号は、その後、そのデフォルトハイ状態にまだあるだろう。この点において、NORゲート212は、メモリ電源供給電圧でダミーワード線295を駆動するためにその出力信号をハイに駆動する。代替的に、その出力信号をローに最初に引くダミービット線開発経路であるように、ビット線開発経路102にわたる伝搬は、より速いことで、それはあり得る。ダミーワード線開発経路202にわたる伝搬が完了されているまで、NORゲート212は、その後その出力をハイにアサートしないだろう。
[0034]ダミーワード線295は、ワード線195と同じ長さ及び電気的特性を実質的に有する。ワード線195は、メタルレイヤ内の配線として形成されるローデコーダバス106に類似する。ダミーワード線295は、したがって、類似したメタルレイヤ内の配線として形成されもする。ダミーローデコーダバス206と同様に、ダミーワード線295は、密度を増加させるために折り畳まれ得る。再び図1Aを参照すると、その出力信号をハイに駆動するワード線レベルシフタ109、及び、ビットセル190を駆動するためにワード線195を下方に伝搬するこの同じハイ電圧状態の間のワード線充電遅延がある。ワード線195とダミーワード線295の間のマッチングにより、ダミーワード線295は、このワード線充電遅延をまねる。
[0035]その出力信号がインバータ280において反転される後、ダミーワード線295のアサーションは、ビット線185の長さ及び電気的特性に実質的に一致するダミービット線285を放電する。ビット線185は、それがメタルレイヤ内の配線として形成されもし得るワード線195に類似する。ダミービット線285は、したがって本開示のそのような態様において電気的に類似のメタルレイヤ内の一致する配線として形成される。ビット線185は、典型的にワード線195よりも短いので、相対的に短い電気的長さによるダミービット線285を折り畳むことは、必要とされ得ない。しかしながら、ダミーワード線295の折り畳みに類似する本開示の代替的な態様において、それは折り畳まれ得る。ダミービット線295のための放電スピードに関するプロセスコーナーチューニングのために提供するために、ダミービット線295は、これらの選択可能な脚を介してグラウンドへ結合し、各々は、NMOSトランジスタM6を含む。第1の脚内のトランジスタM6のゲートは、チューニング信号201によって制御される。同様に、チューニング信号203は、第3の脚内のトランジスタM6のゲートを駆動する一方で、チューニング信号202は、第2の脚内のトランジスタM6のゲートを駆動する。各脚は、ダミービット線285及び対応するトランジスタM6の間を結合するNMOSトランジスタM5を含む。ダミーワード線295がアサートされるとき、脚内のトランジスタM5は、全て伝導しているように、各トランジスタM5は、ダミーワード線295の出力によって駆動される。全ての3つのチューニング信号201、202及び203がアサートされる場合、その後、全ての3つの脚は、ダミーワード線295がアサートするとダミービット線295を放電するであろう。そのような構成は、速いプロセスコーナーをまねるだろう。代替的に、全ての3つのチューニング信号201、202及び203が、グラウンドへデアサートされる場合、その後、選択可能な脚の何れも伝導していないであろう。そのような条件は、遅いプロセスコーナーをまねるだろう。ダミービット線285の放電は、その後、遅いプロセスコーナー条件をさらにまねるための弱いNMOSトランジスタを含み得る、インバータ280のみに依存するだろう。チューニング信号201、202及び203の適切なアサーションによって、所望のプロセスコーナーは、したがってシミュレートされ得る。
[0036]ダミービット線285が放電されると、ビットセル190へのライト動作(ビットセルを反転させること)を完了するための時間は、遅延回路211を介してシミュレートされる。遅延回路211は、所望の遅延の後、その出力レディ信号(readyb)196をローに引くと、メモリ100は、ワード線195のアサーションを解放し得、ビット線185を再充電し得る。メモリ内のトラッキング回路からの指示に応答するそのような解放のための回路は、従来型のものであり、したがって、メモリ100内に例示されない。メモリ100に関して、トラッキング回路175は、ライト動作を完了することに関する、ワード線開発経路101、ビット線開発経路102、ワード線195、ビット線185、ビットセル190にわたる電源供給電圧依存遅延をモデル化する。対照的に、従来技術のトラッキング回路は、ワード線開発遅延が支配的であることが想定されるとき、これらの遅延をモデル化しなかった。そのような想定は、現代のメモリ内に使用される多様な電源領域に関して不正確である。対照的に、トラッキング回路175は、論理電源供給電圧及びメモリ電源供給電圧のための様々なレベルによって誘導される様々な遅延を構成する。
[0037]本開示の1つの態様において、ダミーワード線開発経路201は、論理電源領域内の第1の遅延経路を使用してメモリ内のライト動作のためのシミュレートされたローデコーディング期間が完了すると、第1の出力信号をアサートするための手段を備えると考えられ得る。同様に、ダミービット線開発経路202は、メモリ電源領域内の第2の遅延経路を使用してライト動作のためのシミュレートされたカラムデコーディング期間が完了すると、第2の出力信号をアサートするための手段を備えると考えられ得る。
[0038]トラッキング回路のための方法動作は、今議論されるであろう。例方法のためのフローチャートが図3で提供される。方法は、論理電源供給電圧によって電力供給された論理電源領域内の第1の遅延経路を使用してライト動作のためのローデコーディング期間をシミュレートすることを備える動作300で開始する。トラッキング回路176内のダミーワード線開発経路101の使用は、動作305の例である。
[0039]方法は、論理電源供給電圧とは異なるメモリ電源供給電圧によって電力供給されたメモリ電源領域内の第2の遅延経路を使用してメモリのためのカラムデコーディング期間の部分をシミュレートすることを備える動作305をさらに含む。トラッキング回路175内のダミービット線開発経路102の使用は、動作310の例である。
[0040]最後に、方法は、シミュレートされたローデコーディング期間及びシミュレートされたカラムデコーディング期間部分の両方が完了すると起こり、メモリのためのワード線開発遅延をモデル化するためのワード線充電期間をシミュレートすることを備える動作310を含む。その出力信号をアサートするNORゲート212に応答するトラッキング回路175内のダミービット線295の駆動は、動作315の例である。
[0041]当業者が、近い将来に特定のアプリケーションを現時点で理解することとなり、依存していることとなる時、多くの修正、代替および変形は、それの主旨および範囲から逸脱することなく、本開示のデバイスの使用の方法、構成、装置、およびマテリアルにおよびそれらの中になされることができる。このことを踏まえて、本開示の範囲は、単にそれらのいくつかの例として、本明細書で例示され、説明された本開示の特定の態様のそれに、限定されるべきでなく、むしろ、以下に添付された特許請求の範囲のそれ及びそれらと機能的に等価なものに十分に相応するべきである。

Claims (20)

  1. 第1の出力信号を生じさせるためにシミュレートされたローデコーディング期間だけメモリクロックを遅延させるように構成された第1の遅延回路と、前記第1の遅延回路は、遅延された信号を提供するためにメモリクロック信号を遅延させるように構成された論理電源領域部分を含み、前記第1の遅延回路は、さらに、前記第1の出力信号を生じさせるためにメモリ電源供給電圧に従って前記遅延された信号をレベルシフトするように構成された第1のレベルシフタを含む、
    第2の出力信号を生じさせるためにシミュレートされたカラムデコーディング期間だけ前記メモリクロック信号を遅延させるように構成された第2の遅延回路と、前記第2の遅延回路は、メモリ電源領域ダミーライトクロックに前記メモリクロック信号をレベルシフトするように構成された第2のレベルシフタを含み、前記第2の遅延回路は、さらに、前記第2の出力信号に前記ダミーライトクロックを遅延させるように構成されたメモリ電源領域部分を含む、
    前記シミュレートされたローデコーディング期間と前記シミュレートされたカラムデコーディング期間の両方の完了に応答して論理出力信号をアサートするために前記第1の出力信号と前記第2の出力信号を処理するように構成された論理回路と
    を備える回路。
  2. メモリ電源領域ワード線と、
    前記メモリクロック信号のエッジに応答して前記メモリ電源供給電圧へ前記ワード線をアサートするように構成されたワード線開発経路と、ここにおいて、前記ワード線電圧の前記アサーションと前記メモリクロック信号の前記エッジの間の遅延は、ローデコーディング期間に等しい、及びここにおいて、前記第1の遅延回路が、前記シミュレートされたローデコーディング期間が、前記ローデコーディング期間に実質的に等しいように構成される、請求項1に記載の回路。
  3. 前記ワード線開発経路は、第1の長さを有するローデコーディングバスを含み、及びここにおいて、前記第1の遅延回路は、前記第1の長さに実質的に等しい第2の長さを有するダミーローデコーディングバスを含む、請求項2に記載の回路。
  4. 前記ダミーローデコーディングバスは、折り畳まれたダミーローデコーディングバスを備える、請求項3に記載の回路。
  5. ダミーワード線と、ここにおいて、前記論理ゲートは、前記アサートされた論理出力信号で前記ダミーワード線を駆動するように構成され、
    前記ダミーワード線のアサーションに応答して放電されるように構成されたダミービット線と
    をさらに備える、請求項1に記載の回路。
  6. 前記ダミービット線の前記放電の後で、シミュレートされたライト動作の完了に応答してレディ出力信号をアサートするように構成された第3の遅延回路と、ここにおいて、前記シミュレートされたライト動作期間は、メモリビットセルのためのライト動作期間に実質的に等しい、をさらに備える、請求項5に記載の回路。
  7. 前記ダミービット線とグラウンドの間に結合された複数の選択可能な脚と、ここにおいて、各選択可能な脚は、対応する同調信号によって伝導するように制御される、請求項5に記載の回路。
  8. メモリ電源領域ビット線と、
    ビットセルに書き込まれるべきデータ信号に応答して、及び、前記メモリクロック信号のエッジに応答して、前記ビット線を放電するように構成されたビット線開発経路と、ここにおいて、前記ビット線の前記放電と前記メモリクロック信号の前記エッジとの間の遅延は、カラムデコーディング期間に等しい、及び、ここにおいて、前記第2の遅延回路は、前記シミュレートされたカラムデコーディング期間が、前記カラムデコーディング期間の少なくとも部分に等しいように構成される、請求項1に記載の回路。
  9. 前記第2の遅延回路は、少なくとも1つのメモリバンクにわたって送信遅延をモデル化するように構成された長さを有するダミービットバスを含む、請求項8に記載の回路。
  10. 前記ビット線開発経路は、ライトクロックバス伝搬遅延を有するライトクロックバスを含み、及び、ここにおいて、前記第2の遅延回路は、前記シミュレートされたカラムデコーディング期間が、前記カラムデコーディング期間引く前記ライトクロックバス伝搬遅延に実質的に等しいように、構成される、請求項8に記載の回路。
  11. 前記ダミーワード線及び前記ダミービット線の間に結合されたインバータをさらに備え、ここにおいて、前記インバータは、前記ダミーワード線のアサーションに応答して前記ダミービット線を放電するように構成される、請求項7に記載の回路。
  12. 前記ダミービットバスは、メタルレイヤ内に対応する配線を備える、請求項9に記載の回路。
  13. 前記ダミービットバスは、折り畳まれたダミービットバスを備える、請求項9に記載の回路。
  14. 論理電源供給電圧によって電力供給された論理電源領域内の第1の遅延経路を使用して、メモリにおけるライト動作のためのローデコーディング期間をシミュレートすることと、
    前記論理電源供給電圧とは異なるメモリ電源供給電圧によって電力供給されたメモリ電源領域内の第2の遅延経路を使用して、前記メモリのためのカラムデコーディング期間の部分をシミュレートすることと、
    前記シミュレートされたローデコーディング期間及び前記シミュレートされたカラムデコーディング期間部分の両方が完了すると、前記メモリのためのワード線開発遅延をモデル化するためにワード線充電期間をシミュレートすることと
    を備える、方法。
  15. ビットセル書き込み期間をシミュレートすることと、
    前記ビットセル書き込み期間及び前記ワード線充電期間が完了すると、前記メモリ電源供給電圧へビット線を充電し、ワード線を放電することと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記シミュレートされたローデコーディング期間は、前記ローデコーディング期間及び前記ワード線充電期間の間の差に実質的に等しい、請求項14に記載の方法。
  17. 第1のメモリ電源領域信号に前記第1の遅延線の出力信号をレベルシフトすることと、
    第3のメモリ電源領域信号を生じさせるために、前記第2の遅延経路を駆動する第2のメモリ電源領域信号に前記メモリクロック信号をレベルシフトすることと
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  18. 前記シミュレートされたローデコーディング期間及び前記シミュレートされたカラムデコーディング期間部分の前記完了を決定するために論理ゲートを介して前記第1のメモリ電源領域信号及び前記第3のメモリ電源領域信号を処理することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
  19. 論理電源領域内の第1の遅延経路を使用してメモリ内のライト動作のためのシミュレートされたローデコーディング期間が完了すると、第1の出力信号をアサートするための手段と、
    メモリ電源領域内の第2の遅延経路を使用して前記ライト動作のためのシミュレートされたカラムデコーディング期間が完了すると、第2の出力信号をアサートするための手段と、
    前記第2の出力信号の前記アサーション及び前記第1の出力信号の前記アサーションに応答して論理出力信号をアサートするように構成された論理回路と
    を備える、回路。
  20. 前記論理出力信号の前記アサートに応答して充電されるように構成されたダミーワード線をさらに備える、請求項19に記載の回路。
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